JP3144822B2 - 記録用シートおよび記録物 - Google Patents
記録用シートおよび記録物Info
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Description
録物に関するものである。
り、オーバーヘッドプロジェクター(以下OHPとい
う。)が使用されることが多くなっている。このような
場合、透明な記録シートに、手書きしたり、静電転写方
式、インクジェット方式等のプリンターを用いて画像を
形成する。
ンテレフタレートなどのプラスチックシート、あるい
は、これの表面に色素を吸着しやすい加工を施したもの
が用いられている。
ートは、基材にプラスチックのシートを使用しているた
め、帯電しやすく、機械による記録シートの自動送りの
際にしばしば機械に巻き込まれてしまう。さらに、搬送
ローラーや加熱ローラー等から付着する油のため、シー
トがべとついたり汚れたりすることがある。
久性の高い記録物を得ることのできる記録シートを提供
することを目的とする。
吸着層を設けた記録用シートにおいて、基材の色素の吸
着層を設けた面の反対側に、多孔性アルミナ水和層を設
け、かつ、前記多孔性アルミナ水和物層には、アルミナ
水和物に対してバインダーが5〜50重量%含有される記
録用シートを提供するものである。
の反対側の多孔性アルミナ水和物層は、シートに適切な
電気伝導性やオイルの吸収性を付与する。
ルミナ水和物としては、擬ベーマイト(AlO(OH) )が好
ましい。多孔性アルミナ水和物層は、その細孔構造が実
質的に半径が10〜100 Åの細孔からなり、細孔容積が0.
3 〜1.0cc/g である場合は、十分な吸収性を有しかつ透
明性もあるので好ましい。このとき、基材および色素の
吸着層が透明であれば、記録シートも透明なものが得ら
れる。
平均細孔半径が、15〜50Åでありその平均細孔半径の±
10Åの半径を有する細孔の容積が全細孔容積の45%以上
である場合は、特に吸収性と透明性の両立の観点から好
ましい。平均細孔半径が、15〜30Åでありその平均細孔
半径の±10Åの半径を有する細孔の容積が全細孔容積の
55%以上である場合はさらに好ましい。なお、本発明に
おける細孔半径分布の測定は、窒素吸脱着法による。
ナ水和物層の厚さは、各プリンター等の仕様によって適
宜選択されるが、0.5 〜50μmを採用するのが好まし
い。アルミナ水和物層の厚さが0.5 μmに満たない場合
は、本発明の効果が十分発現しないおそれがあり、50μ
mを超える場合は、アルミナ水和物層の透明性が損なわ
れたり層の強度が低下するおそれがあるので、それぞれ
好ましくない。
は、例えば、アルミナ水和物にバインダーを加えてスラ
リー状とし、ロールコーター、エアナイフコーター、ブ
レードコーター、ロッドコーター、バーコーター、コン
マコーターなどを用いて塗布し、乾燥する方法を採用す
ることができる。
物、ポリビニルアルコールおよびその変性物、SBRラ
テックス、NBRラテックス、カルボキシメチルセルロ
ース、ヒドロキシメチルセルロース、ポリビニルピロリ
ドン等の有機物を用いることができる。バインダーの使
用量は、アルミナ水和物の5〜50重量%である。バイン
ダーの使用量が、5重量%未満の場合は、アルミナ水和
物層の強度が不十分になるおそれがあり、逆に50重量%
を超える場合は、吸収性が不十分になるおそれがあるの
でそれぞれ不適当である。
れず、種々のものを使用することができる。具体的に
は、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステルジアセ
テート等のポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹
脂、ETFE等のフッ素系樹脂など種々のプラスチック
あるいは紙類を好ましく使用することができる。OHP
記録シート用には、基材は透明なものであることが必要
であるが、不透明なものでも使用できる。また、アルミ
ナ水和物層の接着強度を向上させる目的で、コロナ放電
処理やアンダーコート等を行なうこともできる。
ミナ水和物が好ましい。特に、色素をよく吸収定着し、
透明性が良好であることから、擬ベーマイト(AlO(OH)
)が好ましい。
孔構造が実質的に半径が10〜100 Åの細孔からなり、細
孔容積が0.3 〜1.0cc/g である場合は、十分な吸収性を
有し、かつ、アルミナ水和物層も透明性があるので好ま
しい。これらの物性に加え、アルミナ水和物層の平均細
孔半径が、15〜50Åでありその平均細孔半径の±10Åの
半径を有する細孔の容積が全細孔容積の45%以上である
場合は、特に定着性と透明性の両立の観点から好まし
い。平均細孔半径が、15〜30Åでありその平均細孔半径
の±10Åの半径を有する細孔の容積が全細孔容積の55%
以上である場合はさらに好ましい。
様によって適宜選択されるが、0.5〜50μmを採用する
のが好ましい。色素吸着層の厚さが0.5 μmに満たない
場合は、色素を十分吸着しないおそれがあり、50μmを
超える場合は、色素吸着層の透明性が損なわれたり層の
強度が低下するおそれがあるので、それぞれ好ましくな
い。
場合と同様な方法が好ましく用いられる。
のように透明なものに好適に使用できる。それだけでな
く、不透明なものでも本発明の効果を有する。また、透
明基材を使用し、色素吸着層を設けた面の反対側に透明
な多孔性アルミナ水和物層を設けた場合は、色素吸着層
の画像を透明基材を通して観察することができる。
イソプロピルアルコール676gを仕込み、マントルヒータ
ーにより液温を75℃に加熱した。攪はんしながらアルミ
ニウムイソプロポキシド306gを添加し、液温を75〜78℃
に保持しながら5時間加水分解をおこなった。その後95
℃に昇温し、酢酸9gを添加して48時間、75〜78℃に保持
して解膠した。さらにこの液を、900gになるまで濃縮し
て、白色のゾルを得た。このゾルの乾燥物は擬ベーマイ
トであった。
リビニルアルコール1重量部(固形分)を加えて、さら
に水を加えて固形分約10%のスラリーを調製した。この
スラリーを、コロナ放電処理を施したポリエチレンテレ
フタレート(厚さ100 μm)からなるシート基材の上
に、バーコーターを用いて乾燥時の層厚が10μmになる
ように塗布、乾燥した。次にこの反対面に、同様の方法
で、上記アルミナゾルを、乾燥時の膜厚が5μmになる
ように塗布、乾燥し、記録用シートを得た。基材上に得
られたアルミナ水和物層の細孔特性は、いずれの面も、
平均細孔半径が20Åで、細孔半径10〜30Åの細孔容積
が、全細孔容積の60%であった。
式電子写真デジタル複写機(キヤノン社製ピクセルDI
O)を用いて、赤、黄、青のベタ塗りパターンを印刷し
て評価を行った。このとき、複数の記録シートを連続し
て印刷し、印刷終了後の記録シートは重ね合わせて保持
した。印刷終了後、記録用シートの印刷面の裏側につい
て、それと重なっていた別の記録用シートのパターンが
印刷された部分に接触していた部分を観察したところ、
ベタつき感が全くなかった。また、印刷後記録用シート
を重ね合わせたまま放置して、3時間後、重ね合わせた
記録用シートを剥したところ、簡単に剥すことができ
た。印刷部分のベタつき感もなかった。
制され、機械への巻き込みを少なくすることができる。
さらに、搬送ローラーや加熱ローラー等から付着する油
をこの層が吸着するので、シートがべとついたり汚れた
りすることがない。記録用シートを重ねておいたとき、
記録用シートどうしが、剥れにくくなることもない。さ
らには、インクジェットプリンターのように、多量の溶
媒を含むインクを使用する印刷方式の場合には、重ね合
わせた部分で印刷面と反対側のアルミナ水和物層が溶媒
を吸収するので、連続して印刷された記録用シートを直
後に重ね合わせてもくっつかない。このため、機械で連
続的に印刷した記録物が安定に得られる。
Claims (3)
- 【請求項1】基材上に色素吸着層を設けた記録用シート
において、基材の色素の吸着層を設けた面の反対側に、
多孔性アルミナ水和物層を設け、かつ、前記多孔性アル
ミナ水和物層には、アルミナ水和物に対してバインダー
が5〜50重量%含有される記録用シート。 - 【請求項2】色素吸着層が多孔性アルミナ水和物であ
る、請求項1記載の記録用シート。 - 【請求項3】請求項1または請求項2記載の記録用シー
トの、色素吸着層に、色素が吸着された記録物。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034791A JP3144822B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 記録用シートおよび記録物 |
| DE69222458T DE69222458T2 (de) | 1991-04-05 | 1992-03-31 | Aufzeichnungsblatt für elektrostatische Bildübertragung |
| EP19920105546 EP0507255B1 (en) | 1991-04-05 | 1992-03-31 | Electrostatic image transfer recording sheet |
| US07/863,585 US5354634A (en) | 1991-04-05 | 1992-04-03 | Electrostatic image transfer recording sheet |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10034791A JP3144822B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 記録用シートおよび記録物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04308786A JPH04308786A (ja) | 1992-10-30 |
| JP3144822B2 true JP3144822B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=14271577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10034791A Expired - Fee Related JP3144822B2 (ja) | 1991-04-05 | 1991-04-05 | 記録用シートおよび記録物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144822B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0696516B1 (en) * | 1994-08-08 | 2003-12-17 | Arkwright Inc. | A full range ink jet recording medium |
-
1991
- 1991-04-05 JP JP10034791A patent/JP3144822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04308786A (ja) | 1992-10-30 |
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