JP3145925B2 - 車輌用前照灯 - Google Patents
車輌用前照灯Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/40—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades
- F21S41/43—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by screens, non-reflecting members, light-shielding members or fixed shades characterised by the shape thereof
- F21S41/435—Hoods or cap-shaped
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/10—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source
- F21S41/14—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
- F21S41/17—Discharge light sources
- F21S41/172—High-intensity discharge light sources
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F21—LIGHTING
- F21S—NON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
- F21S41/00—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
- F21S41/30—Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
- F21S41/32—Optical layout thereof
- F21S41/33—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
- F21S41/334—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
- F21S41/336—Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors with discontinuity at the junction between adjacent areas
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、放電バルブを備
えた車輌用前照灯、特に、副灯配光パターン形成用の前
照灯に関するものである。
えた車輌用前照灯、特に、副灯配光パターン形成用の前
照灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放電バルブは高輝度照射が可能なことか
ら、近年、車輌用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。
ら、近年、車輌用前照灯の光源としても採用されるよう
になってきている。
【0003】このような放電バルブを備えた前照灯にお
いて、斜めカットラインおよび水平カットラインを有す
る副灯配光パターンを形成するようにした場合には、遠
方視認性に優れかつ幅広い照射角を有する副灯配光パタ
ーンを得ることができる。
いて、斜めカットラインおよび水平カットラインを有す
る副灯配光パターンを形成するようにした場合には、遠
方視認性に優れかつ幅広い照射角を有する副灯配光パタ
ーンを得ることができる。
【0004】この副灯配光パターンの形成を、複数の反
射面素子からなる反射面を有するリフレクタを用い、こ
れら各反射面素子で放電バルブからの光を反射制御する
ことによって行うように構成された前照灯も提案されて
いる。
射面素子からなる反射面を有するリフレクタを用い、こ
れら各反射面素子で放電バルブからの光を反射制御する
ことによって行うように構成された前照灯も提案されて
いる。
【0005】上記のようにリフレクタ反射面を複数の反
射面素子で構成するようにした場合には、反射面素子相
互を左右に区分けする境界線のみならず、これらを上下
に区分けする境界線が反射面に形成されることが多い。
射面素子で構成するようにした場合には、反射面素子相
互を左右に区分けする境界線のみならず、これらを上下
に区分けする境界線が反射面に形成されることが多い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リフレ
クタ反射面に、反射面素子相互を上下に区分けする境界
線(以下単に「上下境界線」という。)を不用意に形成
した場合には、次のような問題がある。
クタ反射面に、反射面素子相互を上下に区分けする境界
線(以下単に「上下境界線」という。)を不用意に形成
した場合には、次のような問題がある。
【0007】すなわち、図8に示すように、リフレクタ
16の反射面22に上下境界線Lが存在する場合、この
上下境界線Lにおいて反射面22が不連続となるため、
反射面22にアルミ蒸着処理を施す際に塗布されるアン
ダーコート用塗料によって上下境界線L周辺に塗料溜ま
りBが形成されてしまう。この塗料溜まりBは、同図
(a)に示すように上下境界線Lが下向き段差で構成さ
れている場合、また同図(b)に示すように上下境界線
Lが上向き段差で構成されている場合、さらには同図
(c)に示すように上下境界線Lが突条で構成されてい
る場合、のいずれにおいても形成されるものである。そ
して、上記塗料溜まりBに入射した放電バルブ18から
の光は、所期の方向とは異なる方向に反射して上方散乱
光Ruを発生させ、対向車のドライバ等に対してグレア
を与える原因となる、このような上下境界線部分からの
上方散乱光は、ハロゲンバルブ等を光源とする従来の前
照灯においては実用上特に問題とならなかったが、放電
バルブを光源とする前照灯においては光源のパワーが非
常に大きいため新たに問題として生じてきている。
16の反射面22に上下境界線Lが存在する場合、この
上下境界線Lにおいて反射面22が不連続となるため、
反射面22にアルミ蒸着処理を施す際に塗布されるアン
ダーコート用塗料によって上下境界線L周辺に塗料溜ま
りBが形成されてしまう。この塗料溜まりBは、同図
(a)に示すように上下境界線Lが下向き段差で構成さ
れている場合、また同図(b)に示すように上下境界線
Lが上向き段差で構成されている場合、さらには同図
(c)に示すように上下境界線Lが突条で構成されてい
る場合、のいずれにおいても形成されるものである。そ
して、上記塗料溜まりBに入射した放電バルブ18から
の光は、所期の方向とは異なる方向に反射して上方散乱
光Ruを発生させ、対向車のドライバ等に対してグレア
を与える原因となる、このような上下境界線部分からの
上方散乱光は、ハロゲンバルブ等を光源とする従来の前
照灯においては実用上特に問題とならなかったが、放電
バルブを光源とする前照灯においては光源のパワーが非
常に大きいため新たに問題として生じてきている。
【0008】本願発明は、このような事情に鑑みてなさ
れたものであって、リフレクタ反射面を構成する複数の
反射面素子により放電バルブからの光を制御するように
構成された副灯配光パターン形成用の前照灯において、
上記反射面上の上下境界線部分からの上方散乱光による
グレア発生を低減することができる車輌用前照灯を提供
することを目的とするものである。
れたものであって、リフレクタ反射面を構成する複数の
反射面素子により放電バルブからの光を制御するように
構成された副灯配光パターン形成用の前照灯において、
上記反射面上の上下境界線部分からの上方散乱光による
グレア発生を低減することができる車輌用前照灯を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記反射面
上のすべての上下境界線部分からグレア発生に直結する
上方散乱光が発生するわけではなく、斜めおよび水平カ
ットライン形成用の反射面領域およびその上方近傍領域
に上下境界線が存在する場合に、その塗料溜まりからの
上方散乱光がカットライン上方に比較的明るい光となっ
て照射されて対向車のドライバ等に対してグレアを与え
る、という点に着目し、上記領域内には上下境界線を存
在させない反射面素子構成とすることにより、上記目的
達成を図るようにしたものである。
上のすべての上下境界線部分からグレア発生に直結する
上方散乱光が発生するわけではなく、斜めおよび水平カ
ットライン形成用の反射面領域およびその上方近傍領域
に上下境界線が存在する場合に、その塗料溜まりからの
上方散乱光がカットライン上方に比較的明るい光となっ
て照射されて対向車のドライバ等に対してグレアを与え
る、という点に着目し、上記領域内には上下境界線を存
在させない反射面素子構成とすることにより、上記目的
達成を図るようにしたものである。
【0010】すなわち、本願第1の発明は、請求項1に
記載したように、放電バルブと、この放電バルブからの
光を前方へ反射させる複数の反射面素子からなる反射面
を有するリフレクタとを備えてなり、上記各反射面素子
からの反射光を制御することにより斜めカットラインお
よび水平カットラインを有する副灯配光パターンを形成
するように構成された車輌用前照灯において、上記複数
の反射面素子のうち、斜めカットライン形成用反射面素
子および水平カットライン形成用反射面素子が、上記リ
フレクタの光軸を通る仰角15°の傾斜平面と上記反射
面との交線よりも上方まで延長形成されている、ことを
特徴とするものであり、また、本願第2の発明は、請求
項2に記載したように、放電バルブと、この放電バルブ
からの光を前方へ反射させる複数の反射面素子からなる
反射面を有するリフレクタとを備えてなり、上記各反射
面素子からの反射光を制御することにより斜めカットラ
インおよび水平カットラインを有する副灯配光パターン
を形成するように構成された車輌用前照灯において、上
記複数の反射面素子のうち、斜めカットライン形成用反
射面素子および水平カットライン形成用反射面素子が、
上記リフレクタの光軸の上方15mmの位置を通る水平
面と上記反射面との交線よりも上方まで延長形成されて
いる、ことを特徴とするものである。
記載したように、放電バルブと、この放電バルブからの
光を前方へ反射させる複数の反射面素子からなる反射面
を有するリフレクタとを備えてなり、上記各反射面素子
からの反射光を制御することにより斜めカットラインお
よび水平カットラインを有する副灯配光パターンを形成
するように構成された車輌用前照灯において、上記複数
の反射面素子のうち、斜めカットライン形成用反射面素
子および水平カットライン形成用反射面素子が、上記リ
フレクタの光軸を通る仰角15°の傾斜平面と上記反射
面との交線よりも上方まで延長形成されている、ことを
特徴とするものであり、また、本願第2の発明は、請求
項2に記載したように、放電バルブと、この放電バルブ
からの光を前方へ反射させる複数の反射面素子からなる
反射面を有するリフレクタとを備えてなり、上記各反射
面素子からの反射光を制御することにより斜めカットラ
インおよび水平カットラインを有する副灯配光パターン
を形成するように構成された車輌用前照灯において、上
記複数の反射面素子のうち、斜めカットライン形成用反
射面素子および水平カットライン形成用反射面素子が、
上記リフレクタの光軸の上方15mmの位置を通る水平
面と上記反射面との交線よりも上方まで延長形成されて
いる、ことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の作用効果】一般に、図9に示すように、副灯配
光パターンPにおいて斜めカットラインCL1および水
平カットラインCL2を形成する配光パターンPA′お
よびPB′は、同図のリフレクタ16の反射面22にお
いて斜線で示す領域22A′および22B′からの反射
光によって形成されるが、これら領域22A′、22
B′内およびその上方近傍領域に上記上下境界線が存在
する場合、その塗料溜まりからの上方散乱光はカットラ
インCL1、CL2の上方に比較的明るい光となって照
射されるため、対向車のドライバ等に対してグレアを与
える原因となる。
光パターンPにおいて斜めカットラインCL1および水
平カットラインCL2を形成する配光パターンPA′お
よびPB′は、同図のリフレクタ16の反射面22にお
いて斜線で示す領域22A′および22B′からの反射
光によって形成されるが、これら領域22A′、22
B′内およびその上方近傍領域に上記上下境界線が存在
する場合、その塗料溜まりからの上方散乱光はカットラ
インCL1、CL2の上方に比較的明るい光となって照
射されるため、対向車のドライバ等に対してグレアを与
える原因となる。
【0012】この点、本願第1の発明においては、反射
面を構成する複数の反射面素子のうち、斜めカットライ
ン形成用反射面素子および水平カットライン形成用反射
面素子が、リフレクタの光軸を通る仰角15°の傾斜平
面と上記反射面との交線よりも上方まで延長形成されて
おり、この領域内には上下境界線が存在しないので、カ
ットライン上方に比較的明るい光となって照射されるよ
うな上方散乱光の原因となる塗料溜まりが発生するおそ
れがない。
面を構成する複数の反射面素子のうち、斜めカットライ
ン形成用反射面素子および水平カットライン形成用反射
面素子が、リフレクタの光軸を通る仰角15°の傾斜平
面と上記反射面との交線よりも上方まで延長形成されて
おり、この領域内には上下境界線が存在しないので、カ
ットライン上方に比較的明るい光となって照射されるよ
うな上方散乱光の原因となる塗料溜まりが発生するおそ
れがない。
【0013】ここに「仰角15°」と設定したのは、以
下の理由による。すなわち、まず「仰角」で設定したの
は、リフレクタの光軸の左右両側の反射面領域において
は、上記光軸から離れた部位ほどその上方領域までカッ
トライン近傍に像を形成するからであり、また、「15
°」と設定したのは、上下境界線が存在している場合に
明るい上方散乱光が照射されるおそれのある領域が上記
15°以下の範囲内に含まれるからである。
下の理由による。すなわち、まず「仰角」で設定したの
は、リフレクタの光軸の左右両側の反射面領域において
は、上記光軸から離れた部位ほどその上方領域までカッ
トライン近傍に像を形成するからであり、また、「15
°」と設定したのは、上下境界線が存在している場合に
明るい上方散乱光が照射されるおそれのある領域が上記
15°以下の範囲内に含まれるからである。
【0014】また、本願第2の発明においては、斜めカ
ットライン形成用反射面素子および水平カットライン形
成用反射面素子が、リフレクタの光軸の上方15mmの
位置を通る水平面と上記反射面との交線よりも上方まで
延長形成されており、この領域内には上下境界線が存在
しないので、カットライン上方に比較的明るい光となっ
て照射されるような上方散乱光の原因となる塗料溜まり
が発生するおそれがない。
ットライン形成用反射面素子および水平カットライン形
成用反射面素子が、リフレクタの光軸の上方15mmの
位置を通る水平面と上記反射面との交線よりも上方まで
延長形成されており、この領域内には上下境界線が存在
しないので、カットライン上方に比較的明るい光となっ
て照射されるような上方散乱光の原因となる塗料溜まり
が発生するおそれがない。
【0015】ここに「上方15mmの位置」と設定した
のは、以下の理由による。すなわち、本来は本願第1の
発明のように「仰角15°」と設定すべきであるが、副
灯配光パターン形成用の車輌用前照灯においては、その
リフレクタの左右幅寸法が極端に大きくなることはな
く、したがって仰角ではなく高さ位置を用いても略同一
領域を近似的に設定することが可能であり、その際の高
さ位置として「上方15mmの位置」と設定すれば「仰
角15°」と設定したのと略同等の作用効果を得ること
ができるからである。
のは、以下の理由による。すなわち、本来は本願第1の
発明のように「仰角15°」と設定すべきであるが、副
灯配光パターン形成用の車輌用前照灯においては、その
リフレクタの左右幅寸法が極端に大きくなることはな
く、したがって仰角ではなく高さ位置を用いても略同一
領域を近似的に設定することが可能であり、その際の高
さ位置として「上方15mmの位置」と設定すれば「仰
角15°」と設定したのと略同等の作用効果を得ること
ができるからである。
【0016】以上のことから、本願発明によれば、リフ
レクタ反射面を構成する複数の反射面素子により放電バ
ルブからの光を制御するように構成された副灯配光パタ
ーン形成用の車輌用前照灯において、上記反射面上の上
下境界線部分からの上方散乱光によるグレア発生を低減
することができる。
レクタ反射面を構成する複数の反射面素子により放電バ
ルブからの光を制御するように構成された副灯配光パタ
ーン形成用の車輌用前照灯において、上記反射面上の上
下境界線部分からの上方散乱光によるグレア発生を低減
することができる。
【0017】上記「斜めカットライン形成用反射面素
子」は、その反射光により斜めカットラインに沿った斜
め配光パターンを形成するよう、鉛直方向に対して所定
角度傾斜した方向に一直線状に延びるものであってもよ
いが、請求項3に記載したように、鉛直方向に対して所
定角度傾斜した方向に延びる下部領域と、上記所定角度
傾斜した方向よりも鉛直方向寄りの方向に延びる上部延
長領域とからなり、下部領域からの反射光により斜めカ
ットラインに沿った斜め配光パターンを形成するととも
に、上部延長領域からの反射光により斜め配光パターン
の下方において略水平方向に延びる略水平配光パターン
を形成するように構成すれば、斜め配光パターンのみが
必要以上に明るくなってしまうのを防止することがで
き、略水平配光パターンにより自車線側の路肩部分を照
射することができる等、副灯配光パターンをより好まし
いものとすることができる。
子」は、その反射光により斜めカットラインに沿った斜
め配光パターンを形成するよう、鉛直方向に対して所定
角度傾斜した方向に一直線状に延びるものであってもよ
いが、請求項3に記載したように、鉛直方向に対して所
定角度傾斜した方向に延びる下部領域と、上記所定角度
傾斜した方向よりも鉛直方向寄りの方向に延びる上部延
長領域とからなり、下部領域からの反射光により斜めカ
ットラインに沿った斜め配光パターンを形成するととも
に、上部延長領域からの反射光により斜め配光パターン
の下方において略水平方向に延びる略水平配光パターン
を形成するように構成すれば、斜め配光パターンのみが
必要以上に明るくなってしまうのを防止することがで
き、略水平配光パターンにより自車線側の路肩部分を照
射することができる等、副灯配光パターンをより好まし
いものとすることができる。
【0018】さらに、その際、請求項4に記載したよう
に、斜めカットライン形成用反射面素子の下部領域と上
部延長領域との間に、斜め配光パターンと略水平配光パ
ターンとの間に位置する中間的配光パターンを形成する
中間領域を形成するようにすれば、斜め配光パターンと
略水平配光パターンとの連続性を確保することができ、
光ムラの少ない副灯配光パターンを得ることができる。
に、斜めカットライン形成用反射面素子の下部領域と上
部延長領域との間に、斜め配光パターンと略水平配光パ
ターンとの間に位置する中間的配光パターンを形成する
中間領域を形成するようにすれば、斜め配光パターンと
略水平配光パターンとの連続性を確保することができ、
光ムラの少ない副灯配光パターンを得ることができる。
【0019】ところで、斜めカットライン形成用反射面
素子が一直線状に形成されていない場合であっても、そ
の下部領域から上部延長領域までその反射光の拡散偏向
角度が等しい値に設定されていれば、下部領域と上部延
長領域との間に境界線が形成されることはないが、副灯
配光パターンをより一層好ましいものとしようとした場
合には、斜め配光パターンと略水平配光パターンとでそ
の拡散偏向角度を異なったものとすることが要求される
(通常、略水平配光パターンの拡散角は斜め配光パター
ンのそれよりも大きな値に設定するのが望ましい)。
素子が一直線状に形成されていない場合であっても、そ
の下部領域から上部延長領域までその反射光の拡散偏向
角度が等しい値に設定されていれば、下部領域と上部延
長領域との間に境界線が形成されることはないが、副灯
配光パターンをより一層好ましいものとしようとした場
合には、斜め配光パターンと略水平配光パターンとでそ
の拡散偏向角度を異なったものとすることが要求される
(通常、略水平配光パターンの拡散角は斜め配光パター
ンのそれよりも大きな値に設定するのが望ましい)。
【0020】そこで、このような場合には、請求項5に
記載したように、斜めカットライン形成用反射面素子の
下部領域と上部延長領域との間に中間領域を形成した上
で、この中間領域からの反射光の拡散偏向角度を、その
下端部から上端部にかけて、下部領域における反射光の
拡散偏向角度設定値から上部延長領域における反射光の
拡散偏向角度設定値へ徐変するような値に設定するよう
にすれば、斜め配光パターンと略水平配光パターンとの
拡散偏向角度が異なっていても、下部領域と上部延長領
域との間に境界線が形成されるのを防止することがで
き、しかも、中間的配光パターンによる斜め配光パター
ンと略水平配光パターンとの連続性を一層高めることが
でき、光ムラのより少ない副灯配光パターンを得ること
ができる。
記載したように、斜めカットライン形成用反射面素子の
下部領域と上部延長領域との間に中間領域を形成した上
で、この中間領域からの反射光の拡散偏向角度を、その
下端部から上端部にかけて、下部領域における反射光の
拡散偏向角度設定値から上部延長領域における反射光の
拡散偏向角度設定値へ徐変するような値に設定するよう
にすれば、斜め配光パターンと略水平配光パターンとの
拡散偏向角度が異なっていても、下部領域と上部延長領
域との間に境界線が形成されるのを防止することがで
き、しかも、中間的配光パターンによる斜め配光パター
ンと略水平配光パターンとの連続性を一層高めることが
でき、光ムラのより少ない副灯配光パターンを得ること
ができる。
【0021】その具体的構成としては、例えば、請求項
6に記載したように、下部領域および上部延長領域の左
右両側縁を各々焦点距離f1、f2の放物線形状に設定
しておき、これに対応させて、中間領域の左右両側縁に
ついても各々焦点距離f1、f2の放物線形状に設定し
て中間領域の曲面形成を行うようにするようにすればよ
い。
6に記載したように、下部領域および上部延長領域の左
右両側縁を各々焦点距離f1、f2の放物線形状に設定
しておき、これに対応させて、中間領域の左右両側縁に
ついても各々焦点距離f1、f2の放物線形状に設定し
て中間領域の曲面形成を行うようにするようにすればよ
い。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本願発明の
実施の形態について説明する。
実施の形態について説明する。
【0023】図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌
用前照灯を示す正面図であり、図2は、その側断面図で
ある。
用前照灯を示す正面図であり、図2は、その側断面図で
ある。
【0024】これらの図に示すように、本実施形態に係
る前照灯10は、レンズ12とボディ14とで形成され
る空間内に、放電バルブ18およびシェード20が取り
付けられたリフレクタ16が上下方向および左右方向に
傾動可能に設けられてなり、図3(b)に示すような斜
めカットライン(15°カットライン)CL1および水
平カットラインCL2を有する左配光の副灯配光パター
ンPを形成するように構成されている。
る前照灯10は、レンズ12とボディ14とで形成され
る空間内に、放電バルブ18およびシェード20が取り
付けられたリフレクタ16が上下方向および左右方向に
傾動可能に設けられてなり、図3(b)に示すような斜
めカットライン(15°カットライン)CL1および水
平カットラインCL2を有する左配光の副灯配光パター
ンPを形成するように構成されている。
【0025】上記レンズ12は素通しレンズであって、
上記副灯配光パターンPはリフレクタ16により形成さ
れるようになっている。
上記副灯配光パターンPはリフレクタ16により形成さ
れるようになっている。
【0026】すなわち、上記リフレクタ16の反射面2
2は、前後方向に延びる光軸Axを中心軸とする回転放
物面を基準面として設定するとともに、この基準面を複
数のセグメントに区分けしてこれら各セグメントに上記
基準面とは曲率の異なる反射面素子22sを割り付ける
ことにより構成されている。そして、上記各反射面素子
22sの曲率を適当な値に設定することにより、上記基
準面からの反射光により形成される図3(a)の配光パ
ターンPoを基にして、図3(b)の副灯配光パターン
Pを得るようにしている。
2は、前後方向に延びる光軸Axを中心軸とする回転放
物面を基準面として設定するとともに、この基準面を複
数のセグメントに区分けしてこれら各セグメントに上記
基準面とは曲率の異なる反射面素子22sを割り付ける
ことにより構成されている。そして、上記各反射面素子
22sの曲率を適当な値に設定することにより、上記基
準面からの反射光により形成される図3(a)の配光パ
ターンPoを基にして、図3(b)の副灯配光パターン
Pを得るようにしている。
【0027】上記放電バルブ18は、メタルハライド放
電バルブであって、その光軸(基準軸)をリフレクタ1
6の光軸Axと一致させるとともに、その発光部(アー
ク)18aをリフレクタ16の基準面たる回転放物面の
焦点位置Fよりもやや前方に位置させるようにして、リ
フレクタ16に取り付けられている。上記放電バルブ1
8は、その点灯のために高電圧を必要とするため、バル
ブソケット24および高圧コード26を介して点灯回路
(図示せず)に接続されている。また、上記リフレクタ
16の前方には、エクステンション28が設けられてい
る。
電バルブであって、その光軸(基準軸)をリフレクタ1
6の光軸Axと一致させるとともに、その発光部(アー
ク)18aをリフレクタ16の基準面たる回転放物面の
焦点位置Fよりもやや前方に位置させるようにして、リ
フレクタ16に取り付けられている。上記放電バルブ1
8は、その点灯のために高電圧を必要とするため、バル
ブソケット24および高圧コード26を介して点灯回路
(図示せず)に接続されている。また、上記リフレクタ
16の前方には、エクステンション28が設けられてい
る。
【0028】上記シェード20は、放電バルブ18の前
方を覆うカップ状の先端部20aと、この先端部20a
から放電バルブ18の下側を略半円筒状に覆うようにし
て後方へ延び、後端部においてリフレクタ16に固定さ
れた半円筒部20bとからなり、上記先端部20aによ
って、放電バルブ18から灯具前方へ向かう直射光を遮
蔽するとともに、上記半円筒部20bによって、放電バ
ルブ18からリフレクタ16の反射面22の下部領域へ
向かう光を遮蔽するようになっている。そして、上記半
円筒部20bの右側(灯具前方へ向かって右側、以下同
様)上端縁20b1によって上記斜めカットラインCL
1を形成するとともに、左側上端縁20b2によって上
記水平カットラインCL2を形成するようになってい
る。
方を覆うカップ状の先端部20aと、この先端部20a
から放電バルブ18の下側を略半円筒状に覆うようにし
て後方へ延び、後端部においてリフレクタ16に固定さ
れた半円筒部20bとからなり、上記先端部20aによ
って、放電バルブ18から灯具前方へ向かう直射光を遮
蔽するとともに、上記半円筒部20bによって、放電バ
ルブ18からリフレクタ16の反射面22の下部領域へ
向かう光を遮蔽するようになっている。そして、上記半
円筒部20bの右側(灯具前方へ向かって右側、以下同
様)上端縁20b1によって上記斜めカットラインCL
1を形成するとともに、左側上端縁20b2によって上
記水平カットラインCL2を形成するようになってい
る。
【0029】図1に2点鎖線で示すように、上記リフレ
クタ16の反射面22には、上記右側上端縁20b1お
よび左側上端縁20b2により、放電バルブ18の発光
部18aからの光の影線SL1およびSL2が形成され
ることとなる。
クタ16の反射面22には、上記右側上端縁20b1お
よび左側上端縁20b2により、放電バルブ18の発光
部18aからの光の影線SL1およびSL2が形成され
ることとなる。
【0030】図1において、左上向き斜線で示す反射面
領域22Aを構成する各反射面素子22Asは、上記影
線SL1と直交するよう鉛直方向に対して15°左側に
傾斜して上下方向に延びており、これら各反射面素子2
2Asからの反射光の集積により、図3(b)に示すよ
うな斜めカットラインCL1を有する配光パターンPA
を形成するようになっている。これら斜めカットライン
形成用反射面素子たる反射面素子22Asは、リフレク
タ16の光軸Axを通る仰角15°の傾斜平面と反射面
22との交線L1よりも上方まで延長形成されている。
その際、上記各反射面素子22Asの上部延長領域22
Asbは、その下部領域22Asaに対して左側への傾
斜角が小さく、あるいは左側への傾斜角零に設定されて
いるが、これら上部延長領域22Asbおよび下部領域
22Asaは連続的な面形状で形成されている。
領域22Aを構成する各反射面素子22Asは、上記影
線SL1と直交するよう鉛直方向に対して15°左側に
傾斜して上下方向に延びており、これら各反射面素子2
2Asからの反射光の集積により、図3(b)に示すよ
うな斜めカットラインCL1を有する配光パターンPA
を形成するようになっている。これら斜めカットライン
形成用反射面素子たる反射面素子22Asは、リフレク
タ16の光軸Axを通る仰角15°の傾斜平面と反射面
22との交線L1よりも上方まで延長形成されている。
その際、上記各反射面素子22Asの上部延長領域22
Asbは、その下部領域22Asaに対して左側への傾
斜角が小さく、あるいは左側への傾斜角零に設定されて
いるが、これら上部延長領域22Asbおよび下部領域
22Asaは連続的な面形状で形成されている。
【0031】一方、図1において、右上向き斜線で示す
反射面領域22Bを構成する各反射面素子22Bsは、
上記影線SL2と直交するように上下方向に真っ直ぐ延
びており、これら各反射面素子22Bsからの反射光の
集積により、図3(b)に示すような水平カットライン
CL2を有する配光パターンPBを形成するようになっ
ている。これら水平カットライン形成用反射面素子たる
反射面素子22Bsは、リフレクタ16の光軸Axを通
る仰角15°の傾斜平面と反射面22との交線L2より
も上方まで延長形成されている。上記各反射面素子22
Asは、その下部領域から上部延長領域まで連続的な面
形状で形成されている。
反射面領域22Bを構成する各反射面素子22Bsは、
上記影線SL2と直交するように上下方向に真っ直ぐ延
びており、これら各反射面素子22Bsからの反射光の
集積により、図3(b)に示すような水平カットライン
CL2を有する配光パターンPBを形成するようになっ
ている。これら水平カットライン形成用反射面素子たる
反射面素子22Bsは、リフレクタ16の光軸Axを通
る仰角15°の傾斜平面と反射面22との交線L2より
も上方まで延長形成されている。上記各反射面素子22
Asは、その下部領域から上部延長領域まで連続的な面
形状で形成されている。
【0032】なお、図3(a)に示す配光パターンPA
oおよびPBoは、上記反射面22が仮に上述の基準面
のままであるとした場合において、上記各反射面領域2
2Aおよび22Bからの反射光により形成される配光パ
ターンである。
oおよびPBoは、上記反射面22が仮に上述の基準面
のままであるとした場合において、上記各反射面領域2
2Aおよび22Bからの反射光により形成される配光パ
ターンである。
【0033】次に、本実施形態の作用について説明す
る。
る。
【0034】仮に、リフレクタ16の反射面22におい
て、リフレクタ16の光軸Axの左右両側に位置する反
射面領域に上下境界線が存在する場合には、この上下境
界線部分に形成される塗料溜まりからの上方散乱光がカ
ットラインCL1、CL2の上方に比較的明るい光とな
って照射され、対向車のドライバ等に対してグレアを与
える原因となるが、本実施形態においては、上記カット
ラインCL1、CL2を形成する反射面領域の各反射面
素子22As、22Bsが、上記光軸Axを通る仰角1
5°の傾斜平面と反射面22との交線L1、L1よりも
上方まで延長形成されており、リフレクタ16の光軸A
xの左右両側の反射面領域には上下境界線が存在しない
ので、上方散乱光の原因となる塗料溜まりが発生するお
それがない。
て、リフレクタ16の光軸Axの左右両側に位置する反
射面領域に上下境界線が存在する場合には、この上下境
界線部分に形成される塗料溜まりからの上方散乱光がカ
ットラインCL1、CL2の上方に比較的明るい光とな
って照射され、対向車のドライバ等に対してグレアを与
える原因となるが、本実施形態においては、上記カット
ラインCL1、CL2を形成する反射面領域の各反射面
素子22As、22Bsが、上記光軸Axを通る仰角1
5°の傾斜平面と反射面22との交線L1、L1よりも
上方まで延長形成されており、リフレクタ16の光軸A
xの左右両側の反射面領域には上下境界線が存在しない
ので、上方散乱光の原因となる塗料溜まりが発生するお
それがない。
【0035】したがって、本実施形態によれば、リフレ
クタ反射面を構成する複数の反射面素子により放電バル
ブからの光を制御するように構成された副灯配光パター
ン形成用の車輌用前照灯において、上記反射面上の上下
境界線部分からの上方散乱光によるグレア発生を低減す
ることができる。
クタ反射面を構成する複数の反射面素子により放電バル
ブからの光を制御するように構成された副灯配光パター
ン形成用の車輌用前照灯において、上記反射面上の上下
境界線部分からの上方散乱光によるグレア発生を低減す
ることができる。
【0036】上記実施形態においては、リフレクタ16
の光軸Axの左右両側の反射面領域に上下境界線を形成
しないようにするため、リフレクタ16の光軸Axを通
る仰角15°の傾斜平面と反射面22との交線L1、L
2よりも上方まで上記各反射面素子22As、22Bs
が延長形成されているが、図1に示すように、上記各反
射面素子22As、22Bsは、リフレクタ16の光軸
Axの上方15mmの位置を通る水平面と反射面22と
の交線L3に対しても、その上方まで延長形成されてい
るので、塗料溜まりに起因する上方散乱光によるグレア
発生の低減を一層効果的に行うことができる。
の光軸Axの左右両側の反射面領域に上下境界線を形成
しないようにするため、リフレクタ16の光軸Axを通
る仰角15°の傾斜平面と反射面22との交線L1、L
2よりも上方まで上記各反射面素子22As、22Bs
が延長形成されているが、図1に示すように、上記各反
射面素子22As、22Bsは、リフレクタ16の光軸
Axの上方15mmの位置を通る水平面と反射面22と
の交線L3に対しても、その上方まで延長形成されてい
るので、塗料溜まりに起因する上方散乱光によるグレア
発生の低減を一層効果的に行うことができる。
【0037】なお、上記各反射面素子22As、22B
sが、上記交線L3に対してのみその上方まで延長形成
され、上記交線L1、L2に対してはその上方まで延長
形成されていない場合においても、リフレクタ16の左
右幅寸法が図1に示す程度以下の大きさであれば、上記
各反射面素子22As、22Bsが上記交線L1、L2
に対してのみその上方まで延長形成されている場合と略
同程度に、塗料溜まりに起因する上方散乱光によるグレ
ア発生の低減を図ることができる。
sが、上記交線L3に対してのみその上方まで延長形成
され、上記交線L1、L2に対してはその上方まで延長
形成されていない場合においても、リフレクタ16の左
右幅寸法が図1に示す程度以下の大きさであれば、上記
各反射面素子22As、22Bsが上記交線L1、L2
に対してのみその上方まで延長形成されている場合と略
同程度に、塗料溜まりに起因する上方散乱光によるグレ
ア発生の低減を図ることができる。
【0038】次に、本実施形態の第1の変形例について
説明する。
説明する。
【0039】図4は、本変形例を示す、反射面22の要
部正面図である。
部正面図である。
【0040】上記実施形態においては、図4に破線で示
すように、各斜めカットライン形成用反射面素子22A
sは、その下部領域22Asaの上端部から上部延長領
域22Asbが折れ曲がるようにして上方に延びている
が、本変形例においては、下部領域22Asaと上部延
長領域22Asbとの間に円弧状に延びる中間領域22
Asmが形成されており、この中間領域22Asmによ
り下部領域22Asaと上部延長領域22Asbとを滑
らかにつなぐように構成されている。本変形例において
は、これら下部領域22Asa、中間領域22Asmお
よび上部延長領域22Asbは、同一断面形状に設定さ
れており、したがって、その反射光の拡散偏向角度はす
べて同じ値に設定されている。
すように、各斜めカットライン形成用反射面素子22A
sは、その下部領域22Asaの上端部から上部延長領
域22Asbが折れ曲がるようにして上方に延びている
が、本変形例においては、下部領域22Asaと上部延
長領域22Asbとの間に円弧状に延びる中間領域22
Asmが形成されており、この中間領域22Asmによ
り下部領域22Asaと上部延長領域22Asbとを滑
らかにつなぐように構成されている。本変形例において
は、これら下部領域22Asa、中間領域22Asmお
よび上部延長領域22Asbは、同一断面形状に設定さ
れており、したがって、その反射光の拡散偏向角度はす
べて同じ値に設定されている。
【0041】次に、本変形例の作用について説明する。
【0042】図4に斜線で示す1本の斜めカットライン
形成用反射面素子22Asを取り出したとき、この反射
面素子22Asからの反射光により形成される配光パタ
ーンPAは、図5に示すようになる。
形成用反射面素子22Asを取り出したとき、この反射
面素子22Asからの反射光により形成される配光パタ
ーンPAは、図5に示すようになる。
【0043】上記実施形態の構成では、図5に破線で示
すように、下部領域22Asaからの反射光により斜め
カットラインCL1に沿った斜め配光パターンPAaが
形成され、上部延長領域22Asbからの反射光により
斜め配光パターンPAaの下方において略水平方向に延
びる略水平配光パターンPAbが形成されるので、斜め
配光パターンPAaのみが必要以上に明るくなってしま
うのを防止することができ、略水平配光パターンPAb
により自車線側の路肩部分を照射することができる等、
副灯配光パターンPをより好ましいものとすることがで
きるのであるが、図5から明らかなように、斜め配光パ
ターンPAaと略水平配光パターンPAbとがその左端
部において上下に離れるため、この部分が暗部になって
しまう。
すように、下部領域22Asaからの反射光により斜め
カットラインCL1に沿った斜め配光パターンPAaが
形成され、上部延長領域22Asbからの反射光により
斜め配光パターンPAaの下方において略水平方向に延
びる略水平配光パターンPAbが形成されるので、斜め
配光パターンPAaのみが必要以上に明るくなってしま
うのを防止することができ、略水平配光パターンPAb
により自車線側の路肩部分を照射することができる等、
副灯配光パターンPをより好ましいものとすることがで
きるのであるが、図5から明らかなように、斜め配光パ
ターンPAaと略水平配光パターンPAbとがその左端
部において上下に離れるため、この部分が暗部になって
しまう。
【0044】これに対し、本変形例のように、下部領域
22Asaと上部延長領域22Asbとの間に中間領域
22Asmを設けるようにすれば、斜め配光パターンP
Aaと略水平配光パターンPAbとの間にこれらを連続
させる中間的配光パターンを形成することができるの
で、図5に実線で示すように、暗部のない配光パターン
PAを得ることができ、これにより、光ムラの少ない副
灯配光パターンを得ることができる。
22Asaと上部延長領域22Asbとの間に中間領域
22Asmを設けるようにすれば、斜め配光パターンP
Aaと略水平配光パターンPAbとの間にこれらを連続
させる中間的配光パターンを形成することができるの
で、図5に実線で示すように、暗部のない配光パターン
PAを得ることができ、これにより、光ムラの少ない副
灯配光パターンを得ることができる。
【0045】次に、本実施形態の第2の変形例について
説明する。
説明する。
【0046】図6は、1本の斜めカットライン形成用反
射面素子22Asを取り出して示す斜視図である。
射面素子22Asを取り出して示す斜視図である。
【0047】図示の示すように、本変形例においては、
斜めカットライン形成用反射面素子22Asの下部領域
22Asaと上部延長領域22Asbとが異なる断面形
状を有しており、中間領域22Asmにより下部領域2
2Asaと上部延長領域22Asbとを滑らかに接続す
るようになっている。
斜めカットライン形成用反射面素子22Asの下部領域
22Asaと上部延長領域22Asbとが異なる断面形
状を有しており、中間領域22Asmにより下部領域2
2Asaと上部延長領域22Asbとを滑らかに接続す
るようになっている。
【0048】すなわち、図示のように、下部領域22A
saも上部延長領域22Asbも共に、その左側縁が焦
点距離f1の放物線で構成されており、その右側縁が焦
点距離f2の放物線で構成されているが、その断面形状
は、下部領域22Asaが比較的小さな曲率ρの曲線形
状に設定されているのに対して、上部延長領域22As
bは比較的大きな曲率ρ′の曲線形状に設定されてい
る。このような下部領域22Asaと上部延長領域22
Asbとを直接接続させた場合には、曲率の相違のため
に段状の境界線が形成されてしまう。
saも上部延長領域22Asbも共に、その左側縁が焦
点距離f1の放物線で構成されており、その右側縁が焦
点距離f2の放物線で構成されているが、その断面形状
は、下部領域22Asaが比較的小さな曲率ρの曲線形
状に設定されているのに対して、上部延長領域22As
bは比較的大きな曲率ρ′の曲線形状に設定されてい
る。このような下部領域22Asaと上部延長領域22
Asbとを直接接続させた場合には、曲率の相違のため
に段状の境界線が形成されてしまう。
【0049】そこで、本変形例においては、左側縁が焦
点距離f1の放物線、右側縁が焦点距離f2の放物線、
下端縁が曲率ρの曲線、上端縁が曲率ρ′の曲線、で規
定される曲面からなる中間領域22Asmを介在させる
ことにより、下部領域22Asaと上部延長領域22A
sbとを滑らかに接続するようにしている。
点距離f1の放物線、右側縁が焦点距離f2の放物線、
下端縁が曲率ρの曲線、上端縁が曲率ρ′の曲線、で規
定される曲面からなる中間領域22Asmを介在させる
ことにより、下部領域22Asaと上部延長領域22A
sbとを滑らかに接続するようにしている。
【0050】上記曲率の相違により、図7に破線で示す
ように、下部領域22Asaからの反射光により形成さ
れる斜め配光パターンPAaに比して略水平配光パター
ンPAbは拡散角が大きなものとなるが、中間領域22
Asmを設けることにより、斜め配光パターンPAaと
略水平配光パターンPAbとの間にこれらを連続させる
中間的配光パターンを形成することができるので、図7
に実線で示すように、暗部のない配光パターンPAを得
ることができる。
ように、下部領域22Asaからの反射光により形成さ
れる斜め配光パターンPAaに比して略水平配光パター
ンPAbは拡散角が大きなものとなるが、中間領域22
Asmを設けることにより、斜め配光パターンPAaと
略水平配光パターンPAbとの間にこれらを連続させる
中間的配光パターンを形成することができるので、図7
に実線で示すように、暗部のない配光パターンPAを得
ることができる。
【0051】このように本変形例によれば、斜め配光パ
ターンPAaと略水平配光パターンPAbとの拡散偏向
角度が異なっていても、下部領域22Asaと上部延長
領域22Asbとの間に境界線が形成されるのを防止す
ることができ、しかも光ムラの少ない副灯配光パターン
を得ることができる。
ターンPAaと略水平配光パターンPAbとの拡散偏向
角度が異なっていても、下部領域22Asaと上部延長
領域22Asbとの間に境界線が形成されるのを防止す
ることができ、しかも光ムラの少ない副灯配光パターン
を得ることができる。
【0052】なお、上記中間領域22Asmは、その左
右両側縁が焦点距離f1、f2の放物線形状に設定され
ているものであれば、図6に示すように下部領域22A
saと上部延長領域22Asbとを円弧状に接続するよ
うなセグメント形状でなくても、その面形状を規定する
ことが可能である。
右両側縁が焦点距離f1、f2の放物線形状に設定され
ているものであれば、図6に示すように下部領域22A
saと上部延長領域22Asbとを円弧状に接続するよ
うなセグメント形状でなくても、その面形状を規定する
ことが可能である。
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用前照灯を示
す正面図
す正面図
【図2】上記前照灯の側断面図
【図3】上記実施形態の作用を示すスクリーン配光パタ
ーン図
ーン図
【図4】上記実施形態の第1変形例を示す反射面要部正
面図
面図
【図5】第1変形例の作用を示すスクリーン配光パター
ン図
ン図
【図6】上記実施形態の第2変形例を示す、斜めカット
ライン形成用反射面素子の斜視図
ライン形成用反射面素子の斜視図
【図7】第2変形例の作用を示すスクリーン配光パター
ン図
ン図
【図8】従来例の作用を示す要部側断面図
【図9】本願発明の作用を説明するためのスクリーン配
光パターン図
光パターン図
10 前照灯 12 レンズ 14 ボディ 16 リフレクタ 18 放電バルブ 18a 発光部(アーク) 20 シェード 20b1 右側上端縁 20b2 左側上端縁 22 反射面 22s 反射面素子 22A、22B カットライン形成用の反射面領域 22As 反射面素子(斜めカットライン形成用反射面
素子) 22Bs 反射面素子(水平カットライン形成用反射面
素子) 22Asa 下部領域 22Asb 上部延長領域 22Asm 中間領域 Ax 光軸 F 焦点位置 CL1 斜めカットライン CL2 水平カットライン SL1、SL2 影線 P 副灯配光パターン PA、PB 配光パターン PAa 斜め配光パターン PAb 略水平配光パターン
素子) 22Bs 反射面素子(水平カットライン形成用反射面
素子) 22Asa 下部領域 22Asb 上部延長領域 22Asm 中間領域 Ax 光軸 F 焦点位置 CL1 斜めカットライン CL2 水平カットライン SL1、SL2 影線 P 副灯配光パターン PA、PB 配光パターン PAa 斜め配光パターン PAb 略水平配光パターン
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F21S 8/10 F21V 7/09
Claims (6)
- 【請求項1】 放電バルブと、この放電バルブからの光
を前方へ反射させる複数の反射面素子からなる反射面を
有するリフレクタとを備えてなり、上記各反射面素子か
らの反射光を制御することにより斜めカットラインおよ
び水平カットラインを有する副灯配光パターンを形成す
るように構成された車輌用前照灯において、 上記複数の反射面素子のうち、斜めカットライン形成用
反射面素子および水平カットライン形成用反射面素子
が、上記リフレクタの光軸を通る仰角15°の傾斜平面
と上記反射面との交線よりも上方まで延長形成されてい
る、ことを特徴とする車輌用前照灯。 - 【請求項2】 放電バルブと、この放電バルブからの光
を前方へ反射させる複数の反射面素子からなる反射面を
有するリフレクタとを備えてなり、上記各反射面素子か
らの反射光を制御することにより斜めカットラインおよ
び水平カットラインを有する副灯配光パターンを形成す
るように構成された車輌用前照灯において、 上記複数の反射面素子のうち、斜めカットライン形成用
反射面素子および水平カットライン形成用反射面素子
が、上記リフレクタの光軸の上方15mmの位置を通る
水平面と上記反射面との交線よりも上方まで延長形成さ
れている、ことを特徴とする車輌用前照灯。 - 【請求項3】 上記斜めカットライン形成用反射面素子
が、鉛直方向に対して所定角度傾斜した方向に延びる下
部領域と、上記所定角度傾斜した方向よりも鉛直方向寄
りの方向に延びる上部延長領域とからなり、 上記下部領域からの反射光により上記斜めカットライン
に沿った斜め配光パターンを形成するとともに、上記上
部延長領域からの反射光により上記斜め配光パターンの
下方において略水平方向に延びる略水平配光パターンを
形成するように構成されている、ことを特徴とする請求
項1または2記載の車輌用前照灯。 - 【請求項4】 上記下部領域と上記上部延長領域との間
に、上記斜め配光パターンと上記略水平配光パターンと
の間に位置する中間的配光パターンを形成する中間領域
が形成されている、ことを特徴とする請求項3記載の車
輌用前照灯。 - 【請求項5】 上記中間領域からの反射光の拡散偏向角
度が、該中間領域の下端部から上端部にかけて、上記下
部領域における反射光の拡散偏向角度設定値から上記上
部延長領域における反射光の拡散偏向角度設定値へ徐変
するような値に設定されている、ことを特徴とする請求
項4記載の車輌用前照灯。 - 【請求項6】 上記下部領域および上部延長領域の左側
縁が、焦点距離f1の放物線形状に設定されているとと
もに、上記下部領域および上部延長領域の右側縁が、焦
点距離f2の放物線形状に設定されており、 上記中間領域の左側縁が、上記焦点距離f1の放物線形
状に設定されているとともに、上記中間領域の右側縁
が、上記焦点距離f2の放物線形状に設定されている、
ことを特徴とする請求項5記載の車輌用前照灯。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20796896A JP3145925B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 車輌用前照灯 |
| DE19730731A DE19730731B4 (de) | 1996-07-18 | 1997-07-17 | Reflektor für Fahrzeugscheinwerfer |
| US08/895,990 US6004014A (en) | 1996-07-18 | 1997-07-17 | Vehicle headlamp with steps in periphery with parabolic edges with different focal lengths |
| GB9715233A GB2315539B (en) | 1996-07-18 | 1997-07-18 | Vehicle headlamp |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20796896A JP3145925B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 車輌用前照灯 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1040708A JPH1040708A (ja) | 1998-02-13 |
| JP3145925B2 true JP3145925B2 (ja) | 2001-03-12 |
Family
ID=16548505
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20796896A Expired - Fee Related JP3145925B2 (ja) | 1996-07-18 | 1996-07-18 | 車輌用前照灯 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6004014A (ja) |
| JP (1) | JP3145925B2 (ja) |
| DE (1) | DE19730731B4 (ja) |
| GB (1) | GB2315539B (ja) |
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