JP3141333B2 - 宇宙構造物の構築方法 - Google Patents

宇宙構造物の構築方法

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JP3141333B2
JP3141333B2 JP04047331A JP4733192A JP3141333B2 JP 3141333 B2 JP3141333 B2 JP 3141333B2 JP 04047331 A JP04047331 A JP 04047331A JP 4733192 A JP4733192 A JP 4733192A JP 3141333 B2 JP3141333 B2 JP 3141333B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、宇宙空間において設置
される太陽電池を有する宇宙構造物の構築方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、宇宙空間に人口衛星や、宇宙ステ
ーションを打ち上げた場合に、これら宇宙構造物のエネ
ルギー源として太陽光を用いることが実用化されてい
る。宇宙構造物のエネルギー源を太陽光とする場合、該
構造物に太陽光発電装置(SPS:Solar Power Sta
tion)を設ける必要がある。この太陽光発電装置は、例
えばアルミニウム合金等の骨材を網の目状や蜘蛛の巣
状、トラス状等に組んで、その内部に多数の太陽電池
(ソーラーセル)を組み込んだものであり、受光面を太
陽に向けるためにその姿勢を変更できるように構成され
ている。
【0003】上記太陽光発電装置を備えた宇宙構造物
は、通常地上において上記装置の骨材等を分解した状
態、あるいは、折り畳んだ状態で輸送ロケット等に搭載
し、これをロケット等で宇宙空間に搬送した後、宇宙空
間で組み立てられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記太陽光
発電装置は、宇宙空間で骨材を網の目状や蜘蛛の巣状、
トラス状等に組んで巨大平面を構築する構造であるた
め、以下に示すような解決すべき課題がある。 太陽光発電装置の総重量が大きくなり、地上からの材
料運搬費が莫大なものになる。 宇宙空間の軌道上で太陽光発電装置を組み立てるため
に、ロボットやEVA(Extra Vehicle Activity)等が必
要となり、太陽光発電装置の組み立て作業が煩雑であっ
た。 太陽光発電装置を自動展開方式にしたトラス構造も考
えられるが、そのシステムも複雑なものとなる。このシ
ステムでは、トラス構造を展開後に、太陽電池を取り付
けなければならず、展開作業と太陽電池取り付け作業と
が必要になり、これら作業に要する費用が必要になり、
作業に要する費用が高くなってしまう。
【0005】本発明は前記課題を有効に解決するもの
で、巨大平面を容易に構築できる宇宙構造物の構築方法
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の宇宙構造
物の構築方法は、断面視円形状又は正多角形状の装置本
体と、該装置本体の外周面に放射状に取り付けられ、太
陽電池を有する複数の扇形要素とからなり、該扇形要素
がそれぞれその円周方向に沿う折り目をもって折り畳み
自在とされ、かつ、その基部が上記装置本体の軸線に直
交する方向の軸線をもって回転自在に該装置本体に取り
付けられた構成とされた宇宙構造物を形成しておき、
上において前記各扇形要素をそれぞれ折り目の延在する
方向を前記装置本体の軸線方向に向けた状態で折り畳
み、この状態で前記宇宙構造物を地上から宇宙空間に運
搬し、宇宙空間において前記宇宙構造物を前記装置本体
の軸線を中心として回転させることにより前記扇形要素
を遠心力により展開させ、さらにこれら扇形要素をそれ
ぞれ回転自在とされた軸線をもって回転させることによ
り略同一平面上に位置させるようにしたことを特徴とし
ている。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1記載の宇宙構造物の構築方法では、地
上において前記各扇形要素をそれぞれ折り目の延在する
方向を前記装置本体の軸線方向に向けた状態で折り畳
み、この状態で前記宇宙構造物を地上から宇宙空間に運
搬するため、小型化された宇宙構造物が運搬される。そ
して、宇宙空間において宇宙構造物を前記装置本体の軸
線を中心として回転させることにより前記扇形要素を遠
心力により展開させるため、宇宙構造物が組み立てられ
る。さらにこれら扇形要素をそれぞれ回転自在とされた
軸線をもって回転させることにより略同一平面上に位置
させるため、巨大平面を有する宇宙構造物が構築され
る。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本発明の宇宙構造物の一実施例につい
て、図1ないし図7を参照しながら説明する。図1に示
すように、宇宙構造物1は、その軸に垂直な断面を円形
状にされた装置本体2と、この装置本体2の外周面に均
等間隔をもって放射状に取り付けられ、太陽電池を表面
に組み込んだ複数の扇形要素3とから基本構成されてい
る。
【0011】この扇形要素3は、図2に示すように、そ
れぞれその円周方向に沿う方向の折り目4を複数有して
おり、この折り目4をもって、それ自身が折り畳み自在
に構成されている。また、扇形要素3は、その基部に回
転軸5を有しており、この回転軸5は、前記装置本体2
にこの装置本体2の軸線に直交する方向の軸線をもって
回転自在に取り付けられている。
【0012】装置本体2には、この装置本体2の軸線方
向を制御する姿勢制御装置(図示略)と、前記扇形要素
3の回転軸5を回転させる駆動装置(図示略)と、太陽
電池から得られる電力エネルギーを他のエネルギーに変
換する変換装置(図示略)とが装備されている。これら
姿勢制御装置、駆動装置、変換装置は、装置本体2に設
けられた制御部にそれぞれ接続されている。
【0013】このような宇宙構造物1の構築方法では、
図3ないし図4に示すように、地上において各扇形要素
3をそれぞれの折り目4の延在する方向を装置本体2の
軸線方向に向けた状態で折り畳む。この小型化された状
態で宇宙構造物1をロケット等に載置し、このロケット
を宇宙空間に向けて発射させて、宇宙構造物1を宇宙空
間に運搬する。
【0014】この宇宙空間に宇宙構造物1を移動させ、
この宇宙構造物1を前記装置本体2の軸線を中心として
回転させ、図5に示すように、扇形要素3に遠心力を作
用させ、扇形要素3の折り畳み状態を除々に解き放して
いく。そして、図6ないし図7に示すように、宇宙構造
物1の各扇形要素3をその折り目4の延在する方向に展
開させる。
【0015】さらに、前記駆動装置を作動させ、これら
扇形要素3の基部に設けられた回転軸5を回転させるこ
とにより、各扇形要素3はその軸線をもって回転され、
図1に示すように、各扇形要素3は略同一平面上に位置
され、巨大平面を有する宇宙構造物1が構築される。す
なわち、扇形要素3の回転軸5をその軸回り90°回転
させる。ここで、姿勢制御装置を作動させ、装置本体2
の軸線上に太陽を位置させ、太陽光の進行方向に対し扇
形要素3の面を垂直にする。この扇形要素3の太陽電池
に太陽光が照射され、電力エネルギーが得られる。
【0016】このような宇宙構造物1によれば、装置本
体2ではその外周面に太陽電池を有する複数の扇形要素
3が放射状に取り付けられているため、地上で装置本体
2に扇形要素3を取り付けることができる。このため、
太陽電池を宇宙空間で取り付ける必要をなくすことがで
き、地上から材料を運搬する必要性をなくすことがで
き、これら太陽電池の取り付けに要する費用を低減する
ことができる。
【0017】そして、前記扇形要素3をそれぞれその円
周方向に沿う折り目4をもって折り畳むことにより、扇
形要素3が装置本体2に隣接されるために、宇宙構造物
1を小型化することができ、宇宙構造物1の総重量を少
なくすることができる。一方、装置本体2では、その軸
線に垂直な断面が円形状に形成され、装置本体2をその
軸線回りに回転させ、扇形要素3に遠心力を働かせて扇
形要素3を展開できるために、宇宙空間で骨材を組む必
要をなくすことができ、ロボットやEVA等を不要にする
ことができ、扇形要素3に展開動力及びその機構を設け
る必要をなくすことができ、宇宙空間で行なう作業を少
なくできる。このため、宇宙構造物1を軽量化でき、宇
宙構造物1の運搬作業を向上させることができ、宇宙構
造物1の故障箇所を少なくして宇宙構造物1の安全性を
向上させることができる。
【0018】さらに、扇形要素3の回転軸5が装置本体
2の軸線に直交する方向の軸線をもって回転自在に該装
置本体2に取り付けられているため、太陽光の方向に対
し扇形要素3が所定の角度に向けられることにより巨大
平面が形成される。このため、宇宙空間で骨材を網の目
状や蜘蛛の巣状、トラス状等に組んで巨大平面を構築す
る必要をなくすことができ、扇形要素3を遠心力で展開
させ、回転させることで太陽電池付き巨大平面が形成さ
れることから、そのシステムを簡易なものにすることが
でき、巨大平面形成作業に要する費用を低減することが
できる。
【0019】また、このような宇宙構造物の構築方法に
よれば、地上で各扇形要素3をそれぞれ折り畳み、この
状態で前記宇宙構造物1を宇宙空間に運搬するため、宇
宙構造物1を小型化して運搬でき、宇宙構造物の運搬作
業性を向上させ、宇宙構造物1の運搬費用を低減させる
ことができる。そして、宇宙空間において宇宙構造物1
の各扇形要素3を遠心力により展開させ、宇宙構造物1
を組み立てることができ、宇宙構造物1の組み立て作業
性を向上させることができる。さらにこれら扇形要素3
を回転させて略同一平面上に位置させるため、巨大平面
を有する宇宙構造物1を構築することができ、宇宙構造
物1の構築作業性を向上させることができる。このよう
に、扇形要素3の展開作業と、太陽電池付き巨大平面の
構築作業とを一連してでき、巨大平面構築作業に要する
費用を低減することができる。なお、前記実施例では、
装置本体2を断面視円形状としたが、断面視正多角形状
としてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の宇
宙構造物の構築方法によれば、地上で各扇形要素をそれ
ぞれ折り畳み、この状態で前記宇宙構造物を宇宙空間に
運搬するため、宇宙構造物を小型化して運搬でき、宇宙
構造物の運搬作業性を向上させ、宇宙構造物の運搬費用
を低減させることができる。そして、宇宙空間において
宇宙構造物の各扇形要素を遠心力により展開させ、宇宙
構造物を組み立てることができ、宇宙構造物の組み立て
作業性を向上させることができる。さらにこれら扇形要
素を回転させて略同一平面上に位置させるため、巨大平
面を有する宇宙構造物を構築することができ、宇宙構造
物の構築作業性を向上させることができる。このよう
に、扇形要素の展開作業と、太陽電池付き巨大平面の構
築作業とを一連してでき、巨大平面構築作業に要する費
用を低減することができる。
【0021】
【0022】
【0023】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の宇宙構造物を示す正面図である。
【図2】図1の扇形要素を示す正面図である。
【図3】図1の扇形要素を折り畳んだ状態を示す正面図
である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】図4の扇形要素の展開状態を示す正面図であ
る。
【図6】図5の扇形要素の展開後を示す正面図である。
【図7】図6の側面図である。
【符号の説明】
1 宇宙構造物 2 装置本体 3 扇形要素 4 折り目 5 回転軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−248607(JP,A) 特開 平2−136400(JP,A) 特開 平2−99497(JP,A) 特開 昭62−175004(JP,A) 実開 昭56−129760(JP,U) 実開 昭60−169100(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B64G 1/22 B64G 1/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宇宙構造物を宇宙空間に構築する方法で
    あって、 断面視円形状又は正多角形状の装置本体と、該装置本体
    の外周面に放射状に取り付けられ、太陽電池を有する複
    数の扇形要素とからなり、該扇形要素がそれぞれその円
    周方向に沿う折り目をもって折り畳み自在とされ、か
    つ、その基部が上記装置本体の軸線に直交する方向の軸
    線をもって回転自在に該装置本体に取り付けられた構成
    とされた宇宙構造物を形成しておき、 地上において前記各扇形要素をそれぞれ折り目の延在す
    る方向を前記装置本体の軸線方向に向けた状態で折り畳
    み、この状態で前記宇宙構造物を地上から宇宙空間に運
    搬し、宇宙空間において前記宇宙構造物を前記装置本体
    の軸線を中心として回転させることにより前記扇形要素
    を遠心力により展開させ、さらにこれら扇形要素をそれ
    ぞれ回転自在とされた軸線をもって回転させることによ
    り略同一平面上に位置させるようにしたことを特徴とす
    る宇宙構造物の構築方法。
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