JP3147563B2 - 光分散補償方法および光分散補償器 - Google Patents

光分散補償方法および光分散補償器

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JP3147563B2
JP3147563B2 JP01137293A JP1137293A JP3147563B2 JP 3147563 B2 JP3147563 B2 JP 3147563B2 JP 01137293 A JP01137293 A JP 01137293A JP 1137293 A JP1137293 A JP 1137293A JP 3147563 B2 JP3147563 B2 JP 3147563B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ファイバ伝送に係
り、特に波長分散の影響が顕著になる長距離伝送及び、
光周波数(波長)多重伝送に好適な光分散補償方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ伝送技術は光ファイバアンプ
を利用することにより1000kmを超えるような長距
離伝送が可能になった。長距離伝送における技術課題と
して、光ファイバの波長分散の影響が伝送品質の劣化を
引き起こす問題がある。分散による問題を解決する方法
として、伝送信号光の波長において分散がゼロとなるフ
ァイバが開発されている。
【0003】一方大量の情報を伝送するために、波長多
重伝送や光周波数多重伝送の技術も進歩している。波長
多重伝送では、チャネルごとの波長が異なるため、全て
の波長の分散をゼロにするファイバは実現が困難であ
る。
【0004】一度光ファイバの分散の影響を受けた光信
号の分散による群遅延特性を打ち消すことのできる光素
子の報告がある。図2に示したリング型光共振器を用い
る方法が「アイ・イー・イー・イー・フォトニクス・テ
クノロジー・レターズ第4巻、8号、942頁、199
2年(IEEE Photonics Technology Letters, Vol.4,No.
8, P.942, 1992)」に記載されている。 図2の光伝送
システムは、光送信器1からの光信号を光ファイバ3を
伝送し、光分散補償器4を通し、光受信器6にて受信す
るシステムである。光分散補償器4は、2入力2出力の
光カプラ41と遅延光路42から構成されるリング共振
器構造になっている。光分散補償器4に入力された光信
号は光カプラ41の第1の入力に送られる。光カプラ4
1の第1の出力は遅延光路42に接続され、遅延光路4
2を伝搬した光信号は光カプラ41の第2の入力に接続
されている。光カプラ41の第2の出力からの光信号
が、光分散補償器4の出力光信号となる。
【0005】光分散補償器4は、光遅延光路42を伝搬
した光信号が光カプラ41を通って再び遅延光路42へ
入力されるリング型光共振器になっている。光分散補償
器4に入力される光信号の一部は、光遅延光路42を周
回する遅延光信号となる。リング共振器での光信号の損
失が無いと仮定すると、定常状態もしくは時間平均した
遅延光信号強度は、光分散補償器4に光信号の留まる時
間(群遅延時間)と比例する。遅延光信号強度および群
遅延時間は、光カプラ41に入力される二つの光信号の
位相差に依存して変化する。この位相差が遅延光路42
を伝搬する時間Trと信号光周波数fの積から求められ
る遅延光路42における位相遅れに依存して変化するた
め、群遅延時間の周波数特性Tg(f)は図4に示すよ
うに1/Trの周期を持っている。強度カップリング係
数(power coupling ratio)をR、リング部の強度伝達
係数(power transmission coefficient)をAとすると
群遅延特性Tg(f)は次の式で表される。
【0006】
【数1】
【0007】波長分散とは波長(光周波数)に対する群
遅延時間の変化量であり、図4の傾きに比例する物理量
である。光分散補償器4の群遅延特性は、図4における
λ1のように波長を選ぶことにより、傾きdに相当する
波長分散の影響をキャンセルする群遅延特性となる。光
信号の光周波数(波長)が変化すると分散を補償する群
遅延特性が変化するため、分散補償特性は劣化する。
【0008】また、図3に示したファブリペロー型光共
振器を用いる方法が「アイ・イー・イー・イー・ジャー
ナル・オブ・ライトウェーブ・テクノロジー第8巻、5
号、649頁1990年(IEEE Journal of Lightwave
Technology Vol.8, No.5, P.649 1990)」に記載されて
いる。
【0009】図3に示した光分散補償器4は、反射光分
離器43とファブリペロ型光共振器44から構成されて
いる。入力された光信号は反射光分離器43を通ってフ
ァブリペロ型光共振器44に入力される。ファブリペロ
型光共振器44から反射されてきた光信号は反射光分離
器43において分離され出力される。ファブリペロ型光
共振器44を光信号が一往復する時間をTrとして、図
4と類似の周期的群遅延特性を持っている。ファブリペ
ロ型光共振器44の入出力端面の振幅反射率をr(強度
反射率(power reflectivity)はr∧2)、ファブリペロ
型光共振器44を一往復する光の強度伝搬定数を1とす
るときの群遅延特性は次式で表される。
【0010】
【数2】
【0011】
【発明が解決しようとする課題】大容量伝送を実現する
ためには、波長多重伝送や光周波数多重伝送が有望であ
る。報告されている光ファイバ分散等化技術は、一つの
波長の信号に対して有効であり、多重伝送ではチャネル
毎にファイバ分散等化することが必要になる。前記従来
方法では、チャネル数の増加による規模の拡大が問題で
あった。
【0012】また、分散補償器の波長特性の周期的特性
は、遅延光路の伝搬遅延時間Trに依存して変化する。
リング型光共振器もファブリペロ型光共振器も光共振部
の光路長が温度によって変化するため、群遅延特性Tg
(f)が安定していない。光素子による分散補償方法で
は、分散補償器の群遅延時間の光周波数(波長)依存性
を利用しているため、分散を等化できる波長と伝送して
いる信号の波長とを一致させることが必要である。前記
従来方法では、波長の一致する状態を維持する方法に関
して詳細な記述はない。実用化においては、波長の一致
をモニタし、制御する機能が必要である。
【0013】本発明の目的は、複数の光周波数(波長)
多重された光信号の分散の影響を一つの光分散補償器に
よって一括に補償することを可能にすることにある。
【0014】また、本発明の他の目的は、光分散補償器
の群遅延特性を光信号の光周波数に対して安定化するこ
とにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、光出力の中心光周波数(波長)がΔfの間隔に設定
された複数の光送信器を持つ光多重送信装置と2入力2
出力の光カプラと伝搬遅延時間が1/Δfと略一致する
遅延光路から構成される光分散補償器によって実現でき
る。
【0016】また他の目的は、2入力2出力の光カプラ
と遅延光路と光分岐手段と光電変換手段と光路長変更手
段と光路長制御回路から構成される光分散補償器によっ
て実現できる。
【0017】
【作用】光分散補償器の入力及び出力は各々前記光カプ
ラの第1入力および第1出力と接続され、前記遅延光路
は該光カプラの第2出力と第2入力を接続している。入
力される光多重信号は、該光分散補償器において光周波
数に依存して該遅延光路を周回する確率が変化する。こ
の周回する確率は群遅延特性と比例しており、約Δfの
周期で変化する。光多重信号の中心光周波数(波長)は
Δfの間隔に設定されているため、前記本発明の光分散
補償器の群遅延特性は各チャネルに同様の特性を持って
いる。このため、本発明の光分散補償器は、光ファイバ
伝送中に受ける分散による群遅延を全チャネル一括に補
償することが可能である。
【0018】また、前記光分岐手段は前記遅延光路上に
配置されており、該遅延光路を伝搬する遅延光信号の一
部を分岐する。分岐された遅延光信号は前記光電変換手
段に入力され、該光電変換手段によって遅延光信号強度
を示す電気信号に変換される。電気信号は光路長制御回
路に入力され、前記光路長制御回路は、該遅延光路の全
部もしくは一部に配置された前記光路長変更手段を制御
している。本発明による光分散補償器の群遅延特性は、
光周波数および遅延光路の光路長に依存して変化し、遅
延光信号の強度と比例している。該光分岐手段と該光電
変換手段によって得られた遅延光信号の強度情報を、該
光路長制御回路に入力し、該光路長変更手段へ負帰還す
ることにより遅延光信号の強度を安定化できる。これに
より、群遅延特性が入力光信号の光周波数に対して安定
化されるため、入力光信号の分散による遅延を安定に補
償することができる。
【0019】
【実施例】光周波数多重伝送システムにおける本発明の
実施例の構成を図1に示す。光多重送信装置10は光周
波数多重もしくは波長多重された光多重信号を出力す
る。多重光信号は一本の光ファイバ3を伝送されて、光
分散補償器4に入力される。光分散補償器4の出力は光
多重受信装置20に入力されて受信される。
【0020】光多重送信装置10は、複数の光送信器1
と光合波手段2から構成されている。光送信器1はデジ
タルもしくはアナログ情報を強度変調もしくは光周波数
変調、光位相変調、偏波変調により変調された光信号を
出力する。複数の光送信器1からの光信号は、中心光周
波数が略等間隔Δfに配置されている。各光送信器1か
らの光信号は光合波手段2によって合波され、光多重信
号となる。光合波手段2から出力される光多重信号は、
光多重送信装置10の出力として、光ファイバ3に入力
される。
【0021】光分散補償器4は、2入力2出力の光カプ
ラ41と伝搬遅延時間がTrの遅延光路42から構成さ
れいる。光分散補償器4への入力は光カプラ41の第1
入力に入力される。光分散補償器4からの出力は光カプ
ラ41の第1出力と接続されている。光カプラの第2出
力と第2入力は遅延光路42によって接続されている。
入力された光多重信号は、一部が遅延光路42を周回す
ることによる遅延を生じ、光ファイバ3伝搬中に受けた
分散による群遅延特性を補償する。光分散を補償された
光多重信号は光多重受信装置20に送られる。
【0022】光多重受信装置20は、光分波器5と複数
の光受信器6から構成されている。光多重受信装置20
に入力された光多重信号は、光分波器5に入力される。
光分波器5に入力された光多重信号は各光信号に分波さ
れ光受信器6に分配される。各光受信器6は分配された
光信号を受信する。
【0023】前記従来技術の説明で記述したように、群
遅延特性Tg(f)は、光路42の伝搬遅延時間Trに
依存して変化する。本発明において、光多重信号を一括
して光分散補償をするため、伝搬遅延時間の逆数1/T
rを光多重信号の光周波数間隔Δfに略一致させる。こ
こで略一致とは、多重数をNとするとき Δf×(N−1)<N/Tr<Δf×(N+1) (数3) を満足することである。Δf=1/Trにおける群遅延
特性Tg(f)と光多重信号のスペクトルの関係を図5
に示す。但し、光カプラ41のカップリング係数r及び
遅延光路42の伝搬遅延時間Trは、全チャネルを含む
光周波数範囲において、一定である。この条件において
全チャネルの光信号には光分散補償器4によって、同じ
群遅延特性によって補償することができる。光ファイバ
3の分散が大きく、全チャンネルを含む光周波数(波
長)範囲がゼロ分散波長との差に比べて小さい場合に
は、各チャネルの受ける分散の影響が略一定になる。
【0024】本実施例のように群遅延特性Tg(f)の
周期性を利用することにより、複数のチャネルの分散を
一つの光分散補償器4にて、各チャネルに対し同等の分
散補償することが可能になる。
【0025】本発明における光合成手段2には、光スタ
ーカプラもしくは各種の光合波器を用いることができ
る。ここで光合波器には、マッハツェンダ干渉型波長合
波器及び回折格子型波長合波器等が適用できる。
【0026】本実施例における光分散補償器4には、リ
ング型光共振器によって実現しているが、マッハツェン
ダ型光共振器によって実現することも可能である。
【0027】本実施例では、光ファイバ3の分散が大き
いことを仮定しているが、光ファイバ3の分散につい
て、その他3種類の状態に関する実施例を示す。
【0028】まず、光ファイバ3の分散がゼロとなる光
周波数(波長)が中央近傍となるようにチャネルが配置
してある場合を説明する。説明を簡単にするため、チャ
ネル数Nを3、中央のチャネルがゼロ分散とした実施例
を説明する。図6には、本実施例における群遅延特性T
g(f)と光多重信号のスペクトルの関係を示す。一般
にはチャネル数Nはより多くのチャネルを持つシステム
にも応用可能である。両端のチャネルは、それぞれ正の
分散と負の分散を受けて光分散補償器4に入力される。
両端のチャネルの分散は各々fa、fbにおいて補償で
きるとする。分散補償器4の群遅延特性の周期はΔf+
fd/(N−1)となるので、伝搬遅延時間Trはその
逆数で与えられる。ここで、fdは一周期内にあるfa
とfb’の周波数差である。
【0029】次に、チャネル数が多いもしくはチャネル
間隔が大きいため、分散値は大きいが両端のチャネルの
分散値に差がある場合の実施例を説明する。本実施例に
も前記の関係1/Tr=Δf+fd/(N−1)を利用
できる。この時の群遅延特性Tg(f)と光多重信号の
スペクトルの関係を図7に示す。
【0030】さらに、カップリング係数rの波長依存性
による影響を考慮した実施例について説明する。光周波
数に対してカップリング係数rが略線形に変化する場
合、図8に示すように群遅延特性Tg(f)のピークの
高さが変化する。チャネル間隔と群遅延特性の周期が一
致する1/Tr=Δfとなる条件においても、各チャネ
ルの光周波数における群遅延特性の傾きが近似的に線形
に変化する。伝搬遅延時間Trの設定は、カップリング
係数の波長依存性を考慮することにより、分散補償精度
を向上させることができる。
【0031】これらの実施例では、遅延光路42の伝搬
遅延時間の逆数1/Trを光多重信号の光周波数間隔Δ
fと略一致させることにより、光分散補償器4の群遅延
特性の周期を光周波数間隔の周期と略一致できるため、
一括して光分散を補償することができる。また、分散の
影響および光学パラメータの光周波数(波長)依存性を
考慮して伝搬遅延時間Trを設定することにより、多く
の種類の光多重伝送システムに適用可能である。
【0032】温度によって容易に変化する群遅延特性T
g(f)は、分散を補償する光信号の光周波数に対応し
て安定化する必要がある。図9に所望の群遅延特性であ
ることをモニタし、安定化できる実施例の構成を示す。
本実施例の光分散補償器4は、2入力2出力の光カプラ
41と遅延光路42から成るリング型光共振器部分と、
光分岐手段51、光電変換手段52、光路長制御回路5
3、光路長変更手段54から成る群遅延特性安定化のた
めの部分とから構成されている。光分散補償器4に入力
された光信号は光カプラ41の第1の入力に送られる。
光カプラ41の第1の出力は遅延光路42に接続され、
遅延光路42を伝搬した光信号は光カプラ41の第2の
入力に接続されている。光カプラ41の第2の出力から
の光信号が、光分散補償器4の出力光信号となる。
【0033】次に、群遅延特性の安定化方法を説明す
る。遅延光路42上にある光分岐手段51のカップリン
グ係数r2は、光カプラ41のカップリング係数r1よ
りも小さい。光分岐手段51により分岐されたモニタ光
信号の強度を光電変換手段52によって電気信号にす
る。電気信号は、遅延光信号の強度および、群遅延特性
と比例しており、光路長制御回路53に入力される。光
路長制御回路53の出力は光路長変更手段54入力さ
れ、遅延光路42の伝搬遅延時間Trを変更することに
より、群遅延特性を調整できる。遅延光信号の強度情報
をモニターし、遅延光路42の光路長に負帰還すること
により、遅延光信号の平均強度を安定化することができ
る。遅延光信号の平均強度が安定になることは、群遅延
時間の平均を安定化することになる。
【0034】本実施例では、光信号の光周波数(波長)
が変化しても、平均群遅延時間を安定化できるため、光
分散補償特性の劣化を抑えることができる。
【0035】本実施例に用いる光分岐手段51および光
電変換手段52には、各々光カプラとフォトダイオード
の利用が考えられる。但し、光分岐手段としては、光導
波路の洩光を利用することも可能である。
【0036】本実施例の、光カプラ41、遅延光路4
2、光分岐手段51及び光路長変更手段54を光集積化
回路として実現することは、特性の安定性、信頼性を向
上する上で有効である。石英導波路を用いて集積化する
場合、光路長変更手段54はヒーターやペルチエ素子に
より、導波路温度を制御する方法が適している。また、
強誘電体(リチュームナイオベート等)の導波路を用い
ることにより、光路長変更手段54を電界で制御するこ
とができる。さらに、半導体導波路にて集積化すること
により、光路長変更手段54はキャリアの注入により制
御できる。半導体導波路では、光電変換手段52を集積
化することや、遅延光路42の伝搬損失を補償するため
の光増幅部を集積化することも容易になる。
【0037】温度を制御する領域は遅延光路42の一部
に限らず、遅延光路42の全体もしくは、図10に示す
ような光集積回路全体であっても同様の効果が得られ
る。
【0038】本発明は、従来技術にて説明した単一光信
号の伝送システムにも応用可能であり、その構成を図1
1に示す。
【0039】本発明の光分散補償器4は、光受信装置2
0の直前に限らず、光中継装置や、光送信装置と接続し
て用いることができる。図12は、光中継伝送システム
の実施例の構成図である。光送信装置60からの光信号
は、複数の光ファイバ3を光中継装置61によって中継
されながら光受信装置62まで伝送される。
【0040】図13に光送信装置60の構成図を示す。
光送信装置60は、複数の光送信器1と光合波手段2と
光分散補償器4から構成されている。複数の光送信器1
から出力された光信号は光合波手段2によって合波され
チャネル間隔がΔfの光多重信号となる。光多重信号は
光分散補償器4に入力され、伝送後発生する分散の影響
を伝送前に補償される。
【0041】図14に光中継装置61の構成図を示す。
光中継装置61は、二つの光増幅器63と光分散補償器
4から構成されている。光中継装置61に入力された光
信号は、まず光増幅器63−1にて増幅される。増幅さ
れた光信号は、次に光分散補償器4に入力されて分散が
補償された光信号となる。分散を補償された光信号は、
もう一つの光増幅器63−2に入力され所定の出力強度
まで増幅されて光中継装置61から出力される。
【0042】図15に光受信装置62の構成図を示す。
光受信装置62は、光増幅器63と光分散補償器4と光
分波器5と複数の光受信器6から構成されている。光受
信装置62に入力された光信号は、まず光増幅器63に
て増幅される。増幅された光信号は光分散補償器4に入
力され、全チャネル一括して分散が補償される。分散を
補償された光信号は光分波器5に入力され、各チャネル
の光信号に分波される。分波された光信号は各々光受信
器6に入力されて受信される。
【0043】光中継装置61にて分散を補償すること
は、中継伝送中に発生する周波数変調が振幅変調に変換
される現象を抑える効果がある。
【0044】本実施例において光中継装置61に用いる
光増幅器63の数は二つに限られるものではない。
【0045】このような光中継伝送システムは、一つの
光信号を伝送するシステムにも適用できる。
【0046】前記本実施例は、リング型光共振器による
実施例を用いて説明したが、本発明によれば、マッハツ
ェンダ型光共振器に置き換えても同様の効果が得られ
る。
【0047】前記本実施例では、光多重伝送システムに
用いた光多重受信装置は、光分波器5を含む構成になっ
ているが、本発明は、光フィルタや光へテロダイン受信
器を用いることによりチャネルを選択受信する受信装置
であるシステムにも適用できる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたごとく本発明によれば、遅延
光路の伝搬遅延時間の逆数1/Trを光多重信号の光周
波数間隔Δfと略一致させることにより、光ファイバの
分散の影響を受けた光多重信号の群遅延特性を一括して
補償する効果がある。
【0049】また、遅延光路を伝搬する遅延光信号の強
度を安定化することにより、光信号に対する群遅延特性
を安定化を可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光多重伝送システムの構成図。
【図2】従来法による光伝送システムの構成図。
【図3】従来法による光分散補償器の構成図。
【図4】光分散補償器の群遅延特性。
【図5】光多重信号スペクトルと光分散補償器の群遅延
特性1。
【図6】光多重信号スペクトルと光分散補償器の群遅延
特性2。
【図7】光多重信号スペクトルと光分散補償器の群遅延
特性3。
【図8】光多重信号スペクトルと光分散補償器の群遅延
特性4。
【図9】本発明による光分散補償器の構成図。
【図10】本発明による光分散補償器の構成図。
【図11】本発明による光伝送システムの構成図。
【図12】本発明による光中継伝送システムの構成図。
【図13】本発明による光多重送信装置の構成図。
【図14】本発明による光多重中継装置の構成図。
【図15】本発明による光多重受信装置の構成図。
【符号の説明】
1…光送信器、2…光合波手段、3…光ファイバ、4…
光分散補償器、5…光分波器、6…光受信器、10…光
多重送信装置、20…光多重受信装置、41…光カプ
ラ、42…遅延光路、43…反射光分離器、44…ファ
ブリペロ型光交信器、51…光分岐手段、52…光電変
換手段、53…光路長制御回路、54…光路長変更手
段、60…光多重送信装置、61…光多重中継装置、6
2…光多重受信装置、63…光増幅器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−89702(JP,A) 特開 昭60−43929(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 10/00 - 10/28 H04J 14/00 - 14/08 G02B 6/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2入力2出力の光カプラと遅延光路と光分
    岐手段と光電変換手段と光路長制御回路と光路長変更手
    段から構成される光分散補償器であって、 該光分散補償器の入力及び出力は、各々該光カプラの第
    1入力および第1出力と接続され、該遅延光路は、該光
    カプラの第2出力と第2入力に接続されており、該光分
    岐手段は、該遅延光路上に配置されており、該遅延光路
    を伝搬する遅延光信号の一部を分岐し、該光電変換手段
    は、分岐された遅延光信号を受けて遅延光信号強度を示
    す電気信号を出力し、光路長制御回路は電気信号を受け
    て、該遅延光路の全部もしくは一部に配置された該光路
    長変更手段を制御しており、 入力された光信号の一部が該遅延光路を周回する遅延光
    信号となることにより生じる群遅延特性は、光周波数お
    よび遅延光路の光路長に依存して変化し、群遅延特性と
    比例する遅延光信号の強度を該光分岐手段と該光電変換
    手段と該光路長制御回路と該光路長変更手段からなる負
    帰還ループによって安定化することにより、安定化され
    た群遅延特性によって、入力された光信号の分散による
    遅延を補償して出力することを特徴とする光分散補償
    器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の光分散補償器において、
    前記光カプラと前記遅延遅延光路と前記光分波手段が、
    同一ガラス系基板上に集積化された光回路であって、光
    路長変更手段が該光回路の全体もしくは一部の温度を変
    化させるヒーターもしくはペルチエ素子であることを特
    徴とする光分散補償器。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の光分散補償器において、
    前記光カプラと前記遅延遅延光路と前記光分波手段が、
    同一強誘電体系基板上に集積化された光回路であって、
    光路長変更手段が該遅延光路の全体もしくは一部の屈折
    率を電界により変更させる光素子であることを特徴とす
    る光分散補償器。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の光分散補償器において、
    前記光カプラと前記遅延遅延光路と前記光分波手段が、
    同一半導体系基板上に集積化された光回路であって、光
    路長変更手段が該遅延光路の全体もしくは一部の屈折率
    を注入キャリア密度により変更させる光素子であること
    を特徴とする光分散補償器。
  5. 【請求項5】請求項4に記載の光分散補償器において、
    前記光カプラと前記遅延遅延光路と前記光分波手段が、
    同一半導体系基板上に集積化された光回路であって、該
    遅延光路の全体もしくは一部がキャリアの注入により光
    信号を増幅することにより、該光分岐手段による分岐お
    よび該遅延光路の伝搬による損失を補償することを特徴
    とする光分散補償器。
  6. 【請求項6】請求項1に記載の光分散補償器と一つ以上
    の光増幅器から構成される光増幅中継装置において、入
    力光信号は該光増幅器に入力され、少なくとも一つの該
    光増幅器によって増幅し、増幅された光信号を該光分散
    補償器に入力し、該光分散補償器によって分散による遅
    延を補償し、残りの該光増幅器によってさらに増幅した
    後、出力することを特徴とする光増幅中継装置。
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