JP3141609B2 - 感熱中間調記録方法 - Google Patents
感熱中間調記録方法Info
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Landscapes
- Electronic Switches (AREA)
- Color, Gradation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の発熱抵抗体を主
走査方向に並設した熱印字ヘッド(サーマルヘッド)を
用いてカラー印字を行う場合における、中間調の記録方
法に関するものである。
走査方向に並設した熱印字ヘッド(サーマルヘッド)を
用いてカラー印字を行う場合における、中間調の記録方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、サーマルヘッドを用いたカラー中
間調記録方法として(1)昇華型熱転写記録法、(2)
溶融型熱転写記録法、(3)感熱中間調記録方法等があ
る。 (1)昇華型熱転写記録法は大きなエネルギーが必要で
あるため印字時間がかかる、あるいは特殊紙を用いるた
めコストがかかる等の問題があった。 (2)溶融型熱転写記録法は、小さなエネルギーで印字
できコストも安いが、インクドナーフィルム自体は印加
エネルギーをかえても階調がとれないため多階調記録が
困難であった。そこで、ディザ法などのマトリックス法
や、副走査分割、熱集中など発熱領域を小さくして階調
をとる方法が提案されている。 (3)感熱中間調記録方法は、副走査方向の幅を主走査
方向の幅より短くした発熱体素子を用いて中間調記録を
行っている(特開昭60−248074号公報、特開平
3−219969号公報等参照)。この方法は副走査分
割方法と称され、以下の構成となっている。
間調記録方法として(1)昇華型熱転写記録法、(2)
溶融型熱転写記録法、(3)感熱中間調記録方法等があ
る。 (1)昇華型熱転写記録法は大きなエネルギーが必要で
あるため印字時間がかかる、あるいは特殊紙を用いるた
めコストがかかる等の問題があった。 (2)溶融型熱転写記録法は、小さなエネルギーで印字
できコストも安いが、インクドナーフィルム自体は印加
エネルギーをかえても階調がとれないため多階調記録が
困難であった。そこで、ディザ法などのマトリックス法
や、副走査分割、熱集中など発熱領域を小さくして階調
をとる方法が提案されている。 (3)感熱中間調記録方法は、副走査方向の幅を主走査
方向の幅より短くした発熱体素子を用いて中間調記録を
行っている(特開昭60−248074号公報、特開平
3−219969号公報等参照)。この方法は副走査分
割方法と称され、以下の構成となっている。
【0003】図11は、この方法に用いられるサーマル
ヘッドの発熱部の平面図である。電極構造は櫛状共通電
極10(電極11〜16)と、櫛状選択電極31〜35
と、選択電極上の主走査方向に1列となった帯状抵抗体
20を配置した交互リード型となっている。発熱抵抗体
20の発熱体素子の副走査方向の幅は主走査方向の幅よ
り短い。サーマルヘッドによる印字は、選択電極31〜
35を選択・通電することにより、選択した選択電極と
その両側の共通電極で挾まれた抵抗体が発熱し行われ
る。このサーマルヘッドを用いて中間調記録を実行した
ときの印字記録例を図12に示す。カラー記録において
は、3色、イエロー・マゼンダ・シアン(ブラック)の
重ね刷りをするが、図12に示す印字記録は各色毎の印
字状態を示す。例えば、図12(a)は第1色目の抵抗
体20の各画素(画素41〜45)毎の印字状態を示
し、(b)は第2色目、(c)は第3色目の印字状態を
示している。この図に示すように中間調記録では各画素
が印字記録される場合が多く、各画素41〜45の記録
開始タイミングが同じであるため、カラーにおける重ね
刷りを実行したとき、各色毎の記録開始が揃ってしま
い、主走査方向にラインが形成されてしまった。このた
め形成されたラインが強調され、印字画像に主走査方向
のすじ状ノイズが発生し画像品質を低下させた。また印
字ごとに各色でのレジストレーションを正確に行わない
と、各色で形成されたラインの重なり具合がかわり各印
字ごとに重合具合が異なり、色ずれが発生する問題があ
った。
ヘッドの発熱部の平面図である。電極構造は櫛状共通電
極10(電極11〜16)と、櫛状選択電極31〜35
と、選択電極上の主走査方向に1列となった帯状抵抗体
20を配置した交互リード型となっている。発熱抵抗体
20の発熱体素子の副走査方向の幅は主走査方向の幅よ
り短い。サーマルヘッドによる印字は、選択電極31〜
35を選択・通電することにより、選択した選択電極と
その両側の共通電極で挾まれた抵抗体が発熱し行われ
る。このサーマルヘッドを用いて中間調記録を実行した
ときの印字記録例を図12に示す。カラー記録において
は、3色、イエロー・マゼンダ・シアン(ブラック)の
重ね刷りをするが、図12に示す印字記録は各色毎の印
字状態を示す。例えば、図12(a)は第1色目の抵抗
体20の各画素(画素41〜45)毎の印字状態を示
し、(b)は第2色目、(c)は第3色目の印字状態を
示している。この図に示すように中間調記録では各画素
が印字記録される場合が多く、各画素41〜45の記録
開始タイミングが同じであるため、カラーにおける重ね
刷りを実行したとき、各色毎の記録開始が揃ってしま
い、主走査方向にラインが形成されてしまった。このた
め形成されたラインが強調され、印字画像に主走査方向
のすじ状ノイズが発生し画像品質を低下させた。また印
字ごとに各色でのレジストレーションを正確に行わない
と、各色で形成されたラインの重なり具合がかわり各印
字ごとに重合具合が異なり、色ずれが発生する問題があ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明はかか
る問題に鑑み、すじ状ノイズや色ずれ等の画質の低下を
解消した良好な中間調記録が達成できる、副走査分割方
法に適した感熱中間調記録方法を提案するものである。
る問題に鑑み、すじ状ノイズや色ずれ等の画質の低下を
解消した良好な中間調記録が達成できる、副走査分割方
法に適した感熱中間調記録方法を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の副走査方向の幅
寸法が1画素の副走査方向の幅寸法より短い複数の発熱
抵抗体を主走査方向に並設したサーマルヘッドを用いた
中間調記録方法は、1画素の副走査方向の記録開始位置
を隣接画素の記録開始位置に対して1画素の幅寸法内で
一定量ずらせる構成を具備する。
寸法が1画素の副走査方向の幅寸法より短い複数の発熱
抵抗体を主走査方向に並設したサーマルヘッドを用いた
中間調記録方法は、1画素の副走査方向の記録開始位置
を隣接画素の記録開始位置に対して1画素の幅寸法内で
一定量ずらせる構成を具備する。
【0006】さらに、カラー印字における感熱中間調記
録方法は、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックの各
色毎に1画素の副走査方向の解像度と主走査方向の解像
度を異ならせると共に、1画素の副走査方向の記録開始
位置を隣接画素と1画素の幅寸法以内で一定量ずらせて
各色の中間調濃度を記録する構成を具備する。
録方法は、シアン・マゼンダ・イエロー・ブラックの各
色毎に1画素の副走査方向の解像度と主走査方向の解像
度を異ならせると共に、1画素の副走査方向の記録開始
位置を隣接画素と1画素の幅寸法以内で一定量ずらせて
各色の中間調濃度を記録する構成を具備する。
【0007】また、主走査方向に同一階調の画像データ
が連続した細線や文字を検出したとき、検出個所の各画
素の記録開始位置を同位置とする構成を具備する。
が連続した細線や文字を検出したとき、検出個所の各画
素の記録開始位置を同位置とする構成を具備する。
【0008】
【作用】副走査方向の記録開始位置を隣接画素の記録開
始位置に対して1画素の幅寸法内で一定量ずらせるの
で、発生する隣接画素とのつながりによるラインは発生
しにくくなる。またカラー印字の場合には、シアン・マ
ゼンダ・イエロー・ブラックの各色毎に1画素の副走査
方向の解像度と主走査方向の解像度を異ならせることに
より、各色で発生するラインは記録紙に対して異なる角
度を持つようになり、各抵抗体で記録されるドットの重
なり方が異なり、巨視的にはすじ状ノイズや色ずれとい
う画質の低下の問題が解消され、良好な中間調記録が実
現できる。さらに、同一階調の画像データにより細線や
文字を検出したときには細線や文字を示すドットの記録
タイミングを同時とすることにより、中間調画像、カラ
ーの中間調画像において良好な画像が得られる。
始位置に対して1画素の幅寸法内で一定量ずらせるの
で、発生する隣接画素とのつながりによるラインは発生
しにくくなる。またカラー印字の場合には、シアン・マ
ゼンダ・イエロー・ブラックの各色毎に1画素の副走査
方向の解像度と主走査方向の解像度を異ならせることに
より、各色で発生するラインは記録紙に対して異なる角
度を持つようになり、各抵抗体で記録されるドットの重
なり方が異なり、巨視的にはすじ状ノイズや色ずれとい
う画質の低下の問題が解消され、良好な中間調記録が実
現できる。さらに、同一階調の画像データにより細線や
文字を検出したときには細線や文字を示すドットの記録
タイミングを同時とすることにより、中間調画像、カラ
ーの中間調画像において良好な画像が得られる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
する。
【0010】実施例1 図1は、感熱中間調記録方法による基本的な中間調表現
を説明するための図であって、図1(a)はサーマルヘ
ッドの説明図、(b)は印字状態の説明図、(c)はパ
ルス発生タイミングの説明図である。この実施例に示す
サーマルヘッドの電極構造は、櫛状に電極51・・・・
59を有する共通電極50と、電極51・・・・59に
交互して配する櫛状の選択電極71、72、・・・78
を基板上に配設し、電極上に帯状の発熱抵抗体60を有
している交互リード型となっている。このサーマルヘッ
ドの印字記録は1本の選択電極とその両側の共通電極、
例えば、選択電極71とその両側の共通電極51、52
に挾まれる発熱抵抗体60のハッチングで示す領域Aで
行われる。そして、抵抗体60の副走査方向の幅hは、
1画素の副走査方向の幅Hよりも幅寸法を短く設定して
ある。
を説明するための図であって、図1(a)はサーマルヘ
ッドの説明図、(b)は印字状態の説明図、(c)はパ
ルス発生タイミングの説明図である。この実施例に示す
サーマルヘッドの電極構造は、櫛状に電極51・・・・
59を有する共通電極50と、電極51・・・・59に
交互して配する櫛状の選択電極71、72、・・・78
を基板上に配設し、電極上に帯状の発熱抵抗体60を有
している交互リード型となっている。このサーマルヘッ
ドの印字記録は1本の選択電極とその両側の共通電極、
例えば、選択電極71とその両側の共通電極51、52
に挾まれる発熱抵抗体60のハッチングで示す領域Aで
行われる。そして、抵抗体60の副走査方向の幅hは、
1画素の副走査方向の幅Hよりも幅寸法を短く設定して
ある。
【0011】次にサーマルヘッドによって中間調記録を
実行する場合を説明する。この実施例は、抵抗体60の
副走査方向の幅hを1画素の副走査方向の幅Hの約1/
4とすることにより、8階調の中間調記録を実行する場
合を示している。記録紙は副走査方向に定速度で搬送さ
れている。記録紙の速度は印字周期を周期Tとしたと
き、1周期T間に記録紙が1画素の副走査方向の幅だけ
送られる速度とする。1階調目81は印字周期T内での
印字パルスを印加せず、1画素中での印字は無印字で表
現する。2階調目82は印字記録に示すように、ほぼ抵
抗体60と同じ面積のドットを記録するようなパルス幅
Tpの印字パルスを抵抗体62に印加し、抵抗体62と
同面積のドットを印字記録として表現する。これにより
1画素の1/4(2/8)が記録されたことになる。3
階調目83は先ず2階調と同じ第1の印字パルスを抵抗
体63に印加して印字記録をした後、印字周期Tの1/
8だけ遅れたタイミング、すなわち、記録紙は1画素の
副走査方向の幅Hの1/8だけ搬送されている、にパル
ス幅Tpの第2の印字パルスを抵抗体63に印加して印
字記録として表現する。これにより、1画素の3/8が
記録されたことになる。4階調目84は、3階調と同じ
記録をした後、印字周期Tの1/8だけ遅れたタイミン
グ、すなわち、記録紙が3階調目よりさらに1画素の副
走査方向の幅Hの1/8だけ送られている、でパルス幅
Tpの第3の印字パルスを抵抗体64に印加して、印字
記録として表現する。これにより、1画素の1/2(4
/8)が記録されたことになる。以上のように、順次印
加する印字パルスの数を増加させる。そして、8階調目
88は、7階調と同じに印字周期Tの1/8毎に印字パ
ルス幅Tpの第6の印字パルスを抵抗体68に印加した
後、印字周期Tの1/8だけ遅れたタイミング、すなわ
ち、記録紙が7階調目よりさらに1画素の副走査方向の
幅Hの1/8だけ送られている、でパルス幅Tpの第7
の印字パルスを抵抗体68に印加して、印字記録として
表現する。これにより、1画素の全面積が記録されたこ
とになる。このように隣接画素に対して一定のタイムラ
グを設けると共に、順次加える印字パルスの数を増加さ
せることにより、図1に示すように、8階調の中間調記
録が行える。
実行する場合を説明する。この実施例は、抵抗体60の
副走査方向の幅hを1画素の副走査方向の幅Hの約1/
4とすることにより、8階調の中間調記録を実行する場
合を示している。記録紙は副走査方向に定速度で搬送さ
れている。記録紙の速度は印字周期を周期Tとしたと
き、1周期T間に記録紙が1画素の副走査方向の幅だけ
送られる速度とする。1階調目81は印字周期T内での
印字パルスを印加せず、1画素中での印字は無印字で表
現する。2階調目82は印字記録に示すように、ほぼ抵
抗体60と同じ面積のドットを記録するようなパルス幅
Tpの印字パルスを抵抗体62に印加し、抵抗体62と
同面積のドットを印字記録として表現する。これにより
1画素の1/4(2/8)が記録されたことになる。3
階調目83は先ず2階調と同じ第1の印字パルスを抵抗
体63に印加して印字記録をした後、印字周期Tの1/
8だけ遅れたタイミング、すなわち、記録紙は1画素の
副走査方向の幅Hの1/8だけ搬送されている、にパル
ス幅Tpの第2の印字パルスを抵抗体63に印加して印
字記録として表現する。これにより、1画素の3/8が
記録されたことになる。4階調目84は、3階調と同じ
記録をした後、印字周期Tの1/8だけ遅れたタイミン
グ、すなわち、記録紙が3階調目よりさらに1画素の副
走査方向の幅Hの1/8だけ送られている、でパルス幅
Tpの第3の印字パルスを抵抗体64に印加して、印字
記録として表現する。これにより、1画素の1/2(4
/8)が記録されたことになる。以上のように、順次印
加する印字パルスの数を増加させる。そして、8階調目
88は、7階調と同じに印字周期Tの1/8毎に印字パ
ルス幅Tpの第6の印字パルスを抵抗体68に印加した
後、印字周期Tの1/8だけ遅れたタイミング、すなわ
ち、記録紙が7階調目よりさらに1画素の副走査方向の
幅Hの1/8だけ送られている、でパルス幅Tpの第7
の印字パルスを抵抗体68に印加して、印字記録として
表現する。これにより、1画素の全面積が記録されたこ
とになる。このように隣接画素に対して一定のタイムラ
グを設けると共に、順次加える印字パルスの数を増加さ
せることにより、図1に示すように、8階調の中間調記
録が行える。
【0012】この実施例では説明を簡単にするために8
階調としたが、実際に解像度300dpiのサーマルヘ
ッドにおいて、副走査方向の幅を約20μmとし、高解
像インクドナーフィルム(PET機材厚3.5μm・イ
ンク塗布量2.0g/m2)を用いて、印字周期Tを2
0ms/lineとすると、64階調の中間調記録が可
能である。また、印字周期を短くしたり、階調数を増加
させたりすると、各印字パルス間の間隔が短くなり蓄熱
が発生するので、その場合には、各パルスで記録される
面積がほぼ抵抗体と同じ面積になるようにパルス幅を調
整する必要がある。
階調としたが、実際に解像度300dpiのサーマルヘ
ッドにおいて、副走査方向の幅を約20μmとし、高解
像インクドナーフィルム(PET機材厚3.5μm・イ
ンク塗布量2.0g/m2)を用いて、印字周期Tを2
0ms/lineとすると、64階調の中間調記録が可
能である。また、印字周期を短くしたり、階調数を増加
させたりすると、各印字パルス間の間隔が短くなり蓄熱
が発生するので、その場合には、各パルスで記録される
面積がほぼ抵抗体と同じ面積になるようにパルス幅を調
整する必要がある。
【0013】次に、1画素の副走査方向の記録開始位置
を隣接画素と1画素の幅以内で一定量ずれて記録する記
録方法を図2を参照して説明する。図2は3階調表現の
記録画素を実施例としている。図2(a)はサーマルヘ
ッドの説明図であって、前述のサーマルヘッドと同様な
構成となっているので、同一個所には同一の符号を付
し、説明を省略する。(b)は印字状態の説明図、
(c)は印字周期を周期Tとした場合のパルス発生の説
明図である。
を隣接画素と1画素の幅以内で一定量ずれて記録する記
録方法を図2を参照して説明する。図2は3階調表現の
記録画素を実施例としている。図2(a)はサーマルヘ
ッドの説明図であって、前述のサーマルヘッドと同様な
構成となっているので、同一個所には同一の符号を付
し、説明を省略する。(b)は印字状態の説明図、
(c)は印字周期を周期Tとした場合のパルス発生の説
明図である。
【0014】印字周期Tの最初のタイミングで全画素の
記録を開始すれば、図1(b)に示す印字記録と同様の
徐々に印字面積が増加する記録が行われるが、この実施
例に示す印字記録のタイミングは、印字の開始タイミン
グを画素毎に印字周期の1/8〜5/8ずらして記録す
ることにより、副走査方向の記録開始位置を隣接画素と
1画素の幅以内で一定量ずれるようにしている。第1の
画素801には、ほぼ抵抗体60と同じ面積のドットを
記録するパルス幅Tpの印字パルスを1ドット分の抵抗
体61に印加し、さらに印字周期の1/8だけ遅れたタ
イミング(記録紙が1画素の副走査方向の幅Hの1/8
搬送されている)で、第2の印字パルスを抵抗体61に
印加する。これにより1画素の面積の3/8が記録され
たことになる。第2の画素802には、隣接の画素80
1の記録開始から印字周期の1/8だけ遅れたタイミン
グ(記録紙が1画素の副走査方向の幅Hの1/8搬送さ
れている)で、第1の印字パルスを1ドット分の抵抗体
62に印加する。さらに印字周期の1/8だけ遅れたタ
イミング(記録紙が1画素の副走査方向の幅Hの1/8
搬送されている)で、第2の印字パルスを抵抗体62に
印加する。これにより1画素の面積の3/8が記録され
たことになる。第3の画素803には、画素801の記
録開始から印字周期の2/8(1/4)、隣接の画素8
02の記録開始から1/8だけ遅れたタイミング(記録
紙は隣接の画素802の記録開始から1画素の副走査方
向の幅Hの1/8搬送されている)で、第1の印字パル
スを1ドット分の抵抗体63に印加する。さらに印字周
期の1/8だけ遅れたタイミング(記録紙が1画素の副
走査方向の幅Hの1/8搬送されている)で、第2の印
字パルスを抵抗体63に印加する。これにより1画素の
面積の3/8が記録されたことになる。
記録を開始すれば、図1(b)に示す印字記録と同様の
徐々に印字面積が増加する記録が行われるが、この実施
例に示す印字記録のタイミングは、印字の開始タイミン
グを画素毎に印字周期の1/8〜5/8ずらして記録す
ることにより、副走査方向の記録開始位置を隣接画素と
1画素の幅以内で一定量ずれるようにしている。第1の
画素801には、ほぼ抵抗体60と同じ面積のドットを
記録するパルス幅Tpの印字パルスを1ドット分の抵抗
体61に印加し、さらに印字周期の1/8だけ遅れたタ
イミング(記録紙が1画素の副走査方向の幅Hの1/8
搬送されている)で、第2の印字パルスを抵抗体61に
印加する。これにより1画素の面積の3/8が記録され
たことになる。第2の画素802には、隣接の画素80
1の記録開始から印字周期の1/8だけ遅れたタイミン
グ(記録紙が1画素の副走査方向の幅Hの1/8搬送さ
れている)で、第1の印字パルスを1ドット分の抵抗体
62に印加する。さらに印字周期の1/8だけ遅れたタ
イミング(記録紙が1画素の副走査方向の幅Hの1/8
搬送されている)で、第2の印字パルスを抵抗体62に
印加する。これにより1画素の面積の3/8が記録され
たことになる。第3の画素803には、画素801の記
録開始から印字周期の2/8(1/4)、隣接の画素8
02の記録開始から1/8だけ遅れたタイミング(記録
紙は隣接の画素802の記録開始から1画素の副走査方
向の幅Hの1/8搬送されている)で、第1の印字パル
スを1ドット分の抵抗体63に印加する。さらに印字周
期の1/8だけ遅れたタイミング(記録紙が1画素の副
走査方向の幅Hの1/8搬送されている)で、第2の印
字パルスを抵抗体63に印加する。これにより1画素の
面積の3/8が記録されたことになる。
【0015】このように、順次隣接する画素の印字開始
から1/8遅れたタイミングで印字記録を開始し、印字
周期Tの1/8のタイミングでパルス幅Tpの第2の印
字パルスを印加することにより、隣接画素から1/8印
字位置をずらして、順次1画素の面積の3/8が記録さ
れ、3階調の中間調記録が実行される。
から1/8遅れたタイミングで印字記録を開始し、印字
周期Tの1/8のタイミングでパルス幅Tpの第2の印
字パルスを印加することにより、隣接画素から1/8印
字位置をずらして、順次1画素の面積の3/8が記録さ
れ、3階調の中間調記録が実行される。
【0016】次にカラー印字における各色の1画素の副
走査方向の解像度と主走査方向の解像度を異ならせる方
法を図3により説明する。カラー印字では、イエロー・
マゼンダ・シアンの三色と、さらにブラックを用いる場
合があるので、少なくとも4種の解像度の異なるパター
ンがあればカラー印字ができる。例えば、300dpi
のサーマルヘッドを用いるとすると、副走査方向と主走
査方向の解像度を150dpiと300dpiで使いわ
けると、図3に示すように4種の解像度の異なるパター
ンが生成できる。すなわち、主走査方向、副走査方向共
に300dpiとするパターンP1、主走査方向に30
0dpi、副走査方向に150dpiとするパターンP
2、主走査方向に150dpi、副走査方向に300d
piとするパターンP3、主走査方向、副走査方向共に
150dpiとするパターンP4の4種類のパターンと
なる。そして、この解像度の異なる4種のパターンを採
用して、1画素の副走査方向の記録開始位置を隣接画素
と、1画素の範囲以内で、1画素の副走査方向の幅Hの
1/8Hずつずらす記録方法によって中間調を記録する
と、パターンP1で64階調の中間調記録、パターンP2
で64〜126階調、パターンP3で64〜127階調
の中間調記録、パターンP4で64〜252階調の中間
調記録が可能となる。
走査方向の解像度と主走査方向の解像度を異ならせる方
法を図3により説明する。カラー印字では、イエロー・
マゼンダ・シアンの三色と、さらにブラックを用いる場
合があるので、少なくとも4種の解像度の異なるパター
ンがあればカラー印字ができる。例えば、300dpi
のサーマルヘッドを用いるとすると、副走査方向と主走
査方向の解像度を150dpiと300dpiで使いわ
けると、図3に示すように4種の解像度の異なるパター
ンが生成できる。すなわち、主走査方向、副走査方向共
に300dpiとするパターンP1、主走査方向に30
0dpi、副走査方向に150dpiとするパターンP
2、主走査方向に150dpi、副走査方向に300d
piとするパターンP3、主走査方向、副走査方向共に
150dpiとするパターンP4の4種類のパターンと
なる。そして、この解像度の異なる4種のパターンを採
用して、1画素の副走査方向の記録開始位置を隣接画素
と、1画素の範囲以内で、1画素の副走査方向の幅Hの
1/8Hずつずらす記録方法によって中間調を記録する
と、パターンP1で64階調の中間調記録、パターンP2
で64〜126階調、パターンP3で64〜127階調
の中間調記録、パターンP4で64〜252階調の中間
調記録が可能となる。
【0017】次に、4種類のパターンを採用して、隣接
画素とのずれ量を1画素の1/2に設定し、1画素中の
印字面積(点描部分)の面積率を25%とした場合の印
字例を図4〜図7に示す。図4はパターンP1を採用し
た印字例、図5はパターンP2を採用した印字例、図6
はパターンP3を採用した印字例、図7はパターンP4を
採用した印字例である。従来の記録方法によれば印字開
始部分を連結すると、一直線上に重なり、すじ状ノイズ
として画像上に表れた。そこで、各パターンによって印
字開始部分を直線で連結してみると、各パターンとも連
結直線はそれぞれ違った角度の成分を持つものとなる。
この事実より、カラー印字において、色毎に印字パター
ンを異ならせ、各色の重ね刷りをした場合、すじ状ノイ
ズが強調されることがないことが判明した。そこでこの
方法を用いて、面積率25%・4色印字の場合の印字記
録例を図8に示す。ここで、1色目の解像パターンはパ
ターンP1、2色目の解像パターンはパターンP2、3色
目の解像パターンはパターンP3、4色目の解像パター
ンはパターンP4を採用する。各パターンの印字面積率
を25%とすると、斜線・直線で表した部分が1回の印
字パルスにより、パターン毎印字される。そして、各色
とも隣接画素とのずれ量を1画素の1/2に設定してい
る。
画素とのずれ量を1画素の1/2に設定し、1画素中の
印字面積(点描部分)の面積率を25%とした場合の印
字例を図4〜図7に示す。図4はパターンP1を採用し
た印字例、図5はパターンP2を採用した印字例、図6
はパターンP3を採用した印字例、図7はパターンP4を
採用した印字例である。従来の記録方法によれば印字開
始部分を連結すると、一直線上に重なり、すじ状ノイズ
として画像上に表れた。そこで、各パターンによって印
字開始部分を直線で連結してみると、各パターンとも連
結直線はそれぞれ違った角度の成分を持つものとなる。
この事実より、カラー印字において、色毎に印字パター
ンを異ならせ、各色の重ね刷りをした場合、すじ状ノイ
ズが強調されることがないことが判明した。そこでこの
方法を用いて、面積率25%・4色印字の場合の印字記
録例を図8に示す。ここで、1色目の解像パターンはパ
ターンP1、2色目の解像パターンはパターンP2、3色
目の解像パターンはパターンP3、4色目の解像パター
ンはパターンP4を採用する。各パターンの印字面積率
を25%とすると、斜線・直線で表した部分が1回の印
字パルスにより、パターン毎印字される。そして、各色
とも隣接画素とのずれ量を1画素の1/2に設定してい
る。
【0018】この印字記録例からも分かるように4色の
印字部分の重なり方はいろいろな場合がある。このた
め、各色でのレジストレーションずれが発生している。
しかし、場所により記録された印字ドット毎の重なり方
はずれているが、人の目に見える巨視的な領域では等価
となり、色ずれとして認識されない。
印字部分の重なり方はいろいろな場合がある。このた
め、各色でのレジストレーションずれが発生している。
しかし、場所により記録された印字ドット毎の重なり方
はずれているが、人の目に見える巨視的な領域では等価
となり、色ずれとして認識されない。
【0019】以上は4色印字の実施例を説明したが、図
3に示す4個のパターン全部を使わずに、3種類のパタ
ーンによる3色印字も実行可能である。また、隣接画素
との印字のずれ量は1画素の1/2、1/4、1/8等
に制限されるものでなく、1画素の範囲内であれば良
い。さらに1色に関しては、従来度通りの1画素が30
0dpiとし、隣接画素とのずれ量をなくす構成とした
場合も、同様な作用を奏する。このように本発明の記録
方法、解像パターンおよび用紙搬送に対する印字パルス
発生タイミングを制御することにより、カラー印字にお
ける色ずれやすじ状ノイズという画質の低下を引き起こ
す問題が解消され、良好な中間調記録が実現可能となっ
た。
3に示す4個のパターン全部を使わずに、3種類のパタ
ーンによる3色印字も実行可能である。また、隣接画素
との印字のずれ量は1画素の1/2、1/4、1/8等
に制限されるものでなく、1画素の範囲内であれば良
い。さらに1色に関しては、従来度通りの1画素が30
0dpiとし、隣接画素とのずれ量をなくす構成とした
場合も、同様な作用を奏する。このように本発明の記録
方法、解像パターンおよび用紙搬送に対する印字パルス
発生タイミングを制御することにより、カラー印字にお
ける色ずれやすじ状ノイズという画質の低下を引き起こ
す問題が解消され、良好な中間調記録が実現可能となっ
た。
【0020】次に図9を用いて、副走査方向の解像度を
任意に選ぶ方法を説明する。例えば、図9(a)は30
0dpiの印字周期をTとして、1周期Tを1画素とし
て印字する場合を示している。この場合は図2で説明し
たように300dpiの画素で階調表現ができる。周期
Tの1.5倍を1画素とする。(b)に示すようにTx
=1.5として印字すれば、200dpiの画素で階調
表現ができる。周期Tの2倍を1画素とする。(c)に
示すようにTx=2.0として印字すれば、150dp
iの画素で階調表現ができる。このように、主走査方向
の解像度は抵抗体の解像度の倍数しか許されないが、副
走査方向に関しては任意の解像度を選んで、階調記録を
達成させることができる。このように副走査方向に関し
ては任意の解像度で印字が可能となる。
任意に選ぶ方法を説明する。例えば、図9(a)は30
0dpiの印字周期をTとして、1周期Tを1画素とし
て印字する場合を示している。この場合は図2で説明し
たように300dpiの画素で階調表現ができる。周期
Tの1.5倍を1画素とする。(b)に示すようにTx
=1.5として印字すれば、200dpiの画素で階調
表現ができる。周期Tの2倍を1画素とする。(c)に
示すようにTx=2.0として印字すれば、150dp
iの画素で階調表現ができる。このように、主走査方向
の解像度は抵抗体の解像度の倍数しか許されないが、副
走査方向に関しては任意の解像度を選んで、階調記録を
達成させることができる。このように副走査方向に関し
ては任意の解像度で印字が可能となる。
【0021】本発明の記録方法では、各色と抵抗体によ
る解像度と画像データと記録開始位置のずれが異なって
いるので、解像度が異なりしかも記録の開始タイミング
がずれた位置での画像データが必要である。そこで、6
4階調の印字記録を行うときの画像データの発生方法を
図10のフローチャートにより説明する。この実施例で
は、ライン数・抵抗体・色によって記録の開始タイミン
グと解像度が異なるので、ステップST100でカウン
タあるいはバッファ等に現在のライン数・抵抗体・色の
情報を蓄えておく。ステップST200でこのデータを
使って、マイクロプロセッサ等で記録開始タイミングの
ずれ量を算出し、ずれの有無を判定する。ずれ量が零で
なしと判定されると、ステップST300に進み、印字
用画像データを使う。ずれ量が零でなく、ずれ量があり
と判定されると、副走査方向に1/2ずれた位置の画像
データが必要なので、ステップST400に進み、副走
査方向上下の2画素の印字用画像データを平均化して画
像データを発生させる。主走査方向で解像度が異なる場
合にはステップST500で主走査方向のデータも含め
て平均化する。ステップST600で先のずれ量から求
められた1〜256階調の画像データを階調変換回路に
より、γ補正しながら64階調に変換する。ステップS
T700で変換されたn階調データと算出されたずれ量
から、印字データ発生回路により、サーマルヘッド用の
2値データ(63ビット分)を発生させる。ステップS
T800でこのデータの並びかえやパラレル・シリアル
変換等をしてサーマルヘッドに転送して印字が行われ
る。これら一連の処理は、図示しないサーマルヘッド制
御用のマイクロプロセッサやROMを用いたルックアッ
プテーブル等で実行する。
る解像度と画像データと記録開始位置のずれが異なって
いるので、解像度が異なりしかも記録の開始タイミング
がずれた位置での画像データが必要である。そこで、6
4階調の印字記録を行うときの画像データの発生方法を
図10のフローチャートにより説明する。この実施例で
は、ライン数・抵抗体・色によって記録の開始タイミン
グと解像度が異なるので、ステップST100でカウン
タあるいはバッファ等に現在のライン数・抵抗体・色の
情報を蓄えておく。ステップST200でこのデータを
使って、マイクロプロセッサ等で記録開始タイミングの
ずれ量を算出し、ずれの有無を判定する。ずれ量が零で
なしと判定されると、ステップST300に進み、印字
用画像データを使う。ずれ量が零でなく、ずれ量があり
と判定されると、副走査方向に1/2ずれた位置の画像
データが必要なので、ステップST400に進み、副走
査方向上下の2画素の印字用画像データを平均化して画
像データを発生させる。主走査方向で解像度が異なる場
合にはステップST500で主走査方向のデータも含め
て平均化する。ステップST600で先のずれ量から求
められた1〜256階調の画像データを階調変換回路に
より、γ補正しながら64階調に変換する。ステップS
T700で変換されたn階調データと算出されたずれ量
から、印字データ発生回路により、サーマルヘッド用の
2値データ(63ビット分)を発生させる。ステップS
T800でこのデータの並びかえやパラレル・シリアル
変換等をしてサーマルヘッドに転送して印字が行われ
る。これら一連の処理は、図示しないサーマルヘッド制
御用のマイクロプロセッサやROMを用いたルックアッ
プテーブル等で実行する。
【0022】また記録の開始タイミングがずれた位置で
の画像データの発生方法は本実施例に限定されるもので
はなく、ずれ量が1画素の1/2でない場合などでは、
ずれ量に応じて、4近傍や8近傍のデータでも良い。さ
らにずれ量が1画素の半分以内であれば、ピクトリアル
な画像は十分に再現できるので補間せずに、副走査方向
の隣接ドットの画像データを用いても良い。以上この記
録方法によれば、各発熱抵抗体で記録される印字ドット
の重なり方は異なっているので巨視的には色ずれという
画質低下の問題が解消され、また各色で形成されるライ
ンの角度がずれているのですじ状ノイズは低減される。
このようにこの実施例の記録方法によれば、良好な中間
調画像が得られる。
の画像データの発生方法は本実施例に限定されるもので
はなく、ずれ量が1画素の1/2でない場合などでは、
ずれ量に応じて、4近傍や8近傍のデータでも良い。さ
らにずれ量が1画素の半分以内であれば、ピクトリアル
な画像は十分に再現できるので補間せずに、副走査方向
の隣接ドットの画像データを用いても良い。以上この記
録方法によれば、各発熱抵抗体で記録される印字ドット
の重なり方は異なっているので巨視的には色ずれという
画質低下の問題が解消され、また各色で形成されるライ
ンの角度がずれているのですじ状ノイズは低減される。
このようにこの実施例の記録方法によれば、良好な中間
調画像が得られる。
【0023】実施例2 しかし、入力データに主走査方向の細線や文字がある場
合には、細線が凸凹したり、細線や文字の再現性が悪く
なる。そこで、この実施例では印字データ発生回路に細
線や文字の検出アルゴリズム、例えば、主走査方向に同
じ階調データがxビット以上続くと細線と判定する、等
を負荷する。そして、主走査方向に同じ階調データがx
ビット以上続き細線や文字と判定したときには、細線や
文字を示すドットの記録開始タイミングを同時となるよ
うに制御する。隣接する画素の記録開始を同時とするこ
とで、主走査方向の印字ラインが強調され、細線や文字
の再現性をよくする。このようにこの実施例によれば、
中間調画像のみでなく、文字や細線を含む画像において
も良好な画質が得られる。
合には、細線が凸凹したり、細線や文字の再現性が悪く
なる。そこで、この実施例では印字データ発生回路に細
線や文字の検出アルゴリズム、例えば、主走査方向に同
じ階調データがxビット以上続くと細線と判定する、等
を負荷する。そして、主走査方向に同じ階調データがx
ビット以上続き細線や文字と判定したときには、細線や
文字を示すドットの記録開始タイミングを同時となるよ
うに制御する。隣接する画素の記録開始を同時とするこ
とで、主走査方向の印字ラインが強調され、細線や文字
の再現性をよくする。このようにこの実施例によれば、
中間調画像のみでなく、文字や細線を含む画像において
も良好な画質が得られる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中間調記
録方法は、隣接画素との印字タイミングを一定量ずつず
らすことにより、多階調の中間調記録が達成できる。ま
た、副走査方向の解像度と主走査方向の解像度を異なら
せることにより、各発熱抵抗体で記録される印字ドット
の重なり方を異なって記録する場合は、正確なレジスト
レーションがなくても、各印字ドットにおいて各色の重
なりは異なり、画像全体での色ずれによる画質の低下問
題は発生しない。さらに、主走査方向のライン形成によ
るすじ状ノイズは、各色で主走査方向への印字開始部分
がずれているので重ね刷りによる強調が発生せず、すじ
状ノイズが低減でき、色ずれやすじ状ノイズという画質
の低下の問題が解消され、良好な中間調記録が実現可能
となる。
録方法は、隣接画素との印字タイミングを一定量ずつず
らすことにより、多階調の中間調記録が達成できる。ま
た、副走査方向の解像度と主走査方向の解像度を異なら
せることにより、各発熱抵抗体で記録される印字ドット
の重なり方を異なって記録する場合は、正確なレジスト
レーションがなくても、各印字ドットにおいて各色の重
なりは異なり、画像全体での色ずれによる画質の低下問
題は発生しない。さらに、主走査方向のライン形成によ
るすじ状ノイズは、各色で主走査方向への印字開始部分
がずれているので重ね刷りによる強調が発生せず、すじ
状ノイズが低減でき、色ずれやすじ状ノイズという画質
の低下の問題が解消され、良好な中間調記録が実現可能
となる。
【0025】さらに細線や文字の検出アルゴリズムを付
加しておくことにより、細線や文字を検出したときには
細線や文字を示すドットの記録開始タイミングを同時と
することにより、中間調画像のみでなく、文字や細線を
含むカラーの中間調画像においても、良好な画質が得ら
れる。
加しておくことにより、細線や文字を検出したときには
細線や文字を示すドットの記録開始タイミングを同時と
することにより、中間調画像のみでなく、文字や細線を
含むカラーの中間調画像においても、良好な画質が得ら
れる。
【図1】 本発明の中間記録方法による中間調表現の説
明図。
明図。
【図2】 3階調表現の記録方法の説明図。
【図3】 印字パターンの説明図。
【図4】 印字パターンによる印字例。
【図5】 印字パターンによる印字例。
【図6】 印字パターンによる印字例。
【図7】 印字パターンによる印字例。
【図8】 中間調記録方法における印字例の説明図。
【図9】 副走査方向解像度の調整する方法説明図。
【図10】 中間調記録方法のフローチャート。
【図11】 従来のサーマルヘッドの平面図。
【図12】 従来の中間調記録の印字例。
50…共通電極、 60…発熱抵抗体、 70…選択電
極、 81〜88…画素、 801〜806…画素。
極、 81〜88…画素、 801〜806…画素。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−363261(JP,A) 特開 平4−257459(JP,A) 特開 平3−132366(JP,A) 特開 平5−155057(JP,A) 特開 平5−155051(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/36 B41J 2/52 B41J 2/525
Claims (2)
- 【請求項1】 副走査方向の幅寸法が1画素の副走査方
向の幅寸法より短い複数の発熱抵抗体を主走査方向に並
設したサーマルヘッドを用い、1画素の副走査方向の記
録開始位置を隣接画素の記録に対して1画素の幅寸法内
で順次一定量ずつずらせて記録する感熱中間調記録方法
において、 画像データによるずれ量有無判定手段を設け、ずれ量有
りを検出したとき、中間調と判定して、隣接画素の記録
開始位置を一定量ずらせて記録し、 ずれ量なしを検出したとき、主走査方向に同一階調の画
像データが連続した細線、文字と判定して、隣接する画
素の記録開始位置を主走査方向に同一として記録するこ
とを特徴とする 感熱中間調記録方法。 - 【請求項2】 副走査方向の幅寸法が1画素の副走査方
向の幅寸法より短い複数の発熱抵抗体を主走査方向に並
設したサーマルヘッドを用い、シアン、マゼンタ、イエ
ロー、ブラックの各色毎に1画素の副走査方向の解像度
と主走査方向の解像度を異ならせ、各色毎に1画素の副
走査方向の記録開始位置を隣接する画素と1画素の幅寸
法内で一定量ずつずらせて中間調濃度のカラー記録を実
行する感熱中間調記録方法において、 画像データによるずれ量有無判定手段を設け、ずれ量有
りを検出したとき、中間調と判定して、隣接画素の記録
開始位置を一定量ずらせて記録し、ずれ量なしを検出し
たとき、主走査方向に同一階調の画像データが連続した
細線、文字と判定して、隣接する画素の記録開始位置を
主走査方向に同一として記録することを特徴とする 感熱
中間調記録方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6417893A JP3141609B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 感熱中間調記録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6417893A JP3141609B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 感熱中間調記録方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06270454A JPH06270454A (ja) | 1994-09-27 |
| JP3141609B2 true JP3141609B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=13250554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6417893A Expired - Fee Related JP3141609B2 (ja) | 1993-03-23 | 1993-03-23 | 感熱中間調記録方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3141609B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5454998A (en) * | 1994-02-04 | 1995-10-03 | Ybm Technologies, Inc. | Method for producing permanent magnet |
| US6195110B1 (en) | 1997-07-28 | 2001-02-27 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Thermal printing method and apparatus having groups of separately drive heating elements in the thermal head |
-
1993
- 1993-03-23 JP JP6417893A patent/JP3141609B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06270454A (ja) | 1994-09-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |