JP3142780B2 - 電力量計lsi内部テスト回路 - Google Patents

電力量計lsi内部テスト回路

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JP3142780B2
JP3142780B2 JP08235788A JP23578896A JP3142780B2 JP 3142780 B2 JP3142780 B2 JP 3142780B2 JP 08235788 A JP08235788 A JP 08235788A JP 23578896 A JP23578896 A JP 23578896A JP 3142780 B2 JP3142780 B2 JP 3142780B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電圧および電流を乗
算して電力量を算出する電子式電力量計LSI(大規模
集積回路)の測定精度を試験する電力量計LSI内部テ
スト回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電力量計LSI内部テス
ト回路としては、例えば、図5に示す構成のテスト回路
がある。このLSI内部テスト回路では、高分解能な2
相交流信号発生器1の出力する2相交流電圧が電力量計
の規格に合わせて計算器4によって制御され、電子式電
力量計LSI5が規格を満足する性能を持っているか否
かが試験される。
【0003】すなわち、交流信号発生器1は被測定電圧
に相当する第1の位相電圧V1、および被測定電流に相
当する第2の位相電圧V2を発生する。この交流信号発
生器1の出力は交流電圧計2によって計測され、この計
測結果が所定精度内に入っていない場合は、制御ライン
3を介する計算器4の制御によって交流信号発生器1の
出力が自己調整される。つまり、交流信号発生器1の精
度は交流電圧計2によって補償されている。電力量計L
SI5は被測定電圧に相当する第1の位相電圧V1をパ
ルス幅変調し、この変調出力と被測定電流に相当する第
2の位相電圧V2とを乗算して電力量を算出する。そし
て、電力量計LSI5は変換された電圧を積分し、電力
/周波数(W/F)変換して電力量に比例した周波数の
パルス信号を被測定電力パルスとしてカウンタ6へ出力
する。
【0004】また、交流信号発生器1の各出力電圧V
1,V2はLSI外部に設けられたW/V変換器7にも
与えられており、W/V変換器7はこれら各出力電圧V
1,V2を乗算して電力量をLSI5と同様に高精度に
算出し、電力量に比例した電圧を出力する。V/F変換
器8はW/V変換器7の出力電圧に比例した周波数のパ
ルス信号をLSI5と同様に高精度に生成し、これを基
準(マスタ)電力パルスとしてカウンタ6へ出力する。
カウンタ6は電力量計LSI5の出力する被測定電力パ
ルスおよびV/F変換器8の出力するマスタ電力パルス
をそれぞれ一定数計数し、この計数結果を計算器4へ出
力する。計算器4はパーソナルコンピュータ(パソコ
ン)等によって構成され、受け取った被測定電力パルス
数とマスタ電力パルス数とを比較し、電力量計LSI5
の測定誤差を求める。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電力量計LSI内部テスト回路により、電力量計に
求められる広範囲にわたる電流計測の性能および精度を
評価するためには、交流信号発生器1に高い分解能が必
要とされる。つまり、交流信号発生器1は小電流から大
電流に相当する2相交流信号を広範囲にわたって極め細
かく精度良く発生する必要があり、そのために交流信号
発生器1は高価なものとなっていた。また、誤差測定の
基準となるマスタ電力パルスを高精度に生成するため、
W/V変換器7やV/F変換器8といった特殊な機器を
用意する必要がある。このため、上記従来のLSI内部
テスト回路によっては、簡易に電力量計LSI5を試験
することが出来なかった。
【0006】また、電力量計LSI5の内部およびV/
F変換器8においてW/V変換された電圧が周波数変換
される際には、W/V変換された電圧の積分値が基準値
に達した場合に1つの電力パルスが出力される。しか
し、上記従来回路の電力量計LSI5およびV/F変換
器8には商用周波で常に変動する交流信号が与えられて
いるため、W/V変換される電圧も変動する。また、こ
の電圧の積分の最中に、例えば正値で積分しているの
に、W/V変換される電圧が変動して負値が積分回路に
入力されると、積分値が基準値に達するまでに時間がか
ってしまう。よって、上記従来のテスト回路における電
力量計LSI5およびV/F変換器8を用いて交流電力
を高精度に測定するためには、被測定電圧・電流を長い
時間測定して平均化させる必要がある。このため、従
来、1つの電力量計LSIについてのこの精度測定に1
0秒を越える長い時間を要しており、この結果、試験に
コストがかかり、電力量計LSIの低価格化が妨げら
れ、また、迅速な生産の障害となっていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような課題
を解決するためになされたもので、被測定電圧をパルス
幅変調する変調回路と、この変調回路出力および被測定
電流を乗算して電力量を算出する内部乗算回路と、この
内部乗算回路の出力を積分して電力量に比例した周波数
のパルス信号を出力するV/F変換回路とを有する電子
式電力量計LSIの内部回路を試験する電力量計LSI
内部テスト回路において、被測定電圧に相当する直流電
圧を発生する第1の直流電源回路と、被測定電流に相当
する直流電圧を発生する第2の直流電源回路と、内部乗
算回路による乗算機能を停止させて電力量計LSI外部
から内部乗算回路に入力される信号をV/F変換回路に
そのまま出力させる内部乗算回路機能停止回路と、変調
回路の出力および第2の直流電源回路の出力を乗算する
電力量計LSIの外部に構成された外部乗算回路と、こ
の外部乗算回路の出力から直流分を抽出して内部乗算回
路に出力するフィルタ回路と、V/F変換回路から出力
されるパルス信号のパルス幅を基準クロックを用いて測
定し電力量計LSIによる電力パルス変換周波数を測定
する周波数測定回路とを備え、電力量計LSI内部テス
ト回路を構成した。
【0008】このような構成において、第1の直流電源
回路から出力される被測定電圧に相当する直流電圧は、
LSI内部の変調回路によってパルス幅変調される。外
部乗算回路は、この変調出力と、第2の直流電源回路の
出力する被測定電流に相当する直流電圧とを乗算して電
力量を算出し、これを電圧として出力する。この電圧出
力はフィルタ回路によって直流分が抽出され、この直流
分はLSI内部の内部乗算回路に入力される。LSI内
部のテスト時には、この内部乗算回路の乗算機能は内部
乗算回路機能停止回路によって停止されており、内部乗
算回路に入力される直流分はLSI内部のV/F変換回
路にそのまま出力される。V/F変換回路はこの直流分
を積分して周波数変換し、電力パルスを出力する。この
電力パルスは周波数測定回路において基準クロックをマ
スタとしてその周波数が測定され、電力量計LSIの測
定誤差が評価される。
【0009】本発明においては、上記のようにV/F変
換回路にはW/V変換された電圧の直流分が与えられて
いるため、V/F変換回路に与えられる電圧は従来のよ
うに変動しない。従って、V/F変換の際の積分の最中
に積分値が減少して基準値に達するまでに時間がかかる
といった従来の問題は解消され、積分値は速やかに基準
値に達し、電力パルスが出力される。また、電力量計L
SIに被測定電圧・電流を直流信号として与えても、電
力量計LSIから出力される電力パルスの周波数は、周
波数測定回路によって基準クロックを用いて計測され
る。従って、1発の電力パルスから変換周波数を求める
ことが出来、直流信号によっても電力量計LSIの交流
特性評価を模擬的に行える。
【0010】また、電力量計LSIに被測定電圧・電流
を直流信号として与えても、電力パルスの周波数を計測
することが出来るため、従来の高分解能で高価な交流信
号発生器を用いる必要はなくなる。従って、被測定電圧
・電流に相当する電圧は直流電源回路によって簡単に発
生させることが可能となる。また、内部乗算機能停止回
路によってLSIのテスト時に内部乗算回路の乗算機能
が停止されることにより、LSI内部に構成されたV/
F変換回路をLSIのテストに用いることが可能とな
り、従来のようにLSIの外部に特殊なV/F変換回路
を設ける必要はなくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施形態による
電力量計LSI内部テスト回路について説明する。
【0012】図2は本実施形態による電力量計LSI内
部テスト回路に用いられる電子式電力量計LSIの内部
回路構成を示すブロック図である。
【0013】電力量計LSI22の内部には基準電圧源
31が設けられており、この電圧源31の出力する基準
電圧は三角波発生回路32およびV/F変換部33に与
えられる。変調回路34は三角波発生回路32の出力す
る三角波を入力し、この三角波を用いて電圧入力端子3
5に入力される被測定電圧信号をパルス幅変調(PW
M)する。変調回路34の出力は端子41に出力される
と共に、後述するスイッチ(第1のスイッチ)42を介
して内部乗算回路36に与えられる。内部乗算回路36
は、この変調回路34から出力される時間幅に変調され
た電圧信号で、電流入力端子37に入力される被測定電
流信号をスイッチする。このスイッチにより、変調回路
34の出力と被測定電流とが乗算されて電力量が算出さ
れる。内部乗算回路36は算出した電力量をW/V変換
して電圧量とし、V/F変換部33へ出力する。
【0014】V/F変換部33は、この内部乗算回路3
6の出力を積分し、電力量に比例した周波数の電力パル
ス信号を出力する。
【0015】V/F変換部33の内部構成は図3の回路
図に示され、内部乗算回路36から出力された電力量に
相当する電圧は端子51に与えられる。この端子51に
入力された電圧は抵抗52を介して積分器53に与えら
れ、コンデンサ54を充電する。コンデンサ54に並列
に設けられたスイッチ55は後述するAND回路58の
出力によって制御されている。積分回路53による積分
時にはAND回路58の出力はローレベルにあり、スイ
ッチ55はAND回路58の出力するこのローレベル信
号によって開いた状態にある。コンデンサ54の充電値
がコンパレータ56の基準電圧に達すると、コンパレー
タ56はRSフリップフロップ57のS端子へハイレベ
ル信号を出力する。コンパレータ56のこの基準電圧は
基準電圧源31から与えられるものである。
【0016】RSフリップフロップ57はS端子にハイ
レベル信号が入力されるとセットされ、Q端子からハイ
レベル信号を出力する。この信号は論理積(AND)回
路58の一入力へ与えられる。AND回路58の他入力
は後述するスイッチ(第3のスイッチ)59を介してD
フリップフロップ61の反転Q端子に接続されており、
この他入力にはハイレベル信号が通常与えられている。
従って、RSフリップフロップ57からAND回路58
の一入力にハイレベル信号が入力されると、AND回路
58の出力はハイレベルとなり、このハイレベル出力が
端子62へ電力パルスとして出力される。また、AND
回路58のこのハイレベル出力により、スイッチ55は
閉じ、コンデンサ54に蓄積された電荷が放電され、積
分器53がリセットされる。
【0017】AND回路58のハイレベル出力はDフリ
ップフロップ60のD端子にも与えられる。このD端子
に入力されたハイレベル信号は、C端子に入力されるク
ロック(CLK)信号に同期してQ端子に出力され、排
他的論理和(NOR)回路63の一入力がハイレベルに
なる。また、Dフリップフロップ60のハイレベル出力
はさらにDフリップフロップ61のD端子に与えられ、
このDフリップフロップ61の反転Q端子にはC端子に
入力されるCLK信号に同期してローレベル出力が現れ
る。このローレベル出力はスイッチ59を介してAND
回路58に与えられるため、AND回路58の出力は所
定時間遅れてハイレベルからローレベルに変化する。A
ND回路58の出力がローレベルになるとスイッチ55
が開き、コンデンサ54は次の充電に備えた状態にな
る。そして、Dフリップフロップ60のD端子がローレ
ベルになり、CLK信号の入力によりQ端子もローレベ
ルに変化する。従って、NOR回路63の入力は2入力
ともローレベルとなるため、その出力はハイレベルとな
り、RSフリップフロップ57はリセットされる。Dフ
リップフロップ60,61によるこの遅延時間により、
コンデンサ54の所定の放電時間が確保されている。
【0018】このようにV/F変換されて端子62に得
られる電力パルスは、図2に示すV/F変換部33の後
段の平均化回路38へ出力される。平均化回路38はロ
ーパスフィルタによって構成されており、有効電力量か
ら無効電力量を差し引いた電力量をスイッチ(第2のス
イッチ)39へ出力する。後述するこのスイッチ39は
LSIの非試験時には図示の状態にあり、平均化回路3
8の出力を端子40へ伝える。
【0019】図1はこのような電力量計LSI22の測
定精度を試験する、本実施形態による電力量計LSI内
部テスト回路の構成を示すブロック図である。
【0020】第1の直流電源回路21は被測定電圧に相
当する直流電圧を発生し、これを電力量計LSI22お
よび電圧計23へ出力する。第2の直流電源回路24は
被測定電流に相当する直流電圧を発生し、これを外部乗
算器25および電圧計23へ出力する。これら各直流電
源回路21,24の出力する電圧の精度は電圧計23に
よって補償されている。つまり、電圧計23の出力は制
御ライン26を介して制御機器27に与えられており、
制御機器27は各直流電源回路21,24の出力電圧を
監視している。電圧計23の計測値が所定の精度範囲を
逸脱した場合には、制御機器27は制御ライン26を介
して各直流電源回路21,24に出力電圧が所定範囲を
逸脱したことを伝え、各直流電源回路21,24に出力
電圧を自己調整させる。
【0021】また、制御機器27は内部乗算回路機能停
止回路を構成しており、電力量計LSI22の試験時
に、制御ライン26を介して電力量計LSI22の端子
43へ信号を出力し、各スイッチ39,42の接続状態
を反転させる。制御機器27はさらに制御ライン26を
介して電力量計LSI22の端子44へハイレベル信号
を出力する。端子44に印加される電圧レベルは、スイ
ッチ42が図示と反対の側に倒れているため、内部乗算
回路36へ与えられる。内部乗算回路36はこの電圧レ
ベルがハイレベルになると乗算機能を停止し、電流入力
端子37から入力される信号をV/F変換部33へその
まま出力する。
【0022】電力量計LSI22の外部に構成された外
部乗算器25は、LSI内部に形成された内部乗算回路
36と同等な性能を持つ。この外部乗算器25は電力量
計LSI22の端子41に接続されており、変調回路3
4の出力するPWM変調信号を入力する。外部乗算器2
5はこの変調信号と第2の直流電源回路24の出力する
直流電圧とを乗算する。LSIの試験時には電力量計L
SI22の電圧入力端子35には第1の直流電源回路2
1の出力する被測定電圧が入力されているため、変調回
路34から出力される変調信号は被測定電圧に相当して
いる。従って、外部乗算器25では電力量計LSI22
によって時間幅に変調された被測定電圧信号で被測定電
流がスイッチングされ、電力量が算出される。この電力
量は電圧量に変換され、DCフィルタ28へ出力され
る。
【0023】外部乗算器25の出力は被測定電流を変調
信号でスイッチした矩形波形であるが、このDCフィル
タ28において直流分が抽出されることによって平滑化
される。DCフィルタ28で抽出された直流分は電力量
計LSI22の電流入力端子37へ出力される。電力量
計LSI22の試験時には内部乗算回路36に入力され
る信号は通過してV/F変換部33へ出力されるため、
DCフィルタ28の出力はV/F変換部33に与えられ
る。
【0024】また、スイッチ59の接続は制御機器27
から制御ライン26を介して予め図示の側と反対の側に
切り換えられ、スイッチ55が閉じた状態、すなわち積
分器53がリセットした状態にされている。そして、電
力量計LSI22の試験時には制御機器27から制御ラ
イン26を介して電力量計LSI22の端子45に変換
スタート信号が入力される。この変換スタート信号はロ
ーレベル信号であり、図3に示すV/F変換部33の端
子64に伝えられる。従って、V/F変換部33内のA
ND回路58の一入力にはローレベル信号が与えられ、
AND回路58の出力はローレベルとなる。従って、コ
ンデンサ54に並列に接続されたスイッチ55が開き、
積分器53はセット状態となる。
【0025】よって、V/F変換部33に入力されたD
Cフィルタ28の出力はこの積分器53によって積分さ
れ、コンデンサ54の充電値がコンパレータ56の基準
電圧に達すると、前述したようにコンパレータ56から
ハイレベル信号が出力され、RSフリップフロップ57
がセットされる。このRSフリップフロップ57のセッ
トにより、AND回路58の2入力にはハイレベル信号
が与えられ、AND回路58からはハイレベル信号が出
力される。このハイレベル信号は端子62から電力パル
スとして出力されると共に、スイッチ55を閉じて積分
器53をリセットする。
【0026】LSI試験時には前述のように図2に示す
スイッチ39は図示の状態と反対の状態に切り換えられ
ているため、V/F変換部33の端子62から出力され
た電力パルスは、平均化回路38を迂回して端子40へ
伝えられる。端子40に伝えられた電力パルスは図1に
示すカウンタ29に入力され、カウンタ29は入力した
電力パルスの周波数を測定する。つまり、カウンタ29
および制御機器27は周波数測定回路を構成しており、
カウンタ29はV/F変換部33から出力される電力パ
ルス信号のパルス幅を基準クロックを用いて測定する。
すなわち、カウンタ29は、電力パルスの立ち下がりエ
ッジから立ち上がりエッジまでのレベル変化点間の時間
を、内蔵した基準クロックを用いて測定する。この測定
時間は制御ライン26を介して制御機器27に入力さ
れ、制御機器27はこの測定時間を基にして電力パルス
の変換周波数を算出する。
【0027】このように電力量計LSI22の試験時に
は、第1の直流電源回路21から出力される被測定電圧
に相当する直流電圧は、LSI内部の変調回路34によ
ってパルス幅変調される。外部乗算器25は、この変調
出力と、第2の直流電源回路24の出力する被測定電流
に相当する直流電圧とを乗算して電力量を算出し、これ
を電圧として出力する。この電圧出力はDCフィルタ2
8によって直流分が抽出され、この直流分はLSI内部
の内部乗算回路36に入力される。内部乗算回路36の
乗算機能は制御機器27によって停止されており、内部
乗算回路36に入力される直流分はLSI内部のV/F
変換部33にそのまま出力される。V/F変換部33は
この直流分を積分して周波数変換し、電力パルスを出力
する。この電力パルスはカウンタ29において基準クロ
ックをマスタとしてパルス幅が測定され、制御機器27
においてその周波数が算出される。
【0028】このような周波数測定は図4に示す手順の
各試験ごとに行われる。つまり、定格周波数試験(ステ
ップ101),電流特性試験(ステップ102),電圧
特性試験(ステップ103),始動電流試験(ステップ
104),潜動試験(ステップ105)および電源変動
試験その他(ステップ106)の各試験において、上述
した電力パルスの周波数が測定される。電流特性試験で
は被測定電流が定格電流の2倍から1/100倍まで変
化させられ、電力量計LSI22の出力する電力パルス
がこの電流変化に対して直線的に変化するか否かが試験
される。また、電圧特性試験では被測定電圧が定格電圧
の0.8倍から1.2倍まで変化させられ、電力量計L
SI22の出力する電力パルスがこの電圧変化に対して
直線的に変化するか否かが試験される。このような一連
の試験により、電力量計LSI22が所定の規格を満足
する性能を有するか否かが試験される。これら各試験の
際、各直流電源回路21,24の出力は制御機器27に
よって電力量計の仕様に合わせて制御される。
【0029】本実施形態による電力量計LSI内部テス
ト回路においては、前述のようにV/F変換部33には
DCフィルタ28によってW/V変換された電圧の直流
分が与えられているため、外部乗算器25から出力され
る電圧波形が矩形波であっても、V/F変換部33に与
えられる電圧は従来のように変動しない。従って、V/
F変換の際の積分の最中に積分値が減少して基準値に達
するまでの時間が変動するといった従来の問題は解消さ
れ、積分値は速やかに基準値に達し、電力パルスが出力
される。
【0030】また、電力量計LSI22に被測定電圧・
電流を直流信号として与えても、電力量計LSI22か
ら出力される電力パルスの周波数は、カウンタ29およ
び制御機器27によってカウンタ29に内蔵された基準
クロックをマスタとして計測され、電力量計LSI22
の交流特性評価がDCによって模擬的に行える。本実施
形態では電力量計LSI22は、1kWの電力量が計測
されると1000Hzの変換周波数で電力パルスを出力
し、1msec周期で1発の電力パルスを出力する。本
実施形態によるLSI内部テスト回路では、周波数測定
回路によって1発の電力パルスでも変換周波数を計測す
る事が出来るため、1msecの時間で電力量計LSI
22の電力パルス変換周波数を知ることが出来る。しか
し、1発の電力パルスについての周波数計測では測定値
の信憑性が低いため、本実施形態では5発の電力パルス
について周波数計測し、5回測定の平均値を変換周波数
としている。この測定回数は制御機器27に任意に設定
することが出来る。
【0031】この結果、本実施形態によるLSI内部測
定回路によれば、従来のように、被測定電圧・電流を1
0秒を越える長い時間測定して平均化させる必要はなく
なり、1つの電力量計LSIについての測定時間は5m
secとなる。つまり、電力パルス変換周波数の測定時
間は従来の1/200と大幅に短縮される。よって、電
力量計LSIおよびLSI内部テスト回路の低価格化、
並びに生産の迅速化を図ることが可能となる。
【0032】また、上記のように電力量計LSI22に
被測定電圧・電流を直流信号として与えても、電力パル
スの周波数を計測することが出来るため、従来の高分解
能で高価な交流信号発生器を用いる必要はなくなる。従
って、被測定電圧・電流に相当する電圧は直流電源回路
21,24によって簡単に発生させることが可能とな
る。また、制御機器27によってLSIのテスト時に内
部乗算回路36の乗算機能が停止されることにより、L
SI内部に構成されたV/F変換部33をLSIのテス
トに用いることが可能となる。従って、従来のようにL
SIの外部に特殊なV/F変換回路を設ける必要はなく
なる。このため、電力量計LSI22の試験は比較的入
手し易い汎用品を用いて簡易に行うことが可能となり、
しかも、テスト回路を小型化することが可能となる。
【0033】また、制御ライン26を介して各部を制御
する制御機器27は、V/F変換部33による周波数変
換スタートのタイミング制御、変換周波数の測定回数の
制御、および変換周波数の計算可能な機器であれば良
い。このような制御機器27はパソコンによって構成す
ることが出来るが、特別な制御が必要とされないため、
特に上位系制御にこだわることなく、マイクロコンピュ
ータ(マイコン)チップを用いて簡単に構成することも
可能である。
【0034】すなわち、電力量計LSI22に供給する
電圧をDC化し、V/F変換の制御機能を電力量計LS
I22に持たすことによって高速なテストが可能とな
り、電力量計LSI22の内部乗算回路36を除く全て
の性能をテストすることが出来、さらにテスト時に用意
する周辺機器が比較的手に入れやすい汎用品とすること
が出来る。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、V
/F変換回路にはW/V変換された電圧の直流分が与え
られているため、V/F変換回路に与えられる電圧は商
用周波交流電源を用いる従来のように変動しない。従っ
て、積分値は速やかに基準値に達し、電力パルスが出力
される。また、電力量計LSIに被測定電圧・電流を直
流信号として与えても、電力量計LSIから出力される
電力パルスの周波数は、周波数測定回路によって基準ク
ロックを用いて計測される。従って、1発の電力パルス
から変換周波数を求めることが出来る。このため、従来
のように、被測定電圧・電流を長い時間測定して平均化
させる必要はなくなり、1つの電力量計LSIについて
の測定時間は大幅に短縮される。よって、電力量計LS
IおよびLSI内部テスト回路の低価格化および生産の
迅速化を図ることが可能となる。
【0036】また、電力量計LSIに被測定電圧・電流
を直流信号として与えても、電力パルスの周波数を計測
することが出来るため、従来の高分解能で高価な交流信
号発生器を用いる必要はなくなる。従って、被測定電圧
・電流に相当する電圧は直流電源回路によって簡単に発
生させることが可能となる。また、内部乗算機能停止回
路によってLSIのテスト時に内部乗算回路の乗算機能
が停止されることにより、LSI内部に構成されたV/
F変換回路をLSIのテストに用いることが可能とな
り、従来のようにLSIの外部に特殊なV/F変換回路
を設ける必要はなくなる。このため、電力量計LSIの
試験は比較的入手し易い汎用品を用いて簡易に行うこと
が可能となり、しかも、テスト回路を小型化することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による電力量計LSI内部
テスト回路の構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態による電力量計LSI内部テスト回
路に用いられる電力量計LSIの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】図2に示す電力量計LSIを構成するV/F変
換部の内部構成を示す回路図である。
【図4】電力量計LSIの試験手順を示すフローチャー
トである。
【図5】従来の電力量計LSI内部テスト回路の構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
21,24…直流電源回路 22…電子式電力量計LSI 23…電圧計 25…外部乗算器 26…制御ライン 27…制御機器 28…DCフィルタ 29…カウンタ 33…V/F変換部 34…変調回路 35…電圧入力端子 36…内部乗算回路 37…電流入力端子 53…積分器 54…コンデンサ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定電圧をパルス幅変調する変調回路
    と、この変調回路出力および被測定電流を乗算して電力
    量を算出する内部乗算回路と、この内部乗算回路の出力
    を積分して電力量に比例した周波数のパルス信号を出力
    する電圧/周波数変換回路とを有する電子式電力量計L
    SIの内部回路を試験する電力量計LSI内部テスト回
    路において、 前記被測定電圧に相当する直流電圧を発生する第1の直
    流電源回路と、前記被測定電流に相当する直流電圧を発
    生する第2の直流電源回路と、前記内部乗算回路による
    前記乗算機能を停止させて前記電力量計LSI外部から
    前記内部乗算回路に入力される信号を前記電圧/周波数
    変換回路にそのまま出力させる内部乗算回路機能停止回
    路と、前記変調回路の出力および前記第2の直流電源回
    路の出力を乗算する前記電力量計LSIの外部に構成さ
    れた外部乗算回路と、この外部乗算回路の出力から直流
    分を抽出して前記内部乗算回路に出力するフィルタ回路
    と、前記電圧/周波数変換回路から出力されるパルス信
    号のパルス幅を基準クロックを用いて測定し前記電力量
    計LSIによる電力パルス変換周波数を測定する周波数
    測定回路とを備えて構成されることを特徴とする電力量
    計LSI内部テスト回路。
  2. 【請求項2】 前記内部乗算回路機能停止回路は、前記
    内部乗算回路による前記乗算機能を停止させる電圧レベ
    ル信号、または前記変調回路の出力を前記内部乗算回路
    に入力する、前記電力量計LSIの内部に形成された第
    1のスイッチから構成されており、この第1のスイッチ
    は前記電力量計LSIの外部に構成された制御機器によ
    って切り換え制御されていることを特徴とする請求項1
    記載の電力量計LSI内部テスト回路。
  3. 【請求項3】 前記電子式電力量計LSIは、前記電圧
    /周波数変換回路の出力から無効電力量を差し引く平均
    化回路の出力、または前記電圧/周波数変換回路の出力
    を前記電力量計LSIの外部へ出力する第2のスイッチ
    を備えており、この第2のスイッチは前記制御機器によ
    って前記第1のスイッチと共に切り換え制御されている
    ことを特徴とする請求項2記載の電力量計LSI内部テ
    スト回路。
  4. 【請求項4】 前記電圧/周波数変換回路は、前記内部
    乗算回路の出力を積分する積分器と、試験時に前記制御
    機器から変換スタート信号を取り入れてこの積分器をセ
    ット状態にする第3のスイッチとを備えていることを特
    徴とする請求項3記載の電力量計LSI内部テスト回
    路。
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