JP3140922U - 携帯用灰皿 - Google Patents

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Abstract

【課題】手を汚さず簡単に吸殻や灰を廃棄できる携帯灰皿を提供する。
【解決手段】灰皿本体に、波型の線条体から構成された金網を回動自在に取り付けることで、吸いかけのたばこを仮置きでき、灰皿本体を逆さにして金網を回動させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、たばこの吸殻や灰を、手を汚さずに簡単に捨てることができる携帯用灰皿に関するものである。
従来の灰皿では、たばこの火を消すために容器に水をはって使用することが多く、これでは吸殻が溜まると見栄えが悪く、悪臭も漂い、吸殻を処理するときも手が汚れるなど不便であった。この問題を解決するために、特開2005−270079号が提案されている。
しかし特開2005−270079号で開示されている消火蓋付き分別式灰皿では、吸殻を灰皿に捨てるために蓋を開けて容器に投入したり、灰を灰皿から捨てるために、金網をはずして中皿を取り出すことや、灰皿に捨てられた吸殻を処分するために引き出しを開けるなど、吸殻の処理の面で手間がかかる。また、吸いかけのたばこを灰皿の上に安全に保持する機能を備えていないので、喫煙者は常にたばこを持っていなければならないという煩わしさがある。本考案は上記の欠点を解決するためになされたものである。
本考案に係る携帯用灰皿では、波型の線条体から構成された金網に回動軸を一体に取り付けて容器の内側に回動自在に取り付け、この金網が必要以上に下方に回動しないように支持する支持体とを備えている。
本考案では、吸殻を金網の網目から容器内に捨ててもよいし、吸殻が金網上にたまっていても、容器を軽く振れば、金網上の吸殻は容器と金網の間に設けた隙間を通って容器の底に落下する。また、吸いかけのたばこを容器の縁に仮置きすることができる。仮置きしたたばこが燃焼しきると、フィルターはそのまま金網上に落ちる。容器内の灰は風が吹いても飛散せず、環境によい。喫煙を途中で終了したいときには、火種の部分を金網で擦れば、金網が波型なので簡単に火種のみが落ち、ふたたび喫煙したいときにも火をつけることができ、経済的である。金網は波型の線条体で構成されているので、強度の点からも具合がよい。容器にたまった吸殻や灰をゴミ箱などに捨てるときは、容器を逆さにすれば、金網が自然と回動して吸殻や灰が落ちるので、手を汚さずにすむ。さらに、蓋を蝶番などの連結手段で開閉自在に取り付ければ、吸殻に火種が残っていても蓋で密閉状態にして消火でき、煙や臭いが周囲に漂わない。また、蓋は容器と一体になっているので、紛失することはない。容器の側面や底面にマジックテープ(商標)や両面テープなどを貼ったり、金属製物品に磁石を貼り付けておけば、スチールデスクや冷蔵庫などにも設置できる。構造がシンプルなので製造コストも安価ですみ、容器に広告などを印刷して販促品としても利用できる。
以下、本考案の実施の形態を、図を参照にして説明する。
図1において、容器1はブリキやアルミやステンレスなどでできた金属製の灰皿本体であり、金網2が回動自在になるならば三角柱などの形状でもよく、その形状は問わない。また携帯できる大きさならその寸法も問わない。容器1の厚みは、たばこを仮置きした状態のままのときにたばこが燃焼し続け、たばこが容器1の上縁に乗って外側に落ちにくくするために、たばこを上縁に乗せても安定せず、落ちる厚みであるのがよい。なお、容器1は不燃性の材質であれば、メラミンやユリアなどの不燃性硬化樹脂でもかまわない。
金網2は吸殻を投入できる大きさ、すなわちたばこの直径よりも大きな寸法の網目を構成しており、網目の寸法は、たばこを仮置きしたときに、たばこが落下しないような寸法であるのがよく、10mm角から15mm角がよく、好ましくは10mm角がよい。また、金網2の形状を保持するために、線条体の交差部分に耐熱性接着剤を塗布してもよい。
次に、金網2と一体に取り付けられた回動軸3の両端部を、それぞれに対応する容器1の孔に差し込み、突起部3aを折り曲げたり、先端にビーズを差し込み接着するなどして、回動軸3が抜けないように取り付ける。図1では、回動軸3は金網2を構成している線条体の一本を延長してなしているが、別途に独立した線条体を金網2に一体に取り付けてもよい。4は、金網2が必要以上に下方に回動しないように、金網2を支持する支持体である。支持体4は、たばこの長さから考えて、仮置きしたたばこが容器1の外側に落ちにくくするために、容器1の上縁から下方に20mm以上離して取り付ける。支持体4の両端部をそれぞれに対応する容器1の孔に差し込み、突起部4aを折り曲げるなどして、支持体4が抜けないように取り付ける。支持体4は直線状の線条体を利用してもかまわないし、波型の線条体を利用してもよい。
図2で示すように、一部が容器1と一体となった、少なくともひとつの突起体5をつくって、容器1と一体になった箇所で容器1の内方向に折り曲げて支持体としてもかまわない。このとき、突起体5の途中部分で折り曲げ、「く」の字型にしておけば、突起体5の先端で手を傷つけることがない。また、突起片を接着剤などで容器1に固着してもよいし、ボルトを取り付けて支持体としてもよい。なお、金網2は略水平に取り付けるが、吸殻の転がりをよくするために傾斜させて取り付けてもよい。この場合、容器1の上縁から傾斜した金網2の頂上位置までの距離は、20mm以上になるようにする。なお図3で示すように、蝶番7などの連結手段を用いて容器1に開閉自在に蓋6を取り付ければ、蓋6を閉じて密閉状態にすることで、火種のついたたばこを酸欠で消火することができる。また、持ち運ぶときも蓋6を閉じていれば、金網2の不必要な回動を防ぐために、わざわざ手で金網2を押さえる必要もなく便利である。
図4は、容器1と金網2との間にできる隙間を表す平面図であり、金網2の四辺のうち一辺方向にのみ、たばこが転がって通過できる程度の隙間をとり、他の三辺と容器1との距離は、たばこが落ちないように、たばこの直径よりも小さくする。なお、吸殻を網目からのみ容器1内に捨てる構造にする場合は、金網2の四辺と容器1との隙間は、たばこの直径より小さくしてもかまわない。図5は、図1に記載のx−xで切断した断面を表しており、たばこ8が金網2上を転がって、金網2と容器1との間にできた隙間を通過し、容器1の底に落下する状態を矢印で示している。
図6は、本考案の灰皿本体である容器1の縁にたばこ8を仮置きしている状態を示す使用例であり、図7は、本灰皿本体にたまった吸殻を廃棄している状態を示す使用例である。図7で示すように、吸殻や灰をごみ箱などに廃棄する場合、容器1を逆さにすれば、金網2が自然に回動して中の吸殻や灰が落下する。
本考案の斜視図 本考案の支持体の他の実施例を示す斜視図 本考案に蓋を取り付けた場合の斜視図 本考案の平面図 本考案でのたばこの転がり過程を示す断面図 本考案の使用例 本考案での吸殻を廃棄するときの使用例
符号の説明
1 容器
2 金網
3 回動軸
4 支持体
5 突起体
6 蓋
7 蝶番
8 たばこ
3aおよび4a 突起部

Claims (1)

  1. 上面に開口部を有する容器と、
    一体に取り付けられた回動軸によって、前記容器の内側に回動自在に取り付けられ、構成する線条体が波型を有する金網と、
    前記金網が所定の位置より下方に回動するのを防ぐために、前記金網を支持する支持体と、からなる携帯用灰皿。
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