JP3147568U - 建材用の芯材 - Google Patents

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JP3147568U
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JP2008007438U
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Inventor
浩良 垣本
Original Assignee
株式会社垣本ハウス
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Abstract

【課題】良好な品質を維持することができ、かつ、施工を容易ならしめることができる建材用の芯材を提供する。
【解決手段】板状に加工された集成材11とMDF12とが用意された後、ロールコーター装置を用いてMDF12に接着剤を塗布する。接着剤が塗布されたMDF12を集成材11の表裏面に貼り付ける。その後、コールドプレス装置による加圧またはホットプレス装置による加圧を行う。以上のようにして、建材用の芯材10は、板状に加工された集成材11の表裏面にMDF12が貼り付けられた構成とする。
【選択図】図1

Description

本考案は、建材用の芯材に関し、特にオレフィン系樹脂シートによるラッピングに好適な建材用の芯材に関する。
従来より、化粧シートにオレフィン系樹脂シートを用いた化粧材が集合住宅等の内装用の建材として多々使用されている。このような建材の芯材としては、切削機械で切削された単板31を(繊維方向を全て揃えて)複数積層したLVL(Laminated Veneer Lumber:単板積層材)30の表裏面にMDF(Medium Density Fiberboard:中質繊維板)12を貼着させた「LVS」と呼ばれるもの(図8参照)やMDF単体のもの等がある。LVSについては、寸法の安定性や精度に優れ長尺材が得られやすいというLVLの特徴に、平滑な表面が得られるというMDFの特徴が付加されている。また、MDF単体のものについては、反りやねじれが生じにくい,加工が容易,耐久性が高い,均質で安価等の特徴がある。
特開2008−62593号公報
ところが、LVSについては、水分の吸収等による経時変化がMDF12とLVL30とでは異なるため、また、LVL30を構成する単板31間でもそのような経時変化に差異があるため、芯材の木口面(木の繊維方向に直角に切断した切り口の面)に図9に示すような凹凸が生じることがある。また、オレフィン系樹脂シート等の比較的色の薄いシートによるラッピングがLVSに施されたときに、LVL30を構成する単板31の積層ラインが外部から視認されることもある。このように、LVSについては、化粧材として使用される際に、品質(化粧面の見栄え等)の観点からの問題が生じやすい。さらに、LVSについては、LVL特有の単板31間の隙間や、抜け節による穴が生じることがあるので、それらの補修作業に手間を要する。
また、MDF単体のものについては、ビスが効きにくい(例えば、MDFが割れる)ため、ビスを用いる際には図10に示すように予め電動ドリル等でMDF12に下穴41を開けておく必要がある。このように、施工する際に手間がかかる。
さらに、近年、環境問題への関心が高まっており、自然環境に配慮した建材の需要増への対応が求められている。
そこで、本考案は、良好な品質を維持することができ、かつ、施工を容易ならしめることができる建材用の芯材を提供することを目的とする。
第1の考案は、板状に加工された集成材の表裏面に中質繊維板が貼着されていることを特徴とする、建材用の芯材である。
第2の考案は、第1の考案において、
前記集成材の表裏面と前記中質繊維板とは水性ビニルウレタン系の接着剤で貼着されていることを特徴とする。
第3の考案は、第1または第2の考案に係る建材用の芯材に化粧シートとしてのオレフィン系樹脂シートが貼着されていることを特徴とする。
上記第1の考案によれば、建材用の芯材は、集成材と中質繊維板(MDF)とによって構成される。このため、従来から建材用の芯材として用いられているLVL(単板積層材の表裏面に中質繊維板を貼着させたもの)と比較して、構成要素間の経時変化の差異による影響は小さくなる。これにより、芯材の木口面における凹凸の発生が抑制される。また、集成材は層構造とはなっていないため、芯材がオレフィン系樹脂シート等の化粧シートでラッピングされた後に、外部から積層ラインが視認されることもない。また、集成材については、LVLのような単板間の隙間や抜け節による穴が生じないので、そのための補修作業は不要となる。さらに、集成材についてはビスの保持力が比較的強いため、施工の際に下穴を開けることなくビスを用いることが可能となる。さらにまた、植林木から生産される集成材が使用されているので、環境問題への対応もなされている。
上記第2の考案によれば、集成材と中質繊維板とは、ホルムアルデヒドを放出することのない接着剤によって貼り付けられている。このため、人体に害を及ぼすことなく、かつ、良好な品質の維持と容易な施工とを実現することのできる建材用の芯材が提供される。
上記第3の考案によれば、建材用の芯材の表面には、有毒ガスを発生させることのない化粧シートが貼り付けられている。このため、人体に害を及ぼすことなく、かつ、良好な品質の維持と容易な施工とを実現することのできる建材が提供される。
以下、添付図面を参照しつつ、本考案の一実施形態について説明する。
<1.芯材の構成>
図1は、本考案の一実施形態に係る建材用の芯材10の全体構成を示す斜視図である。また、図2は、図1のA−A線断面図である。図1および図2に示すように、この芯材10は、板状に加工された集成材11の両面(表面および裏面)にMDF12が貼り付けられた構成となっている。この芯材10の長手方向×短手方向のサイズは、例えば、1830mm×920mm、2130mm×1220mm等となっている。集成材11の厚さ(高さ)H1は、例えば16mmとなっている。MDF12の厚さ(高さ)H2,H3は、例えば2.5mmとなっている。集成材11とMDF12とは、水性ビニルウレタン等の接着剤によって互いに接着されている。なお、この建材用の芯材10は、一般的には、オレフィン系樹脂シート等の化粧シートでラッピングされた状態で使用される。
<2.芯材の製造方法>
次に、本実施形態に係る芯材10の製造方法について説明する。図3は、本実施形態に係る芯材10の製造方法の手順を示すフローチャートである。板状に加工された集成材11とMDF12とが用意された後、まず、MDF12に接着剤(例えば、上述した水性ビニルウレタン系の接着剤)を塗布する処理が行われる(ステップS10)。この処理は、典型的にはロールコーター装置20を用いて行われる。ロールコーター装置20は、図4に示すように、コーティングロール21とドクターロール22とバックアップロール23と搬送機構24とから構成されている。MDF12は搬送機構24によってコーティングロール21とバックアップロール23との間に送られ、コーティングロール21の外周面を介して塗布液25がMDF12に塗布される。集成材11の表面に貼り付けるためのMDF12および集成材11の裏面に貼り付けるためのMDF12の双方に接着剤が塗布された後、それらのMDF12を1枚ずつ集成材11に貼り付ける処理が行われる(ステップS20)。これにより、製造中の芯材10は、図5に示すように、集成材11の両面にMDF12が接着剤15で貼り付けられた状態となる。
次に、コールドプレス装置またはホットプレス装置を用いて、図6に示すように、製造中の芯材10の両面から圧力を加える処理が行われる(ステップS30)。なお、コールドプレス装置を用いた加圧は常温で行われ、ホットプレス装置を用いた加圧は比較的高温(例えば100度)で行われる。以上のようにして、本実施形態に係る建材用の芯材10が作製される。
<3.効果>
本実施形態によれば、建材用の芯材10は、集成材11とMDF12とによって構成される。このため、図8に示したLVSと比較すると、構成要素間の経時変化の差異による影響は小さくなる。これにより、芯材10の木口面における凹凸の発生が抑制される。また、集成材11はLVL30のような層構造とはなっていない(集成材11については図2を参照。LVL30については図8を参照。)ため、芯材10がオレフィン系樹脂シート等の化粧シートでラッピングされた後に、外部から積層ラインが視認されることもない。また、集成材11については、LVL30のような単板間の隙間や抜け節による穴が生じないので、そのための補修作業は不要となる。さらに、本実施形態によれば、MDF12が集成材11に貼り付けられた構成となっている。集成材11についてはビスの保持力がMDF12よりも強いため、施工の際に下穴を開けることなくビスを用いることが可能となる。さらにまた、集成材が使用されることにより、環境問題への対応もなされている。以上のように、本実施形態によれば、良好な品質を維持することができ、かつ、施工を容易ならしめることのできる建材用の芯材が実現される。
<4.変形例>
上記実施形態においては建材用の芯材10には特に加工は施されていないが、本発明はこれに限定されない。例えば図1のA−A線断面図が図6に示すようなものとなるように、MDF12に溝13,14を設ける等の加工が施されていても良い。
また、上記実施形態においては、好適な例としてオレフィン系樹脂シートで芯材10にラッピングが施される旨の説明をしているが、本発明はこれに限定されず、オレフィン系樹脂シート以外の化粧シートによって芯材10にラッピングが施されても良い。
さらに、上記実施形態においては、好適な例として水性ビニルウレタン系の接着剤によって集成材11とMDF12とが接着される旨の説明をしているが、本発明はこれに限定されず、水性ビニルウレタン系以外の接着剤によって集成材11とMDF12とが接着されても良い。
本考案の一実施形態に係る建材用の芯材の全体構成を示す斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 上記実施形態に係る芯材の製造方法の手順を示すフローチャートである。 上記実施形態において、ロールコーター装置の構成を示す図である。 上記実施形態において、集成材の両面にMDFが接着剤で貼り付けられた状態を示す図である。 上記実施形態において、コールドプレス装置およびホットプレス装置による芯材への加圧について説明するための図である。 上記実施形態の変形例に係る建材用の芯材の断面図である。 従来の建材用の芯材の構成例(LVS)を示す図である。 従来例において、芯材の木口面に凹凸が生じることについて説明するための図である。 従来例において、ビスを使用する際に予めMDFに下穴を開けておく必要がある点について説明するための図である。
符号の説明
10…(建材用の)芯材
11…集成材
12…MDF(中質繊維板)
13,14…溝
15…接着剤
20…ロールコーター装置
30…LVL
31…単板

Claims (3)

  1. 板状に加工された集成材の表裏面に中質繊維板が貼着されていることを特徴とする、建材用の芯材。
  2. 前記集成材の表裏面と前記中質繊維板とは水性ビニルウレタン系の接着剤で貼着されていることを特徴とする、請求項1に記載の建材用の芯材。
  3. 請求項1または2に記載の建材用の芯材に化粧シートとしてのオレフィン系樹脂シートが貼着されていることを特徴とする、建材。
JP2008007438U 2008-10-23 建材用の芯材 Expired - Lifetime JP3147568U (ja)

Publications (1)

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JP3147568U true JP3147568U (ja) 2009-01-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9024488B2 (en) 2007-06-27 2015-05-05 Brooks Automation, Inc. Robot drive with magnetic spindle bearings

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