JP3142749B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横型NチャネルMOS
FETで構成されるハイサイドスイッチを備えた半導体
装置に係り、特にスイッチング動作時の過渡電流に起因
する誤動作の防止対策に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車やNC機器のリレーやラン
プ駆動用スイッチとしてハイサイドスイッチが多く用い
られるようになっている。このハイサイドスイッチの利
点は、負荷がグランド側に接続されているため、その交
換時に感電の虞れがなく安全なこと、及び負荷の腐食が
起こらないこと等である。
【0003】ところで、ハイサイドスイッチを半導体素
子例えばMOSFETにより構成する場合、Pチャネル
型MOSFETを用いるかNチャネル型MOSFETを
用いるかについては、それぞれ一長一短がある。Pチャ
ネルMOSFETを用いればその駆動回路が簡単に構成
できるという利点があるが、PチャネルMOSFET
は、NチャネルMOSFETとくらべて単位面積当りの
オン抵抗が高く、NチャネルMOFETよりも大きなチ
ップでないとNチャネルMOSFETと同等の特性を得
られないという不利がある。一方、NチャネルMOSF
ETを用いるとチップ面積は小さくて済む反面、MOS
FETを動作させるためには、ゲート電圧をソース電圧
及びドレイン電圧よりも高くするためのゲート昇圧回路
が必要であるという不利がある。
【0004】しかし、チップ面積が小さくて済むことか
ら、NチャネルMOSFETを用いたハイサイドスイッ
チについて、上述のような不利を解消すべく提案がなさ
れている。
【0005】例えばNチャネル型MOSFETのゲート
昇圧回路の昇圧回路の動作については、久保俊雄ほか平
成元年電気学会全国大会 464 のような発表がある。
【0006】また、NチャネルMOSFETとそのドラ
イブ回路(ゲート昇圧回路を含む)及び制御回路を同一
半導体基板に集積したパワーICが開発されている。そ
の例としては、 (1)J.Tihanyi”Smart SIPMOS
Technology”Siemens Forsc
h.−u.Entwick.−Ber.Bd.17(1
988)Nr.1(Springer−Verlang
1988) (2)和泉田 孝夫ほか”インテリジェントパワースイ
ッチ”東芝レビュー42巻 11号 1987年 (3)藤平龍彦ほか”自動車用インテリジェントパワー
MOSFET”富士時報Vol.62 No.11 1
989年 等がある。
【0007】これら従来のハイサイドスイッチを搭載し
た半導体装置の構造は、N型半導体基板に出力MOSF
ETとして縦型MOSFETとその制御回路を集積した
素子で分離構造は特に分離工程が必要でない自己分離構
造と、一般的なP型分離領域で分離を行うPN分離構造
とに大別される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のハイサイドスイッチを搭載した半導体装置におい
て、下記のような問題があった。
【0009】N型半導体基板を用いた自己分離方式で
は、基板そのものが出力トランジスタのMOSFETの
ドレインとして機能するが、そのために、出力トランジ
スタのMOSFETを独立して複数形成することはでき
ないという問題がある。
【0010】一方、PN分離方式の構造においては、分
離領域を形成する工程が余分に必要であるという問題が
ある。
【0011】そこで、PN分離方式の構造を取りなが
ら、分離領域を形成する工程を省略刷ることにより、工
程数削減を図る方法が考えられる。例えば図5(a),
(b)に示すように、グランド電位としたP型半導体基
板43中に、ゲート35,ソース領域39及びドレイン
領域42からなる横型NチャネルMOSFET52を出
力トランジスタとして形成し、さらに、この出力トラン
ジスタに隣接してCMOSFET等を搭載した制御回路
44を形成する構造が考えられる。この方式によると特
別な分離工程が必要でなく、標準のCMOS製造工程に
対してほとんど工程数を増大することなく形成すること
ができる。なお、符号34は負荷、符号36はドレイン
電極、符号37はドレイン電極36に印加する電圧を供
給するための電源、符号38はソース電極をそれぞれ示
す。
【0012】しかるに、このような方式においても、以
下のような問題がある。すなわち、図5(a)に示すよ
うに、まず、MOSFET52がオフ状態のときにはド
レイン領域42のみに電源電圧37が印加されていて、
ドレイン領域42とP型半導体基板43の間にのみ空乏
層41が広がっている。そして、MOSFET52がオ
ンすると、ドレイン−ソース間に電流が流れるが、ソー
ス領域39の電位がほぼ電源電位まで上昇するため、ソ
ース領域39とP型半導体基板43との間に空乏層40
が広がる。この際、空乏層40が広がることによって生
ずる過渡的な電流Ioff-onがP型半導体基板43内に流
れることになる。
【0013】また、図5(b)に示すように、逆にMO
SFET52がオン状態からオフ状態になる際、ソース
領域39の電位が電源電位からグランド電位まで下がる
ため、ソース領域39とP型半導体基板43との間に広
がっていた空乏層40が消失するが、このことによって
生ずる過渡的な電流Ion-offが電流Ioff-onとは逆方向
に流れることになる。
【0014】上述のように、出力トランジスタであるM
OSFET52のオン・オフが切換わる際に、P型半導
体基板43中に容量性電流Ioff-on,Ion-offが過渡的
にではあるが流れることによって、図3(a),(b)
に示すごとく制御回路44を同一基板43中に形成した
構成においては、MOSFET52に隣接する制御回路
44が影響を受け、誤動作する虞れがある。特に、半導
体基板の比抵抗が高い場合にはその影響が大きい。
【0015】本発明は斯かる点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ハイサイドスイッチをNチャネル型
MOSFETで構成しかつ駆動回路や制御回路を同一基
板上に搭載した半導体装置において、MOSFETのオ
ン・オフの切換りの際に過渡的に生じる容量性電流によ
って隣接する制御回路が影響を受けるのを有効に防止し
得る手段を講ずることにより、チップ面積の低減と製造
工程の簡素化を図りつつ、信頼性の向上を図ることにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が講じた手段は、ハイサイドスイッチを配置し
た出力部と制御回路等を配置した回路部との間の基板領
域のインピーダンスを高め、容量性電流が基板の横方向
に流れるのを阻止することにある。
【0017】具体的に請求項1の発明が講じた手段は、
下層と該下層よりも比抵抗の高い上層とからなるP型半
導体基板上に、ハイサイドスイッチとして機能する横
NチャネルMOSFETと該横型NチャネルMOSF
ETの制御回路部とを搭載してなる半導体装置におい
て、上記横型NチャネルMOSFETと上記制御回路部
との間の上記上層内にN型不純物が拡散されて形成され
たNウェル領域を備え、該Nウェル領域はその上に形成
された電極部材により電源に接続されている構成とした
ものである。
【0018】請求項2の発明が講じた手段は、請求項1
において、上記横型NチャネルMOSFETとして複数
の横型NチャネルMOSFETを設け、上記複数の横型
NチャネルMOSFET間の半導体基板内にN型不純物
を導入してなるN型ドレイン領域と、該N型ドレイン領
域上に形成され、電源に接続されるN型ドレイン電極と
をさらに設けたものである。
【0019】請求項3の発明が講じた手段は、請求項1
又は2において、上記出力部に、複数の横型Nチャネル
MOSFETを設け、上記複数の各横型NチャネルMO
SFET相互間の半導体基板内にN型不純物を導入して
なるN型ドレイン領域と、該N型ドレイン領域上に形成
され、電源に接続されるN型ドレイン電極とをさらに設
けたものである。
【0020】
【作用】請求項1の構成により、ハイサイドスイッチと
しての横型NチャネルMOSFETがオン・オフ切換わ
る際、MOSFETのソースと基板領域との間の寄生容
量の影響によって過渡電流が流れる。一方、横型Nチャ
ネルMOSFETと制御回路部間に設けられた電極部材
は電源に接続されているので、Nウェル領域から基板領
域に亘って空乏層が広がる。したがって、この空乏層の
生じた部分つまりウェル領域下方から基板領域に亘る領
域のインピーダンスが増大する。その結果、横型Nチャ
ネルMOSFETのソース−基板領域間に生じる容量性
電流が横型NチャネルMOSFET制御回路部間に流
れようとしても、Nウェルの下方でその流れが阻害され
る。しかも、Nウェル領域やウェル電極は、MOSFE
Tのドレイン領域やドレイン電極等と同じ工程で形成す
ることが可能となるので、製造工程も簡素に済むことに
なる。
【0021】加えて、基板が下層の低抵抗層と上層の高
抵抗層の2層で構成され、上層の高抵抗層の部分にNウ
ェル領域が形成されているので、空乏層が生じた部分の
インピーダンスの増大と相俟ってNウェル領域の下方の
横型NチャネルMOSFET−制御回路部間の基板領域
インピーダンスが増大し、この部分のインピーダンスよ
りも、横型NチャネルMOSFETと基板の裏面間の基
板領域インピーダンスや、制御回路部と基板裏面間の基
板領域インピーダンスの方が極めて小さくなる。その結
果、横型NチャネルMOSFETのスイッチングに時に
生じた容量性電流の制御回路部への影響がより効果的に
阻止されることになる。
【0022】請求項の構成により、各MOSFET間
に設けられたN型ドレイン領域にN型ドレイン電極を介
して電源電圧が印加されると、N型ドレイン領域から基
板領域に亘って空乏層が形成される。したがって、請求
項1と同様の作用によって、隣接するMOSFETの容
量性電流に起因するMOSFETの誤動作が互いに防止
されることになる。
【0023】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明の第1実施例について、図
1,図2及び図3を参照しながら説明する。
【0024】図1は第1実施例に係る半導体装置の平面
構造を示し、図2は図1に示す領域Re1のII-II 線にお
ける断面構造を示し、図3は図1に示す領域Re2のIII-
III線における断面構造を示す。本実施例に係る半導体
装置は、P型半導体基板上に横型NチャネルMOSFE
Tで構成されるハイサイドスイッチを搭載した構造を有
するものである。図1において、符号1は回路部を示
し、符号3は出力部を示し、符号2は上記出力部3と回
路部1との間に介設された第1高インピーダンス部材6
1のウェル電極を示す。出力部3には、横型Nチャネル
MOSFETを配置してなる8チャネル分のハイサイド
スイッチ5〜12がウェル電極2に対して平行な方向に
並ぶように配置されている。上記回路部1には、ゲート
を昇圧するチャージポンプ回路を含むその駆動回路及び
制御回路、例えばロジック回路、過熱保護回路、過電流
保護回路が搭載されている。
【0025】図2に示すように、P型半導体基板13の
上にはシリコン酸化膜14が堆積されており、図中左方
に示す領域に上記図5に示す制御回路44のような構造
を有する回路部1が設けられ、図中右方に示す領域には
ハイサイドスイッチ5〜12を配置した出力部3が設け
られている。そして、上記第1高インピーダンス部材6
1は、上記回路部1と出力部3の各ハイサイドスイッチ
5〜12との境界部に位置している。第1高インピーダ
ンス部材61は、P型半導体基板13中にN型不純物を
拡散して形成された深さ約5μm,幅200μmのNウ
ェル領域16と、該Nウェル領域16とはコンタクト領
域17を介して電気的に接続されたウェル電極2とによ
って構成されている。そして、ウェル電極2に電源電圧
37を印加するように構成されている。
【0026】一方、図3に示すように、各ハイサイドス
イッチ10,11は、多数の横型NチャネルMOSFE
Tで構成されている。各ハイサイドスイッチ10,11
内の横型NチャネルMOSFETは、N型不純物が拡散
されてなるドレイン領域18,20と、N型不純物が拡
散されてなるソース領域22,21と、上記ドレイン領
域−ソース領域間の半導体基板13の上にシリコン酸化
膜14を介して設けられたゲート電極23,24と、上
記ドレイン領域18,19及びソース領域22,21に
それぞれ接続されるドレイン電極29,27及びソース
電極25,26とにより構成されている。また、各ハイ
サイドスイッチ10,11間には、N型不純物を拡散し
て形成されたN型ドレイン領域19と、このN型ドレイ
ン領域19に接続されるN型ドレイン電極28とからな
る第2高インピーダンス部材62が介設されている。
【0027】ここで、上記第1高インピーダンス部材6
1のNウェル領域16は制御回路等のCMOSFETの
Nウェル領域(図5参照)と共通の工程で形成されてい
る。また,第2高インピーダンス部材62のN型ドレイ
ン領域19は、ハイサイドスイッチのMOSFETの各
ドレイン領域と共通の工程で形成されたものであり、そ
れらはいずれも60V以上の耐圧を有するように形成さ
れている。
【0028】次に、図2を参照しながら、第1高インピ
ーダンス部材61による回路部1の誤動作防止作用につ
いて説明する。
【0029】出力部3の各ハイサイドスイッチを構成す
る横型NチャネルMOSFETのドレイン領域に電源3
7から電源電圧が印加されると、出力部3と回路部1と
の間に介設された第1高インピーダンス部材61のウェ
ル電極2にも電源電圧が印加される。すると、Nウェル
領域16から比抵抗が約6Ωcmの基板領域13aに亘
って空乏層50が広がる。電源電圧が24Vの場合、空
乏層50は基板側に約10μmの深さで広がり、出力部
−回路部間の基板領域13aのインピーダンスが高くな
る。このことによって、ハイサイドスイッチのNチャネ
ルMOSFETを動作させた時、そのソース領域の電位
が電源電圧−グランド電位間で変化した際に上記ソース
領域と基板領域13a間のPN接合で生じる容量性電流
が回路部1側に流れにくくなり、この容量性電流の発生
に起因する回路部1の制御回路等の誤動作を防止するこ
とができる。
【0030】さらに、図3に示す各スイッチ10,11
間に設けられた第2高インピーダンス部材62のN型ド
レイン領域19においても、上記第1高インピーダンス
部材61のNウェル領域16による作用と同じ作用が得
られる。つまり、上記Nドレイン領域19に電源電圧3
7が印加されると、基板領域13aとの間に空乏層が広
がるので、相隣接するハイサイドスイッチ10,11の
NチャネルMOSFET間における基板領域インピーダ
ンスが高くなる。したがって、相隣接するハイサイドス
イッチ10,11の一方には他方のMOSFETのソー
ス−基板領域間に流れる容量性電流の影響がほとんど及
ばない。すなわち、各スイッチの相互のスイッチング動
作による悪影響を確実に防止することができる。
【0031】しかも、第1高インピーダンス部材61の
Nウェル領域16は制御回路等のCMOSFETのNウ
ェル領域と共通の工程で形成され、第2高インピーダン
ス部材62のN型ドレイン領域19は、出力部3の横型
NチャネルMOSFETのドレイン領域と共通の工程で
形成されるので、工程の増大を招くこともない。
【0032】よって、製造工程の簡素化を図りつつ、回
路部の誤動作を有効に防止することができるのである。
【0033】(第2実施例)次に、第2実施例につい
て、図4を参照しながら説明する。本実施例でも、半導
体装置の平面構造は上記第1実施例における図1に示す
構造と同じである。本実施例では、第1実施例の図2に
相当する部分の断面構造は、図4に示す構造となる。同
図に示すように、本実施例では、上記第1実施例におけ
るP型半導体基板13に代えて、厚みが約20μmで比
抵抗が約6ΩcmのP型高抵抗エピ領域48と、厚みが
300μm,比抵抗が0.1Ωcm以下でグランドに接
地された低抵抗基板領域49との二層からなる基板を用
い、さらに、基板上にシリコン酸化膜14を形成してい
る。そして、回路部1と出力部3との間には、第1高イ
ンピーダンス部材70が介設されている。第1高インピ
ーダンス部材70は、高抵抗エピ領域48内にN型不純
物が拡散されたNウェル領域51と、Nウェル領域51
に接続されるウェル電極53とからなり、Nウェル電極
53には電源54を介して電源電圧が印加される。な
お、図示は省略するが、本実施例においても、各ハイサ
イドスイッチの間には第2高インピーダンス部材が設け
られており、第2高インピーダンス部材のN型ドレイン
領域は各ハイサイドスイッチのMOSFETの各ドレイ
ン領域と共通の工程で形成されたものであり、第1高イ
ンピーダンス部材のNウェル領域は制御回路等のNウェ
ル領域と共通の工程で形成されたものである。
【0034】本実施例でも、上記第1実施例と同様に、
電源電圧54を印加すると、出力部1と回路部3との間
に介設された第1高インピーダンス部材70において、
N型ドレイン領域51から高抵抗エピ領域48内の基板
領域48aに亘って空乏層が広がるため、回路部−出力
部間の基板領域48aのインピーダンスが高くなること
と相俟って、Nウェル領域51下方の出力部−回路部間
の基板領域インピーダンスが増大する。そして、出力部
−回路部間の基板領域インピーダンスよりも、出力部1
のNチャネルMOSFET−裏面間の基板領域インピー
ダンスや、回路部のトランジスタ−裏面間の基板領域イ
ンピーダンスの方がはるかに小さくなるため、図2に示
す構造の場合よりもさらに上記容量性電流に起因する回
路部の誤動作を防止する機能が高くなる。
【0035】
【発明の効果】請求項1によれば、ハイサイドスイッチ
として機能する横型NチャネルMOSFETとその制御
回路部とを同じP型半導体基板上に搭載してなる半導体
装置において、横型NチャネルMOSFETと制御回路
との間に、Nウェル領域と、電源に接続される電極部
とを設ける構成としたので、電源電圧の印加により生
じる空乏層の高いインピーダンスを利用して、横型Nチ
ャネルMOSFETのソース−基板領域間に生じる容量
性電流の回路部への影響を防止することができ、よっ
て、チップ面積の低減と製造工程の簡素化とを図りつ
つ、信頼性の向上を図ることができる。
【0036】加えて、基板を高抵抗の上層と低抵抗の下
層との二層で構成したので、横型NチャネルMOSFE
T−制御回路部間の基板領域インピーダンスよりも、
型NチャネルMOSFET−基板裏面間の基板領域イン
ピーダンス及び制御回路部−基板裏面間の基板領域イン
ピーダンスが極めて小さくなることで、横型Nチャネル
MOSFETのスイッチング時に生じた容量性電流の
御回路部への影響をより効果的に阻止することができ、
よって、制御回路部の誤動作防止効果をより顕著に発揮
することができる。
【0037】請求項によれば、請求項において、
数の横型NチャネルMOSFET間にもN型ドレイン領
域とN型ドレイン電極とを設ける構成としたので、各M
OSFETが隣接するMOSFETの容量性電流によっ
て誤動作するのを有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るハイサイドスイッチとその駆
動回路を同一チップに搭載した半導体装置の平面図であ
る。
【図2】第1実施例に係る半導体装置の領域Re1のII-I
I 線断面における構造を示す縦断面図である。
【図3】第1実施例に係る半導体装置の領域Re2のIII-
III 線断面における構成を示す縦断面図である。
【図4】第2実施例に係る半導体装置の図2に相当する
部分における断面構造を示す縦断面図である。
【図5】従来例に係る半導体装置のNチャネルMOSF
ETのオン・オフによるソース−基板間の容量性電流の
発生状態を説明するための縦断面図である。
【符号の説明】
1 回路部 2 ウェル電極 3 出力部 5〜12 出力NチャネルMOSFET 13 P型半導体基板 14 シリコン酸化膜 16 Nウェル領域 18,20 ドレイン領域 19 N型ドレイン領域 21,22 ソース領域 23,24 ゲート電極 25,26 ソース電極 27,29 ドレイン電極 28 N型ドレイン電極 37 電源 50 空乏層 61 第1高インピーダンス部材 62 第2高インピーダンス部材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下層と該下層よりも比抵抗の高い上層と
    からなるP型半導体基板上に、ハイサイドスイッチとし
    て機能する横型NチャネルMOSFETと該横型Nチ
    ャネルMOSFETの制御回路部とを搭載してなる半導
    体装置において、上記横型NチャネルMOSFETと上記制御回路部との
    間の上記上層内にN型不純物が拡散されて形成されたN
    ウェル領域を備え、該Nウェル領域はその上に形成され
    た電極部材により電源に接続されている ことを特徴とす
    る半導体装置。
  2. 【請求項2】 請求項記載の半導体装置において、上記横型NチャネルMOSFETは複数の横型Nチャネ
    ルMOSFETからなり、 上記複数の横型NチャネルMOSFET間の半導体基板
    内にN型不純物を導入してなるN型ドレイン領域と、 該N型ドレイン領域上に形成され、電源に接続されるN
    型ドレイン電極とをさらに備えたことを特徴とする半導
    体装置。
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