JP3147569U - クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】 比較的厚いものにも容易に挟持させることができ、且つ挟持後は保持力を有して書類などからの脱落を防止できるようにする。
【解決手段】 ばね材15を、所要長さの直線部と曲り部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、湾曲部16と、該湾曲部16の内側に湾曲部17とを形成する。この湾曲部16に連続する直線部19a,19bと内側の湾曲部17に連続する直線部20a,20bとで、挟持部21を形成する。上記内側の湾曲部17寄りの直線部20a,20bでばね材15を折り曲げて屈曲部23を形成し、湾曲部17を上方へ突出させる。
【選択図】図1
【解決手段】 ばね材15を、所要長さの直線部と曲り部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、湾曲部16と、該湾曲部16の内側に湾曲部17とを形成する。この湾曲部16に連続する直線部19a,19bと内側の湾曲部17に連続する直線部20a,20bとで、挟持部21を形成する。上記内側の湾曲部17寄りの直線部20a,20bでばね材15を折り曲げて屈曲部23を形成し、湾曲部17を上方へ突出させる。
【選択図】図1
Description
本考案は、複数枚の書類などを挟持させて綴じておくために用いられるクリップに関するものである。
一般に、複数枚の書類などを挟持させて綴じておく器具として用いられるクリップとしては、ゼムクリップ、Wクリップ、目玉クリップと呼ばれるものなどがあり、それぞれ綴じる書類の厚みなどに応じて使い分けられている。
これらのクリップのうち、最もよく使用されるゼムクリップと呼ばれるものは、図4(イ)(ロ)に示すようなものが一般に市販されている。
従来より一般に市販されているクリップは、図4(イ)(ロ)に示すように、線材1を所要の長さの直線部と曲り部が連続して形成されるよう平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に2つの湾曲部2と3を位置をずらして形成すると共に、長手方向の他端側に1つの湾曲部4を形成し、且つ上記長手方向一端側の2つの湾曲部2,3から長手方向他端側へ延びる線材1の直線部5a,5bと6a,6bとで挟持部7を形成するようにしてある。
上記従来のクリップを使用して複数枚の書類などを綴じる場合は、偏平状態にある一方側の湾曲部2と、この湾曲部2の内側の湾曲部3とを互いに反対方向に押し曲げるようにして湾曲部2と3をV字状に開きながら書類などの表裏両面に湾曲部2と湾曲部3を位置させるようにし、この状態でクリップを押し込んで複数枚の書類などを挟持部7で挟持させて綴じるようにしているのが実状である。
しかしながら、上記クリップの場合は、使用するときに、上記のように湾曲部2と3の間を開く操作が必要であること、この場合に、上記湾曲部2を、綴じようとする書類の片面に押し当てながら内側の湾曲部3を書類の反対面に沿わせるようにして挟持部7に書類を挟み込ませるようにする動作が必要であるが、上記湾曲部2を書類の片面に押し当てて湾曲部2と3の間を開く動作の途中で、湾曲部2が書類の片面からずれて外れたりすることがあり、書類の挟持が面倒であるという問題がある。
一方、長手方向一側の2つの湾曲部を同じ位置に形成するようにして、1つの湾曲部に
ついては、これを他の湾曲部から離れる方向に折曲させた形状のクリップも近年提案されている。
ついては、これを他の湾曲部から離れる方向に折曲させた形状のクリップも近年提案されている。
図5(イ)(ロ)はその一例を示すもので、線材を長手方向の所要位置で折り曲げることによって第1湾曲部8と重なるように第2湾曲部9を形成し、該第1湾曲部8に連なる第1直線部10及び第2直線部11と、上記第2湾曲部9に連なる第3直線部12及び第4直線部13とにより挟持部14を形成させるようにしてある。
更に、上記第1湾曲部8を、該第1湾曲部8と第1、第2直線部10,11との境界部付近で折り曲げて、図5(ロ)に示す如く、第1湾曲部8と第2湾曲部9とを長手方向の外方へ向けて開くようにした特殊形状のものとしてある(たとえば、特許文献1参照)。
ところが、上記図5(イ)(ロ)に示すクリップの場合は、折り曲げられた第1湾曲部8と偏平状にしてある第2湾曲部9とがクリップ長手方向の一端側で同一位置に形成されているものであるため、書類などで厚いものを綴じようとする場合に、第1湾曲部8と第2湾曲部9が同時に書類の端面に当るだけで、該第1湾曲部8と第2湾曲部9を押し開くことができない場合がある。そのため、厚いものを綴じるのに用いる場合は、予め、第1湾曲部8と第2湾曲部9を手で開いた状態にして厚いものに挟持させるようにしなければならず、書類などの厚いものには不向きであるという問題がある。
そこで、本考案は、比較的厚いものにも容易に挟持させることができると共に、挟持後は、保持力を有して書類などからの脱落を防止できるようにするクリップを提供しようとするものである。
本考案は、上記課題を解決するために、線材を直線部と曲り部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、長手方向の外側と内側の2つの湾曲部が形成され、且つ該2つの湾曲部から長手方向の他端側に直線部による挟持部が形成されるようにしてあるクリップにおいて、上記線材をばね材とし、且つ上記長手方向一端側における内側の湾曲部を、該湾曲部寄り位置の直線部でばね材を屈曲させることにより上方又は下方へ突出させるようにして、該突出させた湾曲部と上記外側の湾曲部との間を開くようにしてなる構成とする。
又、上記構成において、長手方向一端側における内側の湾曲部寄り位置のばね材の屈曲部位置を、上記湾曲部が突出する側とは反対側の所要位置まで突出させてなる構成とする。
本考案のクリップによれば、次のような効果を発揮する。
(1)線材を直線部と曲り部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、長手方向の外側と内側の2つの湾曲部が形成され、且つ該2つの湾曲部から長手方向の他端側に直線部による挟持部が形成されるようにしてあるクリップにおいて、上記線材をばね材とし、且つ上記長手方向一端側における内側の湾曲部を、該湾曲部寄り位置の直線部でばね材を屈曲させることにより上方又は下方へ突出させるようにして、該突出させた湾曲部と上記外側の湾曲部との間を開くようにしてなる構成としてあるので、長手方向一端側の屈曲した湾曲部とその外側の湾曲部と、綴じようとする書類などの端に向けて外側の湾曲部を書類などの片面に押し当て、更に押し付けるような力をかけることにより、屈曲させられている湾曲部と外側の湾曲部との間が広げられ、書類などが厚いものであっても屈曲している湾曲部がガイドとして書類などの端部を摺動できて円滑に書類などの反対面に内側の湾曲部を移動させることができる。これにより、書類などが厚くても容易に挟持させることができ、挟持後は、ばね材の弾性で十分な挟持力をもって保持できる。
(2)上記(1)により、クリップが書類などから脱落することを防止できる。
(3)更に、長手方向一端側における内側の湾曲部寄り位置のばね材の屈曲部位置を、上記湾曲部が突出する側とは反対側の所要位置まで突出させてなる構成とすることにより、内側の湾曲部を屈曲させる屈曲部による押圧力により、より高い保持力が得られ、書類などの厚みが厚い場合でも十分な挟持を行うことが可能となる。
(1)線材を直線部と曲り部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、長手方向の外側と内側の2つの湾曲部が形成され、且つ該2つの湾曲部から長手方向の他端側に直線部による挟持部が形成されるようにしてあるクリップにおいて、上記線材をばね材とし、且つ上記長手方向一端側における内側の湾曲部を、該湾曲部寄り位置の直線部でばね材を屈曲させることにより上方又は下方へ突出させるようにして、該突出させた湾曲部と上記外側の湾曲部との間を開くようにしてなる構成としてあるので、長手方向一端側の屈曲した湾曲部とその外側の湾曲部と、綴じようとする書類などの端に向けて外側の湾曲部を書類などの片面に押し当て、更に押し付けるような力をかけることにより、屈曲させられている湾曲部と外側の湾曲部との間が広げられ、書類などが厚いものであっても屈曲している湾曲部がガイドとして書類などの端部を摺動できて円滑に書類などの反対面に内側の湾曲部を移動させることができる。これにより、書類などが厚くても容易に挟持させることができ、挟持後は、ばね材の弾性で十分な挟持力をもって保持できる。
(2)上記(1)により、クリップが書類などから脱落することを防止できる。
(3)更に、長手方向一端側における内側の湾曲部寄り位置のばね材の屈曲部位置を、上記湾曲部が突出する側とは反対側の所要位置まで突出させてなる構成とすることにより、内側の湾曲部を屈曲させる屈曲部による押圧力により、より高い保持力が得られ、書類などの厚みが厚い場合でも十分な挟持を行うことが可能となる。
以下、図面に基づき本考案を実施するための最良の形態を説明する。
図1(イ)(ロ)(ハ)は本考案の実施の一形態を示すもので、弾性を有する線材、たとえば、ばね材15を、直線部と湾曲部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、外側と内側の2つの湾曲部16,17を、又、長手方向の他端側に、湾曲部18をそれぞれ形成し、且つ上記外側の湾曲部16に連続するばね材15の直線部19a,19bと、上記内側の湾曲部17に連続するばね材15の直線部20a,20bとを平行となるように配置して挟持部21を形成するようにしたクリップ本体22を構成する。
更に、上記クリップ本体22の挟持部21の一端側となる2つの湾曲部16と17が形成されている部分を、挟持側端部21aとして、内側の湾曲部17を、該湾曲部17寄り位置でばね材15の直線部20a,20bを一方向に折り曲げることにより斜め上又は下向き(図1では斜め上向き)となる形状として、屈曲した湾曲部17の外側面(図1(ロ)では下面)がガイド面となるようにする。又、上記挟持側端部21aの外側の湾曲部16を、綴じようとする書類などの片面への当接部として機能させるようにして、該湾曲部16と屈曲した湾曲部17との間から書類などを挟持させるようにする。
なお、上記屈曲させた湾曲部の長さ、すなわち、屈曲部23から湾曲部17の頂部までの長さは、任意に決めることができるが、たとえば、クリップ本体22の長手方向の長さ寸法の約5分の1程度、あるいはそれよりやや長い寸法とすることが好ましい。
本考案のクリップは、上記構成としてあるので、複数枚の書類などを一時的に綴じておくために、本考案のクリップを使用するときは、図2(イ)に示す如く、クリップ本体22の長手方向他端部の湾曲部18側を把持して、クリップ本体22の挟持側端部21aの外側の湾曲部16を、綴じようとする複数枚の書類24の片面に当接させながら矢印(a)の方向にクリップ本体22を押圧させるようにする。これにより、挟持部21の直線部20a,20bが、把持している指で直接的に押されて、湾曲部16と17の間が徐々に開く。この状態でクリップ本体22を書類24の方向へ移動させることにより、図2(ロ)に示す如く、屈曲した湾曲部17のガイド面が書類24を摺動し、書類24とクリップ本体22の相対変位でクリップ本体22の挟持部21に書類24が挟まれて行き、該挟持部21で書類24が両面から挟持されることになる。この際、本考案のクリップは、ばね材15で構成されているので、クリップ本体22の挟持部21が書類24の厚みで拡がっても、復元力が大であるため、書類24が厚くても十分な保持力が得られ、クリップ本体22が書類24から脱落することを防止することができる。
書類24を綴じた状態の本考案のクリップを、書類から取り外すときは、屈曲させた湾曲部17の先端側が書類24から離れているので、容易に指を掛けることができ、簡単に書類24から取り外すことができる。
次に、図3は、本考案のクリップの実施の他の形態を示すもので、クリップ本体22の挟持側端部21aにおける内側の湾曲部17の屈曲部23を、屈曲した湾曲部17の突出方向とは反対側に、所要量突出させた形状を初期形状として保持させるようにしたものである。
又、上記構成において、内側の湾曲部17の頂部と屈曲部23との間の長さ寸法は、図1に示す実施の形態のものと同一寸法としてもよく、屈曲部23を湾曲部17の突出方向と反対方向に突出させる量に応じて長くするようにしてもよい。
その他の構成は、図1(イ)(ロ)に示すものと同じであり、同一のものには同一符号が付してある。
この実施の形態によれば、複数枚の書類24を綴じるときの要領は、前記した実施の形態の場合と同様であるが、書類24を綴じたときに屈曲部23による押圧力が書類24に付与されることにより、より高い保持力を得ることができるという利点がある。
なお、本考案は上記実施の形態のみに限定されるものではなく、たとえば、クリップ本体22の長手方向両側の湾曲部16と18はほぼ同じ大きさのものとして示したが、一端側の湾曲部16側を拡径とした形状のものにも適用させることができること、クリップ本体22の他端側を湾曲部18とした例を示したが、湾曲部に代えて角形に屈曲させたものとしてもよいこと、その他本考案の要旨を逸脱しない範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。
1 線材
15 ばね材
16 湾曲部
17 湾曲部
19a,19b 直線部
20a,20b 直線部
21 挟持部
21a 挟持側端部
22 クリップ本体
23 屈曲部
24 書類
15 ばね材
16 湾曲部
17 湾曲部
19a,19b 直線部
20a,20b 直線部
21 挟持部
21a 挟持側端部
22 クリップ本体
23 屈曲部
24 書類
Claims (2)
- 線材を直線部と曲り部が連続して形成されるように平面状に折り曲げて、長手方向の一端側に、長手方向の外側と内側の2つの湾曲部が形成され、且つ該2つの湾曲部から長手方向の他端側に直線部による挟持部が形成されるようにしてあるクリップにおいて、上記線材をばね材とし、且つ上記長手方向一端側における内側の湾曲部を、該湾曲部寄り位置の直線部でばね材を屈曲させることにより上方又は下方へ突出させるようにして、該突出させた湾曲部と上記外側の湾曲部との間を開くようにしてなることを特徴とするクリップ。
- 長手方向一端側における内側の湾曲部寄り位置のばね材の屈曲部位置を、上記湾曲部が突出する側とは反対側の所要位置まで突出させてなる請求項1記載のクリップ。
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3147569U true JP3147569U (ja) | 2009-01-08 |
Family
ID=
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3160191U (ja) * | 2010-03-19 | 2010-06-17 | 有限会社ケミカリング | 段差つきゼムクリップ |
| KR101513815B1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-04-20 | 이규휘 | 유아학습용 카드 연결구 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3160191U (ja) * | 2010-03-19 | 2010-06-17 | 有限会社ケミカリング | 段差つきゼムクリップ |
| KR101513815B1 (ko) * | 2013-12-19 | 2015-04-20 | 이규휘 | 유아학습용 카드 연결구 |
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