JP3147424U - 複合ナット - Google Patents
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Abstract
【課題】外ナットと内ナットからなる複合ナットについて、簡単な構造で緩み止め効果を向上させる。
【解決手段】複合ナット1について、内ナット20の外周テーパ面21を軸方向に均一径とする。また内ナット20の回り止めは、外ナット10の内ナット嵌合孔11から突出する回り止め部13を分断部23にはめこんでおこなう。内ナット10の肉厚が周方向にほぼ均一になるため、ボルトBへナット1をねじ込み、その内ナット20が外ナット10に引き込まれて縮径する際に、縮径の度合いが周方向でほぼ均等になる。その結果、内ナット20全周がほぼ隙間なくボルトBを抱きこんで、高い緩み止め効果が得られる。外ナット10の内ナット嵌合孔11、内ナット20の外周テーパ面21は構造が簡単であるため、複合ナット1は工作機械等による加工が容易である。外ナット10と内ナット20の摩擦が小さいため、ボルトBへのねじ込みがスムーズにおこなわれる。
【選択図】図1
【解決手段】複合ナット1について、内ナット20の外周テーパ面21を軸方向に均一径とする。また内ナット20の回り止めは、外ナット10の内ナット嵌合孔11から突出する回り止め部13を分断部23にはめこんでおこなう。内ナット10の肉厚が周方向にほぼ均一になるため、ボルトBへナット1をねじ込み、その内ナット20が外ナット10に引き込まれて縮径する際に、縮径の度合いが周方向でほぼ均等になる。その結果、内ナット20全周がほぼ隙間なくボルトBを抱きこんで、高い緩み止め効果が得られる。外ナット10の内ナット嵌合孔11、内ナット20の外周テーパ面21は構造が簡単であるため、複合ナット1は工作機械等による加工が容易である。外ナット10と内ナット20の摩擦が小さいため、ボルトBへのねじ込みがスムーズにおこなわれる。
【選択図】図1
Description
この考案はナットに関する。
より詳しくは、ボルトと締結した際のゆるみが抑制されたナットに関する。
より詳しくは、ボルトと締結した際のゆるみが抑制されたナットに関する。
ナットとボルトを締結する場合には、ナットの雌ねじ径(ねじ孔径)とボルトの雄ねじ径(ねじ軸径)の寸法公差によって、ナットとボルトの間に隙間が生じうる。
このような隙間が存在すると、振動等によりナットとボルトの締結状態が緩みやすくなる。
そのため、隙間を可能な限りなくして、この緩みを抑制する種々の試みがなされている。
このような隙間が存在すると、振動等によりナットとボルトの締結状態が緩みやすくなる。
そのため、隙間を可能な限りなくして、この緩みを抑制する種々の試みがなされている。
たとえば特許文献1には、図3のように、外ナット10と、内ナット20とからなる複合ナット2が開示されている。
外ナット10は、レンチなどの工具により回転させることが可能となっており、内ナット20は、外ナット10に回り止め状態にはめ込まれ、収容されている。
外ナット10は、レンチなどの工具により回転させることが可能となっており、内ナット20は、外ナット10に回り止め状態にはめ込まれ、収容されている。
この複合ナット2においては、外ナット10には、軸方向に貫通する内ナット嵌合孔11が形成されており、この内ナット嵌合孔11は、前記ボルトBの入口側から出口側に向けて拡径している。
さらに、この内ナット嵌合孔11は右回りに拡径し、その右回りの周回方向の始端と終端との間には、段差が形成されて段部14となっている。
さらに、この内ナット嵌合孔11は右回りに拡径し、その右回りの周回方向の始端と終端との間には、段差が形成されて段部14となっている。
また、外ナット10の内ナット嵌合孔11にはめ込まれる内ナット20は、その外周テーパ面21が前記内ナット嵌合孔11の周面に対応して、ボルトBの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径している。
さらに、内ナット20の中心には、ボルトBをねじ合わせるための、軸方向への貫通ねじ孔22が形成されている。
ここで内ナット20は周方向においては右回りに拡径しており、その外周テーパ面21の右回り周回方向の始端と終端との間は、段差が形成されて段部24となっている。
そして、内ナット20を外ナット10の内ナット嵌合孔11にはめ込んだ状態で、内外ナット10、20の段部14、24同士が係合することで、内ナット20は外ナット10に対して右回りに回り止めされている。
また、内ナット20は、周方向の中途1箇所において貫通ねじ孔22と外周テーパ面21間が径方向に連通し、この箇所が分断部23を形成している。
さらに、内ナット20の中心には、ボルトBをねじ合わせるための、軸方向への貫通ねじ孔22が形成されている。
ここで内ナット20は周方向においては右回りに拡径しており、その外周テーパ面21の右回り周回方向の始端と終端との間は、段差が形成されて段部24となっている。
そして、内ナット20を外ナット10の内ナット嵌合孔11にはめ込んだ状態で、内外ナット10、20の段部14、24同士が係合することで、内ナット20は外ナット10に対して右回りに回り止めされている。
また、内ナット20は、周方向の中途1箇所において貫通ねじ孔22と外周テーパ面21間が径方向に連通し、この箇所が分断部23を形成している。
いま、この複合ナット2とボルトBとをねじ合わせると、そのねじ合わせが進行するにしたがって、内ナット20はボルトB側へと引き寄せられる。
そのため、外ナット10の内ナット嵌合孔11に対するはまり込みの度合いが大きくなり、それにともない、内ナット20はその分断部23が縮むことで全体的に縮径することになる。
これにより内ナット20の中心を通る貫通ねじ孔22もまた縮径するため、内ナット20がボルトBの外周を抱き込むかたちになる。
したがって、上記した寸法公差にともなう隙間が一定程度吸収され、緩み止め効果が発揮される。
実公昭32−3217号公報
そのため、外ナット10の内ナット嵌合孔11に対するはまり込みの度合いが大きくなり、それにともない、内ナット20はその分断部23が縮むことで全体的に縮径することになる。
これにより内ナット20の中心を通る貫通ねじ孔22もまた縮径するため、内ナット20がボルトBの外周を抱き込むかたちになる。
したがって、上記した寸法公差にともなう隙間が一定程度吸収され、緩み止め効果が発揮される。
しかし、特許文献1の複合ナット2では、内ナット20の外径が右回りに拡径することで、その肉厚が周方向で不均一になっている。
このように肉厚が不均一であるため、ねじ込み時の縮径の度合いが、肉厚の大きい部分は小さく、肉厚の小さい部分は大きくなって、全体として不均等となる。
したがって、肉厚の大きい部分においては、貫通ねじ孔22とボルトBとの間には、比較的大きな隙間が残されることになる(図4参照)。
すなわち、縮径の度合いが小さな部分においては、内ナット20がボルトBを抱き込む力が弱く、緩み止め効果が不十分になる。
このように肉厚が不均一であるため、ねじ込み時の縮径の度合いが、肉厚の大きい部分は小さく、肉厚の小さい部分は大きくなって、全体として不均等となる。
したがって、肉厚の大きい部分においては、貫通ねじ孔22とボルトBとの間には、比較的大きな隙間が残されることになる(図4参照)。
すなわち、縮径の度合いが小さな部分においては、内ナット20がボルトBを抱き込む力が弱く、緩み止め効果が不十分になる。
また、外ナット10の内ナット嵌合孔11、および内ナット20の外周テーパ面21が、上述のように段部14、24が形成されることで周方向に不均一かつ複雑な形状になっているため、これらの加工が難しい。
さらに、段部14、24同士の係合にともなう摩擦により、複合ナット2とボルトBを締め付ける際のトルクが大きくなり、ねじ込みがスムーズにおこなわれない。
さらに、段部14、24同士の係合にともなう摩擦により、複合ナット2とボルトBを締め付ける際のトルクが大きくなり、ねじ込みがスムーズにおこなわれない。
そこでこの考案は、複合ナットについて、簡単な構造で緩み止め効果を向上させることを課題とする。
上記課題を解決するため、考案にかかる複合ナットについて、内ナットの外周テーパ面、外ナットの内ナット嵌合孔の段部をなくして、内ナットの外周テーパ面をその周方向に均一径にしたのである。
そして、内ナットの回り止めは、外ナットの内ナット嵌合孔から内向きに突出する回り止め部を内ナットの分断部に差し込むことでおこなうことにしたのである。
そして、内ナットの回り止めは、外ナットの内ナット嵌合孔から内向きに突出する回り止め部を内ナットの分断部に差し込むことでおこなうことにしたのである。
詳細には、外ナットと、この外ナットに収容される内ナットと、からなる複合ナットについて、前記外ナットが、ボルトの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径し、かつ周方向に均一径のテーパ形の内ナット嵌合孔と、この内ナット嵌合孔から内向きに突出する回り止め部と、を有し、前記内ナットが、ボルトの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径し、かつ周方向に均一径の外周テーパ面と、ボルトがねじ合わされる軸方向の貫通ねじ孔と、前記外周テーパ面と貫通ねじ孔間を連通し、前記回り止め部がはめ込まれる分断部と、を有する構成を採用したのである。
この構成により、内ナットの肉厚が周方向に均一となるため、ねじ込み時の縮径の度合いが周方向でほぼ均等になる。
したがって、内ナットの全周がほぼ隙間なくボルトを抱きこむことになり、特許文献1の場合と比較して緩み止め効果が向上している。
したがって、内ナットの全周がほぼ隙間なくボルトを抱きこむことになり、特許文献1の場合と比較して緩み止め効果が向上している。
また、外ナットの内ナット嵌合孔は周方向に均一径であり、内ナットの外周テーパ面も周方向に均一径であって、それぞれ段差が形成されていないため、構造が簡単で工作機械等による加工が容易である。
さらに、外ナットと内ナットとは、外ナットの回り止め部が内ナットの分断部にはめ込まれることで回り止めされているため、特許文献1のように段部同士が係合する場合にくらべて摩擦が小さく、ボルトにねじ合わせる際のトルクを低減してスムーズなねじ合わせが可能である。
前記回り止め部を、前記外ナットの軸方向に沿って埋設され、その一部が前記内ナット嵌合孔から内向きに突出するパイプ体とすると、構造が簡単で加工が容易である。
さらに前記外ナットについて、内ナット嵌合孔のボルトの入口側に、前記内ナットのストッパを連設すると、内ナットが一定程度外ナットに引き込まれた際には、このストッパに当たってそれ以上引き込まれなくなるため、縮径の度合いが一定以下に規制される。
そのため、ボルトとナットの締め付けが過大となるのが防止され、良好な緩み止め効果が得られる。
また、ストッパを内ナット嵌合孔に連設するだけであるから加工が容易である。
そのため、ボルトとナットの締め付けが過大となるのが防止され、良好な緩み止め効果が得られる。
また、ストッパを内ナット嵌合孔に連設するだけであるから加工が容易である。
上記構成の採用により、ボルトねじ込み時に内ナットは周方向に均等に縮径してボルトの全周をほぼ隙間なく抱き込むことになり、簡単な構造で緩み止め効果が向上する。
以下、図面を参照しつつ、この考案の実施形態について説明する。
図1および図2のように、実施形態の複合ナット1は、外ナット10と、この外ナット10に回り止め状態にはめ込まれ、収容される内ナット20とからなる。
そして、この複合ナット1は、外ナット10をレンチ等の工具で回転させることで、内ナット20を一体に回転させてボルトBとねじ合わせられ、部材同士を固定する場合などに使用される。
そして、この複合ナット1は、外ナット10をレンチ等の工具で回転させることで、内ナット20を一体に回転させてボルトBとねじ合わせられ、部材同士を固定する場合などに使用される。
詳細には、外ナット10は、その外周面が六角柱型をなしてレンチと係合可能になっている。
また、その中心には軸方向に貫通する内ナット嵌合孔11を有しており、この内ナット嵌合孔11に内ナット20がはめ込まれている。
この内ナット嵌合孔11は、ボルトBの入口側(差し込み側)から出口側(抜け出し側)に向けて軸方向に拡径し、周方向にはほぼ均一径をなすテーパ形をなしている。
また、その中心には軸方向に貫通する内ナット嵌合孔11を有しており、この内ナット嵌合孔11に内ナット20がはめ込まれている。
この内ナット嵌合孔11は、ボルトBの入口側(差し込み側)から出口側(抜け出し側)に向けて軸方向に拡径し、周方向にはほぼ均一径をなすテーパ形をなしている。
そして、内ナット嵌合孔11のボルト入口側には、周方向の全周に延びる内フランジ形のストッパ12が連設されている。
また、内ナット嵌合孔11には、内向きに突出しかつ軸方向に延びる回り止め部13が形成されている。
この回り止め部13は、ボルトBの入口側から出口側に向けて幅が広がり、かつボルトBの入口側から出口側に向けて内ナット嵌合孔11からの突出量が大きくなる楔形をなしている。
また、内ナット嵌合孔11には、内向きに突出しかつ軸方向に延びる回り止め部13が形成されている。
この回り止め部13は、ボルトBの入口側から出口側に向けて幅が広がり、かつボルトBの入口側から出口側に向けて内ナット嵌合孔11からの突出量が大きくなる楔形をなしている。
この回り止め部13は、外ナット10に、その中心軸と平行に延び、かつ内ナット嵌合孔11に連通する均一径の貫通小孔を穿ち、この貫通小孔にパイプ体を差し込んで固定することで形成されている。
貫通小孔に差し込まれたパイプ体の一部は、内ナット嵌合孔11の周面から径方向に突出することで回り止め部13をなす。
内ナット嵌合孔11がテーパ形であるため、貫通小孔との連通部分はボルトBの入口から出口側に向けて次第に幅が広くなり、これによって回り止め部13は上記のような楔形となる。
貫通小孔に差し込まれたパイプ体の一部は、内ナット嵌合孔11の周面から径方向に突出することで回り止め部13をなす。
内ナット嵌合孔11がテーパ形であるため、貫通小孔との連通部分はボルトBの入口から出口側に向けて次第に幅が広くなり、これによって回り止め部13は上記のような楔形となる。
一方、内ナット20は、内ナット嵌合孔11にはめ込まれた状態で、その周面とほぼ接した状態に対向する外周テーパ面21を有する。
外周テーパ面21は、ボルトBの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径し、かつ周方向には均一径をなすテーパ形である。
外周テーパ面21の傾斜角度は、前記内ナット嵌合孔11の傾斜角度とほぼ同一であり、その径は内ナット嵌合孔11の孔径とほぼ等しい。
そして、内ナット20の中心には、軸方向に貫通してボルトBがねじ合わせ可能な均一径の貫通ねじ孔22が形成されている。
また、内ナット20は、周方向の1箇所で、貫通ねじ孔22と外周テーパ面21間とが連通することで分断され、この箇所が分断部23を構成している。
この分断部23には、外ナット10の回り止め部13がはめ込まれている。
外周テーパ面21は、ボルトBの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径し、かつ周方向には均一径をなすテーパ形である。
外周テーパ面21の傾斜角度は、前記内ナット嵌合孔11の傾斜角度とほぼ同一であり、その径は内ナット嵌合孔11の孔径とほぼ等しい。
そして、内ナット20の中心には、軸方向に貫通してボルトBがねじ合わせ可能な均一径の貫通ねじ孔22が形成されている。
また、内ナット20は、周方向の1箇所で、貫通ねじ孔22と外周テーパ面21間とが連通することで分断され、この箇所が分断部23を構成している。
この分断部23には、外ナット10の回り止め部13がはめ込まれている。
実施形態の複合ナット1は以上の構成であり、次にその作用について説明する。
図2のように複合ナット1をボルトBとねじ合わせる際には、そのねじ合わせが進行すると、内ナット20は外ナット10に対して回り止めされているため、外ナット10の内ナット嵌合孔11と内ナット20の外周テーパ面21の傾斜にしたがって、内ナット20がボルトB(の頭部)側へと引き寄せられることになる。
この引き寄せ作用にしたがって、内ナット20の外ナット10へのはまり込みの度合いが大きくなる。
その際に、外ナット10の内ナット嵌合孔11は、ボルトB入側に向けて縮径しているため、内ナット20は外周から外ナット10に次第に締め付けられてその分断部23が狭まり、全体的に縮径する。
なお、分断部23に差し込まれる楔形の回り止め部13は、上述のようにボルトBの入口側に向けて幅が狭くなっているため、内ナット20の外ナット10へのはまり込みの度合いが大きくなって分断部23が狭まっていく際に障害となることはない。
その際に、外ナット10の内ナット嵌合孔11は、ボルトB入側に向けて縮径しているため、内ナット20は外周から外ナット10に次第に締め付けられてその分断部23が狭まり、全体的に縮径する。
なお、分断部23に差し込まれる楔形の回り止め部13は、上述のようにボルトBの入口側に向けて幅が狭くなっているため、内ナット20の外ナット10へのはまり込みの度合いが大きくなって分断部23が狭まっていく際に障害となることはない。
この縮径により貫通ねじ孔22の孔径も小さくなるため、貫通ねじ孔22とボルトBとの隙間が小さくなる。
この際に、内ナット20の肉厚はその周方向においてほぼ均一になっているため、周方向にほぼ均等に縮径することになる。
したがって、図2(b)のように内ナット20はボルトBのほぼ全周を隙間なく抱き込むことになり、従来と比較して非常に高い緩み止め効果が得られる。
また、分断部23に回り止め部13をはめ込むことで回り止めしているため、従来のように外ナット10の内ナット嵌合孔11、内ナット20の外周テーパ面21にそれぞれ段部を形成してこれらを係合することで回り止めするよりもねじ込み時の摩擦が小さく、スムーズなねじ込みが可能である。
この際に、内ナット20の肉厚はその周方向においてほぼ均一になっているため、周方向にほぼ均等に縮径することになる。
したがって、図2(b)のように内ナット20はボルトBのほぼ全周を隙間なく抱き込むことになり、従来と比較して非常に高い緩み止め効果が得られる。
また、分断部23に回り止め部13をはめ込むことで回り止めしているため、従来のように外ナット10の内ナット嵌合孔11、内ナット20の外周テーパ面21にそれぞれ段部を形成してこれらを係合することで回り止めするよりもねじ込み時の摩擦が小さく、スムーズなねじ込みが可能である。
なお、内ナット20は一定程度外ナット10にはまり込むと、ストッパ12に当たってそれ以上ボルトB側に引き寄せられない。
そのため、内ナット20が過剰に縮径してボルトへの締め付けが過大となることが防止されている。
そのため、内ナット20が過剰に縮径してボルトへの締め付けが過大となることが防止されている。
ここで、外ナット10の内ナット嵌合孔11や内ナット20の外周テーパ面21は上記のように構造が簡単であるため、この複合ナット1は加工が容易であり、製造コストを低廉に抑えることが可能である。
ここで、回り止め部13、ストッパ12の構造は実施形態に限定されない。
たとえば回り止め部13を半球形凸部に構成してもよいし、ストッパ12を周方向に断続的に構成してもよい。
また、構造簡略化のためにストッパ12を省略してもよい。
外ナット10の外周面はレンチと係合できればよく、六角形に限定されない。
さらに、図では複合ナット1をボルトBとねじ合わせた状態で、その内ナット20の一部が外ナット10からはみ出ているが、ねじ合わせ状態で内ナット20の全部が外ナット10内に収容されてもよい。
たとえば回り止め部13を半球形凸部に構成してもよいし、ストッパ12を周方向に断続的に構成してもよい。
また、構造簡略化のためにストッパ12を省略してもよい。
外ナット10の外周面はレンチと係合できればよく、六角形に限定されない。
さらに、図では複合ナット1をボルトBとねじ合わせた状態で、その内ナット20の一部が外ナット10からはみ出ているが、ねじ合わせ状態で内ナット20の全部が外ナット10内に収容されてもよい。
1 実施形態の複合ナット
2 従来の複合ナット
10 外ナット
11 内ナット嵌合孔
12 ストッパ
13 回り止め部
14 段部
20 内ナット
21 外周テーパ面
22 貫通ねじ孔
23 分断部
24 段部
B ボルト
2 従来の複合ナット
10 外ナット
11 内ナット嵌合孔
12 ストッパ
13 回り止め部
14 段部
20 内ナット
21 外周テーパ面
22 貫通ねじ孔
23 分断部
24 段部
B ボルト
Claims (3)
- 外ナット10と、
この外ナット10に収容される内ナット20と、からなり、
前記外ナット10が、
ボルトの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径し、かつ周方向に均一径のテーパ形の内ナット嵌合孔11と、
この内ナット嵌合孔11から内向きに突出する回り止め部13と、を有し、
前記内ナット20が、
ボルトの入口側から出口側に向けて軸方向に拡径し、かつ周方向に均一径の外周テーパ面21と、
ボルトがねじ合わされる軸方向の貫通ねじ孔22と、
前記外周テーパ面21と貫通ねじ孔22間を連通し、前記回り止め部13がはめ込まれる分断部23と、を有する複合ナット。 - 前記回り止め部13が、前記外ナット10の軸方向に沿って埋設され、その一部が前記内ナット嵌合孔11から内向きに突出するパイプ体からなる請求項1に記載の複合ナット。
- 前記外ナット10が、前記内ナット嵌合孔11のボルトBの入口側に、前記内ナット20のストッパ12を有する請求項1または2に記載の複合ナット。
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3147424U true JP3147424U (ja) | 2008-12-25 |
Family
ID=
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2016039578A1 (ko) * | 2014-09-12 | 2016-03-17 | 이재형 | 너트 어셈블리 |
| CN106218322A (zh) * | 2015-08-06 | 2016-12-14 | 杨东佐 | 一种连接轴装置及自行车 |
| KR101874773B1 (ko) | 2018-01-30 | 2018-07-04 | 이재형 | 그렙너트 |
| CN117515009A (zh) * | 2023-09-28 | 2024-02-06 | 李昂 | 一种锁紧套件及联接紧固结构 |
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