JP3140930U - ラバースポンジ生地 - Google Patents
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Abstract
【課題】ニット生地をラミネートすることなしに、伸縮性があり、引き裂き(破れ)強度のある発泡合成ゴムシートと同様な表面が平滑なゴムシートと必要に応じて浮き出し模様のあるシートを自在に提供する。
【解決手段】伸縮性のある生地にエンボス加工を施し、または施さないでこれをラバーゴムの表面に載置して加圧、加熱して埋め込まれたラバースポンジ生地。
【選択図】図2
【解決手段】伸縮性のある生地にエンボス加工を施し、または施さないでこれをラバーゴムの表面に載置して加圧、加熱して埋め込まれたラバースポンジ生地。
【選択図】図2
Description
本考案は、ウェットスーツ、ドライスーツ若しくはセミドライスーツに用いられるラバースポンジ、特に伸縮性の布地を埋設したラバースポンジ生地に関する。
ウェットスーツ等に用いられる生地は、発泡合成ゴムシート(クロロプレン)若しくは、発泡合成ゴムシートに伸縮性のあるニット生地を裏面や表裏両面にラミネートした繊維貼りシートが使用されている。
発泡合成ゴムシートは、保温性、乾き、伸縮性などについては優れた機能を発揮するが、ウェットスーツ等の着脱の際には、発泡合成ゴムシートどうしや身体などと密着して着脱に不自由をきたし、また引き裂きや摩擦による破けには弱く耐久性に劣るところがあり、さらにミシン縫い等による縫製はできないという欠点がある。
一方、発泡合成ゴムシートにニット生地等の伸縮性のある繊維貼りのシートでは、繊維貼りによって強度を増して引き裂けや摩擦にはより強くなり、また、身体に接する内側に繊維貼りをすることによって滑りがよく着脱が容易であり、さらにミシン縫い等の縫製ができウェットスーツ等の製造や補修により利点がある。
しかしながら、繊維貼りのシートでは、発泡合成ゴムシートと生地をラミネートしているために、シートが伸縮を繰り返しているうちにゴムシート生地が剥がれるなどの耐久性に問題が生じることもある。
また繊維貼りのシートには、保水性があるため、水切りが悪く乾きが遅い欠点がある。そのため外側の繊維貼りシートでは、風に曝されると、温度が奪われ保温性に劣ることとなる。例えばサーフィン等のように、上半身を海面より上に曝している時間が長いものや、海中から陸上、船上等に上がった場合にはこの保温性では発泡合成ゴムシートに劣ることとなる。
また、発泡合成ゴムシートでは、その表面は本来平滑であって変化に乏しく、またこれまでは発泡合成ゴムシート若しくは繊維貼りのシートに凹凸の模様を施すことはあっても、凹凸模様はその凹凸が大きすぎて、水流による抵抗を受けやすいなどの欠点があった。発泡合成ゴムシートの表面の全面や必要な箇所に、水中でも抵抗を受けずに見栄えのよい模様を施すことができれば新たな需要を期待できるところである。
本考案者は、係る課題を解決するために鋭意研究をしたところ、伸縮性のある生地またはエンボス加工によって凹凸を出し、それぞれの模様を予め設けた伸縮性のある生地を発泡合成ゴムシートに埋没することで、必要に応じて表面が平滑であったりシートの表面の全面や必要な箇所に凹凸模様があるラバースポンジ生地を考案したものである。
すなわち、本考案の第1は、伸縮性のある生地を埋設したラバースポンジ生地である。
本考案の第2は、エンボス加工を施した伸縮性のある生地である本考案の第1に記載するラバースポンジ生地である。
本考案の発泡合成ゴムシートによれば、ニット生地をラミネートすることなしに、伸縮性があり、引き裂き(破れ)強度のある発泡合成ゴムシートと同様な表面が平滑なゴムシートと必要に応じて浮き出し模様のあるシートを自在に提供できる。
繊維貼りのシートのようにラミネートされたニット生地が発泡合成シートから剥がれるおそれはない。
しかも、繊維貼りシートと同様の引き裂きや摩耗に対する耐久性がありながら、保温性、乾きについては、発泡合成ゴムシートと同様の効果を発揮し、繊維貼りのシートのような繊維に水を含んで保温性や、水切りが悪く乾きに劣るといった欠点がない。
ミシン縫い等による縫製が可能である。
すなわち、外観は発泡合成ゴムシートと変わらないが、繊維貼りのシートの性質、性能を併せ持ち、さらに水の抵抗を受けない程度の凹凸による模様も自在に表現できる優れた効果を有するものである。
繊維貼りのシートのようにラミネートされたニット生地が発泡合成シートから剥がれるおそれはない。
しかも、繊維貼りシートと同様の引き裂きや摩耗に対する耐久性がありながら、保温性、乾きについては、発泡合成ゴムシートと同様の効果を発揮し、繊維貼りのシートのような繊維に水を含んで保温性や、水切りが悪く乾きに劣るといった欠点がない。
ミシン縫い等による縫製が可能である。
すなわち、外観は発泡合成ゴムシートと変わらないが、繊維貼りのシートの性質、性能を併せ持ち、さらに水の抵抗を受けない程度の凹凸による模様も自在に表現できる優れた効果を有するものである。
エンボス加工を施した伸縮性のあるジャージー生地を埋没したラバースポンジ生地である。
添付図面1にあるように、本発明に係る発泡合成ゴムシートは、発泡合成ゴムシート1の表面近くに伸縮性のあるジャージー生地3を埋没した構造からなるものである。
図面2は、図3のエンボス加工によってダイヤ型を市松模様としたジャージー生地3を発泡合成ゴムシート1に埋没したゴムシートの断面図である。
図面2は、図3のエンボス加工によってダイヤ型を市松模様としたジャージー生地3を発泡合成ゴムシート1に埋没したゴムシートの断面図である。
発泡合成ゴムシート1は、従来広く行われているクロロプレーンを用いており、その原材料の配合割合の一例を挙げると以下の通りである。
重量部(PHR)
合成ゴム ポリクロロプレン 100
補強剤 カーボンブラック 10
加硫助剤 酸化マグネシュウム 4
加硫促進剤 N,N’−ジエチルチョオウレア 0.5
加橋剤 酸化亜鉛 5
発泡剤 4,4’−オキシビス 7
充填剤 ケイ酸マグネシュウム 15
軟化剤 鉱物油 40
ファクチス 15
重量部(PHR)
合成ゴム ポリクロロプレン 100
補強剤 カーボンブラック 10
加硫助剤 酸化マグネシュウム 4
加硫促進剤 N,N’−ジエチルチョオウレア 0.5
加橋剤 酸化亜鉛 5
発泡剤 4,4’−オキシビス 7
充填剤 ケイ酸マグネシュウム 15
軟化剤 鉱物油 40
ファクチス 15
伸縮性のあるジャージー生地3は、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維をウーリー加工とした糸、スパンデックス混の糸で丸編、経編、織物等の生地を用いる。
なお、発泡ゴムシートとするためには、未加硫ゴムを加熱加圧すると、長さで2倍、面積で4倍の大きさに膨張することと、一定の温度下で加熱される。したがって、ジャージー生地は、これらの膨張および加熱によっても、なおその伸縮性、耐久性を失わない程度の性質の素材でなければならない。したがって、以上のナイロン、ポリエステル等のジャージー生地のみならず、他の合成繊維及び天然繊維によるものであっても、以上の性質、強度、伸縮性を持つ生地であればよい。糸の太さ、厚みは使用の目的によって、適時選択可能である。
ジャージー生地にエンボス加工を施す方法は、通常行われている加工方法による。
すなわち、ジャージ生地などの伸縮性のある布地を弾性のあるロールと型を彫った金属製の加熱ロールの間に挟み込んで模様を浮き出せる方法でも、ウレタン系のフィルムに凹凸を予め設けたものを伸縮性のある生地にローラー等で加熱圧着して、浮き出し模様とする方法等でも良い。図3では、既述のとおり、ダイヤ型に浮き出した凸状の市松模様としているが、これを凹状の模様としたり、他の浮きだし模様は自由に選択できる。
すなわち、ジャージ生地などの伸縮性のある布地を弾性のあるロールと型を彫った金属製の加熱ロールの間に挟み込んで模様を浮き出せる方法でも、ウレタン系のフィルムに凹凸を予め設けたものを伸縮性のある生地にローラー等で加熱圧着して、浮き出し模様とする方法等でも良い。図3では、既述のとおり、ダイヤ型に浮き出した凸状の市松模様としているが、これを凹状の模様としたり、他の浮きだし模様は自由に選択できる。
本考案に係るジャージー生地を埋没したラバースポンジ生地の製造工程は以下の通りである。
通常行われている発泡合成ゴムシートの製造方法の場合と同様に、未加硫ゴムは2段階、若しくは必要に応じて3段階で加圧加熱して発泡させるものであるが、実施例では以下の条件のもとで製造をした。
まず、未加硫ゴムの生地の状態にあるコンパウンドシートの仕込み重量13.3Kgを最終目標寸法の2分の1として、これにジャージー布地をコンパウンドシート上にテンションを掛けずに載置する。
これを1次プレスの金型に充填して140°Cを最適温度として130°C〜150°Cの加熱で、150Kgf/cm2を最適圧力として140〜160Kgf/cm2の圧力の条件で13分間を目安としてプレスする。
次いで、2次プレスの金型に挿入して167°Cを最適温度として160°C〜180°Cで加熱、150Kgf/cm2を最適プレス圧として150〜200Kgf/cm2の条件下で13分間を目安として再度プレスする。
通常行われている発泡合成ゴムシートの製造方法の場合と同様に、未加硫ゴムは2段階、若しくは必要に応じて3段階で加圧加熱して発泡させるものであるが、実施例では以下の条件のもとで製造をした。
まず、未加硫ゴムの生地の状態にあるコンパウンドシートの仕込み重量13.3Kgを最終目標寸法の2分の1として、これにジャージー布地をコンパウンドシート上にテンションを掛けずに載置する。
これを1次プレスの金型に充填して140°Cを最適温度として130°C〜150°Cの加熱で、150Kgf/cm2を最適圧力として140〜160Kgf/cm2の圧力の条件で13分間を目安としてプレスする。
次いで、2次プレスの金型に挿入して167°Cを最適温度として160°C〜180°Cで加熱、150Kgf/cm2を最適プレス圧として150〜200Kgf/cm2の条件下で13分間を目安として再度プレスする。
未加硫ゴムを加圧加熱する工程において、ラバーはジャージー生地3の隙間に浸透して、表面にゴム被膜2が形成され、図1及び図2の通りジャージー生地3は発泡性合成ゴムシート1の表面近くのラバーの中に沈下するとともに、ラバーはスポンジとなる。凸状にエンボス加工をされたジャージー生地3の浮き出し模様部分5は、ラバー表面に凸状となり、ラバー表面の浮き出し模様4としてラバー表面を装飾することとなる。
無論、凹状のエンボス加工を施したジャージー生地によれば、ラバー表面は凹状の模様となる。
無論、凹状のエンボス加工を施したジャージー生地によれば、ラバー表面は凹状の模様となる。
薄いジャージー生地を埋設することによって、水の抵抗を生じる恐れのない程度の凹凸それぞれの模様を発泡合成ゴムシートの表面の全面や必要な箇所に設けることができる。
1・・・発泡性合成ゴムシート
2・・・発泡性合成ゴムシートの表面
3・・・ジャージー生地
4・・・凸模様
5・・・ジャージー生地のエンボス加工によるダイヤ型模様
2・・・発泡性合成ゴムシートの表面
3・・・ジャージー生地
4・・・凸模様
5・・・ジャージー生地のエンボス加工によるダイヤ型模様
Claims (2)
- 伸縮性のある生地を埋設したラバースポンジ生地
- エンボス加工を施した伸縮性のある生地である請求項1に記載されたラバースポンジ生地
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008000310U JP3140930U (ja) | 2008-01-24 | 2008-01-24 | ラバースポンジ生地 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008000310U JP3140930U (ja) | 2008-01-24 | 2008-01-24 | ラバースポンジ生地 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3140930U true JP3140930U (ja) | 2008-04-17 |
Family
ID=43291024
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008000310U Expired - Lifetime JP3140930U (ja) | 2008-01-24 | 2008-01-24 | ラバースポンジ生地 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3140930U (ja) |
-
2008
- 2008-01-24 JP JP2008000310U patent/JP3140930U/ja not_active Expired - Lifetime
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