JP3144079U - ハトメ碍子 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】2つの構成部材10, 10からなり、これらを筐体30の貫通口30hを介して相互に当接するように固定するものである。筐体30の貫通口30hの一方の面に板状回り止めプレート12を固定する。このプレート12の中央部には碍子構成部材10の横断面形状と略同一形状の貫通孔を設け、この貫通孔に碍子構成部材10の端部が嵌合する。この貫通孔の形状を円形以外の形状とすることにより碍子構成部材は回動しない。回り止めプレート12が設けられた側のナット22Rに板状フランジ部23を設け、この板状フランジ部23の外周縁の一部を碍子構成部材10の側面に沿うように折曲し、ナット22は棒状端子20に固定する。筐体30の貫通口と導電性棒状端子20との間に絶縁性Oリング25を配置する。
【選択図】図1
Description
このヒータ50の根元部(図中左側)にはエアー供給口51が設けられ、その先端部にはエアー吐出口53が設けられ、エアー挿通孔52内には支持棒55の周りに電熱線56が巻回され、支持棒55の根元部の端子57及び電熱線56の端子58が筐体の壁面60に設けられたハトメ(丸穴貫通口)において、ハトメ碍子62、62によってそれぞれ固定され、筐体との絶縁を果たしている。
このハトメ碍子62、62は、ターミナル碍子とも呼称されている。
この従来のハトメ碍子は、2つの構成部材63、64からなり、それぞれが長手方向の長さの短い円柱形状を有しており、それぞれの軸芯部には導電性棒状端子(ターミナル)57が貫通する貫通孔63h、64hが設けられ、一方の構成部材63の端面には突出部63tが円錐台形状に設けられ、他方の構成部材64の対応する端面には、前記突出部63tが適合する凹部64Kが形成されているものである。
このハトメ碍子に固定されることとなる導電性棒状端子57は、ターミナルとしてリード線等が接続されたり、ヒーターエレメントに電気を供給し、かつ支持し、固定したりするために用いられるものである。
先ずハトメ碍子のそれぞれの構成部材は、ナット等によりその両側から締め付けて固定されるのであるが、一方のナットを工具等により固定して他方のナットを締め付ける必要がある。そのようにしないと、一方のナットを締め付ける際に、他方のナットや棒状端子が供回りしてしまうのである。
即ち、この碍子に固定されることとなる端子には、上記のような各種の部品が接続されているために、供回りすると、これら部品が筐体に接触したり、相対向するナットの締め付けが緩んだりして、結果的には非常に危険な状態となるのである。
先ず、2つの構成部材からなるハトメ碍子の内側又は外側の何れの側からもナット等の固定手段によってこれら構成部材を締め付け、固定するに際して、供回りの発生をなくすることをその第一の課題とする。
その供回り防止に関連して、本考案においては、更に内側又は外側の何れか一方の側のナット等の固定手段のみを締め付けて固定することができるようにすることもその課題とする。
次に、碍子の構成部材の形状を極めて単純なものとして、金型の点数を少なくし、多品種少量生産に適するようにすることもその課題である。
そして、熱風発生機等の熱風吐出装置に使用するハトメ碍子として、エアー漏れのより少ないものを提供することもその課題となる。
ここで、「回り止めプレートの貫通孔の形状を円形以外の形状とし」において、「円形」といのは、「真円」を意味し、碍子構成部材の端部がその貫通孔に嵌合して、その貫通孔内で回動しない形状を意味している。
これにより、一方の側の碍子構成部材又は両側の碍子構成部材が固定される際に、共に回動することがなくなる。
更には、本考案に係るハトメ碍子の構成部材の形状は、より単純なものとすることができるために、その形状サイズの数値をより精密なものとして、ターミナルとの隙間をより少なくすることもでき、エアー漏れもより少ないものとして実現させることができる。
図1は、本考案の一実施形態に係るハトメ碍子を筐体に取り付けた状態を示す説明図である。
本考案に係るハトメ碍子は、2つの同一形状の構成部材10、10からなり、これらの構成部材10は、後に示す図2に図示しているが、それぞれの形状は正6角柱形状を有し、その軸芯に貫通孔10hが設けられているものである。この貫通孔10h内にターミナルとなる導電性棒状端子20が挿通することとなる。この碍子構成部材10の材質は硬質磁器からなる。
筐体30には、貫通口(ハトメ)30hが設けられており、本実施形態では、この貫通口30hの外側に接するように回り止めプレート12が接合され、固定されている。
この実施形態では、螺子12sと、他の部位でのスポット溶接により固定される。この回り止めプレート12は、後の図3で説明するが、その外形形状が円形の板状体のもので、その中央部分には正6角形の貫通孔が設けられているものである。この正6角形の貫通孔と筐体30に設けられている貫通口30hとの中心は略同一に配置している。
図中左側の碍子構成部材10は、その軸芯部の挿通孔内に導電性棒状端子20を挿通させて、筐体30に当接させ、固定手段としてのナット22を導電性棒状端子20の端部部分に刻設された雄ねじ部20sに締め付けて固定される。
この固定手段としてのナット22Rは、後の図4及び図5において説明するが、図中左側に板状のフランジ部23が固定されており、このフランジ部23の外形は碍子構成部材10と同様の正6角形形状を有している。
以上の構成からなる右側の固定手段としてのナット22R及びフランジ部23は、共に棒状端子20に溶接着され、固定されているのである。
以上の諸構成要素の筐体30への組み付け手順は後に説明する。
この図から判るとおり、本考案に係るハトメ碍子の構成部材10は、それぞれ同一の形状を有しており、正面視正6角形形状の外形形状を有し、その軸芯部に円形の挿通孔10hが形成されたものである。この挿通孔10hに導電性棒状端子(ターミナル)が挿通することとなる。
この図から判るとおり、本考案に係る回り止めプレート12は、その外形形状が円形形状で、その軸芯部に貫通孔12hが設けられ、その貫通孔12hの形状は正面視正6角形形状をなしている。
尚、この正6角形形状の貫通孔12hの中心は、筐体30の貫通口30hの中心と略同一位置に配置されるものであり、当然のこととして、筐体30の貫通口30hよりも大きい大きさの孔部となっている。というのも本考案に係る碍子構成部材10の端面が筐体30に直接当接する必要があるからである。
図4(A)に図示したフランジ部23は、上記実施形態に示したものと同一であり、正面視正6角形形状を有し、その正6角形形状の各辺を一方の側に略直角に折曲した折曲部24、24、…を設けている。
これらの折曲部24が、碍子構成部材の側面に沿うように接合するのである。
その他の構成は、上記図4(A)に記載のものと同一である。
図5は、上記実施形態に係る棒状端子と右側の固定手段としてのナット及びフランジ部を図示したものである。
この図からも判るとおり、本考案におていは、棒状端子20と一方の固定手段であるナット22Rとフランジ部23とが相互に溶接着により固定されたものを使用している。
先ず、筐体30の貫通口30hの外側(図1中右側)に回り止めプレート12を、その貫通孔12hの中心が前記貫通口30hの中心とほぼ一致するように固定する。
次に、図5に示したフランジ部23付きナット22Rが固定された棒状端子20に一方の碍子構成部材10の挿通孔10hを挿通させ、この碍子構成部材10の右側端面をフランジ部23に当接させる。
この状態で、棒状端子20の左端を、図1中右側(外側)から筐体30の貫通口30hに挿通させ、碍子構成部材10の左端面を筐体30に当接させる。
その後、棒状端子20の左端からもう一方の碍子構成部材10を挿通させて、その碍子構成部材10の右端面を筐体30に当接させる。
最後に、固定手段としてのナット22を棒状端子20の左端から螺合して行き、ハトメ碍子が固定されると同時に導電性棒状端子20も固定され、取り付けられることとなる。
更に、本考案においては、筐体30の貫通口30hと棒状端子20との間に、絶縁体からなるOリングを介装している。
通常、この貫通口30hにおいては、棒状端子20との間隔が2.0mm乃至2.5mm程度あれば、絶縁体を設けなくとも問題はないのであるが、本考案においては、熱風発生機用のものとして、エアー漏れをもより良好に防止する観点からOリングを備えたものである。
本考案に係る碍子及びその他の構成要素に関しては、そのサイズや形状等は適宜自由に変更して設定することができる。
回り止めプレートの外形形状は全く自由に設定することができ、その軸芯部に穿設される貫通孔の形状も、完全な円形(真円)形状以外であれば、どのような形状でもよい。
上記実施形態では正6角形形状としたが、これが4角形でも、その他の多角形でもよいし、楕円でも、更には円形の一部を切り欠いた形状でも良い。即ち、その貫通孔に嵌合する碍子構成部材が回動しない形状であればどのような形状でもよいのである。
回り止めプレートは、上記実施形態では、筐体の外側のみに配置させたが、これを内側のみに、或は筐体の貫通口部位の両側に2枚設けて実施することもできる。
回り止めプレートは、螺子等の固定手段により固定するのも、スポット溶接等により固定するのも自由である。
フランジ部の外形形状も自由であるが、碍子構成部材の正面視外形形状と合致させるか、或はその一部を合致させる必要がある。というのも、その外周の一部を略直角に折曲して碍子構成部材の側面に接合させる必要があるからである。
そして、折曲部に関しても、碍子構成部材の正面視外形形状に合致させて全ての部位に形成する必要はなく、その正面視形状が多角形のものであれは、全ての辺に折曲部を設ける必要はなく、その一部に、極端にはその1辺に設けるのみであっても、回り止め効果は発揮する。
しかし、ナット及びフランジ部が共に棒状端子に固定される上記の実施形態では、筐体の内側からナットによって締め付けられても、外側に位置する構成要素の全てについて完全にその供回りが阻止されることとなる。
10h 挿通孔
12 回り止めプレート
12h 貫通孔
20 導電性棒状端子
22、22R ナット(固定手段)
23 フランジ部
24 折曲部
25 Oリング
30 筐体
30h 貫通口
Claims (3)
- 筐体の内側と外側に配置される2つの構成部材からなり、これら2つの構成部材を筐体に設けられた貫通口の内側及び外側の両側から相互に当接させるように、前記貫通口に挿通される導電性棒状端子に固定する絶縁素材からなるハトメ碍子において、
筐体(30)に設けられた貫通口(30h) の部位の外面又は内面の少なくとも何れか一方に板状の回り止めプレート(12)を固定し、
この回り止めプレート(12)の略中央部には、当該ハトメ碍子の横断面形状と略同一形状の貫通孔(12h) を形成して、この貫通孔(12h) にはハトメ碍子の構成部材(10)の端部が嵌合することができ、
この回り止めプレート(12)の貫通孔(12h) の形状を円形以外の形状とし、
筐体(30)の貫通口(30h) と回り止めプレート(12)の貫通孔(12h)の中心を略同一位置に配置し、
これにより、ハトメ碍子の両構成部材(10, 10)を筐体(30)の内側及び/又は外側からナット(22, 22R) 等の固定手段により前記導電性棒状端子(20)に固定して筐体(30)の貫通口(30h) に取り付け、固定できることを特徴とするハトメ碍子。 - 回り止めプレート(12)が設けられた一方の側の碍子構成部材(10)を固定するナット(22R) 等の固定手段に板状フランジ部(23)を設け、この板状フランジ部(23)が設けられた固定手段を導電性棒状端子(20)に固定し、且つこの板状フランジ部(23)の外周縁の一部を碍子構成部材(10)の側面に沿うように折曲することにより、当該構成部材(10)と固定手段とが一体化して個別に回動しないようにしたことを特徴とする請求項1に記載のハトメ碍子。
- 筐体(30)の貫通口(30h)と導電性棒状端子(20)との間に絶縁素材からなるOリング(25)を配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載のハトメ碍子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008003748U JP3144079U (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | ハトメ碍子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2008003748U JP3144079U (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | ハトメ碍子 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
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| JP3144079U true JP3144079U (ja) | 2008-08-14 |
Family
ID=43293964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2008003748U Expired - Lifetime JP3144079U (ja) | 2008-06-04 | 2008-06-04 | ハトメ碍子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144079U (ja) |
-
2008
- 2008-06-04 JP JP2008003748U patent/JP3144079U/ja not_active Expired - Lifetime
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