JP3143865U - 木製家具 - Google Patents
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Abstract
【課題】少なくとも天板と側板を備えた家具であって、天然木の素材感を強調した木製家具を提供する。
【解決手段】天板1の正面小口6及び側板2の正面小口7は木の外皮を剥いた状態の外表面を有す耳付き形状とし、そして正面小口6,7の接続部において木目模様が連続するように、又段差を生じないように製材した1枚の木板から天板1と側板2を切り出している。
【選択図】図3
【解決手段】天板1の正面小口6及び側板2の正面小口7は木の外皮を剥いた状態の外表面を有す耳付き形状とし、そして正面小口6,7の接続部において木目模様が連続するように、又段差を生じないように製材した1枚の木板から天板1と側板2を切り出している。
【選択図】図3
Description
本考案は木製の家具を対象とし、特に天然木の素材感を表面化して構成した家具に関するものである。
近年、色々な家具が製作されているが、我が国では基本的に木製の家具が重宝がられている。大量生産される樹脂製の家具に比較してコストは多少高くなるが、部屋に置いた場合に他の物品と調和し、又木製家具はその手触り感が優れているなど、樹脂製家具などに比較して色々な利点が存在する。
すなわち、木製の家具には木の温もりが備わっているが、しかし無垢の木材を使用するとコスト高になることもあり、近年では、例えば集成木材や合成木材にて本物の自然木材料に似せる場合も多い。すなわち、木材を薄く削いだスライス材を基材の表面に張り付けて構成することが出来る。また、基材に所要の木調模様を直接印刷したり、木調模様が印刷された樹脂フィルムを貼着するという手法も用いられているが、色合いや深み、感触などのリアル感を表現するのに今一つ物足り無さが問題となる。
ところで、木材を薄く削いだスライス材は、表面に木目模様がそのまま現れて木材固有の個性をダイレクトに表現することは可能である。しかし、このように木目模様を備えた家具であっても、その基材の殆どは集成木材であったり、又は合成木材であることが多く、無垢の木材であると観られることは少ない。特に、木調模様を直接印刷したり、木調模様が印刷された樹脂フィルムを貼着した基材であれば、無垢の木材と観られることはない。
特開平10−327959号に係る「家具の天板」は、木質観があり、低コストで、加工が容易であって、耐久性の高く外観が損なわれることのない家具の天板であり、芯材と、前記芯材の上面及び少なくとも長手方向の一の側面を覆う化粧材とを備え、前記化粧材は、樹脂とセルロース系材料の微粉末とを主材とする組成物の押出成形によって一体に形成している。
特開2001−315106号に係る「高級感に富んだ木調建材、およびその製造方法」は、家具・建具用の建材の周面に、均一性・量産性に富んで、しかも色合いや深みのある木調の化粧被覆材を被覆した高級感に富んだ木調建材、およびその製造方法である。
すなわち、所要の太さおよび長さを有する芯材、及びこの芯材の周面に被覆貼着した化粧被覆層から成り、この化粧被覆層は、多数枚のスライス木材の繊維方向を揃えて積層した突板ブロックを当該スライス木材の繊維と平行に貫層方向へ縦断スライスして得た複合突板シートと;この複合突板シートの片面に一体に貼着し、かつ、所定の木調模様を施して前記複合突板シートの木材繊維模様に対する加法混色作用によって意図的な木目調装飾模様を呈せしめる透光性樹脂フィルムとで構成している。
特開平10−327959号に係る「家具の天板」
特開2001−315106号に係る「高級感に富んだ木調建材、およびその製造方法」
このように、従来の木製家具には上記のごとき問題がある。本考案が解決しようとする課題はこの問題点であり、天然木の素材感が得られると共に、他に同一のものが存在しないオンリーワンとなる個性ある木製家具を提供する。
本考案に係る木製家具は木材を主材料として構成した家具であり、少なくとも天板と側板は耳付きの天然木が使用される。ここで、家具の種類は限定せず、テーブル、物置、カウンターなどを対象とするが、天板の木目模様と側板の木目模様が連続するように、該天板及び側板は製材した同一板から切り取られたものが使用される。特に、正面小口は木の外皮を除去して表面層がある状態の耳付き天板及び側板としている。
ここで、天板及び側板が一枚の無垢材である場合に限定せず、少なくとも正面小口部を無垢材とし、その他の部分は合成木材とすることもある。本考案は天板及び側板の正面側小口を切削することなく木の表面層を表面化した耳付きとすることに特徴がある。従って、表面層を剥き出し状態とした正面小口は滑らかな凹凸面と成り、同一形状の正面小口を備えた木製家具は存在しない。
本発明の木製家具はその天板及び側板の正面側小口が木の外皮を剥いて表面層を残した耳付きとすることで、木製家具であると共に、天然木の素材感を表現することが出来る。そして、表面層が切削されることなくそのまま残されることで、木材本来の質感が備わり、同一種類の家具であっても同一形状の正面小口は存在せず夫々に特徴があり、オンリーワンの木製家具となる。
正面側小口は表面層を備えた耳付きとすることで、正面寸法にバラツキは存在するが、この寸法のバラツキが逆に本考案に係る木製家具の特徴となる。そして、天板と側板は製材された1枚の板材から切り取られることで、天板と側板の接合部での木目模様は連続し、又正面側小口においても段差なく連続した形状として接続される。
図1は本考案に係る家具を示す具体例であり、テレビの台として使用される。同図の1は天板、2は側板、3は正面板、4は脚を表し、長方形をした天板1の両側には側板2,2が垂直をなして設けられている。そして正面には正面板3,3が取付けられ、背後には背板5,5を有している。脚4,4,4は両側と中央の3箇所に取付けられている。
このようなテレビ台の基本形態は特に目新しいものではないが、本考案では上記天板1及び側板2の正面小口6,7,7は切削面でなく、木の表面層がそのまま残されている。すなわち、正面小口は木の外皮を剥いた状態で表面層を露出した耳付きとしていて、その為に該正面小口面は多少の滑らかな凹凸面を成している。
ところで、天板1の正面小口6と側板2の正面小口7,7の接続部にて段差を生じないように、天板1と側板2,2は製材した1枚の長い板材から切り出されている。従って、該天板1に対して側板2,2は垂直を成して下方へ接続しているが、表面の木目模様は連続し、並びに正面小口6,7,7の接続部での段差はなく連続している。
上記脚4はテレビ台を所定の高さに支え、その材質は金属棒又は金属パイプを使用することもあり、又、天板1及び側板2、さらに正面板3として使用する木材の種類は限定しない。本考案では天板1及び側板2の正面小口6,7,7を耳付きとすることで、木製家具としての自然観が表現され、同一形状の正面小口6,7,7は存在しない為に他に類のないオンリーワンの木製家具となる。
図2は本考案の他の実施例であり、一種のカウンターを構成している。基本構造は前記図1のテレビ台と共通しており、天板1と両側板2,2、そして4枚の正面板3,3・・を有し、両側には2本の脚4,4を備えている。天板1の正面小口6、及び側板2の正面小口7は木の表面層を有した耳付きと成っている。すなわち、多少の滑らかな凹凸面であるが、接続部では段差なく連続している。
図3は天板1と側板2の正面小口6,7の接続部を表している。天板1と側板2は製材した1枚の板材を切断したものであり、天板1及び側板2は接続端面を作るために45°に切削される。従って、正面小口6の木目模様8と正面小口7の木目模様9は厳密には連続しないが、外観上は連続模様を呈することが出来る。しかも、天板1の表面及び側板2の表面の木目模様は完全に連続するようになる。
ところで、本考案の木製家具は天板1及び側板2の正面小口6,7を切削面とすることなく、木の外皮が除去された状態の表面層を剥きだしとした耳付きとするものであり、その為には該天板全体、及び側板全体を必ずしも無垢材とする必要はない。正面小口部を構成する細長い棒材を長方形の天板1及び側板2の正面側に固着することも可能である。
前記図1、図2に示した家具は本考案が対象とする1具体例に過ぎず、本考案は家具の種類を制約することはない。しかし、少なくとも天板と側板を備えた構造の家具であることが必要であり、該天板と側板の正面小口に本考案の木製家具としての特徴を備えることが出来る。
1 天板
2 側板
3 正面板
4 脚
5 背板
6 正面小口
7 正面小口
8 木目模様
9 木目模様
2 側板
3 正面板
4 脚
5 背板
6 正面小口
7 正面小口
8 木目模様
9 木目模様
Claims (2)
- 少なくとも天板と側板を備えた木製の家具において、上記天板の正面小口及び側板の正面小口は木の外皮を剥いた状態の表面層を有す耳付き形状とし、そして正面小口の接続部において木目模様が連続するように、又段差を生じないように製材した1枚の板材から天板と側板を切り出したことを特徴とする木製家具。
- 細長い正面小口部を正方形の天板及び側板の正面側に固着した請求項1記載の木製家具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008003496U JP3143865U (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 木製家具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2008003496U JP3143865U (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 木製家具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3143865U true JP3143865U (ja) | 2008-08-07 |
Family
ID=43293761
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008003496U Expired - Fee Related JP3143865U (ja) | 2008-05-28 | 2008-05-28 | 木製家具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3143865U (ja) |
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2008
- 2008-05-28 JP JP2008003496U patent/JP3143865U/ja not_active Expired - Fee Related
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