JP3144553B1 - 同軸ケーブル用コネクターのシール装置 - Google Patents

同軸ケーブル用コネクターのシール装置

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JP3144553B1
JP3144553B1 JP24320299A JP24320299A JP3144553B1 JP 3144553 B1 JP3144553 B1 JP 3144553B1 JP 24320299 A JP24320299 A JP 24320299A JP 24320299 A JP24320299 A JP 24320299A JP 3144553 B1 JP3144553 B1 JP 3144553B1
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Abstract

【要約】 【課題】 コネクター本体と締付け金具との間(螺合
部)を通じての雨水の侵入を防ぎ、シール状態を確実に
維持できる、同軸ケーブル用コネクターのシール装置を
提供する。 【解決手段】 先端側aを機器に取付けるコネクター本
体1の後端側に設けた雄螺子部14に締め付け金具13
を螺合し、この締付け金具13の螺合操作によって縮径
して同軸ケーブルCの外部導体Cbをフェルール6の挾
挿筒部6aとで挾持するクランプリング11と、前記同
軸ケーブルCの芯線Caを挾持する中心コンタクト3を
前記コネクター本体1に収設した同軸ケーブル用コネク
ターにおいて、前記コネクター本体1に、該コネクター
本体1の軸線を取り囲み、しかも、前記締付け金具13
との対向面側を開口した受入穴15を設ける。該受入穴
15に、締付け金具13の前記先端が該受入穴15内に
おいて圧接する弾性シール材16を収設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端側を機器に取付け
るコネクター本体の後端側に設けた雄螺子部に締付け金
具を螺合し、この締付け金具の螺合操作によって縮径し
て同軸ケーブルの外部導体をフェルールの挾挿筒部とで
挾持するクランプリングと、前記同軸ケーブルの芯線を
挾持する中心コンタクトを前記コネクター本体に収設し
た同軸ケーブル用コネクターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】前記構造の同軸ケーブル用コネクター
は、コネクター本体と締付け金具との螺合部を通じての
雨水の侵入を防ぐため、例えば、特開平9−19085
8号公報に所載の通り、コネクター本体の周側に係合溝
を設け、該係合溝にシールリングを係合して、コネクタ
ー本体と締付け金具の組付け状態時に、前記シールリン
グを締付け金具の内周面に接触させるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、締付け
金具をコネクター本体に螺合して該コネクター本体に沿
って前進させることによって、締付け金具を、コネクタ
ー本体側に組付けた弾性変形するシールリングの外周縁
にいわば摺接させてシール状態を得るのであるが、締付
け金具内周面のシールリングの外周縁との接触時(前記
摺接時)に、前記内周面がシールリングを前記前進方向
に押圧しようとする外力が負荷するため、係合溝よりシ
ールリングが外れようとするので、シールリングがねじ
れ勝ちとなり、この結果、必ずしも満足のいくシール状
態は得られない。
【0004】
【課題を解決するための手段】先端側を機器に取付ける
コネクター本体の後端側に設けた雄螺子部に締め付け金
具を螺合し、この締付け金具の螺合操作によって縮径し
て同軸ケーブルの外部導体をフェルールの挾挿筒部とで
挾持するクランプリングと、前記同軸ケーブルの芯線を
挾持する中心コンタクトを前記コネクター本体に収設し
た同軸ケーブル用コネクターにおいて、前記コネクター
本体に、該コネクター本体の軸線を取り囲み、しかも、
前記締付け金具との対向面側を開口した受入穴を設け、
該受入穴に、締付け金具の前記先端が該受入穴内におい
て圧接する弾性シール材を収設すると共に、コネクター
本体の前記雄螺子部と前記受入穴との間の周側に、係合
溝を設け、該係合溝に、前記締付け金具の内周面が接す
るシールリングを係合した構成とする。
【0005】
【実施例】図面は本発明に係る同軸ケーブル用コネクタ
ーのシール装置の一実施例を示し、図1はコネクターの
断面図、図2はコネクターの使用状態時の断面図であ
る。
【0006】図中、1は先端側に設けた第一雄螺子2を
機器aに螺合して取付けるコネクター本体で、コネクタ
ー本体1の軸線上には中心コンタクト3を配して同軸ケ
ーブルCの芯線(中心導体)Caと接続するようにし、
中心コンタクト3のピン3aをコネクター本体1の内側
に収設した合成樹脂製(絶縁体)の案内筒4を通じて本
体1より突出させ機器aに差し込むようになっている。
【0007】中心コンタクト3は、割りクランプ5に保
持され、該割りクランプ5の縮径によって強制的に縮径
して前記芯線Caを挾持するようにしてあり、割りクラ
ンプ5は、前記案内筒4に後方から係合して移動可能に
組付けたもので、後部に設けた後端方向に径を漸次大き
くした外周縁5aを、案内筒4の後部に設けた、後端方
向に径を漸次大きくした内周縁4aに摺接し、外周縁5
aの、内周縁4aに案内された移動によって縮径して中
心コンタクト3の基部3b(芯線Caとの接続部)を縮
径させて中心コンタクト3によって前記の通り芯線Ca
を挾持させる。
【0008】なお、割りクランプ5(の後部)と中心コ
ンタクト3(の基部3b)はそれぞれスリット5c,3
cを設けて前記縮径動作が円滑に行われるようになって
おり、割りクランプ5側のスリット5cと中心コンタク
ト3側のスリット3cの円周方向の位置関係を互いに同
位置に配することによって割りクランプ5の縮径動作が
中心コンタクト3にそのまま現われて芯線Caを確実か
つ強固に挾持することができる。
【0009】6は割りクランプ5の後端側に樹脂製(絶
縁体)の仲介リング7を介して接するフェルールで、フ
ェルール6は、受圧筒部6bと該受圧筒部6bの内側に
配した挾挿筒部6aをそれぞれの基部において互いに接
続して構成し、挾挿筒部6aを同軸ケーブルCの外部導
体Cbと内部絶縁体Ccの間に挾挿するようにして同軸
ケーブルCに組付け(接続し)、外周面(受圧筒部6b
の)に設けた突条8を前記本体1の後部側の内周面に形
成した案内溝9に摺嵌し、先端側を後部側の小径部を係
合した前記仲介リング7を介して前記割りクランプ5に
接触するようにしてある。もっとも、仲介リング7を省
略して割りクランプ5(絶縁体で成る)とフェルール6
が直接接触するように構成しても良い。
【0010】このフェルール6の前記受圧筒部6bの基
部側の内周面に後端方向に径を漸次大きくしたテーパ壁
6cを設け、該テーパ壁6cと逆方向すなわち先端方向
に径を漸次大きくしたテーパ壁10cを押圧リング10
の先端側の内周面に設け、これらテーパ壁6c,10と
に接して縮径するクランプリング11を前記フェルール
6の受圧筒部6bと押圧リング10の内側に配し、外部
導体Cbを介してフェルール6の前記挾挿筒部6aを取
り囲むようにしてある。
【0011】前記押圧リング10は、先端側の外周面に
設けた突条12を前記案内溝9に摺嵌し、コネクター本
体1の後端側に設けた第二雄螺子14に螺合して締付け
る締付け金具13に押圧されてコネクター本体1の軸線
に沿って移動するようにしてある。
【0012】また、コネクター本体1の、前記第一雄螺
子2と第二雄螺子14との間の外径を大きくした中間部
には、前記締付け金具13との対向面側を開口した受入
穴15を該コネクター本体1の軸線を取り囲むようにし
て設け、この受入穴15には弾性シール材(実施例はゴ
ムを素材とするが樹脂でも良い)16を収設してある。
【0013】弾性シール材16は、前記締付け金具13
の、受入穴15に挿入される(締付け金具13を本体1
の第二螺子14に螺合して締付ける際に)先端部13a
に押圧されて弾性変形して受入穴15の内壁に圧接して
シール機能を果たすようにしてある。
【0014】なお、前記先端部13aの肉厚を受入穴1
5の幅径(半径方向の)と可能な限り一致させることに
より弾性シール材16は、受入穴15内に押し込まれ、
弾性変形により受入穴15から突出することを防ぎ、紫
外線による弾性シール材16の劣化を防ぐことができ
る。この紫外線による劣化を防ぐためには、受入穴15
の開口端より離れた受入穴15内に弾性シール材16を
納めておく方が望ましい。
【0015】実施例のものは、受入穴15の奥壁側にテ
ーパ壁15aを設けてあるが、該テーパ壁15aの存在
により、弾性シール材16の弾性変形が容易に行われ、
受入穴15との内壁との密接が、例えば、加工精度上の
誤差を吸収して確実に行われる。
【0016】図中、17は、前記締付け金具13の先端
部13a側の内周面に接するシールリングで、シールリ
ング17は、コネクター本体1の前記第二雄螺子14部
(請求項2でいう雄螺子部に対応)を前記受入穴15と
の間の周側に設けた係合溝18に係合してコネクター本
体1に設けたもので、前記の通り、締付け金具13の内
周面に接触して補助シール材(弾性シール材16が主シ
ール材として機能)として機能する。
【0017】図中、19はワッシャー、20はガスケッ
ト、21はOリングである。
【0018】しかして、案内筒4、割りクランプ5、中
心コンタクト3、仲介リング7、フェルール6、クラン
プリング11および押圧リング10を組合わせた状態
で、第一雄螺子2を利用してコネクター本体1を機器a
に取付けた後、所定の通り加工処理した同軸ケーブルC
の端末を押圧リング10の内側に差し込むと、中心コン
タクト3の基部3bに芯線Caが挿入される一方、フェ
ルール6の挾挿筒部6aが同軸ケーブルCの外部導体C
bと内部絶縁体Ccの間に相対的に挾挿され、この状態
で、同軸ケーブルCに該ケーブルCを貫通させるように
して組付けておいた締付け金具コネクター本体1位置に
移動させると図1の状態となり、この図1の状態で、シ
ールリング17は締付け金具13の内周面に接触して前
記補助シール材として機能する状態となる。
【0019】そして、締付け金具13を第二雄螺子18
に螺合締付けると、押圧リング10はワッシャー14を
介して締付け金具13に押圧されて移動し、縮径前にあ
るクランプリング11を移動させ、この結果、押圧リン
グ10側のテーパ壁10Cとフェルール6側のテーパ壁
6Cに端部が接してクランプリング11が縮径してフェ
ルール6の挾挿筒部6aと外部導体Cbを挾持し、この
挾持状態時と相前後して突条12と案内溝9の係合関係
によってコネクター本体1の軸線に沿って移動していた
押圧リング10は、フェルール6の受圧筒部6bに接し
て押圧し、この結果、押圧リング10に押圧されてフェ
ルール6は同軸ケーブルCと一体的にして移動し、仲介
リング7を介して割りクランプ5を押圧し、割りクラン
プ5は中心コンタクト3と一体的になって、かつ、芯線
Caの移動量と同量移動しつつ、内周縁4aと外周縁5
aの摺接関係によって縮径して中心コンタクト3を縮径
させて芯線Caを挾持させ、締付け金具13の螺合操作
完了時には、図2で示す状態を得られるのである。
【0020】この締付け金具13の先端13aは、受入
穴15内に挿入係合され、受入穴15に収設した弾性シ
ール材16を押圧し、押圧された弾性シール材16は受
入穴15の内壁に圧接してコネクター本体1と締付け金
具13との螺合部をシール状態(水の侵入を防ぐ)にす
る。
【0021】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
コネクター本体と締付け金具との間(螺合部)を通じて
の雨水の侵入を防ぎ、紫外線による弾性シール材の劣化
を可及的に防ぎ、シール状態を確実に維持した斬新な構
造のシール装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】コネクターの断面図。
【図2】コネクター使用状態時の断面図。
【符号の説明】
1 コネクター本体 3 中心コンタクト 6 フェルール 11 クランプリング 13 締付け金具 14 雄螺子 15 受入穴 16 弾性シール材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H01R 24/02 - 24/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端側を機器に取付けるコネクター本体
    の後端側に設けた雄螺子部に締め付け金具を螺合し、こ
    の締付け金具の螺合操作によって縮径して同軸ケーブル
    の外部導体をフェルールの挾挿筒部とで挾持するクラン
    プリングと、前記同軸ケーブルの芯線を挾持する中心コ
    ンタクトを前記コネクター本体に収設した同軸ケーブル
    用コネクターにおいて、前記コネクター本体に、該コネ
    クター本体の軸線を取り囲み、しかも、前記締付け金具
    との対向面側を開口した受入穴を設け、該受入穴に、締
    付け金具の前記先端が該受入穴内において圧接する弾性
    シール材を収設すると共に、コネクター本体の前記雄螺
    子部と前記受入穴との間の周側に、係合溝を設け、該係
    合溝に、前記締付け金具の内周面が接するシールリング
    を係合した、シール装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108551061A (zh) * 2018-05-30 2018-09-18 中国铁塔股份有限公司 射频同轴连接器
CN108649390A (zh) * 2018-05-16 2018-10-12 安徽埃克森科技集团有限公司 一种舰船专用防潮防湿的电缆连接器

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CN108551061B (zh) * 2018-05-30 2024-03-19 中国铁塔股份有限公司 射频同轴连接器

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