JP3142947B2 - 蓄熱式床暖房装置 - Google Patents
蓄熱式床暖房装置Info
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Description
を床内に敷設して床等を暖房する蓄熱式床暖房装置に関
するものである。
うに均一の厚みを持つフラットなボード状の蓄熱ボード
1を使用しており、図10に示すように根太2の上に床
板3を設置し、根太1と床板3で囲まれる空間部の底部
に配設した下板7上に断熱材4を敷設し、発熱体5をサ
ンドイッチ状に挟んだ蓄熱ボード1、1を断熱材4の上
部に設置し、更に床板3と蓄熱ボード1上面との間に空
間6を形成して構成されている。
熱伝達率に対応して規定されおり、蓄熱温度が高い場合
には有効な断熱層として空間6が機能して、蓄熱ボード
1からの床上への放熱を抑制するようになっている。
成では、根太2の高さ寸法Aがばらつくことや、蓄熱ボ
ード1の厚みのばらつきやそり等から、空間6のB寸法
を所定の寸法に保つことは非常に難しく、安定した床温
度を得にくいという課題があった。即ち、空間6のB寸
法が変化し、蓄熱ボード1と床板3との距離が所定の距
離よりも小さくなれば蓄熱ボード1からの放熱が良くな
って、床温度が高くなり、逆にB寸法が所定の寸法より
も大きくなって、蓄熱ボード1と床板3との距離が所定
の距離より大きくなると、蓄熱ボード1からの放熱が悪
くなって、床温度が低くなってしまい、床温度にばらつ
きが生じてしまう恐れがあった。
間隔(通常303mmピッチ)で設けられ、並行する根
太2、2と床板3とで囲まれる空間部に蓄熱ボード1及
び発熱体5が設置されているので、これらの発熱部のあ
る根太2、2間の床板3の部分温度T1 と、発熱部の無
い根太2上の床板3の部分の温度T2 とでは温度が異な
ってくる。
上部の温度T1 が低く、床板3の表面を手で触れると、
温度差が感じとれる程の温度ばらつきが生じてしまう恐
れがあった。空間6のB寸法を所定の寸法に保つという
課題に対して、下部に弾性を有する断熱材を設置し、蓄
熱ボード1上面と床板3下面との間にスペーサを設置す
ることにより空間6のB寸法を所定の寸法に保つという
方法が提案されているが、この方法では根太2、2間の
床板3の表面温度と、根太2上部の床板3の表面温度と
の間の温度差を改善する効果は少なく、また別部品のス
ペーサが必要なため、施工を含めてコストアップになる
という課題が残る。
根太2間に断熱材4、蓄熱ボード1、発熱体5等の部材
を配設して床を形成するため、部材を積み上げた厚さ以
上の床高さが必要となり、床暖房の無いフローリング仕
上げの床に比べて床面の高さが高くなる。このため、蓄
熱ボード1の蓄熱効率を改善して蓄熱ボード1の厚さを
薄くするとか、断熱効率の良い断熱材を使用して断熱材
4の厚さを薄くする等、床高さを低くするための手段が
考えられるが、この種の蓄熱式床暖房装置においては、
床高さはできるだけ低くできる構造が望ましいという課
題もある。
ので、請求項1の発明の目的とするところは床表面の温
度のばらつきを小さくすることができる蓄熱式床暖房装
置を提供するにある。また請求項2の発明の目的とする
ところは、上記目的に加えて蓄熱ボード単体での強度を
高めた蓄熱式床暖房装置を提供するにある。
は、床表面の温度のばらつきをより小さくすることがで
きる蓄熱式床暖房装置を提供するにある。請求項4の発
明の目的とするところは、床板等表面材と蓄熱ボード上
面との間の空間距離寸法を表面材の熱伝達率に対応した
所定の寸法に確保することができ、表面材に適し且つ安
定した床温度が得らる蓄熱式床暖房装置を提供するにあ
る。
下への無駄な放熱を無くし、断熱材の厚さを薄くするこ
とが可能で、装置全体として床面高さを低くすることが
できる蓄熱式床暖房装置を提供するにある。請求項6の
発明の目的とするところは、上記請求項5の発明の目的
に加えて蓄熱ボード単体での強度を高めた蓄熱式床暖房
装置を提供するにある。
面高さを一層低くすることができる蓄熱式床暖房装置を
提供するにある。
配設した根太上に床板等の表面材を設置し、この表面材
と上記並行配設した二つの根太にて囲まれる空間の床下
に敷設せる断熱材上に蓄熱ボードを配設し、蓄熱ボード
上面と表面材下面との間に空間を形成した蓄熱式床暖房
装置において、根太付近に位置する上記蓄熱ボードの一
部を表面材下面に接触させたものである。
において、上記蓄熱ボード上面両側に、上記表面材下面
に上端面を当接させる凸状部を設けたものである。請求
項3の発明は、請求項2の発明の構成において、上記凸
状部形状を蓄熱ボードの幅方向の内側に向けて徐々に低
くなるように変化させたものである。請求項4の発明
は、請求項2,3の構成において、上記表面材の熱伝導
率に対応して上記凸状部の高さを選定したものである。
において、上記蓄熱ボードは中間に発熱体をサンドイッ
チ状に挟持した上下2枚の蓄熱ボードからなり、上記発
熱体の下側の蓄熱ボードと断熱材との間に空間を形成し
たものである。請求項6の発明は、請求項5の発明の構
成において、上記下側の蓄熱ボードの下面両側に、断熱
材上面に下端面を当接させる凸状部を設けたものであ
る。
において、上記凸状部を蓄熱ボード方面の略全周に設け
たものである。
上記蓄熱ボードの一部を表面材下面に接触させているた
め、根太上部の表面材の温度を上昇させることができ、
そのため床表面の温度のばらつきが小さくなる。請求項
2の発明によれば、上記蓄熱ボード上面両側に、上記表
面材下面に上端面を当接させる凸状部を設けているの
で、蓄熱ボード単体での強度を強くすることができ、輸
送中及び施工中での蓄熱ボードの破損などのトラブル発
生が少なくなって取り扱いが楽になる。
の構成において、上記凸状部形状を蓄熱ボードの幅方向
の内側に向けて徐々に低くなるように変化させたので、
根太上部への熱伝達量を大きくすることができ、しかも
温度が高くなる根太間の中央部へ行くにつれて小さくな
るので、床面の温度のばらつきをより小さくすることが
できる。
発明の構成において、上記表面材の熱伝導率に対応して
上記凸状部の高さを選定したので、表面材と蓄熱ボード
の上面との間の空間の距離寸法を表面材の熱伝達率に対
応した所定の寸法に確保でき、そのため表面材に適し、
且つ安定した床面温度が得られる。請求項5の発明によ
れば、請求項1の発明の構成において、上記蓄熱ボード
は中間に発熱体をサンドイッチ状に挟持した上下2枚の
蓄熱ボードからなり、上記発熱体の下側の蓄熱ボードと
断熱材との間に空間を形成したので、この空間が断熱層
となって床下への無駄な放熱を小さくすることができ、
そのため断熱材の厚さを薄くすることが可能となり、結
果装置全体として床面高さを小さくすることができる。
の構成において、上記下側の蓄熱ボードの下面両側に、
断熱材上面に下端面を当接させる凸状部を設けたもので
あるから請求項2の発明と同様に下側の蓄熱ボードの強
度を強くすることができる。請求項7の発明によれば、
請求項6の発明の構成において、上記凸状部を蓄熱ボー
ド方面の略全周に設けたので、断熱材の上面と下側の蓄
熱ボードの下面との間の空間でおきる対流を小さくする
ことができ、一層の断熱効果が得られ、床面高さをより
小さくすることができる。
置も従来例と同様に下板7上に所定の間隔をもって並行
立設した根太2の上に表面材である床板3を配設し、並
行する根太2、2と床板3で囲まれる空間の底部に配設
した下板7上に弾性を有する断熱材4を敷設し、発熱体
5をサンドイッチ状に挟んだ上下2枚の蓄熱ボード1a
、1b を断熱材4の上部に配設し、床板3と上側の蓄
熱ボード1a との間に空間6を形成している。
上面両側に上方向に突出した凸状部8、8を一体に突設
しており、上記のように床下に配設した際に根太2、2
付近に凸状部8、8を位置させて、この凸状部8、8の
上端面を床板3の下面に当接している。この構成が従来
例と相違する本実施例の特徴である。ここで使用される
蓄熱ボード1a は凸状部8、8の高さLを床板3の熱伝
導率に対応して規定した空間6の距離寸法Bに合わせて
加工したものが使用される。
ポリエチレンに潜熱蓄熱材であるパラフィンを含浸さ
せ,更に熱プレスにて成型したものを使用しており、図
3はその蓄熱ボード1a の断面図を示す。勿論図4
(a)に示すようにパラフィンと樹脂を混練成型したも
のを使用しても良く、また図4(b)に示すようにポリ
エチレンなどの容器11に硫酸ナトリウム系や塩化カル
シウム系などの潜熱蓄熱材12を密封したもの等であっ
ても良い。
4の弾発力により発熱体5を含む蓄熱ボード1a, 1b
が上方へ押し上げられ、そのため上側の蓄熱ボード1a
の凸状部8、8が床板3の下面に隙間なく当接するよう
に施工され、しかも凸状部8、8の高さを床板3の熱伝
導率に対応した最適の放熱条件になる寸法に設定してい
るため、蓄熱ボード1aと床板3の下面との間に形成さ
れる空間6の寸法Bを所定の寸法に確保することができ
る。
に形成されており、しかも根太2、2の近い蓄熱ボード
1aの上面両側に設けられているため、床板3の下面と
接触している凸状部8、8からの温度が直接床板3に熱
伝達され根太2上部の床板3の温度を上昇させることが
でき、根太2、2間の床板3表面の温度と、根太2上部
との床板3表面の温度との間の差が小さくなり、しかも
空間6の寸法Bを所定寸法に確保することができるの
で、床面上の温度を安定させることができる。
部8、8が図6に示すように一様な高さではなく、幅方
向内側に徐々に低くなるように変化させたものを使用し
ている点で、上記実施例1と相違する。図5はその蓄熱
ボード1aを使用した本実施例の施工例の断面図を示
す。
実施例1と同様に所定寸法に確保することができる他
に、凸状部8、8の高さLが図6に示すように一様な高
さではなく、幅方向内側に徐々に低くなるように変化さ
せているから、温度の低い根太2上部への熱伝達量が大
きく、また温度が高くなる根太2、2間中央部へ行くに
つれて小さくなるため、床表面の温度差をより改善する
ことができる。
下面両側に凸状部8と同様な凸状部9、9を下方向に向
けて一体突設し、この凸状部9、9の下端面を断熱材4
上面に載置し、断熱材4の上面と蓄熱ボード1bの下面
との間に空間10を形成した点で実施例1と相違するも
のである。
断熱効率の大きい空気断熱層の役目を果たし、発熱体5
より発生した熱量を蓄熱し、その後徐々に放熱される蓄
熱ボード1a, 1bからの熱は床下側へ逃げようとする
が、上記空間10で断熱されて、無駄な放熱を防ぐこと
ができるのである。ここで蓄熱ボード1bの厚さは実施
例1の場合のようにフラットで無いため凸状部9の高さ
だけ厚くなるが、断熱材4の厚さをそれ以上に薄くする
ことができるので、床暖房装置全体で考えれば下板7か
らの床面高さHを、図1に示す実施例1の場合の床面高
さhより小さくすることができる。
側だけに設けるのでなく、図8に示すように全周に亘っ
て設けても良く、この場合空間10内の対流が小さくな
り、そのため断熱効果が一層大きくなり、床面高さHを
更に低くすることができる。尚本実施例の下側蓄熱ボー
ド1bの構成を実施例2に採用しても勿論良いのは言う
までもない。
上記蓄熱ボードの一部を表面材下面に接触させているた
め、根太上部の表面材の温度を上昇させることができ、
そのため床表面の温度のばらつきを小さくすることがで
きるという効果がある。請求項2の発明によれば、上記
蓄熱ボード上面両側に、上記表面材下面に上端面を当接
させる凸状部を設けているので、蓄熱ボード単体での強
度を強くすることができ、輸送中及び施工中での蓄熱ボ
ードのは破損などのトラブル発生も少なくなり、取り扱
いが楽になるという効果がある。
において、上記凸状部形状を蓄熱ボードの幅方向の内側
に向けて徐々に低くなるように変化させたので、根太上
部への熱伝達量を大きくすることができ、しかも温度が
高くなる根太間の中央部へ行くにつれて小さくなるの
で、床面の温度のばらつきをより小さくすることができ
るという効果がある。
構成において、上記表面材の熱伝導率に対応して上記凸
状部の高さを選定したので、表面材と蓄熱ボードの上面
との間の空間の距離寸法を表面材の熱伝達率に対応した
所定の寸法に確保でき、そのため表面材に適し、且つ安
定した床面温度が得られるという効果がある。請求項5
の発明によれば、請求項1の発明の構成において、上記
蓄熱ボードは中間に発熱体をサンドイッチ状に挟持した
上下2枚の蓄熱ボードからなり、上記発熱体の下側の蓄
熱ボードと断熱材との間に空間を形成したので、この空
間が断熱層となって床下への無駄な放熱を小さくするこ
とができ、そのため断熱材の厚さを薄くすることが可能
となり、結果装置全体として床面高さを小さくすること
ができるという効果がある。
において、上記下側の蓄熱ボードの下面両側に、断熱材
上面に下端面を当接させる凸状部を設けたものであるか
ら請求項2の発明と同様に下側の蓄熱ボードの強度を強
くすることができるという効果がある。請求項7の発明
は、請求項6の発明の構成において、上記凸状部を蓄熱
ボード方面の略全周に設けたので、断熱材の上面と下側
の蓄熱ボードの下面との間の空間でおきる対流を小さく
することができ、そのため一層の断熱効果が得られ、床
面高さをより小さくすることができるという効果があ
る。
る。
ある。(b)は上側の蓄熱ボードの他の例の断面図であ
る。
る。
る。
る。
Claims (7)
- 【請求項1】並行配設した根太上に床板等の表面材を設
置し、この表面材と上記並行配設した二つの根太にて囲
まれる空間の床下に敷設せる断熱材上に蓄熱ボードを配
設し、蓄熱ボード上面と表面材下面との間に空間を形成
した蓄熱式床暖房装置において、根太付近に位置する上
記蓄熱ボードの一部を表面材下面に接触させたことを特
徴とする蓄熱式床暖房装置。 - 【請求項2】上記蓄熱ボード上面両側に、上記表面材下
面に上端面を当接させる凸状部を設けたことを特徴とす
る請求項1記載の蓄熱式床暖房装置。 - 【請求項3】上記凸状部形状を蓄熱ボードの幅方向の内
側に向けて徐々に低くなるように変化させたことを特徴
とする請求項2記載の蓄熱式床暖房装置。 - 【請求項4】上記表面材の熱伝導率に対応して上記凸状
部の高さを選定したことを特徴とする請求項2、3記載
の蓄熱式床暖房装置。 - 【請求項5】上記蓄熱ボードは中間に発熱体をサンドイ
ッチ状に挟持した上下2枚の蓄熱ボードからなり、上記
発熱体の下側の蓄熱ボードと断熱材との間に空間を形成
したことを特徴とする請求項1記載の蓄熱式床暖房装
置。 - 【請求項6】上記下側の蓄熱ボードの下面両側に、断熱
材上面に下端面を当接される凸状部を設けたことを特徴
とする請求項5記載の蓄熱式床暖房装置。 - 【請求項7】上記凸状部を蓄熱ボード方面の略全周に設
けたことを特徴とする請求項6記載の蓄熱式床暖房装
置。
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04103343A JP3142947B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 蓄熱式床暖房装置 |
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| Publication Number | Publication Date |
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| JP3142947B2 true JP3142947B2 (ja) | 2001-03-07 |
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ID=14351500
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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| JP04103343A Expired - Fee Related JP3142947B2 (ja) | 1992-04-23 | 1992-04-23 | 蓄熱式床暖房装置 |
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Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JP5998693B2 (ja) * | 2012-07-17 | 2016-09-28 | 三菱樹脂株式会社 | 蓄熱ボックス |
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1992
- 1992-04-23 JP JP04103343A patent/JP3142947B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JPH05296471A (ja) | 1993-11-09 |
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