JP3144985B2 - 熱交換器のフインおよびその製造方法 - Google Patents
熱交換器のフインおよびその製造方法Info
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- JP3144985B2 JP3144985B2 JP14256894A JP14256894A JP3144985B2 JP 3144985 B2 JP3144985 B2 JP 3144985B2 JP 14256894 A JP14256894 A JP 14256894A JP 14256894 A JP14256894 A JP 14256894A JP 3144985 B2 JP3144985 B2 JP 3144985B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は熱交換器のフインおよ
びその製造方法に関する。
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来熱交換器に伝熱部材として図7に示
すフィン30が装着されている。(例えば実開昭63−
116779号公報)フイン30は、矩形板状の伝熱片
31をほぼ垂直に起立させて千鳥状に配列し、各伝熱片
31の前後方向の2列を上端で横方向に連結する上部水
平板32を設け、さらに下端で横方向に連結する下部水
平板33を上部水平板32と位相をずらせた位置に設け
たものである。上部水平板32、下部水平板33はフィ
ン30が収納されるチューブの上プレートと下プレート
とにそれぞれろう付けされる。
すフィン30が装着されている。(例えば実開昭63−
116779号公報)フイン30は、矩形板状の伝熱片
31をほぼ垂直に起立させて千鳥状に配列し、各伝熱片
31の前後方向の2列を上端で横方向に連結する上部水
平板32を設け、さらに下端で横方向に連結する下部水
平板33を上部水平板32と位相をずらせた位置に設け
たものである。上部水平板32、下部水平板33はフィ
ン30が収納されるチューブの上プレートと下プレート
とにそれぞれろう付けされる。
【0003】上記のフィン30は図8のように一定幅の
金属板35に、所定のフィンパターンを備えた金型36
a,36bで、切欠き加工と折り曲げ加工を併わせ施行
するプレス方式により順次1列ずつ成形し、切断機37
で適宜長さに切断してフイン30を製造する。
金属板35に、所定のフィンパターンを備えた金型36
a,36bで、切欠き加工と折り曲げ加工を併わせ施行
するプレス方式により順次1列ずつ成形し、切断機37
で適宜長さに切断してフイン30を製造する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】熱交換器は従来内燃機
関の潤滑油や作業機械の作動油のオイルクーラ等に用い
られているが比較的大型で重量が大であるから、用途の
拡大、多様化に伴なって小型軽量化し、コンパクトに高
性能化することが望まれている。従ってフィンも伝熱片
がより小さく、配列ピッチの細かいものが要求される。
関の潤滑油や作業機械の作動油のオイルクーラ等に用い
られているが比較的大型で重量が大であるから、用途の
拡大、多様化に伴なって小型軽量化し、コンパクトに高
性能化することが望まれている。従ってフィンも伝熱片
がより小さく、配列ピッチの細かいものが要求される。
【0005】しかし、従来のフィン30のような構造で
は流体のくぐり抜け通路をなす開口34(図7)は、金
属板にスリットを切り込んでこれを曲げ起こして(図8
の金型36a,36b)形成するものであるから、開口
34を小さくすればするほど、スリットの切り込みバリ
や、曲げの不整形の影響が大となり、いたずらに通路抵
抗を増大させるのみで熱交換量の増大が期待できなくな
る。すなわち、図8に示すような製造方法では、フィン
の細密化にあたり、金型36a,36bの精度および耐
久性に限度があり、細密なフィンを正確に作成すること
は困難である。
は流体のくぐり抜け通路をなす開口34(図7)は、金
属板にスリットを切り込んでこれを曲げ起こして(図8
の金型36a,36b)形成するものであるから、開口
34を小さくすればするほど、スリットの切り込みバリ
や、曲げの不整形の影響が大となり、いたずらに通路抵
抗を増大させるのみで熱交換量の増大が期待できなくな
る。すなわち、図8に示すような製造方法では、フィン
の細密化にあたり、金型36a,36bの精度および耐
久性に限度があり、細密なフィンを正確に作成すること
は困難である。
【0006】さらに、従来のフィン30の形式では、上
部・下部水平板32、33の部分が、上および下プレー
トそれぞれと重なっており、すなわち二枚重ねとなって
おり、熱伝導を阻害することとなる。それらの上部・下
部水平板32、33は上・下プレートそれぞれのほぼ5
0%の面積を占めるから、熱交換器の熱交換効率の向上
と軽量化を妨げ、フィン材料の使用量も多い。
部・下部水平板32、33の部分が、上および下プレー
トそれぞれと重なっており、すなわち二枚重ねとなって
おり、熱伝導を阻害することとなる。それらの上部・下
部水平板32、33は上・下プレートそれぞれのほぼ5
0%の面積を占めるから、熱交換器の熱交換効率の向上
と軽量化を妨げ、フィン材料の使用量も多い。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の問題を
解決するためのもので、請求項1のフィンは、千鳥状配
列で起立する角柱を設け、その上端を横方向にジグザグ
状に接続し断面が四角形状をなすジグザグ状の上部接続
棒を並列に複数個設け、また角柱の下端に横方向に上部
接続棒と同形のジグザグ状の下部接続棒を設け、下部接
続棒を上部接続棒と位相が前後・左右方向に1/2ピッ
チずつずらせて配置し、角柱と上部・下部接続棒を一体
に形成したものである。
解決するためのもので、請求項1のフィンは、千鳥状配
列で起立する角柱を設け、その上端を横方向にジグザグ
状に接続し断面が四角形状をなすジグザグ状の上部接続
棒を並列に複数個設け、また角柱の下端に横方向に上部
接続棒と同形のジグザグ状の下部接続棒を設け、下部接
続棒を上部接続棒と位相が前後・左右方向に1/2ピッ
チずつずらせて配置し、角柱と上部・下部接続棒を一体
に形成したものである。
【0008】請求項2の製造方法は、金属板に千鳥状の
スリットを切り入れてこれを広げることにより六角形開
口を千鳥配列で網目状に形成する工程と、この金属板を
平坦化する工程と、所定長さに切断して網目板を形成す
る工程と、網目板のストランドをなす一定方向の直線部
分の両端部に順次に凸凹、凹凸、凸凹…の順で折目を付
与し、折目に従って順次に折り曲げて直線部分を順次に
起立させてほぼ垂直な角柱を形成させる工程を有するも
のである。
スリットを切り入れてこれを広げることにより六角形開
口を千鳥配列で網目状に形成する工程と、この金属板を
平坦化する工程と、所定長さに切断して網目板を形成す
る工程と、網目板のストランドをなす一定方向の直線部
分の両端部に順次に凸凹、凹凸、凸凹…の順で折目を付
与し、折目に従って順次に折り曲げて直線部分を順次に
起立させてほぼ垂直な角柱を形成させる工程を有するも
のである。
【0009】
【作用】請求項1のフィンはいわゆるプレート型の熱交
換器の伝熱部材として用いられ、上部・下部接続棒がそ
れぞれ上・下プレートにろう付け等の固着手段で固着さ
れる。従って各角柱は上下プレート間の流体流路内に配
列され流体と熱授受を行う。各角柱は網目板のストラン
ドであり、各角柱間に形成される流体通路は、網目状の
六角形開口の中央の矩形部分で斜向きの開口であるから
十分な通路面積が確保される。従って角柱の配列を細密
にしても比較的通路抵抗の増大を抑制しながら、流体の
接触する角柱本数を増加させることができるので熱交換
効率が向上する。また、網目寸法が同一の場合でも上部
・下部接続棒同士を前後に接近させ、角柱を前後方向に
傾斜させることによって、一層角柱の配列が密なフィン
とすることができる。
換器の伝熱部材として用いられ、上部・下部接続棒がそ
れぞれ上・下プレートにろう付け等の固着手段で固着さ
れる。従って各角柱は上下プレート間の流体流路内に配
列され流体と熱授受を行う。各角柱は網目板のストラン
ドであり、各角柱間に形成される流体通路は、網目状の
六角形開口の中央の矩形部分で斜向きの開口であるから
十分な通路面積が確保される。従って角柱の配列を細密
にしても比較的通路抵抗の増大を抑制しながら、流体の
接触する角柱本数を増加させることができるので熱交換
効率が向上する。また、網目寸法が同一の場合でも上部
・下部接続棒同士を前後に接近させ、角柱を前後方向に
傾斜させることによって、一層角柱の配列が密なフィン
とすることができる。
【0010】上部・下部接続棒は、網目板の傾斜したス
トランド部分から成るものであり、前後に隣接する角棒
の上方下方の全面を被うものでなく、ジグザグ状になっ
ており、細幅であるから、プレートへの当接面積が少な
く、プレートの伝熱作用をほとんど妨げず、フィンの軽
量化への寄与が大きい。またプレートとの当接面は角柱
の上端または下端を連続的に接続する線状であり、かつ
平面をなすから、プレートでのろう付けは安定し確実に
行なわれる。
トランド部分から成るものであり、前後に隣接する角棒
の上方下方の全面を被うものでなく、ジグザグ状になっ
ており、細幅であるから、プレートへの当接面積が少な
く、プレートの伝熱作用をほとんど妨げず、フィンの軽
量化への寄与が大きい。またプレートとの当接面は角柱
の上端または下端を連続的に接続する線状であり、かつ
平面をなすから、プレートでのろう付けは安定し確実に
行なわれる。
【0011】請求項2の製造方法では請求項1のフィン
を連続的に能率よく生産することができるとともに網目
状の開口部分はスリットを広げて形成するので、材料の
打ち抜きスクラップ等の無駄な部分が発生せす、フィン
の材料使用量が節約される。
を連続的に能率よく生産することができるとともに網目
状の開口部分はスリットを広げて形成するので、材料の
打ち抜きスクラップ等の無駄な部分が発生せす、フィン
の材料使用量が節約される。
【0012】
【実施例】図1、図2に請求項1のフィンを示す。フィ
ン1はほぼ垂直な角柱2を前後方向のピッチp1、左右
方向のピッチp2で配列し、さらに1/2ピッチずつ前
後・左右に位置をずらせた配列に角柱2を設けて千鳥状
配列とする。角柱2の隣接するものの上端を横方向にジ
グザグに接続して上部接続棒3とする。上部接続棒3は
ジグザグ状をなし、断面が四角形をなしており、前後方
向に並列して設ける。
ン1はほぼ垂直な角柱2を前後方向のピッチp1、左右
方向のピッチp2で配列し、さらに1/2ピッチずつ前
後・左右に位置をずらせた配列に角柱2を設けて千鳥状
配列とする。角柱2の隣接するものの上端を横方向にジ
グザグに接続して上部接続棒3とする。上部接続棒3は
ジグザグ状をなし、断面が四角形をなしており、前後方
向に並列して設ける。
【0013】角棒2の隣接するものの下端を横方向にジ
グザグに接続して下部接続棒4とする。下部接続棒4は
ジグザグ状をなし、断面が四角形をなしており、前後方
向に並列しており、かつ上部接続棒3と位相が前後・左
右方向に1/2ずつずらした位置に設ける。角柱2、上
部接続棒3および下部接続棒4は金属で一体に形成され
る。
グザグに接続して下部接続棒4とする。下部接続棒4は
ジグザグ状をなし、断面が四角形をなしており、前後方
向に並列しており、かつ上部接続棒3と位相が前後・左
右方向に1/2ずつずらした位置に設ける。角柱2、上
部接続棒3および下部接続棒4は金属で一体に形成され
る。
【0014】図1、図2に示すフィン1において、上部
接続棒3、下部接続棒4の形状を変更しないで配列のピ
ッチp1を縮少し互にほとんど密接する位置まで接近さ
せ矢印E視方向(b)を(c)(d)のようにすること
ができる。このようにすれば角柱2は前後方向に傾斜
し、1列毎に傾斜方向を異にして配列され、各角柱2の
配列密度が大となる。この場合も隣りの関係にある前後
列の角柱の横方向のピッチp2は不変であって、流体通
路開口5の開口方向は斜向きで開口面積の縮小率は小さ
い。従って比較的流体の通路抵抗の増加を抑制しながら
伝熱面積を増加させることができる。
接続棒3、下部接続棒4の形状を変更しないで配列のピ
ッチp1を縮少し互にほとんど密接する位置まで接近さ
せ矢印E視方向(b)を(c)(d)のようにすること
ができる。このようにすれば角柱2は前後方向に傾斜
し、1列毎に傾斜方向を異にして配列され、各角柱2の
配列密度が大となる。この場合も隣りの関係にある前後
列の角柱の横方向のピッチp2は不変であって、流体通
路開口5の開口方向は斜向きで開口面積の縮小率は小さ
い。従って比較的流体の通路抵抗の増加を抑制しながら
伝熱面積を増加させることができる。
【0015】フィン1は公知の多板式熱交換器の偏平な
チューブ(図示しない)内に装着され、チューブを構成
する上プレートに上部接続棒3が、また下プレートに下
部接続棒4がろう付けにより固着される。この場合ろう
付け面はジグザグの棒状表面であり、ジグザグの振幅全
幅を含むものでないから、プレートに重なって他の流体
との境界壁を2重構造とする面積が少ない。その分だけ
プレートの熱伝達が良好となり、またフィン自体が軽減
される。しかもろう付け面は平面で線状であるから、ろ
う付けは安定する。
チューブ(図示しない)内に装着され、チューブを構成
する上プレートに上部接続棒3が、また下プレートに下
部接続棒4がろう付けにより固着される。この場合ろう
付け面はジグザグの棒状表面であり、ジグザグの振幅全
幅を含むものでないから、プレートに重なって他の流体
との境界壁を2重構造とする面積が少ない。その分だけ
プレートの熱伝達が良好となり、またフィン自体が軽減
される。しかもろう付け面は平面で線状であるから、ろ
う付けは安定する。
【0016】次にこのフィンの製造方法の実施例を図
3、図4、図5によって説明する。図3に示す金属板ロ
ール10から引き出された金属板11は矢印A方向に進
行してラス加工機12により網状のラスメタル13とな
る。この状態を図5(a)(b)に示す。金属板11は
矢印A方向に進行しながら順次にスリット14が切り込
まれる。スリット14は千鳥状に密に配列され、その両
端部が長さdだけ重なり部分のある配置である。スリッ
ト14は矢印Bのように広げられて図5(b)の網目を
有するラスメタル13となるラスメタル13は六角形の
開口18を有し、平行な直線部分となるストランド15
と、ジグザグ状に連接する斜ストランド16、17とか
らなる。ストランド15は斜ストランド16、17より
長くすることが好ましい。実際には通常のラスメタル作
成工程と同様にスリット14の切り込みと開口18の形
成とは同一工程として行うのが能率的である。
3、図4、図5によって説明する。図3に示す金属板ロ
ール10から引き出された金属板11は矢印A方向に進
行してラス加工機12により網状のラスメタル13とな
る。この状態を図5(a)(b)に示す。金属板11は
矢印A方向に進行しながら順次にスリット14が切り込
まれる。スリット14は千鳥状に密に配列され、その両
端部が長さdだけ重なり部分のある配置である。スリッ
ト14は矢印Bのように広げられて図5(b)の網目を
有するラスメタル13となるラスメタル13は六角形の
開口18を有し、平行な直線部分となるストランド15
と、ジグザグ状に連接する斜ストランド16、17とか
らなる。ストランド15は斜ストランド16、17より
長くすることが好ましい。実際には通常のラスメタル作
成工程と同様にスリット14の切り込みと開口18の形
成とは同一工程として行うのが能率的である。
【0017】ラスメタル13はストランド15、16、
17の交叉部分などに凹凸が生ずるからローラ19a、
19b(図3)の間を通過させて平坦化する。次に切断
機20によって適宜の長さに切断し網目板21を得る。
17の交叉部分などに凹凸が生ずるからローラ19a、
19b(図3)の間を通過させて平坦化する。次に切断
機20によって適宜の長さに切断し網目板21を得る。
【0018】網目板21は90゜向きを変えた方向矢印
C{図5(b)}、に進行させて図4に示す折りロール
22a、22bを通し折目を付与する。折目は図5
(b)に示すように任意のストランド15の矢印C方向
の端部に折り目23、24を付し、矢印C方向の次のス
トランド15には折り目24、23を付し、順次23、
24、24、23……の順で折り目を付与する。折り目
23は上方に凸、24は上方に凹となるものである{図
5(C)参照}。ロール22a、22bの歯形は網目板
21の材質、板厚等に応じて適宜のものでよい。例えば
図6(a)のようにロール22a、22bに折り目24
を形成させる1対の噛み合う刃24a、24bと折り目
23を形成させる1対の刃23a、23bを所定の順序
で設ける。あるいは網目板21の進行方向に直角な下向
き、および上向きの刃を所定の順序で上下させる往復型
の装置(図示しない)を設けてもよい。
C{図5(b)}、に進行させて図4に示す折りロール
22a、22bを通し折目を付与する。折目は図5
(b)に示すように任意のストランド15の矢印C方向
の端部に折り目23、24を付し、矢印C方向の次のス
トランド15には折り目24、23を付し、順次23、
24、24、23……の順で折り目を付与する。折り目
23は上方に凸、24は上方に凹となるものである{図
5(C)参照}。ロール22a、22bの歯形は網目板
21の材質、板厚等に応じて適宜のものでよい。例えば
図6(a)のようにロール22a、22bに折り目24
を形成させる1対の噛み合う刃24a、24bと折り目
23を形成させる1対の刃23a、23bを所定の順序
で設ける。あるいは網目板21の進行方向に直角な下向
き、および上向きの刃を所定の順序で上下させる往復型
の装置(図示しない)を設けてもよい。
【0019】次に網目板21はピツチ調整機25で図5
(d)のように順次にストランド15を起立させピッチ
が調整される。ピッチ調整機25の主要部は進行方向に
向って順次にピッチを縮小する螺旋円盤25a{図6
(b)}であって網目板21は螺旋円盤25aの周縁を
滑りながら進行し、ピッチが詰められ、ストランド15
が立ち上がってゆきp1(図1、図2)に調整される。
(d)のように順次にストランド15を起立させピッチ
が調整される。ピッチ調整機25の主要部は進行方向に
向って順次にピッチを縮小する螺旋円盤25a{図6
(b)}であって網目板21は螺旋円盤25aの周縁を
滑りながら進行し、ピッチが詰められ、ストランド15
が立ち上がってゆきp1(図1、図2)に調整される。
【0020】次に要すれば切断機26により所要形状の
フィン1とする。この切断は、図3の切断機20におい
て、予めフィン1の仕上り寸法を見込んだ幅および長さ
に切断して網目板21を形成しておけば、切断機26の
工程は省略される。
フィン1とする。この切断は、図3の切断機20におい
て、予めフィン1の仕上り寸法を見込んだ幅および長さ
に切断して網目板21を形成しておけば、切断機26の
工程は省略される。
【0021】この製造方法から明かなようにフィン1の
角柱2(図1、図2)は網目板21のストランド15で
あり、上部接続棒3、下部接続棒4はそれぞれストラン
ド16、17の組み合わせで成るものである。なお、こ
の工程によって得られるフィン1は角柱2がほぼ垂直に
起立したものであるが前述のようにピッチp1をさらに
縮少し角柱2を傾斜させて角柱配列の密なフィンとする
には、さらにフィン1を矢印D(図4)方向に圧縮すれ
ばよい。また請求項2の製造方法において、図3〜図6
で示した実施例は材料取り、装置等を限定するものでは
ない。なおスリット14の長さや配列間隔、矢印Bの広
げ寸法を任意に設定して角柱の幅や長さ、配列の粗密を
任意に設定できることは明らかである。
角柱2(図1、図2)は網目板21のストランド15で
あり、上部接続棒3、下部接続棒4はそれぞれストラン
ド16、17の組み合わせで成るものである。なお、こ
の工程によって得られるフィン1は角柱2がほぼ垂直に
起立したものであるが前述のようにピッチp1をさらに
縮少し角柱2を傾斜させて角柱配列の密なフィンとする
には、さらにフィン1を矢印D(図4)方向に圧縮すれ
ばよい。また請求項2の製造方法において、図3〜図6
で示した実施例は材料取り、装置等を限定するものでは
ない。なおスリット14の長さや配列間隔、矢印Bの広
げ寸法を任意に設定して角柱の幅や長さ、配列の粗密を
任意に設定できることは明らかである。
【0022】
【発明の効果】この発明の熱交換器用のフィンは上述の
ように伝熱部が千鳥状配列の角柱であり、その配列を密
にすることができ、配列を密にしても著しく流路抵抗を
増加させないですむ。こうして熱交換効率が高く流路抵
抗が低い熱交換器用のフィンを得ることができる。また
同一パターンの網目板からピッチを縮少した伝熱部(角
柱)配列の密なフィンを形成することができる。さらに
上・下プレートに当接する上部・下部接続棒はジグザグ
の棒状であり細幅であるから上・下プレートと重なる面
積が少なくプレートの熱伝達の妨げとならず重量も軽減
される。またプレートとの当接面は複数の角柱を接続す
る線状をなし、平面であるから、ろう付けが安定して確
実な固着状態が得られる。従って特に細密な熱交換器に
最適であり、熱交換器の小型・軽量化および高性能化が
可能である。また当然液体用および気体用として広く用
いることができる。
ように伝熱部が千鳥状配列の角柱であり、その配列を密
にすることができ、配列を密にしても著しく流路抵抗を
増加させないですむ。こうして熱交換効率が高く流路抵
抗が低い熱交換器用のフィンを得ることができる。また
同一パターンの網目板からピッチを縮少した伝熱部(角
柱)配列の密なフィンを形成することができる。さらに
上・下プレートに当接する上部・下部接続棒はジグザグ
の棒状であり細幅であるから上・下プレートと重なる面
積が少なくプレートの熱伝達の妨げとならず重量も軽減
される。またプレートとの当接面は複数の角柱を接続す
る線状をなし、平面であるから、ろう付けが安定して確
実な固着状態が得られる。従って特に細密な熱交換器に
最適であり、熱交換器の小型・軽量化および高性能化が
可能である。また当然液体用および気体用として広く用
いることができる。
【0023】請求項2のフィンの製造方法は請求項1の
フィンを連続的に能率よく生産することができ、流体流
路となる開口をスリットを広げることにより形成するの
で、打抜きスクラップ等の材料の無駄がない。また主要
工程が同一のままでピッチの異なる一層細密な配列のフ
ィンを形成し、所要の特性のフィンを作成することがで
きる。
フィンを連続的に能率よく生産することができ、流体流
路となる開口をスリットを広げることにより形成するの
で、打抜きスクラップ等の材料の無駄がない。また主要
工程が同一のままでピッチの異なる一層細密な配列のフ
ィンを形成し、所要の特性のフィンを作成することがで
きる。
【図1】実施例のフィンの斜視図
【図2】実施例のフィンの平面断面および側面図
【図3】製造工程の前半の実施例
【図4】製造工程の後半の実施例
【図5】製造工程におけるフィン成形過程を示す図
【図6】図4の工程における装置の模式図
【図7】従来のフィンの図
【図8】従来のフィンの製造方法
2 角柱 3 上部接続棒 4 下部接続棒 11 金属板 14 スリット 15、16、17 ストランド 18 網目開口 21 網目板 23、24 折目
Claims (2)
- 【請求項1】 前後方向および左右方向に1/2ピッチ
ずつずらせた千鳥状配列にして起立させた複数の角柱
と、隣接する角柱の上端をジグザグ状に接続し、断面が
四角形をなして横方向に伸び、並列に複数個配列された
ジグザグ状の上部接続棒と、隣接する角柱の下端をジグ
ザグ状に接続し、断面が四角形をなして横方向に伸び、
上部接続棒と前後・左右に1/2ピッチずつ位相をずら
せて並列に複数個配列されたジグザグ状の下部接続棒と
を、一体に形成してなる熱交換器のフィン。 - 【請求項2】 金属板に多数の平行なスリットを千鳥状
配列にして切込み、各スリットを拡げて六角形の間口を
網目状に形成する工程と、この金属板を平坦化する工程
と、適宜長さに切断して網目板を形成する工程と、網目
板のストランドをなす一方向の直線部分の両端部に、順
次に凸凹、凹凸、凸凹…の順で折目を付与し、折目に従
って順次に折り曲げて直線部分を順次に起立させてほぼ
垂直な角柱を形成させる工程とを有する熱交換器のフィ
ンの製造方法。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14256894A JP3144985B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 熱交換器のフインおよびその製造方法 |
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| JP14256894A JP3144985B2 (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | 熱交換器のフインおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07324888A JPH07324888A (ja) | 1995-12-12 |
| JP3144985B2 true JP3144985B2 (ja) | 2001-03-12 |
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ID=15318358
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| JP (1) | JP3144985B2 (ja) |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP14256894A patent/JP3144985B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
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| JPH07324888A (ja) | 1995-12-12 |
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