JP3143510U - 囲炉裏の断熱構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】囲炉裏の高さを一定以下に低くした場合でも、床面及び炉端を劣化させることなく、一定の量の燃焼物を燃焼させることができる囲炉裏の断熱構造を提供する。
【解決手段】断熱板71aの四方の端部に形成されるネジ穴22にネジ23を挿入して、断熱板支持部材66cの下方から突出するネジ23にボルト56を挿入して、四方の端部に断熱板支持部材66を固設し、断熱板支持部材66aに形成されたネジ穴22にネジ23を挿入して炉端開口部3の周辺の天板24の裏面に断熱板支持部材66を固設することで、炉端2の内部の炉本体10の下方に断熱板71aが設けられる。
【選択図】図1

Description

この考案は、囲炉裏の断熱の構造に関する。
従来の設置式の囲炉裏100aには、図15に示すように、炉端2と炉本体10から構成されたものがある(例えば、特許文献1参照)。炉端2は箱型の下部を構成する四角筒状の木枠12の下部開口部に底板13が接合された部分と上部を構成し中央部に炉本体10が設置される炉端開口部3を有する四角形状の天板2から構成される。囲炉裏100における従来の断熱の構造は、四角箱状の炉本体10の中に灰31が分厚く敷かれることで、燃焼物32からの熱を炉本体10に伝えることを防ぐ。さらに、木枠12の下部に設けられた底板13の上に断熱材70が敷かれ、木枠12と床面4が接する部分の木枠12の四方の下端部の中央部分に隙間46bが設けられることで、底板13から床面に伝わる熱を防ぐことができる。又、炉本体10の内側の中心部に燃焼物を燃焼させる。
図16に示すように、床面4に設置される囲炉裏100bは炉端2と炉本体10から構成される。炉端2は箱型で四角筒状の木枠12の下部開口部に底板13が接合され、上端の開口部に炉本体が設置される炉端開口部3が形成される。囲炉裏100bにおける従来の断熱の構造は、四角箱状の炉本体10の中に灰31が分厚く敷かれることで、燃焼物32からの熱を炉本体10に伝えることを防ぐ。さらに、木枠12の下部に設けられた底板13の上に断熱材70が敷かれ、木枠12と床面4が接する部分の木枠12の四方の下端部の中央部分に隙間46bが設けられることで、底板13から床面に伝わる熱を防ぐことができる。又、炉本体10の内側の中心部に燃焼物を燃焼させる。
特開2000−171039
しかしながら、以上の技術によれば、炭は通常約500度で燃焼し、酸素を送ることで約1500度まで温度が上昇するために、通常必要とする一定の量の燃焼物を一定の時間に渡り燃焼させるためには囲炉裏の炉本体に大量の灰を断熱材として用いる必要があり、そのために、炉端及び炉本体の高さを一定以下に低くすることができなかった。又、炭の輻射熱が高温のため炉端を劣化させる恐れがあるために、炉本体の開口部に対して狭い面積でしか燃焼物を燃焼させることができなかった。
そこで、この考案は、炉端及び炉本体の高さを一定以下に低くした場合において、床面及び囲炉裏の炉端を劣化させることなく、炉本体の開口部に対して通常より広い面積で、通常必要とする一定の量の燃焼物を一定の時間に渡り燃焼させることができる囲炉裏の断熱構造を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、第一考案は、床面に設置され、中央部に炉端開口部が形成される炉端と、前記炉端開口部に四角箱型に形成される炉本体が設置される囲炉裏において、前記炉本体の下方かつ前記床面の上方に冷却手段を備えることを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第二考案は、さらに、前記冷却手段は、前記炉端に固設される断熱板支持部材と、この断熱板支持部材に固定される断熱板と、を有することを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第三考案は、さらに、前記冷却手段は、前記炉本体に固設される断熱板支持部材と、この断熱板支持部材に固定される断熱板と、を有することを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第四考案は、さらに、前記冷却手段は、前記床面に設置される断熱板支持部材と、この断熱板支持部材に固設される断熱板と、を有することを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第五考案は、さらに、前記炉端に固設されるファンを有することを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第六考案は、さらに、前記断熱板の下側にパンチングが施された断熱板が設けられることを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第七考案は、さらに、前記炉本体と前記炉端開口部周辺の前記炉端の間に金属、又はセラミック製の炉支持プレートが設けられることで、炉本体と炉端の間に隙間が形成されることを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第八考案は、さらに、前記炉端に隙間が形成されることを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
また、第九考案は、さらに、前記炉本体の内側の四方の側面に設置される断熱板を有することを特徴とする囲炉裏の断熱構造である。
第一、第二考案によれば、炉端(2)に固設した断熱板支持部材(66)に断熱板(71a)を固定したので、炉本体(10)からの熱を断熱することができる。
第一、第三考案によれば、炉本体(10)に固設した断熱板支持部材(66)に断熱板(71a)を固定したので、炉本体(10)からの熱を断熱することができる。
第一、第四考案によれば、床面(4)に断熱板支持部材(66)を設置して、この断熱板支持部材(66)に断熱板(71a)を固設したので、炉本体(10)からの熱を断熱することができる。
第五考案によれば、炉端(2)にファン(72、72a)を固設したので、炉端(2)の内部の空気を強制的に吸入と排出をさせることができる。
第六考案によれば、断熱板(71a)の下側にパンチングが施された断熱板(71b)を設けたので、断熱板(71a)から放射される熱が断熱されるのと同時に、断熱板(71b)の下側からの上昇気流によって、熱が断熱板(71b)の上方に運ばれる。
第七考案によれば、炉本体(10)と炉端開口部(3)周辺の炉端(2)の間に炉支持プレートが設けられるので、炉本体(10)と炉端(2)の間に隙間(46a)が形成されるため、炉本体(10)から放射される熱が炉端に伝わりにくく、炉支持プレート(57)が金属、又はセラミック製であるため、炉本体(10)から放射される熱で炉支持プレート(57)が劣化しにくい。
第八考案によれば、炉端(2)に隙間(46b、46c、46d)が形成されて、対流が起きるので、炉本体(10)から放射される熱が炉端(2)の内部から外側に排気される。
第九考案によれば、炉本体(10)の内側の四方の側面に断熱板(71c)が設置されるので、炉本体(10)から放射される熱を断熱することができる。
この考案の第一実施形態を、図1、図2に示す。
図1は、この考案の第一実施形態を示す設置式の囲炉裏1aの断熱構造の断面図、図2は断熱板支持部材66を示す斜視図である。
図1に示すように、床面4に設置される囲炉裏1aは、木製の炉端2と、この炉端2の炉端開口部3に設置される金属製の炉本体10と、この炉本体10の下方かつ床面4の上方に備えられる冷却手段の断熱板71aから構成される。
炉端2は下部を構成する四角枠状の木枠12と、上部を構成し中央部に炉本体10が挿入される四角形状の炉端開口部3が形成された四角形状の天板24から構成される。
炉本体10は金属製で、四角箱型の形状に形成され、上端の炉開口部37の縁に沿って外側の水平方向に炉出っ張り11が形成され、炉本体10が炉端開口部3に挿入され、炉出っ張り11の裏面が炉端開口部3の周辺の天板24の表面と接触することで、炉本体10が炉端2に設置される。炉本体10の内側の底部の中央部に珪藻土などで四角立方体の形状に形成された断熱板71が置かれ、この断熱板71の周りに灰31が敷かれた状態で、燃焼物32が断熱板71の表面に載せられて、燃焼される。
炉端2の内部の炉本体10の底部と床面4の間に設けられる断熱板71aは四角形状の金属板で、断熱板支持部材66に固定される。図2に示すように、断熱板71aを支持する断熱板支持部材66は上部の水平辺を構成する断熱板支持部材66aと、この断熱板支持部材66aの端部から垂直の縦辺を構成する断熱板支持部材66bと、断熱板支持部材66bの下端から断熱板支持部材66aと逆の方向の水平辺を構成する断熱板支持部材66cから構成される。
断熱板支持部材66aの中央部にネジ穴22が形成され、断熱板支持部材66cの中央部にネジ穴22が形成される。図1に示すように、断熱板71aの四方の端部にネジ穴22が形成され、断熱板71aが四本の断熱板支持部材66の断熱板支持部材66cの表面に載せられる。断熱板71aの裏面のネジ穴22と断熱板支持部材66cの表面のネジ穴22と合わされた状態で、断熱板71aの表面のネジ穴22にネジ23が挿入され、断熱板支持部材66cの裏面から出たネジ23にボルト56が挿入されて、四本の断熱板支持部材66に断熱板71aが固定される。
炉端開口部3に対応し、四本の断熱板支持部材66に固定された断熱板71aが炉本体10の底面を覆う状態になる位置で、炉端2の炉端開口部3の周辺の天板24の裏面に、断熱板支持部材66aの裏面からネジ穴22にタップ状のネジ23が挿入され、四本の断熱板支持部材66が天板24の裏面に固定されることで、断熱板71aが炉端2の内部の炉本体10の底部と床面4の間に固設される。同時に、炉本体10の底部と断熱板71aの間に空気層64と、断熱板71aと床面4の間に空気層64aが形成される。
この考案の第二実施形態を、図3に示す。
図3は第二実施形態の囲炉裏1bを示す断面図である。
図3に示すように、床面4に設置される囲炉裏1bは、木製の炉端2とこの炉端2の炉端開口部3に設置される金属製の炉本体10と、この炉本体10の下方かつ床面4の上方に備えられる冷却手段の断熱板71aから構成される。
炉端2は四角枠状に形成された木枠12から構成され、上部に炉端開口部3が形成される。炉本体10は四角箱型の形状に形成され、上端の炉開口部37の縁に沿って水平方向に炉出っ張り11が形成され、炉本体10が炉端開口部3に挿入され、炉出っ張り11の裏面が炉端開口部3の周辺の木枠12の上端と接触することで、炉本体10が炉端2に設置される。炉本体10の内側の底部の中央部に珪藻土などで四角立方体の形状に形成された断熱板71が置かれ、この断熱板の周りに灰31が敷かれた状態で、燃焼物32が断熱板71の表面に載せられて、燃焼される。
炉本体10の外側の底面の四方の四隅の端部に金属製の断熱板支持部材66が固設される。この断熱板支持部材66はL字状に形成され、縦辺を構成する断熱板支持部材66bと水平辺を構成する断熱板支持部材66cから構成される。この断熱板支持部材66cは中央部にネジ穴22が形成され、断熱板支持部材66bの上端が炉本体10の外側の底面の四方の四隅の端部に溶接などで固設される。
四角形状に形成された金属製の断熱板71aの四方の端部にネジ穴22が形成され、断熱板71aが断熱板支持部材66cの表面に載せられる。断熱板71aの裏面のネジ穴22と断熱板支持部材66cの表面のネジ穴22と合わされた状態で断熱板71aの表面側のネジ穴22にネジ23が挿入され、断熱板支持部材66cの下方から出たネジ23にボルト56が挿入されて、断熱板支持部材66に断熱板71aが固定されることで、炉本体10の下方かつ床面4の上方の間に冷却手段が備えられる。炉本体10の底面と断熱板71aの間に空気層64が形成され,断熱板71aと床面4の間に空気層64aが形成される。
この考案の第三実施形態を、図4に示す。
図4は第三実施形態の囲炉裏1aを示す断面図である。
図4に示すように、床面4に設置される囲炉裏1aは、木製の炉端2とこの炉端2の炉端開口部3に設置される金属製の炉本体10と、この炉本体10の下方かつ床面4の上方に備えられる冷却手段の断熱板71aから構成される。
炉端2及び炉本体10は第一実施形態と全く同じ構成要素で構成され、炉本体10が炉端開口部3に挿入され、炉本体10の炉出っ張り11の裏面が炉端開口部3の周辺の天板24の表面と接触することで、炉本体10が炉端2に設置される。炉端2の内部の炉本体10の下方かつ床面4の上方に断熱板71aが設けられる。金属製の断熱板71aの四方の端部にネジ穴22が形成され、四個の四角立方体の木製の断熱板支持部材66の表面が断熱板71aの裏面のネジ穴22と合わされた状態でタップ状のネジ23が挿入されることで、断熱板71aの裏面の四方の端部に断熱板支持部材66が固定される。
炉端2の内部の床面4の上に断熱板支持部材66が固定された断熱板71aが炉本体10の底面を覆う位置に置かれる。これにより、断熱板71aと炉本体10の底面の間に空気層64が形成され、断熱板71aと床面4の間に空気層64aが形成される。
この考案の第四実施形態を、図5に示す。
図5は第四実施形態の囲炉裏1aを示す断面図である。
図5に示すように、床面4に設置される囲炉裏1aは、木製の炉端2とこの炉端2の炉端開口部3に設置される炉本体10と、この炉端2に設けられる一対のファン72とファン72aから構成される。
炉端2は下部を構成する四角枠状の木枠12と、上部を構成し中央部に炉本体10が挿入される四角形状の炉端開口部3が形成された四角形状の天板24から構成され、木枠12の四方の側面の端部にファン72、ファン72aが設けられる。炉本体10は第一実施形態と全く同じ構成要素で構成され、炉本体10が炉端開口部3に挿入され、炉本体10の炉出っ張り11の裏面が炉端開口部3の周辺の天板24の表面と接触することで、炉本体10が炉端2に設置される。
炉端2の下部を構成する木枠12の側面の端部にファン72とファン72aが隣り合う側面、又は相対する側面の端部に固設される。ファン72は四角枠状で中央部に小型モーターが配置され、この小型モーターにより回転するウイングを有する。ファン72aは四角枠状で中央部に小型モーターが配置され、この小型モーターにより回転するウイングを有する。
木枠12の側面の端部にファン72に対応し、四角枠状に切抜かれた隙間46が形成され、この隙間46にファン72が挿入されることで木枠12の一方の側面に吸気用のファン72が固設される。又、ファン72が固設された木枠12の側面の隣接、又は相対する木枠12の側面の端部にファン72aに対応し、四角枠状に切抜かれた隙間46が形成され、この隙間46にファン72aが挿入されることで木枠12の一方の側面に排気用のファン72aが固設される。ファン72、ファン72aはモーターを駆動するため電源を必要とする。
この考案の第五実施形態を、図6に示す。
図6は第五実施形態の囲炉裏1bを示す断面図である。
図6に示すように、床面4に設置される囲炉裏1bは、木製の炉端2とこの炉端2の炉端開口部3に設置される炉本体10と、炉端2の内部に設けられる断熱板71a、断熱板71bから構成される。
炉端2及び炉本体10と炉端2の内部に設けられる断熱板71aは第二実施形態と全く同じ構成要素で構成され、断熱板71aの下側に、さらに、断熱板71bが固設される。
断熱板71bは四角形状の金属板で全体にパンチング73の穴が形成され、四方の端部にネジ穴22が形成される。
炉支持部材66の水平辺を構成する66cの中央部に形成されたネジ穴22から下方に突出したネジ23が断熱板71bの四方の端部に形成されたネジ穴22に挿入され、断熱板71bの下方に突出したネジ23にボルト56が挿入されることで、断熱板71bが断熱板71aの下側に固設される。断熱板71bの表面と断熱板71aの裏面の間に空気層64bが形成され、断熱板71bと床面4の間に空気層64cが形成される。その他の構成要素は第二実施形態と全く同じである。
この考案の第六実施形態を、図7に示す。
図7は第六実施形態の囲炉裏1aを示す断面図、図8は炉支持プレート57を示す斜視図、図9は炉端2の炉端開口部3に炉支持プレート57が設けられたことを示す炉端2の平面図である。
図7に示すように、床面4に設置される囲炉裏1aは、木製の炉端2と、この炉端2の炉端開口部3に設置される金属製の炉本体10と、この炉本体10の下方かつ床面4の上方に備えられる冷却手段の断熱板71aから構成される。
炉端2は下部を構成する四角枠状の木枠12と、上部を構成し中央部に炉本体10が挿入される四角形状の炉端開口部3が形成された四角形状の天板24から構成され、天板24の中央部に形成された四角形状の炉端開口部3の周辺の天板24の内側の側面の四方の端部に、炉支持プレート57が設けられる。
図8に示すように、炉支持プレート57は金属、又はセラミック等の板材が直角のL字状に形成された長方形の二片から構成され、一方の一片を構成する中央部にネジ穴22が二箇所形成される。図9に示すように、炉支持プレート57は炉端2の天板24の炉端開口部3の周辺の天板24の内側の側面と、炉支持プレート57のネジ穴22が形成された一方の一片の外側と合わされた状態でタップ状のネジ23が炉支持プレート57のネジ穴22に挿入され、天板24の炉端開口部3の周辺の内側の四方の端部に炉支持プレート57が固設される。
図7に示すように、炉本体10が炉端開口部3に挿入され、炉本体10の炉出っ張り11の裏面が炉支持プレート57の上端と接触することで、炉本体10が炉端2に設置され、炉本体10と炉端2の天板24の間に隙間46aが形成される。その他の構成要素は第一実施形態と全く同じ構成要素で構成される。
この考案の第七実施形態を、図10に示す。
図10は第七実施形態の囲炉裏1aを示す断面図である。
図10に示すように、床面4に設置される囲炉裏1aは、木製の炉端2と、この炉端2の炉端開口部3に設置される金属製の炉本体10と、この炉本体10の下方かつ床面4の上方に備えられる冷却手段の断熱板71aから構成される。
炉端2は下部を構成する四角枠状の木枠12と、上部を構成し中央部に炉本体10が挿入される四角形状の炉端開口部3が形成された四角形状の天板24から構成される。
炉端2の下部を構成する木枠12の四方の側面の下端の中央部と床面4の間に隙間46bが形成され、木枠12の四方の側面の上端の中央部と天板24の裏面の間に隙間46cが形成される。天板24の炉端開口部3に挿入された炉本体10の炉出っ張り11の四方の中央部に沿って隙間46dが形成される。炉本体10及び炉端2の内部に設けられる断熱板71aは第三実施形態と全く同じ構成要素で構成される。その他の構成要素は、第三実施形態と全く同じである。
この考案の第八実施形態を、図11に示す。
図11は第八実施形態の囲炉裏1bを示す断面図である。
図11に示すように、床面4に設置される囲炉裏1bは、木製の炉端2と、この炉端2の炉端開口部3に設置される金属製の炉本体10と、この炉本体10の下方かつ床面4の上方に備えられる冷却手段の断熱板71aから構成される。
炉端2は第二実施形態と全く同じ構成要素で構成される。炉本体10は四角箱型の形状に形成され、上端の炉開口部37の縁に沿って水平方向に炉出っ張り11が形成され、炉本体10が炉端開口部3に挿入され、炉出っ張り11の裏面が炉端開口部3の周辺の天板24の表面と接触することで、炉本体10が炉端2に設置される。
炉本体10の内側の底部の中央部に珪藻土などで四角立方体の形状に形成された断熱板71が置かれ、この断熱板の周りに灰31が敷かれる。図12に示すように、さらに、炉本体10の内側の四方の側面に沿って、珪藻土などで四角立方体の形状に形成された断熱板71cが置かれた状態で、燃焼物32が断熱板71の表面に載せられて、燃焼される。
断熱板71aの構成要素は第二実施形態と全くおなじで、他の構成要素は第二実施形態と全くおなじである。
「第一、第二、第三実施形態の効果」
この第一、第二、第三実施形態によれば、断熱板71aの働きで、炉本体10の底面から放射される熱を断熱することができるので床面4を劣化させることがない。
「第四実施形態の効果」
この第四実施形態によれば、吸気用のファン72と排気用のファン72aの働きで、炉端2の内側の空気を入れ替えることができるので、炉本体10から放射される熱を炉端2の外側に放出することができるので炉端2及び床面4を劣化させることがない。
「第五実施形態の効果」
この第五実施形態によれば、断熱板71aの下側にパンチングが施された断熱板71bを設けたので、断熱板71aから放出される熱を断熱すると同時に、さらに、その熱が断熱板71bより上方に運ばれるので床面4を劣化させることがない。
「第六実施形態の効果」
この第六実施形態によれば、金属製、又はセラミック製の炉支持プレートの働きで、炉本体10と炉端2の間に隙間46aが形成されるので、炉本体10の内側で、通常よりも広い面積で燃焼物を燃焼させた場合でも、炉本体10から放射される熱によって炉端2及び炉支持プレートが劣化することがない。
「第七実施形態の効果」
この第七実施形態によれば、炉端2の木枠12に形成される隙間46b、46cと、天板24に形成される隙間46dの働きで、炉本体10から放射される炉端2の内側の空気が
炉端2の外側に排出されるので炉端2及び床面2の劣化を防ぐことができる。
「第八実施形態の効果」
この第八実施形態によれば、断熱板71cの働きで、炉本体10の内部で燃焼される燃焼物から放射される熱が炉本体10の内部で断熱されるので、熱が炉本体10に伝わりにくい。従って、炉端及び床面の劣化を防ぐことができる。
「他の実施形態」
図1の実施形態では、断熱板支持部材66は炉端2に固設されたが、他の実施形態では、断熱板支持部材66は、図13に示すように、枠体15の内側に固設されるものでも良い。
四本の金属製の断熱板支持部材66はL字状に形成され縦辺を構成する断熱板支持部材66bと水平辺を構成する断熱板支持部材66cから構成され、断熱板支持部材66cの中央部にネジ穴22が形成される。
図14に示すように、枠体15は四角枠状の金属製で、水平辺を構成する四角形状の枠体15aとこの枠体15aの内側の長手方向の端部から垂直の下方に枠体15bが形成され、この枠体15bの内側の四方の端部に断熱板支持部材66bの外側の側面が溶接などで接合される。
断熱板71aは金属の四角形状の板材で四方の端部にネジ穴22が形成され、断熱板支持部材66cの中央部に形成されたネジ穴22と合わされ、ネジ23が挿入され、断熱板支持部材66cの下側から突出したネジ23にボルト56が挿入されて、断熱板支持部材66と断熱板71aが固定される。
図7の実施形態では、炉支持プレート57は炉端開口部3の周辺の天板24の四方の端部に固設されたが、他の実施形態では、図13、図14に示すように、枠体15の四隅に固設されるものでも良い。
第一実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第一実施形態の断熱板支持部材の斜視図である 第二実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第三実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第四実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第五実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第六実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第六実施形態の炉支持プレートの斜視図である 第六実施形態の炉端の平面図である 第七実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第八実施形態の囲炉裏の断熱構造の断面図である 第八実施形態の囲炉裏の平面図である 他の実施形態の囲炉裏の断面図である 他の実施形態の枠体の斜視図である 従来の囲炉裏の断熱構造である 従来の囲炉裏の断熱構造である
符号の説明
I囲炉裏 H火鉢 2炉端 3炉端開口部 4床面 10炉本体 11炉出っ張り
12木枠 14側板 15枠体 22ネジ穴 23ネジ 24天板 31灰
32燃焼物 37炉開口部 46隙間 56ボルト 57炉支持部プレート 63パイプ 64空気層 66断熱板支持部材 70断熱材 71断熱板
72ファン 73パンチング

Claims (9)

  1. 床面(4)に設置され、
    中央部に炉端開口部(3)が形成される炉端(2)と、
    前記炉端開口部(3)に四角箱型に形成される炉本体(10)が設置される囲炉裏において、
    前記炉本体(10)の下方かつ前記床面(4)の上方に冷却手段を備えることを特徴とする囲炉裏の断熱構造。
  2. 前記冷却手段は、前記炉端(2)に固設される断熱板支持部材(66)と、
    この断熱板支持部材(66)に固定される断熱板(71a)と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の囲炉裏の断熱構造。
  3. 前記冷却手段は、前記炉本体(10)に固設される断熱板支持部材(66)と、
    この断熱板支持部材(66)に固定される断熱板(71a)と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の囲炉裏の断熱構造。
  4. 前記冷却手段は、前記床面(4)に設置される断熱板支持部材(66)と、
    この断熱板支持部材(66)に固設される断熱板(71a)と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の囲炉裏の断熱構造。
  5. 前記炉端(2)に固設されるファン(72、72a)を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の囲炉裏の断熱構造。
  6. 前記断熱板(71a)の下側にパンチング(73)が施された断熱板(71b)が、
    設けられることを特徴とする請求項1及至5のいずれか1項に記載の囲炉裏の断熱構造。
  7. 前記炉本体(10)と前記炉端開口部(3)周辺の前記炉端(2)の間に金属、又はセラミック製の炉支持プレート(57)が設けられることで、前記炉本体(10)と前記炉端(2)の間に隙間(46a)が形成されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の囲炉裏の断熱構造。
  8. 前記炉端(2)に隙間(46b、46c、46d)が形成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の囲炉裏の断熱構造。
  9. 前記炉本体(10)の内側の四方の側面に設置される断熱板(71c)を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の囲炉裏の断熱構造。
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