JP3142377U - フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具 - Google Patents

フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構造で、手動又は電動の各種工具に適合し、六角ボルト、コーチネジ等はもちろん、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等を簡便に締め付けたり、又は緩めたりすることができ、かつ操作性に優れた、軽量な回転工具用治具を提供する。
【解決手段】治具S1は、筒形状ソケット1の一端に設けられた開口2の内周に六角形の嵌入部3が形成され、該嵌入部3における相対する二辺4及び5の上端4a、4b及び5a、5bから軸線上の下方の端部4c、4d及び5c、5dに向けて平行する切欠部M1、M2が形成され、切欠部M1、M2は、正面視U字状をなしている。
【選択図】図2

Description

本考案は、フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具に関する。
従来より、手動又は電動工具による六角ボルト、コーチネジ等やナットを着脱するための回転工具用治具、保持具ないしアタッチメント等は多数提案されている。しかしながら、フックネジやヒートン等を着脱するための専用工具類は、ほとんど開発されていない現状にある。
したがって、例えば、枠材や壁材等の取付部材にフックネジやヒートン等を捻じ込んだり、緩めるときは、フックネジ等のリング状頭部を手指で摘んで、フックネジ等の先端尖鋭部を取付部材等に押し込み、これを回動させて捻じ込んだり、緩めたりしている。しかし、取付部材等の素材が硬いときは、強力な捻転力を要するので手指が痛くなったり疲れたりする等の問題点がある。
そこで、このような場合、一般的にはペンチでフックネジ等のリング状頭部を挾着して該フックネジを締め付けたり、緩めるか、又はドライバーの軸部やラチェットレンチのハンドル等をフックネジのリング内に挿通し、ハンドル等を回動してフックネジ等を締めたり緩めたりしている。ペンチを使用する場合、予めフックネジ等を手指で摘まみ、ある程度捻じこんだ後、ペンチを使用するので、ペンチを約半回転する毎に持ち替える手順を繰り返さなければならず、非常に厄介であり、かつ着脱作業に時間がかかり、作業効率が悪いという欠点があり、ドライバーやラチェットレンチを使用した場合も同様に作業効率が悪いという欠点を払拭できない。
上述したような、不具合を解消するために若干の提案がなされている。例えば、図6に示す、登実3116324の「ピラーズキャッチ」(特許文献1)には、握柄体10の基端側には、測定箇所を打撃した際の打撃音によってこの測定箇所の下地材の有無を検知する打診用打撃部40と、ヒートン60のフック部60aに被嵌して握柄体10を回動することでヒートン60を回動してこのヒートン60のネジ部60bを螺動回動操作するヒートンフック被嵌部50とを設けたものが開示されている。
また、登実3059279の「プラスドライバーで回せるフック」(特許文献2)には、
洋灯吊フック、洋折釘フック及びヒートンフックを対象とし、それぞれネジ込みの上部直線上にプラスドライバーで回せる十字状のネジ部(嵌合部)を設けたものが開示されている。
実用新案登録第3116324号公報 実用新案登録第3059279号公報
しかしながら、特許文献1においては、ヒートンフック被嵌部50を切削加工機等により、握柄体10の半球面状端部に形成しなければならないので、生産性が悪く大量生産ができないという欠点がある。また握柄体10を手動により、左右に捻転して、ヒートンフックを捻じ込んだり、緩めたりするので、作業性が非効率的で、手首の疲労度が急速に増すという問題点がある。
本考案の課題は、簡単な構造で、手動又は電動の各種工具に適合し、六角ボルト、コーチネジ等はもちろん、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等を簡便に締め付けたり、又は緩めたりすることができ、かつ操作性に優れた、軽量な回転工具用治具を提供することにある。
本願考案者は、上記従来技術が有する各種の問題点に鑑み、鋭意検討を重ねた結果、本考案の完成に至ったものである。課題を解決するための手段は、本願、実用新案登録請求の範囲に記載の考案であり、その具体的な手段は、以下の通りである。
課題を解決するための第1の考案は、請求項1に記載の考案であり、
フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等の着脱に兼用できる回転工具用治具であって、
筒形状ソケットの一端に設けられた開口の内周に六角形の嵌入部を形成すると共に、
該嵌入部の六角形における相対する二辺の上端から軸線上の下方に向けて平行する切欠部を形成したことを特徴としている。
課題を解決するための第2の考案は、請求項2に記載の考案であり、
フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等の着脱に兼用できる回転工具用治具であって、
筒形状ソケットの一端に設けられた開口の内周に十二角形の嵌入部を形成すると共に、
該嵌入部の十二角形における相対する四辺の上端から軸線上の下方に向けて平行する切欠部を形成したことを特徴としている。
課題を解決するための第3の考案は、請求項3に記載の考案であり、
請求項1又は請求項2に記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具において、
前記切欠部が、正面視U字状をなしていることを特徴としている。
課題を解決するための第4の考案は、請求項4に記載の考案であり、
請求項1又は請求項2に記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具において、
前記切欠部が、正面視直線円形組み合わせ形状、円形近似状、直線溝形、又は三角形状をなしていることを特徴としている。
課題を解決するための第5の考案は、請求項5に記載の考案であり、
請求項1〜請求項4のいずれかに記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具において、
前記切欠部の底部が、円弧状を形成したことを特徴としている。
第1の考案によれば、
本考案に係るフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具は、「フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等の着脱に兼用できる回転工具用治具であって、筒形状ソケットの一端に設けられた開口の内周に六角形の嵌入部を形成すると共に、該嵌入部の六角形における相対する二辺の上端から軸線上の下方に向けて平行する切欠部を形成した」という、当業界では想到することができなかった特徴ある構成としているので、
簡単な構造で、手動又は電動の各種工具に適合し、六角ボルト、コーチネジ等はもちろん、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等を簡便に締め付けたり、又は緩めたりすることができ、かつ操作性に優れた、軽量な回転工具用治具を提供するという、本考案の課題を解決することができた。
第2の考案によれば、
「フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等の着脱に兼用できる回転工具用治具であって、筒形状ソケットの一端に設けられた開口の内周に十二角形の嵌入部を形成すると共に、 該嵌入部の十二角形における相対する四辺の上端から軸線上の下方に向けて平行する切欠部を形成した」という、当業界では想到することができなかった特徴ある構成としているので、
第1の考案の効果と同様に、簡単な構造で、手動又は電動の各種工具に適合し、六角ボルト、コーチネジ等はもちろん、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等を簡便に締め付けたり、又は緩めたりすることができ、かつ操作性に優れた、軽量な回転工具用治具を提供するという、本考案の課題を解決することができた。また、切欠部は、嵌入部の十二角形における相対する四辺の上端から軸線上の下方に向けて平行するように形成されているから、六角ボルト、コーチネジ等の着脱作業は支障なく行うことができる。
第3の考案によれば、
「請求項1又は請求項2に記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具において、前記切欠部が、正面視U字状をなしている」という、当業界では想到することができなかった特徴的な構成としているので、
フックネジ、ヒートン等のリング状頭部は、断面形状が円形をなしているのでU字状又は逆U字状に形成された切欠部の下方端部に的確に嵌合され、回転工具の回動によりフックネジ、ヒートン等の着脱が行われる。
第4の考案によれば、
「請求項1又は請求項2に記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具において、前記切欠部が、正面視直線円形組み合わせ形状、円形近似状、直線溝形、又は三角形状をなしている」という、当業界では想到することができなかった特徴的な構成としているので、
六角ボルト、コーチネジ等はもちろん、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等多種のファスナーに使用できると共に、手袋を着用して作業する際、回転工具用治具に切欠部があるために、使用する治具を工具箱等から取り出し易く、また取り替え作業も簡便に行うことができ、かつ、治具を床面等に滑り落としたりすることも防止できる効果がある。
第5の考案によれば、
「請求項1〜請求項4のいずれかに記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具において、前記切欠部の底部が、円弧状を形成している」という、当業界では想到することができなかった特徴的な構成としているので、
フックネジやヒートン等のリング状頭部の外周面は、円弧状の切欠部底部に安定して保持されるので、回転工具の回動力は、フックネジ等にロスなく伝わり、当該フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等類の締結又は取り外しが円滑に行われる。
以下、本考案に係る、フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具の最良な実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本考案に係る、六角形状の回転工具用治具をラチェットレンチに装着した状態の斜視図、図2(a)は、六角形状の回転工具用治具の平面図、図2(b)は、同正面図、図2(c)は、図2(a)におけるC−C線断面図、図3は、切欠部底部を円弧状とした状態を示す側断面図、図4(A)〜(D)は、切欠部の各種形状を示す正面図、図5(a)は、十二角形状の回転工具用治具の平面図、図5(b)は、同正面図、図5(c)は、図5(a)におけるC−C線断面図、図6は、従来技術を示す斜視図である。
図1は、本考案に係る、六角形状の回転工具用治具(以下、治具S1という)を、ラチェットレンチRに装着した状態を示している。治具S1は、ラチェットレンチRの他、手動又は電動のドライバーハンドル、各種レンチ等(図示しない)のアタッチメントやビット等に取り付けられ、六角ボルト、コーチネジ等、ナット、四角座金の他、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等の締め付け、又は取り外しに使用される。
図2(a)〜(c)に示すように、治具S1は、筒形状ソケット1の一端に設けられた開口2の内周に六角形の嵌入部3が形成されている。該嵌入部3における相対する二辺4及び5の上端4a、4b及び5a、5bから軸線上の下方の端部4c、4d及び5c、5dに向けて平行する切欠部M1、M2が形成されている。切欠部M1、M2は、正面視U字状をなし、図2(c)に示すように、ヒートンKのリング状頭部Kaは、切欠部M1及びM2間に嵌合され、取付軸6が装着される手動又は電動等による各種回転工具、例えば、図1に例示するラチェットレンチR等の回動により、ヒートンKを枠材や壁材等の取付部材に締め付けたり、緩めたりすることができる。7は、嵌入部3を形成するための下穴である。
図3は、治具S1における、切欠部M1、M2の底部Mcの形状を示すものであり、図示するように、該底部Mcは、ソケット1の外周縁14cから15cに円弧状に形成されている。ヒートンKのリング状頭部Kaは、治具S1の底部Mcに、図2(c)に示す状態より、さらに安定して強く保持され、各種回転工具による回動力は、ロスなくヒートンKに伝わり、円滑に締結と取り外し作業を遂行することができる。
図4(A)〜(D)は、切欠部M1、M2の正面視の各種形状を例示するもので、(A)は直線円形組み合わせ形状をなし、(B)は円形近似状、(C)は直線溝形、(D)は三角形状をなしている。
図5(a)〜(c)に示すのは、治具S2における嵌入部13が、十二角形をなすももで、該嵌入部13の十二角形における相対する四辺14、15の上端14a、14b及び15a、15bから軸線上の下方の端部14c、14d及び15c、15dに向けて平行する切欠部M11、M12が形成されている。治具S2は、手動又は電動のドライバーハンドル、各種レンチ等(図示しない)のアタッチメントやビット等に取り付けられ、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等及び六角ボルト、コーチネジ等は、切欠部M11及びM12に嵌合され、その締め付け、又は取り外しは支障なく行うことができる。
本考案に係る、回転工具用治具S1又はS2は、手動又は電動の各種工具に広く適合し、六角ボルト、コーチネジ等はもちろん、フックネジ、ヒートン、洋折れねじ、アイボルト又は蝶ボルト等を簡便に締め付けたり、又は緩めたりすることができ、かつ操作性に優れているので、例えば、太陽熱温水器又は光発電取付工事等において、フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等は単一の治具S1で兼用できるので、高所作業中にそのつど、治具S1又はS2を交換することなく、また安全に作業を遂行することができ、特に、ラチェットレンチRを含む各種レンチ、ドライバーハンドル及び電動ビット類、各種アタッチメント付き工具に汎用的に使用することができる。
は、本考案に係る、六角形状の回転工具用治具をラチェットレンチに装着した状態の斜視図である。 (a)は、六角形状の回転工具用治具の平面図、(b)は、同正面図、(c)は、図2(a)におけるC−C線断面図である。 は、切欠部底部を円弧状とした状態を示す側断面図である。 は、(A)〜(D)は、切欠部の各種形状を示す正面図である。 (a)は、十二角形状の回転工具用治具の平面図、(b)は、同正面図、(c)は、図5(a)におけるC−C線断面図である。 は、従来技術を示す斜視図である。
符号の説明
S1 治具
R ラチェットレンチ
1 筒形状ソケット
2 開口
3 嵌入部
4、5 相対する二辺
4a、4b 上端
5a、5b 上端
4c、4d 端部
5c、5d 端部
M1、M2 切欠部
Mc 底部
K ヒートン
Ka リング状頭部

Claims (5)

  1. フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等の着脱に兼用できる回転工具用治具であって、
    筒形状ソケットの一端に設けられた開口の内周に六角形の嵌入部を形成すると共に、
    該嵌入部の六角形における相対する二辺の上端から軸線上の下方に向けて平行する切欠部を形成したことを特徴とする、フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具。
  2. フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等の着脱に兼用できる回転工具用治具であって、
    筒形状ソケットの一端に設けられた開口の内周に十二角形の嵌入部を形成すると共に、
    該嵌入部の十二角形における相対する四辺の上端部から軸線上の下方に向けて平行する切欠部を形成したことを特徴とする、フックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具。
  3. 前記切欠部が、正面視U字状をなしていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具。
  4. 前記切欠部が、正面視直線円形組み合わせ形状、円形近似状、直線溝形、又は三角形状をなしていることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具。
  5. 前記切欠部の底部が、円弧状を形成したことを特徴とする、請求項1〜請求項4の何れかに記載のフックネジ、ヒートン等及び六角ボルト、コーチネジ等兼用の回転工具用治具。
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