JP3148416U - 筆記具ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】収納ケース部の幅寸法を大きく確保し、分度器や三角定規等の文房具を容易に収納することが可能で、且つ全体重量が軽く、持ち運びが容易な筆記具ケースを提供する。【解決手段】上方に向って開放され、筆記具を収納しうる収納ケース部11と、上記収納ケース部を開閉可能に被覆する蓋部12とからなり、上記蓋部は上記収納ケース部に配設された磁石部材13の磁性吸着力によって上記収納ケース部に固定される筆記具ケースであって、上記磁石部材は希土類磁石から形成された構成とする。【選択図】図1

Description

本考案は筆記具ケースに係り、特に収納ケース部に取り付けられている磁石部材に蓋部が磁性吸着されることにより閉止される筆記具ケースに関するものである。
筆記具を収納する収納ケース部と、上記収納ケース部を被覆する蓋部とを備え、上記収納ケース部に取り付けられた磁石部材と上記蓋部を磁性吸着させることで、上記蓋部を開閉可能とした筆記具ケースは従来から使用されている。
図2は、従来の筆記具ケース70において、蓋部75を開放した状態を示す平面図である(特許文献1)。
図2に示すように、上記特許文献1にかかる上記筆記具ケース70は、全体薄型略直方体の箱状に形成された収納ケース部71と、上記収納ケース部71の下面部72から長さ方向一方側面部73、及び上面開口部74を外方から被覆し、上記上面開口部74を開閉可能に閉止しうる平面長方形状に形成された蓋部75と、上記収納ケース部71の幅方向一端部の長さ方向略中央部において、上記収納ケース部71の内方に向かって膨出する磁石部材収納部78とを備え、上記磁石部材収納部78には、所定の厚さ寸法を有する長方形板状の磁石体76aと、上記磁石体76aを両面から挟持する2枚の金属板体76b、76cからなる磁石部材76が埋設されている。
また、上記蓋部75にあっては、幅方向端部に、上記磁石部材76と磁性吸着力によって吸着し、上記蓋部75を閉止状態に固定する金属片部77が設けられている。
上記磁石体76aはフェライト磁石で形成されている。
フェライト磁石は安価である一方、永久磁石の中では吸着力が弱く、上記蓋部75を閉止した状態に保つためには、所定の厚さ寸法を確保すると共に、磁性吸着力を高めるための金属板体76b、75cが必要となる。
従って、上記磁石部材76を、上記収納ケース部71に取り付ける場合には、図2に示すように、上記収納ケース部71の幅方向内方に膨出する上記磁石部材収納部78を形成して、上記磁石部材76の収納エリアを確保する必要があった。
このため、上記磁石部材収納部78の膨出部分において、上記収納ケース部71の内部に確保される幅寸法Pが制約され、分度器や三角定規等の大きな文房具が収納できないという不具合を有していた。
また、磁石体76aの厚さ寸法が大きく、且つ上記金属板体76b、76cが必要なため磁石部材76の重量が重くなり、更に上記収納ケース部71の幅寸法Pを確保するために、収納ケース部71の幅寸法を拡大すると、更に筆記具ケース70の全体重量が重くなり、持ち運びに不便であるという別途の不具合をも有していた。
実登3035104号公報
本考案の課題は、収納ケース部の幅寸法を大きく確保し、分度器や三角定規等の文房具を容易に収納することが可能で、且つ全体重量が軽く、持ち運びが容易な筆記具ケースを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1記載の筆記具ケースは、上方に向って開放され、筆記具を収納しうる収納ケース部と、上記収納ケース部を開閉可能に被覆する蓋部とからなり、上記蓋部は上記収納ケース部に配設された磁石部材の磁性吸着力によって上記収納ケース部に固定される筆記具ケースであって、
上記磁石部材は希土類磁石から形成されていることを特徴とする。
希土類磁石は、フェライト磁石と比較して非常に強い磁力を有している。
従って、磁石部材の大きさを、小さくした場合であっても、筆記具ケースの蓋部を固定するために十分な磁性吸着力を確保することが可能である。
また、磁石部材を小さくできるため、別途磁石部材収納部を設ける必要がない。
また、請求項2記載の筆記具ケースは、上記収納ケース部は全体薄型直方体形状に形成され、上記蓋部は平面長方形板状に形成され、上記磁石部材は上記収納ケース部の幅方向一方側面部の長さ方向略中央部に配設され、上記蓋部の幅方向一端部には、上記蓋部によって上記収納ケース部を閉止した場合に上記磁石部材と吸着しうる金属片部が配設され、上記磁石部材にはネオジムが含有されることを特徴とする。
ネオジムを含有する磁石は、永久磁石では最も強力な磁力を有している。
従って、請求項1の作用に加え、磁石部材の大きさ寸法を小さくしても、上記蓋部と上記収納ケース部がより強固に閉止される。
また、請求項3記載の筆記具ケースは、上記磁石部材は、上記収納ケース部の幅方向一方側面部の厚さ寸法よりも小さい厚さ寸法の長方形板状に形成され、上記収納ケース部の幅方向一方側面部に埋設されていることを特徴とする。
従って、上記磁石部材は、収納ケース部の側面部の内部に埋設する形態で配設することができるため、上記収納ケース部の側面部内側を平滑な状態に形成することが可能となる。
請求項1〜3記載の筆記具ケースにあっては、磁石部材を希土類磁石から形成することによって、筆記具ケースの蓋部を固定するために十分な磁性吸着力を確保しつつ、磁石部材の大きさを小さくすることが可能であることから、収納ケース部の幅寸法を大きく確保し、分度器や三角定規等の文房具を容易に収納することが可能で、且つ全体重量が軽く、持ち運びが容易な筆記具ケースを提供することができる。
特に、請求項2記載の筆記具ケースは、上記収納ケース部は全体薄型直方体形状に形成され、上記蓋部は平面長方形板状に形成され、上記磁石部材は上記収納ケース部の幅方向一方側面部の長さ方向略中央部に配設され、上記蓋部の幅方向一端部には、上記蓋部によって上記収納ケース部を閉止した場合に上記磁石部材と吸着しうる金属片部が配設され、上記磁石部材にはネオジムが含有されることから、請求項1の効果に加え、上記磁石部材と上記金属片部がより強力に吸着するため、磁石部材の大きさを更に小型化することができ、収納ケース部の幅寸法をより大きく確保することが可能となる。
更に、請求項3記載の筆記具ケースは、上記磁石部材は、上記収納ケース部の幅方向一方側面部の厚さ寸法よりも小さい厚さ寸法の長方形板状に形成され、上記収納ケース部の幅方向一方側面部に埋設されていることから、収納ケース部の側面部内側を平滑な状態に形成することができる。
従って、側面部内側に磁石部材収納部の棒出する磁石部材収納部を有する
従来の筆記具ケースと比べ、分度器や三角定規等の文房具をより収納し易くなる。
以下、図面を用いて本考案の実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態にかかる筆記具ケース10は、上方に向って開放され、筆記具を収納しうる収納ケース部11と、上記収納ケース部11を開閉可能に被覆する上記蓋部12とからなり、上記蓋部12は上記収納ケース部11に配設された磁石部材13の磁性吸着力によって上記収納ケース部に固定される。
また、上記磁石部材13はネオジムを含有する永久磁石から形成されている。
また、上記収納ケース部11は全体薄型直方体形状に形成され、上記蓋部12は平面長方形板状に形成され、上記磁石部材13は上記収納ケース部11の幅方向一方側面部14の長さ方向略中央部15に配設され、上記蓋部12の幅方向一端部16には、上記蓋部12によって上記収納ケース部11を閉止した場合に上記磁石部材13と吸着しうる金属片部17が配設されている。
また、上記磁石部材13は、上記収納ケース部11の幅方向一方側面部14の厚さ寸法よりも小さい厚さ寸法の長方形板状に形成され、上記収納ケース部11の幅方向一方側面部14に埋設されている。
以下に、図面を用いて本実施例について詳細を説明する。
図1は、本実施例にかかる筆記具ケース10において、収納ケース部11の蓋部12を開放した状態の全体斜視図である。
上記収納ケース部11は上方に向かって開放した薄型の直方体に形成され、上記蓋部12は平面長方形板状に形成され、上記収納ケース部11の下面部18に接合され、幅方向他方側面部19を介して、上記収納ケース部11の上面開口部20を被覆しうる幅寸法を有している。
上記収納ケース部11の内部には、長さ方向一方端部22から所定寸法離間すると共に、幅方向に沿って形成された仕切り部21が設けられ、上記収納ケース部11の長さ方向他方端部25には、幅方向に沿って連設して形成されて複数の鉛筆立て部23が上方に向って回動可能に軸支されている。
また、上記蓋部12に配設された金属片部17は、金属製の薄板部材により形成され、上記蓋部12の長さ方向中央部24における幅方向一端部16を挟持する断面略U字形状に形成されている。
また、上記収納ケース部11の上記磁石部材13の長さ方向両端部には、上方に向かって突出する一対の突起部26,27が形成され、上記蓋部12の上記金属片部17において、上記蓋部12を閉止した場合に、上記突起部26,27に対向する位置に上記突起部26,27と嵌合し、上記蓋部12が閉止状態でずれることを防止しうる孔部28,29が設けられている。
上記磁石部材13は細長長方形板状に形成され、長さ方向寸法約15mm、幅方向寸法約3mm、厚さ寸法約2mmである。
従来のフェライト磁石を用いた磁石部材と比較すると、長さ寸法及び幅寸法を大幅に縮小した場合であっても、筆記具ケースとして実用に耐えうる十分な磁性吸着力を保持することが可能となる。
従って、上記蓋部12に取り付ける金属片部17についても、従来よりも小型にすることが可能であり、従来と収納ケース部11の幅寸法Qを大きく確保しても、全体重量を軽量化することが可能である。
また、上記磁石部材13は、上記収納ケース部11の幅方向一方側面部14に埋設されていることから、従来の筆記具ケースと異なり、収納ケース部11の内方に向かって膨出する磁石部材収納部を形成する必要がなく、上記幅方向一方側面部14の内側を平滑な状態に形成することができる。
更に、磁石部材13が小型且つ軽量であることから、上記収納ケース部11の幅寸法を拡大しても全体重量を軽くすることが可能であり。
従って、より上記収納ケース部11の幅寸法Qを大きく確保することが可能であり、三角定規や分度器のような大型の文房具を収納し易くなる。
本考案は筆記具ケースに係り、特に収納ケース部に取り付けられている磁石部材に蓋部が磁性吸着されることにより閉止される筆記具ケースに広く適用が可能である。
本考案にかかる筆記具ケースの一実施の形態を示し、実施の形態において蓋部が開放された状態を示す全体斜視図である。 従来の筆記具ケースにおいて蓋部が開放した状態を示す平面図である。
符号の説明
10 筆記具ケース
11 収納ケース部
12 蓋部
13 磁石部材
14 収納ケース部の幅方向一方側面部
15 収納ケース部の長さ方向略中央部
16 蓋部の幅方向一端部
17 金属片部
18 収納ケース部の下面部
19 収納ケース部の幅方向他方側面部
20 上面開口部
21 仕切り部
22 収納ケース部の長さ方向一方端部
23 鉛筆立て部
24 蓋部の長さ方向中央部
25 収納ケース部の長さ方向他方端部
26 突起部
27 突起部
28 孔部
29 孔部

70 筆記具ケース
71 収納ケース部
72 収納ケース部の下面部
73 収納ケース部の長さ方向一方側面部
74 収納部の上面開口部
75 蓋部
76 磁石部材
76a磁石体
76b金属板体
76c金属板体
77 金属片部
78 磁石部材収納部

Claims (3)

  1. 上方に向って開放され、筆記具を収納しうる収納ケース部と、上記収納ケース部を開閉可能に被覆する蓋部とからなり、上記蓋部は上記収納ケース部に配設された磁石部材の磁性吸着力によって上記収納ケース部に固定される筆記具ケースであって、
    上記磁石部材は希土類磁石から形成されていることを特徴とする筆記具ケース。
  2. 上記収納ケース部は全体薄型直方体形状に形成され、上記蓋部は平面長方形板状に形成され、
    上記磁石部材は上記収納ケース部の幅方向一方側面部の長さ方向略中央部に配設され、上記蓋部の幅方向一端部には、上記蓋部によって上記収納ケース部を閉止した場合に上記磁石部材と吸着しうる金属片部が配設され、
    上記磁石部材にはネオジムが含有されることを特徴とする請求項1記載の筆記具ケース。
  3. 上記磁石部材は、上記収納ケース部の幅方向一方側面部の厚さ寸法よりも小さい厚さ寸法の長方形板状に形成され、上記収納ケース部の幅方向一方側面部に埋設されていることを特徴とする請求項1または2記載の筆記具ケース。
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