JP3141361B2 - 電子線照射装置及びそのシート状被処理物通し方法 - Google Patents
電子線照射装置及びそのシート状被処理物通し方法Info
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Description
式の両用タイプの電子線照射装置において、シート状の
被処理物を搬送路内に通す方法に関するものである。
用の電子線照射装置では、試料をトレイに入れて搬送
し、電子線を照射するいわゆるバッチ方式が採用されて
いるが、それに加えてシート状の被処理物(ウェブ(we
b ))も使用できる構造になっている。連続方式でウェ
ブに電子線を照射する場合には、例えば、まず長い棒状
の板(ウェブ通し治具)の先端にウェブの先端をテープ
等で固定したうえで、その板を搬送路内に通して引き出
すことにより、ウェブを搬送路内に通す必要がある。そ
して、ガイドローラ等によりウェブを案内して、電子線
照射部でウェブに電子線を照射する。
ば実験・研究用の電子線照射装置では、搬送路の長さが
約2mもあり、上記のウェブ通し治具を使用してウェブ
を搬送路内に通す方法では、最初に板を通すのが難しい
という問題があった。また、搬送路内もかなり狭いた
め、搬送路内に通しやすい、固くて薄い棒状の板を作成
することが困難であるという問題もあった。更に、入口
又は出口側にウエブ通し治具を出し入れするためのスペ
ースが必要となるという問題がある。
であり、簡単にシート状の被処理物を搬送路内に通すこ
とができ、しかも省スペース化を図ることができる電子
線照射装置及びそのシート状被処理物通し方法を提供す
ることを目的とするものである。
めの第一の発明に係る電子線照射装置のシート状被処理
物通し方法は、シート状の被処理物を連続的に搬送する
連続方式及び被処理物をトレイに入れ該トレイをトレイ
キャリアで保持して搬送するバッチ方式のいずれの方式
でも被処理物に電子線を照射することができる電子線照
射装置において、前記搬送路の入口側から前記シート状
の被処理物を挿入し、前記トレイキャリアに前記シート
状の被処理物を仮止めした後、前記トレイキャリアを前
記搬送路の出口側に移動させることにより、前記シート
状の被処理物を前記搬送路内に通すことを特徴とするも
のである。
は、シート状の被処理物を連続的に搬送する連続方式及
び被処理物をトレイに入れ該トレイをトレイキャリアで
保持して搬送するバッチ方式のいずれの方式でも被処理
物に電子線を照射することができる電子線照射装置にお
いて、前記トレイキャリアの移動開始位置及び停止位置
の上部に開口部を形成し、該開口部には着脱自在の蓋を
設けたことを特徴とするものである。
被処理物を搬送路内に通す際に、搬送路の入口側からシ
ート状の被処理物を挿入し、トレイキャリアにシート状
の被処理物を仮止めした後、トレイキャリアを搬送路の
出口側に移動させることにより、トレイキャリアと共に
シート状の被処理物を搬送路の入口側から出口側に容易
に搬送することができる。
キャリアの移動開始位置及び停止位置の上部に開口部を
形成し、開口部には着脱自在の蓋を設けたことにより、
たとえば、上記第一の発明のシート状被処理物通し方法
を利用してシート状の被処理物を搬送路内に通す場合に
は、シート状の被処理物をトレイキャリアの移動開始位
置まで挿入するだけで、開口部を利用してトレイキャリ
アにシート状の被処理物を容易に仮止めすることができ
る。また、トレイキャリアと共にシート状の被処理物を
移動停止位置に搬送したときにも、開口部を利用してシ
ート状の被処理物をトレイキャリアから容易に取り外す
ことができる。
説明する。図1は本発明の一実施例である電子線照射装
置の概略断面図、図2乃至図4は本発明の一実施例であ
る電子線照射装置のシート状被処理物通し方法を説明す
るための図、図5は本実施例で使用するトレイキャリア
の概略平面図、図6は本実施例装置を制御する操作用パ
ネルの正面図である。
続方式とバッチ方式の両用タイプのものであり、電子線
発生部2と、電子線照射部4と、被処理物を搬送する搬
送路6と、連続方式で電子線照射処理を行う際にシート
状の被処理物(ウェブ(web))60を案内するための
ガイドローラ8a,8bと、バッチ方式で電子線照射処
理を行う際に被処理物が載置されるトレイを保持して搬
送するためのトレイキャリア10とを備えるものであ
る。
の電力を供給して熱電子を発生させ、その熱電子を加速
管12において印加した高電圧により加速して電子線と
して取り出す。電子線照射部4では、チタン箔などを用
いて電子線発生部2と搬送路6との雰囲気を仕切る照射
窓14を介して、電子線を搬送路6内で搬送される被処
理物に照射する。
鉛で覆われている。搬送路6の左端には入口側ウェブア
ダプタ16aが、右側には出口側ウェブアダプタ16b
が設けられ、またウェブ入口部18a、ウェブ出口部1
8bは搬送路6に対して所定の角度で傾斜して設けられ
ている。これは、X線の漏洩を防止するためである。搬
送路6の中間部には電子線照射部4が、また、ウェブア
ダプタ16a,16b内には、それぞれガイドローラ8
a,8bが設けられている。
左端部の所定位置(図1に示す位置)に配置されてお
り、このトレイキャリア10の移動開始位置の上部にメ
ンテ用の開口部22aを形成し、その上に着脱自在な鉛
製の蓋24aを設けている。また、トレイキャリア10
の停止位置(搬送路6の右端部)の上部にもメンテ用の
開口部22bを形成し、その上に鉛製の蓋24bを設け
ている。
に、枠体状に形成され、左右の内側面に形成された四つ
のローラ26と、上下部分の枠体として設けたロール
(又は円柱状の部材)28とを備える。トレイは、これ
らのローラ26及びロール28により保持される。ま
た、トレイキャリア10には、左右の外側面に駆動用の
チェーンコンベア32が取り付けられている。トレイキ
ャリア10は、パルスモータ等を用いてチェーンコンベ
ア32を駆動することにより移動する。
置に、互いに搬送方向が略直角となるように副搬送路が
設けられている。本実施例の電子線照射装置では、副搬
送路の先端部にある出入部においてトレイの送り出し及
び取り出しを行い、搬送路6と副搬送路との間ではトレ
イを昇降装置(不図示)により搬送するように構成して
いる。尚、この副搬送路はバッチ方式の処理を行うとき
にのみ使用される。
うに、コンベアシステム操作パネル40と、セレクトス
イッチ50とが配置された操作用パネルが設けられてい
る。コンベアシステム操作パネル40には、トレイキャ
リア10を移動させるチェーンコンベア32を制御する
ためのコンベア制御スイッチ42,42、トレイの送出
口及び取出口のドアを開閉するためのドアスイッチ4
4、搬送されているトレイの現在の位置及び進行方向を
オペレータに表示するための発光素子46等が備えられ
ている。また、セレクトスイッチ50は、ウェブ60を
搬送路6内に通したり、電子線発生部2に高電圧及びビ
ーム電流を出力したりするためのものである。
を直角に配置してトレイの送り出しと取り出しを一ヶ所
で行うように構成したことにより、バッチ方式で被処理
物に電子線を照射する場合には、オペレータは装置の前
面において、トレイの出し入れや操作用パネルの操作を
行うことができるので、操作性が向上する。
て、連続方式でウェブ60に電子線を照射する場合に、
ウェブ60を搬送路6内に通す方法について説明する。
60をウェブアダプタ16aのウェブ入口部18aに入
れる。図2に示すように、ウェブ60の先端部が、移動
開始位置にあるトレイキャリア10の上側のロール28
の位置にくるまでウェブ60を挿入する。そして、図3
に示すように、開口部22aを介してウェブ60をトレ
イキャリア10の上側のロール28にテープ34等で仮
止めする。
EB SET”にすることにより、本来バッチ方式で使
用するトレイキャリア10をウェブ60を通すときにも
動かすことができ、トレイキャリア10は電子線照射部
4の下を通り出口側の蓋24bの下部の移動停止位置ま
で搬送される。また、このとき、コンベアシステム操作
パネル40でウェブ60の移動状態を発光素子46a,
46bにより確認することができる。すなわち、セレク
トスイッチ50を“WEB SET”にすると、最初に
トレイキャリア10がある移動開始位置に対応する発光
素子46aが点灯し、トレイキャリア10が移動停止位
置に移動すると、発光素子46aに代わって発光素子4
6bが点灯する。
蓋24bの下部の移動停止位置まで搬送されると、図4
に示すように開口部22bを介してテープ34を剥がす
ことによって、仮止めされたウェブ60の先端部をトレ
イキャリア10から外す。そして、ウェブ60を出口側
ウェブアダプタ16bに入れ、ウェブ出口部18bから
取り出す。セレクトスイッチ50を“OFF”にする
と、トレイキャリア10は元の位置に戻る。最後に、蓋
24a,24bを取り着けて、ウェブ60を搬送路6内
に通す作業が終了する。
り出し、セレクトスイッチ50を“HV(high voltag
e) ON”にすると、電子線発生部2に高電圧及びビ
ーム電流が出力され、発生した電子線が照射窓14を介
して、搬送路6内を搬送されるウェブ60に照射され
る。処理を終了するときには、セレクトスイッチ50を
“OFF”にする。これにより電子線の照射を終了す
る。
誤って“HV ON”にならないように、セレクトスイ
ッチ50に“WEB SET”、“OFF”、“HV
ON”の三段階のスイッチを採用することにより、人為
的ミスを防ぐ構造とし、安全性を高めている。
で覆っていたので、ウェブを通すのに専用の治具を必要
としていたが、本実施例では、メンテ用に搬送路に開口
部を形成し、電子線を照射する際に生じるX線を遮蔽す
るため開口部に鉛製の蓋を設けたことにより、搬送路の
入口部にだけウェブを挿入するのみで、搬送路内の大部
分では上記のようにトレイキャリアを使用して、ウェブ
を機械的に搬送することができるので、簡単にウェブを
搬送路内に通すことができる。
に通す際に、メンテ用の開口部を利用して、ウェブをト
レイキャリアに仮止めしてウェブを搬送路内に通す場合
について説明したが、本発明のウェブ通し方法はこれに
限定されるものではなく、たとえばウェブアダプタを着
脱自在に構成した場合には、開口部を設けなくとも、ウ
ェブアダプタを取り外して、トレイキャリアにウェブを
仮止めすることにより、ウェブを搬送路内に通すことが
できる。
送路の入口側からシート状の被処理物を入れて、トレイ
キャリアにシート状の被処理物を仮止めした後、トレイ
キャリアを搬送路の出口側に移動させることにより、ト
レイキャリアと共にシート状の被処理物を搬送路の入口
側から出口側に搬送することができるので、シート状の
被処理物を搬送路内に簡単に通すことができる電子線照
射装置のシート状被処理物通し方法を提供することがで
きる。
ば、トレイキャリアの移動開始位置及び停止位置の上部
に開口部を形成し、開口部には着脱自在の蓋を設けたこ
とにより、シート状の被処理物を搬送路内に通す場合
に、開口部を利用してトレイキャリアにシート状の被処
理物を仮止めしたり、トレイキャリアからシート状の被
処理物を取り外す作業を容易に行うことができ、また省
スペース化を図ることができるので、特に実験・研究用
に好適な電子線照射装置を提供することができる。
断面図である。
ト状被処理物通し方法を説明するための図である。
ト状被処理物通し方法を説明するための図である。
ト状被処理物通し方法を説明するための図である。
図である。
である。
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状の被処理物を連続的に搬送する
連続方式及び被処理物をトレイに入れ該トレイをトレイ
キャリアで保持して搬送するバッチ方式のいずれの方式
でも被処理物に電子線を照射することができる電子線照
射装置において、前記搬送路の入口側から前記シート状
の被処理物を挿入し、前記トレイキャリアに前記シート
状の被処理物を仮止めした後、前記トレイキャリアを前
記搬送路の出口側に移動させることにより、前記シート
状の被処理物を前記搬送路内に通すことを特徴とする電
子線照射装置のシート状被処理物通し方法。 - 【請求項2】 シート状の被処理物を連続的に搬送する
連続方式及び被処理物をトレイに入れ該トレイをトレイ
キャリアで保持して搬送するバッチ方式のいずれの方式
でも被処理物に電子線を照射することができる電子線照
射装置において、前記トレイキャリアの移動開始位置及
び停止位置の上部に開口部を形成し、該開口部には着脱
自在の蓋を設けたことを特徴とする電子線照射装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03276263A JP3141361B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電子線照射装置及びそのシート状被処理物通し方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03276263A JP3141361B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電子線照射装置及びそのシート状被処理物通し方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0587999A JPH0587999A (ja) | 1993-04-09 |
| JP3141361B2 true JP3141361B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=17567001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03276263A Expired - Lifetime JP3141361B2 (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電子線照射装置及びそのシート状被処理物通し方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141361B2 (ja) |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP03276263A patent/JP3141361B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0587999A (ja) | 1993-04-09 |
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