JP3142791U - 化粧板及びサービスカウンター - Google Patents

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Abstract

【課題】サービスカウンターの色彩や模様の変化により、店舗内全体の模様替えに匹敵し得るようにし、その改装作業も簡単で短時間で行えるようにした化粧板及びサービスカウンターを提供する。
【解決手段】サービスカウンター1、3の少なくとも前板6を覆うプラスチック積層化粧板12であって、該化粧板12は、予め前記前板6の縦横寸法に応じた縦横寸法にカットされるとともに、少なくともその側部が弱み線14aを介して折り曲げ可能であり、裏面に設けた粘着テープ17を介して、前記前板6の表面に着脱可能に貼着される。
【選択図】図3

Description

本考案は、簡単に外装を変更できるようにした、主として業務用家具としてのサービスカウンター用の模様替え用化粧板及び該化粧板を化粧面に設けたサービスカウンターに関するものである。
コンビニエンスストアや、これに類する販売方法を踏襲した食料品雑貨店、あるいはサービスカウンターを備えた金融機関などの店舗などでは、季節の変り目などに模様替えを行う場合が多い。これは、店内を全面改装することとは別に、季節毎に売筋表品が変化したり商品のキャンペーンなどに応じて、店舗内の商品配列を変えたり、店舗内の雰囲気をそれらに合わせることにより、主として買物客の購買意欲をそそるためになされるものである。
しかし、模様替えの都度、什器類を交換したり、塗装替えをしていたのでは、模様替えが完了する新装開店までに時間がかかり、また什器類の入替え費用大であるため、小規模店舗では、その費用対効果という点で、極めて負担が大きいものとなる。加えて什器を入替える場合には、交換される什器は、いわゆる粗大ゴミとしてそのまま廃棄処分されるため、環境問題の観点からも好ましいものではない。
そこで、本出願人は、買物客が必ず立寄るサービスカウンターに着目した。例えばコンビニエンスストアでは、周知のように、サービスカウンターで囲われた内側空間は、店舗従業員の主たる作業動線となるもので、その天板上には、商品代金の精算を行うためのキャッシュレジスターを始めとして、従業員のみ取扱い可能な食品類の陳列ケース、小物類の陳列ケースなどがおかれているとともに、天板下部はレジ袋や、持運び用容器、箸、スプーンなど小物類の置場所となっている一方、サービスカウンターの顧客側に面する側は前板および側板によって閉塞され、かなり目立つものであるだけに、店舗内における顧客の視線が占める割合は大きい。
本考案は、以上の点に着目してなされたものであり、サービスカウンターの色彩や模様の変化により、店舗内全体の模様替えに匹敵し得るようにし、かつその改装作業も簡単で短時間で行えるようにしたサービスカウンターの模様替え用化粧板及び該化粧板を顧客側化粧面に設けたサービスカウンターを提供するものである。
以上の課題を達成するため、本考案は、プラスチック積層化粧板よりなり、業務用家具の少なくとも前面又は側面の化粧面を覆うように、裏面に設けた両面粘着テープを介して着脱可能に取り付けられる構成であることを特徴とする模様替え用化粧板12にある。
また、本考案は、業務用家具としてのサービスカウンター1、3の少なくとも前板6を覆うプラスチック積層化粧板12であって、該化粧板12は、予め前記前板6の縦横寸法に応じた縦横寸法にカットされるとともに、少なくともその側部が弱み線14aを介して折り曲げ可能であり、裏面に設けた粘着テープ17を介して、前記前板6の表面に着脱可能に貼着されるものであることを特徴とする模様替え用化粧板12にある。
前記弱み線14aは、前記化粧板12の両側部と、上部又は下部の少なくともいずれか一方に形成されていることを特徴とする。弱み線14aの外側は、化粧板12の裏面側直角方向に折り返される折り返し片18とされ、サービスカウンター1、3の化粧面に嵌め込まれるようにして、取り付け粘着される。
図2に示されるように、プラスチック積層化粧板12は、基材14と印刷層15と透明な表面保護層16とが積層された構成になり、所定の色彩、模様又はそれらの組合せによる化粧面を有し、基材14及び表面保護層16は、塩化ビニル系又はポリエステル系の樹脂材料により形成されている。
前記弱み線14aは、前記プラスチック積層化粧板12の基材14の裏面側に形成された直線状又は鎖線状の凹み線又は切り込み線により形成されている。
前記化粧板12は、その厚さが0.3〜0.6mm、望ましくは0.4〜0.5mmの厚さとされている。
前記模様替え用化粧板12は、サービスカウンター1、3の少なくとも前面又は側面の化粧面を覆うように、弱み線14aの外側が裏面側にフランジ状に折り返された状態で嵌め込まれるようにして、裏面の両面粘着テープ17を介して、着脱可能に取り付けられる。粘着テープ17は、予め工場などで化粧板12の所定裏面に設けても良いし、店舗内で、内装作業者が適宜長尺の両面粘着テープ17を切断して設けるようにしても良い。
本考案によれば、単に化粧板12を店舗内に持込み、前板6および側板17に貼着するだけで、サービスカウンター1,3の模様替えを行うことができるため、作業を短時間で行うことができ、その作業の間営業を休止することがないため、低コストにできる。また、部分張替え作業だけであるため、模様替えにあたっては、大量の粗大ゴミが生ずることがなく、環境的にも好ましいものとなる。
また本考案によれば、外観上、いわゆる化粧板の切りっぱなし端縁がないため、縁飾り材なども不要であり、印刷層が連続するため、見栄えが良い。
以下、本考案の実施の形態を図面を用いて詳細に説明する。図1は本考案を適用したサービスカウンターのレイアウトの一例を示している。
図において、サービスカウンターは、壁2を背にしてL字形配置とされたL字形カウンター1と、L字形カウンター1の長手方向に連続して設けられた直線形カウンター3とからなるものであり、両カウンター1,3間に明けられた隙間を売場内への出入用動線(A)とし、直線形カウンター3の後端内側と壁2との間に明けられた空間を事務室などの控室への出入口動線(B)とし、かつ壁面2には、小物入れ用の棚を設けたキャビネット4が配置されている。各サービスカウンター1,3の内側に待機する売場従業員(イ)は、サービスカウンター1、3で囲われた内側を主要動線とし、必要に応じて動線(A),(B)内を通過することによって、売場内における必要な作業を行ったり、控室内で着替や休息などを取るようにしている。なお、図中の壁2、カウンター3、およびキャビネットにおけるハッチング部分は、控室との接続位置を示している。
以上のレイアウトにおいて、カウンター1、3は、天板5と、天板5の下部にあって従業員(イ)に面して配置されたレジ袋、箸、スプーンなどの小物類を収容した棚部を備えている一方、顧客(ロ)側においては、前板6および側板7とによって閉塞した外装構造となっており、各カウンター1,3の天板5上にはキャッシュレジスター8を始めとして、図示しないが、従業員のみ取扱い可能な食品などを収納したケースが設置されており、またキャビネット3上には、電子レンジ、電気ポットなどの簡易加熱器具9が設置されている。これによって、従業員(イ)は、顧客(ロ)が店内篭10に投入した商品の精算や商品の袋詰め作業を行うほか、顧客(ロ)の求めに応じて天板4上におかれている食品の取出しや、加熱器具9による加熱調理などのサービス業務を行うことができるようになっている。
前記天板5、キャビネット4およびそれぞれの棚類は、商品の出し入れや金銭授受のために、白色またはこれに類する色彩の化粧板により外装されており、この部分は通年であり、全面改装以外は変化はない。これに対し、前板6および側板7は、木目調などの模様を適宜の色彩で彩色した化粧板で覆われるようになっており、本考案では、化粧板12は季節の変り目や商品キャンペーンなどに応じて自由な張替えが可能となっている。
図2は、化粧板12の模式的断面を示すものであり、この化粧板12は、塩ビまたはポリエステル樹脂などの基材14の表面に印刷層15を介して一体化され、かつ透明でシボ加工などにより半光沢とされた表面保護層16とからなっており、かつ基材14の裏面側の折曲げ位置には、筋押しローラなどによるくせ付加工などにより、弱み線14aが形成され、この弱み線14aに沿ってフランジ状に折曲げ加工を可能としている。
なお、化粧板12の実際の厚みは0.3〜0.6、好ましくは0.4〜0.5程度とすることによって、その加工性や取付性が良好なものとなる。また、印刷層15は、木目調や、大理石模様、その他の幾何学模様とすることができ、かつ季節などに応じて模様替えをする場合には、その季節に応じた色彩とすることができる。
以上の化粧板12の取付作業について説明する。図3(a)はL字形カウンター1に適用した場合を示す。この例においては、L字形カウンターの前板6は3分割されており、予め前板6および側板7の縦横寸法に応じた寸法にカットしておくとともに、L字形に屈曲する前板6同士は前記弱み線14aを介して折曲可能に一体化しておく。また前板6と側板7との屈曲位置も同様にして弱み線14aを介して屈曲可能に形成しておく。
次いで、各寸法にカットされた各化粧板12の裏面の複数箇所には、両面粘着テープ17の一面を貼着し、他面は剥離紙で保護しておく。なお、店内での計測作業のほかは、カッティング、くせ付作業、両面粘着テープ17の貼付作業は、内装作業所で行い、準備終了後は、店舗内に各化粧板12を持込み、両面粘着テープ17の剥離紙17を剥がし、該当個所に各化粧板12順次を貼着すれば、模様替え作業を極めて短時間のうちに完了することになる。
直線形カウンター3も図3(b)に示すように、前記と同様の手順で予め加工を施した後、各部の化粧板12を貼着すれば、サービスカウンター1,3の模様替えを完了し、図1に示すごとくその季節やキャンペーン内容に応じた新たな前板6および側板7が構成されるものとなる。また前板6間あるいは前板6と側板7との間の折曲部においては、表面の印刷層15および保護層16が一体的に連続しているため、いわゆる切りっぱなし端面が見えることがなく、縁飾り材で縁取る必要もない。さらに、一度各部を計測しておけば、その後の張替え作業にあたっては、その計測データを活用して次のデザインの化粧板の加工を行うことができる。
本実施形態では、レイアウトを前記のごとく設定してあるが、店内出入口形状や店内の敷地形状に応じて多種多様であるので、前記実施例に示すレイアウトのみに限定されるものでないことは勿論であり、化粧板12の形状も前板6および側板7の形状などに応じて各種変形が可能である。
図4は以上の化粧板12を示しており、図4(a)に示すように、化粧板12の両側に弱み線14aを介して左右一対の折返し片18を形成しても良いし、これに加え、図4(b)に示すように、上部にも折返し片18を形成しても良い。さらに前板6および側板7の一部に開口部がある場合には、その開口形状に応じて開口部19を切抜き形成するとともに、開口部の内周縁に折返し片18を形成しても良く、前板6および側板7の形状や開口形状に応じて自由な形状に形成することができる。さらに、折返し片18の内側にも両面粘着テープ17を設け、折返し位置に貼着できることも勿論である。
さらに、本考案では、コンビニエンスストアや、これに類する食品雑貨店だけでなく、この種のサービスカウンターを備えた店舗一般や、金融機関や、事務所、役所用の受付に用いるサービスカウンターにも適用できることも勿論である。
本考案を適用した店舗内におけるサービスカウンター配置の一例を示す斜視図である。 本考案の化粧板の模式的拡大断面図である。 (a),(b)はカウンターの前板および側板に対する化粧板取付状態を示す分解斜視図である。 (a)〜(c)は、化粧板の例を示す斜視図である。
符号の説明
1、3 サービスカウンター
2 壁
5 天板
6 前板
7 側板
12 化粧板
14 基材
14a 弱み線
15 印刷層
16 保護層
17 粘着テープ
18 折返し片
19 開口部

Claims (7)

  1. プラスチック積層化粧板よりなり、業務用家具の少なくとも前面又は側面の化粧面を覆うように、裏面に設けた粘着テープを介して着脱可能に取り付けられる構成であることを特徴とする模様替え用化粧板。
  2. 業務用家具としてのサービスカウンターの少なくとも前板を覆うプラスチック積層化粧板であって、該化粧板は、予め前記前板の縦横寸法に応じた縦横寸法にカットされるとともに、少なくともその側部が弱み線を介して折り曲げ可能であり、裏面に設けた粘着テープを介して、前記前板の表面に着脱可能に貼着されるものであることを特徴とする模様替え用化粧板。
  3. 前記弱み線は、前記化粧板の両側部と、上部又は下部の少なくともいずれか一方に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の模様替え用化粧板。
  4. 前記プラスチック積層化粧板は、基材と印刷層と透明な表面保護層とが積層された構成になり、所定の色彩、模様又はそれらの組合せによる化粧面を有し、基材及び表面保護層は、塩化ビニル系又はポリエステル系の樹脂材料により形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の模様替え用化粧板。
  5. 前記弱み線は、前記プラスチック積層化粧板の裏面側に形成された直線状又は鎖線状の凹み線又は切り込み線により形成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の模様替え用化粧板。
  6. 前記化粧板は、その厚さが0.3〜0.6mm、望ましくは0.4〜0.5mmの厚さとされていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の模様替え用化粧板。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の模様替え用化粧板が、少なくとも前面又は側面の化粧面を覆うように、裏面の前記粘着テープを介して着脱可能に取り付けられていることを特徴とする業務用家具としてのサービスカウンター。
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