JP3144841B2 - 繊維の着色方法 - Google Patents
繊維の着色方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は繊維の着色方法に関し、
特に、繊維に防炎性能乃至難燃性能を付与することがで
き、更には、従来、着色が困難であつたガラス繊維等を
も容易に着色することができる繊維の着色方法に関す
る。
特に、繊維に防炎性能乃至難燃性能を付与することがで
き、更には、従来、着色が困難であつたガラス繊維等を
も容易に着色することができる繊維の着色方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、防災上の見地から、住宅、車両等
の内装材や家具等に用いられている繊維製品について、
防炎、難燃性能が要求されている。しかし、難燃性能を
追求するあまり、火災時の熱による繊維や難燃剤の分解
による有毒ガスの発生という新たな問題が生じているの
が現状である。
の内装材や家具等に用いられている繊維製品について、
防炎、難燃性能が要求されている。しかし、難燃性能を
追求するあまり、火災時の熱による繊維や難燃剤の分解
による有毒ガスの発生という新たな問題が生じているの
が現状である。
【0003】そこで、かかる問題を解決する方策とし
て、従来、ガラス繊維や炭素繊維等の無機質繊維を単独
にて用いたり、或いは有機質繊維と混合して用いること
や、耐熱性の合成繊維を用いること等が提案されてい
る。しかし、一般に、住宅や車両等の内装材や家具等
は、それらに美観を有せしめ、或いは製品価値を高める
ために、多くの場合、着色することが要求されるとこ
ろ、前述した繊維は、一般に、着色が困難であるので、
従来、上記した内装材や家具等のためには殆ど用いられ
ていない。
て、従来、ガラス繊維や炭素繊維等の無機質繊維を単独
にて用いたり、或いは有機質繊維と混合して用いること
や、耐熱性の合成繊維を用いること等が提案されてい
る。しかし、一般に、住宅や車両等の内装材や家具等
は、それらに美観を有せしめ、或いは製品価値を高める
ために、多くの場合、着色することが要求されるとこ
ろ、前述した繊維は、一般に、着色が困難であるので、
従来、上記した内装材や家具等のためには殆ど用いられ
ていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した問
題を解決するためになされたものであつて、特に、繊維
に防炎性能乃至難燃性能を付与することができ、更に
は、従来、着色が困難であつたガラス繊維等をも容易に
着色することができる繊維の着色方法を提供することを
目的とする。
題を解決するためになされたものであつて、特に、繊維
に防炎性能乃至難燃性能を付与することができ、更に
は、従来、着色が困難であつたガラス繊維等をも容易に
着色することができる繊維の着色方法を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による繊維の着色
方法は、繊維の表面に色素を含有する金属酸化物ゲルを
形成させることを特徴とする。金属酸化物ゲルを形成さ
せる方法としては、従来、ゾル−ゲル法がよく知られて
いる。この方法は、金属の有機又は無機化合物を溶液と
し、その溶液中でその金属化合物を加水分解し、重縮合
反応を経て、ゾルをゲルとし、熱処理によつて乾燥固化
させて、固体の金属酸化物ゲルを生成させるものであ
る。このような固体の金属酸化物ゲルは、多孔質ゲルで
ある。従つて、この方法によつて、繊維の表面に上記金
属化合物を含むコーテイング液を塗布し、熱処理すれ
ば、繊維の表面に固体金属酸化物ゲルの薄膜を形成させ
ることができる。このようにして形成される金属酸化物
ゲルの薄膜は、ガラス繊維と同等又はそれ以上の防炎性
及び難燃性を有している。尚、上記したような多孔質ゲ
ルは、これを高温に加熱焼成することによつて、非晶質
ガラスを生成することも知られている。
方法は、繊維の表面に色素を含有する金属酸化物ゲルを
形成させることを特徴とする。金属酸化物ゲルを形成さ
せる方法としては、従来、ゾル−ゲル法がよく知られて
いる。この方法は、金属の有機又は無機化合物を溶液と
し、その溶液中でその金属化合物を加水分解し、重縮合
反応を経て、ゾルをゲルとし、熱処理によつて乾燥固化
させて、固体の金属酸化物ゲルを生成させるものであ
る。このような固体の金属酸化物ゲルは、多孔質ゲルで
ある。従つて、この方法によつて、繊維の表面に上記金
属化合物を含むコーテイング液を塗布し、熱処理すれ
ば、繊維の表面に固体金属酸化物ゲルの薄膜を形成させ
ることができる。このようにして形成される金属酸化物
ゲルの薄膜は、ガラス繊維と同等又はそれ以上の防炎性
及び難燃性を有している。尚、上記したような多孔質ゲ
ルは、これを高温に加熱焼成することによつて、非晶質
ガラスを生成することも知られている。
【0006】本発明による繊維の着色方法は、かかるゾ
ル−ゲル法において、前記金属化合物の溶液に色素を分
散させ、又は溶解させて、コーテイング液を調製し、こ
のコーテイング液を繊維に塗布し、熱処理して、前述し
たような色素を含有する着色金属酸化物ゲルの薄膜を繊
維上に形成させることによつて、繊維を着色するもので
ある。
ル−ゲル法において、前記金属化合物の溶液に色素を分
散させ、又は溶解させて、コーテイング液を調製し、こ
のコーテイング液を繊維に塗布し、熱処理して、前述し
たような色素を含有する着色金属酸化物ゲルの薄膜を繊
維上に形成させることによつて、繊維を着色するもので
ある。
【0007】本発明の方法において、前記金属化合物と
しては、金属アルコキシド、金属アセチルアセトネー
ト、金属カルボキシレート等の有機金属化合物のほか、
硝酸塩、オキシ塩化物、塩化物等の無機金属化合物を挙
げることができる。しかし、本発明の方法においては、
これらのなかでも、反応性が高く、金属酸化物ゲルを容
易に形成するところから、有機金属化合物が好ましく、
特に、金属アルコキシドが好ましく用いられる。
しては、金属アルコキシド、金属アセチルアセトネー
ト、金属カルボキシレート等の有機金属化合物のほか、
硝酸塩、オキシ塩化物、塩化物等の無機金属化合物を挙
げることができる。しかし、本発明の方法においては、
これらのなかでも、反応性が高く、金属酸化物ゲルを容
易に形成するところから、有機金属化合物が好ましく、
特に、金属アルコキシドが好ましく用いられる。
【0008】金属アルコキシドは、一般式(I) M(OR)n (式中、Mは金属元素を示し、Rはアルキル基を示し、
nは前記金属の酸化数である。)で表わされる。
nは前記金属の酸化数である。)で表わされる。
【0009】本発明の方法においては、このような金属
アルコキシドのうち、特に、上記金属元素がケイ素であ
るもの、即ち、テトラアルコキシシランが好ましく用い
られるが、金属元素が、例えば、亜鉛、チタン、アルミ
ニウム、鉄、コバルト、ニツケル、リチウム等のアルコ
キシドも用いることができる。また、金属アルコキシド
は混合物であつてもよい。また、Rは、炭素数1〜5の
アルキル基が好ましく、例えば、イソプロピル基やn−
ブチル基であるアルコキシドが好ましく用いられる。
アルコキシドのうち、特に、上記金属元素がケイ素であ
るもの、即ち、テトラアルコキシシランが好ましく用い
られるが、金属元素が、例えば、亜鉛、チタン、アルミ
ニウム、鉄、コバルト、ニツケル、リチウム等のアルコ
キシドも用いることができる。また、金属アルコキシド
は混合物であつてもよい。また、Rは、炭素数1〜5の
アルキル基が好ましく、例えば、イソプロピル基やn−
ブチル基であるアルコキシドが好ましく用いられる。
【0010】かかる金属アルコキシドを溶解させる有機
溶剤としては、金属化合物の溶解度と得られる溶液の粘
度を考慮して適宜に選ばれるが、通常、アルコールが用
いられ、なかでも、炭素数1〜5の脂肪族アルコールが
好ましく用いられる。例えば、エタノール、イソプロパ
ノール、n−ブタノール等が好ましく用いられる。色素
としては、殆どすべての染料、有機顔料及び無機顔料を
用いることができる。染料としては、例えば、酸性染
料、含金染料、油溶性染料等を用いることができ、顔料
としては、例えば、ベンジジンエロー、カーミンFB等
のアゾ系顔料、ペリレン、ペリノン、ジオキサジン、チ
オインジゴ、イソインドリノン、キノフタロン、キナク
リドン等の縮合顔料、フタロシアニン系顔料等の有機顔
料、チタン白、ベンガラ、黄鉛、コバルトブルー、カー
ボンブラツク等の無機顔料を挙げることができる。この
ような色素は、用いる色素の種類や要求される着色濃度
にもよるが、通常、前記金属化合物に対して、0.01〜
200重量%の範囲で用いられる。
溶剤としては、金属化合物の溶解度と得られる溶液の粘
度を考慮して適宜に選ばれるが、通常、アルコールが用
いられ、なかでも、炭素数1〜5の脂肪族アルコールが
好ましく用いられる。例えば、エタノール、イソプロパ
ノール、n−ブタノール等が好ましく用いられる。色素
としては、殆どすべての染料、有機顔料及び無機顔料を
用いることができる。染料としては、例えば、酸性染
料、含金染料、油溶性染料等を用いることができ、顔料
としては、例えば、ベンジジンエロー、カーミンFB等
のアゾ系顔料、ペリレン、ペリノン、ジオキサジン、チ
オインジゴ、イソインドリノン、キノフタロン、キナク
リドン等の縮合顔料、フタロシアニン系顔料等の有機顔
料、チタン白、ベンガラ、黄鉛、コバルトブルー、カー
ボンブラツク等の無機顔料を挙げることができる。この
ような色素は、用いる色素の種類や要求される着色濃度
にもよるが、通常、前記金属化合物に対して、0.01〜
200重量%の範囲で用いられる。
【0011】本発明の方法においては、上記したような
色素を前記金属後の溶液に分散又は溶解させるに際し
て、分散剤を用いることが好ましい。かかる分散剤とし
ては、用いる色素や金属化合物、有機溶剤等を考慮して
適宜に選ばれるが、一般に、色素に対して吸着力を有
し、金属化合物溶液と相溶性のあるものが好ましく用い
られる。かかる分散剤としては、例えば、シランカツプ
リング剤、チタンカツプリング剤、アルミニウムカツプ
リング剤等の金属カツプリング剤、ポリビニルアルコー
ル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、エ
チルセルロース、不飽和ポリカルボン酸、リン酸エステ
ル系界面活性剤、ポリエステル樹脂等の樹脂系分散剤を
挙げることができる。これらの分散剤は、通常、色素に
対して5〜100重量%の範囲で用いられる。通常は、
かかる分散剤を用いて色素を前記溶剤に分散させ、得ら
れた分散液を金属化合物溶液に混合する。
色素を前記金属後の溶液に分散又は溶解させるに際し
て、分散剤を用いることが好ましい。かかる分散剤とし
ては、用いる色素や金属化合物、有機溶剤等を考慮して
適宜に選ばれるが、一般に、色素に対して吸着力を有
し、金属化合物溶液と相溶性のあるものが好ましく用い
られる。かかる分散剤としては、例えば、シランカツプ
リング剤、チタンカツプリング剤、アルミニウムカツプ
リング剤等の金属カツプリング剤、ポリビニルアルコー
ル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、エ
チルセルロース、不飽和ポリカルボン酸、リン酸エステ
ル系界面活性剤、ポリエステル樹脂等の樹脂系分散剤を
挙げることができる。これらの分散剤は、通常、色素に
対して5〜100重量%の範囲で用いられる。通常は、
かかる分散剤を用いて色素を前記溶剤に分散させ、得ら
れた分散液を金属化合物溶液に混合する。
【0012】コーテイング液は、例えば、前記金属化合
物溶液に色素又はその分散液を混合し、分散させ、水と
反応触媒である酸を加え、攪拌することによつて調製す
ることができる。コーテイング液における金属化合物、
色素及び分散剤の量は、通常、0.1〜50重量%の範囲
が適当であり、特に、5〜25重量%の範囲が好まし
い。
物溶液に色素又はその分散液を混合し、分散させ、水と
反応触媒である酸を加え、攪拌することによつて調製す
ることができる。コーテイング液における金属化合物、
色素及び分散剤の量は、通常、0.1〜50重量%の範囲
が適当であり、特に、5〜25重量%の範囲が好まし
い。
【0013】このようなコーテイング液を繊維に塗布す
るには、通常、デイツプ・コーテイング等の方法が用い
られる。即ち、繊維を上記コーテイング液に浸漬した
後、引き上げることによつて、繊維の表面に均一な被膜
を形成することができる。コーテイング液への繊維の浸
漬温度は常温でよい。このようにして、本発明の方法に
よれば、繊維にコーテイング液を塗布し、熱処理するこ
とによつて、前述したように、金属化合物を重縮合反応
によつてゾルを経てゲルを形成させ、このゲルを繊維上
に金属酸化物薄膜として固着させて着色被膜を形成し、
かくして、繊維を着色するのである。
るには、通常、デイツプ・コーテイング等の方法が用い
られる。即ち、繊維を上記コーテイング液に浸漬した
後、引き上げることによつて、繊維の表面に均一な被膜
を形成することができる。コーテイング液への繊維の浸
漬温度は常温でよい。このようにして、本発明の方法に
よれば、繊維にコーテイング液を塗布し、熱処理するこ
とによつて、前述したように、金属化合物を重縮合反応
によつてゾルを経てゲルを形成させ、このゲルを繊維上
に金属酸化物薄膜として固着させて着色被膜を形成し、
かくして、繊維を着色するのである。
【0014】本発明の方法において、用いる繊維として
は、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、セラミ
ツク繊維等の無機質繊維、芳香族ポリアミド繊維を含む
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコ
ール繊維等の有機質繊維を挙げることができる。特に、
本発明の方法によれば、従来、着色が困難であつたガラ
ス繊維等の無機質繊維や芳香族ポリアミド繊維をも容易
に着色することができる。
は、例えば、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維、セラミ
ツク繊維等の無機質繊維、芳香族ポリアミド繊維を含む
ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリビニルアルコ
ール繊維等の有機質繊維を挙げることができる。特に、
本発明の方法によれば、従来、着色が困難であつたガラ
ス繊維等の無機質繊維や芳香族ポリアミド繊維をも容易
に着色することができる。
【0015】本発明の方法においては、上記したゲル薄
膜の熱処理温度は、色素の分解温度以下であつて、且
つ、繊維の耐熱温度以下である。多くの場合、300℃
以下が好適である。このように、300℃以下の温度に
て熱処理すれば、有機、無機を問わず、殆どの色素を用
いることができるので、色相の選択範囲が広がることと
なつて、繊維の着色上、有利である。しかし、本発明の
方法によれば、実用上、100℃近傍の温度で実用的な
被膜強度を有する金属酸化物のゲル薄膜を得ることがで
きる。しかし、用いる色素や繊維によつては、300℃
以上の温度にて熱処理を行なつてもよい。
膜の熱処理温度は、色素の分解温度以下であつて、且
つ、繊維の耐熱温度以下である。多くの場合、300℃
以下が好適である。このように、300℃以下の温度に
て熱処理すれば、有機、無機を問わず、殆どの色素を用
いることができるので、色相の選択範囲が広がることと
なつて、繊維の着色上、有利である。しかし、本発明の
方法によれば、実用上、100℃近傍の温度で実用的な
被膜強度を有する金属酸化物のゲル薄膜を得ることがで
きる。しかし、用いる色素や繊維によつては、300℃
以上の温度にて熱処理を行なつてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の方法によれば、
色素を含有する金属酸化物のゲルからなる薄膜を繊維上
に形成させて繊維を着色するので、色選択の自由度が大
きく、しかも、繊維に防炎性能乃至難燃性能を与えるこ
とができる。また、従来、着色が困難であつたガラス繊
維等をも容易に着色することができる。
色素を含有する金属酸化物のゲルからなる薄膜を繊維上
に形成させて繊維を着色するので、色選択の自由度が大
きく、しかも、繊維に防炎性能乃至難燃性能を与えるこ
とができる。また、従来、着色が困難であつたガラス繊
維等をも容易に着色することができる。
【0017】更に、本発明の方法を利用すれば、繊維に
種々の機能を付与することができる。例えば、機能性色
素等の材料を繊維の表面に導入し、電子材料等に応用す
ることができる。また、リチウム等の金属酸化物ゲルを
用いれば、繊維に帯電防止効果を付与することもでき
る。
種々の機能を付与することができる。例えば、機能性色
素等の材料を繊維の表面に導入し、電子材料等に応用す
ることができる。また、リチウム等の金属酸化物ゲルを
用いれば、繊維に帯電防止効果を付与することもでき
る。
【0018】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。 実施例1 顔料(パーマネントカーミンFBB−02)2.5重量
部、分散剤(ゴーセランL−301(ポリビニルアルコ
ール))0.5重量部及び溶剤(イソプロピルアルコー
ル)97重量部を混合し、分散機を用いて10分間分散
処理して、顔料分散液を調製した。
本発明はこれら実施例により何ら限定されるものではな
い。 実施例1 顔料(パーマネントカーミンFBB−02)2.5重量
部、分散剤(ゴーセランL−301(ポリビニルアルコ
ール))0.5重量部及び溶剤(イソプロピルアルコー
ル)97重量部を混合し、分散機を用いて10分間分散
処理して、顔料分散液を調製した。
【0019】次に、テトラエトキシシラン6.0g、エタ
ノール6.0ml、水6.0g、濃塩酸0.75ml、上記顔料分
散液12.0ml及びn−ブタノール19.0mlを混合し、常
温で2時間攪拌して、コーテイング液を調製した。この
コーテイング液にガラス繊維織布を浸漬し、次いで、3
mm/秒の速度で引き上げて、ガラス繊維上にコーテイン
グ液を塗布し、これをオーブン中、100℃で15分間
熱処理して、着色ガラス繊維を得た。 実施例2 テトラエトキシシラン6.0g、エタノール6.0ml、水9.
6g、濃塩酸0.75ml、顔料「Supilon Blue 3BH conc.
liquid 」2.0ml、n−ブタノール25.0mlからなる混
合物を調製し、常温にて2時間攪拌して、コーテイング
液を調製した。
ノール6.0ml、水6.0g、濃塩酸0.75ml、上記顔料分
散液12.0ml及びn−ブタノール19.0mlを混合し、常
温で2時間攪拌して、コーテイング液を調製した。この
コーテイング液にガラス繊維織布を浸漬し、次いで、3
mm/秒の速度で引き上げて、ガラス繊維上にコーテイン
グ液を塗布し、これをオーブン中、100℃で15分間
熱処理して、着色ガラス繊維を得た。 実施例2 テトラエトキシシラン6.0g、エタノール6.0ml、水9.
6g、濃塩酸0.75ml、顔料「Supilon Blue 3BH conc.
liquid 」2.0ml、n−ブタノール25.0mlからなる混
合物を調製し、常温にて2時間攪拌して、コーテイング
液を調製した。
【0020】このコーテイング液にガラス繊維織布を浸
漬し、次いで、3mm/秒の速度で引き上げて、ガラス繊
維上にコーテイング液を塗布し、これをオーブン中、1
00℃で15分間熱処理して、着色ガラス繊維を得た。 実施例3 実施例1において調製したコーテイング液にアラミド
(芳香族ポリアミド)繊維織布(帝人(株)製テクノー
ラ)を浸漬し、次いで、3mm/秒の速度で引き上げて、
繊維上にコーテイング液を塗布し、これをオーブン中、
100℃で15分間熱処理して、着色アラミド繊維を得
た。 実施例4 実施例2において調製したコーテイング液にアラミド
(芳香族ポリアミド)繊維織布(帝人(株)製テクノー
ラ)を浸漬し、次いで、3mm/秒の速度で引き上げて、
繊維上にコーテイング液を塗布し、これをオーブン中、
100℃で15分間熱処理して、着色アラミド繊維を得
た。 実施例5 実施例3において調製した着色アラミド繊維の難燃性試
験を行なつた。比較例として、本発明による着色を行な
う前の非着色アラミド繊維の難燃性試験を行なつた。
漬し、次いで、3mm/秒の速度で引き上げて、ガラス繊
維上にコーテイング液を塗布し、これをオーブン中、1
00℃で15分間熱処理して、着色ガラス繊維を得た。 実施例3 実施例1において調製したコーテイング液にアラミド
(芳香族ポリアミド)繊維織布(帝人(株)製テクノー
ラ)を浸漬し、次いで、3mm/秒の速度で引き上げて、
繊維上にコーテイング液を塗布し、これをオーブン中、
100℃で15分間熱処理して、着色アラミド繊維を得
た。 実施例4 実施例2において調製したコーテイング液にアラミド
(芳香族ポリアミド)繊維織布(帝人(株)製テクノー
ラ)を浸漬し、次いで、3mm/秒の速度で引き上げて、
繊維上にコーテイング液を塗布し、これをオーブン中、
100℃で15分間熱処理して、着色アラミド繊維を得
た。 実施例5 実施例3において調製した着色アラミド繊維の難燃性試
験を行なつた。比較例として、本発明による着色を行な
う前の非着色アラミド繊維の難燃性試験を行なつた。
フロントページの続き (72)発明者 坂井 和夫 兵庫県川西市清和台東2丁目1−43 (56)参考文献 特開 平2−264074(JP,A) 特開 昭63−6164(JP,A) 特開 昭50−17417(JP,A) 特開 昭54−47798(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 11/00 - 13/535 D06P 1/673
Claims (5)
- 【請求項1】ガラス繊維又は芳香族ポリアミド繊維を着
色する方法であって、上記繊維の表面に、色素とテトラ
アルコキシシランを含むコーティング液からゾル−ゲル
法にてケイ素酸化物ゲルを形成させることを特徴とする
繊維の着色方法。 - 【請求項2】アルコキシ基の炭素数が1〜5であること
を特徴とする請求項1記載の繊維の着色方法。 - 【請求項3】色素が顔料であることを特徴とする請求項
1記載の繊維の着色方法。 - 【請求項4】コーティング液が分散剤を含むことを特徴
とする請求項1記載の繊維の着色方法。 - 【請求項5】分散剤がポリビニルアルコール樹脂、ポリ
ビニルブチラール樹脂、アクリル樹脂、エチルセルロー
ス、不飽和ポリカルボン酸、リン酸エステル系界面活性
剤及びポリエステル樹脂よりなる群から選ばれるもので
あることを特徴とする請求項4記載の繊維の着色方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19518291A JP3144841B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 繊維の着色方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19518291A JP3144841B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 繊維の着色方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0544159A JPH0544159A (ja) | 1993-02-23 |
| JP3144841B2 true JP3144841B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=16336817
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19518291A Expired - Fee Related JP3144841B2 (ja) | 1991-08-05 | 1991-08-05 | 繊維の着色方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3144841B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
| JP2007092188A (ja) * | 2005-09-27 | 2007-04-12 | Suminoe Textile Co Ltd | 着色されたガラス繊維を用いた列車用内装布帛 |
| JP5353011B2 (ja) * | 2007-01-26 | 2013-11-27 | 東レ株式会社 | シロキサン系樹脂組成物、これを用いた光学デバイスおよびシロキサン系樹脂組成物の製造方法 |
| MA41728B1 (fr) * | 2017-12-26 | 2019-12-31 | Ecole Superieure Des Ind Du Textile Et De Lhabillement Esith | Procédé de teinture de fibres dérivées d'aramide par le procédé sol-gel |
| CN108588881A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-09-28 | 江苏金太阳纺织科技股份有限公司 | 一种含有天然染料的再生纤维素纤维的制备方法 |
-
1991
- 1991-08-05 JP JP19518291A patent/JP3144841B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0544159A (ja) | 1993-02-23 |
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