JP3148305B2 - 枠体の相欠き形成装置 - Google Patents

枠体の相欠き形成装置

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JP3148305B2
JP3148305B2 JP28686191A JP28686191A JP3148305B2 JP 3148305 B2 JP3148305 B2 JP 3148305B2 JP 28686191 A JP28686191 A JP 28686191A JP 28686191 A JP28686191 A JP 28686191A JP 3148305 B2 JP3148305 B2 JP 3148305B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅の出入り口等の開
口部に嵌め込まれる枠体を形成する際に、枠体を構成す
る縦横の框材の一方の框材に凸状の相欠きを形成するた
めの相欠き形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、部屋の出入り口等の開口部に
は、ドア等を設置するための枠体が嵌め込まれている。
このような枠体、例えばドア枠は、プレハブ工法におい
て、予め工場において製造されることになる。そして、
ドア枠は、ドア枠を構成する縦横の框材を矩形枠状に枠
組することにより製造されている。そして、縦横の框材
の端部には、それぞれ相欠きが形成されていた。なお、
ドア枠における縦横の框材の突き合わせ部分は、意匠
上、正面視して縦横の框材端部がそれぞれ斜め45度の
角度で切断された状態で接合されることが一般的であ
る。
【0003】このようなドア枠の框材の端部の形状は、
例えば図9(A)に示すように、框材1のように凸状の
相欠きを有するものと、図9(B)框材2の端部のよう
に凹状の相欠きを有するものとがある。そして、框材1
の端部は、その中央部を除いて、両側縁部が45度の角
度に切断され、前記中央部が突出した突部3とされてい
る。また、框材2の端部は、45度の角度で切断される
と共に、その中央部に切欠部4が形成されている。そし
て、框材2の切欠部4に框材1の突部3が嵌合するよう
になっている。そして、框材1と框材2との接合部は、
外観視して、45度に切断された端部同士が付き合わさ
れたようになっている。従来、このような相欠きは、電
動鋸等により所定の角度で切り込みを入れ、もしくは、
所定の幅の溝を形成し、複数の工程を経て形成されてい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、相欠きによ
り框材同士を接合して枠体を形成する際に、框材の長さ
及び端面の角度及び相欠きに狂いがあれば、製造すべき
枠体の形状が歪むことになるので、形成された相欠きの
形状の精度が高いことが要求される。従って、相欠きの
形成作業は、高い精度で複数の工程の作業を行う困難な
作業となっていた。特に、上記ドア枠のように、外観視
して、45度に切断された框材の端部同士が付き合わさ
れたようにするには、框材の長さを所定の長さに合わせ
ながら端部を45度に切断すると共に相欠きを形成する
必要があり、難しい作業となっていた。また、電動鋸等
の性能の向上により略自動的に所定の角度で、切り込み
が形成されても、いくつかの工程を経るうちに狂いがで
る可能性があり、作業員の熟練が必要とされた。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みて提案されたも
のであり、その目的とするところは、枠体を構成する框
材の端部に相欠きを形成する作業の簡略化を図ると共に
高精度で相欠きを形成することができる枠体の相欠き形
成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の枠体の相欠き形
成装置は、端部に凹状もしくは凸状の相欠き有する縦横
の框材を嵌合することにより枠組して矩形状の枠体を形
成するために、縦横の框材の一方の框材端部に凸状の相
欠きを形成する枠体の相欠き形成装置であって、前記框
材を固定する固定台と、この固定台に固定された框材の
端部に凸状の相欠きを設ける切削部とを具備し前記切
削部は、框材の一面に、該一面に対して直角、かつ、前
記框材の長さ方向に沿った2本の切り込みを形成する2
台の第1の電動鋸と、框材端部の両側面からそれぞれ前
記切り込みに達する切り込みを形成する2台の第2の電
動鋸とを備え前記第1の電動鋸の円板状の刃は、前記
框材の一面に対して直角に配置され、前記第2の電動鋸
の円状の刃は、前記第1の電動鋸の刃と直角に配置さ
れると共に、前記固定台に固定された框材に対して所定
の角度で配置され、さらに、第1の電動鋸の刃の外周縁
と、第2の電動鋸の刃の外周縁とが、前記所定の角度に
沿った一直線上を通過するように配置され、これらの第
1及び第2の電動鋸は、前記所定の角度に沿って一体に
移動自在に設けられて成り、前記固定台は、框材を支持
する下面案内部と、該下面案内部に框材を押し付けて固
定する押圧部と、前記2台の第1電動鋸の刃の2つの切
断移動面の間に設けられ、框材の先端を位置決めするス
トッパーとを備えたことを前記課題の解決手段とした。
【0007】
【作用】上記構成によれば、固定台に固定された框材の
端部を第1及び第2の電動鋸が、一体となって框材に対
して所定の角度で移動することにより、2台の第1の電
動鋸により框材の端部一面に、框材の末端に向かうほど
所定の角度で深くなる2本の切り込みが形成される。ま
た、2台の第2の電動鋸により、前記框材の端部の両側
面からそれぞれ前記切り込みに達すると共に、前記切り
込みの所定の角度に傾斜した最深部に沿った切り込みが
形成される。従って、框材端部の両側縁が、末端に向か
うほど所定の角度で薄くなる切欠部が形成される。従っ
て、框材端部の中央部が突部として残ると共に、その両
側方が所定の角度で切り取られた相欠きが形成される。
また、ストッパーにより框材の端部の位置が決められた
状態で、相欠きが形成されるので、端部を斜めに切断す
ることにより、框材の長さが変わってしまうことがな
く、精度高く相欠きを形成することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1ないし図6が本実施例の枠体の相欠き形成
装置を示し、図7及び図8が相欠きが形成された枠体の
框材端部を示す図面であって、本実施例の相欠き形成装
置は、図1ないし図3に示す凸状の相欠きを形成する凸
状相欠き形成装置10と、図4ないし図6に示す凹状の
相欠きを形成する凹状相欠き形成装置40との2台から
なるものである。
【0009】前記凸状相欠き形成装置10は、図1に示
すように、端部に相欠きを形成すべき框材1を固定する
固定台11と、この固定台11に固定された框材1の端
部に相欠きを形成する切削部20とを主体として構成さ
れている。前記固定台11は、図1及び図3に示すよう
に、框材1端部の位置を決めると共に固定する位置決め
部12と、框材1端部を位置決め部12まで搬送するロ
ーラーコンベア13とからなるものである。
【0010】また、前記位置決め部12は、框材1端部
を載置するための作業テーブル14と、この作業テーブ
ル14上に設けられ、かつ框材1の下面を案内する矩形
板状の下面案内板15と、この下面案内板15の両側方
に、それぞれ下面案内板15の長さ方向に沿って設けら
れ、框材1の両側面を案内すると共に挾持する側面案内
板16、16と、前記下面案内板15の先端に設けら
れ、框材1の先端の位置を決めるストッパー17と、下
面案内板15の上方に設けられ、上方から框材1を下面
案内板15に押さえ付けて位置を固定する押圧部18と
からなるものである。
【0011】前記作業テーブル14は、後述する切削部
20の脚部14aと一体に設けられた脚部14aと、作
業面を構成する水平な作業板14bとからなるものであ
る。前記下面案内板15は、相欠きを形成すべき框材1
の幅よりも僅かに狭い幅を有する矩形の板体であり、そ
の表面が滑るように平滑に形成されている。また、下面
案内板15は、作業板14bの先端から後端より僅か後
方に延在するように、作業板14bに取付けられてい
る。
【0012】前記側面案内板16、16は、下面案内板
15の両側方に配置された矩形状の細板であり、一側縁
を作業板上面に向けた状態で、作業板14b上面に直角
に配置されている。また、側面案内板16は、それぞれ
の側面案内板16、16の側方の作業板14b上に設け
られた駆動部19、19により、下面案内板15の長さ
方向に対して直角な方向に沿って移動可能に支持され、
下面案内板15上の框材1を左右から挾持できるように
なっている。前記駆動部19は、側面案内板16の裏面
に先端を接合させた矩形板状の移動板19aと、この移
動板19aの両側縁をそれぞれ案内するガイド溝19b
を有し、下面案内板15に対して直角かつ互いに平行に
作業板14b上に接合された2本のガイドレール19
c、19cと、このガイドレール19c、19c上にそ
れぞれ設けられた2本の支持片19d、19dによりガ
イドレール19c、19cに平行に設けられたエアシリ
ンダ19eとからなるものである。
【0013】前記移動板19aの先端部の上面には、連
結片19fが立設されており、この連結片19fの上部
に前記エアシリンダ19eのピストンロッド19gの先
端が接合されている。このような構成のもとに、側面案
内板16は、移動板19aを介してエアシリンダ19e
の伸縮により下面案内板15に対して直角な方向に沿っ
て移動可能となっている。
【0014】前記ストッパー17は、下面案内板15の
先端から延出した板状の延出部17aと、この延出部1
7aの先端に延出部17aに対して直角に立設された当
接板17bとから断面L字状に形成されている。そし
て、このストッパー17は、後述する第1の電動鋸21
の刃21a同士の間隔よりも細く形成されている。この
ような構成のもとにストッパー17は、框材1の先端の
位置を決めるようになっている。
【0015】前記押圧部18は、作業板14bの前部側
に作業板14bを跨ぐように設けられた門形アーム18
aと、この門形アーム18aに垂直に固定されたエアシ
リンダ18bと、このエアシリンダ18bのピストンロ
ッド18cの先端に設けられ、框材1の上面を下方に押
圧する押圧板18dとからなるものである。前記ローラ
ーコンベア13は、その中心線を前記下面案内板15の
中心に一致させると共に、そのローラ13a…の上面の
高さを下面案内板15の上面の高さと一致させている。
そして、ローラーコンベア13は、框材1の端部を固定
台12に案内すると共に、框材1の端部以外の部分を支
持するようになっている。
【0016】前記切削部20は、図1及び図2に示すよ
うに、框材1の端部に切り込みを入れるための第1の電
動鋸21及び第2の電動鋸22を有する2台の移動台2
3、23と、これら移動台23を固定台12に固定され
た框材1に対して45度の傾斜で移動可能に支持する支
持部24とを主体として構成されている。前記支持部2
4は、前記作業テーブル14の脚部14aと一体に形成
された脚部14aと、この脚部14aにより、45度の
傾斜を持って支持された傾斜板25とからなり、この傾
斜板25は、その上面に前記2台の移動台23をそれぞ
れ案内する2本ずつのガイドレール26…と、2台の移
動台23をそれぞれ駆動する2台の駆動機構27とを有
する。
【0017】前記ガイドレール26は、傾斜板25と平
行に配置されると共に、その両端を傾斜板25の上下両
端に設けられた取付片26a、26aにより固定されて
いる。前記駆動機構27は、傾斜板25の上下両端にそ
れぞれ設置された滑車27a、27aと、一方の滑車2
7aを回転させる電動モーター27bと、前記二つの滑
車27a、27aに捲回されると共に、前記移動台23
に連結された無端ベルト27cとからなる。前記無端ベ
ルト27cは、前記ガイドレール26、26を支持する
取付片26a、26aに設けられた上下2つの貫通孔2
6c、26dを貫通して配置されっている。
【0018】前記移動台23は、前記2本のガイドレー
ル26、26が摺動自在に挿通される挿通孔(図示略)
を有する基台部23aと、この基台部23a上にガイド
レール26、26に対して直角方向に沿って移動自在に
設けられ、かつ前記第1の電動鋸21と第2の電動鋸2
2とを一体に支持する電動鋸支持部23bとからなる。
【0019】前記基台部23aは、その上面に、前記ガ
イドレール26に対して直角方向に沿ったガイドレール
23c、23cが設けられている。また、基台部23a
の傾斜板25の側縁側を向いた側面には、取付片23d
を介して、前記ガイドレール23c、23cと平行にエ
アシリンダ23eが取付けられている。そして、このエ
アシリンダ23eのピストンロッドの先端は、前記電動
鋸支持部23bの側面に接合されている。このような構
成のもとに、2つの電動鋸支持部23b同士の間隔をエ
アシリンダ23eの伸縮により変更できるようになって
いる。
【0020】前記電動鋸支持部23bは、第1の電動鋸
21が設置される第1の設置板23fと、第2の電動鋸
22が設置される第2の設置板23gとからなる。前記
第1の設置板23fは、その下面に前記ガイドレール2
3c、23cに摺動自在に嵌合する嵌合片(図示略)が
設けられている。また、第1の設置板23fは、その上
面が傾斜板25表面と平行、すなわち45度の傾斜角に
されている。そして、第1の設置板23fの上面には、
回転軸を前記ガイドレール23c、23cに対して直角
に配置した状態で、第1の電動鋸の電動モーター21b
が取付けられている。そして、第1の電動鋸21の円盤
状の刃21aは、前記回転軸の先端部に、傾斜板25表
面に直角かつガイドレール26に平行になるように取付
けられている。
【0021】前記第2の設置板23gは、その表面が傾
斜板25に対して直角な平面となるように第1の設置板
23fの後端面に取付けられている。そして、第2の設
置板23gの表面には、回転軸が前記傾斜板25の表面
に対して直角となるように第2の電動鋸22の電動モー
ター22bが取付けられている。また、第1の電動鋸の
円板状の刃22aは、前記回転軸の先端に、傾斜板25
表面と平行になるように取付けられている。すなわち、
第1の電動鋸21と第2の電動鋸22は、互いに直角に
配置されている。
【0022】さらに、第1の電動鋸の刃21aと第2の
電動鋸の刃22aとは、第1の電動鋸の刃21aの外周
縁と、第2の電動鋸の刃22aの外周縁とがガイドレー
ル26に平行な一直線状を通過するようになっている。
すなわち、第1の電動鋸21により框材1に形成される
切り込みと、第2の電動鋸22により框材1に形成され
る切り込とにより、框材1の端部が直角に切り取られる
ようになっている。
【0023】また、前記2台の移動台23、23は、固
定台11に固定された框材1の中心から第1の電動鋸の
刃21a同士と第2の電動鋸の刃22a同士とが等距離
になるように配置されている。また、前記第1の電動鋸
の刃21aの外周縁と第2の電動鋸の刃22aの外周縁
とが通過する一直線上に、図1に示す固定台11に固定
された框材1端部の上側端縁aが交差するようになって
いる。
【0024】このような構成の元に、前記切削部20
は、図7に示すように、第1の電動鋸21により框材1
端部のbの面を切り出し、第2の電動鋸22により框材
1端部のcの面を切り出すようになっている。前記凹状
状相欠き形成装置40は、図4に示すように、端部に相
欠きを形成すべき框材2を固定する固定台41と、この
固定台41に固定された框材2の端部を45度の角度で
切断する切断部42と、框材2端部の中央部に、框材2
の端面側に開口し、かつ框材2の上下方向に貫通する切
欠部4(図8に図示)を形成する溝形成部43とを主体
として構成されている。
【0025】前記固定台41は、図4及び図6に示すよ
うに、框材2端部の位置を決めると共に固定する位置決
め部44と、框材2端部を位置決め部44まで搬送する
ローラーコンベア45とからなるものである。
【0026】また、前記位置決め部44は、框材2端部
を載置するための作業テーブル46と、この作業テーブ
ル46上に設けられ、かつ框材2の下面を案内する矩形
板状の下面案内板47と、この下面案内板47の両側方
に、それぞれ下面案内板47の長さ方向に沿うと共にロ
ーラーコンベアー45上まで延出して設けられ、框材2
の両側面を案内すると側面案内板48、48と、前記側
面案内板48、48に設けられた溝48a…に支持さ
れ、框材2の後端の位置を決める位置決め板49(図6
に図示)と、下面案内板47の上方に設けられ、上方か
ら框材2を下面案内板47に押さえ付けて位置を固定す
る押圧部50とからなるものである。
【0027】前記作業テーブル46は、後述する切断部
42及び溝形成部43の脚部46aと一体に設けられた
脚部46aと、作業面を構成する水平な作業板46bと
からなるものである。前記下面案内板47は、相欠きを
形成すべき框材2の幅と略同じ幅を有する矩形の板体で
あり、その表面が滑るように平滑に形成されている。ま
た、下面案内板47は、作業板46bの先端より前方か
ら後端まで延在するように、作業板46bに取付けられ
ている。
【0028】前記側面案内板48、48は、下面案内板
47の両側縁に取付けられたれた矩形状の細板であり、
一側縁を作業板46b上面に向けた状態で、作業板46
b上面に直角に配置されている。また、側面案内板4
8、48の後部は、ローラーコンベア上まで延在すると
共に、前記位置決め板49を嵌合して支持するための複
数の溝48a…が設けられている。この溝48a…は、
位置決め板49を側面案内板48、48に対して直角に
支持するように、左右の側面案内板48、48で対応し
た位置に設けられ、また、相欠きを形成すべき複数種の
框材2の長さに対応して複数設けられている。
【0029】前記位置決め板49は、前記左右の側面案
内板48、48の間隔よりも長い幅を有する矩形上の板
体であり、左右の側面案内板48、48の溝48a…に
左右両端部を嵌合し、框材2の後端面を当接させること
により、框材2の位置を決めるものである。
【0030】前記押圧部50は、作業板46bの前方に
作業板46bを跨ぐように設けられた門形アーム50a
と、この門形アーム50aに垂直に固定された二つのエ
アシリンダ50b、50bと、これらエアシリンダ50
b、50bのピストンロッド50c、50cの先端に架
け渡されて設けられ、框材2の上面を下方に押圧する押
圧板50dとからなるものである。
【0031】前記ローラーコンベア45は、その中心線
を前記下面案内板47の中心に一致させると共に、その
ローラ45a…の上面の高さを下面案内板47の上面の
高さと一致させている。そして、ローラーコンベア45
は、框材2の端部を固定台に案内すると共に、框材2の
端部以外の部分を支持するようになっている。前記切断
部42は、図4及び図5に示すように、框材2の端部を
45度の角度に切断するための第3の電動鋸51と、こ
の第3の電動鋸51を45度の傾斜角で支持する移動台
52と、この移動台52を固定台41に固定された框材
2の長さ方向に対して直角、すなわち左右方向に移動可
能に支持する支持部(図示略)とを主体として構成され
ている。
【0032】前記支持部は、前記作業テーブルの脚部4
6aと一体に形成され、この脚部46aの図示しない左
右の脚板に両端を支持され、かつ45度傾斜して配置さ
れた傾斜板(図示略)を有する。そして、この傾斜板
は、その上面に前記移動台52を案内する2本のガイド
レール53、53と、移動台52を駆動する駆動機構5
4とを有する。
【0033】前記ガイドレール53、53は、傾斜板と
平行かつ水平に配置され、すなわち、2本のガイドレー
ル53、53が、45度の段差を付けて配置されてい
る。そして、ガイドレール53、53は、その両端を傾
斜板の左右両端部に設けられた取付片56により固定さ
れている。
【0034】前記駆動機構54は、傾斜板の左右両端部
にそれぞれ設置された滑車54a、54aと、一方の滑
車54aを回転させる電動モータ54bと、前記二つの
滑車54a、54aに捲回されると共に、前記移動台5
2に連結された無端ベルト54cとからなる。前記無端
ベルト54cは、前記ガイドレール53、53を支持す
る取付片56に設けられた上下2つの貫通孔56a、5
6bを貫通して配置されている。
【0035】前記移動台52は、前記2本のガイドレー
ル53、53が摺動自在に挿通される挿通孔52a、5
2aを有する。前記移動台52は、その上面が傾斜板表
面と平行、すなわち45度の傾斜角にされている。そし
て、移動台52の上面には、回転軸を前記ガイドレール
53、53に対して直角かつ移動台上面に平行に配置し
た状態で、第3の電動鋸51の電動モータ51bが取付
けられている。なお、この電動モータ51bは、移動台
52上のスライド板52a介して取付けられており、ス
ライド板52aは、ガイドレール53、53に対して直
角な方向にスライドするようになっており、框材2の切
断される長さを調整できるようになっている。そして、
第3の電動鋸51の円盤状の刃51aは、前記回転軸の
先端部に、傾斜板表面に直角かつガイドレール53、5
3に平行になるように取付けられている。
【0036】前記溝形成部43は、框材2の端部の中心
部に上下に貫通する溝(切欠部4)を切削する電動溝切
り機57と、この電動溝切り機57を支持する移動台5
8と、この移動台58を垂直方向に沿って移動可能に支
持する支持部59とを主体として構成されている。
【0037】前記支持部59は、前記作業テーブル46
の脚部46aと一体に形成された脚部46aと、この脚
部46a上に水平に配置された2本のガイドレール59
a、59aと、このガイドレール59a、59aに案内
されて移動自在に配置された支持板59bとからなる。
前記ガイドレール59a、59aは、固定台41に固定
された框材2の長さ方向と平行に設けられ、支持板59
bと前記框材2端部との距離を変更することにより、形
成すべき切欠部4の深さを調整できるようになってい
る。また、支持板59bは、垂直に立設されている。
【0038】前記支持板59bは、その下部に、前記ガ
イドレール59a、59aに摺動自在に嵌合される三角
板状の脚部59c、59cと、支持板59bの表面側に
設けられ、前記移動台58を案内する2本のガイドレー
ル60、60と、移動台58を駆動する駆動機構61と
を有する。
【0039】前記ガイドレール60、60は、支持板5
9bと平行かつ垂直に配置されると共に、その両端を支
持板59bの上下両端部に設けられた取付片60a、6
0aにより固定されている。前記駆動機構61は、支持
板59bの上下両端部にそれぞれ設置された滑車61
a、61aと、一方の滑車61aを回転させる電動モー
タ61bと、前記二つの滑車61a、61aに捲回され
ると共に、前記移動台58に連結された無端ベルト61
cとからなる。
【0040】前記無端ベルト61cは、前記ガイドレー
ル60、60を支持する取付片60aに設けられた貫通
孔60bを貫通して配置されている。前記移動台58
は、前記2本のガイドレール60、60が摺動自在に挿
通される挿通孔(図示略)を有する。移動台58の上面
には、回転軸を水平かつ框材2の端面と平行に配置した
状態で、溝切り機57の電動モータ57bが取付けられ
ている。なお、この電動モータ57bは、移動台58上
のスライド板58a介して取付けられており、スライド
板58aは、ウォームねじ58bによりガイドレール6
0、60に対して直角な方向にスライドするようになっ
ており、框材2に設けるの切欠部2の位置を左右に調整
できるようになっている。
【0041】そして、前記回転軸の先端には、円筒状の
溝切り刃57aが取付けられている。この溝切り刃57
aは、2枚の平行に配置された円板状の鋸刃57c、5
7cの間に多数の切削刃57d…を所定の角度で架け渡
すように配置したものである。このような構成のもと
に、図8に示すように、前記切断部42により框材2端
部をdの面を切り出すように切断し、溝形成部43によ
り框材2端部の切欠部4を形成するようになっている。
【0042】なお、凹状相欠き形成装置40の前記溝切
り刃57aの幅と、凸状相欠き形成装置10の第1の電
動鋸の刃21a同士の間の間隔は、框材2端部の切欠部
4と框材2端部の突部3が嵌合するように略同じ距離に
なっている。なお、切欠部4の幅を変更する際には、溝
切り刃57aを異なる幅のものと交換する。
【0043】次に、本実施例の相欠き形成装置の作用に
ついて説明する。まず、凸状相欠き形成10により凸状
の相欠きを形成する際には、所定の長さに切断された框
材1をローラコンベア13上に載せ、この框材の端部を
作業板14b上の下面案内板15上に搬送し、框材1の
端面をストッパー17に当接させる。そして、エアシリ
ンダ19、19により側面案内板16、16同士の間隔
を狭めると共に、押圧部18のエアシリンダ18bによ
り押圧板18dを下方に押出し、框材1の端部の位置を
固定する。
【0044】次に、駆動機構27を作動させて傾斜板2
5上の2台の移動台23、23を、傾斜板25の下端部
側から上端部側に同時に移動させると共に、第1の電動
鋸21と第2の電動鋸22を作動させる。そして、移動
する2台の第1の電動鋸の刃21aが、框材1端部の下
面に2本の切り込みを形成する。これら切り込みは、図
7に示す框材1の面bを形成するものである。また、移
動する2台の第2の電動鋸の刃22aが、框材1の端部
の側面に2本の切り込みを形成する。これら切り込み
は、図7に示す框材1の面cを形成するものである。
【0045】また、2台の移動台23にそれぞれ取付け
られた第1の電動鋸の刃21a及び第2の電動鋸の刃2
2aが互いに直角に配置され、第2の電動鋸の刃21a
が、框材1の下面に対して45度の角度で配置され、ま
た、第1の電動鋸の刃21aの外周縁と第2の電動鋸の
刃22aの外周縁とが、框材1の下面に対して45度の
一直線上を通過するようされ、さらに、第1の電動鋸の
刃21aと第2の電動鋸の刃22aが一体に移動するこ
とから、框材1端部の両側部が45度の角度で切り取ら
れ、突部2を有する凸状の相欠きが一度に形成される。
なお、第1の電動鋸の刃21aの外周縁と第2の電動鋸
の刃22aの外周縁とが通過する一直線と、図7の線e
とが一致するようになっている。
【0046】次に、凹状相欠き形成40により凹状の相
欠きを形成する際には、所定の長さに切断された框材2
をローラコンベア45上に載せ、この框材2の端部を作
業板46b上の下面案内板47上に搬送する。次に側面
案内板48、48の溝48a、48aに位置決め板49
を嵌合し、框材2の後端面を位置決め板49に当接させ
る。そして、押圧部50のエアシリンダ50b、50b
により押圧板50dを下方に押出し、框材2の端部の位
置を固定する。
【0047】次に、切断部42の駆動機構54bと電動
モータ51bを作動させ、第3の電動鋸51により框材
2の端部を45度の角度で切断する。次に、溝形成部4
3の駆動機構61及び電動モータ57bを作動させ、溝
切り機57により框材2の端部に切欠部4を形成する。
【0048】以上のように、上記凸状相欠き形成装置1
0によれば、第1及び第2の電動鋸21、22の一度の
作動により、45度の端面と突部3を框材1の端部に形
成することができ、45度の端面を有する相欠きを一工
程で容易に形成することができる。
【0049】また、第1の電動鋸21及び第2の電動鋸
22がその位置を決められて移動台23に設置され、一
体に移動するようになっているので、正確に框材1の端
面の角度及び相欠きを形成することができ、また、スト
ッパー17により框材1の端部の位置が決められた状態
で、相欠きが形成されるので、端部を斜めに切断するこ
とにより、框材1の長さが変わってしまうことがなく、
精度高く相欠きを形成することができる。
【0050】上記凹状相欠き形成装置40によれば、第
3の電動鋸51と溝切り機57により、框材2の端面が
正確に45度に切断されると共に切欠部4が形成され、
45度の端面を有する相欠きを高い精度、かつ一工程で
容易に形成することができる。従って、凸状相欠き形成
装置10及び凹状相欠き形成装置40を用いることによ
り、容易かつ高精度で框材1、2に相欠きを形成するこ
とができ、これら框材1、2により精度高くドア枠を形
成することができる。
【0051】なお、実施例において示した各構成部材の
諸形状や寸法等は一例であって、設計要求等に基づき種
々変更可能であり、また、框材1、2の端部を45度に
切断するように下が、一方の框材を60度の切断し、他
方の框材を30度に切断する等の変更をしても構わな
い。
【0052】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
相欠き形成装置によれば、第1及び第2の電動鋸の一度
の作動により、所定の角度の端面と突部を框材の端部に
形成することができ、所定の角度の端面を有する相欠き
を一工程で容易に形成することができる。また、第1の
電動鋸及び第2の電動鋸がその位置を決められて、一体
に移動するようになっているので、正確に框材の端面の
角度及び相欠きを形成することができる。従って、この
相欠き形成装置で相欠きを形成された框材を用いること
により、精度高くドア枠を形成することができる。
た、ストッパーにより框材の端部の位置が決められた状
態で、相欠きが形成されるので、端部を斜めに切断する
ことにより、框材の長さが変わってしまうことがなく、
精度高く相欠きを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】上記実施例の凸状相欠き形成装置を示す断面図
である。
【図2】上記凹状相欠き形成装置の切削部を示す斜視図
である。
【図3】上記凹状相欠き形成装置の固定台を示す斜視図
である。
【図4】上記実施例の凹状相欠き形成装置を示す側面図
である。
【図5】上記凹状相欠き形成装置の切断部及び溝形成部
を示す斜視図である。
【図6】上記凹状相欠き形成装置の固定台を示す斜視図
である。
【図7】上記実施例の框材を示す斜視図である。
【図8】上記実施例の框材を示す斜視図である。
【図9】上記従来例を説明するための斜視図である。
【符号の説明】
1 框材 2 框材 10 凸状相欠き形成装置 11 固定台 20 切削部 21 第1の電動鋸 21a 第1の電動鋸の円板状の刃 22 第2の電動鋸 22a 第2の電動鋸の円板状の刃
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−112096(JP,A) 特開 昭57−123006(JP,A) 特開 昭63−189202(JP,A) 実開 昭52−44496(JP,U) 実開 昭55−146206(JP,U) 実開 昭55−99812(JP,U) 実開 昭57−121501(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B27F 1/08 B27B 5/02 B27B 27/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に凹状もしくは凸状の相欠き有する
    縦横の框材を嵌合することにより枠組して矩形状の枠体
    を形成するために、縦横の框材の一方の框材端部に凸状
    の相欠きを形成する枠体の相欠き形成装置であって、 前記框材を固定する固定台と、この固定台に固定された
    框材の端部に凸状の相欠きを設ける切削部とを具備し 前記切削部は、框材の一面に、該一面に対して直角、か
    つ、前記框材の長さ方向に沿った2本の切り込みを形成
    する2台の第1の電動鋸と、框材端部の両側面からそれ
    ぞれ前記切り込みに達する切り込みを形成する2台の第
    2の電動鋸とを備え前記第1の電動鋸の円板状の刃
    は、前記框材の一面に対して直角に配置され、前記第2
    の電動鋸の円状の刃は、前記第1の電動鋸の刃と直角
    に配置されると共に、前記固定台に固定された框材に対
    して所定の角度で配置され、さらに、第1の電動鋸の刃
    の外周縁と、第2の電動鋸の刃の外周縁とが、前記所定
    の角度に沿った一直線上を通過するように配置され、こ
    れらの第1及び第2の電動鋸は、前記所定の角度に沿っ
    て一体に移動自在に設けられて成り、 前記固定台は、框材を支持する下面案内部と、該下面案
    内部に框材を押し付けて固定する押圧部と、前記2台の
    第1電動鋸の刃の2つの切断移動面の間に設けられ、框
    材の先端を位置決めするストッパーとを備えた ことを特
    徴とする枠体の相欠き形成装置。
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