JP3140920B2 - 一般ごみ焼却灰の処理方法 - Google Patents
一般ごみ焼却灰の処理方法Info
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般ごみを焼却した後
に残る焼却灰を処理する方法に係り、特に該焼却灰を有
効に利用すべく処理する方法に係る。
に残る焼却灰を処理する方法に係り、特に該焼却灰を有
効に利用すべく処理する方法に係る。
【0002】
【従来の技術】ごみ処理場に於ては一般ごみの大部分を
占める再利用できないごみは体積を減小させるべく焼却
されており、後に残る焼却灰は多くの場合そのまま焼却
灰投棄場に投棄され或いは埋立て地の造成に利用されて
いる。かかる一般ごみ焼却灰の投棄は当然環境破壊をも
たらし、又かかる一般ごみ焼却灰が埋立て地の造成に利
用される場合にも、一般ごみ焼却灰中には内部に多くの
空隙を残した粗大な灰構成部分が含まれているので、か
かる一般ごみ焼却灰により造成された土地は安定度が悪
く、その用途が大きく限られるという問題がある。また
投棄或いは埋立ての何れの場合にも、一般ごみ焼却灰中
にはカドミウム、シアン、有機リン、鉛、六価クロム、
砒素、水銀、PCB等の有害物質がかなりの量含まれて
おり、それらが地下水中に溶け出すことによる環境汚染
の問題もある。
占める再利用できないごみは体積を減小させるべく焼却
されており、後に残る焼却灰は多くの場合そのまま焼却
灰投棄場に投棄され或いは埋立て地の造成に利用されて
いる。かかる一般ごみ焼却灰の投棄は当然環境破壊をも
たらし、又かかる一般ごみ焼却灰が埋立て地の造成に利
用される場合にも、一般ごみ焼却灰中には内部に多くの
空隙を残した粗大な灰構成部分が含まれているので、か
かる一般ごみ焼却灰により造成された土地は安定度が悪
く、その用途が大きく限られるという問題がある。また
投棄或いは埋立ての何れの場合にも、一般ごみ焼却灰中
にはカドミウム、シアン、有機リン、鉛、六価クロム、
砒素、水銀、PCB等の有害物質がかなりの量含まれて
おり、それらが地下水中に溶け出すことによる環境汚染
の問題もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、一般ごみ焼
却灰がそのまま投棄され或いは埋立て地の造成に利用さ
れることに於ける上記の問題に対処し、一般ごみ焼却灰
による環境破壊或いは環境汚染を無くすだけでなく、更
に進んで積極的に一般ごみ焼却灰の有効利用を計ること
を課題としている。
却灰がそのまま投棄され或いは埋立て地の造成に利用さ
れることに於ける上記の問題に対処し、一般ごみ焼却灰
による環境破壊或いは環境汚染を無くすだけでなく、更
に進んで積極的に一般ごみ焼却灰の有効利用を計ること
を課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決すべ
く、本願は、一般ごみ焼却灰を塊粒の粗大度に応じて粗
大度が高い方の粗灰と粗大度が低い方の細灰との少なく
とも二種類に選別し、前記粗灰については、これにセメ
ントとアルカリ剤と水とを加えて混練し、高圧にて圧縮
成形してブロックとし、前記細灰については、これを更
に粉砕し且乾燥させ、得られた粉末にセメントとアルカ
リ剤とを混合し、使用時に水練りされることによりセメ
ント状に固化する粉末材とすることを特徴とする一般ご
み焼却灰の処理方法を提案するものである。
く、本願は、一般ごみ焼却灰を塊粒の粗大度に応じて粗
大度が高い方の粗灰と粗大度が低い方の細灰との少なく
とも二種類に選別し、前記粗灰については、これにセメ
ントとアルカリ剤と水とを加えて混練し、高圧にて圧縮
成形してブロックとし、前記細灰については、これを更
に粉砕し且乾燥させ、得られた粉末にセメントとアルカ
リ剤とを混合し、使用時に水練りされることによりセメ
ント状に固化する粉末材とすることを特徴とする一般ご
み焼却灰の処理方法を提案するものである。
【0005】
【発明の作用及び効果】上記の如く一般ごみ焼却灰を塊
粒の粗大度に応じて粗大度が高い方の粗灰と粗大度が低
い方の細灰との少なくとも二種類に選別し、前記粗灰に
ついては、これにセメントとアルカリ剤と水とを加えて
混練し、高圧にて圧縮成形してブロックとすることによ
り、粗大度が高く内部に多くの空隙を残す灰構成部分
は、アミン類、フミン酸等のセメントの固化を妨げる成
分がアルカリ剤にて中和されつつ水練りされたセメント
と共に押し固められ、その内部に残された空隙の一部が
セメントによって置換されることによってセメントとの
より均一な混合を達成しつつ、空隙内に残る空気を放出
し、セメントと一体になった高密度のブロックに形成さ
れ、セメントがその固化を妨げられることなく固化した
後、高密度で且強度の高い安定した土建用ブロック材と
して再生される。
粒の粗大度に応じて粗大度が高い方の粗灰と粗大度が低
い方の細灰との少なくとも二種類に選別し、前記粗灰に
ついては、これにセメントとアルカリ剤と水とを加えて
混練し、高圧にて圧縮成形してブロックとすることによ
り、粗大度が高く内部に多くの空隙を残す灰構成部分
は、アミン類、フミン酸等のセメントの固化を妨げる成
分がアルカリ剤にて中和されつつ水練りされたセメント
と共に押し固められ、その内部に残された空隙の一部が
セメントによって置換されることによってセメントとの
より均一な混合を達成しつつ、空隙内に残る空気を放出
し、セメントと一体になった高密度のブロックに形成さ
れ、セメントがその固化を妨げられることなく固化した
後、高密度で且強度の高い安定した土建用ブロック材と
して再生される。
【0006】かくして一般ごみ焼却灰中の燃え残り木片
等比較的有機質を多く含む粗い灰構成部分は、それらが
たとえそのままの形にて含まれていても差支えないブロ
ック材に再生され、また灰中に含まれている有害物質も
確実に固化したセメントによって押し包まれた状態に保
持されるので、かかるブロック材が雨に曝されてもまた
河川の水際工事に使用されても、内部より有害物質が滲
み出す虞れはない。
等比較的有機質を多く含む粗い灰構成部分は、それらが
たとえそのままの形にて含まれていても差支えないブロ
ック材に再生され、また灰中に含まれている有害物質も
確実に固化したセメントによって押し包まれた状態に保
持されるので、かかるブロック材が雨に曝されてもまた
河川の水際工事に使用されても、内部より有害物質が滲
み出す虞れはない。
【0007】一方、粗大度の高い前記粗灰より選別され
た粗大度の低い細灰は、良質の無機質を比較的多く含ん
でおり、また粉砕機にかけられることにより更に細粒化
が容易なものであり、これを更に粉砕し且乾燥させれ
ば、水練りによりセメント状に固化する粉末が得られ
る。そこでかかる細灰を粉砕し且乾燥させた粉末に適度
のセメントとアルカリ剤とを混合し、粉末材料としてお
けば、セメントとほぼ同等の材料として使用することが
できる。この場合、適量のセメントと共にアルカリ剤が
混合されることにより、粉末が水練りされ、灰の無機質
成分が加水分解してアルカリイオンが生じたとき、該ア
ルカリイオンがセメントにより先取りされることによっ
て灰の無機質成分の水和反応による固化が妨げられよう
とすることに対し、上記のアルカリ剤がアルカリイオン
を補うので、灰の無機質成分の良好な固化が達成され、
純粋なセメントにさほど劣らない再生セメント材が得ら
れる。またアルカリ剤により生ずる複塩によって灰中に
含まれる有害物質中の重金属が固定されるので、かかる
粉末をセメント材として形成固化された物体よりカドミ
ウム、鉛、水銀等の有害物質が漏出することが阻止さ
れ、かくして一般ごみ焼却灰中の無機質を多く含む細粒
の灰構成部分を無害の有効な土建材料として再利用する
ことができる。
た粗大度の低い細灰は、良質の無機質を比較的多く含ん
でおり、また粉砕機にかけられることにより更に細粒化
が容易なものであり、これを更に粉砕し且乾燥させれ
ば、水練りによりセメント状に固化する粉末が得られ
る。そこでかかる細灰を粉砕し且乾燥させた粉末に適度
のセメントとアルカリ剤とを混合し、粉末材料としてお
けば、セメントとほぼ同等の材料として使用することが
できる。この場合、適量のセメントと共にアルカリ剤が
混合されることにより、粉末が水練りされ、灰の無機質
成分が加水分解してアルカリイオンが生じたとき、該ア
ルカリイオンがセメントにより先取りされることによっ
て灰の無機質成分の水和反応による固化が妨げられよう
とすることに対し、上記のアルカリ剤がアルカリイオン
を補うので、灰の無機質成分の良好な固化が達成され、
純粋なセメントにさほど劣らない再生セメント材が得ら
れる。またアルカリ剤により生ずる複塩によって灰中に
含まれる有害物質中の重金属が固定されるので、かかる
粉末をセメント材として形成固化された物体よりカドミ
ウム、鉛、水銀等の有害物質が漏出することが阻止さ
れ、かくして一般ごみ焼却灰中の無機質を多く含む細粒
の灰構成部分を無害の有効な土建材料として再利用する
ことができる。
【0008】一般ごみ焼却灰を前記の粗灰と細灰とに分
ける粗大度の境界値は、篩の目の大きさにして約15m
m程度であるのが好ましい。
ける粗大度の境界値は、篩の目の大きさにして約15m
m程度であるのが好ましい。
【0009】前記粗灰に加えられるアルカリ剤は、炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア等の比較的強い
アルカリ剤であるのが好ましく、また前記細灰に混合さ
れるアルカリ剤は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩
化マグネシウム、塩化カルシウム等の比較的弱いアルカ
リ剤であるのが好ましい。
ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア等の比較的強い
アルカリ剤であるのが好ましく、また前記細灰に混合さ
れるアルカリ剤は、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩
化マグネシウム、塩化カルシウム等の比較的弱いアルカ
リ剤であるのが好ましい。
【0010】前記粗灰には、更にホウ素が添加されてよ
く、これによっての混練物をガラス化する効果が得られ
る。
く、これによっての混練物をガラス化する効果が得られ
る。
【0011】
【実施例】添付の図1及び2は、本発明による一般ごみ
焼却灰の処理方法を実施する工程の一つの実施例を示す
図である。これらの図に於て、収集されて来た一般ごみ
焼却灰(以下単に灰と言う)はバンカー10に投入さ
れ、これより灰は引出しフィーダー12にて引出し流量
を調節されつつ引出され、ベルトコンベア14によって
磁選機16を通って導かれ、灰中に含まれる鉄くずがこ
こで磁選機により灰中から除去される。次いで灰は振動
篩機18に投入され、約15mmの篩の目を通過しない
粗大度の高い方の粗灰と篩の目を通過する粗大度の低い
方の細灰とに分けられる。篩機18よりベルトコンベア
20にて取出された粗大度の高い方の粗灰は適宜貯溜場
に錐形の山22の如くに貯溜された後、適宜シャベルに
てホッパ24へ送入され、これより搬送コンベア26に
て計量されつつミキサ28へ供給される。ミキサ28に
はサイロ30よりセメント計量器32を経て計量された
セメントが投入され、またタンク34よりポンプ36を
経て炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア等のア
ルカリ剤の水溶液又はそれに更にホウ酸を加えた水溶液
が計量された量にて供給される。ミキサ28に於てはこ
れらの計量された粗灰とセメントとアルカリ剤又はそれ
とホウ酸とが水と共に撹拌により混練され、生成された
混練物はこれよりコンベア38によりプレス40へ供給
され、ここでブロックに圧縮成形される。圧縮成形され
たブロックは7日間程度大気中にて乾燥され且養生され
る。その後好ましくはブロックの外面に生コンクリート
の外装被覆が施され、土建用ブロックとされる。
焼却灰の処理方法を実施する工程の一つの実施例を示す
図である。これらの図に於て、収集されて来た一般ごみ
焼却灰(以下単に灰と言う)はバンカー10に投入さ
れ、これより灰は引出しフィーダー12にて引出し流量
を調節されつつ引出され、ベルトコンベア14によって
磁選機16を通って導かれ、灰中に含まれる鉄くずがこ
こで磁選機により灰中から除去される。次いで灰は振動
篩機18に投入され、約15mmの篩の目を通過しない
粗大度の高い方の粗灰と篩の目を通過する粗大度の低い
方の細灰とに分けられる。篩機18よりベルトコンベア
20にて取出された粗大度の高い方の粗灰は適宜貯溜場
に錐形の山22の如くに貯溜された後、適宜シャベルに
てホッパ24へ送入され、これより搬送コンベア26に
て計量されつつミキサ28へ供給される。ミキサ28に
はサイロ30よりセメント計量器32を経て計量された
セメントが投入され、またタンク34よりポンプ36を
経て炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、アンモニア等のア
ルカリ剤の水溶液又はそれに更にホウ酸を加えた水溶液
が計量された量にて供給される。ミキサ28に於てはこ
れらの計量された粗灰とセメントとアルカリ剤又はそれ
とホウ酸とが水と共に撹拌により混練され、生成された
混練物はこれよりコンベア38によりプレス40へ供給
され、ここでブロックに圧縮成形される。圧縮成形され
たブロックは7日間程度大気中にて乾燥され且養生され
る。その後好ましくはブロックの外面に生コンクリート
の外装被覆が施され、土建用ブロックとされる。
【0012】振動篩機18にて篩の目を通過した灰中の
細灰はホッパ42よりベルトコンベア44によってロー
タリキルン46内へ導入される。ロータリキルン46内
にて乾燥された灰は更にベルトコンベア48及びバケッ
トコンベア50を経て移送されつつ冷却された後ホッパ
52へ導入され、これよりフィーダ54によってローラ
ミル56へ導入され、ここで更に粉砕され微粒化され
る。ローラミル56内にて粉砕された灰は、サイクロン
58によりセメント材に適さない軽質分を除去された
後、フィーダ60によりホッパ62へ導かれ、これより
更にフィーダ64にて灰計量装置66へ供給され、これ
より計量されつつ混合器68へ導入される。混合器68
にはサイロ70よりフィーダ72及びセメント計量装置
74を経て計量されたセメントが供給され、またサイロ
76より粉体状の塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
マグネシウム、塩化カルシウム等のアルカリ剤がアルカ
リ剤計量装置78を経て計量されつつ供給される。かく
して混合装置68内にて灰の粉末とセメントとアルカリ
剤粉末とが撹拌混合され、水練りによってセメントと同
様に固化する粉末材が仕上げられる。
細灰はホッパ42よりベルトコンベア44によってロー
タリキルン46内へ導入される。ロータリキルン46内
にて乾燥された灰は更にベルトコンベア48及びバケッ
トコンベア50を経て移送されつつ冷却された後ホッパ
52へ導入され、これよりフィーダ54によってローラ
ミル56へ導入され、ここで更に粉砕され微粒化され
る。ローラミル56内にて粉砕された灰は、サイクロン
58によりセメント材に適さない軽質分を除去された
後、フィーダ60によりホッパ62へ導かれ、これより
更にフィーダ64にて灰計量装置66へ供給され、これ
より計量されつつ混合器68へ導入される。混合器68
にはサイロ70よりフィーダ72及びセメント計量装置
74を経て計量されたセメントが供給され、またサイロ
76より粉体状の塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化
マグネシウム、塩化カルシウム等のアルカリ剤がアルカ
リ剤計量装置78を経て計量されつつ供給される。かく
して混合装置68内にて灰の粉末とセメントとアルカリ
剤粉末とが撹拌混合され、水練りによってセメントと同
様に固化する粉末材が仕上げられる。
【0013】以下に本発明の具体的な実施例を示す。 実施例 一般ごみ焼却灰より15mmの篩目にて選別された粗灰
約1立方メートルと、セメント200キログラムと、重
量%にて炭酸ナトリウム7.3%、炭酸カリウム4.8
%、アンモニア2.3%、ホウ酸1.3%を含む水溶液
18リットルとを混練し、この混練物を5等分し、各々
より100トンプレスによる圧縮成形にて10cm×1
0cm×20cmの直方体ブロックを形成した。(圧縮
率約1/100)これらのブロックは外気中での自然乾
燥により充分乾燥された後、緻密で強固なブロックとな
った。これらのブロックについて、それを10cm×1
0cmの両端面間に圧縮する耐圧試験を行ったところ、
耐圧強度は約28トンであった。
約1立方メートルと、セメント200キログラムと、重
量%にて炭酸ナトリウム7.3%、炭酸カリウム4.8
%、アンモニア2.3%、ホウ酸1.3%を含む水溶液
18リットルとを混練し、この混練物を5等分し、各々
より100トンプレスによる圧縮成形にて10cm×1
0cm×20cmの直方体ブロックを形成した。(圧縮
率約1/100)これらのブロックは外気中での自然乾
燥により充分乾燥された後、緻密で強固なブロックとな
った。これらのブロックについて、それを10cm×1
0cmの両端面間に圧縮する耐圧試験を行ったところ、
耐圧強度は約28トンであった。
【0014】一方、15mmの篩目を通過した細灰につ
いて、これを更に細かく粉砕し且乾燥させて粉末状と
し、これをセメントと、塩化ナトリウム20%、塩化カ
リウム31%、塩化マグネシウム20%、塩化カルシウ
ム15%、塩化第二鉄7%、クエン酸7%を含む粉末と
共に、重量%にてそれぞれ82%、16.6%、1.4
%の割合で混ぜ合せた粉末を作り、これをコンクリート
と同様に水練りし、10cm×17cm×5cmの試験
片を作成した。この試験片についてJIS規格K010
2,S46環告第59号付表3による溶出試験を行っ
た。この実施例に使用した一般ごみ焼却灰に於ける有害
物質の含有量は、カドミウム31mg/kg、シアン1
mg/kg未満、鉛2200mg/kg、六価クロム1
mg/kg未満、砒素13mg/kg、全水銀2.2m
g/kgであったのに対し、溶出試験の結果、カドミウ
ム0.05mg/l未満、鉛0.5mg/l未満、砒素
0.05mg/l未満、全水銀0.0005mg/l未
満が検出された。シアン及び六価クロムは検出されなか
った。これらの溶出試験の結果は、何れの成分について
も安全性に関する判定基準値以下である。
いて、これを更に細かく粉砕し且乾燥させて粉末状と
し、これをセメントと、塩化ナトリウム20%、塩化カ
リウム31%、塩化マグネシウム20%、塩化カルシウ
ム15%、塩化第二鉄7%、クエン酸7%を含む粉末と
共に、重量%にてそれぞれ82%、16.6%、1.4
%の割合で混ぜ合せた粉末を作り、これをコンクリート
と同様に水練りし、10cm×17cm×5cmの試験
片を作成した。この試験片についてJIS規格K010
2,S46環告第59号付表3による溶出試験を行っ
た。この実施例に使用した一般ごみ焼却灰に於ける有害
物質の含有量は、カドミウム31mg/kg、シアン1
mg/kg未満、鉛2200mg/kg、六価クロム1
mg/kg未満、砒素13mg/kg、全水銀2.2m
g/kgであったのに対し、溶出試験の結果、カドミウ
ム0.05mg/l未満、鉛0.5mg/l未満、砒素
0.05mg/l未満、全水銀0.0005mg/l未
満が検出された。シアン及び六価クロムは検出されなか
った。これらの溶出試験の結果は、何れの成分について
も安全性に関する判定基準値以下である。
【0015】かくして本発明によれば、一般ごみ焼却灰
をそのまま投棄し或いは埋立てに使用することに代え
て、それを先ず塊粒の大きさによって比較的粗い粗灰と
比較的細かい細灰との少なくとも二種類に選別し、粗灰
についてはそれにセメントとアルカリ剤を混ぜ水練りし
且圧縮してブロックに成形し、細灰についてはそれを更
に粉砕し且乾燥させて粉末とし、これにセメントとアル
カリ剤を混ぜて再生セメントとして使用することによ
り、選別された各灰構成部分のそれぞれの特徴をよりよ
く生かした一般ごみ焼却灰のより有効な再利用が達成さ
れる。
をそのまま投棄し或いは埋立てに使用することに代え
て、それを先ず塊粒の大きさによって比較的粗い粗灰と
比較的細かい細灰との少なくとも二種類に選別し、粗灰
についてはそれにセメントとアルカリ剤を混ぜ水練りし
且圧縮してブロックに成形し、細灰についてはそれを更
に粉砕し且乾燥させて粉末とし、これにセメントとアル
カリ剤を混ぜて再生セメントとして使用することによ
り、選別された各灰構成部分のそれぞれの特徴をよりよ
く生かした一般ごみ焼却灰のより有効な再利用が達成さ
れる。
【0016】以上に於ては本発明を一つの実施例につい
て詳細に説明したが、本発明がかかる実施例にのみ限ら
れるものではなく、本発明の範囲内にて他に種々の修正
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
て詳細に説明したが、本発明がかかる実施例にのみ限ら
れるものではなく、本発明の範囲内にて他に種々の修正
が可能であることは当業者にとって明らかであろう。
【図1】本発明による一般ごみ焼却灰の処理方法を実施
する一連の工程の一つの実施例を示す概略図。
する一連の工程の一つの実施例を示す概略図。
10…バンカー 12…フィーダ 14…ベルトコンベア 16…磁選機 18…篩機 20…ベルトコンベア 22…錐形の粗灰の山 24…ホッパ 26…搬送コンベア 28…ミキサ 30…サイロ 32…セメント計量器 34…タンク 36…ポンプ 38…コンベア 40…プレス 42…ホッパ 44…コンベア 46…ロータリキルン 48…ベルトコンベア 50…バケットコンベア 52…ホッパ 54…フィーダ 56…ローラミル 58…サイクロン 60…フィーダ 62…ホッパ 64…フィーダ 66…灰計量装置 68…混合器 70…サイロ 72…フィーダ 74…セメント計量装置 76…サイロ 78…アルカリ剤計量装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B09B 3/00 C04B 18/10
Claims (5)
- 【請求項1】一般ごみ焼却灰を塊粒の粗大度に応じて粗
大度が高い方の粗灰と粗大度が低い方の細灰との少なく
とも二種類に選別し、 前記粗灰については、これにセメントとアルカリ剤と水
とを加えて混練し、高圧にて圧縮成形してブロックと
し、 前記細灰については、これを更に粉砕し且乾燥させ、得
られた粉末にセメントとアルカリ剤とを混合し、使用時
に水練りされることによりセメント状に固化する粉末材
とすることを特徴とする一般ごみ焼却灰の処理方法。 - 【請求項2】請求項1による一般ごみ焼却灰の処理方法
にして、一般ごみ焼却灰を前記粗灰と細灰とに分ける粗
大度の境界値は篩の目の大きさにして実質的に15mm
であることを特徴とする処理方法。 - 【請求項3】請求項1又は2による一般ごみ焼却灰の処
理方法にして、前記粗灰に加えられるアルカリ剤は炭酸
ナトリウム、炭酸カリウム及びアンモニアよりなる群か
ら選択されることを特徴とする処理方法。 - 【請求項4】請求項1又は2による一般ごみ焼却灰の処
理方法にして、前記細灰に混合されるアルカリ剤は塩化
ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム及び塩化
カルシウムよりなる群から選択されることを特徴とする
処理方法。 - 【請求項5】請求項1〜4の何れかによる一般ごみ焼却
灰の処理方法にして、前記粗灰に更にホウ素が添加され
ることを特徴とする処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22864594A JP3140920B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 一般ごみ焼却灰の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22864594A JP3140920B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 一般ごみ焼却灰の処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0866670A JPH0866670A (ja) | 1996-03-12 |
| JP3140920B2 true JP3140920B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=16879590
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22864594A Expired - Fee Related JP3140920B2 (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 一般ごみ焼却灰の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3140920B2 (ja) |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP22864594A patent/JP3140920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0866670A (ja) | 1996-03-12 |
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