JP3143609B2 - シールフード用ウェザーストリップの製造方法 - Google Patents

シールフード用ウェザーストリップの製造方法

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    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C48/00Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
    • B29C48/25Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C48/78Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling
    • B29C48/86Thermal treatment of the extrusion moulding material or of preformed parts or layers, e.g. by heating or cooling at the nozzle zone
    • B29C48/865Heating

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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シールフード用ウ
ェザーストリップ及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1の自動車の斜視図に示されるよう
に、カウルの上部を覆うように設けられているカウルパ
ネル2に前端部には、ボンネット3の後部下面に圧接し
て、ボンネット3と車体との隙間をシールするためにシ
ールフード用ウェザーストリップ1 (以下、単にウェザ
ーストリップと言うことがある。) が取り付けられてい
る。従来、このウェザーストリップを形成するための素
材としてゴムの発泡体が用いられていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年に
おける自動車の開発動向の狙いとして、低価格、低重
量、リサイクル性があげられるが、ゴムの発泡体を用い
るのではこれらの課題を達成するには限界があった。
【0004】そこで本発明の課題は、従来に比べ低価
格, 低重量, リサイクル性を達成したシールフード用ウ
ェザーストリップの製造方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るシールフード用ウェザーストリップの
製造方法は、熱可塑性エラストマー発泡体で形成される
と共に、車体に対して取り付けられる取付基部と、ボン
ネットの下面に圧接される中空シール部とを備え、前記
取付基部の取付面の断面形状は、中央部よりも突出した
形状の突起が前記中央部の両端部に形成されているシー
ルフード用ウェザーストリップの製造方法であって、押
し出し成形用金型の前記突起を形成する部分を200℃
〜220℃に加熱し、それ以外の部分に対して+15℃
〜+40℃の設定温度とすることを特徴とするものであ
る。
【0006】ウェザーストリップをゴムの発泡体で形成
した場合は比重は約0.65であるが、熱可塑性エラス
トマー発泡体で形成した場合には約0.5である。従っ
て、従来に比べて約15%の軽量化を達成することがで
きる。また、熱可塑性エラストマーはプラスチックの成
形装置で成形・加工が可能であるから混錬工程、加硫工
程なしで製品を製造できるから、ゴムの発泡体に比べて
コスト的に優位である。さらに、リサイクル性について
も熱可塑性エラストマー発泡体のほうがゴムの発泡体よ
りも優れている。
【0007】以上のように、熱可塑性エラストマー発泡
体を用いることにより、低価格、低重量、リサイクル性
を達成したシールフード用ウェザーストリップを提供す
ることができた。
【0008】また、シールフード用ウェザーストリップ
の形状としては、車体に対して取り付けられる取付基部
と、ボンネットの下面に圧接される中空シール部とを備
え、前記取付基部の取付面の断面形状は、中央部よりも
突出した形状の突起が前記中央部の両端部に形成されて
いる。
【0009】この構成により、ウェザーストリップが取
り付けられたときに、取付面の中央部よりも両端部のほ
うが、面圧がより強くなりシール効果を高めることがで
きる。また、突起の部分を変形することで所望のシール
性を確保することができる。
【0010】また、中央部よりも両端部のほうを突出さ
せる形状の具体的な構成としては、前記中央部と前記両
端部にある前記突起とをなだらかな曲線でつなげるもの
があげられる。かかる形状により、所望のシール性を確
保することができる。
【0011】上記の突起の具体的な寸法例としては、前
記突起の先端部分は直径1.5mm以下の円弧面にて形
成されると共に、前記突起の高さは1.5mm以下に形
成されるものがあげられる。先端部分の半径を大きくし
すぎると面圧が低下してシール効果が薄くなるため、直
径1.5mm以下の円弧面とすることで、所望のシール
性を確保することができる。また、突起の高さを高くし
すぎると、剛性不足で変なつぶれかたをしてしまいシー
ル性が低下するので、高さは1.5mm以下にするのが
好ましい。
【0012】上記説明してきたシールフード用ウェザー
ストリップの製造方法の特徴は、押し出し成形用金型の
前記突起を形成する部分を200℃〜220℃に加熱
し、それ以外の部分に対して+15℃〜+40℃の設定
温度とすることである。通常の温度設定では、突起部が
ささくれた状態になりシール性が低下する。上記の加熱
温度に設定することにより、突起の表面状態が平滑にな
り、良好なシール性を確保することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係るシールフード用ウェ
ザーストリップの実施形態を図を参照しながら説明す
る。
【0014】<第1実施形態>図1は、自動車の斜視図
を示すものであり、カウルの上部を覆うように設けられ
ているカウルパネル2に前端部には、ボンネット3の後
部下面に圧接して、ボンネット3と車体との隙間をシー
ルするためにシールフード用ウェザーストリップ1が取
り付けられている。ウェザーストリップ1は前端部に沿
って長手方向に伸びている。ウェザーストリップ1は、
熱可塑性エラストマー発泡体により形成される。
【0015】熱可塑性エラストマー(以下、TPEと言
う)として以下のものを使用することができる。すなわ
ち、ポリスチレン系TPE(SBC)として、スチレン
−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー(SB
S)、スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリ
マー(SIS)、スチレン−エチレン・ブチレン−スチ
レンブロックコポリマー(SEBS)、スチレン−エチ
レン・プロピレン−スチレンブロックコポリマー(SE
PS)等があり、ポリオレフィン系TPE(TPO)に
は単純ブレンドタイプ(s−TPO)、インプラント化
TPO(i−TPO)、動的加硫タイプ(TPV)等が
ある。
【0016】いずれも、ハードセグメントにはポリプロ
ピレン(PP)またはポリエチレン(PE)が主に用い
られ,ソフトセグメントとしては,EPDM,NBRな
どが主に用いられる。
【0017】また、ポリジオレフィン系TPEには、シ
ンジオタクチック−1,2ポリブタジェン(RB)系T
PE、トランスポリイソプレン(TPI)系TPE、天
然ゴム系TPE(TPNR)等があり、塩素系TPEに
はポリ塩化ビニル系TPEすなわち塩ビ系TPE(TP
VC)、塩素化ポリエチレン等がある。
【0018】さらに、エンプラ系TPE、ポリウレタン
系(TPU)TPE、ポリエステル系(TPEE)TP
E、ポリアミド系(TPA)TPE、フッ素系TPE等
があげられる。
【0019】ウェザーストリップ1を製造するための押
出し機において、環境上問題の無い発砲剤である水を使
用して、良好な発泡体を成形することが可能である等の
点で、ポリオレフィン系TPEが好ましく、特に、ブチ
ルゴム、イソプレンゴム、EPDM、天然ゴム、ブタジ
エンゴム、SBR等の加硫ゴムをPP等に粒子状で分散
したポリオレフィン系TPEの使用が好ましい。
【0020】図2(イ)は、ウェザーストリップ1を長
手方向に直交する面で切断したときの断面図を示すもの
である。ウェザーストリップ1は、カウルパネル2に対
して取り付けられる取付基部1aと、ボンネット3の後
端下面に圧接して変形する中空シール部1bとを備えて
いる。
【0021】図2に示すように、ウェザーストリップ1
の長手方向に沿って所定の間隔毎に取付用のクリップ4
が設けられている。このクリップ4は周知のものであ
り、中空シール部1bの内部に挿入される頭部4aと、
頭部4aと協働して取付基部1aを挟持するツバ部4b
と、カウルパネル2に形成された孔にクリップ4を挿入
したときにウェザーストリップ1の抜けを防止する抜け
止め部4cとを備えている。
【0022】また、ウェザーストリップ1の取付基部1
aは、カウルパネル2に対する取付側の形状が平面とし
て構成される中央部1cと、中央部1cの両端に一対の
突起1dが形成されている。図2(ロ)は、突起1dの
拡大図を示すものであり、先端の半径Rは0.75mm
以下(直径1.5mm以下)に、さらに高さHは1.5
mm以下になるように形成されている。
【0023】先端の半径Rを大きくすると、突起1dに
作用する面圧が低下してしまいシール性も低下するの
で、先端の半径Rは0.75mm以下とするのが望まし
い。さらに、高さHについても1.5mm以下とするの
が望ましい。あまり高くすると突起1dの剛性も低下し
てしまい、所望のシール性を確保できなくなるからであ
る。ただし、クリップ4のツバ部4b以上の高さにする
必要がある。
【0024】前述した加硫ゴムを分散したTPEにより
ウェザーストリップ1を製造する際には、通常押出し機
のシリンダー部を170〜180℃、ヘッドとダイス部
を180〜185℃に温度調整し、シリンダー部の中央
近辺で水を圧入し、押出しと同時に発泡させることによ
り、所望の形状のウェザーストリップ1を製造すること
ができる。このとき、押し出し成形用ダイスの突起1d
を形成する部分をシーズヒータ等の熱源で200℃〜2
20℃(突起1d以外の部分に対して+15〜+40
℃;シリンダー部に対して+20〜+50℃)に加熱す
るようにする。温度を190℃以下に設定すると、突起
1dがささくれた状態になりシール性が低下する。20
0℃以上に設定することにより、突起の表面状態が平滑
になり、良好なシール性を確保することができる。
【0025】図3は、ウェザーストリップ1をカウルパ
ネル2の取付面2aに取り付けた状態を示す図である。
取り付けは、クリップ4をカウルパネル2の取付面2a
に形成された穴に挿し込むことで行われる。クリップ4
の抜け止め部4cがカウルパネル2の取付部2aに形成
された穴の端面に作用して、ウェザーストリップ1が抜
けないように取り付けられる。取付状態で、突起1dが
変形することでシール性が確保される。
【0026】<第2実施形態の構成>図4は、第2実施
形態に係るウェザーストリップ1の形状を示すものであ
る。中央部1cと、両端部にある一対の突出部分1eと
はなだらかな曲線でつながっている。このような形状に
よっても、所望のシール性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の斜視図
【図2】第1実施形態に係るウェザーストリップを長手
方向に直交する面で切断したときの断面図
【図3】ウェザーストリップ1をカウルパネル2の取付
面2aに取り付けた状態を示す図
【図4】第2実施形態に係るウェザーストリップを長手
方向に直交する面で切断したときの断面図
【符号の説明】
1 ウェザーストリップ 1a 取付基部 1b 中空シール部 1c 中央部 1d 突起 2 カウルパネル 3 ボンネット 4 クリップ H 高さ R 半径
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 13/06 B29C 47/78

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性エラストマー発泡体で形成され
    ると共に、車体に対して取り付けられる取付基部と、ボ
    ンネットの下面に圧接される中空シール部とを備え、前
    記取付基部の取付面の断面形状は、中央部よりも突出し
    た形状の突起が前記中央部の両端部に形成されているシ
    ールフード用ウェザーストリップの製造方法であって、
    押し出し成形用金型の前記突起を形成する部分を200
    ℃〜220℃に加熱し、それ以外の部分に対して+15
    ℃〜+40℃の設定温度とすることを特徴とする製造方
    法。
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