JP3141901U - 工作機械のツールパレット収容機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置がコンパクトで、ツールパレットの取り出し、挿入を迅速に行なうことができる工作機械のツールパレット収容機構を提供する。
【解決手段】盤状ツールホルダ部材29、および上下方向に多段に配列されて盤状ツールホルダ部材を搭載保持し一体形状をなす搭載プレート31とからなる複数のツールパレット30と、このツールパレットを保持するツールボックス15とを備え、ツールパレットを保持するツールボックスは、少なくとも一対の対向する辺の対応する位置に切欠きにはめ込まれる位置決めピン102と、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピン103とを突設されており、また盤状ツールホルダ部材は、搭載プレートの上面に突設した連結ピン104にはめ込まれる装着孔105が形成され、ツールパレットを構成する盤状ツールホルダ部材および搭載プレートを一体的に取扱い可能とした工作機械のツールパレット収容機構。
【選択図】図6
【解決手段】盤状ツールホルダ部材29、および上下方向に多段に配列されて盤状ツールホルダ部材を搭載保持し一体形状をなす搭載プレート31とからなる複数のツールパレット30と、このツールパレットを保持するツールボックス15とを備え、ツールパレットを保持するツールボックスは、少なくとも一対の対向する辺の対応する位置に切欠きにはめ込まれる位置決めピン102と、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピン103とを突設されており、また盤状ツールホルダ部材は、搭載プレートの上面に突設した連結ピン104にはめ込まれる装着孔105が形成され、ツールパレットを構成する盤状ツールホルダ部材および搭載プレートを一体的に取扱い可能とした工作機械のツールパレット収容機構。
【選択図】図6
Description
この考案は、多段に構成したツールボックスに取着されるツールパレットを、交換自在に収容するための工作機械のツールパレット収容機構に関する。
ツールパレットは複数の工具を搭載しているため、取り出し、挿入装置により、くり返し取り出し、挿入をするために簡便な構造であることが必要とされる。
このような工作機械のツールパレット収容機構としては、特開平11−844号公報(特許文献1参照)のように、上下方向に2段に構成される第1および第2受台と、前記第1および第2受台を一体的に昇降させるとともに、該第1および第2受台の任意の1つを前記治具テーブルの水平位置に対応して位置決め可能な昇降機構と、該第1および第2受台から前記ツールホルダが脱落することを防止するストッパ機構とを備えたものが知られており、ツールホルダを治具テーブルに対して簡単かつ効率的に交換することを可能としている。
また、実開平2−63945号公報(特許文献2参照)のように、ワークを位置決めセットするために複数個のノックビン孔があけられた治具プレートにおいて、治具プレートの面に割設された縦横の溝を有し、該溝にはその中心に基準孔としてノックビン孔が数箇所穿孔されるとともにスライドするノックピン孔を有するコマを設け、ピッチが変わるワークの一方のノックピンを治具プレートの基準孔であるノックピン孔へ差込み、他方のノックピン孔のノックピンはコマのノックビン孔に打込んでワークのセットがされるようにした基準ベースの治具プレートが公知である。
特開平11−844号公報
実開平2−63945号公報
しかるに、このようなツールの交換のための装置において、前者のものは、治具プレートは側面に設けた溝をフォーク部材にはめ込んでスライドさせるよう構成されているため、治具プレートの交換の際などに簡単に交換することが難しくなってしまうという不具合がある。
また後者のものは、治具プレートに縦横に溝を形成するために治具プレートの板厚がかさんでしまう上、その搬送が面倒であるという問題があった。
また後者のものは、治具プレートに縦横に溝を形成するために治具プレートの板厚がかさんでしまう上、その搬送が面倒であるという問題があった。
そこでこの考案は、省スペースでツールホルダをツールボックスに取り付けたツールパレットに搭載し、ツールを取り扱う際のリフトストロークを少なくすることができ、またツールパレットのツールボックスへの出し入れを迅速に行なうことができる工作機械のツールパレット収容機構を提供しようとするものである。
前記の課題を解決するために、この考案に係る工作機械のツールパレット収容機構では、盤状ツールホルダ部材、および上下方向に多段に配列されて前記盤状ツールホルダ部材を搭載し保持するする搭載プレートとからなる複数のツールパレットと、このツールパレットを保持するツールボックスとを備え、
前記搭載プレートは、その少なくとも一対の対向する辺にそれぞれ切欠きを形成されており、
前記ツールパレットを保持するツールボックスは、少なくとも前記一対の対向する辺の対応する位置に前記切欠きにはめ込まれる位置決めピンと、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピンとを突設されており、
また前記盤状ツールホルダ部材は、前記搭載プレートの上面に突設した連結ピンにはめ込まれる装着孔が形成され、
前記ツールパレットを構成する前記盤状ツールホルダ部材および前記搭載プレートを一体的に取扱うことを特徴としている。
前記搭載プレートは、その少なくとも一対の対向する辺にそれぞれ切欠きを形成されており、
前記ツールパレットを保持するツールボックスは、少なくとも前記一対の対向する辺の対応する位置に前記切欠きにはめ込まれる位置決めピンと、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピンとを突設されており、
また前記盤状ツールホルダ部材は、前記搭載プレートの上面に突設した連結ピンにはめ込まれる装着孔が形成され、
前記ツールパレットを構成する前記盤状ツールホルダ部材および前記搭載プレートを一体的に取扱うことを特徴としている。
またこの考案の工作機械のツールパレット収容機構は、請求項1記載のツールパレット収容機構において、前記盤状ツールホルダ部材は、工作機械の工具のサイズに応じた装着孔を備えることをも特徴としている。
この考案の工作機械のツールパレット収容機構は、請求項1記載のツールパレット収容機構において、前記ツールパレットを構成する搭載プレートは、盤状ツールホルダ部材を簡単に交換可能としたことをも特徴としている。
この考案の工作機械のツールパレット収容機構は、請求項1記載のツールパレット収容機構において、前記盤状ツールホルダ部材は、前記一対の対向する辺の少なくとも一方に複数のフック用ピンを突設されており、これと対応するフック部をその下端に形成した門型の吊り具を用い、門型の吊り具のフック部を前記フック用ピンに係合することにより、作業テーブル上からツールパレットを簡単に取り出し、また挿入することができるようにしたことをも特徴としている。
これはツールパレットの交換または工具の交換等に作業上必要なためである。
これはツールパレットの交換または工具の交換等に作業上必要なためである。
以上のようにこの考案によれば、前記ツールパレットを盤状ツールホルダ部材とこれを搭載する搭載プレートとで構成するとともに、盤状ツールホルダ部材を保持する搭載プレートを、少なくとも一対の対向する辺にそれぞれ切欠きを形成したものとし、前記ツールパレットを保持するツールボックスは、少なくとも前記一対の対向する辺の対応する位置に前記切欠きにはめ込まれる位置決めピンと、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピンとを突設してあるので、盤状ツールホルダ部材とこれを搭載する搭載プレートとで構成した前記ツールパレットを一体的にツールボックスに出し入れすることができる。
したがって、次のような作用効果を奏することが可能となった。
1)全体構成において省スペース化を図ることができ、ツールボックスへのツールパレットを取り出したり、挿入する際のリフトストロークが少なくて済み、ツールボックスの全体の高さを低く、幅を狭くすることができる。
2)2種類のピンをツールボックスのフレーム部材に挿入するだけで組み立てることができ、したがって部材の加工や組立が容易となり、部品点数も少なくすることができる。
3)低コスト化が図りやすい。
4)ツールパレットを多段化してもツールボックスの全体の高さを低く、幅を狭くすることができ、多段パレットに有効に利用することができる。
5)ツールホルダとツールパレットを別材料とすることにより、ツールホルダ部に非鉄材料を用いることができ、軽量化することができる。したがって、ツールパレットの軽量化に伴い、取り出し、挿入装置の軽量・小型化を図ることができる。
6)門型の吊り具の下端に形成されたフック部を前記フック用ピンに係合することにより、吊り具を用いてツールパレットを簡単に取外することができるようにしたので、ツールおよびツールパレットの交換にも迅速に対応することができる。
したがって、次のような作用効果を奏することが可能となった。
1)全体構成において省スペース化を図ることができ、ツールボックスへのツールパレットを取り出したり、挿入する際のリフトストロークが少なくて済み、ツールボックスの全体の高さを低く、幅を狭くすることができる。
2)2種類のピンをツールボックスのフレーム部材に挿入するだけで組み立てることができ、したがって部材の加工や組立が容易となり、部品点数も少なくすることができる。
3)低コスト化が図りやすい。
4)ツールパレットを多段化してもツールボックスの全体の高さを低く、幅を狭くすることができ、多段パレットに有効に利用することができる。
5)ツールホルダとツールパレットを別材料とすることにより、ツールホルダ部に非鉄材料を用いることができ、軽量化することができる。したがって、ツールパレットの軽量化に伴い、取り出し、挿入装置の軽量・小型化を図ることができる。
6)門型の吊り具の下端に形成されたフック部を前記フック用ピンに係合することにより、吊り具を用いてツールパレットを簡単に取外することができるようにしたので、ツールおよびツールパレットの交換にも迅速に対応することができる。
以下、図面に基いてこの考案の工作機械のツールパレット収容機構の実施の形態を詳細に説明する。
図面はこの考案に係るツールパレット収容機構を採用可能な工具類の交換装置の例を示すものであって、図1はその立面図であり、図2はその右側面図を示し、また図3はその左側面図を示し、図4はその平面図を示す。図5はツールパレットの拡大図であり、(a)は平面図、(b)はツールパレットをツールボックスにセットした状態の部分説明図、(c)は概略断面図である。
図6ないし図7は前記ツールボックスに適用したこの考案の工具類のツールパレット収容機構を示し、図6(a)はツールパレットを構成する搭載プレートの平面図、(b)は搭載プレートをツールボックスに組付けた状態の概略平面図、(c)はその要部拡大断面図、(d)はその概略断面図、図7(a)は盤状ツールホルダ部材の平面図、(b)はその概略断面図、(c)ないし(e)はそれぞれ盤状ツールホルダ部材の板面に形成したツール挿入孔部分の断面図、図8(a)は盤状ツールホルダ部材を取り扱うための門型の吊り具の正面図、(b)はその平面図、(c)はその一方の側の側面図、(d)はその他方の側の側面図である。
図面はこの考案に係るツールパレット収容機構を採用可能な工具類の交換装置の例を示すものであって、図1はその立面図であり、図2はその右側面図を示し、また図3はその左側面図を示し、図4はその平面図を示す。図5はツールパレットの拡大図であり、(a)は平面図、(b)はツールパレットをツールボックスにセットした状態の部分説明図、(c)は概略断面図である。
図6ないし図7は前記ツールボックスに適用したこの考案の工具類のツールパレット収容機構を示し、図6(a)はツールパレットを構成する搭載プレートの平面図、(b)は搭載プレートをツールボックスに組付けた状態の概略平面図、(c)はその要部拡大断面図、(d)はその概略断面図、図7(a)は盤状ツールホルダ部材の平面図、(b)はその概略断面図、(c)ないし(e)はそれぞれ盤状ツールホルダ部材の板面に形成したツール挿入孔部分の断面図、図8(a)は盤状ツールホルダ部材を取り扱うための門型の吊り具の正面図、(b)はその平面図、(c)はその一方の側の側面図、(d)はその他方の側の側面図である。
図1ないし図4に示すように、この考案のツールパレット収容機構は、側板によって周囲を囲まれた作業テーブル11と、作業テーブル11上に搭載されたツールの交換手段12と、作業テーブル11の下部に昇降手段16に沿って収納したツールボックス15と、昇降手段16に昇降自在に取り付けた取り出し昇降手段17とを備えている。
前記作業テーブル11の適所には、後述するツールパレット30の昇降を許容する開口18が形成されている。そして、前記作業テーブル11の下面には、該開口18の近傍に、リニアガイド(直動軸受)のレール等からなる昇降手段16(Y軸)がツールボックス15に沿って垂直方向に取り付けてある。
前記ツールボックス15は、図示した実施例では5段でかつ3列のツールパレット用収納スペースを備えているが、5段でかつ3列の収納スペースに限定されることはなく、多段かつ複数列の収納スペースとすることができる。たとえば、各列や各段の位置を調節可能としておけば、簡単に段数や列の数を増減させることが可能である。
前記ツールボックス15は、図示した実施例では5段でかつ3列のツールパレット用収納スペースを備えているが、5段でかつ3列の収納スペースに限定されることはなく、多段かつ複数列の収納スペースとすることができる。たとえば、各列や各段の位置を調節可能としておけば、簡単に段数や列の数を増減させることが可能である。
31はツールボックス15に内蔵したツールパレット30を構成する搭載プレートであり、各ツールパレット30上にはツールホルダ25を介してツール20が搭載されている。
前記昇降手段16は、モータを付設したリニアガイド(直動軸受)等からなる取り出し挿入手段32が付設してあり、該取り出し挿入手段32の作動に応じてツールパレット30を取り出し、挿入、昇降させることができる。
また昇降手段16(Y軸)には、直交するように水平移動用ガイド19(X軸)が取り付けてあり、前記取り出し昇降手段17は、該水平移動用ガイド19(X軸)によって水平方向に移動することができるようになっている。
前記昇降手段16は、モータを付設したリニアガイド(直動軸受)等からなる取り出し挿入手段32が付設してあり、該取り出し挿入手段32の作動に応じてツールパレット30を取り出し、挿入、昇降させることができる。
また昇降手段16(Y軸)には、直交するように水平移動用ガイド19(X軸)が取り付けてあり、前記取り出し昇降手段17は、該水平移動用ガイド19(X軸)によって水平方向に移動することができるようになっている。
すなわち、前記昇降手段16(Y軸)にはパレット取り出し挿入手段32が昇降自在に取り付けられており、パレット取り出し挿入手段32の端部は昇降あるいは伸縮してツールボックス15の所定の位置まで移動し、その先端に設けたフォーク状支持片(図示せず)が前記ツールパレット30をすくい上げて、所定の取出し操作あるいは収納操作を行なうようになっている。
前記ツールパレット30を構成する搭載プレート31は、図5(a)〜(c)に示すようにツールボックス15に取り付けられている。すなわち、所定数のツール20の収納孔33を形成した盤状ツールホルダ部材29を一体的もしくは取付け取外し可能に搭載し保持した搭載プレート31の両側側辺には、凹状の切欠き34が形成されている。
そして、ツールボックス15を5段でかつ3列の収納スペースに分画する枠体35に位置決め突起36を突設し、この位置決め突起36に凹状の切欠き34を係合させることにより、搭載プレート31は所定の収納スペースに収納保持されるのである。
そして、ツールボックス15を5段でかつ3列の収納スペースに分画する枠体35に位置決め突起36を突設し、この位置決め突起36に凹状の切欠き34を係合させることにより、搭載プレート31は所定の収納スペースに収納保持されるのである。
前記搭載プレート31の具体例を示す図6(a)ないし(d)において、所定厚さの板状をなす搭載プレート31は、その長手方向において対向する一対の端辺のほぼ中央にそれぞれ切欠き101を形成されている。
また、前記搭載プレート31を保持するツールボックス15は、少なくとも前記一対の対向する辺の対応する位置に前記切欠き101にはめ込まれる位置決めピン102と、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピン103とを突設されている。前記位置決めピン102は図6(c)のようにこの支持ピン103よりも半径分だけ高い位置に保持されており、前記切欠き101のほぼ中央にはめ込まれるようになっている。
前記位置決めピン102は先端が球面状に形成されており、また直径方向は柱状であるため、例えば前記搭載プレート31が位置決めピン102の3分の1程度のずれで搭載されてもそのずれを充分吸収することができる。そのため、常に前記搭載プレート31を定位置に保持することができるようになるのである。
したがって、このツールボックス15に搭載プレート31を搭載すると、該搭載プレート31は支持ピン103に支持された状態でツールボックス15の所定の段に載置され、なおかつ前記切欠き101が位置決めピン102に係合して所定の位置に確実に保持されるのである。
104は前記搭載プレート31の上面に突設した連結ピンである。
前記搭載プレート31は以上のような構造を備えており、盤状ツールホルダ部材29の交換に対応して簡単に交換することが可能である。
また、前記搭載プレート31を保持するツールボックス15は、少なくとも前記一対の対向する辺の対応する位置に前記切欠き101にはめ込まれる位置決めピン102と、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピン103とを突設されている。前記位置決めピン102は図6(c)のようにこの支持ピン103よりも半径分だけ高い位置に保持されており、前記切欠き101のほぼ中央にはめ込まれるようになっている。
前記位置決めピン102は先端が球面状に形成されており、また直径方向は柱状であるため、例えば前記搭載プレート31が位置決めピン102の3分の1程度のずれで搭載されてもそのずれを充分吸収することができる。そのため、常に前記搭載プレート31を定位置に保持することができるようになるのである。
したがって、このツールボックス15に搭載プレート31を搭載すると、該搭載プレート31は支持ピン103に支持された状態でツールボックス15の所定の段に載置され、なおかつ前記切欠き101が位置決めピン102に係合して所定の位置に確実に保持されるのである。
104は前記搭載プレート31の上面に突設した連結ピンである。
前記搭載プレート31は以上のような構造を備えており、盤状ツールホルダ部材29の交換に対応して簡単に交換することが可能である。
また前記盤状ツールホルダ部材29は、図7(a),(b)に示すように、前記搭載プレート31の上面に突設した連結ピン104にはめ込まれる装着孔105が形成され、また一対の対向する辺にそれぞれフック用ピン106を突設されている。
また、その板面には複数のツールに対応するツール装着孔107−1〜107−3が開けられている。図7(c)の107−1は小さいサイズのツール用、(d)の107−2は中サイズのツール用、(e)の107−3は大きいサイズのツール用である。
このように前記盤状ツールホルダ部材29に、工作機械のツールのサイズに応じた装着孔107−1〜107−3を備えることにより、多くの種類のツールを盤状ツールホルダ部材29に保持させることができる。
また、その板面には複数のツールに対応するツール装着孔107−1〜107−3が開けられている。図7(c)の107−1は小さいサイズのツール用、(d)の107−2は中サイズのツール用、(e)の107−3は大きいサイズのツール用である。
このように前記盤状ツールホルダ部材29に、工作機械のツールのサイズに応じた装着孔107−1〜107−3を備えることにより、多くの種類のツールを盤状ツールホルダ部材29に保持させることができる。
この盤状ツールホルダ部材29は、門型の吊り具111を用いて搭載プレート31上から取外し、あるいは取付ける作業を行うことができる。
図8(a)〜(d)はこのような門型の吊り具111を示すもので、門型の吊り具111は金属板等で門型とされ、その一方の下端には所定の間隔で一対形成されたフック部112を、その他方の下端には単一のフック部113をそれぞれ形成されている。
114は門型の吊り具111の内側上部に差し渡して取り付けられた連結棒で、吊り具111の変形を防止するためのものであり、115は吊り具111の上部に取り付けられた取手である。
したがって、前記門型の吊り具111を用いて盤状ツールホルダ部材29を取り扱う場合、門型の吊り具111の下端のフック部112,113を、それぞれ対応するフック用ピン106に係合することにより、盤状ツールホルダ部材29を搭載プレート31上から取外すことができる。したがって、盤状ツールホルダ部材29の交換作業を容易に行なうことができる。
図8(a)〜(d)はこのような門型の吊り具111を示すもので、門型の吊り具111は金属板等で門型とされ、その一方の下端には所定の間隔で一対形成されたフック部112を、その他方の下端には単一のフック部113をそれぞれ形成されている。
114は門型の吊り具111の内側上部に差し渡して取り付けられた連結棒で、吊り具111の変形を防止するためのものであり、115は吊り具111の上部に取り付けられた取手である。
したがって、前記門型の吊り具111を用いて盤状ツールホルダ部材29を取り扱う場合、門型の吊り具111の下端のフック部112,113を、それぞれ対応するフック用ピン106に係合することにより、盤状ツールホルダ部材29を搭載プレート31上から取外すことができる。したがって、盤状ツールホルダ部材29の交換作業を容易に行なうことができる。
この考案のツールパレット収容機構の動作について説明する。
ツールパレット30は、前記搭載プレート31と盤状ツールホルダ部材29とが一体となったものであり、該ツールパレット30をツールボックス15の支持ピン103上に搭載するとともに、位置決めピン102に前記切欠き101をはめ込んでセットする。
すなわち、前記盤状ツールホルダ部材29を前記搭載プレート31の上面に搭載する。そのとき、前記搭載プレート31の上面に突設した連結ピン104に装着孔105がはめ込まれて確実に固定される。これが前記ツールパレット30であり、このツールパレット30の状態で、前記ツールボックス15に収納位置決めされるのである。
ツールパレット30は、前記搭載プレート31と盤状ツールホルダ部材29とが一体となったものであり、該ツールパレット30をツールボックス15の支持ピン103上に搭載するとともに、位置決めピン102に前記切欠き101をはめ込んでセットする。
すなわち、前記盤状ツールホルダ部材29を前記搭載プレート31の上面に搭載する。そのとき、前記搭載プレート31の上面に突設した連結ピン104に装着孔105がはめ込まれて確実に固定される。これが前記ツールパレット30であり、このツールパレット30の状態で、前記ツールボックス15に収納位置決めされるのである。
このようにして一体化されたツールパレット30は、前記取り出し挿入手段32および昇降手段16(Y軸)によってツールボックス15への出し入れを行なうことができる。
また、ツールパレット30は、構成する盤状ツールホルダ部材29を、前記門型の吊り具111を用いて搭載プレート31上へ脱着する作業も行なえる。すなわち、前記門型の吊り具111の下端のフック部112,113を、それぞれ対応するフック用ピン106に係合することにより、ツールパレット30を作業テーブル11上から取り出し、挿入、持ち運びといった作業を行なうことができる。
また、ツールパレット30は、構成する盤状ツールホルダ部材29を、前記門型の吊り具111を用いて搭載プレート31上へ脱着する作業も行なえる。すなわち、前記門型の吊り具111の下端のフック部112,113を、それぞれ対応するフック用ピン106に係合することにより、ツールパレット30を作業テーブル11上から取り出し、挿入、持ち運びといった作業を行なうことができる。
図1ないし図5に示したように、前記作業テーブル11上のツールホルダの送り機構24は、前記ツールボックス15の面に直交する向きに配設したガイドレール28に取り付けられ、ツールホルダ25は前記ツールホルダの送り機構24とともに、前記ガイドレール28に沿って移動可能とされている。
ツール20の交換に際しては制御盤の操作により、あるいはプログラム制御によって前記取り出し挿入手段32および昇降手段16(Y軸)が作動する。前記昇降手段16(Y軸)に取り付けたパレット取り出し挿入手段32によってすくい上げられたツールパレット30は開口18を経由して作業テーブル11上に突き出るようになる。
その後、作業テーブル11上に搭載されたツールの交換手段12により、ツールパレット30からツール20を取出して、ツールホルダ25の所定位置にツール20を取り付ける。もちろん、用済み後は昇降手段16(Y軸)の操作によりツールパレット30を作業テーブル11下のツールボックス15内に収納する。
その後、作業テーブル11上に搭載されたツールの交換手段12により、ツールパレット30からツール20を取出して、ツールホルダ25の所定位置にツール20を取り付ける。もちろん、用済み後は昇降手段16(Y軸)の操作によりツールパレット30を作業テーブル11下のツールボックス15内に収納する。
この考案のツールパレット収容機構は、ツールの交換を可能とした工具ホルダへツールを供給するためのものであれば、より広い応用範囲に適用することができるものである。
11 作業テーブル
12 ツールの交換手段
13 ホルダ搭載台
15 ツールボックス
16 昇降ガイド
17 昇降手段
18 開口
20 ツール
21 ツールの待機ストッカ
23 ツール保持機構
24 ツールホルダの送り機構
25 ツールホルダ
26 ツール装着機構
27 反転受渡し機構
28 ガイドレール
29 盤状ツールホルダ部材
30 ツールパレット
31 搭載プレート
32 パレット取出し用アーム
33 収納孔
34 切欠き
35 枠体
36 位置決め突起
40 副テーブル
43 表示灯
44 開閉とびら
45 非常停止ボタン
46 制御盤
101 切欠き
102 位置決めピン
103 支持ピン
104 連結ピン
105 装着孔
106 フック用ピン
107−1〜107−3 装着孔
111 吊り具
112 フック部
113 フック部
114 連結棒
115 取手
12 ツールの交換手段
13 ホルダ搭載台
15 ツールボックス
16 昇降ガイド
17 昇降手段
18 開口
20 ツール
21 ツールの待機ストッカ
23 ツール保持機構
24 ツールホルダの送り機構
25 ツールホルダ
26 ツール装着機構
27 反転受渡し機構
28 ガイドレール
29 盤状ツールホルダ部材
30 ツールパレット
31 搭載プレート
32 パレット取出し用アーム
33 収納孔
34 切欠き
35 枠体
36 位置決め突起
40 副テーブル
43 表示灯
44 開閉とびら
45 非常停止ボタン
46 制御盤
101 切欠き
102 位置決めピン
103 支持ピン
104 連結ピン
105 装着孔
106 フック用ピン
107−1〜107−3 装着孔
111 吊り具
112 フック部
113 フック部
114 連結棒
115 取手
Claims (4)
- 盤状ツールホルダ部材、および上下方向に多段に配列されて前記盤状ツールホルダ部材を搭載保持し一体形状をなす搭載プレートとからなる複数のツールパレットと、このツールパレットを保持するツールボックスとを備え、
前記搭載プレートは、その少なくとも一対の対向する辺にそれぞれ切欠きを形成されており、
前記ツールパレットを保持するツールボックスは、少なくとも前記一対の対向する辺の対応する位置に前記切欠きにはめ込まれる位置決めピンと、同じ辺の適宜位置に複数の支持ピンとを突設されており、
また前記盤状ツールホルダ部材は、前記搭載プレートの上面に突設した連結ピンにはめ込まれる装着孔が形成され、
前記ツールパレットを構成する前記盤状ツールホルダ部材および前記搭載プレートを一体的に取扱い可能としたことを特徴とする工作機械のツールパレット収容機構。 - 請求項1記載のツールパレット収容機構において、前記盤状ツールホルダ部材は、工作機械の工具のサイズに応じた装着孔を備えることを特徴とする工作機械のツールパレット収容機構。
- 請求項1記載のツールパレット収容機構において、前記ツールパレットを構成する搭載プレートは、盤状ツールホルダ部材を簡単に交換可能としたことを特徴とする工作機械のツールパレット収容機構。
- 請求項1記載のツールパレット収容機構において、前記盤状ツールホルダ部材は、前記一対の対向する辺の少なくとも一方に複数のフック用ピンを突設されており、これと対応するフック部をその下端に形成した門型の吊り具を用い、門型の吊り具のフック部を前記フック用ピンに係合することにより、ツールパレットの取り出し、挿入が簡単に行なえることを特徴とする工作機械のツールパレット収容機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008001415U JP3141901U (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 工作機械のツールパレット収容機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008001415U JP3141901U (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 工作機械のツールパレット収容機構 |
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|---|---|
| JP3141901U true JP3141901U (ja) | 2008-05-22 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP2008001415U Expired - Fee Related JP3141901U (ja) | 2008-03-11 | 2008-03-11 | 工作機械のツールパレット収容機構 |
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| JP (1) | JP3141901U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180004259A (ko) * | 2015-05-11 | 2018-01-10 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 너트 런너 시스템 |
| EP4137266A1 (de) * | 2021-08-17 | 2023-02-22 | E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte | Präzisions-ein- und/oder auslagervorrichtung, präzisions-ein- und/oder auslagersystem und verfahren |
-
2008
- 2008-03-11 JP JP2008001415U patent/JP3141901U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180004259A (ko) * | 2015-05-11 | 2018-01-10 | 카와사키 주코교 카부시키 카이샤 | 너트 런너 시스템 |
| US10449642B2 (en) | 2015-05-11 | 2019-10-22 | Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha | Nut runner system |
| EP4137266A1 (de) * | 2021-08-17 | 2023-02-22 | E. Zoller GmbH & Co. KG Einstell- und Messgeräte | Präzisions-ein- und/oder auslagervorrichtung, präzisions-ein- und/oder auslagersystem und verfahren |
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