JP3145032B2 - 作業機械における油圧シリンダの制振装置 - Google Patents

作業機械における油圧シリンダの制振装置

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JP3145032B2
JP3145032B2 JP14990896A JP14990896A JP3145032B2 JP 3145032 B2 JP3145032 B2 JP 3145032B2 JP 14990896 A JP14990896 A JP 14990896A JP 14990896 A JP14990896 A JP 14990896A JP 3145032 B2 JP3145032 B2 JP 3145032B2
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伸行 小林
宗彦 菰池
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    • E02F9/22Hydraulic or pneumatic drives
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種建設作業や土
木作業を行う油圧ショベル、ホイールローダー等の作業
機械における油圧シリンダの技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種作業機械に設けられる油
圧シリンダの一つとして、例えば油圧ショベルのフロン
トアタッチメントを構成するブームを上下揺動させるた
めのブームシリンダがあるが、該ブームシリンダは、フ
ロントアタッチメントの質量相当分の負荷を分担してい
る。このため、ブームシリンダの伸縮作動を開始したり
停止させたりしたとき、フロントアタッチメントの慣性
モーメントと油圧シリンダ内の圧油の圧縮性に基づく油
柱バネとによって固有の振動が励起され、これによって
フロントアタッチメントのみならず機体全体が振動する
ことになって、オペレータの乗心地を損なうばかりか、
作業性も低下する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、前記振動を抑
制するため、油圧シリンダへの圧油供給切換えを行うコ
ントロールバルブと油圧シリンダとのあいだの油路に、
オリフィス等の制振機器を設けることが提唱される。し
かるにこの様にすると、油圧シリンダへの円滑な圧油供
給が妨げられて油圧シリンダの動作速度の低下を招くこ
となって好ましくなく、ここに本発明が解決しようとす
る問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、メイン油圧ポンプからの圧油供
給に基づき伸縮作動する油圧シリンダを備えてなる作業
機械において、該油圧シリンダの圧力を検知する圧力検
知手段と、前記メイン油圧ポンプとは別経路で油圧シリ
ンダに圧油を供給するサブ油圧ポンプと、該サブ油圧ポ
ンプから油圧シリンダへの圧油供給制御を行うサーボ弁
と、油圧シリンダの変位量または油圧シリンダにより動
作する動作体の変位量を検知する変位検知手段と、油圧
シリンダの伸縮作動を行うべく操作される操作具の操作
状態を検知する操作状態検知手段と、前記サーボ弁に制
御指令を出力する制御部とを設けるにあたり、該制御部
に、圧力検知手段からの入力信号に基づいて油圧シリン
ダに生じる両油室管の動差圧を導出し、該導出された動
差圧を低減するための圧油供給制御を行うようサーボ弁
に対して制御指令を出力する動差圧制御手段と、操作状
態検知手段から油圧シリンダを停止させるべく操作され
たことの検知信号が入力された場合、現在の油圧シリン
ダまたは動作体の変位量が、前記停止操作検知があった
時点の変位検知手段の検知値となるよう前記サーボ弁に
対して制御指令を出力する変位制御手段とを設けると共
に、前記圧力検知手段は、油圧シリンダの伸長側、縮小
側の各油室の圧力を検知する圧力検知センサを用いて構
成され、動差圧制御手段は、前記圧力検知センサからの
検知値に基づいて両油室の差圧を演算する演算部と、該
演算された差圧のうち振動性の動差圧成分を通過させる
バンドパスフィルタとを用いて構成され、変位検知手段
は、操作状態検知手段から停止操作検知があった時点の
油圧シリンダまたは動作体の変位を記憶する記憶部と、
該記憶された変位と現在の油圧シリンダまたは動作体の
変位との変位差を演算する演算部と、該演算された変位
差のうち静成分を通過させる位相遅れ補償フィルタとを
用いて構成されている作業機械における油圧シリンダの
制振装置である。そしてこの様にすることにより、油圧
シリンダに動差圧が発生した場合、該動差圧を低減させ
るための圧油がサブ油圧ポンプからブームシリンダに供
給されることになって、動差圧が急速に減衰し、油圧シ
リンダのみならず機械全体の振動が抑制されることにな
って、操作性、作業性の向上に貢献できる。このものに
おいて、両油室の差圧PLを演算するにあたり、伸長側
油室の圧力をP1、受圧面積をA1、また縮小側油室の
圧力をP2、受圧面積をA2とすると、前記差圧PL
は、式 PL=P1−(A2/A1)・P2 で演算される 作業機械における油圧シリンダの制振装置
とすることができる。さらにこれらにおいて、サブ油圧
ポンプから油圧シリンダに至る油路には、該油路の圧力
を保持するためのアキュムレータが設けられている作業
機械における油圧シリンダの制振装置とすることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図面において、1は油圧ショベル
であって、該油圧ショベル1は、クローラ式の下部走行
体2、下部走行体2の上部に旋回自在に支持される上部
旋回体3、上部旋回体3の前部に取り付けられるフロン
トアタッチメント4等の各部から構成されており、さら
にフロントアタッチメント4は、基端部が上部旋回体3
に上下揺動自在に支持されるブーム5、該ブーム5の先
端部に前後揺動自在に支持されるアーム6、該アーム6
の先端部に揺動自在に支持されるバケット7、およびこ
れらの揺動を行うべくそれぞれ伸縮作動するブームシリ
ンダ8、アームシリンダ9、バケットシリンダ10等の
各部材から構成されていること等は従来通りである。
【0006】前記ブームシリンダ8は、シリンダ筒8a
の基端部が上部旋回体3に、またピトンロッド8bの
先端部がブーム5にそれぞれ支持されており、そしてエ
ンジン(図示せず)の動力で駆動するメイン油圧ポンプ
12からの圧油が伸長側油室8cおよび縮小側油室8d
に供給されることで伸縮する構成となっているが、該メ
イン油圧ポンプ12からブームシリンダ8に至るメイン
油路A中には、ブームシリンダ8への圧油供給切換えを
行うためのコントロールバルブ13が設けられている。
【0007】また、14はブームシリンダ8の伸縮作動
を行うための操作レバーであって、該操作レバー14を
伸長側または縮小側に操作することに伴って、前記コン
トロールバルブ13に設けられる伸長側パイロットポー
ト13aまたは縮小側パイロットポート13bにパイロ
ット圧油が供給されるようになっている。
【0008】そして、前記コントロールバルブ13は、
伸長側、縮小側パイロットポート13a、13bの何れ
にもパイロット圧油が供給されていない状態では、ブー
ムシリンダ8に圧油を供給しない中立位置に位置してい
るが、伸長側パイロットポート13aまたは縮小側パイ
ロットポート13bにパイロット圧油が供給されること
に伴い、メイン油圧ポンプ12からの圧油をブームシリ
ンダ8の伸長側油室8cまたは縮小側油室8dに供給す
る圧油供給位置に切換わるように設定されている。
【0009】一方、15はサブ油圧ポンプであって、該
サブ油圧ポンプ15からの圧油は、前記メイン油路Aに
対して並列状に設けられるサブ油路Bを経由してブーム
シリンダ8の各油室8c、8dに供給される構成となっ
ているが、該サブ油路Bには後述する制御部16からの
制御指令に基づいて開閉制御されるサーボ弁17が設け
られている。
【0010】また、Cは前記サブ油圧ポンプ15からサ
ーボ弁17に至るサブ油路Bから分岐して油タンク19
に至るサブリリーフ油路であって、該サブリリーフ油路
Cには、前記サブ油路Bの圧力が所定圧以上となったと
きに該サブ油路Bの圧油を油タンク19に逃がすリリー
フ弁20が設けられているが、さらに該リリーフ弁20
の上流側には、圧力を蓄積するアキュムレータ11が設
けられている。そして、後述するように制御部16から
の制御指令に基づき前記サーボ弁17が開いてサブ油路
Bの圧油がブームシリンダ8に流れたとき、アキュムレ
ータ11に蓄積された圧油が放出されることによりサブ
油路Bの圧力低下を防ぐように構成されている。
【0011】さらに、21、22は前記ブームシリンダ
8の各油室8c、8dの圧力をそれぞれ検知するシリン
ダ圧力検知センサ、23はブーム5の上部旋回体3に対
する揺動角度を検知するブーム角度検知センサ、24、
25は前記操作レバー14の操作に基づいてコントロー
ルバルブ13のパイロットポート13a、13bに供給
されるパイロット圧油の圧力を検知するパイロット圧力
検知センサであって、これら各検知センサ21〜25の
検知信号は、前記制御部16に入力されるように構成さ
れている。
【0012】前記制御部16は、マイクロコンピュータ
等を用いて構成されるものであるが、このものは、前記
各検知センサ21〜25からの入力信号に基づいて、前
記サーボ弁17に対して制御指令を出力する構成となっ
ている。ここで、制御部16における制御手順につい
て、図2に基づいて説明すると、26は差圧演算器であ
って、該差圧演算器26は、前記シリンダ圧力検知セン
サ21、22からの入力信号に基づいて、ブームシリン
ダ8の両油室8c、8d間の差圧PLを演算する。この
とき、各油室8c、8dの受圧面積は一般に等しくない
ため、受圧面積補正器27により補正された値を用いて
演算する。つまり、伸長側油室8cの圧力をP1、受圧
面積をA1、また縮小側油室8dの圧力をP2、受圧面
積をA2とすると、前記差圧PLは、式 PL=P1−(A2/A1)・P2 で表わされる。
【0013】次に、28は差圧偏差演算器であって、該
差圧偏差演算器28は、前記差圧演算器26により演算
された差圧PLの目標値(本実施の形態においては
「0」)からの偏差を演算して第一フィルタ29に送
る。
【0014】前記第一フィルタ29は、バンドパス形の
フィルタであって、このものは、前記差圧偏差演算器2
8から送られてきた信号のうち、ブームシリンダ8の油
柱による固有振動数近傍の周波数帯域(例えば、1〜6
Hz)のもの、つまり振動性の動差圧成分だけを通過さ
せ、その他の静圧あるいはブームシリンダ8の伸縮作動
に伴う圧力変動のような非常にゆっくりとした成分や高
周波の雑音成分を除外する。そしてこの第一フィルタ2
9の伝達関数Gp1(s)は、式 Gp1(s)=Tp2s/(Tp1・Tp2・s2+Tp2
+1) で表される。ここで、Tp1、Tp2は時定数であるが、
1〜6Hzを第一フィルタ29の通過帯域とするために
は、 Tp1=2.7×10-2(sec)、Tp2=1.6×1
-1(sec) とする必要がある。この場合の第一フィルタ29の周波
数特性を図3に示す。そして、この第一フィルタ29を
通過するものをここでは動差圧と見做し、これに通常ゲ
インKp1を乗じたもの(Kp1・Gp1)を動差圧制御
信号としてサーボ弁信号演算器30に出力する。
【0015】さらに、サーボ弁信号演算器30は、前記
送られてきた動差圧制御信号をサーボ弁17の駆動信号
に演算し、これをサーボアンプ31に出力する。そし
て、該サーボアンプ31によって増幅された駆動信号が
サーボ弁17に出力され、これによりサーボ弁17は、
前記動差圧を急速に低減させるための圧油をブームシリ
ンダ8に供給するよう開度量制御されるようになってい
る。
【0016】一方、32はパイロット信号演算器、33
は絶対値演算器であって、これら演算器32、33は、
前記パイロット圧力検知センサ24、25の検知信号に
基づいて動作指令値Xを演算し、該動作指令値Xを判定
切替器34の判定部34aに出力する。判定部34aで
は、送られてきた動作指令値Xが予め設定される判定値
Yよりも大きいか否かの判定を行う。ここで、動作指令
値Xが判定値Yよりも大きいか等しい(X≧Y)と判定
された場合、操作レバー14がブーム5の揺動を行うべ
く操作されているとして、切替部34bにONの指令を
出力する。これに対し、動作指令値Xが判定値Yよりも
小さい(X<Y)と判定された場合、操作レバー14が
ブーム5を停止させるべく中立位置に操作されていると
して、切替部34bにOFFの指令を出力する。
【0017】さらに、切替部34bには、前記ブーム角
度検知センサ23からの検知信号が入力されるようにな
っており、そして切替部34bは、前述した判定部34
aからの指令がONの場合には、ブーム角度検知センサ
23の検知信号を記憶器35に出力し、判定部34aか
らの指令がOFFである場合には検知信号を出力しない
ように設定されている。これにより記憶器35には、操
作レバー14がブーム5の揺動を行うべく操作されてい
る場合には、現在のブーム揺動角度Rが入力されてこれ
が記憶データとなり、また操作レバー14がブーム5の
停止を行うべく操作されている場合には、現在のブーム
揺動角度Rは入力されないこととなって、停止操作され
る直前(これを近似的に停止操作したとき、とする。)
のブーム揺動角度Rdが記憶データとなるが、この記憶
器35に記憶されているブーム揺動角度RまたはRdの
データが目標値として設定される。
【0018】また、36は変位偏差演算器であって、こ
のものは、ブーム角度検知センサ23から入力される検
知信号と、前記記憶器35に記憶されている目標値Rま
たはRdとの偏差を演算して、第二フィルタ37に出力
する。ここで、前述したように操作レバー14がブーム
5の揺動を行うべく操作されている場合には、目標値は
現在のブーム揺動角度Rであるため偏差は「0」にな
る。これに対し、ブーム5の停止を行うべく操作されて
いる場合には、目標値は該停止操作されたときのブーム
揺動角度Rdであるため、これと現在のブーム揺動角度
Rとの偏差が演算される。
【0019】前記第二フィルタ37は、位相遅れ補償フ
ィルタであって、このものは、前記変位偏差演算器36
から送られてきた信号のうち、非常に周波数の低い成分
のみを通過させ、前述した動差圧制御に影響を与えない
ように設定されている。この第二フィルタ37の伝達関
数Gd(s)は、式 Gd(s)=(kd・Tds+1)/(Tds+1) で表される。ここで、kdは定数、Tdは時定数である
が、例えば、 kd=0.1、Td=10(sec) のように設定した場合には、図3に示すように折点周波
数1.59×10-1(Hz)を越えた制振周波数域にお
いて約−20dBとなる良好なフィルタが得られる。こ
の第二フィルタ37を通過するものは、ブーム揺動角度
変位の静成分のみであり、これに通常ゲインKdを乗じ
たもの(Kd・Gd)を変位制御信号として前記サーボ
弁信号演算器30に出力する。
【0020】さらに、サーボ弁信号演算器30は、前述
した動差圧制御の場合と同様に、送られてきた変位制御
信号をサーボ弁17の駆動信号に演算し、これをサーボ
アンプ31に出力する。そして、該サーボアンプ31に
よって増幅された駆動信号がサーボ弁17に出力され、
これによりサーボ弁17は、現在のブーム揺動角度Rを
目標値、つまり操作レバー14が停止操作されたときの
ブーム揺動角度Rdとするための圧油をブームシリンダ
8に供給するよう開度量制御されるようになっている。
ここで、操作レバー14が停止操作されていない場合に
は、前述したように、現在のブーム揺動角度Rが目標値
Rとなって偏差「0」と演算されるため、変位制御はな
されない。
【0021】ところで、前記動差圧制御あるいは変位制
御がなされると、サーボ弁17が開いてサブ油路Bの圧
油がブームシリンダ8に流れるが、このとき、アキュム
レータ11に蓄積された圧油が放出されることによりサ
ブ油路Bの圧力低下を防ぐように構成されていることは
既に述べたが、さらにこのアキュムレータ11の作用に
ついて、図4に示す例に基づいて具体的に説明する。
【0022】つまり、図4には、サブ油圧ポンプ15の
吐出流量が一定の条件でブームシリンダ8を最大速度で
伸縮させた場合のブームシリンダ8の変位、ブームシリ
ンダ8への流入油量、ブームシリンダ8の伸縮側油室8
c、8d間の差圧、サーボ弁17の供給圧力および機体
加速度について、アキュムレータ11が設けられている
もの(実線)と設けられていないもの(点線)とを示し
てあるが、これから、アキュムレータ11が設けられて
いないものは供給圧力の低下が大きく制振性能が落ちる
が、アキュムレータ11が設けられているものは、圧力
低下が押さえられて短時間(約1秒)で定格圧力(リリ
ーフ弁20の設定圧力)に復帰し、良好な制振性能を有
することが判明する。
【0023】叙述の如く構成されたものにおいて、本発
明が実施されたブームシリンダ8は、メイン油圧ポンプ
12からの圧油供給に基づいて伸縮作動を行うが、さら
に、該伸縮作動時にブームシリンダ8が受けるフロント
アタッチメント4の慣性モーメントおよびブームシリン
ダ8内の圧油の圧縮等により振動が発生した場合、制御
部16は、ブームシリンダ8の伸長側、伸縮側の両油室
8c、8d間に発生した動差圧を導出し、該動差圧を低
減させるための圧油供給制御を行うようサーボ弁17に
対して動差圧制御指令を出力することになる。この結
果、ブームシリンダ8に振動が発生した場合、制御部1
6からの制御指令に基づいてサーボ弁17が開き、これ
によりサブ油圧ポンプ15からブームシリンダ8に動差
圧低減用の圧油が供給されることになって、動差圧が急
速に減衰し、フロントアタッチメント4のみならず機体
全体の振動が抑制されて、機体振動に伴うオペレータの
疲労を軽減できると共に、操作性、作業性の向上に貢献
できる。
【0024】さらに、このものにおいて、ブームシリン
ダ8の伸縮作動を停止させるべく操作した場合、制御部
16は、該停止操作がなされた時点のブーム揺動角度R
dを目標値として記憶し、そして現在のブーム揺動角度
Rを上記目標値Rdとするための圧油供給制御を行うよ
うサーボ弁17に対して変位制御指令を出力することに
なる。この結果、ブームシリンダ8には、現在のブーム
揺動角度Rを停止操作した時点の揺動角度Rdにするた
めの圧油供給がサブ油圧ポンプ15からなされることに
なって、操作レバー14が停止操作されている状態にお
いて、前記サーボ弁17がフロントアタッチメント4の
重力を受けてリークしてブーム5が自然降下してしまう
ような不具合を回避することができる。しかもこの場
合、ブームシリンダ8が伸縮作動中であるか否かをパイ
ロット圧力検知センサ24、25により検知し、そして
伸縮作動中である場合には前記変位制御は行われない設
定になっているから、ブームシリンダ8の伸縮作動中に
変位制御用の圧油がブームシリンダ8に供給されてしま
うような不具合が発生する惧れはない。
【0025】さらに、前述の動差圧制御においては、動
差圧成分だけを通過させる第一フィルタ(バンドパスフ
ィルタ)29を用い、また変位制御においては、静成分
だけを通過させる第二フィルタ(位相遅れ補償フィル
タ)10を用いているため、両制御は互いに干渉するこ
となく行うことができる。
【0026】また、前記動差圧制御用および変位制御用
の圧油は、ブームシリンダ8の伸縮作動を行うメイン油
路Aに対して並列状に設けられたサブ油路Bから供給さ
れる構成となっているため、従来の油圧回路を大幅に変
更することなく本発明を実施できるという利点がある。
さらに、前記サブ油路Bにはアキュムレータ11が設け
られていて、ブームシリンダ8への圧油供給時には該ア
キュムレータ11から圧油が放出されることでサブ油路
Bの圧力低下を防ぐことができ、良好な制振性能を確保
できる。しかも、全作業時間に対して制振用の圧油供給
がなされる時間は短く、そして不必要時にアキュムレー
タ11に蓄えておいた圧油を制振制御時に利用するもの
であるから、サブ油圧ポンプ15はメイン油圧ポンプ1
2に比して小型、低馬力のもので良く、省エネルギーの
観点からも好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの概略側面図である。
【図2】ブームシリンダの圧油供給回路および制御部の
構成を示す図である。
【図3】第一、第二フィルタの周波数特性を示す図であ
る。
【図4】アキュムレータの作用説明図である。
【符号の説明】
5 ブーム 8 ブームシリンダ 11 アキュムレータ 12 メイン油圧ポンプ 14 操作レバー 15 サブ油圧ポンプ 16 制御部 17 サーボ弁 21 伸長側シリンダ圧力検知センサ 22 縮小側シリンダ圧力検知センサ 23 ブーム角度検知センサ 24 伸長側パイロット圧力検知センサ 25 縮小側パイロット圧力検知センサ 26 差圧演算器 27 差圧偏差演算器 29 第一フィルタ 35 記憶器 36 変位偏差演算器 37 第二フィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−13546(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02F 9/22 F15B 11/024 F15B 11/028 G05D 19/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メイン油圧ポンプからの圧油供給に基づ
    き伸縮作動する油圧シリンダを備えてなる作業機械にお
    いて、該油圧シリンダの圧力を検知する圧力検知手段
    と、前記メイン油圧ポンプとは別経路で油圧シリンダに
    圧油を供給するサブ油圧ポンプと、該サブ油圧ポンプか
    ら油圧シリンダへの圧油供給制御を行うサーボ弁と、
    圧シリンダの変位量または油圧シリンダにより動作する
    動作体の変位量を検知する変位検知手段と、油圧シリン
    ダの伸縮作動を行うべく操作される操作具の操作状態を
    検知する操作状態検知手段と、前記サーボ弁に制御指令
    を出力する制御部とを設けるにあたり、該制御部に、圧
    力検知手段からの入力信号に基づいて油圧シリンダに生
    じる両油室管の動差圧を導出し、該導出された動差圧を
    低減するための圧油供給制御を行うようサーボ弁に対し
    て制御指令を出力する動差圧制御手段と、操作状態検知
    手段から油圧シリンダを停止させるべく操作されたこと
    の検知信号が入力された場合、現在の油圧シリンダまた
    は動作体の変位量が、前記停止操作検知があった時点の
    変位検知手段の検知値となるよう前記サーボ弁に対して
    制御指令を出力する変位制御手段とを設けると共に、
    記圧力検知手段は、油圧シリンダの伸長側、縮小側の各
    油室の圧力を検知する圧力検知センサを用いて構成さ
    れ、動差圧制御手段は、前記圧力検知センサからの検知
    値に基づいて両油室の差圧を演算する演算部と、該演算
    された差圧のうち振動性の動差圧成分を通過させるバン
    ドパスフィルタとを用いて構成され、変位検知手段は、
    操作状態検知手段から停止操作検知があった時点の油圧
    シリンダまたは動作体の変位を記憶する記憶部と、該記
    憶された変位と現在の油圧シリンダまたは動作体の変位
    との変位差を演算する演算部と、該演算された変位差の
    うち静成分を通過させる位相遅れ補償フィルタとを用い
    て構成されている作業機械における油圧シリンダの制振
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、両油室の差圧PLを
    演算するにあたり、伸長側油室の圧力をP1、受圧面積
    をA1、また縮小側油室の圧力をP2、受圧面積をA2
    とすると、前記差圧PLは、式 PL=P1−(A2/A1)・P2 で演算される 作業機械における油圧シリンダの制振装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、サブ油圧ポ
    ンプから油圧シリンダに至る油路には、該油路の圧力を
    保持するためのアキュムレータが設けられている作業機
    械における油圧シリンダの制振装置。
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