JP3142845B2 - カラー画像記録装置 - Google Patents

カラー画像記録装置

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JP3142845B2
JP3142845B2 JP2000031614A JP2000031614A JP3142845B2 JP 3142845 B2 JP3142845 B2 JP 3142845B2 JP 2000031614 A JP2000031614 A JP 2000031614A JP 2000031614 A JP2000031614 A JP 2000031614A JP 3142845 B2 JP3142845 B2 JP 3142845B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタ、
カラー複写機やカラーファックス等に応用できるカラー
画像記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に電子写真でカラー画像を形成する
ためには、イエロ、マゼンタ、シアン、黒の各色のトナ
ー像を転写材上で重ね合わせてカラー像を形成する方法
がとられている。このカラー像の形成方法として、発明
者等は特願平5−178998号公報において、色に対
応した複数の像形成ユニットを装置内で順次移動させ
て、単一の像形成位置で順次転写材に転写して各色の像
を重ね、カラー像を形成する方式を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方式は単一の像形
成位置で各色の像形成を行うため、必要な露光光学系が
一組で済み装置構成がシンプルになるという特徴を持ち
ながら、さらに像形成ユニットを一体で装置から抜き差
しして交換できるため、電子写真装置の最大の課題であ
るメンテナンス性の向上という点において大きなメリッ
トを有する方式である。しかしながら、このような装置
においては、各色の像形成ユニットはほぼ同一形状をし
ているため、装置の保守・点検・修理等で像形成ユニッ
トを抜き差しするとき、ユニットの種類と、装置内でそ
の種類のユニットを納める場所の組み合わせをまちがえ
て入れてしまう誤挿入という問題があった。
【0004】本発明は、このような像形成ユニットの誤
挿入防止対策の為の新たな構成を提案するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカラー画像記録
装置は、 内部に収容されたカラートナーをユニット外部に供給す
る開口部を有する複数の個別ユニットを各々回転軸と垂
直方向に着脱可能な状態で略円柱状に集合配置して構成
され、且つ、前記開口部を上方に向けた状態で、前記回
転体の軸と垂直方向に、装置上面の開閉部から着脱可能
に構成された回転体を有し、 像形成位置で感光体上に形成された画像を、中間転写ユ
ニットに収納された中間転写体を介して、記録紙に転写
するカラー画像記録装置であって、 前記個別ユニットは、交換位置において上方から目視可
能な個所に、収容されたトナーの色及び装着方向を特定
する識別表示を有するとともに、前記トナーの色及び装
着方向が正しい場合にのみ前記回転体に正常装着可能な
形状を有し、前記開口部を上方に向けた状態で装置上面
の蓋部から前記回転体に装着され、前記回転体により回
転移動され前記像形成位置に案内される一方、 前記中間転写ユニットは、装置前方の開閉部から装置内
に挿入されて、転写位置に案内され前記感光体と対向配
置される、ことを特徴とする。 これにより、小型シンプルでメンテナンス性のよい現像
ユニットを有するカラー画像記録装置を得ることができ
る。また、個別ユニットの交換を、トナーの色及び装着
方向を特定する識別表示を確認しつつ行うことができる
ため、ユニットの交換作業を確実簡易に行うことがで
き、メンテナンス性が格段と向上する。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明のカラー画像記録装置は、
各々が少なくとも回動する静電像担持体とそれぞれ色の
異なるトナーを有する現像手段とを備えていて、前記静
電像担持体上にそれぞれ異なった色のトナー像を形成で
きる、複数の像形成ユニットと、単一の転写位置で前記
静電像担持体上のトナー像を転写体に転写する転写手段
と、前記転写位置に対応づけられた単一の露光位置で像
露光を行う露光手段と、前記複数の像形成ユニットを保
持して、前記露光位置に対応しかつ前記転写位置に対応
する像形成位置に順次位置せしめるように回転移動でき
る枠体と、前記枠体を回転移動させる移動手段とを有
し、かつ前記像形成ユニットを、前記枠体の回転位置に
応じて、回転の半径方向にひとつずつ装置から出し入れ
するための単一の挿入口と、前記枠体の回転位置に応じ
て、それぞれの回転位置で出し入れすべき像形成ユニッ
トの種類に対応して表示内容が変化して、装着すべき像
形成ユニットの種類と向きを識別せしめる識別表示手段
とを有して、転写体上に異なる色のトナー像を、位置を
合わせて重ねて転写し、カラー像形成を行うカラー画像
記録装置であってもよい。
【0007】さらに本発明は、各々が少なくとも回動す
る静電像担持体とそれぞれ色の異なるトナーを有する現
像手段とを備えていて、前記静電像担持体上にそれぞれ
異なった色のトナー像を形成できる、複数の像形成ユニ
ットと、単一の転写位置で前記静電像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記転写位置に対応
づけられた単一の露光位置で像露光を行う露光手段と、
前記複数の像形成ユニットを保持して、前記露光位置に
対応しかつ前記転写位置に対応する像形成位置に順次位
置せしめるように回転移動できる枠体と、前記枠体を回
転移動させる移動手段とを有し、かつ前記像形成ユニッ
トを、前記枠体の回転位置に応じて、回転の半径方向に
ひとつずつ装置から出し入れするための単一の挿入口
と、前記枠体の回転位置に応じて、それぞれの回転位置
で出し入れすべき像形成ユニットの種類に対応した異な
る形状で前記挿入口に対向して、像形成ユニットの種類
と向きの誤装着を防止する誤装着防止手段とを有して、
転写体上に異なる色のトナー像を、位置を合わせて重ね
て転写し、カラー像形成を行うカラー画像記録装置であ
ってもよい。
【0008】さらに本発明は、各々が少なくとも回動す
る静電像担持体とそれぞれ色の異なるトナーを有する現
像手段とを備えていて、前記静電像担持体上にそれぞれ
異なった色のトナー像を形成できる、複数の像形成ユニ
ットと、単一の転写位置で前記静電像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記転写位置に対応
づけられた単一の露光位置で像露光を行う露光手段と、
前記複数の像形成ユニットを保持して、前記露光位置に
対応しかつ前記転写位置に対応する像形成位置に順次位
置せしめるように回転移動できる枠体と、前記枠体を回
転移動させる移動手段とを有し、かつ前記像形成ユニッ
トを、前記枠体の回転位置に応じてひとつずつ装置外に
出し入れするための単一の挿入窓と、前記像形成ユニッ
トの種類が検出可能でかつ前記枠体のそれぞれの回転位
置に応じて検出の仕方が変化する検出器により、それぞ
れの回転位置で出し入れすべき種類か否かを検出する誤
挿入検知手段とを有して、転写体上に異なる色のトナー
像を、位置を合わせて重ねて転写し、カラー像形成を行
うカラー画像記録装置であってもよい。
【0009】さらに本発明は、各々が少なくとも回動す
る静電像担持体とそれぞれ色の異なるトナーを有する現
像手段とを備えていて、前記静電像担持体上にそれぞれ
異なった色のトナー像を形成できる、複数の像形成ユニ
ットと、単一の転写位置で前記静電像担持体上のトナー
像を転写体に転写する転写手段と、前記転写位置に対応
づけられた単一の露光位置で像露光を行う露光手段と、
前記複数の像形成ユニットを保持して、前記露光位置に
対応しかつ前記転写位置に対応する像形成位置に順次位
置せしめるように回転移動できる枠体と、前記枠体を回
転移動させる移動手段とを有し、かつ、前記枠体の回転
位置を検出する位置検出手段と、前記像形成ユニットの
種類を検出可能なユニット検出手段と、前記位置検出手
段とユニット検出手段の両者の出力を比較して、ユニッ
ト有無報知または誤装着報知または装置動作開始阻止の
いずれか、もしくはそのすべてを行う制御手段とを有し
て、転写体上に異なる色のトナー像を、位置を合わせて
重ねて転写し、カラー像形成を行うカラー画像記録装置
であってもよい。
【0010】上記の構成によって、メンテナンスのため
に像形成ユニットを交換したりする 場合、間違った色の
ユニットを装置内の誤った位置に装着することがなくな
り、ユーザによって容易に装置の保守ができるようにな
る。また本構成によれば、同一のひとつのユニット挿入
窓から各種のユニットを出し入れするにも関わらず、そ
のときの装置内の状態によって自動的に入れるべきユニ
ットの種類が判別できるため、メンテナンスのためのユ
ーザの作業がさらに非常に簡単になる。
【0011】(第1の実施例) 以下本発明の第1の実施例のカラー電子写真装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
【0012】図1は本発明の実施例のカラー電子写真装
置の全体構成図である。まず、ほぼ中央に黒、シアン、
マゼンタ、イエロの各色用の4組の扇型をした像形成ユ
ニット1Bk、1C、1M、1Yが像形成ユニット群を
構成し、図のように円環状に配置されている。各像形成
ユニットは、中にいれる現像剤をのぞきそれぞれ同じ構
成部材よりなっているので、説明を簡略化するため黒用
の像形成ユニットについて説明し、他の色については省
略する。なお、各色用について、同じ部分には同じ符号
を付し、各色の構成の区別をつける必要がある場合は、
符号に各色を示す文字を付す。図2に黒用像形成ユニッ
ト1Bkを詳細に示す。
【0013】図2において、9はフタロシアニンをポリ
カーボネート系バインダ樹脂に分散した有機感光体、1
0は感光体9と同軸で固定された回転しない磁石、11
は感光体をマイナスに帯電する帯電ローラ、13はレー
ザビームによる信号光、14は現像剤ホッパーである。
【0014】現像剤ホッパー14内には、表面をシリコ
ン樹脂でコートした粒径50μmのフェライトキャリヤ
24Bkとトナー25Bkを混合した2成分現像剤26
Bkをいれ、磁力により感光体9表面に付着させた。用
いるトナーはポエステル樹脂に顔料を分散して、さらに
添加剤を加えたものである。
【0015】17はアルミニウム製の回転可能な回収電
極ローラ、16はその内部に同軸で固定された回転しな
い磁石、18は回収電極ローラに電圧を印加する交流高
圧電源、19は回収電極ローラ上のトナーをかきおとす
ポリエステルフィルム製のスクレーパである。感光体9
の直径は30mmで、周速60mm/sで矢印方向に回転さ
せ、回収電極ローラ17は直径16mmで、周速60mm
/sで矢印方向に回転させた。
【0016】27は転写後の感光体表面に残ったトナー
を清掃するクリーナである。以上のように構成された像
形成ユニットについて、以下図2を用いてその動作を説
明する。感光体9を帯電ローラ11で、−500Vに帯
電させた。この感光体9にレーザビームによる信号光1
3を照射し静電潜像を形成した。このとき感光体の露光
電位は−100Vであった。
【0017】この感光体9表面上に、2成分現像剤26
Bkを現像剤ホッパー14内で磁力により付着させた。
次に感光体9表面を回収電極ローラ17の前を通過させ
た。感光体9の未帯電域の通過時には、電極ローラ17
には交流高圧電源18により、0Vの直流電圧を重畳し
た750V0-p(ピーク・ツー・ピーク1.5kV)の
交流電圧(周波数1kHz)を印加した。その後、−5
00Vに帯電し静電潜像が書き込まれた感光体9表面の
通過時には、電極ローラ17には交流高圧電源18によ
り、−350Vの直流電圧を重畳した750V0-p(ピ
ーク・ツー・ピーク1.5kV)の交流電圧(周波数
1.5kHz)を印加した。すると、感光体9上のキャ
リヤと帯電部分に付着したトナーは電極ローラ17に回
収され、感光体9上には画像部にのみネガポジ反転した
トナー像が残った。矢印方向に回転する電極ローラ17
に付着したキャリヤとトナーは、スクレーパ19によっ
てかきとり、再び現像剤ホッパー14内に戻し次の像形
成に用いた。
【0018】こうして感光体9上には黒色のトナー像が
得られる。なお、図2の像形成ユニットは、黒用の像形
成ユニットであるとともに、像形成位置にある像形成ユ
ニットの上下位置をも示している。図で現像剤26Bk
を収納した現像剤ホッパー14は上側に、クリーナ27
は下側に位置しているため、現像剤ホッパー内部やクリ
ーナ内部で、現像剤やトナーを移動させるための送り機
構や撹拌機構を設けなくても、スムースに現像やクリー
ニングを行うことができる。すなわち現像剤ホッパー内
では自重で現像剤が感光体9上に供給され、クリーナ内
ではブレードにかきおとされたトナーが自重でクリーナ
底部に落下して感光体から離れる。
【0019】黒色以外の他の像形成ユニット1C、1
M、1Yについても同様の構成を有し、動作が行われ
る。
【0020】図1と図4を用いて、再びプリンタ部の構
成を説明する。円環状に配置されている像形成ユニット
1Bk、1C、1M、1Yは、図4に示すような、4つ
の収納部を円環状に有した枠体51(図1では省略)に
支持されている。
【0021】再び図1に戻って、上記の枠体51に支持
された像形成ユニット群は、全体として、移動手段であ
る制御回路29に制御された移動モータ30に駆動さ
れ、円筒状の固定されて回転しない軸31の周りに矢印
方向に回転移動可能になっている。各像形成ユニット
は、順次、後述の中間転写ベルト32を支持する転写ロ
ーラ33に対向した像形成位置50に移動され、位置決
めされる。像形成位置50は信号光13による露光位置
でもある。
【0022】3はレーザ露光装置で、プリンタ部に入力
された信号で変調されたレーザビームによる信号光13
を発生するが、これは図1の像形成ユニット1Bkと1
Yの扇型の間に構成された光路を通って、軸31の一部
に開けられた透明の窓4を通して軸31内部に固定され
たミラー5に入射し、反射されて像形成位置50にある
像形成ユニットの感光体9に照射され潜像を形成する。
図1の状態では黒用の像形成ユニット1Bkに作用す
る。
【0023】ここでミラー5までの光路は両隣の扇型の
像形成ユニットの壁面に沿っているため、像形成ユニッ
ト群の占有面積として無駄になっている部分はほとんど
無い。また、ミラー5は像形成ユニット群の中央部に設
けられているため、固定されたただひとつのミラーで構
成することができ、シンプルでかつ位置合わせ等に対し
て信頼性が高い構成となる。
【0024】32は中間転写ベルトで、厚さ100μm
のエンドレスベルト状の半導電処理をしたポリカーボネ
イトを基材としたフィルムよりなり、周囲に低抵抗処理
をしたウレタンフォームを成形した転写ローラ33およ
びステンレス性のローラ34に巻回し、矢印方向に移動
可能になっている。ここで、本実施例では駆動ローラ3
4と第2転写ローラ35の間の距離は、その周長がA4
用紙の長手方向の長さより若干長く設定している。転写
ローラ33は、中間転写ベルト32を介して像形成位置
のユニット1Bkの感光体9に軽く圧接されている。ロ
ーラ34には、中間転写ベルト32を介して上記の転写
ローラ33と同様の構成の第2転写ローラ35が、従動
回転可能に軽く圧接している。
【0025】中間転写ベルト32と第2転写ローラ35
の圧接されたニップ部には、給紙部36aおよび36b
から用紙が送られてくるように用紙搬送路が形成されて
いる。
【0026】40は、中間転写ベルトを清掃するベルト
クリーナを含むベルトクリーナ部である。
【0027】44は転写後の用紙上のトナー像を定着す
る定着器、45は定着後の用紙を排出する排出ローラで
ある。以上が本発明のカラー電子写真装置の主要構成の
説明である。
【0028】次に、この装置のカラー像形成時の動作を
説明する。まず最初は、各像形成ユニットは図1に示す
ような位置にあり、かつ黒用の像形成ユニット1Bkは
像形成位置50で位置決めされている。これはまた転写
ローラ33に対向している。レーザ露光装置3により黒
の信号光が像形成ユニット1Bkに入力され、黒トナー
による像形成が行われる。この時像形成ユニット1Bk
の像形成の速度(感光体の周速に等しい)と中間転写ベ
ルトの移動速度は同一になるように設定されており、像
形成されるとともに同時に転写ローラ33の作用で、黒
トナー像が中間転写ベルトに転写されていく。黒のトナ
ー像がすべて転写し終わった直後に、像形成ユニット群
1Bk、1C、1M、1Yは全体が移動モータ30に駆
動されて一体的に図1の矢印方向に回転移動し、ちょう
ど90度回転して像形成ユニット1Cが像形成位置50
に達した位置で止まり、像形成ユニット1Cが位置決め
される。この移動の間は、像形成ユニットの感光体以外
現像剤ホッパー14(図2参照)の部分は感光体先端
の回転円弧より内側に位置しているので、中間転写ベル
トが像形成ユニットに接触することはない。
【0029】像形成ユニット1Cが像形成位置50に到
着後、前と同様に今度はシアンの信号でレーザ露光装置
が像形成ユニット1Cに信号光を入力しシアンのトナー
像の形成と転写が行われる。このとき中間転写ベルトが
一回転してきて、前に転写された黒のトナー像に次のシ
アンのトナー像が位置的に合致するようにシアンの信号
光の書き込みのタイミングが制御される。この間、第2
転写ローラ35とベルトクリーナ部40は中間転写ベル
トから少し離されており、その上のトナー像には何も作
用しないようになっている。
【0030】以上と同様の動作を、マゼンタ、イエロに
ついても行い中間転写ベルト上には4色のトナー像が位
置的に合致して重ね合わされカラー像が形成される。最
後のイエロトナー像の転写後、4色のトナー像はタイミ
ングを合わせて給紙部36aもしくは36bから送られ
てくる用紙に、第2転写ローラ35の作用で一括転写さ
れる。用紙に転写されたトナー像は定着器44により定
着される。用紙はその後排出ローラ45を経て装置外に
排出される。中間転写ベルト上に残った転写残りのトナ
ーは、ベルトクリーナ部40の作用で清掃され次の像形
成に備える。
【0031】次に単色モード時の動作を説明する。単色
モード時は、まず所定の色の像形成ユニットが像形成位
置に移動され位置決めされる。次に前と同様にして所定
の色の像形成および中間転写ベルトへの転写を行い、今
度は転写後そのまま続けて、次の第2転写ローラにより
給紙部から送られてくる用紙に転写をしていく。
【0032】以上が本発明を適用する装置の全体構成の
説明であるが、上記した構成によって、各色の像形成が
すべて同一の像形成位置で行われるため、シンプルな構
成で正確な色同士の位置合わせが行え、かつ像形成ユニ
ットは各色ごとにそれぞれ独立してひとつの像形成ユニ
ットとして完結しているため構成が単純で、また各色毎
に簡単に交換することができる等のメンテナンス性も優
れたものとなる。
【0033】また本構成では、感光体を含む各像形成ユ
ニットが単独で外部で調整できるため、例えば工場出荷
時に既に調整されたユニットを、現場で無調整で容易に
交換することが可能である。
【0034】さらにまた本構成では、カラー像を連続で
形成するときも、各々の感光体は他の色を形成している
間は毎回休止しているため、静電疲労がなく安定した画
像が得られる。
【0035】次にこの装置の、メンテナンスに関する説
明をする。特定の色の現像剤が消費されてなくなったり
して、メンテナンスをする場合を想定する。まず、作業
者からの指令(図示しないスイッチによる)により制御
回路29に制御された移動モータ30の作用により、像
形成ユニット群が回転され、注目の色の像形成ユニット
を上部位置(図1の像形成ユニット1Cの位置)に移動
する。そして図3に示すように、作業者は装置本体上部
に位置したカバー46をあけて、挿入口47から注目の
像形成ユニットのみを装置外に取り出す。次に、あらか
じめ像形成ユニットとして調整済みの新しいその色の像
形成ユニットを装着する。
【0036】したがって装着後は、なんらの調整をする
ことなく像形成が開始できる。また交換すべき像形成ユ
ニットは、像形成位置とは異なる上部位置で交換できる
ため、転写部等の関連部材に邪魔されることなく、かつ
位置決めもされていないので、容易に装置外に取り出す
ことが可能でメンテナンス性が優れたものとなる。
【0037】ここで交換時に新たに装着すべき像形成ユ
ニットは、その現像の色に応じて前記の枠体51の4つ
の収納部のうち適正な収納部に装着しないと、正しいカ
ラー画像の形成を行うことができない。各色の像形成ユ
ニットは形状的にはほぼ同一なので、間違った収納部に
入れるという誤装着が生じやすい。以下に、図4を用い
て、本実施例におけるこの誤装着を防止するための構成
を説明する。
【0038】図4はカバー46を開けた状態で、挿入口
47とその周辺を、装置外装を一部断面にして示したも
ので、この場合には枠体51の4つの収納部のうち、シ
アンの像形成ユニットが入るべきシアン収納部51Cが
挿入口47に対向している。枠体51の黒収納部51B
で示される黒の識別表示ラベル53B,54Bと同様
に、シアン収納部51Cの内部にもシアン色で着色した
矢印の形をした識別表示ラベル(図には現れていない)
が貼ってあり、像形成ユニットを装着する前にカバー4
6を開けた状態で、どの色のユニットを入れればよいか
が、挿入口を通して明瞭にわかるようになっている。し
たがってユーザでも誤装着をすることがなく、簡単に像
形成ユニットが交換できる。
【0039】さらにシアン収納部51Cに対応した枠体
51の側端部には表面がシアン色に着色された識別表示
板52Cが一体的に設置されている。一方、識別表示板
52Cに対向した位置で、挿入口47端部の外装には表
示窓55が形成されており、外部から識別表示板52C
が見えるようになっている。したがって枠体51が図4
のような位置にあるときは、シアンの像形成ユニットを
入れればいいことが、ユーザに一目瞭然となっている。
【0040】またさらに、シアンの像形成ユニットの上
部にはシアン色で着色された矢印の形をしたラベル56
Cが貼ってあるので、ユニットの向きを上記の識別表示
ラベルの矢印の向きに合わせればよいことがわかる。ま
たユニットを入れたときにも、ラベル56Cと識別表示
板52Cの対応で、種類と向きが正しいか確認できる。
【0041】以上のことは、枠体51が回転して他の色
の像形成ユニットを装着する場合も同様である。例えば
黒収納部51Bが挿入口47に対向する場合には、黒の
識別表示ラベル53B、54Bおよび黒の識別表示板5
2Bが外から見えるようになる。
【0042】以上が本実施例の誤装着防止のための構成
であり、この場合には識別表示ラベルと識別表示板の2
つの手段によって2重の誤装着防止を行っているが、ど
ちらか一方のみの構成でも本発明の目的と効果は達せら
れる。
【0043】またこの実施例では、識別表示ラベルある
いは識別表示板として現像の色に着色したものを用いた
が、色による識別のかわりに記号や文字を用いても良
い。
【0044】以上のように本実施例ではひとつの挿入口
から、各種の像形成ユニットを装着するにもかかわら
ず、自動的にそのときの装置の状態によって自動的に入
れるべき像形成ユニットの種類と向きが判別できるた
め、操作が簡単でかつ誤装着のおそれのないメンテナン
ス性の良い装置が構成できるものである。
【0045】以上が第1の実施例の構成と動作の説明で
ある。(第2の実施例)次に第2の実施例の構成と動作
を説明する。第2の実施例の主要部の構成は第1の実施
例と同じ(図1から図3まで)なので省略し、誤装着防
止のための構成と動作について図5、図6を用いて説明
する。像形成ユニットのみは、第1の実施例と同じ符号
1Cを用いる。
【0046】本実施例の場合は、像形成ユニット両端部
に誤装着防止用の突起部が設けられている。例えばシア
ンの像形成ユニット1Cには、図5に示すように突起6
6Cおよび67Cが設けられている。この突起のうち6
7Cは、後述のように像形成ユニットの種類すなわち現
像の色によって、ユニットの異なる位置に設けられてい
る。また突起66Cと突起67Cとは上下方向の長さが
異なっている。
【0047】一方、枠体61のシアン収納部61Cの両
側端部には、シアンの像形成ユニット1Cが完全に装着
された状態で、突起66C、67Cに係合する位置でか
つ対応する長さで溝63C、64Cが設けられている。
このふたつの溝のうち溝64Cの位置は枠体の各色の収
納部によって異なり、図5に波線で示すように、黒、マ
ゼンタ、イエロの各ユニットを収納する各収納部には、
それぞれ64’B、64’M、64’Yの位置に形成さ
れている。一方溝63Cの位置は各収納部で共通であ
る。
【0048】これらの溝の位置に対応して、像形成ユニ
ットの突起のうち奥側の突起(シアン像形成ユニットの
突起67Cに対応)は各色のユニット毎に位置をずらし
て設けられており、各収納部には定められた色用の像形
成ユニットのみが収納できるようになっている。色を間
違えて挿入しようとしても、突起がじゃまをして像形成
ユニットが一部挿入口68からはみ出した状態で止まる
ことになる。したがってそのままカバーを閉めようとす
ると、カバーは半開きの状態で止まるようになってい
る。
【0049】また像形成ユニットの奥側と手前側を反対
にして挿入しようとしても、溝の長さが奥と手前で異な
るので、どの色の像形成ユニットも完全に挿入できな
い。
【0050】一方カバー69の端部には、スイッチ押圧
板70が設けられている。図6に示すように、カバー6
9が正規の位置まで完全に閉じるとスイッチ71を作動
して動作可能になるが、上記のように色を間違えたユニ
ットを装着した場合には、カバーが完全に閉じないので
スイッチが作動せず動作開始できないようになってい
る。
【0051】以上のように、本実施例ではユニットの種
類や向きを間違えて装着しようとしても、挿入口を完全
に通過できないので、その場ですぐに誤装着と検出で
き、装置を動作不能の状態に設定したり、または適当な
表示手段で誤装着等の報知をしたりすることが可能であ
る。
【0052】以上が第2の実施例の構成と動作の説明で
ある。 (第3の実施例) 次に第3の実施例の構成と動作を説明する。第3の実施
例の主要部の構成も第1の実施例と同じ(図1から図3
まで)なので説明を省略し、誤装着防止のための構成と
動作について図7、図8を用いて説明する。図7は、シ
アンの収納部が挿入口47(図3)に対向している場合
の枠体の部分を示す図である。
【0053】本実施例では、図7に示すように枠体81
の手前側の側板の各収納部に対応した位置に光透過用の
検出孔が設けられている。例えば、シアンの像形成ユニ
ット1Cの収納部81Cに対応した部分には、検出孔8
2Cが設けられている。この検出孔は各色の収納部によ
って少しずつ位置が変えられており、図7で示すと波線
で表したように、黒、マゼンタ、イエロの各収納部に対
応した検出孔の位置は、それぞれ82’B、82’M、
82’Yの位置となっている。また側板の手前側の面全
体は光を反射しにくい黒色で構成されている。
【0054】一方シアンの像形成ユニット1Cの手前側
の側面には、完全に装着された状態で上記検出孔82C
に対向する位置のみに光を反射する面83Cを部分的に
有する、ラベル84が貼ってある。この光反射面の部分
の位置は、各色のユニット毎に異なっており、黒、マゼ
ンタ、イエロの各ユニットには、図7でそれぞれ83’
B、83’M、83’Yで示した位置に反射面を有する
ラベルが貼ってある。
【0055】さらに、このラベルに対向する位置で、枠
体81の側板の外側には、光発光部と受光部を一対の検
出部としてこれを横に4対並べてひと組みとした光反射
検出器85が、装置に固定して設けられている。したが
って図8に示すように、検出82Cに対向する検出部
のみが反射光を受け取ってオンとなる。
【0056】これらの構成により、各色の収納部には、
その収納部に装着すべき色の像形成ユニットが装着され
たときのみ、光反射検出器85のいずれかの一対の検出
部がオンとなり、それ以外では応答しない。本構成によ
れば、横に並んだ4対の検出部のうち、どの一対の検出
部で検出するかは、枠体81の各色収納部の検出孔位置
によって自動的に定まってくるため、一組の光反射検出
器85だけで、像形成ユニットの種類が正しい収納部に
装着されたかどうか、そのユニットは何色用かというこ
とが判別できる。また像形成ユニットの奥と手前の向き
を間違えて入れた場合には、色が正しくても検出しな
い。
【0057】以上のように本実施例は、簡単な検出手段
の構成によって、多くの情報が得られ、ユニット誤装着
の検出ができるものである。
【0058】本構成はまた、図示しない別の単なるユニ
ット有無の検出手段と組み合わせれば、(1)装置の状
態として挿入口47にいまどの色用の収納部が対向して
いるか、(2)その収納部にユニットは装着されている
か否か、(3)装着されていればその種類と向きは正し
いか否か、等のすべての情報が簡単な構成で検出でき、
必要に応じて装置を動作不能の状態に設定したり、また
は適当な表示手段で誤装着等の報知をしたりすることが
可能となるものであるまた本実施例では、枠体81の回
転位置に応じて検出の仕方を変化させるために、検出孔
82Cの位置を各収納部で異ならせたが、検出器自体を
枠体回転位置に応じて変化させるなどの他の方法でも本
発明の目的は達せられる。
【0059】以上が第3の実施例の構成と動作の説明で
ある。 (第4の実施例) 次に第4の実施例の構成と動作を説明する。第4の実施
例の主要部の構成も第1の実施例と同じ(図1から図3
まで)なので説明を省略し、誤装着防止のための構成と
動作について図9、図10を用いて説明する。
【0060】図9は、シアンの収納部が挿入口47(図
3)に対向している場合の枠体の部分を示す図である。
本実施例では、第3の実施例と同様の作用をする部品は
同じ番号を付している。
【0061】シアンの像形成ユニット1Cには第3の実
施例と同じラベル84が貼ってある。各色に対応して反
射面83Cの位置が異なっていることも、第3の実施例
と同じである。
【0062】枠体91の側板には、像形成ユニットが各
収納部に装着された状態でユニットのラベル84に対向
する位置に、溝92B、92C、92M、92Yが形成
されている。また第3の実施例と同じ位置に、同じ構成
のユニット検出器93が装置に固定して設置されてい
る。これにより挿入口に対向した枠体の収納部に何色用
のユニットが装着されているかが検出できる。
【0063】一方枠体91の軸部には、枠体の回転位置
を検出する位置検出器94が設けられている。これによ
り、枠体の回転位置、すなわちいま枠体の何色用の収納
部が挿入口に対向しているかが検知できる。
【0064】図10に示すように、ユニット検出器と位
置検出器の出力から、両者を比較して制御回路を経て、
報知器と駆動回路に出力する構成になっている。例えば
誤装着を検知した場合には、図示しない表示手段によっ
て誤挿入等を知らせる報知器を動作させ、また駆動回路
に入力し装置を動作不能の状態にする構成である。
【0065】以上の構成によれば、同一のひとつのユニ
ット挿入窓から各種のユニットを出し入れするにも関わ
らず、そのときの装置内の状態によって自動的に入れる
べきユニットの種類を判別し、それに対応してユーザに
指示したり、装置をコントロールしたりできるため、メ
ンテナンスのためのユーザの作業が非常に簡単になる。
【0066】以上が第4の実施例の説明である。なお以
上の実施例では、像形成ユニットに用いる現像法として
特定のものを用いたが、他の現像法を用いた構造の像形
成ユニットの場合でも、本発明の本質と作用効果は変わ
ることがない。
【0067】
【発明の効果】以上のように本発明は、各色の像形成が
すべて同一の像形成位置で行われるため、簡単な構成で
正確な色同士の位置合わせが行える。かつ像形成ユニッ
トは各色ごとにそれぞれ独立してひとつの像形成ユニッ
トとして完結しているため構成が単純で、また各色毎に
あらかじめ調整された像形成ユニットを簡単に交換する
ことができる等のメンテナンス性も優れたものとなる。
【0068】また、メンテナンスのために像形成ユニッ
トを交換したりする場合、間違った色のユニットを装置
内の誤った位置に装着することがなくなり、ユーザによ
って容易に装置の保守ができるようになる。
【0069】また本構成によれば、同一のひとつのユニ
ット挿入窓から各種のユニットを出し入れするにも関わ
らず、そのときの装置内の状態によって自動的に入れる
べきユニットの種類が判別できるため、メンテナンスの
ためのユーザの作業がさらに非常に簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるカラー電子写真
装置の構成図
【図2】本発明の第1の実施例におけるカラー電子写真
装置に用いられる像形成ユニットの構成図
【図3】像形成ユニットを交換する時の説明図
【図4】第1の実施例の枠体周辺の構成図
【図5】第2の実施例の枠体周辺の構成図
【図6】第2の実施例の挿入口の部分構成図
【図7】第3の実施例の枠体周辺の構成図
【図8】第3の実施例の誤装着の検出の様子を示す説明
【図9】第4の実施例の枠体周辺の構成図
【図10】第4の実施例の検出信号の流れを示すブロッ
ク図
【符号の説明】
1Bk、1C、1M、1Y 像形成ユニット 3 レーザ露光装置 5 ミラー 9 感光体 13 信号光 32 中間転写ベルト 33 転写ローラ 35 第2転写ローラ 47 挿入口 50 像形成位置 51、61、81、91 枠体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−300769(JP,A) 特開 平3−78771(JP,A) 特開 平6−250450(JP,A) 特開 昭62−129872(JP,A) 特開 平6−194892(JP,A) 特開 平6−208260(JP,A) 実開 昭62−116263(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 13/01 G03G 15/01 - 15/01 117 G03G 15/16 G03G 15/08 - 15/095 G03G 15/00 550 G03G 21/16 - 21/18

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に収容されたカラートナーをユニッ
    ト外部に供給する開口部を有する複数の個別ユニットを
    各々回転軸と垂直方向に着脱可能な状態で略円柱状に集
    合配置して構成され、且つ、前記開口部を上方に向けた
    状態で、前記回転体の軸と垂直方向に、装置上面の開閉
    部から着脱可能に構成された回転体を有し、 像形成位置で感光体上に形成された画像を、中間転写ユ
    ニットに収納された中間転写体を介して、記録紙に転写
    するカラー画像記録装置であって、 前記個別ユニットは、交換位置において上方から目視可
    能な個所に、収容されたトナーの色及び装着方向を特定
    する識別表示を有するとともに、前記トナーの色及び装
    着方向が正しい場合にのみ前記回転体に正常装着可能な
    形状を有し、前記開口部を上方に向けた状態で装置上面
    の蓋部から前記回転体に装着され、前記回転体により回
    転移動され前記像形成位置に案内される一方、 前記中間転写ユニットは、装置前方の開閉部から装置内
    に挿入されて、転写位置に案内され前記感光体と対向配
    置される、ことを特徴とするカラー画像記録装置。
  2. 【請求項2】 内部に収容されたカラートナーをユニッ
    ト外部に供給する開口部を有する複数の個別ユニットを
    各々回転軸と垂直方向に着脱可能な状態で略円柱状に集
    合配置して構成され、且つ、前記開口部を上方に向けた
    状態で、前記回転体の軸と垂直方向に、装置上面の開閉
    部から着脱可能に構成された回転体を有し、 像形成位置で感光体上に形成された画像を、中間転写ユ
    ニットに収納された中間転写体を介して、記録紙に転写
    するカラー画像記録装置であって、 前記個別ユニットは、交換位置において上方から目視可
    能な個所に、収容されたトナーの色及び装着方向を特定
    する識別表示を有するとともに、前記トナーの色及び装
    着方向が正しい場合にのみ前記回転体に正常装着可能な
    形状を有し、前記開口部を上方に向けた状態で装置上面
    の蓋部から前記回転体に装着され、前記 回転体により回
    転移動され前記像形成位置に案内される一方、 前記中間転写ユニットは、装置前方の開閉部から装置内
    に挿入されて、転写位置に案内され前記感光体と対向配
    置される、ことを特徴とするカラー画像記録装置、に使
    用する個別ユニットであって、 交換位置において上方から目視可能な個所に、収容され
    たトナーの色及び装着方向を特定する識別表示を有する
    とともに、前記トナーの色及び装着方向が正しい場合に
    のみ前記回転体に正常装着可能な形状を有し、前記開口
    部を上方に向けた状態で装置上面の蓋部から前記回転体
    に装着可能な形状に構成された個別ユニット。
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