JP3141412B2 - クライストロンの同調機構 - Google Patents
クライストロンの同調機構Info
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- JP3141412B2 JP3141412B2 JP03062251A JP6225191A JP3141412B2 JP 3141412 B2 JP3141412 B2 JP 3141412B2 JP 03062251 A JP03062251 A JP 03062251A JP 6225191 A JP6225191 A JP 6225191A JP 3141412 B2 JP3141412 B2 JP 3141412B2
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- 238000002955 isolation Methods 0.000 claims 1
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000010894 electron beam technology Methods 0.000 description 3
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 3
- 230000003321 amplification Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
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- Microwave Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクライストロンの同調機
構に関し、特に電磁波を増幅するクライストロンの同調
機構に関する。
構に関し、特に電磁波を増幅するクライストロンの同調
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】クライストロンは、電子ビームを射出・
形成する電子銃と、高周波電力を電子ビームと相互作用
させる高周波回路部と、電子を捕捉するコレクタと、電
子ビーム収束装置とから成っている。これらのうち高周
波回路部は空胴共振器と、この空胴共振器の共振周波数
を変化させるための同調子と、この同調子に接続され、
これを支持している同調機構とで構成されている。
形成する電子銃と、高周波電力を電子ビームと相互作用
させる高周波回路部と、電子を捕捉するコレクタと、電
子ビーム収束装置とから成っている。これらのうち高周
波回路部は空胴共振器と、この空胴共振器の共振周波数
を変化させるための同調子と、この同調子に接続され、
これを支持している同調機構とで構成されている。
【0003】ところで、増幅する高周波電磁波の周波数
を変える場合、クライストロンではその都度出力波形を
観測しながら複数の空胴共振器の共振周波数を適切な値
に調整する必要がある。この調整をするために、予め設
定した特定の周波数では周波数切り替え操作だけ行なえ
ば規定の帯増幅を容易に得られるプリセット機構を有す
る同調機構を具備するクライストロンが用いられる。
を変える場合、クライストロンではその都度出力波形を
観測しながら複数の空胴共振器の共振周波数を適切な値
に調整する必要がある。この調整をするために、予め設
定した特定の周波数では周波数切り替え操作だけ行なえ
ば規定の帯増幅を容易に得られるプリセット機構を有す
る同調機構を具備するクライストロンが用いられる。
【0004】このようなプリセット機能を具備した従来
のクライストロンは、図2に示すごとき構造となってい
た。図2に於いて、クライストロンの高周波回路は、空
胴共振器1と、この空胴共振器1の体積を変化させて共
振周波数を変える同調子3と、この同調子3と空胴共振
器1とに接続しクライストロンの真空を保持しつつ機械
的変位により同調子3の出入を可能にしているベローズ
4とで構成されている。また、同調機構5は、同調子3
に接続し、かつ、常に同調子3の軸に沿って一定方向の
力を同調子3に加えている同調子支持機構6と、複数個
の調整ねじ13を有し、かつ、この調整ねじ13が同調
子3に接続しているチューナシャフト10に押し当てら
れて同調子3に機械的変位を与えるプリセット部8と、
同調子支持機構6とプリセット部8の接続あるいは切り
離したりする駆動機構9とで構成されている。
のクライストロンは、図2に示すごとき構造となってい
た。図2に於いて、クライストロンの高周波回路は、空
胴共振器1と、この空胴共振器1の体積を変化させて共
振周波数を変える同調子3と、この同調子3と空胴共振
器1とに接続しクライストロンの真空を保持しつつ機械
的変位により同調子3の出入を可能にしているベローズ
4とで構成されている。また、同調機構5は、同調子3
に接続し、かつ、常に同調子3の軸に沿って一定方向の
力を同調子3に加えている同調子支持機構6と、複数個
の調整ねじ13を有し、かつ、この調整ねじ13が同調
子3に接続しているチューナシャフト10に押し当てら
れて同調子3に機械的変位を与えるプリセット部8と、
同調子支持機構6とプリセット部8の接続あるいは切り
離したりする駆動機構9とで構成されている。
【0005】この構造で空胴共振器1の共振周波数は以
下の方法で調整される。同調子3が接続・固定されてい
るチューナシャフト10には同調子支持機構6の復元力
により常に同調子3を外側(図中右方向)に引き出そう
とする力が加わっている。このチューナシャフト10の
一端には、プリセット部8を構成している複数の調整ね
じ13が押し当てられており、この調整ねじのねじ込み
の程度により同調子3の出入が可能となっている。空胴
共振器1の共振周波数は、空胴共振器1の1つの壁を構
成している同調子3の端面に結合された空胴可動板2の
位置により一義的に決定される。従って、調整ねじ13
のねじ込みの程度により共振周波数を可変調整すること
ができる。
下の方法で調整される。同調子3が接続・固定されてい
るチューナシャフト10には同調子支持機構6の復元力
により常に同調子3を外側(図中右方向)に引き出そう
とする力が加わっている。このチューナシャフト10の
一端には、プリセット部8を構成している複数の調整ね
じ13が押し当てられており、この調整ねじのねじ込み
の程度により同調子3の出入が可能となっている。空胴
共振器1の共振周波数は、空胴共振器1の1つの壁を構
成している同調子3の端面に結合された空胴可動板2の
位置により一義的に決定される。従って、調整ねじ13
のねじ込みの程度により共振周波数を可変調整すること
ができる。
【0006】また、プリセットした異なる周波数に切り
替える際は、まず駆動機構9に設けられたロッキングシ
ャフト16を回転し、ロッキングシャフト16とねじに
より、はまりあった同調子支持機構6を内側(図中左方
向)に押し込んでやる。その結果、同調子3も内側に押
し込まれ、調整ねじ13との接触が解放される。ここで
チェンジ歯車15を廻すと、これにかみ合った歯車14
も回転し、異なった調整ねじ13が、チューナシャフト
10と正対するようになる。次いで同調子支持機構6と
先とは逆の方向に移動させてやれば、チューナシャフト
10は調整ねじ13と再び接触し、結果的に同調子3の
位置が変わり、所要の周波数に切り替えることができ
る。
替える際は、まず駆動機構9に設けられたロッキングシ
ャフト16を回転し、ロッキングシャフト16とねじに
より、はまりあった同調子支持機構6を内側(図中左方
向)に押し込んでやる。その結果、同調子3も内側に押
し込まれ、調整ねじ13との接触が解放される。ここで
チェンジ歯車15を廻すと、これにかみ合った歯車14
も回転し、異なった調整ねじ13が、チューナシャフト
10と正対するようになる。次いで同調子支持機構6と
先とは逆の方向に移動させてやれば、チューナシャフト
10は調整ねじ13と再び接触し、結果的に同調子3の
位置が変わり、所要の周波数に切り替えることができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の調整により設定
されたプリセット機能を有する同調機構5では、周波数
変更時に同調子支持機構6が、駆動機構9に対して動く
構造となっているため、各同調子3が固定されているチ
ューナシャフト10と空胴共振器1との間で、同調子3
の軸に対して垂直の方向に変動を受け易くなっていた。
このため従来構造の同調機構5を使用しているクライス
トロンでは、各同調子3の軸に対して垂直方向への振動
により、空胴共振器1内に異常共振モードの発生や共振
モードの遷移が発生し易いという欠点があった。
されたプリセット機能を有する同調機構5では、周波数
変更時に同調子支持機構6が、駆動機構9に対して動く
構造となっているため、各同調子3が固定されているチ
ューナシャフト10と空胴共振器1との間で、同調子3
の軸に対して垂直の方向に変動を受け易くなっていた。
このため従来構造の同調機構5を使用しているクライス
トロンでは、各同調子3の軸に対して垂直方向への振動
により、空胴共振器1内に異常共振モードの発生や共振
モードの遷移が発生し易いという欠点があった。
【0008】本発明の目的は、このような従来の欠点を
除去し、同調子3にかかる外部からの変動を少なくし、
空胴共振器内に異常共振モードの発生や共振モードの遷
移の発生がなく、信頼性を高めたクライストロンの同調
機構を提供することにある。
除去し、同調子3にかかる外部からの変動を少なくし、
空胴共振器内に異常共振モードの発生や共振モードの遷
移の発生がなく、信頼性を高めたクライストロンの同調
機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、空胴共振器の
同調子を支持すると共に、常に該同調子の軸に沿って該
同調子を外側方向に引き出そうとする力を該同調子に加
える同調子支持機構と、複数個の凸部を有し、該凸部の
一つが選択的に該同調子の軸線上に位置することによ
り、該同調子の前記外側方向への移動を阻止して該同調
子の位置決めをするプリセット部とを有するクライスト
ロンの同調機構において、前記同調子支持機構が可動部
と該可動部を駆動する部分とを有し、該可動部が、前記
空胴共振器に固定された支持体に支持されながら前記同
調子の軸に沿って移動可能であると共に、該同調子を該
同調子の軸方向に相対的に移動可能に支持するものであ
り、前記可動部を移動させることにより、該同調子を内
側方向に押し込んで、前記プリセット部の複数の凸部の
うち該同調子の軸線上に位置する凸部を変更可能とする
ことを特徴とする。
同調子を支持すると共に、常に該同調子の軸に沿って該
同調子を外側方向に引き出そうとする力を該同調子に加
える同調子支持機構と、複数個の凸部を有し、該凸部の
一つが選択的に該同調子の軸線上に位置することによ
り、該同調子の前記外側方向への移動を阻止して該同調
子の位置決めをするプリセット部とを有するクライスト
ロンの同調機構において、前記同調子支持機構が可動部
と該可動部を駆動する部分とを有し、該可動部が、前記
空胴共振器に固定された支持体に支持されながら前記同
調子の軸に沿って移動可能であると共に、該同調子を該
同調子の軸方向に相対的に移動可能に支持するものであ
り、前記可動部を移動させることにより、該同調子を内
側方向に押し込んで、前記プリセット部の複数の凸部の
うち該同調子の軸線上に位置する凸部を変更可能とする
ことを特徴とする。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成図である。
【0012】図1に示すように、大電力クライストロン
の同調機構5は、駆動機構9とプリセット部8から構成
されている。駆動機構9は、空胴共振器1の共振周波数
を変化させる同調子3に接統しているチューナシャフト
10とスプリングの復元力により常に大気圧と逆方向の
力を同調子3に加えている同調子支持機構6とプリセッ
ト部8の調整ねじ13の接続を切断する可動部7を持っ
ている。同調子支持機構6は、空胴共振器1に固定され
たTU支持体11に支持されており、可動部7は、同調
子支持機構6と空胴共振器1の間に配置され、両者の間
を同調子3の軸に沿って移動する。一方、プリセット部
8は、円周方向に複数の調整ねじ13が設けられている
歯車14及び調整ねじ13の変位をチューナシャフト1
0に伝える伝導シャフト12を有している。これらがT
U支持体11を介して空胴共振器1に固定されている。
図示のとおり、駆動機構9は、同調子支持機構6が空胴
共振器1に固定されたTU支持体11に支持されている
ので軸ぶれが抑制される。
の同調機構5は、駆動機構9とプリセット部8から構成
されている。駆動機構9は、空胴共振器1の共振周波数
を変化させる同調子3に接統しているチューナシャフト
10とスプリングの復元力により常に大気圧と逆方向の
力を同調子3に加えている同調子支持機構6とプリセッ
ト部8の調整ねじ13の接続を切断する可動部7を持っ
ている。同調子支持機構6は、空胴共振器1に固定され
たTU支持体11に支持されており、可動部7は、同調
子支持機構6と空胴共振器1の間に配置され、両者の間
を同調子3の軸に沿って移動する。一方、プリセット部
8は、円周方向に複数の調整ねじ13が設けられている
歯車14及び調整ねじ13の変位をチューナシャフト1
0に伝える伝導シャフト12を有している。これらがT
U支持体11を介して空胴共振器1に固定されている。
図示のとおり、駆動機構9は、同調子支持機構6が空胴
共振器1に固定されたTU支持体11に支持されている
ので軸ぶれが抑制される。
【0013】この同調機構5の周波数変更は、ロッキン
グシャフト16を回し、可動部7を矢印Aの方向に移動
させて調整ねじ13を伝導シャフト12から切り離し、
チェンジ歯車15を他の動作周波数に設定されるように
ねじ込まれている調整ねじ13が、伝導シャフト12の
中心軸と一致するまで回し、この後、再びロッキングシ
ャフト16を回して調整ねじ13が伝導シャフト12に
押し当てられた状態にすることで行なわれる。
グシャフト16を回し、可動部7を矢印Aの方向に移動
させて調整ねじ13を伝導シャフト12から切り離し、
チェンジ歯車15を他の動作周波数に設定されるように
ねじ込まれている調整ねじ13が、伝導シャフト12の
中心軸と一致するまで回し、この後、再びロッキングシ
ャフト16を回して調整ねじ13が伝導シャフト12に
押し当てられた状態にすることで行なわれる。
【0014】
【発明の効果】以上の説明からあきらかなように、本発
明に於いては駆動機構を構成する同調子支持機構が、空
胴共振器に固定されたTU支持体に支持されているの
で、周波数変更時等に同調子に同調子の軸に対して垂直
の方向に働く好ましからざる振動や力を受けなくなり、
異常共振モードの発生及び共振モードの遷移の発生を防
ぎ信頼性を高めることができる。
明に於いては駆動機構を構成する同調子支持機構が、空
胴共振器に固定されたTU支持体に支持されているの
で、周波数変更時等に同調子に同調子の軸に対して垂直
の方向に働く好ましからざる振動や力を受けなくなり、
異常共振モードの発生及び共振モードの遷移の発生を防
ぎ信頼性を高めることができる。
【0015】また、本考案はプリセット部だけを分離可
能なため、磁気回路部にてプリセット部を支持する構造
や、プリセット部が異なる構造の同調機構にも適用でき
る。
能なため、磁気回路部にてプリセット部を支持する構造
や、プリセット部が異なる構造の同調機構にも適用でき
る。
【図1】本発明の一実施例の構成図である。
【図2】従来の大電力クライストロンの同調機構の一例
の構成図である。
の構成図である。
1 空胴共振器 2 空胴可動板 3 同調子 4 ベローズ 5 同調機構 6 同調支持機構 7 可動部 8 プリセット部 9 駆動機構 10 チューナシャフト 11 TU支持体 12 伝導シャフト 13 調整ねじ 14 歯車 15 チェンジ歯車 16 ロッキングシャフト 17 磁気回路部
Claims (1)
- 【請求項1】 空胴共振器の同調子を支持すると共に、
常に該同調子の軸に沿って該同調子を外側方向に引き出
そうとする力を該同調子に加える同調子支持機構と、複
数個の凸部を有し、該凸部の一つが選択的に該同調子の
軸線上に位置することにより、該同調子の前記外側方向
への移動を阻止して該同調子の位置決めをするプリセッ
ト部とを有するクライストロンの同調機構において、前
記同調子支持機構が可動部と該可動部を駆動する部分と
を有し、該可動部が、前記空胴共振器に固定された支持
体に支持されながら前記同調子の軸に沿って移動可能で
あると共に、該同調子を該同調子の軸方向に相対的に移
動可能に支持するものであり、前記可動部を移動させる
ことにより、該同調子を内側方向に押し込んで、前記プ
リセット部の複数の凸部のうち該同調子の軸線上に位置
する凸部を変更可能とすることを特徴とするクライスト
ロンの同調機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03062251A JP3141412B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | クライストロンの同調機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03062251A JP3141412B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | クライストロンの同調機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04296428A JPH04296428A (ja) | 1992-10-20 |
| JP3141412B2 true JP3141412B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=13194740
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03062251A Expired - Fee Related JP3141412B2 (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | クライストロンの同調機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141412B2 (ja) |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP03062251A patent/JP3141412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04296428A (ja) | 1992-10-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000411 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20001121 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |