JP3148062B2 - 破袋装置 - Google Patents
破袋装置Info
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- Refuse Collection And Transfer (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Description
き缶等の収納された、ポリエチレン等の熱可溶性材料よ
りなる袋(以下、合成樹脂製袋またはポリ袋と言う場合
がある。)を、廃棄物リサイクルプラントなどへ搬入時
に破袋する際利用される破袋装置に関する。
物を問わず、その排出量は年々増加の一途をたどってお
り、これらの廃棄物の効率的処理の模索と共に、これら
廃棄物の再利用(いわゆるリサイクル)運動が高まり、
このようなリサイクルを効率的に行うため、廃棄物リサ
イクルプラントなどの設備が設置されるようになった。
ところで、上述した廃棄物リサイクルは、住民の協力を
得て、ガラス瓶・空き缶などの再利用が可能な廃棄物を
収集過程で個々に分別することが最も理想的である。し
かしながら、今のところ一部の地域を除き、各家庭から
の廃棄物の場合は、1つのポリ袋に、ガラス瓶・空き缶
等を一括に詰め、1つの袋として排出している場合が多
い、又、ガラス瓶・空き缶それぞれ別々のポリ袋に詰め
排出される場合もある。従って、これらの廃棄物の入っ
た袋が、上記廃棄物リサイクルプラントなどへ搬入され
た場合、これらの袋の中にあるガラス瓶や空き缶等のリ
サイクルに供する内容物は、破壊することなく取り出す
必要がある。このため、袋を物理的外力(圧縮・裁断・
粉砕)により破袋し、上記リサイクルに供する内容物も
同時に破損してしまう機構である破袋機は使用すること
ができなかった。そこで、従来は、プラントに搬入され
る廃棄物の入った袋の破袋作業は、人手によりナイフ等
で袋を切り裂いて行っていた。
用されているポリエチレン製の袋は、ナイフによる切断
が困難であり、またナイフを使用した人手による破袋作
業は、袋内に収納されている汚物により作業員の汚れが
ひどく、また内容物にガラス破片などが入っていた場合
に、作業員がけがをする恐れがあった。また、上述した
人手による作業の場合、作業員は、破袋操作と共に袋内
の内容物の中からガラス瓶や空き缶を探し出してこれを
取り出さなければならないことから、これら複数の作業
を円滑に行うことは困難であり、その結果、短時間で大
量処理を行うことができなかった。また、従来の破袋機
に関しては、上述したように、袋を物理的外力(圧縮・
裁断・粉砕)により破袋し、内容物も同時に破損してし
まうという問題があった。本発明は上記事情に鑑みなさ
れたもので、人手を用いることなく、円滑な破袋操作お
よび内容物からのガラス瓶・空き缶の取り出しを行うこ
とが可能で、内容物を破損することなく破袋操作を行う
ことの可能な破袋装置の提供を目的とする。
として収集された廃棄物を処理する工程において、合成
樹脂製袋に入った内容物を解放する際、コンベア上に載
荷され搬送されて来る袋に対し、内容物に物理的な外力
(圧縮・裁断・粉砕)を加える事なく破袋する装置であ
って、該合成樹脂の軟化温度よりも高い温度に表面温度
が制御、保たれた複数本のヒーターナイフにより、袋を
複数回数で裁断し、乗り継ぎコンベアの段差を利用して
袋を反転させた上で、更に複数本のヒーターナイフで裁
断し、必要がある場合、これらヒーターナイフをコンベ
ア巾方向に往復動させて裁断された袋から内容物を解放
させる手段を備えた破袋装置、並びに破袋され内容物が
解放された合成樹脂製袋の破片を分離除去する装置であ
って、長い帯状の布又はそれに相応した材料の表面に金
属突起を複数個取付け、帯状の長手両端を継ぎ合わせて
エンドレス帯とし、その内側に可変速のローラーを差し
込んで同ローラーによりエンドレス帯を吊り下げながら
駆動させ、袋の内容物と袋破片とが混合して搬送される
コンベアの巾一杯にエンドレス帯を差し渡し、且つ、エ
ンドレス下端がコンベア上面に接するように配置し、更
にエンドレス帯全体を覆う形状のケーシングを取付け
て、ケーシング上部からケーシング内の空気を吸引する
ことでケーシング下部から流入する吸引力により袋破片
をエンドレス帯に吸着しやすいようにした袋破片分離装
置、並びに上記破袋装置と上記袋破片分離装置とを組み
合わせた破袋装置である。
発明においては、搬送用コンベアの載置面で搬送されて
くるポリ袋に対し、先ず第一工程であるのれん状に吊り
あげられた複数本のヒーターナイフによりポリ袋を帯状
に裁断する。次いで、第二工程で刃先を水平にし、刃先
を流れに向けたヒーターナイフにより、帯状に裁断され
たポリ袋を水平方向に裁断する。この第一及び第二工程
更に後記第四工程で採用するヒーターナイフは、その金
属体の表面を内蔵された電熱により 150〜180 ℃にまで
加熱したもので断面は丸状又はエッジを有した平板状に
してある。即ち、一般に使用されているポリ袋はポリエ
チレン製のものであり、該ポリエチレンの軟化点が 100
〜130 ℃である事に発明者らは着目し、ポリ袋を着火温
度以下の熱(150〜180 ℃)で軟化させ破袋する事を発案
したのである。ヒーターナイフの表面温度を一定にする
為に熱伝対を使い制御した。次に第三工程として、搬送
コンベアを次段のコンベアに継ぐ事により、ポリ袋はそ
の段差により反転する。これでポリ袋の内容物のほぼ半
量が袋から解放され、且つ、ポリ袋の破れていない部分
が上方に向けられる。第四工程は、袋の中に残っている
内容物を外力により四散させるもので、のれん状に吊り
下げられた複数本のヒーターナイフを搬送コンベアの巾
方向(進行方向と直角の方向)に往復運転させ、ポリ袋
を左右に振りまわしながら、ヒーターナイフで寸断する
ものである。以上の工程により、ポリ袋は完全に破袋さ
れ、且つ、袋に入っていた内容物はほぼ全量破袋された
袋から解放される。
容物から分離するものである。この分離の手段として発
明者らは、風力による分離や回転刷子のようなもので分
離する事も試みたが、いずれも失敗した。即ち、ポリ袋
の破片に内容物がからまりついて容易に分離しなかった
り、又、回転体にポリ袋の破片が巻きつき離れなくなっ
てしまったからである。故に発明者らは長い帯状の布に
金属の突起をつけ、この長い帯の両端を縫い継いでエン
ドレスの帯とし、帯状の面をコンベア長手方向に向けた
状態で、搬送コンベアの上方から、エンドレスの帯の下
端が搬送コンベアの上面で撫でるように吊り下げ、エン
ドレス帯の内側上端に差し込んだドラムにより回転させ
る装置を発明した。分離効率を更に高める為に発明者ら
はこの回転帯エンドレス帯に下部のみが開放されたカバ
ーを設け、カバーの上方からカバー内の空気を吸引しカ
バー下端でポリ袋破片を引き寄せるようにした。この結
果、ポリ袋破片の分離効率は 100%を維持出来るように
なった。ポリ袋破片にからみついた内容物が袋の破片と
共にエンドレス帯によって引き上げられる場合、ほとん
どの内容物が上昇中で落下したが、ケーシング内側上端
のエンドレス帯との隙間に邪魔板を設けた事でこの問題
も解決した。発明者らは、上記の第一工程から第五工程
までの機器を更に大きな天蓋式のカバーで覆いヒーター
ナイフからの発煙を吸引する事により、搬送コンベア周
りの作業場への煙の拡散を防止した。
説明する。図1(a) は本発明の破袋装置の全体を示す側
部断面図、図1(b) は平面図である。廃棄物として収集
されたびん・缶類の入ったポリ袋は、前段コンベアH上
に載荷され、搬送されて来る。内容物の詰まったポリ袋
は先ず破袋の第一工程である複数本の棒状ヒーターエレ
メトにより構成される竪型ヒーターナイフAよりコンベ
アHの流れ方向に帯状に破断される。続いて第二工程の
水平ヒーターナイフBによりポリ袋を水平に裁断し、帯
状のものを水平方向に分断する。ポリエチレンの軟化点
は 100〜130 ℃であり、ヒーターナイフA及びBは、そ
れぞれのヒーターエレメント1及び2の表面を 150〜18
0 ℃に保つように熱伝対により検出し、制御されてい
る。このヒーターエレメントの表面温度は、ポリエチレ
ンの着火温度(フラッシュ着火温度: 340℃、自然着火
温度: 349℃) より十分に低く、又、装置としても約半
年間の試験運転中過熱の危険は全くなかった。又、ヒー
ターナイフAは複数本のヒーターエレメント1の取付部
をヒンジ構造にする事により、ヒーターエレメント1が
ポリ袋に十分接触するようにしてある。又、ヒーターナ
イフBは、複数個の板状ヒーターエレメント2を鎖等で
吊り下げ、ヒーターエレメント刃先がポリ袋の流れに沿
いながらポリ袋に食い込むようにした。次の第三工程と
して、搬送コンベアに段差を設け、破袋されたポリ袋を
反転させるようにした。その為に搬送コンベアを前段ベ
ルトコンベアHと後段ベルトコンベアJとに二分割し、
連続させた。詰まり、第三工程は、前段ベルトコンベア
Hに載荷されていたポリ袋のベルトとの接触部を上方に
向けて第四工程でのヒーターナイフCの効果を高め、且
つ、ヒーターナイフA及びBより裁断された部分を下方
に向ける事で、ポリ袋の内容物を解放せしめる工程であ
る。第四工程は、ポリ袋の中に残っている内容物を外力
により四散させるもので、のれん状に取り付けた複数本
のヒーターエレメント3により構成される往復動可変速
式ヒーターナイフCによって、後段ベルトコンベアJの
巾方向にヒーターエレメント3を往復動させ、ポリ袋を
更に破断しながらポリ袋からの内容物の解放を徹底させ
た。以上の第一〜第四の工程により、ポリ袋は完全に破
袋され、且つ、袋に入っていた内容物はほぼ全量破袋さ
れた袋から解放された。
容物から分離するものである。装置として、発明者ら
は、長い帯状の布に金属の突起をつけ、この長い帯の両
端を縫い継いでエンドレスの帯とし、帯状の面をコンベ
ア長手方向に向けた状態で、搬送コンベアの上方から、
エンドレスの帯の下端が搬送コンベアの上面を撫でるよ
うに吊り下げ、エンドレス帯の内側上端に差し込んだド
ラムにより回転させる装置を発明した。即ち、図1で説
明すると、エンドレス帯セパレーターDが、裁断された
ポリ袋の破片を内容物から分離する装置である。ケーシ
ングEの下端は、ベルトコンベアJの上面より適宜の隙
間を保つ位置であり、ポリ袋から解放された内容物とポ
リ袋破片が混合の状態でその隙間を通過する。ケーシン
グEの内部には、帯状の布地で製作されたエンドレス帯
4が、上部で可変速で回転するローラー6を介して吊り
下げされていて、ローラー6の回転に従って駆動され
る。その際エンドレス帯4の最下端は、ベルトコンベア
Jの表面を撫でる位置まで下げてある。エンドレス帯4
の表面には金属突起5が複数個適度な間隔で取付けられ
ていて、この金属突起がポリ袋破片をひっかけてケーシ
ングEの上方へ引っ張り込むのである。エンドレス帯4
の上端即ち可変速ローラーの高さ付近には邪魔板7があ
り、引き上げられたポリ袋破片に内容物がまだからまり
ついている場合は、この邪魔板によって落下する。又、
ケーシングEの上端には、排気ダクトGが接続されてい
て、このダクトGの先のサイクロンと排風機により、エ
ンドレス帯4によって引き上げられたポリ袋破片が分離
回収されるようにしてある。排気ダクトGの吸引力によ
りケーシングEの下端には吸引力が発生し、この吸引力
がポリ袋破片をエンドレス帯4に引き寄せる効果をもた
らし、分離効率を高めた。ヒーターナイフA、B、Cが
熱によりポリ袋を裁断する際に発生する紫煙は、ヒータ
ー天蓋Fにより集煙されて、排気ダクトGの中のダンパ
ー8を通して外部に排出され、破袋装置周辺の作業環境
の維持を計った。以上が本発明の一実施例の概略であ
る。
図1(b) は本発明の破袋装置の全体を示す平面図であ
る。
Claims (4)
- 【請求項1】 一般廃棄物として収集された廃棄物を処
理する工程において、合成樹脂製袋に入った内容物を解
放する際、コンベア上に載荷され搬送されて来る袋に対
し、内容物に物理的な外力(圧縮・裁断・粉砕)を加え
る事なく破袋する装置であって、該合成樹脂の軟化温度
よりも高い温度に表面温度が制御、保たれた複数本のヒ
ーターナイフにより、袋を複数回数で裁断し、乗り継ぎ
コンベアの段差を利用して袋を反転させた上で、更に複
数本のヒーターナイフで裁断し、必要がある場合、これ
らヒーターナイフをコンベア巾方向に往復動させて裁断
された袋から内容物を解放させる手段を備えた破袋装
置。 - 【請求項2】 ヒーターナイフが、金属棒又は金属板の
内部に電気ヒーターを埋め込み、表面温度を 150〜180
℃に温度制御したヒーターナイフを複数個一列に並べた
ものである請求項1記載の破袋装置。 - 【請求項3】 破袋され内容物が解放された合成樹脂製
袋の破片を分離除去する装置であって、長い帯状の布又
はそれに相応した材料の表面に金属突起を複数個取付
け、帯状の長手両端を継ぎ合わせてエンドレス帯とし、
その内側に可変速のローラーを差し込んで同ローラーに
よりエンドレス帯を吊り下げながら駆動させ、袋の内容
物と袋破片とが混合して搬送されるコンベアの巾一杯に
エンドレス帯を差し渡し、且つ、エンドレス下端がコン
ベア上面に接するように配置し、更にエンドレス帯全体
を覆う形状のケーシングを取付けて、ケーシング上部か
らケーシング内の空気を吸引することでケーシング下部
から流入する吸引力により袋破片をエンドレス帯に吸着
しやすいようにした袋破片分離装置。 - 【請求項4】 一般廃棄物として収集された廃棄物を処
理する工程において、合成樹脂製袋に入った内容物を解
放する際、コンベア上に載荷され搬送されて来る袋に対
し、内容物に物理的な外力(圧縮・裁断・粉砕)を加え
る事なく破袋する装置であって、該合成樹脂の軟化温度
よりも高い温度に表面温度が制御、保たれた複数本のヒ
ーターナイフにより、袋を複数回数で裁断し、乗り継ぎ
コンベアの段差を利用して袋を反転させた上で、更に複
数本のヒーターナイフで裁断し、必要がある場合、これ
らヒーターナイフをコンベア巾方向に往復動させて裁断
された袋から内容物を解放させる手段を備えた破袋装置
と、 以上の裁断工程の後に、帯状の布の表面に金属突起を複
数個取付けたエンドレス帯を可変速で回転するローラー
により吊り下げて駆動させ、吊り下げられたエンドレス
帯の下端が、内容物と袋破片が混合の状態で搬送される
コンベア上に接触しながら回転する袋破片を分離除去す
る分離装置とを組み合わせた破袋装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33126893A JP3148062B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 破袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33126893A JP3148062B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 破袋装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07187312A JPH07187312A (ja) | 1995-07-25 |
| JP3148062B2 true JP3148062B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=18241794
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33126893A Expired - Lifetime JP3148062B2 (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 破袋装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3148062B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3295549B2 (ja) * | 1994-09-14 | 2002-06-24 | 新明和工業株式会社 | 大袋の破袋除去装置 |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33126893A patent/JP3148062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07187312A (ja) | 1995-07-25 |
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