JP3141009B2 - コンクリート製ボックス - Google Patents
コンクリート製ボックスInfo
- Publication number
- JP3141009B2 JP3141009B2 JP11003121A JP312199A JP3141009B2 JP 3141009 B2 JP3141009 B2 JP 3141009B2 JP 11003121 A JP11003121 A JP 11003121A JP 312199 A JP312199 A JP 312199A JP 3141009 B2 JP3141009 B2 JP 3141009B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- entrance
- height
- ceiling wall
- exit
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンドホールやマ
ンホールなどのコンクリート製ボックスであって、それ
にアクセスする出入口の高さを調整できる装置を有する
コンクリート製ボックスに関するものである。
ンホールなどのコンクリート製ボックスであって、それ
にアクセスする出入口の高さを調整できる装置を有する
コンクリート製ボックスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ハンドホールやマンホールなどの
コンクリート製ボックスは幾つかの規格に沿った形状で
プレハブされたものが埋設されている。これらが埋設さ
れる深さは、ケーブルの埋設レベルや、配管の埋設レベ
ルによって様々である。これらのコンクリート製ボック
スでは、ケーブルの敷設や点検などのために内部へアク
セスできるように天井に侵入口が設けてあり、侵入口の
高さを地表のレベルに合わせる必要がある。従って、コ
ンクリート製ボックスの天井壁と侵入口の高さは、コン
クリート製ボックスの埋設深さ、道路などの地表のレベ
ルに合わせて現場毎に調整する。また、コンクリート製
ボックスが斜面に埋設されたり、あるいは、侵入口が露
出する道路に雨勾配があると、これに合わせて侵入口を
傾けて施工する。
コンクリート製ボックスは幾つかの規格に沿った形状で
プレハブされたものが埋設されている。これらが埋設さ
れる深さは、ケーブルの埋設レベルや、配管の埋設レベ
ルによって様々である。これらのコンクリート製ボック
スでは、ケーブルの敷設や点検などのために内部へアク
セスできるように天井に侵入口が設けてあり、侵入口の
高さを地表のレベルに合わせる必要がある。従って、コ
ンクリート製ボックスの天井壁と侵入口の高さは、コン
クリート製ボックスの埋設深さ、道路などの地表のレベ
ルに合わせて現場毎に調整する。また、コンクリート製
ボックスが斜面に埋設されたり、あるいは、侵入口が露
出する道路に雨勾配があると、これに合わせて侵入口を
傾けて施工する。
【0003】現場によって侵入口の高さや傾斜が異なる
ので、従来は、コンクリート製ボックスはプレハブして
あっても侵入口を構成する出入口筒は現場で型枠を組ん
で施工していることが多い。侵入口に設けられる蓋は円
形のものが大半であり、これに合わせた型枠を組んで現
場で出入口筒を施工するのは熟練も必要であるし、時間
もかかる。
ので、従来は、コンクリート製ボックスはプレハブして
あっても侵入口を構成する出入口筒は現場で型枠を組ん
で施工していることが多い。侵入口に設けられる蓋は円
形のものが大半であり、これに合わせた型枠を組んで現
場で出入口筒を施工するのは熟練も必要であるし、時間
もかかる。
【0004】そこで、近年、図4に示すような所定の高
さに予め成形したコンクリート製の調整リング5を用い
て出入口筒1を簡単に現場施工できるものが発明されて
いる。また、傾いた地面に対応して、所定の角度に予め
成形した傾斜リングも用いられている。
さに予め成形したコンクリート製の調整リング5を用い
て出入口筒1を簡単に現場施工できるものが発明されて
いる。また、傾いた地面に対応して、所定の角度に予め
成形した傾斜リングも用いられている。
【0005】予め成形された調整リング5を用いて出入
口筒1を施工すれば、現場で型枠を組む必要もなく非常
に簡単にコンクリート製ボックス2の天井3から所定の
距離に出入口筒1を施工できる。そして、このような調
整リング5には、上に設置する出入口筒1が施工中など
にずれないように鉄筋6などを突出させてあり、出入口
筒1にこの鉄筋6の入る空間4を設けてある。
口筒1を施工すれば、現場で型枠を組む必要もなく非常
に簡単にコンクリート製ボックス2の天井3から所定の
距離に出入口筒1を施工できる。そして、このような調
整リング5には、上に設置する出入口筒1が施工中など
にずれないように鉄筋6などを突出させてあり、出入口
筒1にこの鉄筋6の入る空間4を設けてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように予め所定の
高さに成形してある調整リングを用いた工事は、コンク
リート製ボックスの天井壁と出入口筒との高さがその調
整リングの高さと合う現場では非常に有用である。ま
た、所定の角度に予め成形した傾斜リングを用いた場合
も、その角度に合った現場では非常に有用である。
高さに成形してある調整リングを用いた工事は、コンク
リート製ボックスの天井壁と出入口筒との高さがその調
整リングの高さと合う現場では非常に有用である。ま
た、所定の角度に予め成形した傾斜リングを用いた場合
も、その角度に合った現場では非常に有用である。
【0007】しかし、コンクリート製ボックスの天井壁
と出入口筒の高さは、現場によって様々であるし、道路
の傾きも現場によって異なる。これらのすべての場合に
適合した調整リングを成形することは不可能である。ま
た、工場プレハブのコストを考えると、調整リングの種
類は限られてしまう。従って、成形してある調整リング
を用いても、現場打ちのコンクリートにより高さ、傾き
を調整せざるを得ない現場は多い。
と出入口筒の高さは、現場によって様々であるし、道路
の傾きも現場によって異なる。これらのすべての場合に
適合した調整リングを成形することは不可能である。ま
た、工場プレハブのコストを考えると、調整リングの種
類は限られてしまう。従って、成形してある調整リング
を用いても、現場打ちのコンクリートにより高さ、傾き
を調整せざるを得ない現場は多い。
【0008】調整リングと出入口筒との間にモルタルを
打って高さを調整する場合でも、調整リングが出入口筒
とずれないように金具を突出させておくことが望ましい
が、このような金具の突出したコンクリートの成形品は
保管する場合でも、運送する場合でも不便である。ま
た、現場での取扱も難しい。一方、金具が突出していな
ければ、現場で精度のよい施工はできないし、出入口筒
が横ずれするなどの危険も伴う。横ずれを防止するため
に型枠を用いて施工したのでは、調整リングを用いた利
点はなく、従来と同様の手間がかかることになる。
打って高さを調整する場合でも、調整リングが出入口筒
とずれないように金具を突出させておくことが望ましい
が、このような金具の突出したコンクリートの成形品は
保管する場合でも、運送する場合でも不便である。ま
た、現場での取扱も難しい。一方、金具が突出していな
ければ、現場で精度のよい施工はできないし、出入口筒
が横ずれするなどの危険も伴う。横ずれを防止するため
に型枠を用いて施工したのでは、調整リングを用いた利
点はなく、従来と同様の手間がかかることになる。
【0009】そこで、本発明においては、現場の状況に
フレキシブルに対応可能で、出入口筒の高さおよび傾き
の調整を容易に行える高さ調整装置を備えたコンクリー
ト製ボックスを提供することを目的としている。また、
運搬や保管の障害にならず、調整リングを用いた場合で
もずれを防止し、安全に精度良く高さ調整可能なコンク
リート製ボックスを提供することを目的としている。さ
らに、多種多様な調整リングや傾斜リングを用いずに現
場に適した高さ調整を行えるコンクリート製ボックスを
提供することを目的としている。
フレキシブルに対応可能で、出入口筒の高さおよび傾き
の調整を容易に行える高さ調整装置を備えたコンクリー
ト製ボックスを提供することを目的としている。また、
運搬や保管の障害にならず、調整リングを用いた場合で
もずれを防止し、安全に精度良く高さ調整可能なコンク
リート製ボックスを提供することを目的としている。さ
らに、多種多様な調整リングや傾斜リングを用いずに現
場に適した高さ調整を行えるコンクリート製ボックスを
提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本発明におい
ては、出入口筒の外周面および天井壁にインサートをそ
れぞれ埋設し、出入口筒の外周面と天井壁とに略L字型
のプレートを備えた高さ調整装置を取り付けることによ
り出入口筒の高さを調整できるようにしている。すなわ
ち、本発明のコンクリート製ボックスは、開口を備えた
天井壁と、この天井壁の開口に取り付ける出入口筒と、
この出入口筒の外周面に取付け、天井壁との距離を調整
することにより該出入口筒の高さを調整可能な高さ調整
装置とを有するコンクリート製ボックスであって、出入
口筒の外周面および天井壁に高さ調整装置を取付け可能
なインサートがそれぞれ埋設されており、さらに、高さ
調整装置は、出入口筒の外周面のインサートにボルトを
介して取付けられる縦に延びた部材と、天井壁のインサ
ートにボルトを介して取付けられる横に延びた部材とか
らなる略L字型のプレートを備えていることを特徴とし
ている。
ては、出入口筒の外周面および天井壁にインサートをそ
れぞれ埋設し、出入口筒の外周面と天井壁とに略L字型
のプレートを備えた高さ調整装置を取り付けることによ
り出入口筒の高さを調整できるようにしている。すなわ
ち、本発明のコンクリート製ボックスは、開口を備えた
天井壁と、この天井壁の開口に取り付ける出入口筒と、
この出入口筒の外周面に取付け、天井壁との距離を調整
することにより該出入口筒の高さを調整可能な高さ調整
装置とを有するコンクリート製ボックスであって、出入
口筒の外周面および天井壁に高さ調整装置を取付け可能
なインサートがそれぞれ埋設されており、さらに、高さ
調整装置は、出入口筒の外周面のインサートにボルトを
介して取付けられる縦に延びた部材と、天井壁のインサ
ートにボルトを介して取付けられる横に延びた部材とか
らなる略L字型のプレートを備えていることを特徴とし
ている。
【0011】本発明に係るコンクリート製ボックスにお
いては、出入口筒の外周面に高さ調整装置の略L字型の
プレートの縦に延びた部材をボルトで固定できるので出
入口筒の高さと傾きを調整できる。さらに、高さ調整筒
を出入口筒と天井壁の間に挿入したときに、高さ調整筒
の外周面にも縦に延びた部材が接するので高さ調整筒の
ずれも防止できる。
いては、出入口筒の外周面に高さ調整装置の略L字型の
プレートの縦に延びた部材をボルトで固定できるので出
入口筒の高さと傾きを調整できる。さらに、高さ調整筒
を出入口筒と天井壁の間に挿入したときに、高さ調整筒
の外周面にも縦に延びた部材が接するので高さ調整筒の
ずれも防止できる。
【0012】すなわち、出入口筒および天井壁の間に、
出入口筒と略同じ断面形状の高さ調整筒を挿入して高さ
を調整する場合は、高さ調整装置の縦に延びた部材が高
さ調整筒の外周面の少なくとも1部と接触するようにし
て高さ調整筒のずれも防止できる。
出入口筒と略同じ断面形状の高さ調整筒を挿入して高さ
を調整する場合は、高さ調整装置の縦に延びた部材が高
さ調整筒の外周面の少なくとも1部と接触するようにし
て高さ調整筒のずれも防止できる。
【0013】さらに、高さ調整装置の略L字型のプレー
トの横に延びた部材を天井壁に取り付けるボルトによ
り、高さ調整装置と天井壁との距離を自由に調整するこ
とができる。したがって、本発明に係るコンクリート製
ボックスは、個々の現場に合わせた高さや傾きに出入口
筒を簡単に調整でき、また、施工上の安全も確保でき
る。
トの横に延びた部材を天井壁に取り付けるボルトによ
り、高さ調整装置と天井壁との距離を自由に調整するこ
とができる。したがって、本発明に係るコンクリート製
ボックスは、個々の現場に合わせた高さや傾きに出入口
筒を簡単に調整でき、また、施工上の安全も確保でき
る。
【0014】このように、本発明に係るコンクリート製
ボックスにおいては、ボルトおよび略L字型のプレート
を用いて出入口筒の高さを調整できるので、簡単に、ま
た、廉価に現場に合わせた施工が可能となる。そして、
複数の高さ調整装置を出入口筒に取付け、それぞれの高
さを適当に調整すれば、出入口筒の傾きも自由に調整で
きる。高さ調整装置により出入口筒の高さと傾きを調整
した後、天井壁と出入口筒との隙間をモルタル詰めすれ
ば現場での施工は完了する。
ボックスにおいては、ボルトおよび略L字型のプレート
を用いて出入口筒の高さを調整できるので、簡単に、ま
た、廉価に現場に合わせた施工が可能となる。そして、
複数の高さ調整装置を出入口筒に取付け、それぞれの高
さを適当に調整すれば、出入口筒の傾きも自由に調整で
きる。高さ調整装置により出入口筒の高さと傾きを調整
した後、天井壁と出入口筒との隙間をモルタル詰めすれ
ば現場での施工は完了する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して本発明の実
施例を説明する。図1に、本発明にかかるコンクリート
製ボックス2において高さ調整装置10を用いて出入口
筒1を設定する様子を示してある。また、図2に、出入
口筒1をコンクリート製ボックス2の天井壁3に固定し
た状態を断面を用いて示してある。
施例を説明する。図1に、本発明にかかるコンクリート
製ボックス2において高さ調整装置10を用いて出入口
筒1を設定する様子を示してある。また、図2に、出入
口筒1をコンクリート製ボックス2の天井壁3に固定し
た状態を断面を用いて示してある。
【0016】本例の高さ調整装置10は、略L字型をし
たプレート11を備え、プレート11の縦に延びた部材
12の上の方に若干長く延びた穴13を設けてある。ま
た、プレート11の横に延びた部材15の端の方にも若
干長く延びた穴16を設けてある。筒型の出入口筒1の
外周面の対峙した位置に、外周面と略垂直に内側に延び
た2つの雌ねじ21を形成してあり、プレート11の縦
部材12に設けた穴13を通してボルト14を挿入でき
るようになっている。また、天井壁3の略中央に開いた
円形の開口8の回りの対峙した位置に、略鉛直に延びた
2つの雌ねじ25を設けてあり、プレート11の横部材
15に設けた穴16を通してボルト17を挿入できるよ
うになっている。
たプレート11を備え、プレート11の縦に延びた部材
12の上の方に若干長く延びた穴13を設けてある。ま
た、プレート11の横に延びた部材15の端の方にも若
干長く延びた穴16を設けてある。筒型の出入口筒1の
外周面の対峙した位置に、外周面と略垂直に内側に延び
た2つの雌ねじ21を形成してあり、プレート11の縦
部材12に設けた穴13を通してボルト14を挿入でき
るようになっている。また、天井壁3の略中央に開いた
円形の開口8の回りの対峙した位置に、略鉛直に延びた
2つの雌ねじ25を設けてあり、プレート11の横部材
15に設けた穴16を通してボルト17を挿入できるよ
うになっている。
【0017】図1に示したコンクリート製のボックス2
は、電線を敷設するために地面に埋設されるハンドホー
ルであり、上下に分かれた2つの部分2aと2bとを組
み合わせてある。また、ハンドホール2の下半部2bに
は、電線管を設置する際に壁面を簡単に開けられるよう
に薄肉の部分31を設けてある。この薄肉の部分31
は、鉄筋を入れて補強してある梁の部分を挟んで両サイ
ドに設けてある。上半部2aの上面が天井壁3となって
おり、その略中央に電線を敷設したり、点検するために
作業員が出入りできる開口8を設けてある。この開口8
を挟んで天井壁3の対峙した位置に鉄筋で構成した吊り
フック32を設けてある。また、略正方形をした天井壁
3の対峙する角に、上述したボルト17を設置できる高
さ調整装置を取付けるための雌ねじ25を備えたインサ
ートを埋設してある。
は、電線を敷設するために地面に埋設されるハンドホー
ルであり、上下に分かれた2つの部分2aと2bとを組
み合わせてある。また、ハンドホール2の下半部2bに
は、電線管を設置する際に壁面を簡単に開けられるよう
に薄肉の部分31を設けてある。この薄肉の部分31
は、鉄筋を入れて補強してある梁の部分を挟んで両サイ
ドに設けてある。上半部2aの上面が天井壁3となって
おり、その略中央に電線を敷設したり、点検するために
作業員が出入りできる開口8を設けてある。この開口8
を挟んで天井壁3の対峙した位置に鉄筋で構成した吊り
フック32を設けてある。また、略正方形をした天井壁
3の対峙する角に、上述したボルト17を設置できる高
さ調整装置を取付けるための雌ねじ25を備えたインサ
ートを埋設してある。
【0018】天井壁3の開口8に取付ける出入口筒1
は、所定の厚みをもった筒状に予め成形してあり、鉄板
製の蓋7を取り付けるための蓋掛かり7aを埋設してあ
る。この出入口筒1は、ハンドホール2の埋設深さや、
地表の傾きに合わせて天井壁3に取り付ける必要があ
る。出入口筒1の高さと傾きを調整するために、出入口
1の外周面には上述したボルト14を設置できる高さ調
整装置取付けるための雌ねじ21を備えたインサートを
埋設してある。
は、所定の厚みをもった筒状に予め成形してあり、鉄板
製の蓋7を取り付けるための蓋掛かり7aを埋設してあ
る。この出入口筒1は、ハンドホール2の埋設深さや、
地表の傾きに合わせて天井壁3に取り付ける必要があ
る。出入口筒1の高さと傾きを調整するために、出入口
1の外周面には上述したボルト14を設置できる高さ調
整装置取付けるための雌ねじ21を備えたインサートを
埋設してある。
【0019】本例においては、若干ハンドホール2と地
表との間に距離があるので、出入口筒1と略同じ形状の
筒型に成形してある調理リング5を天井壁3と出入口筒
1との間に挟むようにしてある。この調整リング5は、
天井壁3の上にモルタルを挟んで取り付けてある。ま
た、調整リング5と出入口筒1ともモルタルを挟んで取
り付けてある。
表との間に距離があるので、出入口筒1と略同じ形状の
筒型に成形してある調理リング5を天井壁3と出入口筒
1との間に挟むようにしてある。この調整リング5は、
天井壁3の上にモルタルを挟んで取り付けてある。ま
た、調整リング5と出入口筒1ともモルタルを挟んで取
り付けてある。
【0020】図2に示すように、この調整リング5だけ
では出入口筒1の高さを調整できないので、出入口筒1
と調整リング5との間のモルタル40を厚くして高さを
調整してある。調整リング5と天井壁3との間のモルタ
ルの厚みで、出入口筒1の最終的な高さを調整してもも
ちろん良い。このように出入口筒1の高さを調整するの
に本例の高さ調整装置10は非常に有効である。まず、
調整リング5をセットして、その上に出入口筒1の高さ
を本例の高さ調整装置10を用いて地面に合った適当な
高さにセットする。そして、調整リング5と出入口筒1
との間をモルタル40で埋める。さらに、高さ調整装置
10を含めて、調整リング5と出入口筒1とを外側から
モルタル45で補強する。
では出入口筒1の高さを調整できないので、出入口筒1
と調整リング5との間のモルタル40を厚くして高さを
調整してある。調整リング5と天井壁3との間のモルタ
ルの厚みで、出入口筒1の最終的な高さを調整してもも
ちろん良い。このように出入口筒1の高さを調整するの
に本例の高さ調整装置10は非常に有効である。まず、
調整リング5をセットして、その上に出入口筒1の高さ
を本例の高さ調整装置10を用いて地面に合った適当な
高さにセットする。そして、調整リング5と出入口筒1
との間をモルタル40で埋める。さらに、高さ調整装置
10を含めて、調整リング5と出入口筒1とを外側から
モルタル45で補強する。
【0021】本例の高さ調整装置10は、ボルト17に
よりプレート11と天井壁3との距離を自由に調整でき
る。この距離が長い場合は、市販の長いボルトを用いれ
ば良く、距離が短くなる場合は短いボルトを用いれば良
い。中間の距離の微調整は、インサート25にねじ込む
長さを調整すれば良い。本例においては、ナット17a
を用いることにより、プレート11を介して出入口筒1
の高さを予め設定している。
よりプレート11と天井壁3との距離を自由に調整でき
る。この距離が長い場合は、市販の長いボルトを用いれ
ば良く、距離が短くなる場合は短いボルトを用いれば良
い。中間の距離の微調整は、インサート25にねじ込む
長さを調整すれば良い。本例においては、ナット17a
を用いることにより、プレート11を介して出入口筒1
の高さを予め設定している。
【0022】図3に示すように、ハンドホール2の埋設
された箇所が道路50などであり、表面に勾配が有る場
合は、2つの高さ調整装置10によって設定する高さを
変えれば、出入口筒1をその勾配に合わせて傾いた状態
でハンドホール2に設定できる。2つに限らず3つ以上
の高さ調整装置10を組み合わせたり、あるいは、楔な
どを用いることにより、様々な勾配に対する微妙な調整
も容易に行える。
された箇所が道路50などであり、表面に勾配が有る場
合は、2つの高さ調整装置10によって設定する高さを
変えれば、出入口筒1をその勾配に合わせて傾いた状態
でハンドホール2に設定できる。2つに限らず3つ以上
の高さ調整装置10を組み合わせたり、あるいは、楔な
どを用いることにより、様々な勾配に対する微妙な調整
も容易に行える。
【0023】従来の施工方法では、出入口筒1の高さを
調整した後にモルタルを注入して出入口筒1をハンドホ
ール2に固定するが、モルタルを注入する作業中や、埋
め戻しの作業中に、出入口筒1がハンドホール2に対し
て横にずれることがある。このため、天井壁3や調整リ
ング5から上に向かって金物を設定しておき、これらの
金物と出入口筒1とが噛み合うような工夫がなされてい
た。従って、金具の高さを越えた調整は危険であり、一
方、金具が高くしすぎると低い場合の障害となってしま
う。また、金具を高くすると運搬や保管の障害ともな
る。
調整した後にモルタルを注入して出入口筒1をハンドホ
ール2に固定するが、モルタルを注入する作業中や、埋
め戻しの作業中に、出入口筒1がハンドホール2に対し
て横にずれることがある。このため、天井壁3や調整リ
ング5から上に向かって金物を設定しておき、これらの
金物と出入口筒1とが噛み合うような工夫がなされてい
た。従って、金具の高さを越えた調整は危険であり、一
方、金具が高くしすぎると低い場合の障害となってしま
う。また、金具を高くすると運搬や保管の障害ともな
る。
【0024】しかし、本例の高さ調整装置10を用いれ
ば、プレート11の縦に延びた部材12によって出入口
筒1の外周面を固定できるので、作業中の出入口筒1の
ずれを防止できる。さらに、調整リング5の外周面にも
プレート11が接しているので、調整リング5のずれも
防止できる。このため、天井壁3や、調整リング5に従
来のような高い金具を設ける必要はない。また、出入口
筒1を、これらの金具と噛み合うような複雑な形状に成
形する必要もない。従って、ハンドホール、調整リング
などの運搬や保管は容易となり、出入口筒1の成形も容
易となる。また、モルタル詰めする際に、調整リング5
や出入口筒1はすでに固定されているので、現場でモル
タル詰めする型枠を組む必要もない。
ば、プレート11の縦に延びた部材12によって出入口
筒1の外周面を固定できるので、作業中の出入口筒1の
ずれを防止できる。さらに、調整リング5の外周面にも
プレート11が接しているので、調整リング5のずれも
防止できる。このため、天井壁3や、調整リング5に従
来のような高い金具を設ける必要はない。また、出入口
筒1を、これらの金具と噛み合うような複雑な形状に成
形する必要もない。従って、ハンドホール、調整リング
などの運搬や保管は容易となり、出入口筒1の成形も容
易となる。また、モルタル詰めする際に、調整リング5
や出入口筒1はすでに固定されているので、現場でモル
タル詰めする型枠を組む必要もない。
【0025】このように、本例の高さ調整装置は、天井
壁に対し垂直な方向に距離を調整できる鉛直に延びた部
材を用いて出入口筒1の高さを調整できるようにしてい
るので、調整リングや傾斜リングなどの規格品だけでは
調整が難しい場合でも、簡単に現場に合わせた施工が可
能である。また、本例の高さ調整装置は、高さを調整す
るために出入口筒1に取り付けると、外周面を固定する
こととなるので、作業中の横方向へのずれも防止でき
る。さらに、本例の高さ調整装置により、埋設深さや地
面の傾斜に対応できるので、多種多様な調整リングや傾
斜リングは不要となり、モルタル詰めの手間を防げる程
度の種類に限定するば良い。従って、ハンドホールを施
工するために用意する部品点数を削減でき、工場の負荷
や、運搬・保管のためにかかるコストも節約できる。
壁に対し垂直な方向に距離を調整できる鉛直に延びた部
材を用いて出入口筒1の高さを調整できるようにしてい
るので、調整リングや傾斜リングなどの規格品だけでは
調整が難しい場合でも、簡単に現場に合わせた施工が可
能である。また、本例の高さ調整装置は、高さを調整す
るために出入口筒1に取り付けると、外周面を固定する
こととなるので、作業中の横方向へのずれも防止でき
る。さらに、本例の高さ調整装置により、埋設深さや地
面の傾斜に対応できるので、多種多様な調整リングや傾
斜リングは不要となり、モルタル詰めの手間を防げる程
度の種類に限定するば良い。従って、ハンドホールを施
工するために用意する部品点数を削減でき、工場の負荷
や、運搬・保管のためにかかるコストも節約できる。
【0026】高さ調整装置を外周面に装着することは、
作業員の出入りを考慮しても望ましい。また、本例の高
さ調整装置により調整リングを固定しても良く、あるい
は、縦方向の部材の下方に調整リングに取付けできる穴
を設けておいても良い。また、調整リングを省いて、本
例の高さ調整装置のみで出入口筒の高さを調整すること
ももちろん可能である。
作業員の出入りを考慮しても望ましい。また、本例の高
さ調整装置により調整リングを固定しても良く、あるい
は、縦方向の部材の下方に調整リングに取付けできる穴
を設けておいても良い。また、調整リングを省いて、本
例の高さ調整装置のみで出入口筒の高さを調整すること
ももちろん可能である。
【0027】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明に係るコ
ンクリート製ブロックにおいては、天井壁と出入口筒の
外周面にインサートを埋設しておくことにより、略L字
型のプレートを備えた高さ調整装置を取り付けることが
できるようにしている。したがって、この高さ調整装置
より、ハンドホールなどのコンクリートブロックの埋設
深さや、地表の勾配に合わせて出入口筒の高さおよび傾
斜を簡単に設定できる。さらに、高さ調整筒を挿入する
場合は、略L字型のプレートの縦に延びた部材により高
さ調整筒がずれるのも合わせて防止できる。また、出入
口筒の外周面に取付けられた略L字型のプレートの横に
延びた部材を天井壁に取り付けるボルトで高さを調整す
ることができ、作業員の出入を考慮しても望ましいコン
クリート製ボックスを提供できる。そして、現場に合わ
せた多種多様な調整リングや傾斜リングなどを予め成形
しておく必要もない。また、現場施工中の出入口筒のず
れも防止でき、安全な作業環境を提供できる。
ンクリート製ブロックにおいては、天井壁と出入口筒の
外周面にインサートを埋設しておくことにより、略L字
型のプレートを備えた高さ調整装置を取り付けることが
できるようにしている。したがって、この高さ調整装置
より、ハンドホールなどのコンクリートブロックの埋設
深さや、地表の勾配に合わせて出入口筒の高さおよび傾
斜を簡単に設定できる。さらに、高さ調整筒を挿入する
場合は、略L字型のプレートの縦に延びた部材により高
さ調整筒がずれるのも合わせて防止できる。また、出入
口筒の外周面に取付けられた略L字型のプレートの横に
延びた部材を天井壁に取り付けるボルトで高さを調整す
ることができ、作業員の出入を考慮しても望ましいコン
クリート製ボックスを提供できる。そして、現場に合わ
せた多種多様な調整リングや傾斜リングなどを予め成形
しておく必要もない。また、現場施工中の出入口筒のず
れも防止でき、安全な作業環境を提供できる。
【0028】このように、本発明に係るコンクリート製
ブロックは、高さ調整装置を作業現場で取付けできるの
で、現場に合わせてフレキシブルな対応が可能となり、
作業員の労力を軽減しながら作業の安全性を高められ
る。また、高さ調整装置は、L字型のプレートとボルト
と言った非常に簡単な構造で実現できるので、安価であ
り、また、輸送や保管も容易である。
ブロックは、高さ調整装置を作業現場で取付けできるの
で、現場に合わせてフレキシブルな対応が可能となり、
作業員の労力を軽減しながら作業の安全性を高められ
る。また、高さ調整装置は、L字型のプレートとボルト
と言った非常に簡単な構造で実現できるので、安価であ
り、また、輸送や保管も容易である。
【図1】本発明の実施例に係る高さ調整装置を用いて出
入口筒を設定する様子を示す展開図である。
入口筒を設定する様子を示す展開図である。
【図2】図1に示す高さ調整装置を設定した様子を示す
断面図である。
断面図である。
【図3】勾配のある地面に対し本例の高さ調整装置を設
定した様子を示す断面図である。
定した様子を示す断面図である。
【図4】従来の方法で出入口筒を設定する様子を示す断
面図である。
面図である。
1・・出入口筒 2・・コンクリート製ボックス 3・・ボックスの天井壁 5・・調整リング 7・・金属製の蓋 8・・天井壁の開口 10・・高さ調整装置 11・・L字型プレート 12・・プレートの縦の部材 13・・縦の部材に設けられた長穴 14・・縦の部材を出入口筒に止めるボルト 15・・プレートの横の部材 16・・横の部材に設けられた長穴 17・・横の部材を天井壁に止めるボルト 17a・・ボルトを横の部材に固定するナット 21、25・・インサート 40、45・・モルタル 50・・地表
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭52−154968(JP,U) 実開 昭60−45748(JP,U) 実開 平4−92054(JP,U) 実開 平5−67644(JP,U) 実開 平2−78642(JP,U) 実開 昭63−91539(JP,U) 実公 昭50−37179(JP,Y2) 実公 平5−27547(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 29/12 - 29/14 E03F 5/02 E03F 5/10
Claims (4)
- 【請求項1】 開口を備えた天井壁と、この天井壁の開
口に取り付ける出入口筒と、この出入口筒の外周面に取
付け、前記天井壁との距離を調整することにより該出入
口筒の高さを調整可能な高さ調整装置とを有するコンク
リート製ボックスであって、 前記出入口筒の外周面および天井壁に前記高さ調整装置
を取付け可能なインサートがそれぞれ埋設されており、 前記高さ調整装置は、前記出入口筒の外周面のインサー
トにボルトを介して取付けられる縦に延びた部材と、前
記天井壁のインサートにボルトを介して取付けられる横
に延びた部材とからなる略L字型のプレートを備えてい
ることを特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項2】 請求項1において、前記出入口筒と略同
じ断面形状で、前記出入口筒および前記天井壁の間に挿
入可能な高さ調整筒を有し、前記高さ調整装置の前記縦
に延びた部材が前記高さ調整筒の外周面の少なくとも1
部と接触することを特徴とするコンクリート製ボック
ス。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記高さ調
整装置の前記横に延びた部材を前記天井壁に取り付ける
前記ボルトはこれらの間の距離を調整可能であることを
特徴とするコンクリート製ボックス。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記インサートは前記開口の回りの対峙した位置に埋設
されていることを特徴とするコンクリート製ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003121A JP3141009B2 (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | コンクリート製ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11003121A JP3141009B2 (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | コンクリート製ボックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11247213A JPH11247213A (ja) | 1999-09-14 |
| JP3141009B2 true JP3141009B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=11548538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11003121A Expired - Fee Related JP3141009B2 (ja) | 1999-01-08 | 1999-01-08 | コンクリート製ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141009B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4545678B2 (ja) * | 2005-11-28 | 2010-09-15 | カナフレックスコーポレーション株式会社 | 地中箱 |
-
1999
- 1999-01-08 JP JP11003121A patent/JP3141009B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11247213A (ja) | 1999-09-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US3438157A (en) | Utility manhole | |
| JP3141009B2 (ja) | コンクリート製ボックス | |
| KR102275957B1 (ko) | 콘크리트 기초 구조 및 그 시공 방법 | |
| JPH1181343A (ja) | 埋設基礎 | |
| JP2862168B2 (ja) | 埋設型配線ボックス | |
| JP2021133953A (ja) | コンテナの連結構造、コンテナ、及びコンテナの連結方法 | |
| JPH0735544U (ja) | コンクリート製ボックスの出入口筒の高さ調整装置 | |
| JPH07166652A (ja) | アンカーボルト取付用ケーシングおよびアンカーボルトの取付方法 | |
| JP3563128B2 (ja) | プレキャストコンクリート基礎構造及びプレキャストコンクリート基礎並びに基礎の施工方法 | |
| JPH0517957A (ja) | 建物の基礎 | |
| JP3159676B2 (ja) | 沓及び桁並びに沓をもちいた架設方法 | |
| AU2020102484A4 (en) | A cover assembly | |
| KR102397608B1 (ko) | 지지력이 향상된 소재 교차 연결장치 | |
| KR100590178B1 (ko) | 토류벽용 거푸집 고정구 | |
| JP7587427B2 (ja) | 地下構造物用蓋装置を用いた道路構造 | |
| JPS6020670Y2 (ja) | マンホ−ル | |
| JP2503045Y2 (ja) | 照明灯用基礎ブロック | |
| JPH1161955A (ja) | コンクリート部体連結方法およびその装置 | |
| JPH0115714Y2 (ja) | ||
| JPS6294620A (ja) | 土止擁壁のためのコンクリ−ト部材 | |
| JP3069610B2 (ja) | コンクリートの打設方法及び打設型枠 | |
| JPH0115744Y2 (ja) | ||
| JPH07127114A (ja) | 雨水地下貯水施設 | |
| JPH0210205Y2 (ja) | ||
| JP2724891B2 (ja) | 柱半PCa型枠の建込み工法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101215 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121215 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131215 Year of fee payment: 13 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |