JP3141271U - 携帯型緊急通報装置および携帯型報知装置 - Google Patents

携帯型緊急通報装置および携帯型報知装置 Download PDF

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Abstract

【課題】誤作動が起き難い、携帯型緊急通報装置および携帯型報知装置の提供。
【解決手段】防犯ブザーAは、筐体1の外壁の一部を窪ませ、この凹部11の奥に釦21が臨む様にスイッチ2を筐体1内へ配設している。そして、指3の押下で破ることができる紙製の誤押防止膜4の下面縁41を、窪み近傍の筐体表面に接着して凹部11を塞いでいる。所有者が、痴漢、ひったくり、暴漢等に遭遇した場合(緊急時)には、凹部11内へ指3を入れて押下し、誤押防止膜4を破って破壊し、スイッチ2の釦21を指3で押圧する。これにより、スイッチ2の電気接点が閉成するため、大きな警報音が筐体1から発せられる。【選択図】図1

Description

本考案は、緊急時にスイッチの釦を押圧して通報する携帯型緊急通報装置、および紐を引くと警報音が出る携帯型報知装置に関する。
近年、工作員等による拉致、女子児童の誘拐、変質者による痴漢、子供の連れ去り等の事犯が急増しているため、これを防止するための防犯装置が色々、販売されている。
また、寝たきり老人等の要介護者が体調不良に陥った場合に、医療機関等へ緊急支援を要請するための通報装置も販売されている。
ボタン押圧方式の携帯型緊急通報装置は、筐体に配設した押しボタンスイッチを使用者が手で押圧するとスイッチ接点が閉成して、緊急通報信号が無線送信され、警報音が筐体内から発する構造である。
例えば、特許文献1の携帯用警報器では、痴漢に遭った被害者が電源スイッチのボタンを押圧すると、痴漢が嫌悪する言葉を電子音で発声させている。
また、紐を引っ張る方式の携帯用警報器は、ピンプラグ孔からピンを引き抜くと、スイッチの接点が閉成して、筐体内から警報音を発する構造である。
例えば、特許文献2の防犯装置では、脱着用器具が穴から抜いて取り外されると、スイッチが導通し大きな音響を発生させていいる。
実用新案登録第3033707号 特開平11−276209号
ボタン押圧方式では、押しボタンスイッチを緊急時に使用者が簡単に押せるという利点があるが、誤押する状態が多発していた。例えば、押圧1kgで接点が閉成する様に設計してあっても、通報装置をポケットやカバンや机の中に入れておくと、歩行や開閉等の際に、押しボタンスイッチに同包物体が当ると押圧力が1kgを越えてスイッチ接点が閉成してしまう。
一度、誤報が起きると、看護士の出動が無駄になったり、回りにいる人を動揺させて迷惑をかけてしまう。また、電池寿命の短縮を招く。
また、紐を引っ張る方式では、緊急時には紐を引っ張って警報音を鳴らすことができるものの、他の物体や手が紐に引っかかると、ピンが簡単に抜けてしまう。
一度、警報音が鳴ると、近傍にいる人が痴漢と間違われたりして迷惑をかけてしまう。また、電池寿命の短縮を招く。
本考案の目的は、誤作動が起き難い、携帯型緊急通報装置および携帯型報知装置の提供にある。
〔請求項1について〕
携帯型緊急通報装置は、筐体の外壁の一部を窪ませ、この窪みの奥に釦が臨む様にスイッチを筐体内へ配設している。そして、指の押下で破壊可能な強度を有するシート状の誤押防止具の下面縁を、窪み近傍の筐体表面に接着して窪みを塞いでいる。
緊急時には、窪み内へ指を入れて押下し、シート状の誤押防止具を破って破壊し、スイッチの釦を指で押圧する。
スイッチの電気接点が閉成するため、緊急通報信号が無線送信されたり、警報音が筐体内から発せられる。
携帯型緊急通報装置は、シート状の誤押防止具を破って破壊しないとスイッチの釦が押せないため、緊急時以外のスイッチの電気接点の閉成を防止でき、誤作動を防ぐことができる。
携帯型緊急通報装置をポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、誤押防止具に他の携帯物品が当たっても、誤押防止具が容易に破れないため、スイッチの釦が押圧されない。
なお、緊急時には、シート状の誤押防止具を指で破って破壊すれば、スイッチの釦を指で押圧して通報することができる。
〔請求項2について〕
携帯型緊急通報装置は、筐体の外壁の一部を窪ませ、この窪みの奥に釦が臨む様にスイッチを筐体内へ配設している。そして、指の押下で破壊可能な強度を有し、紙、ビニール、またはゴムからなる平面状の誤押防止具の下面縁を、窪み近傍の筐体表面に接着して窪みを塞いでいる。
緊急時には、窪み内へ指を入れて押下し、紙、ビニール、またはゴムからなる平面状の誤押防止具を破って破壊し、スイッチの釦を指で押圧する。
スイッチの電気接点が閉成するため、緊急通報信号が無線送信されたり、警報音が筐体から発せられる。
携帯型緊急通報装置は、誤押防止具を破って破壊しないとスイッチの釦が押せないため、緊急時以外にスイッチの電気接点が閉成し難く、誤作動を防止できる。
携帯型緊急通報装置をポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、誤押防止具に他の携帯物品が当たっても、誤押防止具が容易に破れないため、スイッチの釦が押圧されない。
なお、緊急時には、誤押防止具を指で破って破壊すれば、スイッチの釦を指で押圧して通報することができる。
〔請求項3について〕
携帯型報知装置は、鍔部および細棒部からなるピン抜け防止具の細棒部が挿入可能な挿入孔をピンプラグ孔近傍の筐体面に設けている。そして、ピンプラグ孔へ絶縁ピンを嵌入した後に、細棒部を紐へ貫通させて挿入孔へ挿入し、鍔部で紐表面を押さえている。
緊急時には、紐を勢い良く引くと、鍔部下面が紐によって押されるので、細棒部が挿入孔からピン抜け防止具が外れ、絶縁ピンがピンプラグ孔から抜ける。なお、筐体面に直交する方向へ紐を引くと、ピン抜け防止具が外れ易い。
紐の先端に取り付けた絶縁ピンが、筐体に設けたピンプラグ孔から引き抜かれるので、ピンプラグ孔奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体内から警報音が発せられる。
携帯型報知装置は、紐を勢い良く引いてピン抜け防止具を外さないと、絶縁ピンがピンプラグ孔から引き抜かれないので、緊急時以外のスイッチの電気接点の閉成を防止でき、誤作動を防ぐことができる。
携帯型報知装置をポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、紐に他の携帯物品が絡んでも、ピン抜け防止具が容易に外れないため、絶縁ピンの抜けが防止できる。
なお、緊急時には、紐を勢い良く引けば、ピン抜け防止具が外れて、絶縁ピンがピンプラグ孔から引き抜かれるため、スイッチの電気接点が閉成して警報音が出る。
〔請求項4について〕
携帯型報知装置は、溝開口が紐より小さい台形凹溝をピンプラグ孔近傍の筐体面に設け、ピンプラグ孔へ絶縁ピンを嵌入した後に、台形凹溝内へ紐を通して挟持させている。
緊急時には、紐後端を手で持って勢い良く引くと、台形凹溝内の紐が溝開口から出て来るので、絶縁ピンがピンプラグ孔から抜け、ピンプラグ孔奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体内から警報音が発せられる。なお、筐体面に直交する方向へ紐を引くと、台形凹溝内の紐が溝開口から出易い。
携帯型報知装置をポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、他の携帯物品が紐に絡んでも、台形凹溝内の紐が溝開口から容易に出て来ないので、絶縁ピンの抜けを防止することができ、誤作動を防ぐことができる。
なお、緊急時には、紐を勢い良く引けば、台形凹溝内の紐が溝開口から出て、絶縁ピンがピンプラグ孔から引き抜かれるため、スイッチの電気接点が閉成して警報音が出る。
〔請求項5について〕
携帯型報知装置は、ピンプラグ孔へ絶縁ピンを嵌入した後に、紐を筐体表面へ臨ませた状態で、粘着シートにより紐を筐体表面へ固定している。
そして、緊急時には、紐を勢い良く引くと、粘着シートの下面が紐によって押されるので粘着シートが筐体表面から剥がれ、絶縁ピンがピンプラグ孔から抜ける。なお、筐体面に直交する方向へ紐を引くと、粘着シートが剥がれ易い。
携帯型報知装置をポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、他の携帯物品が紐に絡んでも、粘着シートが筐体表面から剥がれないので、絶縁ピンの抜けを防止することができ、誤作動を防ぐことができる。
なお、緊急時には、紐を勢い良く引けば、粘着シートが筐体表面から剥がれ、絶縁ピンがピンプラグ孔から引き抜かれるため、スイッチの電気接点が閉成して警報音が出る。
防犯ブザーは、筐体の外壁の一部を窪ませ、この窪みの奥に釦が臨む様にスイッチを筐体内へ配設している。そして、指の押下で破ることができる紙製の誤押防止膜の下面縁を、窪み近傍の筐体表面に接着して窪みを塞いでいる。
所有者が、痴漢、ひったくり、暴漢等に遭遇した場合(緊急時)には、窪み内へ指を入れて押下し、誤押防止具を破って破壊し、スイッチの釦を指で押圧する。これにより、スイッチの電気接点が閉成するため、大きな警報音が筐体から発せられる。
なお、スイッチの釦から指を離しても警報音が鳴り続けるのが、危機を回避するのに有効であるので、指を離しても電気接点が閉成状態を維持する構造にするか、自己保持形の回路を採用するのが好適である。
防犯ブザーは、誤押防止膜を指で破らないとスイッチの釦が押せないため、緊急時以外にスイッチの電気接点が閉成し難く、誤作動を防止できる。
防犯ブザーをポケット等に入れて携帯する場合、歩行等の際に、誤押防止具に他の携帯物品が当たっても、誤押防止膜が容易に破れないため、スイッチの釦が押圧されない。
本考案の実施例1(請求項1、2に対応)を図1に基づいて説明する。
防犯ブザーAは、筐体1の外壁の下部に円錐状の凹部11を形成し、この凹部11の奥に釦21が臨む様にスイッチ2を筐体内へ配設している。そして、指3の押下で破ることができる紙製の誤押防止膜4の下面縁41を、凹部11近傍の筐体表面に接着して凹部11を塞いでいる。
筐体1は、プラスチック製であり、角を丸めた直方体形状を呈する。12はブザー13が鳴動するピーポー音を外部に放音するための連通穴である。また、14は釦21から指3が離れてもピーポー音を鳴らし続けるための回路基板、15は回路基板14およびブザー13へ作動用電力を供給するための電池である。
凹部1は、筐体表面から凹部底までの距離が3mmであり、親指が入る大きさに形成されている。
スイッチ2は、釦21を押圧荷重800g以上で押下すると、電気接点が閉成する常開形の押しボタンスイッチである。
誤押防止膜4は、破壊強度が1.2kgの紙製の円形シールであり、下面縁41を凹部11近傍の筐体表面に接着して凹部11の開口を塞いでいる。
この防犯ブザーAは、誤押防止膜4を指で破って破壊しないとスイッチ2の釦21が押せないため、緊急時以外にスイッチ2の電気接点が閉成し難く、誤作動を防止できる。
防犯ブザーAをポケット等に入れて携帯する場合、歩行等の際に、誤押防止膜4に口紅16等の携帯物品が当たっても、誤押防止膜4が容易に破れないため、スイッチ2の釦21が押圧されない。
なお、緊急時には、誤押防止膜4を指3で破って破壊すれば、スイッチ2の釦21を指で押圧し、ブザー13を鳴動させてピーポー音を外部に放音することができる。
つぎに、本考案の実施例2(請求項1、2に対応)を図2に基づいて説明する。
防犯ブザーBは、筐体1の外壁の下部に円錐状の凹部11を形成し、この凹部11の奥に釦21が臨む様にスイッチ2を筐体内へ配設している。そして、指3の押下で破ることができるゴム製の誤押防止膜4の下面縁41を、凹部11近傍の筐体表面に接着して凹部11を塞いでいる。
筐体1は、プラスチック製であり、外形が卵形形状を呈する。12はブザー13が鳴動するピーポー音を外部に放音するための連通穴であり、15はブザー13へ作動用電力を供給するための電池である。
凹部1は、筐体表面から凹部底までの距離が3mmであり、親指が入る大きさに形成されている。
スイッチ2は、釦21を押圧荷重500g以上で押下すると、電気接点が閉成状態に変移するロック式の押しボタンスイッチである。
誤押防止膜4は、破壊強度が1.0kgのゴム製の円形シートであり、下面縁41を凹部11近傍の筐体表面に接着して凹部11の開口を塞いでいる。
この防犯ブザーBは、誤押防止膜4を指で破って破壊しないとスイッチ2の釦21が押せないため、緊急時以外にスイッチ2の電気接点が閉成状態になり難く、誤作動を防止できる。
防犯ブザーBをポケット等に入れて携帯する場合、歩行等の際に、誤押防止膜4に口紅16等の携帯物品が当たっても、誤押防止膜4が容易に破れないため、スイッチ2の釦21が押圧されない。
なお、緊急時には、誤押防止膜4を指で破って破壊すれば、スイッチ2の釦21を指で押圧し、ブザー13を鳴動させてピーポー音を外部に放音することができる。
本考案の実施例3(請求項3に対応)を図3に基づいて説明する。
防犯ブザーCは、筐体1の最も小面積の端面17に断面長方形のピンプラグ孔18を設け、ピンプラグ孔18奥の筐体1内に電気接点22、23を配設している。
筐体1は、プラスチック製であり、角を丸めた直方体形状を呈する。12はブザー13が鳴動する鳴動音を外部に放音するための連通穴であり、15はブザー13へ作動用電力を供給するための電池である。
この防犯ブザーCは、平たい紐5の先端に取り付けた断面長方形の柱状の絶縁ピン51をピンプラグ孔18から引き抜く(引っ張り荷重500g以上)と、電気接点22、23が閉成して、ブザー13が鳴動して鳴動音が外部に放音する構造である。
鍔部61および細棒部62からなるピン抜け防止具6の細棒部62が挿入可能な挿入孔19をピンプラグ孔18近傍の筐体1に設けている。そして、ピンプラグ孔18へ絶縁ピン51を嵌入した後に、細棒部62を紐5へ貫通させて挿入孔19へ挿入し、鍔部61で平たい紐表面52を押さえている。これにより、引っ張り荷重が1kgに倍増している
この防犯ブザーCは、紐5を勢い良く引いて(引っ張り荷重1kg以上)ピン抜け防止具6を外さないと、絶縁ピン51がピンプラグ孔18から引き抜かれないので、緊急時以外に電気接点22、23が導通状態になることを防止でき、誤作動を防ぐことができる。 防犯ブザーCはをポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、紐5に他の携帯物品が絡んでも、ピン抜け防止具6が容易に外れないため、絶縁ピン51の抜けが防止できる。
緊急時には、引っ張り荷重1kg以上で紐5を勢い良く引くと、鍔部61の下面が紐5によって押されるので、細棒部62が挿入孔19から抜けてピン抜け防止具6が外れ、絶縁ピン51がピンプラグ孔18から抜ける。なお、端面17に直交する方向へ紐5を引くのが好適である。
絶縁ピン51がピンプラグ孔18から引き抜かれると、電気接点22、23が導通状態になってブザー13が鳴動し、鳴動音が外部に放音する。
本考案の実施例4(請求項5に対応)を図4に基づいて説明する。
本実施例の防犯ブザーDは、筐体1の最も小面積の端面17に断面円形のピンプラグ孔18aを設け、ピンプラグ18a孔奥の筐体1内に電気接点22、23を配設している。そして、ピンプラグ孔18aへ絶縁ピン51aを嵌入した後に、紐5を筐体表面へ臨ませた状態にして、面状ファスナー63、64より平たい紐5を筐体表面へ固定している。
この防犯ブザーDは、紐5の先端に取り付けた円柱状の絶縁ピン51aを筐体に設けたピンプラグ孔18aから引き抜くと、ピンプラグ孔18a奥に配設した電気接点23、24が導通して、筐体内から鳴動音を外部に放音するタイプである。
この防犯ブザーDは、紐5を勢い良く引いて(引っ張り荷重1.5kg以上)、面状ファスナー64を面状ファスナー63から剥がさないと、絶縁ピン51aがピンプラグ孔18aから引き抜かれないので、緊急時以外に電気接点22、23が導通状態になることを防止できる。
防犯ブザーDをポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、紐5に他の携帯物品が絡んでも絶縁ピン51aが容易に抜けないので、誤作動が防止できる。
本考案の実施例5(請求項4に対応)を図5に基づいて説明する。
本実施例の防犯ブザーEは、平たい紐5の先端に取り付けた直方体形状の絶縁ピン53を筐体7に設けたピンプラグ孔71から引き抜く(台形凹溝72無しでは引っ張り荷重1.0kg以上)と、ピンプラグ孔71奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体7から鳴動音を発するタイプである。
この防犯ブザーEは、溝開口が紐5より小さい台形凹溝72をピンプラグ孔71近傍の筐体面に設けている。そして、ピンプラグ孔71へ絶縁ピン53を嵌入した後に、台形凹溝72内へ紐5を通して挟持させている。
緊急時には、紐5後端を手で持って勢い良く引く(引っ張り荷重1.5kg以上)と、台形凹溝72内の紐5が溝開口から出て来るので、絶縁ピン53がピンプラグ孔71から抜け、ピンプラグ孔71奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体7内から鳴動音が発せられる。なお、筐体面に直交する方向へ紐を引くのが好ましい。
防犯ブザーEをポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、他の携帯物品が紐5に絡んでも、台形凹溝72内の紐5が溝開口から容易に出て来ないので、絶縁ピン53の抜けを防止することができ、誤作動を防ぐことができる。
本考案の実施例6(請求項4に対応)を図6に基づいて説明する。
本実施例の防犯ブザーFは、平たい紐5の先端に取り付けた直方体形状の絶縁ピン53を筐体7に設けたピンプラグ孔71から引く抜く(台形凹溝72、73無しでは引っ張り荷重1.0kg以上)と、ピンプラグ孔71奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体7から鳴動音を発するタイプである。
この防犯ブザーFは、溝開口が紐5より小さい台形凹溝72、73をピンプラグ孔71近傍の筐体面に設けている。そして、ピンプラグ孔71へ絶縁ピン53を嵌入した後に、台形凹溝72、73内へ紐5を通して挟持させている。
緊急時には、紐5後端を手で持って勢い良く引く(引っ張り荷重2.0kg以上)と、台形凹溝72、73内の紐5が溝開口から出て来るので、絶縁ピン53がピンプラグ孔71から抜け、ピンプラグ孔71奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体7内から鳴動音が発せられる。
防犯ブザーFをポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、他の携帯物品が紐5に絡んでも、台形凹溝72、73内の紐5が溝開口から容易に出て来ないので、絶縁ピン53の抜けを防止することができ、誤作動を防ぐことができる。
本考案の実施例7(請求項5に対応)を図7に基づいて説明する。
本実施例の防犯ブザーGは、筐体1の最も小面積の端面17にピンプラグ孔18aを設け、ピンプラグ18a孔奥の筐体1内に電気接点22、23を配設している。そして、ピンプラグ孔18aへ絶縁ピン51を嵌入した後に、紐5を筐体表面へ臨ませた状態にして、粘着シール紙65により平たい紐5を筐体表面へ固定している。
この防犯ブザーGは、紐5の先端に取り付けた絶縁ピン51を筐体に設けたピンプラグ孔18aから引き抜く(粘着シール65無しでは引っ張り荷重1.0kg以上)と、ピンプラグ孔18a奥に配設した電気接点22、23が導通して、筐体内から鳴動音を外部に放音するタイプである。
この防犯ブザーGは、紐5を勢い良く引いて(引っ張り荷重2.0kg以上)粘着シール紙65を剥がさないと、絶縁ピン51がピンプラグ孔18aから引き抜かれないので、緊急時以外に電気接点22、23が導通状態になることを防止できる。
防犯ブザーGはをポケットやカバンや机の中に入れて携帯する場合、歩行や開閉等の際に、紐5に他の携帯物品が絡んでも絶縁ピン51が容易に抜けないので、誤作動が防止できる。
なお、図8の様に、絶縁ピンの先方に抜け防止用のストッパを取り付けて、紐を引いた際に、絶縁ピンがピンプラグ孔から抜け落ちない様にしても良い。
(a)、(b)は、本考案の実施例1にかかる防犯ブザーの説明図であり、(a)は誤押防止膜に口紅等の携帯物品が当たった場合の上面図、および誤押防止膜に口紅等の携帯物品が当たった場合の側面を部分破断させた側面図であり、(b)は誤押防止膜を指で押して破った場合の上面図、および誤押防止膜を指で押して破った場合の側面を部分破断させた側面図である。 (a)、(b)は、本考案の実施例2にかかる防犯ブザーの説明図であり、(a)は誤押防止膜に口紅等の携帯物品が当たった場合の上面図、および誤押防止膜に口紅等の携帯物品が当たった場合の側面を部分破断させた側面図であり、(b)は誤押防止膜を指で押して破った場合の上面図、および誤押防止膜を指で押して破った場合の側面を部分破断させた側面図である。 (a)は本考案の実施例3にかかる防犯ブザーの上面図および側面図であり、(b)はその防犯ブザーのピンプラグ孔の断面図であり、(c)はその防犯ブザーの絶縁ピン説明図である。 (a)は本考案の実施例4にかかる防犯ブザーの上面図および側面図であり、(b)はその防犯ブザーのピンプラグ孔の断面図であり、(c)はその防犯ブザーの面状ファスナー部分の説明図である。 (a)は本考案の実施例5にかかる防犯ブザーの上面図(紐付、紐無)および側面図(紐付)であり、(b)はその防犯ブザーの台形凹溝および紐が付いた絶縁ピンの説明図である。 本考案の実施例6にかかる防犯ブザーの斜視図(紐付)、側面図(紐無し)、紐が付いた絶縁ピンの説明図、防犯ブザーの側面図(紐付)である。 (a)は本考案の実施例7にかかる防犯ブザーの斜視図と側面図、絶縁ピンと粘着シール紙を取り付けた紐の説明図、およびその防犯ブザーのピンプラグ孔の断面図である。 変形例に係る防犯ブザーの説明図である。
符号の説明
A、B、C、D、E、F、G 防犯ブザー(携帯型緊急通報装置)
1、6、7 筐体
2 スイッチ
3 指
4 誤押防止膜(誤押防止具)
5 紐
6 抜け防止具
11 凹部(窪み)
18、18a ピンプラグ孔
21 釦
22、23 電気接点
41 下面縁
51、51a 絶縁ピン
52 鍔表面
53 絶縁ピン
61 細棒部
62 鍔部
63、64 面状ファスナー(粘着シート)
65 粘着シール紙(粘着シート)
71 ピンプラグ孔
72、73 台形凹溝

Claims (5)

  1. 筐体に配設したスイッチの釦を押圧すると電気接点が閉成して、緊急通報信号を無線送信したり、警報音を筐体内から発する携帯型緊急通報装置であって、
    前記筐体の外壁の一部を窪ませ、この窪みの奥に前記釦が臨む様に前記スイッチを筐体内へ配設するとともに、
    指の押下で破壊可能な強度を有するシート状の誤押防止具の下面縁を、窪み近傍の筐体表面に接着して前記窪みを塞いだことを特徴とする携帯型緊急通報装置。
  2. 筐体に配設したスイッチの釦を押圧すると電気接点が閉成して、緊急通報信号を無線送信したり、警報音を筐体内から発する携帯型緊急通報装置であって、
    前記筐体の外壁の一部を窪ませ、この窪みの奥に前記釦が臨む様に前記スイッチを筐体内へ配設するとともに、
    指の押下で破壊可能な強度を有し、紙、ビニール、またはゴムからなる平面状の誤押防止具の下面縁を、窪み近傍の筐体表面に接着して前記窪みを塞いだことを特徴とする携帯型緊急通報装置。
  3. 紐の先端に取り付けた前記絶縁ピンを筐体に設けたピンプラグ孔から引く抜くと、ピンプラグ孔奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体内から警報音を発する携帯型報知装置であって、
    鍔部および細棒部からなるピン抜け防止具の前記細棒部が挿入可能な挿入孔をピンプラグ孔近傍の筐体面に設け、
    前記ピンプラグ孔へ前記絶縁ピンを嵌入した後に、前記細棒部を前記紐へ貫通させて前記挿入孔へ挿入し、前記鍔部で紐表面を押さえることを特徴とする携帯型報知装置。
  4. 紐の先端に取り付けた前記絶縁ピンを筐体に設けたピンプラグ孔から引く抜くと、ピンプラグ孔奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体内から警報音を発する携帯型報知装置であって、
    溝開口が前記紐より小さい台形凹溝をピンプラグ孔近傍の筐体面に設け、
    前記ピンプラグ孔へ前記絶縁ピンを嵌入した後に、台形凹溝内へ前記紐を通して挟持させることを特徴とする携帯型報知装置。
  5. 紐の先端に取り付けた前記絶縁ピンを筐体に設けたピンプラグ孔から引く抜くと、ピンプラグ孔奥に配設したスイッチの電気接点が閉成して、筐体内から警報音を発する携帯型報知装置であって、
    前記ピンプラグ孔へ前記絶縁ピンを嵌入した後に、
    前記紐を筐体表面へ臨ませた状態で、粘着シートにより前記紐を前記筐体表面へ固定することを特徴とする携帯型報知装置。
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