JP3142364U - スプリンクラー取付け構造 - Google Patents

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英勝 大嶺
力 岸本
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Abstract

【課題】損傷被害を最小限に抑えるべく、台座で支持するスプリンクラー支柱管の下端側を交換式のフランジ付き継手を介して、地中埋設の台座側に取付け固定する構造を実現する。
【解決手段】台座中に立設されている受け管の中に、フランジ付きの交換継手の下側管を挿入した状態で、前記フランジを台座側にボルト・ナットで着脱可能に固定し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であるため、最も強大な外力を受けやすい交換継手上側管が損傷しても、交換継手が容易に取り外して交換できる着脱式の構造になっている。したがって、地上部であるスプリンクラーやその支柱管、交換継手などが台風その他の外力を受けて損傷しても、容易にかつ迅速に交換し即応できる。
【選択図】図1

Description

本考案は、スプリンクラー台座中の給水管に、交換式の継手を介してスプリンクラー支柱管側を取付け連結する構造に関する。
スプリンクラー支柱管の取付け構造に関しては、特開2006−281147号において、下部管体に対する上部管体の上下滑動の応答性に優れ、少工程で製造が可能な低コストのスプリンクラー用ポップアップライザーが提案されている。
特開2006−281147号
特許文献1の構造は、給水管に接続された連結筒を通して下部管体に移動可能に挿入される上部管体を有する構造であるが、地上に露出し立っている下部管体に対し、上部管体が上下移動可能に挿入され、この上部管体の上端にスプリンクラー用継手が設けられている。
そのため、地上部であるスプリンクラーやその支柱管が強風その他の外力を受けた場合に、支柱管だけが折れたり曲がったりするだけなら、継手部分から交換すれば足りるが、継手の下側の上部管体や給水管、連結筒、下部管体などが損傷を受けた場合は被害が甚大で、交換に費用や時間を要するという大きな問題がある。
本考案の技術的課題は、このような問題に着目し、損傷被害を最少限に抑えるべく、台座支持式のスプリンクラー支柱管の下端側を交換式のフランジ付き継手を介して、地中埋設の台座側に取付け固定する構造を実現することにある。
本考案の技術的課題は次のような手段によって解決される。請求項1は、給水管から給水されるスプリンクラー台座中の配管にスプリンクラーの支柱管側を連結する構造であって、
台座中に立設されている受け管の中に、フランジ付きの交換継手の下側管を挿入した状態で、前記フランジを台座側に着脱可能に固定し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であることを特徴とするスプリンクラー取付け構造である。
このように、台座中に立設されている受け管の中に、フランジ付きの交換継手の下側管を挿入した状態で、前記フランジを台座側に着脱可能に固定し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であるため、最も強大な外力を受けやすい交換継手上側管が損傷しても、交換継手が容易に取り外して交換できる着脱式の構造になっている。
したがって、地上部であるスプリンクラーやその支柱管、交換継手などが台風その他の外力を受けて損傷しても、容易にかつ迅速に交換し即応できる。
請求項2は、給水管と連結されるスプリンクラー台座中の配管にスプリンクラー支柱管側を連結する装置であって、
台座中の配管と連通している受け管が台座中に立設されていること、
フランジ付きの交換継手のフランジを前記台座側に着脱式に取付け固定でき、フランジの下側の下側管を前記の受け管の中に挿入し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であること、
を特徴とするスプリンクラー取付け構造である。
このように、台座中の配管と連通している受け管が台座中に立設されており、フランジ付きの交換継手のフランジを前記台座側に着脱式に取付け固定でき、フランジの下側の下側管を前記の受け管の中に挿入し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であるため、スプリンクラー側を容易に迅速に台座中の配管と着脱式に連結し、給水できる。
また、フランジ付き交換継手のフランジを前記台座側に、ボルト・ナットなどの手段で着脱式に取付け固定できるので、スプリンクラー支柱管側が風圧などで容易に倒れたりしないように強固に台座側に取付け固定できる。
請求項3は、前記の受け管の内周に、Oリングのような封止リングを取付けてあり、その内径が、前記交換継手の下側管の外径より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスプリンクラー取付け構造である。
このように、台座中に立設されている前記受け管の内周に、Oリングのような封止リングを取付けてあり、その内径が、前記交換継手の下側管の外径より小さいので、配管からスプリンクラー側に給水する際の水漏れを確実に防止できる。また、受け管中への交換継手下側管の挿入や抜き取りも、封止リングの弾力に抗して容易にワンタッチでできる。
請求項1のように、交換継手のフランジを台座側に着脱可能に固定し、最も強大な外力を受けやすい交換継手上側管が損傷しても、交換継手を容易に取り外して交換できる着脱構造になっているため、地上部であるスプリンクラーやその支柱管、交換継手などが台風その他の外力を受けて損傷しても、容易にかつ迅速に交換し即応できる。
請求項2のように、交換継手の下側管を受け管の中に挿入し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であるため、スプリンクラー側を容易に迅速に台座中の配管と着脱式に連結し、給水できる。
また、交換継手のフランジを台座側に、ボルト・ナットなどで着脱式に取付け固定できるので、スプリンクラー支柱管側が風圧などで容易に倒れたりしないように強固に台座側に取付け固定できる。
請求項3のように、台座中に立設された受け管の内周に取付けたOリングの内径が、交換継手の下側管の外径より小さいので、配管からスプリンクラー側に給水する際の水漏れを確実に防止できる。また、受け管中への交換継手下側管の挿入や抜き取りも、封止リングの弾力に抗して容易にワンタッチでできる。
次に本考案によるスプリンクラー取付け構造が実際上どのように具体化されるか実施形態を説明する。図1は、本考案によるスプリンクラー取付け構造における交換継手の側面図(1)とその実装状態の縦断面図(2)であり、(2)図のように、コンクリート製のスプリンクラー台座1は、殆どが地中eに埋め込まれ、上端だけが部分的に露出している。図示例の場合、台座1中の給水配管は、エルボー継手2を介して立ち上がり管3と水平管4が連結されており、水平管4に給水管を連結して、水道などから給水する構造になっている。
図2の拡大図からも明らかなように、鉛直のソケット管5内の中間位置のストッパーSに突き当たるまで立ち上がり管3を下から挿入し、上側から封止リングO付きの受け管6をストッパーSに突き当たるまで挿入してある。この状態で、ソケット管5および受け管6も台座1のコンクリート中に配設されている。
台座1の上部に凹室7が形成されるように、周囲8を土手状に盛り上げて、凹室7底部から水抜き孔16を貫通させてある。
凹室7の底面には、取付けボルトBを螺入できるように、メネジ管9やナットなどを埋め込んである。
図1(1)は交換継手10であり、鉛直方向の管体の中間部位に円板状のフランジfを水平に有し、このフランジfより上側の上側管P1と下側の下側管P2とフランジfとが一体構成になっている。材質はステンレスなどの金属製が好ましい。フランジfには、取付けボルトBの挿通孔hが複数開けてあり、上側管P1の上部には、スプリンクラー継手を螺合できるようにオネジ11を形成してある。下側間P2は、図2のように前記の受け管6中に挿入される。
図2は、交換継手10を台座1側に取付けた状態の拡大縦断面図であり、交換継手10の下側管P2が、台座1側の受け管6中に挿入されている。そして、ボルトBをフランジfのボルト孔hに挿通し、台座側のメネジ管9に螺入してあるため、交換継手10は、凹室7中で台座1側に取付け固定される。受け管6の内周にはOリングOなどの封止リングを嵌め込んであるため、下側管P2を挿入した状態で水漏れの恐れは無い。封止リングOは、ゴム様の弾力に富んだ材質である。
図3は、交換継手10を取付ける前の状態であり、OリングOの内径は下側管P2の外径より小さいため、下側管P2の挿入状態では、弾力に富むOリングOが圧着されて、水密状態が確保され、水漏れしない。
図4はスプリンクラーの取付け状態であり、図1、図2の交換継手10の上側管P1の上端のオネジ部11に、脱着継手12を介してスプリンクラー支柱管13を取付け連結してある。
スプリンクラー支柱管13中で上下動して伸縮する小径管14の上端にスプリンクラー15が取付けてある。
したがって、図示されていない給水管から水道水や地下水、液肥、薬液などの液体が流入すると、図1の水平管4→エルボー継手2→立ち上がり管3→ソケット管5→受け管6→交換継手10の下側管P2→上側管P1→脱着継手12→スプリンクラー支柱管13→伸縮式の小径管14→スプリンクラー15の順に流れて散水される。
いま、スプリンクラー15やその支柱管13、伸縮管14が強風や衝撃を受けたりして曲がったり折れたりすると、台座1側の交換継手10から脱着継手12を分離し、スプリンクラー支柱管13から上側を取り外して交換するだけで足りる。
ところが、外力を受けて最も損傷しやすいのは、下端位置の交換継手10の上側管P1であるから、この上側管P1が破損するケースが多い。この場合は、ボルトBを外して交換継手10を取り外し、交換継手10を交換してから、脱着継手12を介してスプリンクラー支柱管13を取付け連結することで、素早く容易に対処できる。したがって、散水の中止時間を短縮できる。
前記の着脱ボルトBに代わって、凹室7内でコンクリート台座1中にアンカーボルトを埋め込み固定して、そのオネジ部を露出させておいてもよい。この場合は、上向きに露出したオネジ部をフランジfのボルト孔hに挿通した状態で、オネジ部に上からナットを螺合させる。
以上の構成において、エルボー継手2や立ち上がり管3、水平管4、ソケット管5、受け管6は、塩化ビニールなどの合成樹脂製が適している。
図1の台座1中の配管は、エルボー継手2に代えてT状継手を用いることで、両方に水平管4を連結すれば、隣接するスプリンクラーにも給水でき、多数のスプリンクラーを同時作動可能となる。
以上のように、本考案によると、給水管と接続された台座側に交換継手を脱着式に固定し、交換継手にスプリンクラー支柱管側を脱着式に連結し取付ける構造であるため、交換継手やスプリンクラー支柱管側が損傷した場合は、交換継手を台座側から取り外して交換でき、損傷した場合の対応が円滑かつ迅速に可能となる。
本考案によるスプリンクラー取付け構造における交換継手(1)の側面図とその実装状態(2)の縦断面図である。 交換継手を台座側に取付けた状態の拡大縦断面図である。 交換継手を取外した状態の台座を示す拡大断面図である。 スプリンクラーの取付け状態を示す台座断面図である。
符号の説明
1 スプリンクラー台座
5 ソケット管
S ストッパー
6 受け管
O Oリング
7 凹室
9 メネジ管
10 交換継手
f フランジ
P1 上側管
P2 下側管
11 オネジ部
12 脱着継手
13 スプリンクラー支柱管
14 小径管
15 スプリンクラー

Claims (3)

  1. 給水管から給水されるスプリンクラー台座中の配管にスプリンクラーの支柱管側を連結する構造であって、
    台座中に立設されている受け管の中に、フランジ付きの交換継手の下側管を挿入した状態で、前記フランジを台座側に着脱可能に固定し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であることを特徴とするスプリンクラー取付け構造。
  2. 給水管と連結されるスプリンクラー台座中の配管にスプリンクラー支柱管側を連結する装置であって、
    台座中の配管と連通している受け管が台座中に立設されていること、
    フランジ付きの交換継手のフランジを前記台座側に着脱式に取付け固定でき、フランジの下側の下側管を前記の受け管の中に挿入し、上側管にスプリンクラー支柱管側を着脱式に連結する構造であること、
    を特徴とするスプリンクラー取付け構造。
  3. 前記の受け管の内周に、Oリングのような封止リングを取付けてあり、その内径が、前記交換継手の下側管の外径より小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスプリンクラー取付け構造。
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