JP3147764U - 逆中綴形式の中綴本 - Google Patents
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Abstract
【課題】逆中綴形式の本文頁及び表紙から構成される中綴本における逆方向に打ち込まれて表紙の外側に露呈する綴針金の両端部が、中綴本の表紙の背部外側に露呈する状態を解消するとともに、各頁の見開き性を改善し、中綴本の背部の綴部における破損の発生を解消する。
【解決手段】中綴形式にて丁合された丁合折丁7が背部7aの内側7e方向から外側方向に向かってコの字型の綴針金6を打ち込み綴じ付けされ、且つその外側に接着材により表紙付けされた逆中綴形式の中綴本において、逆中綴形式に綴じ付けされた二つ折り丁合折丁7の背部7aと表紙8の背部8aとを接着することなく、前記表紙が、その丁合折丁7の背部7a近傍の表裏両側の表紙部の背部近傍領域に設けられた接着材9により接着されて表紙付けされている。
【選択図】図2
【解決手段】中綴形式にて丁合された丁合折丁7が背部7aの内側7e方向から外側方向に向かってコの字型の綴針金6を打ち込み綴じ付けされ、且つその外側に接着材により表紙付けされた逆中綴形式の中綴本において、逆中綴形式に綴じ付けされた二つ折り丁合折丁7の背部7aと表紙8の背部8aとを接着することなく、前記表紙が、その丁合折丁7の背部7a近傍の表裏両側の表紙部の背部近傍領域に設けられた接着材9により接着されて表紙付けされている。
【選択図】図2
Description
本考案は、中綴形式にて丁合された二つ折り丁合折丁を、その丁合折丁の背部の内側方向から外側方向に向かってコの字型の綴針金を打ち込み綴じ付けされた逆中綴形式の中綴本に関する。
一般的な中綴形式の綴本は、中綴丁合製本機などを用いて中綴形式にて、2乃至複数枚の二つ折り折丁(本文頁)と最後に表紙とを、その折目部が互いに重なるようにして順次丁合し、表紙によりくるまれた二つ折り丁合折丁を形成した後、その丁合折丁の二つ折目部に相当する二つ折り背部に沿って、背部の外側方向から該背部の内側方向に向かって、コの字型の綴針金を打ち込み、綴じ付けし、背部以外の三方(天部、地部、小口部)を仕上げ断裁して、週刊誌、雑誌、カタログ、冊子等の表紙付きの公知の中綴本を形成している。
これに対して、図4に示すように、従来の逆中綴形式の中綴本5は、上記と同様にして中綴丁合製本機などを用いて中綴形式にて、2乃至複数枚の二つ折り折丁7(本文頁)と最後に表紙8とを、その折目部7a、8aが互いに重なるようにして順次丁合し、表紙8によりくるまれた二つ折り丁合折丁を形成する。
その後、丁合された二つ折り丁合折丁7を、その丁合折丁7の二つ折目部7aの内側に相当する二つ折り背部7aの内側に沿って、その背部7aの内側方向から該背部7aの外側方向に向かって、上記の一般的な中綴形式の綴本の場合とは逆の方向に、コの字型の綴針金6(中央首部6a、両端部6b、6cから構成)の両端部6b、6cを打ち込み、丁合折丁7の背部7aに突出した両端部6b、6cのそれぞれ先端部を互いに接近する方向に折り曲げてかしめることにより綴じ付けして、しかる後に、その丁合折丁7の背部7aに設けられた接着材9により、その丁合折丁7をくるむように、表紙8を接着して表紙付けして週刊誌、雑誌、カタログ、冊子等の表紙付きの逆中形式の綴本を形成している。
そのため、図4に示すような、従来の表紙付けされた逆中綴形式の中綴本5は、二つ折り丁合折丁7を綴針金6で綴じた背部5a(丁合折丁7の最外側の折丁紙葉の背部)において、表紙8の背部8aと接着材9で接着されて、この丁合折丁7の背部5aの最外側の折丁紙葉と表紙との二枚重ねの部分が、固化した接着材9によって硬くなっているため、二つ折り丁合折丁7(本文頁)から構成される中綴本5の各頁の二つ折目部(見開き部、ノド部)の見開き性が悪く、特に表紙と、その表紙の内側にて接着材にて接着している隣りの頁紙葉(丁合折丁7の最外側の折丁紙葉)との間を、無理に見開こうとした場合などに、背部にて表紙と二枚重ねにて硬くなって綴じられ、且つ針金綴されている丁合折丁7の最外側の折丁紙葉が、それより内側の丁合折丁7の他の折丁紙葉を綴じている該綴針金6による綴部にて破れてしまう破損事故を発生し易いという問題があった。
本願考案に関連する公知文献を以下に示す。
実用新案登録第3017038号公報
本考案は、上記のような従来の逆中綴形式の中綴本における丁合折丁(本文頁)と表紙との接着位置と接着状態を特定して改良することにより、本の各頁の見開き部(ノド部)
の見開き性(見開き容易性)を改良するとともに、本の背部の綴部における破損の発生を解消することを目的とする。
の見開き性(見開き容易性)を改良するとともに、本の背部の綴部における破損の発生を解消することを目的とする。
本考案は、中綴形式にて丁合された二つ折り丁合折丁を、その丁合折丁の背部の内側方向から外側方向に向かってコの字型の綴針金を打ち込み綴じ付けされ、且つ該丁合折丁の背部及び該背部に露呈する綴針金をくるむように接着材により表紙付けされた逆中綴形式の中綴本において、前記表紙が、逆中綴形式の前記丁合折丁の背部においては非接着状態であり、該丁合折丁の背部の近傍の表裏両面であって該背部より小口側寄り領域に設けられた接着材により接着されて表紙付けされていることを特徴とする逆中綴形式の中綴本である。
本考案によれば、逆中綴形式の本文頁及び表紙から構成される中綴本における逆方向に打ち込まれて表紙の外側に露呈するコの字型綴針金の両端部が、中綴本の表紙の背部(背部)の外側に露呈する状態を解消するために、まず表紙の丁合されていない丁合折丁(本文頁)を、逆中綴形式にて綴じ付けした後に、綴じ付けされた逆中綴形式の前記丁合折丁の背部に露呈した綴針金を、背部と表紙部とからなる表紙の前記背部によりくるみ、被覆して、前記丁合折丁(本文頁)の表面、裏面に表紙部を被覆して,接着材にて接合したので、逆中綴形式の丁合折丁である本文頁及び表紙から構成される中綴本は、逆方向に打ち込まれて表紙の外側に露呈する綴針金の両端部が、中綴本の表紙のくるみ部(背部)の外側に露呈する状態を解消することができる。
また、前記丁合折丁と前記表紙とを、その互いの背部においては接着することなく、その表裏両側の表紙部の背部近傍の箇所で接着したので、丁合折丁側と表紙側のそれぞれ背部は、それぞれ単独に柔軟に変形して、背部が硬くなることがなく、そのため、各頁の見開き部(のど部)の見開き性を改善することができるとともに、中綴本の背部の綴部における破損の発生を解消することができる。
本考案の逆中綴形式の中綴本について、図1(a)〜(b)、図2、図3と、その実施の形態に基づいて以下に詳細に説明する。
図1(a)は、本考案の逆中綴形式の中綴本を形成するための逆中綴形式に綴じ付けされた二つ折り丁合折丁7(本文頁)の平面斜視図であり、7aは丁合折丁7の背部、7bは天部、7cは地部、7dは小口部である。図2、図3は、その逆中綴形式に綴じ付けされた二つ折り丁合折丁7(本文頁)に表紙付けをした本考案の逆中綴形式の中綴本の側面図である。
本考案の逆中綴形式の中綴本を形成するための二つ折り丁合折丁7(本文頁)は、中綴丁合製本機などを用いて中綴形式にて、2乃至複数枚の二つ折り折丁(本文頁)を、その折目部が互いに重なるようにして順次丁合して形成されている。
その丁合折丁7(本文頁)は、図1(a)に示すように、その背部7aの内側(7e)方向から該背部7aの外側方向(矢印方向)に向かって、1乃至複数個のコの字型の綴針金6が、該背部7aの内側(7e)に沿って打ち込まれている。前記コの字型の綴針金6は中央首部6a、両端部6b、6cから構成され、該背部7aには、そのコの字型の綴針金6の中央首部6aが該背部7aの内側7eに位置し、その両端部6b、6cが背部7aの外側に突出するように打ち込まれている。
そして、図1(b)に示すように、丁合折丁7の背部7aの外側に突出して打ち込まれた綴針金6の両端部6b、6cは、その両端部の先端が互いに直角方向に向き合いながら接近して折り曲げられて、前記丁合折丁7は該綴針金6によって逆中績形式にて綴じ付けされている。また逆中綴形式に綴じ付けされた丁合折丁7(本文頁)の背部7aには、綴針金6の両端部6b、6cが折り曲げられて露呈している。
図2の逆中綴形式の中綴本の側面図に示すように、本考案の逆中綴形式の中綴本5は、丁合折丁7が綴針金6によって、背部7aを綴じ付けされた後において、逆中綴形式の二つ折り丁合折丁7(本文頁)の背部7aと、表面(上面)又は/及び裏面(下面)とに表紙8が被覆されていて、その表紙8の背部8a(二つ折目部)は、丁合折丁7(本文頁)の背部7aの外側に重ね合わせるようにして被覆されている。丁合折丁7に表紙8が被覆された後は、背部8a以外の三方(天部、地部、小口部)が仕上げ断裁されて、中綴本5を形成している。
また、本考案の逆中綴形式の中綴本5の表紙8は、図2に示すように、二つ折り丁合折丁7(本文頁)の背部7aの全体を被覆しているとともに、その背部7a(及びその近傍)に沿って露呈している綴針金6の両端部6b、6cを被覆している。
本考案においては、前記表紙8は、図2に示すように、逆中綴形式の二つ折り丁合折丁7(本文頁)の背部7aと1乃至複数個の綴針金6の両端部6b、6cとをくるむ背部8aと、該背部8aから該丁合折丁7(本文頁)の表面(上面)及び裏面(下面)の両面に延設された表紙部8b(表表紙)及び表紙部8c(裏表紙)とにより構成されている。この表紙8の表紙部8b(表表紙)及び表紙部8c(裏表紙)は、共にその表紙部の小口部7d側の端部が、丁合折丁7(本文頁)の小口部7d側の端部と一致するような幅(背部7aから小口部7d側の端部までの長さ)を有していてもよいし、その一方又は両方がこれと異なる幅を有していてもよい。例えば、図3に示すように、表紙部8b(表表紙)と表紙部8c(裏表紙)のいずれか一方の表紙部が丁合折丁7(本文頁)の幅よりも狭い幅を有していてもよい。
本考案の逆中綴形式の中綴本5は、上記表紙8が、逆中綴形式の二つ折り丁合折丁7の背部7aと綴針金6の両端部6b、6cとを背部8aにて被覆するように表紙付けされているが、図2、図3に示すように、該表紙8の背部8aと、二つ折り丁合折丁7の背部7aとは接着されておらず、表紙8の一方の表紙部8b(表表紙)及び他方の表紙部8c(裏表紙)が覆われる面である該二つ折り丁合折丁7の表面7f(上面)及び裏面(7g)の背部7aに近接して沿う帯状の領域には、表紙8を貼着接合するための接着材9が設けられていて、表紙8は、該接着材9により接着されて表紙付けされているものである。
そして、本5を見開いた際には、非接着状態の背部8aと背部7aとは、それぞれ単独に柔軟に変形する。また、表紙8の背部8aの内面と丁合折丁7の背部7aの外面との非接着面間は分離して、背部8aと背部7aとの非接着面間には空隙(空間、クータ一部)が形成されるようになる。本願考案においては、当該接着の際、接着材9を予め丁合折丁7側に設けるか、表紙8側に設けるか、あるいはそれら両側に設けるかは任意である。
5…中綴本
5a…背部
5b…天部
5c…地部
5d…小口部
5e…背部の内側
5f…非接着領域
6…綴針金
6a…中央主部
6b、6c…端部
7…丁合折丁
7a…背部(二つ折目部)
7b…天部
7c…地部
7d…小口部
7e…背部の内側
7f…背部表面(上面)
7g…背部裏面(下面)
8…表紙
8a…くるみ部(背部)
8b、8c…表紙部
9…接着材
5a…背部
5b…天部
5c…地部
5d…小口部
5e…背部の内側
5f…非接着領域
6…綴針金
6a…中央主部
6b、6c…端部
7…丁合折丁
7a…背部(二つ折目部)
7b…天部
7c…地部
7d…小口部
7e…背部の内側
7f…背部表面(上面)
7g…背部裏面(下面)
8…表紙
8a…くるみ部(背部)
8b、8c…表紙部
9…接着材
Claims (1)
- 中綴形式にて丁合された二つ折り丁合折丁を、その丁合折丁の背部の内側方向から外側方向に向かってコの字型の綴針金を打ち込み綴じ付けされ、且つ該丁合折丁の背部及び該背部に露呈する綴針金をくるむように接着材により表紙付けされた逆中綴形式の中綴本において、前記表紙が、逆中綴形式の前記丁合折丁の背部においては非接着状態であり、該丁合折丁の背部の近傍の表裏両面であって該背部より小口側寄り領域に設けられた接着材により接着されて表紙付けされていることを特徴とする逆中綴形式の中綴本。
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3147764U true JP3147764U (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016037030A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 理想科学工業株式会社 | 製本装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016037030A (ja) * | 2014-08-11 | 2016-03-22 | 理想科学工業株式会社 | 製本装置 |
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