JP3146782B2 - 移動体用ccdセンサ - Google Patents
移動体用ccdセンサInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動体用CCDセンサ、
特に車両の所定位置に鉛直方向に設けられた一対のCC
Dを用いて周囲物体までの距離を検出するCCDセンサ
に関する。
特に車両の所定位置に鉛直方向に設けられた一対のCC
Dを用いて周囲物体までの距離を検出するCCDセンサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、運転者の運転操作低減を図る
べく、種々の装置が開発、搭載されており、前方車両と
の車間距離を検出して危険を報知したり、車速制御に用
いるシステムも開発されている。例えば、図7に示され
るように、車両前部の所定位置に一対のCCD10,1
2を所定間隔離間して鉛直方向に配置し、これらCCD
10,12にて得られた画像の位相差を算出することに
より、三角測量の原理で車間距離を検出している(特開
平3−165212号)。
べく、種々の装置が開発、搭載されており、前方車両と
の車間距離を検出して危険を報知したり、車速制御に用
いるシステムも開発されている。例えば、図7に示され
るように、車両前部の所定位置に一対のCCD10,1
2を所定間隔離間して鉛直方向に配置し、これらCCD
10,12にて得られた画像の位相差を算出することに
より、三角測量の原理で車間距離を検出している(特開
平3−165212号)。
【0003】図8には、CCD10,12のより詳細な
構成が示されている。なお、CCD10,12は同一構
成であるので、説明の便宜上、以下CCD10について
説明する。周知の如く、CCDはマトリクス状に配置さ
れた複数の受光素子(ホトダイオード)10a、これら
複数の受光素子に蓄積された電荷を垂直方向に転送する
ための垂直転送CCD、及びこの垂直転送CCDから転
送された電荷をCCDセンサ外部にシーケンシャルに出
力するための水平転送CCD10bを含んで構成され
る。そして、CCD10,12から出力された画像信号
の位相差を算出して車間距離を検出するが、短時間に車
間距離を検出するためには、CCD10,12内の全て
の受光素子からの画像信号を用いることは得策でない。
そこで、従来においては図8に示されるように、マトリ
クス状に配置された複数の受光素子10aのうち、鉛直
方向の所定ライン上に配置された受光素子(図におい
て、斜線で示される部分)からの画像信号を用いて位相
差算出を行っている。このため、水平転送CCD10b
から転送された画像信号のうち、位相差算出に用いられ
る画像信号のみを後の処理手段に供給すべく、間引き回
路14が用いられている。この間引き回路14は、クロ
ックCLOCK16からのクロック信号(10〜20M
Hz)により駆動され、不要な画像信号を除去してA/
D18に供給する。そして、A/D18にてデジタル信
号に変換された画像信号は、記憶手段としてのRAMに
格納され、前述した位相差算出演算が行われる。図9に
は、位相差算出を行う処理手段を含めた車間距離検出装
置の構成が示されており、また、図10にはその動作が
図示されている。前述したように、CCD10,12か
らの画像信号は、間引き回路14にて不要な画像信号が
除去され、更にA/D18にてデジタル信号に変換され
てRAM20に格納される。従って、このRAM20に
は、CCD10,12それぞれの一画像分のデータを格
納するに十分な容量が必要となる。そして、全ての画像
データが格納された後、システムを制御するCPU22
からの制御信号に基づき、ASIC(Application Spec
ific Integrated Circuit )24にて位相差を算出する
ための相関演算が行われる。この相関演算のためのプロ
グラムは、ROM26に予め格納されている。そして、
算出された位相差に基づき、所定の演算式に従って車間
距離を演算し、I/O28を介して出力する。
構成が示されている。なお、CCD10,12は同一構
成であるので、説明の便宜上、以下CCD10について
説明する。周知の如く、CCDはマトリクス状に配置さ
れた複数の受光素子(ホトダイオード)10a、これら
複数の受光素子に蓄積された電荷を垂直方向に転送する
ための垂直転送CCD、及びこの垂直転送CCDから転
送された電荷をCCDセンサ外部にシーケンシャルに出
力するための水平転送CCD10bを含んで構成され
る。そして、CCD10,12から出力された画像信号
の位相差を算出して車間距離を検出するが、短時間に車
間距離を検出するためには、CCD10,12内の全て
の受光素子からの画像信号を用いることは得策でない。
そこで、従来においては図8に示されるように、マトリ
クス状に配置された複数の受光素子10aのうち、鉛直
方向の所定ライン上に配置された受光素子(図におい
て、斜線で示される部分)からの画像信号を用いて位相
差算出を行っている。このため、水平転送CCD10b
から転送された画像信号のうち、位相差算出に用いられ
る画像信号のみを後の処理手段に供給すべく、間引き回
路14が用いられている。この間引き回路14は、クロ
ックCLOCK16からのクロック信号(10〜20M
Hz)により駆動され、不要な画像信号を除去してA/
D18に供給する。そして、A/D18にてデジタル信
号に変換された画像信号は、記憶手段としてのRAMに
格納され、前述した位相差算出演算が行われる。図9に
は、位相差算出を行う処理手段を含めた車間距離検出装
置の構成が示されており、また、図10にはその動作が
図示されている。前述したように、CCD10,12か
らの画像信号は、間引き回路14にて不要な画像信号が
除去され、更にA/D18にてデジタル信号に変換され
てRAM20に格納される。従って、このRAM20に
は、CCD10,12それぞれの一画像分のデータを格
納するに十分な容量が必要となる。そして、全ての画像
データが格納された後、システムを制御するCPU22
からの制御信号に基づき、ASIC(Application Spec
ific Integrated Circuit )24にて位相差を算出する
ための相関演算が行われる。この相関演算のためのプロ
グラムは、ROM26に予め格納されている。そして、
算出された位相差に基づき、所定の演算式に従って車間
距離を演算し、I/O28を介して出力する。
【0004】なお、CCD10,12からの信号を処理
する際には、2本の水平ラインを一組として所定時間
(例えば1/60秒)内に処理し、次の所定時間内に
は、1ラインずつずらした水平ラインの組の処理を行う
インターレス走査が主に用いられる。このインターレス
操作により、1/30秒毎に車間距離データが算出さ
れ、その車間距離データの精度はCCDのピッチ間隔に
比例することになる。
する際には、2本の水平ラインを一組として所定時間
(例えば1/60秒)内に処理し、次の所定時間内に
は、1ラインずつずらした水平ラインの組の処理を行う
インターレス走査が主に用いられる。このインターレス
操作により、1/30秒毎に車間距離データが算出さ
れ、その車間距離データの精度はCCDのピッチ間隔に
比例することになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来装置
においては、図8にて示したように、CCD10,12
内の受光素子のうち、鉛直下方の受光素子ラインから順
次転送されていくため、ブルーミングの問題が生じてし
まう可能性があった。すなわち、CCD10,12に結
像される画像は、図11に示すような光学要素の設定に
した場合は、鉛直上方の受光素子には空領域の比較的明
るい領域が結像し、一方、CCD10,12の鉛直下方
領域には、車両を含む比較的暗い領域が結像することに
なる。従って、鉛直上方(図においては、aで示されて
いる)領域に位置する受光素子の電荷量は多く、一方、
CCD10,12の鉛直下方(図中bで示す)に位置す
る受光素子の電荷量は少ない。従って、図12に示され
るように、a領域のCCD出力は大きく、b領域のCC
D出力は小さくなる。ここで、a領域における光量が所
定量以上である場合には、電荷のオーバーフローが生
じ、鉛直下方にデータを読み出す場合には、オーバーフ
ローが生じた受光素子以降のデータに影響を与え、正確
な電荷量を出力することができない問題が生じてしま
う。
においては、図8にて示したように、CCD10,12
内の受光素子のうち、鉛直下方の受光素子ラインから順
次転送されていくため、ブルーミングの問題が生じてし
まう可能性があった。すなわち、CCD10,12に結
像される画像は、図11に示すような光学要素の設定に
した場合は、鉛直上方の受光素子には空領域の比較的明
るい領域が結像し、一方、CCD10,12の鉛直下方
領域には、車両を含む比較的暗い領域が結像することに
なる。従って、鉛直上方(図においては、aで示されて
いる)領域に位置する受光素子の電荷量は多く、一方、
CCD10,12の鉛直下方(図中bで示す)に位置す
る受光素子の電荷量は少ない。従って、図12に示され
るように、a領域のCCD出力は大きく、b領域のCC
D出力は小さくなる。ここで、a領域における光量が所
定量以上である場合には、電荷のオーバーフローが生
じ、鉛直下方にデータを読み出す場合には、オーバーフ
ローが生じた受光素子以降のデータに影響を与え、正確
な電荷量を出力することができない問題が生じてしま
う。
【0006】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的は、周囲環境によらず常
に高精度の測距を行うことが可能な移動体用CCDセン
サを提供することにある。
なされたものであり、その目的は、周囲環境によらず常
に高精度の測距を行うことが可能な移動体用CCDセン
サを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の移動体用CCDセンサは、マトリク
ス状に配列され一つのセンサを構成する複数の受光素子
と、前記受光素子に蓄積された画像データを読み出す電
荷読出手段と、前記画像データを解析するデータ処理手
段とを有し、前記電荷読出手段は地表近傍を撮像した受
光素子から順次読み出すことを特徴とする。
に、請求項1記載の移動体用CCDセンサは、マトリク
ス状に配列され一つのセンサを構成する複数の受光素子
と、前記受光素子に蓄積された画像データを読み出す電
荷読出手段と、前記画像データを解析するデータ処理手
段とを有し、前記電荷読出手段は地表近傍を撮像した受
光素子から順次読み出すことを特徴とする。
【0008】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の移動体用CCDセンサは、請求項1記載の移動
体用CCDセンサにおいて、前記電荷読み出し手段は鉛
直方向の所定ライン上に配置された受光素子から転送さ
れた画像データをシーケンシャルに出力する鉛直方向に
配置された転送CCDを有し、鉛直方向に配置された前
記転送CCDから鉛直上向きに画像データを読み出すこ
とを特徴とする。
2記載の移動体用CCDセンサは、請求項1記載の移動
体用CCDセンサにおいて、前記電荷読み出し手段は鉛
直方向の所定ライン上に配置された受光素子から転送さ
れた画像データをシーケンシャルに出力する鉛直方向に
配置された転送CCDを有し、鉛直方向に配置された前
記転送CCDから鉛直上向きに画像データを読み出すこ
とを特徴とする。
【0009】また、上記目的を達成するために、請求項
3記載の移動体用CCDセンサは、請求項1記載の移動
体用CCDセンサにおいて、前記電荷読出手段は鉛直方
向の所定ライン上に配置された受光素子毎に鉛直方向に
設けられた第1転送CCDと、前記第1転送CCDから
転送された画像データをシーケンシャルに出力する第2
転送CCDを有し、前記第1転送CCDから第2転送C
CDへの転送は鉛直方向上方に行うことを特徴とする。
3記載の移動体用CCDセンサは、請求項1記載の移動
体用CCDセンサにおいて、前記電荷読出手段は鉛直方
向の所定ライン上に配置された受光素子毎に鉛直方向に
設けられた第1転送CCDと、前記第1転送CCDから
転送された画像データをシーケンシャルに出力する第2
転送CCDを有し、前記第1転送CCDから第2転送C
CDへの転送は鉛直方向上方に行うことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記構成において、本発明の移動体用CCDセ
ンサは、受光素子に蓄積された画像データを地表近傍の
データ、すなわちCCD出力が比較的小さい車両画像側
データから順次読み出すため、ブルーミングの影響をな
くして正確な測距が可能となる。
ンサは、受光素子に蓄積された画像データを地表近傍の
データ、すなわちCCD出力が比較的小さい車両画像側
データから順次読み出すため、ブルーミングの影響をな
くして正確な測距が可能となる。
【0011】また、特に請求項3記載の移動体用CCD
センサでは、鉛直方向の所定ライン毎に転送CCD(第
1転送CCD)が設けられているため、ある鉛直方向ラ
インから画像データを読み出す際に、一つ前の鉛直方向
ラインの電荷量の影響を受ける恐れもない。
センサでは、鉛直方向の所定ライン毎に転送CCD(第
1転送CCD)が設けられているため、ある鉛直方向ラ
インから画像データを読み出す際に、一つ前の鉛直方向
ラインの電荷量の影響を受ける恐れもない。
【0012】
【実施例】以下、図面を用いながら本発明の移動体用C
CDセンサの好適な実施例を説明する。
CDセンサの好適な実施例を説明する。
【0013】第1実施例 図1には本実施例におけるCCD30,32が示されて
いる。従来のCCDと同様に、マトリクス状に複数の受
光素子が配置され、鉛直方向の所定ライン上に配置され
た受光素子のみが測距に用いられるが(図において斜線
で示された部分)、本実施例のCCD30,32におい
ては、従来のCCDにおいて画像信号を外部にシーケン
シャルに出力する水平転送CCDが鉛直方向に配置さ
れ、転送CCD30a,32aを構成している点に特徴
がある。このように、受光素子に蓄積された電荷量をシ
ーケンシャルに出力する転送CCDを鉛直方向に配置す
ることにより、鉛直方向の所定ライン上に配置された測
距用受光素子からのデータを間引くことなくダイレクト
に出力することが可能となる。すなわち、図において、
クロックCLOCKからのクロック信号に基づき、左端
に位置する鉛直方向のライン上の測距用受光素子からの
電荷量が転送CCD30a,32aに転送され、そのま
まダイレクトにA/Dに出力され、デジタル信号として
出力される。そして、次ラインの受光素子からのデータ
は測距用として用いられないので、クロックCLOCK
からのクロック信号に基づきA/D18の動作を停止し
て転送CCD30a,32aから画像信号が供給されて
もデジタル信号として出力しない。4ライン目の画像信
号が転送CCD30a,32aに転送された場合、この
ラインは測距用データとして用いられるため、クロック
信号に基づきA/D18を動作させてデジタル信号に変
換し出力する。このようにして、従来必須であった高速
動作(10〜20MHz)の間引き回路が不要となる。
そして、CCD30,32から出力され、A/D18に
てデジタル信号に変換された画像データは、図2に示さ
れるようにCPU34に供給され、相関演算を行って位
相差が算出され、更にこの位相差を用いて車間距離が算
出された後、警報装置や表示装置等の報知装置36に供
給される。
いる。従来のCCDと同様に、マトリクス状に複数の受
光素子が配置され、鉛直方向の所定ライン上に配置され
た受光素子のみが測距に用いられるが(図において斜線
で示された部分)、本実施例のCCD30,32におい
ては、従来のCCDにおいて画像信号を外部にシーケン
シャルに出力する水平転送CCDが鉛直方向に配置さ
れ、転送CCD30a,32aを構成している点に特徴
がある。このように、受光素子に蓄積された電荷量をシ
ーケンシャルに出力する転送CCDを鉛直方向に配置す
ることにより、鉛直方向の所定ライン上に配置された測
距用受光素子からのデータを間引くことなくダイレクト
に出力することが可能となる。すなわち、図において、
クロックCLOCKからのクロック信号に基づき、左端
に位置する鉛直方向のライン上の測距用受光素子からの
電荷量が転送CCD30a,32aに転送され、そのま
まダイレクトにA/Dに出力され、デジタル信号として
出力される。そして、次ラインの受光素子からのデータ
は測距用として用いられないので、クロックCLOCK
からのクロック信号に基づきA/D18の動作を停止し
て転送CCD30a,32aから画像信号が供給されて
もデジタル信号として出力しない。4ライン目の画像信
号が転送CCD30a,32aに転送された場合、この
ラインは測距用データとして用いられるため、クロック
信号に基づきA/D18を動作させてデジタル信号に変
換し出力する。このようにして、従来必須であった高速
動作(10〜20MHz)の間引き回路が不要となる。
そして、CCD30,32から出力され、A/D18に
てデジタル信号に変換された画像データは、図2に示さ
れるようにCPU34に供給され、相関演算を行って位
相差が算出され、更にこの位相差を用いて車間距離が算
出された後、警報装置や表示装置等の報知装置36に供
給される。
【0014】図3には、本実施例におけるCPU34の
構成が示されており、また、図4にはこのCPU34の
動作説明が示されている。本実施例におけるCPU34
は、画像データを格納する2つのメモリRAM1,RA
M2を有しており、また、このRAM1,RAM2に格
納された画像データを交互に用いて相関演算を行うAS
IC34aを含んでいる。このASIC34aは、RO
M34bに格納された演算プログラムに従って相関演算
を行い、更に車間距離算出演算を行って報知装置36に
車間距離データを出力する。
構成が示されており、また、図4にはこのCPU34の
動作説明が示されている。本実施例におけるCPU34
は、画像データを格納する2つのメモリRAM1,RA
M2を有しており、また、このRAM1,RAM2に格
納された画像データを交互に用いて相関演算を行うAS
IC34aを含んでいる。このASIC34aは、RO
M34bに格納された演算プログラムに従って相関演算
を行い、更に車間距離算出演算を行って報知装置36に
車間距離データを出力する。
【0015】RAM1及びRAM2は、従来装置と異な
り、CCD30,32の1画面分の画像データを格納す
る容量は必要でなく、1ライン分の画像データのみを格
納する容量があれば十分である。そして、CCD30,
32のあるラインの画像データがRAM1に格納され、
この格納されたデータを読み出してASIC34aが相
関演算を行っている間にCPUはCCD30,32の次
のラインの画像データをRAM2に格納して次の相関演
算に備える。そして、RAM1に格納された画像データ
を用いて相関演算が終了した場合、ASIC34aはダ
イレクトにRAM2にアクセスして(DMA)格納され
たデータを用いて次のラインの相関演算を行う。そし
て、ASIC34aがRAM2の格納データを用いて相
関演算を行っている間、RAM1には更に次のラインの
画像データが格納され、相関演算に備える。このように
して、交互にRAM1,2に画像データが格納され、A
SIC34aにより交互に相関演算を行うことにより、
ライン毎に相関演算が行われ、車間距離データが出力さ
れる。
り、CCD30,32の1画面分の画像データを格納す
る容量は必要でなく、1ライン分の画像データのみを格
納する容量があれば十分である。そして、CCD30,
32のあるラインの画像データがRAM1に格納され、
この格納されたデータを読み出してASIC34aが相
関演算を行っている間にCPUはCCD30,32の次
のラインの画像データをRAM2に格納して次の相関演
算に備える。そして、RAM1に格納された画像データ
を用いて相関演算が終了した場合、ASIC34aはダ
イレクトにRAM2にアクセスして(DMA)格納され
たデータを用いて次のラインの相関演算を行う。そし
て、ASIC34aがRAM2の格納データを用いて相
関演算を行っている間、RAM1には更に次のラインの
画像データが格納され、相関演算に備える。このように
して、交互にRAM1,2に画像データが格納され、A
SIC34aにより交互に相関演算を行うことにより、
ライン毎に相関演算が行われ、車間距離データが出力さ
れる。
【0016】図4には、この画像データの交互格納及び
ASIC34aによる交互相関演算の様子が図示されて
いる。図において、二重丸はCCD30,32からの画
像データを格納することを示し、四角は格納されたデー
タを用いてASIC34aが相関演算を行うことを示し
ている。図から容易に理解されるように、RAM1,2
は交互にCCD30,32からの画像データを格納し、
また、交互にASIC34aにアクセスして相関演算が
行われる。これにより、RAM1,RAM2は、CCD
32からの1画面分の画像データを格納するに足る容量
は必要でなく、1ライン分の画像データのみを格納する
容量ですみ、また、ライン毎に車間距離データが得られ
るため、高速処理が可能となる。
ASIC34aによる交互相関演算の様子が図示されて
いる。図において、二重丸はCCD30,32からの画
像データを格納することを示し、四角は格納されたデー
タを用いてASIC34aが相関演算を行うことを示し
ている。図から容易に理解されるように、RAM1,2
は交互にCCD30,32からの画像データを格納し、
また、交互にASIC34aにアクセスして相関演算が
行われる。これにより、RAM1,RAM2は、CCD
32からの1画面分の画像データを格納するに足る容量
は必要でなく、1ライン分の画像データのみを格納する
容量ですみ、また、ライン毎に車間距離データが得られ
るため、高速処理が可能となる。
【0017】更に、本実施例においては、CCD30,
32の転送CCD30a,32aからは鉛直上向きに画
像データがA/D18に出力される。前述したように、
CCDの受光素子のうち、空領域が結像する下部領域は
光量が多いため、電荷量が多く、一方、車両が結像する
上部領域は比較的光量が少なく、電荷量が少ない。従っ
て、従来装置のように、下部領域の電荷から出力する構
成では、ブルーミング等の問題が生じるが、本実施例の
ように転送CCDを鉛直方向に配置し、更に鉛直上向き
に電荷を転送して外部に出力することにより、電荷量の
小さい車両側から信号を出力するため、電荷のオーバー
フローによるブルーミングの影響を除去し、いかなる周
囲環境においても確実に測距演算を行うことができる。
図5には本実施例におけるCCD30,32からの読み
出し方向が示されており、図12に示された従来の読み
出し方向と比較すれば、本実施例における読み出し方向
の有効性が理解されるであろう。
32の転送CCD30a,32aからは鉛直上向きに画
像データがA/D18に出力される。前述したように、
CCDの受光素子のうち、空領域が結像する下部領域は
光量が多いため、電荷量が多く、一方、車両が結像する
上部領域は比較的光量が少なく、電荷量が少ない。従っ
て、従来装置のように、下部領域の電荷から出力する構
成では、ブルーミング等の問題が生じるが、本実施例の
ように転送CCDを鉛直方向に配置し、更に鉛直上向き
に電荷を転送して外部に出力することにより、電荷量の
小さい車両側から信号を出力するため、電荷のオーバー
フローによるブルーミングの影響を除去し、いかなる周
囲環境においても確実に測距演算を行うことができる。
図5には本実施例におけるCCD30,32からの読み
出し方向が示されており、図12に示された従来の読み
出し方向と比較すれば、本実施例における読み出し方向
の有効性が理解されるであろう。
【0018】第2実施例 前述した第1実施例においては転送CCD30a,32
aは一対のCCD30,32にそれぞれ一個ずつ設けら
れていたが、本実施例では、鉛直方向の所定ライン毎に
鉛直方向の転送CCDが設けられる。
aは一対のCCD30,32にそれぞれ一個ずつ設けら
れていたが、本実施例では、鉛直方向の所定ライン毎に
鉛直方向の転送CCDが設けられる。
【0019】図6には本実施例における一対のCCDの
うちの一つのCCD40の構成が示されている。第1実
施例と同様に、マトリクス状に複数の受光素子が配置さ
れ、鉛直方向の所定ライン上に配置された受光素子のみ
が測距に用いられるが(図において斜線で示された部
分)、本実施例のCCD40においては、各ライン毎に
一つの鉛直方向の転送CCD40aが設けられ、ライン
上の受光素子からの画像データが転送される。そして、
CCD40の上部、すなわち転送CCD40aの上部に
は、これら転送CCD40aからの画像データが転送さ
れる水平転送CCD40bが設けられている。水平転送
CCD40bには、転送CCD40aから鉛直方向上方
に画像データが転送されるため、前述の第1実施例と同
様に、電荷のオーバフローによるブルーミングの影響を
除くことができる。
うちの一つのCCD40の構成が示されている。第1実
施例と同様に、マトリクス状に複数の受光素子が配置さ
れ、鉛直方向の所定ライン上に配置された受光素子のみ
が測距に用いられるが(図において斜線で示された部
分)、本実施例のCCD40においては、各ライン毎に
一つの鉛直方向の転送CCD40aが設けられ、ライン
上の受光素子からの画像データが転送される。そして、
CCD40の上部、すなわち転送CCD40aの上部に
は、これら転送CCD40aからの画像データが転送さ
れる水平転送CCD40bが設けられている。水平転送
CCD40bには、転送CCD40aから鉛直方向上方
に画像データが転送されるため、前述の第1実施例と同
様に、電荷のオーバフローによるブルーミングの影響を
除くことができる。
【0020】さらに、本実施例では、鉛直方向の各ライ
ン毎に鉛直方向の転送CCD40aが設けられているた
め、ある鉛直ラインの読み出しが終了し、次の鉛直ライ
ンを読み出す時に、前の鉛直ラインの電荷のオーバフロ
ーの影響を受けることなく、より正確な測距を行うこと
ができる。
ン毎に鉛直方向の転送CCD40aが設けられているた
め、ある鉛直ラインの読み出しが終了し、次の鉛直ライ
ンを読み出す時に、前の鉛直ラインの電荷のオーバフロ
ーの影響を受けることなく、より正確な測距を行うこと
ができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動体用
CCDセンサによれば、ブルーミング等の影響を防ぎ、
周囲環境によらず高精度の測距を行うことが可能とな
る。
CCDセンサによれば、ブルーミング等の影響を防ぎ、
周囲環境によらず高精度の測距を行うことが可能とな
る。
【図1】本発明の一実施例におけるCCDセンサの構成
図である。
図である。
【図2】同実施例における移動体用CCDセンサの全体
構成図である。
構成図である。
【図3】同実施例におけるCPUの構成図である。
【図4】同実施例におけるCPUの動作説明図である。
【図5】同実施例におけるCCDセンサの画像信号出力
方向(読み出し方向)を示す説明図である。
方向(読み出し方向)を示す説明図である。
【図6】本発明の他の実施例におけるCCDセンサの構
成図である。
成図である。
【図7】CCDセンサの車両搭載時の構成図である。
【図8】従来装置におけるCCDセンサの構成図であ
る。
る。
【図9】従来装置の全体構成図である。
【図10】従来装置の動作を示す説明図である。
【図11】CCDセンサに結像する領域を示す説明図で
ある。
ある。
【図12】従来装置におけるCCDセンサにからの画像
信号出力方向(読み出し方向)を示す説明図である。
信号出力方向(読み出し方向)を示す説明図である。
10,12,30,32 CCD 14 間引き回路 18 A/D 34 CPU 36 報知装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // G05D 1/02 G05D 1/02 S (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01C 3/00 - 3/32 B60R 21/00 621 G06T 1/00 280 G06T 1/00 420 G08G 1/16 G05D 1/02
Claims (3)
- 【請求項1】 マトリクス状に配列され一つのセンサを
構成する複数の受光素子と、 前記受光素子に蓄積された画像データを読み出す電荷読
出手段と、 前記読み出した画像データを解析するデータ処理手段
と、 を有し、前記電荷読出手段は地表近傍を撮像した受光素
子から順次読み出すことを特徴とする移動体用CCDセ
ンサ。 - 【請求項2】 請求項1記載の移動体用CCDセンサに
おいて、 前記電荷読み出し手段は鉛直方向の所定ライン上に配置
された受光素子から転送された画像データをシーケンシ
ャルに出力する鉛直方向に配置された転送CCDを有
し、鉛直方向に配置された前記転送CCDから鉛直上向
きに画像データを読み出すことを特徴とする移動体用C
CDセンサ。 - 【請求項3】 請求項1記載の移動体用CCDセンサに
おいて、 前記電荷読出手段は鉛直方向の所定ライン上に配置され
た受光素子毎に鉛直方向に設けられた第1転送CCD
と、前記第1転送CCDから転送された画像データをシ
ーケンシャルに出力する第2転送CCDを有し、前記第
1転送CCDから第2転送CCDへの転送は鉛直方向上
方に行うことを特徴とする移動体用CCDセンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20597093A JP3146782B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-08-20 | 移動体用ccdセンサ |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4-251388 | 1992-09-21 | ||
| JP04251388 | 1992-09-21 | ||
| JP20597093A JP3146782B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-08-20 | 移動体用ccdセンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06147888A JPH06147888A (ja) | 1994-05-27 |
| JP3146782B2 true JP3146782B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=26515368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20597093A Expired - Fee Related JP3146782B2 (ja) | 1992-09-21 | 1993-08-20 | 移動体用ccdセンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3146782B2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-20 JP JP20597093A patent/JP3146782B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06147888A (ja) | 1994-05-27 |
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