JP3148520B2 - スピーカ構造 - Google Patents
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- JP3148520B2 JP3148520B2 JP14704694A JP14704694A JP3148520B2 JP 3148520 B2 JP3148520 B2 JP 3148520B2 JP 14704694 A JP14704694 A JP 14704694A JP 14704694 A JP14704694 A JP 14704694A JP 3148520 B2 JP3148520 B2 JP 3148520B2
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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- H04R1/06—Arranging circuit leads; Relieving strain on circuit leads
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- H04R1/22—Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only
- H04R1/24—Structural combinations of separate transducers or of two parts of the same transducer and responsive respectively to two or more frequency ranges
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R9/00—Transducers of moving-coil, moving-strip, or moving-wire type
- H04R9/02—Details
- H04R9/025—Magnetic circuit
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- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
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- H04R9/063—Loudspeakers using a plurality of acoustic drivers
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- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R31/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture of transducers or diaphragms therefor
- H04R31/006—Interconnection of transducer parts
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Description
【産業上の利用分野】本発明は、薄型でしかも再生帯域
の広い多点駆動型のスピーカ構造に関するものである。
の広い多点駆動型のスピーカ構造に関するものである。
【0001】我々は先に、従来一般の磁気回路を有した
スピーカよりもマウンティングデプスを大幅に減少させ
ることができるスピーカとして図17に示すような薄型
化スピーカを提案し、現に実施している。この図17に
示すスピーカは、厚さ方向に着磁されたマグネット82
a、82bの同極同士を対向させると共に両マグネット
間に磁性材からなるセンタープレート81を挟み込んだ
反発磁気回路と称される磁気回路を使用するものであ
り、該センタープレート81の外周側に生じる反発磁界
内にボイスコイル12を配置し、該ボイスコイル12の
外周部或いはボイスコイルボビン12aの外周部にコー
ン振動板11のネック部を接合して構成されている。こ
の薄型化スピーカよりも更に薄型化したスピーカとし
て、図18(A),(B)に示すように、振動板11の
断面寸法及びエッジ15の断面寸法をボイスコイル12
の巻巾以内に設定し、理論上薄型化の限界を求めたスピ
ーカ(以下、極薄型スピーカという。)を提案し、実際
に作製した。
スピーカよりもマウンティングデプスを大幅に減少させ
ることができるスピーカとして図17に示すような薄型
化スピーカを提案し、現に実施している。この図17に
示すスピーカは、厚さ方向に着磁されたマグネット82
a、82bの同極同士を対向させると共に両マグネット
間に磁性材からなるセンタープレート81を挟み込んだ
反発磁気回路と称される磁気回路を使用するものであ
り、該センタープレート81の外周側に生じる反発磁界
内にボイスコイル12を配置し、該ボイスコイル12の
外周部或いはボイスコイルボビン12aの外周部にコー
ン振動板11のネック部を接合して構成されている。こ
の薄型化スピーカよりも更に薄型化したスピーカとし
て、図18(A),(B)に示すように、振動板11の
断面寸法及びエッジ15の断面寸法をボイスコイル12
の巻巾以内に設定し、理論上薄型化の限界を求めたスピ
ーカ(以下、極薄型スピーカという。)を提案し、実際
に作製した。
【0002】この極薄型スピーカの詳細を説明すると、
マグネット82はネオジウム系のマグネットであり、形
状は外直径29mm、内直径12mm、厚さ7mmのリ
ング状のものを2個使用し、該マグネット82をそれぞ
れ厚さ方向に着磁してある。該マグネット82のN極同
士を向かい合あわせ、その間に、外直径29.95m
m、内直径11.9mm、厚さ4mmのリング状で内直
径及び内直径の稜線部にC0.4の面取り加工を施した
鉄製のセンタープレート81を挟持した状態で組み立て
たものである。
マグネット82はネオジウム系のマグネットであり、形
状は外直径29mm、内直径12mm、厚さ7mmのリ
ング状のものを2個使用し、該マグネット82をそれぞ
れ厚さ方向に着磁してある。該マグネット82のN極同
士を向かい合あわせ、その間に、外直径29.95m
m、内直径11.9mm、厚さ4mmのリング状で内直
径及び内直径の稜線部にC0.4の面取り加工を施した
鉄製のセンタープレート81を挟持した状態で組み立て
たものである。
【0003】この磁気回路を図18(A)に示すような
断面形状のアルミ製のフレーム62(厚さ約1.5m
m)に接着してある。この磁気回路を中心として振動系
を配置するが、この振動系の振動板11は、外直径11
2mm、内直径(ネック部直径)33.1mm、高さ
2.5mmの極めて薄い形状のコーン状で、ネック部側
に約2mmの立上がり部を有したパルプ製の振動板素材
を2枚対向して貼り合わせて形成されている。従って、
断面形状は図19(A)に示すように楔状になってお
り、ネック側の厚さが約5mmで外周部に向かうに従っ
て徐々に薄くなり、最外周部の厚さが約0.6mmとな
っている。貼り合わせにより生じる内部の空洞部には別
のパルプが充填されており、この振動板11の重量は約
4グラムである。
断面形状のアルミ製のフレーム62(厚さ約1.5m
m)に接着してある。この磁気回路を中心として振動系
を配置するが、この振動系の振動板11は、外直径11
2mm、内直径(ネック部直径)33.1mm、高さ
2.5mmの極めて薄い形状のコーン状で、ネック部側
に約2mmの立上がり部を有したパルプ製の振動板素材
を2枚対向して貼り合わせて形成されている。従って、
断面形状は図19(A)に示すように楔状になってお
り、ネック側の厚さが約5mmで外周部に向かうに従っ
て徐々に薄くなり、最外周部の厚さが約0.6mmとな
っている。貼り合わせにより生じる内部の空洞部には別
のパルプが充填されており、この振動板11の重量は約
4グラムである。
【0004】この振動板11の外周部にはサスペンショ
ンとしてのエッジ15を貼り付けるが、該エッジ15の
材質は織布に目止め加工を施したもので、一般的にギャ
ザードエッジと称される形状をなし、エッジ15のギャ
ザー部(コルゲーション部)の総巾が約17.5mm、
コルゲーション数が3、高さは約2.6mmである。ま
た、前記エッジ15の内側(振動板11側)に巾6m
m、エッジ15の外側(リング3側)に巾約8mmの貼
り代部がそれぞれ設けられており、該エッジ15の外側
の貼り代部に内直径132mm、外直径150mm、厚
さ2mmのフェノール樹脂製のリング3がゴム系接着剤
にて接着されている。
ンとしてのエッジ15を貼り付けるが、該エッジ15の
材質は織布に目止め加工を施したもので、一般的にギャ
ザードエッジと称される形状をなし、エッジ15のギャ
ザー部(コルゲーション部)の総巾が約17.5mm、
コルゲーション数が3、高さは約2.6mmである。ま
た、前記エッジ15の内側(振動板11側)に巾6m
m、エッジ15の外側(リング3側)に巾約8mmの貼
り代部がそれぞれ設けられており、該エッジ15の外側
の貼り代部に内直径132mm、外直径150mm、厚
さ2mmのフェノール樹脂製のリング3がゴム系接着剤
にて接着されている。
【0005】前記エッジ15は一般的な手法の熱成型に
よって成型されているが、成型工程以前に織布等にゴム
及びフェノール等を混合した樹脂をコーティングしたエ
ッジ材の表面に1本の平網錦糸線15aを縫い付け、更
に成型後には該エッジ15の平面の中心線上に配置され
るように成型し、且つ該錦糸線15aがネック部、即
ち、ボイスコイル12との接合用穴11bまで及ぶよう
に必要な長さを残してトリミング加工を施した後、前記
貼り代部と該平網錦糸線15aの延出部を振動板11の
表面に貼り付けてある。従って、図19に示すように振
動板11の略中心線上でしかもエッジ15の最外周部、
つまりリング3からボイスコイル接合用穴11bまで左
右に1本ずつ配置される。前記錦糸線15aは200デ
ニールのパラ系アラミド繊維を中心糸とし、該中心糸
に、幅0.32mm、厚さ0.027mmの錫合金銅箔
を22回/cmで1層に巻き付けた錦糸線を13本集
め、編組ピッチ約27.45mm/回で平網状に編組し
た平網錦糸線が使用される。
よって成型されているが、成型工程以前に織布等にゴム
及びフェノール等を混合した樹脂をコーティングしたエ
ッジ材の表面に1本の平網錦糸線15aを縫い付け、更
に成型後には該エッジ15の平面の中心線上に配置され
るように成型し、且つ該錦糸線15aがネック部、即
ち、ボイスコイル12との接合用穴11bまで及ぶよう
に必要な長さを残してトリミング加工を施した後、前記
貼り代部と該平網錦糸線15aの延出部を振動板11の
表面に貼り付けてある。従って、図19に示すように振
動板11の略中心線上でしかもエッジ15の最外周部、
つまりリング3からボイスコイル接合用穴11bまで左
右に1本ずつ配置される。前記錦糸線15aは200デ
ニールのパラ系アラミド繊維を中心糸とし、該中心糸
に、幅0.32mm、厚さ0.027mmの錫合金銅箔
を22回/cmで1層に巻き付けた錦糸線を13本集
め、編組ピッチ約27.45mm/回で平網状に編組し
た平網錦糸線が使用される。
【0006】ボイスコイル12は内直径30.5mmに
設定し、ボビン材は幅5.5mm、厚さ12ミクロンの
PPTA(ポリパラフェニレンテレフタルアミド)フィ
ルム製であり、該ボビン材に銅クラッドアルミからなる
平角線を巻き幅約5mmとして所定のターン数にて巻
き、コイル外周部に幅5mm、厚さ12ミクロンのPP
TAフィルムを3〜4層巻き付け、更に該フィルムの外
層部に180度振り分けで2か所に幅5.0mm、長さ
8mm、厚さ10ミクロンの銅箔12bを貼り付け、該
銅箔12bにボイスコイル12のコイル端末線を半田付
けし、更に振動板11のネック部に及んだ平網錦糸線1
5aの先端部とボイスコイル12の銅箔12bの位置を
合わせ、平網錦糸線15aの先端部とボイスコイル12
の銅箔12bを半田付けした後、接着剤を塗布して振動
板11と該ボイスコイル12とが接着されている。
設定し、ボビン材は幅5.5mm、厚さ12ミクロンの
PPTA(ポリパラフェニレンテレフタルアミド)フィ
ルム製であり、該ボビン材に銅クラッドアルミからなる
平角線を巻き幅約5mmとして所定のターン数にて巻
き、コイル外周部に幅5mm、厚さ12ミクロンのPP
TAフィルムを3〜4層巻き付け、更に該フィルムの外
層部に180度振り分けで2か所に幅5.0mm、長さ
8mm、厚さ10ミクロンの銅箔12bを貼り付け、該
銅箔12bにボイスコイル12のコイル端末線を半田付
けし、更に振動板11のネック部に及んだ平網錦糸線1
5aの先端部とボイスコイル12の銅箔12bの位置を
合わせ、平網錦糸線15aの先端部とボイスコイル12
の銅箔12bを半田付けした後、接着剤を塗布して振動
板11と該ボイスコイル12とが接着されている。
【0007】前記エッジ15の外周部に設置したリング
3には所定の位置、即ち、エッジ15の外周部に及んだ
平網錦糸線15aの先端部が配置される位置に穴を設
け、該穴に入力端子ラグ9をカシメにて取り付けてあ
る。従って端子ラグ9の一部と平網錦糸線15aの先端
部が圧接され、該端子ラグ9と平網錦糸線15aの接続
は完了する。この振動系をフレーム61に接着して取り
付けると、図18(B)に示すように磁気回路の中心線
上に振動系断面の中心線が位置する。更に、断面形状が
同様のアルミ製グリル62等を取り付けると、振動板1
1が該中心線を境にして断面図で上下対称に配置され、
総厚さ寸法約23mmのスピーカとなり、このスピーカ
の周波数特性は図20のような特性を示した。
3には所定の位置、即ち、エッジ15の外周部に及んだ
平網錦糸線15aの先端部が配置される位置に穴を設
け、該穴に入力端子ラグ9をカシメにて取り付けてあ
る。従って端子ラグ9の一部と平網錦糸線15aの先端
部が圧接され、該端子ラグ9と平網錦糸線15aの接続
は完了する。この振動系をフレーム61に接着して取り
付けると、図18(B)に示すように磁気回路の中心線
上に振動系断面の中心線が位置する。更に、断面形状が
同様のアルミ製グリル62等を取り付けると、振動板1
1が該中心線を境にして断面図で上下対称に配置され、
総厚さ寸法約23mmのスピーカとなり、このスピーカ
の周波数特性は図20のような特性を示した。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】この極薄型スピーカは車載用スピーカ等と
しての薄型化には極めて大きな利点を有する反面、不利
な点も有する。例えば、振動板11が略平面状であるこ
とから低域の再生には有利であるが中高音域での音圧を
得ることは困難である。この低音域再生に有利な点を生
かして使用帯域を限定したサブウーファ用のスピーカユ
ニットとして採用し、このサブウーファ用スピーカを使
用した薄型スクリーンスピーカ等を我々は先に別に提案
し、実際に作製している。しかし、図20の周波数特性
からも明らかなように、200Hz以上の再生において
は音圧が低くしかもピーク、ディップが発生するので中
高音域の再生を目的としたスピーカとしては不向きであ
り、自ずと使用範囲が限定される。一方、昨今の車載用
スピーカ、或いはビジュアル用スピーカ等においてはス
ペースファクターの改善要求が極めて強く、スピーカの
薄型化が早急に求められている。しかし、前記の如く従
来型の極薄型スピーカでは再生帯域が狭く、車載用スピ
ーカ等に求められている再生帯域が広いフルレンジ的な
使用方法には適さない構造であって、極薄型スピーカの
再生帯域を広げるための対策が必要であった。
しての薄型化には極めて大きな利点を有する反面、不利
な点も有する。例えば、振動板11が略平面状であるこ
とから低域の再生には有利であるが中高音域での音圧を
得ることは困難である。この低音域再生に有利な点を生
かして使用帯域を限定したサブウーファ用のスピーカユ
ニットとして採用し、このサブウーファ用スピーカを使
用した薄型スクリーンスピーカ等を我々は先に別に提案
し、実際に作製している。しかし、図20の周波数特性
からも明らかなように、200Hz以上の再生において
は音圧が低くしかもピーク、ディップが発生するので中
高音域の再生を目的としたスピーカとしては不向きであ
り、自ずと使用範囲が限定される。一方、昨今の車載用
スピーカ、或いはビジュアル用スピーカ等においてはス
ペースファクターの改善要求が極めて強く、スピーカの
薄型化が早急に求められている。しかし、前記の如く従
来型の極薄型スピーカでは再生帯域が狭く、車載用スピ
ーカ等に求められている再生帯域が広いフルレンジ的な
使用方法には適さない構造であって、極薄型スピーカの
再生帯域を広げるための対策が必要であった。
【0009】そこで、本発明の目的は主として上記従来
例の極薄型スピーカの欠点を解消し、極薄型スピーカの
再生帯域を広げ、フルレンジ的な使用方法に適したスピ
ーカ構造を提供することにある。
例の極薄型スピーカの欠点を解消し、極薄型スピーカの
再生帯域を広げ、フルレンジ的な使用方法に適したスピ
ーカ構造を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達するため
に本発明は、振動板の任意の位置にボイスコイルと結合
するための穴を複数個設け、各穴の内周側にボイスコイ
ルの外周部若しくは該ボイスコイルを構成するボイスコ
イルボビンをそれぞれ接合配置し、各ボイスコイルに対
応するようにボイスコイルの内周側若しくはボイスコイ
ルボビンの内周側には該ボイスコイルを駆動するため
に、2個のマグネットを同極同士が対向するように配置
すると共に両マグネット間にセンタープレートを挟持さ
せた反発磁気回路を配置して多点駆動型のスピーカとし
たものである。
に本発明は、振動板の任意の位置にボイスコイルと結合
するための穴を複数個設け、各穴の内周側にボイスコイ
ルの外周部若しくは該ボイスコイルを構成するボイスコ
イルボビンをそれぞれ接合配置し、各ボイスコイルに対
応するようにボイスコイルの内周側若しくはボイスコイ
ルボビンの内周側には該ボイスコイルを駆動するため
に、2個のマグネットを同極同士が対向するように配置
すると共に両マグネット間にセンタープレートを挟持さ
せた反発磁気回路を配置して多点駆動型のスピーカとし
たものである。
【0011】
【作用】上記のように構成することにより多点駆動型の
スピーカとなるため、従来の極薄型スピーカの再生帯域
よりも更に大幅に再生帯域を広げることが可能となり、
フルレンジ的な使用方法に適した構造となる。
スピーカとなるため、従来の極薄型スピーカの再生帯域
よりも更に大幅に再生帯域を広げることが可能となり、
フルレンジ的な使用方法に適した構造となる。
【0012】
【実 施 例】本発明に係るスピーカ構造の実施例を図
1〜図16にて説明するが、図17〜図19に基づいて
説明した従来のものと同一構成部分には同一符号を付し
てその詳細な説明は省略する。振動板11は従来のもの
同様の振動板11を用い、従来はボイスコイル12との
接合用に該振動板11の中央に設けられたネック部とし
ての穴11bは図2のようにバルサ材16にて塞いであ
る。また、正面図で示すように、該振動板11の中心か
ら半径36mmの位置で、しかも120度に振り分けた
点を中心にボイスコイル12との接合用の穴11a(直
径約27.5mm)を3カ所設けてある。なお、本実施
例の場合、従来の振動板をそのまま使用したため穴11
bをバルサ材16にて塞いであるが、量産時には穴11
bを有しない一体成形品の振動板を用いてもよいことは
勿論である。
1〜図16にて説明するが、図17〜図19に基づいて
説明した従来のものと同一構成部分には同一符号を付し
てその詳細な説明は省略する。振動板11は従来のもの
同様の振動板11を用い、従来はボイスコイル12との
接合用に該振動板11の中央に設けられたネック部とし
ての穴11bは図2のようにバルサ材16にて塞いであ
る。また、正面図で示すように、該振動板11の中心か
ら半径36mmの位置で、しかも120度に振り分けた
点を中心にボイスコイル12との接合用の穴11a(直
径約27.5mm)を3カ所設けてある。なお、本実施
例の場合、従来の振動板をそのまま使用したため穴11
bをバルサ材16にて塞いであるが、量産時には穴11
bを有しない一体成形品の振動板を用いてもよいことは
勿論である。
【0013】ボイスコイル12は内直径25.9mmに
設定し、ボビン12aは幅6mm、厚さ12ミクロンの
PPTAフィルム製のボビン材に所定太さの銅クラッド
アルミ線を、巻き巾約5.0mmにて直流抵抗が約1
0.4Ωになるよう所定のターン数で巻き、コイル外周
部に幅5mm、厚さ12ミクロンのPPTAフィルムを
3〜4層巻き付け、更に該フィルムの外層部に、図3
(B)のようにコイル側面から見て中心線から左右に5
mmずつ振り分けた位置、つまり10mmの間隔で巾5
mm、長さ8mm、厚さ10ミクロンの銅箔12bを2
か所に貼り付け、該銅箔12bにボイスコイル12の端
末線を半田付けしてある。
設定し、ボビン12aは幅6mm、厚さ12ミクロンの
PPTAフィルム製のボビン材に所定太さの銅クラッド
アルミ線を、巻き巾約5.0mmにて直流抵抗が約1
0.4Ωになるよう所定のターン数で巻き、コイル外周
部に幅5mm、厚さ12ミクロンのPPTAフィルムを
3〜4層巻き付け、更に該フィルムの外層部に、図3
(B)のようにコイル側面から見て中心線から左右に5
mmずつ振り分けた位置、つまり10mmの間隔で巾5
mm、長さ8mm、厚さ10ミクロンの銅箔12bを2
か所に貼り付け、該銅箔12bにボイスコイル12の端
末線を半田付けしてある。
【0014】エッジ15は基本的には従来のものと同様
のエッジを使用したが、平網錦糸線15aの位置を次の
ように変更した。即ち、成型工程以前に該エッジ材の表
面に2本の平網錦糸線15aを21.2mmの間隔で平
行に縫い付け、更に成型後には該エッジ15の平面の中
心線上に分割配置されるように成型し、内直径約106
mm、外直径約140mmのリング状にトリミング加工
を施した後、前記ボイスコイル用の穴11aの位置に対
して図2のように該エッジ15の内周部に設けられた貼
り代部と振動板11の外周部の貼り代部に貼り付けてあ
る。
のエッジを使用したが、平網錦糸線15aの位置を次の
ように変更した。即ち、成型工程以前に該エッジ材の表
面に2本の平網錦糸線15aを21.2mmの間隔で平
行に縫い付け、更に成型後には該エッジ15の平面の中
心線上に分割配置されるように成型し、内直径約106
mm、外直径約140mmのリング状にトリミング加工
を施した後、前記ボイスコイル用の穴11aの位置に対
して図2のように該エッジ15の内周部に設けられた貼
り代部と振動板11の外周部の貼り代部に貼り付けてあ
る。
【0015】振動系及び磁気回路を支持するフレーム
は、本実施例においてはアルミ板と樹脂板を所定の形状
に加工し、それぞれ2組作製し、この部品61、62、
63、64を組み立てることによりフレームとして構成
した。これを詳説すると、先ずアルミ板は厚さが2mm
のもので、該板を直径154mmの円形に加工し、更に
該円の内側でしかも同心円で直径132mm、及び直径
56mmの円を設定し、しかも該フレームの中心より1
20度振り分けで巾12mmの直線で前記円を結び、該
線が交差した形状をそれぞれ切り抜き、更に該切り抜き
部の内側も直径36mmで切り抜いた。
は、本実施例においてはアルミ板と樹脂板を所定の形状
に加工し、それぞれ2組作製し、この部品61、62、
63、64を組み立てることによりフレームとして構成
した。これを詳説すると、先ずアルミ板は厚さが2mm
のもので、該板を直径154mmの円形に加工し、更に
該円の内側でしかも同心円で直径132mm、及び直径
56mmの円を設定し、しかも該フレームの中心より1
20度振り分けで巾12mmの直線で前記円を結び、該
線が交差した形状をそれぞれ切り抜き、更に該切り抜き
部の内側も直径36mmで切り抜いた。
【0016】従って、図1のように、直径154mmの
円板中心に直径36mmの開口が配置され、該開口部の
外側に巾12mmの支持部61a、62aを境にして1
20°づつ扇状の開口部が3か所に設置されている。更
に、該支持部61a、62aの中心線上で、しかも該フ
レーム61、62の中心から半径36ミリの位置に3m
mビス用の皿穴を設けてあり、更に図1のように該フレ
ーム61、62の中心から半径72ミリの位置に60度
振り分けで6か所の3mmビス用の皿穴を設けたアルミ
板によるフレーム61、フレーム62を各々1枚づつ使
用する。
円板中心に直径36mmの開口が配置され、該開口部の
外側に巾12mmの支持部61a、62aを境にして1
20°づつ扇状の開口部が3か所に設置されている。更
に、該支持部61a、62aの中心線上で、しかも該フ
レーム61、62の中心から半径36ミリの位置に3m
mビス用の皿穴を設けてあり、更に図1のように該フレ
ーム61、62の中心から半径72ミリの位置に60度
振り分けで6か所の3mmビス用の皿穴を設けたアルミ
板によるフレーム61、フレーム62を各々1枚づつ使
用する。
【0017】また、樹脂板の材質はアクリル系で図1の
ように厚さ9.9mm、外径154mm、内径132m
mのリング状に加工し、一方のリング63は該リング6
3の中心から半径71ミリの位置に60度振り分けで6
か所の3mmのタップ加工を施してあり、更に入力用端
子ラグ9を取り付ける3mmタップを前記エッジ15に
設けた平網錦糸線15aの取り付けピッチと同様の2
1.2mmで図3に示すように2カ所に設けてあり、計
8カ所のタップは全て該樹脂の表面から裏面まで貫通し
ている。また、他方のリング64は、厚さ、外径、内
径、は共通寸法で、しかもリング63の60度振り分け
の6カ所のタップ位置に対応して3.2mmの貫通孔を
設け、更に入力用端子ラグ9を取り付ける部分は前記タ
ップ位置に対応してタップは設けず、幅8mm、深さ3
mmの切り欠き部を図1のように2カ所設けてある。
ように厚さ9.9mm、外径154mm、内径132m
mのリング状に加工し、一方のリング63は該リング6
3の中心から半径71ミリの位置に60度振り分けで6
か所の3mmのタップ加工を施してあり、更に入力用端
子ラグ9を取り付ける3mmタップを前記エッジ15に
設けた平網錦糸線15aの取り付けピッチと同様の2
1.2mmで図3に示すように2カ所に設けてあり、計
8カ所のタップは全て該樹脂の表面から裏面まで貫通し
ている。また、他方のリング64は、厚さ、外径、内
径、は共通寸法で、しかもリング63の60度振り分け
の6カ所のタップ位置に対応して3.2mmの貫通孔を
設け、更に入力用端子ラグ9を取り付ける部分は前記タ
ップ位置に対応してタップは設けず、幅8mm、深さ3
mmの切り欠き部を図1のように2カ所設けてある。
【0018】前記フレーム61にリング63を固定する
が、固定方法はフレーム61外周部に設けられた皿穴と
リング63に設けられたタップ位置が合致するので、図
3に示すように3mm(径)×5mm(長さ)の皿ビス
B1にて固定する。更に前記支持部のに設けた皿穴の位
置に磁気回路支持用の支柱7を取り付ける。該支柱7は
直径5.88mm、長さ20mm、の真鍮製であり、図
3のように両端面中心部に3mmタップ加工を施してあ
るので、前記同様3mm(径)×5mm(長さ)の皿ビ
スB1にて固定する。従って、図3のように支持部61
aに3本の支柱7がフレーム上に立つことになる。
が、固定方法はフレーム61外周部に設けられた皿穴と
リング63に設けられたタップ位置が合致するので、図
3に示すように3mm(径)×5mm(長さ)の皿ビス
B1にて固定する。更に前記支持部のに設けた皿穴の位
置に磁気回路支持用の支柱7を取り付ける。該支柱7は
直径5.88mm、長さ20mm、の真鍮製であり、図
3のように両端面中心部に3mmタップ加工を施してあ
るので、前記同様3mm(径)×5mm(長さ)の皿ビ
スB1にて固定する。従って、図3のように支持部61
aに3本の支柱7がフレーム上に立つことになる。
【0019】図4のように振動板11のエッジ15の外
周部に設けられた貼り代部をリング63の上端面の内周
部に接着剤を塗布した後接着するが、接着前に、直径2
5.89mmで同心内径5.9mmの孔を有し、長さが
20mmの真鍮製のボイスコイル配置用治具51を用い
て、該治具51にボイスコイル12のコイル巾を図3に
示すように治具の長さ方向の中心に配置し、前記支柱7
に該治具中心に設けた5.9mmの孔を挿入しておく。
従って、前記振動板11に設けた穴11aを支柱7に挿
入した前記治具51の位置に合わせて挿入すると、治具
51に設置された3個のボイスコイル12の外周部に振
動板11の3カ所の穴11aが、フレーム61に設けた
3カ所の支柱7を中心とした所定の位置に配置される。
また、該振動板11は接着時に平網錦糸線15aが図4
のように表側、即ち接着面と反対側になるように接着す
る。
周部に設けられた貼り代部をリング63の上端面の内周
部に接着剤を塗布した後接着するが、接着前に、直径2
5.89mmで同心内径5.9mmの孔を有し、長さが
20mmの真鍮製のボイスコイル配置用治具51を用い
て、該治具51にボイスコイル12のコイル巾を図3に
示すように治具の長さ方向の中心に配置し、前記支柱7
に該治具中心に設けた5.9mmの孔を挿入しておく。
従って、前記振動板11に設けた穴11aを支柱7に挿
入した前記治具51の位置に合わせて挿入すると、治具
51に設置された3個のボイスコイル12の外周部に振
動板11の3カ所の穴11aが、フレーム61に設けた
3カ所の支柱7を中心とした所定の位置に配置される。
また、該振動板11は接着時に平網錦糸線15aが図4
のように表側、即ち接着面と反対側になるように接着す
る。
【0020】この状態で各ボイスコイル12間及び入力
端子ラグ9との配線を行うが、配線用リード線41は、
本実施例の場合、12本の錦糸線を紐状に編んだ錦糸線
からなるリード線41を図5のように振動板11の表面
に這わせ、該リード線41の端部を各々のボイスコイル
12の外周部に設けた銅箔12bと、更にボイスコイル
12aとエッジ15の内周部に及んだ入力用平網錦糸線
15aとを半田付けしてある。ボイスコイル12の外周
部に設けた銅箔12bが振動板11の表面より覗いた状
態であるので該銅箔12bと前記リード線41端部を半
田付けするのは容易である。更に、前記のようにそれぞ
れのボイスコイル12の銅箔12bにはそれぞれのボイ
スコイル12端末線が配線済みであるからコイル同士は
並列接続されることとなる。
端子ラグ9との配線を行うが、配線用リード線41は、
本実施例の場合、12本の錦糸線を紐状に編んだ錦糸線
からなるリード線41を図5のように振動板11の表面
に這わせ、該リード線41の端部を各々のボイスコイル
12の外周部に設けた銅箔12bと、更にボイスコイル
12aとエッジ15の内周部に及んだ入力用平網錦糸線
15aとを半田付けしてある。ボイスコイル12の外周
部に設けた銅箔12bが振動板11の表面より覗いた状
態であるので該銅箔12bと前記リード線41端部を半
田付けするのは容易である。更に、前記のようにそれぞ
れのボイスコイル12の銅箔12bにはそれぞれのボイ
スコイル12端末線が配線済みであるからコイル同士は
並列接続されることとなる。
【0021】更に、エッジ15の外周部に及んだ入力用
平網錦糸線15aの端部と入力用端子ラグ9とを接続す
るが、該端部は前記端子ラグ取付用の3mmタップの位
置に対応して配置されている。従って、図5のように、
プラス側を右に、マイナス側を左にそれぞれの端子ラグ
9を3mm×6mmの鍋ビスB3にて固定すると、端子
ラグ9の一部が平網錦糸線15aの端部に圧接されて接
続は完了する。なお、本実施例の場合、取り付けは前記
の如く行ったが、従来一般的に使用しているカシメ等の
手段で取り付けることもできるのは勿論である。
平網錦糸線15aの端部と入力用端子ラグ9とを接続す
るが、該端部は前記端子ラグ取付用の3mmタップの位
置に対応して配置されている。従って、図5のように、
プラス側を右に、マイナス側を左にそれぞれの端子ラグ
9を3mm×6mmの鍋ビスB3にて固定すると、端子
ラグ9の一部が平網錦糸線15aの端部に圧接されて接
続は完了する。なお、本実施例の場合、取り付けは前記
の如く行ったが、従来一般的に使用しているカシメ等の
手段で取り付けることもできるのは勿論である。
【0022】この状態で各々のボイスコイル12の外周
部にアクリル系の接着剤を塗布してこれを振動板11に
設けられた前記穴11aに接着するが、接着剤塗布時に
前記リード線と銅箔12bとの半田付け部を覆い、ま
た、振動板11の表面に這わせたリード線は振動板11
との接触部やリード線自体を覆うようにゴム系の接着剤
を塗布して該振動板11の表面に接着してある。更に、
エッジ15のコルゲーションの内周部と振動板11の外
周部の全周に所定の幅と所定量でダンプ剤を塗布した。
接着剤等が所定の強度に達した後、前記ボイスコイル配
置治具51を支柱7より抜き取り、磁気回路部品たるセ
ンタープレート81、マグネット82a、82bを該支
柱7に挿入する。
部にアクリル系の接着剤を塗布してこれを振動板11に
設けられた前記穴11aに接着するが、接着剤塗布時に
前記リード線と銅箔12bとの半田付け部を覆い、ま
た、振動板11の表面に這わせたリード線は振動板11
との接触部やリード線自体を覆うようにゴム系の接着剤
を塗布して該振動板11の表面に接着してある。更に、
エッジ15のコルゲーションの内周部と振動板11の外
周部の全周に所定の幅と所定量でダンプ剤を塗布した。
接着剤等が所定の強度に達した後、前記ボイスコイル配
置治具51を支柱7より抜き取り、磁気回路部品たるセ
ンタープレート81、マグネット82a、82bを該支
柱7に挿入する。
【0023】磁気回路及び本実施例の組立て方を説明す
ると、マグネット82a、82bはネオジウム系のマグ
ネットで厚さ8mmのリング状のものであり、該マグネ
ット82a、82bをそれぞれ厚さ方向に着磁してあ
る。センタープレート81は外直径25.4mm、内直
径5.88mm、厚さ4mmのリング状で内直径及び内
直径の稜線部にC0.4の面取り加工を施した鉄製のも
のであり、マグネット82a、82bをそれぞれ1個と
一枚のセンタープレート81を1組として3組使用し
た。
ると、マグネット82a、82bはネオジウム系のマグ
ネットで厚さ8mmのリング状のものであり、該マグネ
ット82a、82bをそれぞれ厚さ方向に着磁してあ
る。センタープレート81は外直径25.4mm、内直
径5.88mm、厚さ4mmのリング状で内直径及び内
直径の稜線部にC0.4の面取り加工を施した鉄製のも
のであり、マグネット82a、82bをそれぞれ1個と
一枚のセンタープレート81を1組として3組使用し
た。
【0024】また、外径を支柱7の外径と同寸法に加工
し、端部に3mmネジ部を設けた図6に示す挿入用治具
52を用意し、該治具のネジ部を支柱7に設けたタップ
部に捩じ込んで装着した後、マグネット82aの一方の
極(S極)面をフレーム61側に向けてマグネット82
aの内周部を挿入用治具52に挿入し、更にセンタープ
レート81の内周部を治具52に挿入すると共に、マグ
ネット82bのN極側をセンタープレート81に向けて
治具52に挿入すると、磁気の反発力で該マグネット8
2は浮上するが、治具52に沿って更に押し込んでいく
とセンタープレート81の表面近傍で吸着するから、図
6に示す下方向に該磁気回路を下ろすと磁気回路が支柱
7に挿入され、図6のようにボイスコイルの内側に配置
される。
し、端部に3mmネジ部を設けた図6に示す挿入用治具
52を用意し、該治具のネジ部を支柱7に設けたタップ
部に捩じ込んで装着した後、マグネット82aの一方の
極(S極)面をフレーム61側に向けてマグネット82
aの内周部を挿入用治具52に挿入し、更にセンタープ
レート81の内周部を治具52に挿入すると共に、マグ
ネット82bのN極側をセンタープレート81に向けて
治具52に挿入すると、磁気の反発力で該マグネット8
2は浮上するが、治具52に沿って更に押し込んでいく
とセンタープレート81の表面近傍で吸着するから、図
6に示す下方向に該磁気回路を下ろすと磁気回路が支柱
7に挿入され、図6のようにボイスコイルの内側に配置
される。
【0025】これにより磁気回路の組み立てが完了し、
センタープレート81及びマグネット82a、82bの
外周部に所定のクリアランスを保ってボイスコイル12
の内周部が配置されることになるが、残りの2か所も同
様にして組み立て、前記挿入治具52を支柱7より取り
外した後、リング64を所定の位置、つまりリング63
の穴及び切り欠き部等をリング63のタップ位置等に合
わせて配置し、更にフレーム62の皿穴をリング64と
支柱7のタップに合わせて配置し、リング部の6カ所は
3×16の皿ビスB1を使用して取り付ける。
センタープレート81及びマグネット82a、82bの
外周部に所定のクリアランスを保ってボイスコイル12
の内周部が配置されることになるが、残りの2か所も同
様にして組み立て、前記挿入治具52を支柱7より取り
外した後、リング64を所定の位置、つまりリング63
の穴及び切り欠き部等をリング63のタップ位置等に合
わせて配置し、更にフレーム62の皿穴をリング64と
支柱7のタップに合わせて配置し、リング部の6カ所は
3×16の皿ビスB1を使用して取り付ける。
【0026】ビスB1はフレーム62とリング64を貫
通してリング63のタップ部に達するから、該ビスB1
を締結するとリング64はフレーム62とリング63に
挟まれた状態で固定される。また、磁気回路部品(8
1、82a、82b)はフレーム62の支持部62aに
設けられた3か所の皿穴を介して3×5の皿ビスB1で
取り付けてあるからフレーム61とフレーム62に挟ま
れた状態で固定される。従って、振動板11及び磁気回
路のセンタープレート81はフレーム断面の横中心線の
中心に配置され、フレーム及び磁気回路のマグネット8
2は横中心線を中心に上下対称に配置された形態とな
り、総厚さ寸法が24ミリの多点駆動型の極薄型スピー
カが完成した。
通してリング63のタップ部に達するから、該ビスB1
を締結するとリング64はフレーム62とリング63に
挟まれた状態で固定される。また、磁気回路部品(8
1、82a、82b)はフレーム62の支持部62aに
設けられた3か所の皿穴を介して3×5の皿ビスB1で
取り付けてあるからフレーム61とフレーム62に挟ま
れた状態で固定される。従って、振動板11及び磁気回
路のセンタープレート81はフレーム断面の横中心線の
中心に配置され、フレーム及び磁気回路のマグネット8
2は横中心線を中心に上下対称に配置された形態とな
り、総厚さ寸法が24ミリの多点駆動型の極薄型スピー
カが完成した。
【0027】本実施例では総厚さ寸法が24ミリとなっ
て従来のものよりも1ミリ厚くなったが、フレーム6
1、62の板厚及びその形状、振動系のストローク等を
検討すれば従来のものと同様の23ミリ、或いはそれ以
下の20ミリ前後となるように設計することが可能であ
る。また、本実施例では磁気回路はフレーム61、62
で挟持した構造となったが、図13に示すようにフレー
ムを介した板65等で磁気回路を挟持してもよいし、或
いは図14に示すように磁気回路を構成する一方のマグ
ネット82aをフレーム61に固定し、他方のマグネッ
ト82b同士を板65等にて繋ぐ構造にしてもよい。
て従来のものよりも1ミリ厚くなったが、フレーム6
1、62の板厚及びその形状、振動系のストローク等を
検討すれば従来のものと同様の23ミリ、或いはそれ以
下の20ミリ前後となるように設計することが可能であ
る。また、本実施例では磁気回路はフレーム61、62
で挟持した構造となったが、図13に示すようにフレー
ムを介した板65等で磁気回路を挟持してもよいし、或
いは図14に示すように磁気回路を構成する一方のマグ
ネット82aをフレーム61に固定し、他方のマグネッ
ト82b同士を板65等にて繋ぐ構造にしてもよい。
【0028】上記のようにして組み立てられたスピーカ
を測定した結果、軸上1メートルで図8のような周波数
特性を得た。また、約20Hz〜1kHzで10ボルト
印加し、振動板11が約18mm〜19mmの振幅した
状態でもローリングは起きなかった。なお、本実施例の
場合、前記の如くフレームはアルミ板と樹脂リングを使
用し、支柱7は真鍮製でそれぞれ別の材質にて作製した
が、量産を前提とした場合は各部品を一体化したり、材
質や形状等も量産に適したものにすることができる。
を測定した結果、軸上1メートルで図8のような周波数
特性を得た。また、約20Hz〜1kHzで10ボルト
印加し、振動板11が約18mm〜19mmの振幅した
状態でもローリングは起きなかった。なお、本実施例の
場合、前記の如くフレームはアルミ板と樹脂リングを使
用し、支柱7は真鍮製でそれぞれ別の材質にて作製した
が、量産を前提とした場合は各部品を一体化したり、材
質や形状等も量産に適したものにすることができる。
【0029】また、図13、図14のようにコーン状の
振動板11の任意の位置にボイスコイル12と結合する
ための穴11aを設け、該穴11aの内周部側にボイス
コイル12の外周部或いはボイスコイルボビン12a等
を接合配置し、さらにボイスコイルボビン12aの内周
部側に該ボイスコイル12を駆動するための反発磁気回
路を配置することにより、コーンタイプのスピーカにも
容易に応用することができる。
振動板11の任意の位置にボイスコイル12と結合する
ための穴11aを設け、該穴11aの内周部側にボイス
コイル12の外周部或いはボイスコイルボビン12a等
を接合配置し、さらにボイスコイルボビン12aの内周
部側に該ボイスコイル12を駆動するための反発磁気回
路を配置することにより、コーンタイプのスピーカにも
容易に応用することができる。
【0030】各ボイスコイル12間及び入力用の配線
は、錦糸線を配線用リード線41として使用し、該リー
ド線41を振動板11の一方の表面に這わせてあるが、
入力側の接続は該錦糸線の端部近傍を図9の如くエッジ
15をジャンピングして、該錦糸線端部を直接端子ラグ
9に接続配線してもよいし、通常の絶縁用被覆付きリー
ド線等を使用した場合は、端末部を剥離した後、各ボイ
スコイル12間は前記と同様の配線を行い、入力側の接
続は本実施例のように端末部をエッジ15のコルゲーシ
ョンの表面に沿って装着した平網錦糸線15aの導電体
端部に接続配線してもよい。
は、錦糸線を配線用リード線41として使用し、該リー
ド線41を振動板11の一方の表面に這わせてあるが、
入力側の接続は該錦糸線の端部近傍を図9の如くエッジ
15をジャンピングして、該錦糸線端部を直接端子ラグ
9に接続配線してもよいし、通常の絶縁用被覆付きリー
ド線等を使用した場合は、端末部を剥離した後、各ボイ
スコイル12間は前記と同様の配線を行い、入力側の接
続は本実施例のように端末部をエッジ15のコルゲーシ
ョンの表面に沿って装着した平網錦糸線15aの導電体
端部に接続配線してもよい。
【0031】また、本実施例の場合、リード線41の端
部とボイスコイル12の外周部に設けた銅箔12bとを
接続配線したが、ボイスコイル12間の配線はコイル線
端末を直接リード線端末と接続配線してもよく、コイル
線の端末を振動板11表面に這わせてコイル線最端部近
傍同士を接続配線し、入力側の接続は本実施例のように
コイル線最端部をエッジ15のコルゲーションの表面に
沿って装着した平網錦糸線15aの導電体端部に接続配
線してもよい。
部とボイスコイル12の外周部に設けた銅箔12bとを
接続配線したが、ボイスコイル12間の配線はコイル線
端末を直接リード線端末と接続配線してもよく、コイル
線の端末を振動板11表面に這わせてコイル線最端部近
傍同士を接続配線し、入力側の接続は本実施例のように
コイル線最端部をエッジ15のコルゲーションの表面に
沿って装着した平網錦糸線15aの導電体端部に接続配
線してもよい。
【0032】更に、各ボイスコイル12間及び入力用の
配線方法は、本実施例の方法以外に、振動板11の表面
又は裏面に銅箔等の導電材からなる配線用パターン42
を設け、該パターン42の端部とボイスコイル線端末、
又はボイスコイル12の外周部に設けられた銅箔12b
等を介して接続配線し、入力側の接続はエッジ15のコ
ルゲーションの表面に沿って装着した平網錦糸線15a
等の導電体に接続配線してもよい。また、配線パターン
42は振動板11に直接設けることもできるし、図10
に示すように樹脂フィルム43等の表面に配線パターン
42を形成し、該フィルム43等を振動板11に貼り付
けてもよい。
配線方法は、本実施例の方法以外に、振動板11の表面
又は裏面に銅箔等の導電材からなる配線用パターン42
を設け、該パターン42の端部とボイスコイル線端末、
又はボイスコイル12の外周部に設けられた銅箔12b
等を介して接続配線し、入力側の接続はエッジ15のコ
ルゲーションの表面に沿って装着した平網錦糸線15a
等の導電体に接続配線してもよい。また、配線パターン
42は振動板11に直接設けることもできるし、図10
に示すように樹脂フィルム43等の表面に配線パターン
42を形成し、該フィルム43等を振動板11に貼り付
けてもよい。
【0033】また、本実施例の場合は振動板11の形状
及びボイスコイル12の形状等を一定としたが、他の形
状にすることにより再生帯域を広げる等の性能向上を図
ることができる。例えば、図12のように(本図では繁
雑を避けるため磁気回路を1個だけ記載し、他は省略し
てある。)、振動板11内に、該振動板11が再生する
周波数帯域とは別の周波数帯域を再生させる第2の振動
板21を設置し、該第2の振動板21を第2のエッジ2
2等のサスペンションで振動板11と繋いでメカニカル
2ウェイにしたり、該第2の振動板21を第2のボイス
コイル23にて駆動するようにしてもよく、多点駆動で
あることから、ボイスコイル12及び振動板11の寸
法、配置箇所や数等は極めて自由に設定可能であるばか
りでなく、該振動板11及びボイスコイル12の形状及
び配置等で振動系の共振点は変わるので、振動板11と
ボイスコイル12の相互の形状、配置等の組み合わせ形
態を自由に選択することができる。
及びボイスコイル12の形状等を一定としたが、他の形
状にすることにより再生帯域を広げる等の性能向上を図
ることができる。例えば、図12のように(本図では繁
雑を避けるため磁気回路を1個だけ記載し、他は省略し
てある。)、振動板11内に、該振動板11が再生する
周波数帯域とは別の周波数帯域を再生させる第2の振動
板21を設置し、該第2の振動板21を第2のエッジ2
2等のサスペンションで振動板11と繋いでメカニカル
2ウェイにしたり、該第2の振動板21を第2のボイス
コイル23にて駆動するようにしてもよく、多点駆動で
あることから、ボイスコイル12及び振動板11の寸
法、配置箇所や数等は極めて自由に設定可能であるばか
りでなく、該振動板11及びボイスコイル12の形状及
び配置等で振動系の共振点は変わるので、振動板11と
ボイスコイル12の相互の形状、配置等の組み合わせ形
態を自由に選択することができる。
【0034】例えば、図15に示すように、振動板11
或いは第2の振動板21を駆動するボイスコイル12、
第2のボイスコイル23及び磁気回路の形状が、正面か
らから見て楕円形としたり、或いは、振動板11が円形
で第2の振動板21が楕円形等とし、しかも振動板11
とボイスコイル12の位置の最適化を図り、共振をコン
トロールした位置に配置し、複数個の振動板11、21
等を一つの振動板11のように組み立ててもよい。ま
た、中央にコーン状の第2の振動板21を、該振動板2
1の外側に平面リング状の振動板11等を配置してもよ
いし、更にまた振動板11或いは振動板21を駆動する
ボイスコイル12及び磁気回路の形状を前記以外の形
状、例えば、半楕円、卵形、多角形等の形状にしてもよ
い。
或いは第2の振動板21を駆動するボイスコイル12、
第2のボイスコイル23及び磁気回路の形状が、正面か
らから見て楕円形としたり、或いは、振動板11が円形
で第2の振動板21が楕円形等とし、しかも振動板11
とボイスコイル12の位置の最適化を図り、共振をコン
トロールした位置に配置し、複数個の振動板11、21
等を一つの振動板11のように組み立ててもよい。ま
た、中央にコーン状の第2の振動板21を、該振動板2
1の外側に平面リング状の振動板11等を配置してもよ
いし、更にまた振動板11或いは振動板21を駆動する
ボイスコイル12及び磁気回路の形状を前記以外の形
状、例えば、半楕円、卵形、多角形等の形状にしてもよ
い。
【0035】また、振動板11或いは第2の振動板21
を駆動するボイスコイル12、23、若しくはボイスコ
イルボビン12a等に別の第3の振動板24、例えば、
通称サブコーン、或いはウィザーと呼ばれている振動板
24を接合し、中高域の特性を変えることが可能で、更
に該振動板24の形状を変えたり、材質、或いは配置等
を変えることにより、指向性及び音質等を調整すること
が可能である。例えば、図16のように第3の振動板2
4が正面から見て楕円形、卵形等任意の形状に作製し、
且つ該第3の振動板24の正面から見た取り付け方向を
それぞれ変えることで調整することが可能である。しか
も、多点駆動である点を利用することにより複数個の振
動板を配置することが可能であり、これらの形状以外の
組合わせも勿論自由である。従って、前記した組み合わ
せ形態を自由に選定して性能の向上を図ることができる
から、設計の自由度が極めて多い利点を有する。
を駆動するボイスコイル12、23、若しくはボイスコ
イルボビン12a等に別の第3の振動板24、例えば、
通称サブコーン、或いはウィザーと呼ばれている振動板
24を接合し、中高域の特性を変えることが可能で、更
に該振動板24の形状を変えたり、材質、或いは配置等
を変えることにより、指向性及び音質等を調整すること
が可能である。例えば、図16のように第3の振動板2
4が正面から見て楕円形、卵形等任意の形状に作製し、
且つ該第3の振動板24の正面から見た取り付け方向を
それぞれ変えることで調整することが可能である。しか
も、多点駆動である点を利用することにより複数個の振
動板を配置することが可能であり、これらの形状以外の
組合わせも勿論自由である。従って、前記した組み合わ
せ形態を自由に選定して性能の向上を図ることができる
から、設計の自由度が極めて多い利点を有する。
【0036】本発明のスピーカ構造によれば、我々が先
に提案した従来の極薄型スピーカの再生帯域を大幅に広
げることが可能となり、フルレンジ的な使用方法に適し
たスピーカ構造を提供することができる。従来より多点
駆動型スピーカはあるが、本発明のスピーカ構造によれ
ば、従来のようなボイスコイルの外側に磁気ギャップを
構成する部品がなくなることから、従来の多点駆動型ス
ピーカよりも簡単な構造となる。従って、多点駆動型ス
ピーカを極めて容易に作製することが可能であるし、コ
ーン型等の振動板を有するスピーカにも容易に実施で
き、極めて多くの形状に対応した多点駆動型スピーカを
得ることができる。
に提案した従来の極薄型スピーカの再生帯域を大幅に広
げることが可能となり、フルレンジ的な使用方法に適し
たスピーカ構造を提供することができる。従来より多点
駆動型スピーカはあるが、本発明のスピーカ構造によれ
ば、従来のようなボイスコイルの外側に磁気ギャップを
構成する部品がなくなることから、従来の多点駆動型ス
ピーカよりも簡単な構造となる。従って、多点駆動型ス
ピーカを極めて容易に作製することが可能であるし、コ
ーン型等の振動板を有するスピーカにも容易に実施で
き、極めて多くの形状に対応した多点駆動型スピーカを
得ることができる。
【0037】また、従来の多点駆動型スピーカは、磁気
回路の構造によって振動板の駆動源であるボイスコイル
の位置が振動板から極めて離れた位置に設置されている
ため、振動系がローリングしやすい構造であるが、本発
明のスピーカ構造によれば、特に極薄型でしかも多点駆
動型であるスピーカ等においては、振動板の外周部に設
けたエッジが、該スピーカ側断面における中心軸近傍
で、且つ、センタープレートの厚さ以内の寸法値に配置
することにより、振動系支持位置が、中心線上或いは概
ね中心線上に配置されるため振幅時の重心バランスが良
好となり、振動系の耐ローリング性に極めて優れた機能
を発揮し、振動系の大振幅時における磁気回路とボイス
コイルの接触等の重大な欠点が激減する利点を有する。
回路の構造によって振動板の駆動源であるボイスコイル
の位置が振動板から極めて離れた位置に設置されている
ため、振動系がローリングしやすい構造であるが、本発
明のスピーカ構造によれば、特に極薄型でしかも多点駆
動型であるスピーカ等においては、振動板の外周部に設
けたエッジが、該スピーカ側断面における中心軸近傍
で、且つ、センタープレートの厚さ以内の寸法値に配置
することにより、振動系支持位置が、中心線上或いは概
ね中心線上に配置されるため振幅時の重心バランスが良
好となり、振動系の耐ローリング性に極めて優れた機能
を発揮し、振動系の大振幅時における磁気回路とボイス
コイルの接触等の重大な欠点が激減する利点を有する。
【0038】また、磁気回路をフレームやフレームを介
した板等で挟持することにより、該磁気回路自体がスピ
ーカの振動系の上下に配置されたフレームの内側に配置
された支柱となる。即ち、該磁気回路がフレーム構造体
の一部になり、振動系を支えるフレーム構造が磁気回路
と一体構造となる。しかも一体構造として見た該磁気回
路はフレームの全体における構造体としても極めて強固
なものである。従って、フレーム自体が極めて頑丈な構
造となり、結果的にフレームの形状は極めて単純な形状
でよく、簡単な手法で作成することが可能で、フレーム
の板厚等も薄いもので必要強度を得ることができ、しか
もこのスピーカのような多点駆動型スピーカにおいて磁
気回路数が増えるほど効果を発揮する利点を有する。
した板等で挟持することにより、該磁気回路自体がスピ
ーカの振動系の上下に配置されたフレームの内側に配置
された支柱となる。即ち、該磁気回路がフレーム構造体
の一部になり、振動系を支えるフレーム構造が磁気回路
と一体構造となる。しかも一体構造として見た該磁気回
路はフレームの全体における構造体としても極めて強固
なものである。従って、フレーム自体が極めて頑丈な構
造となり、結果的にフレームの形状は極めて単純な形状
でよく、簡単な手法で作成することが可能で、フレーム
の板厚等も薄いもので必要強度を得ることができ、しか
もこのスピーカのような多点駆動型スピーカにおいて磁
気回路数が増えるほど効果を発揮する利点を有する。
【0039】また、振動板形状及びボイスコイル形状等
を可変することにより再生帯域を広げる等の性能向上を
図ることができ、例えば、振動板或は第2の振動板を駆
動するボイスコイルや磁気回路の形状を正面からから見
て楕円形としたり、或いは、振動板が円形で第2の振動
板を楕円形とし、且つ、振動板とボイスコイルの位置を
適正に設定し、共振をコントロールした位置に配置して
複数個の振動板を一つの振動板のように組み立てること
もできる。また、中央にコーン状の振動板を配置すると
共に、該振動板の外側に平面リング状の振動板を配置し
たり、更に振動板或いは第2の振動板を駆動するボイス
コイル及び磁気回路の形状を、例えば、半楕円、卵形、
多角形等の形状にする等、設計の自由度が極めて多い利
点を有する。
を可変することにより再生帯域を広げる等の性能向上を
図ることができ、例えば、振動板或は第2の振動板を駆
動するボイスコイルや磁気回路の形状を正面からから見
て楕円形としたり、或いは、振動板が円形で第2の振動
板を楕円形とし、且つ、振動板とボイスコイルの位置を
適正に設定し、共振をコントロールした位置に配置して
複数個の振動板を一つの振動板のように組み立てること
もできる。また、中央にコーン状の振動板を配置すると
共に、該振動板の外側に平面リング状の振動板を配置し
たり、更に振動板或いは第2の振動板を駆動するボイス
コイル及び磁気回路の形状を、例えば、半楕円、卵形、
多角形等の形状にする等、設計の自由度が極めて多い利
点を有する。
【0040】また、振動板或いは第2の振動板を駆動す
るボイスコイル若しくはボイスコイルボビンに別の第3
の振動板を接合することにより、中高域の特性を変える
ことが可能で、更に該第3の振動板の形状を変えたり、
材質或いは配置等を変えることにより、指向性及び音質
等を調整することが可能である。
るボイスコイル若しくはボイスコイルボビンに別の第3
の振動板を接合することにより、中高域の特性を変える
ことが可能で、更に該第3の振動板の形状を変えたり、
材質或いは配置等を変えることにより、指向性及び音質
等を調整することが可能である。
【0041】更に、ボイスコイル間の接続と入力用の配
線において、錦糸線を配線用リード線として使用し、該
リード線を振動板の一方の表面に巧みに這わせることに
より振動板の共振を抑えることができ、また、入力側と
錦糸線の端部との接続は、エッジをジャンピングして直
接端子ラグに接続配線すると配線作業を省力化でき、し
かもジャンピング部が振幅して断線することもない利点
を有する。
線において、錦糸線を配線用リード線として使用し、該
リード線を振動板の一方の表面に巧みに這わせることに
より振動板の共振を抑えることができ、また、入力側と
錦糸線の端部との接続は、エッジをジャンピングして直
接端子ラグに接続配線すると配線作業を省力化でき、し
かもジャンピング部が振幅して断線することもない利点
を有する。
【図1】本発明のスピーカ構造の実施例を示し、(A)
は正面図、(B)は側面図。
は正面図、(B)は側面図。
【図2】スピーカの振動板を示し、(A)は正面図、
(B)は(A)におけるA−B線断面図。
(B)は(A)におけるA−B線断面図。
【図3】スピーカの組立て図であり、(A)は正面図、
(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
【図4】図3からの次の組立工程を示し、(A)は正面
図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
【図5】スピーカの配線図。
【図6】図5からの次の組立工程を示し、(A)は正面
図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
【図7】図6からの次の組立工程を示し、(A)は正面
図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
【図8】本発明のスピーカの周波数特性。
【図9】スピーカの配線形態の他の例を示し、(A)は
正面図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
正面図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
【図10】ボイスコイル間の配線形態として振動板に配
線パターンを形成した例を示し、(A)は正面図、
(B)は断面図。
線パターンを形成した例を示し、(A)は正面図、
(B)は断面図。
【図11】図10による配線形態で配線された状態の正
面図。
面図。
【図12】スピーカ構造の他の構成例を示す断面図。
【図13】スピーカ構造の更に他の構成例を示し、
(A)は正面図、(B)は(A)におけるA−OーB線
断面図。
(A)は正面図、(B)は(A)におけるA−OーB線
断面図。
【図14】磁気回路保持構造の他の例を示し、(A)は
正面図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
正面図、(B)は(A)におけるA−OーB線断面図。
【図15】振動板内に第2の振動板を配置した構成例を
示し、(A)は正面図、(B)は(A)におけるA−B
線断面図。
示し、(A)は正面図、(B)は(A)におけるA−B
線断面図。
【図16】振動板内に第2の振動板を配置した他の構成
例を示し、(A)は正面図、(B)は(A)におけるA
−O−B線断面図。
例を示し、(A)は正面図、(B)は(A)におけるA
−O−B線断面図。
【図17】我々が先に提案した薄型スピーカの断面図。
【図18】我々が先に提案した極薄型スピーカを示し、
(A)は正面図、(B)は断面図。
(A)は正面図、(B)は断面図。
【図19】極薄型スピーカの振動系を示し、(A)は正
面図、(B)は分解図。
面図、(B)は分解図。
【図20】我々が先に提案した極薄型スピーカの周波数
特性。
特性。
11 振動板 11a 穴 12 ボイスコイル 12a ボイスコイルボビン 12b 銅箔 21 第2の振動板 22 第2のエッジ 23 第2のボイスコイル 24 第3の振動板 3 リング 35 エッジ 36 フレーム 37 ホルダ 39 端子板 41 リード線 42 配線パターン 43 絶縁フィルム 51 ボイスコイル配置治具 52 磁気回路挿入治具 61 フレーム 61a フレーム磁気回路支持部 62 フレーム 62a フレーム磁気回路支持部 63 フレームリング 64 フレームリング 65 板 7 支柱 81 センタープレート 82a マグネット 82b マグネット 82c マグネット 82d マグネット 82e マグネット 82f マグネット 9 端子ラグ B1 皿ビス(フレーム固定用) B2 皿ビス(フレーム固定用) B3 鍋ビス(端子ラグ固定用)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04R 9/04 103 H04R 9/04 103 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/06 H04R 7/12 H04R 9/02 H04R 9/02 101 H04R 9/04 103
Claims (12)
- 【請求項1】 一つの振動版を複数個のボイスコイルに
よって駆動する多点駆動型スピーカであって、振動板
(11)の任意の位置にボイスコイル(12)と結合す
るための穴(11a)が複数個設けられ、各穴(11
a)の内周側にボイスコイル(12)の外周部若しくは
該ボイスコイル(12)を構成するボイスコイルボビン
(12a)がそれぞれ接合配置され、各ボイスコイル
(12)に対応するようにボイスコイル(12)の内周
側若しくはボイスコイルボビン(12a)の内周側には
該ボイスコイル(12)を駆動するための磁気回路がそ
れぞれ配置され、該磁気回路は2個のマグネット(8
2)を同極同士が対向するように配置すると共に両マグ
ネット間にセンタープレート(81)を挟持させた反発
磁気回路であり、振動板(11)の外周部に振動板を支
持するエッジ(15)が配置され、該エッジ(15)の
振動板外周部を支持する部分が、該スピーカ側断面にお
ける中心軸近傍で、しかもセンタープレート(81)の
厚さ以内の寸法値になるように配置されていることを特
徴とするスピーカ構造。 - 【請求項2】 一つの振動版を複数個のボイスコイルに
よって駆動する多点駆動型スピーカであって、振動板
(11)の任意の位置にボイスコイル(12)と結合す
るための穴(11a)が複数個設けられ、各穴(11
a)の内周側にボイスコイル(12)の外周部若しくは
該ボイスコイル(12)を構成するボイスコイルボビン
(12a)がそれぞれ接合配置され、各ボイスコイル
(12)に対応するようにボイスコイル(12)の内周
側若しくはボイスコイルボビン(12a)の内周側には
該ボイスコイル(12)を駆動するための磁気回路がそ
れぞれ配置され、該磁気回路は2個のマグネット(8
2)を同極同士が対向するように配置すると共に両マグ
ネット間にセンタープレート(81)を挟持させた反発
磁気回路であり、振動板(11)内に該振動板が再生す
る周波数帯域とは別の周波数帯域を再生させるための第
2の振動板(21)を備えていることを特徴とする スピ
ーカ構造。 - 【請求項3】 第2の振動板(21)が第2のエッジ
(22)を介して振動板(11)と接合されていること
を特徴とする請求項2記載のスピーカ構造。 - 【請求項4】 第2の振動板(21)に第2のボイスコ
イル(23)が接合されていて該ボイスコイル(23)
で第2の振動板(21)を駆動するようになっているこ
とを特徴とする請求項2記載のスピーカ構造。 - 【請求項5】 振動板(11)、第2の振動板(2
1)、ボイスコイル(12)及び第2のボイスコイル
(23)及び磁気回路の形状が、楕円或いは半楕円又は
多角形等の円形以外の形状をなしていることを特徴とす
る請求項4記載のスピーカ構造。 - 【請求項6】 振動板(11)と第2の振動板(21)
の正面から見た形状が異なっていて一つの振動板の如く
組み立てられていることを特徴とする請求項2記載のス
ピーカ構造。 - 【請求項7】 振動板(11)内に該振動板が再生する
周波数帯域とは別の周波数帯域を再生させるための第2
の振動板(21)を備えており、該振動板(11)或い
は第2の振動板(21)を駆動するボイスコイル(1
2、23)若しくはボイスコイルを構成する部品に第3
の振動板(24)が接合されていることを特徴とする請
求項1又は2記載のスピーカ構造。 - 【請求項8】 第3の振動板(24)の形状が正面から
見て楕円形又は多角形等の、円形以外の形状をなしてい
ることを特徴とする請求項7記載のスピーカ構造。 - 【請求項9】 一つの振動版を複数個のボイスコイルに
よって駆動する多点駆動型スピーカであって、振動板
(11)の任意の位置にボイスコイル(12)と結合す
るための穴(11a)が複数個設けられ、各穴(11
a)の内周側にボイスコイル(12)の外周部若しくは
該ボイスコイル(12)を構成するボイスコイルボビン
(12a)がそれぞれ接合配置され、各ボイスコイル
(12)に対応するようにボイスコイル(12)の内周
側若しくはボイスコイルボビン(12a)の内周側には
該ボイスコイル(12)を駆動するための磁気回路がそ
れぞれ配置され、該磁気回路は2個のマグネット(8
2)を同極同士が対向するように配置すると共に両マグ
ネット間にセンタープレート(81)を挟持させた反発
磁気回路であり、 各ボイスコイル(12)間は振動板面
を這わせた配線用リード線(41)で接続され、入力側
の接続はエッジ(15)のコルゲーションに沿って装着
した導電体に接続配線されていることを特徴とするスピ
ーカ構造。 - 【請求項10】 一つの振動版を複数個のボイスコイル
によって駆動する多点駆動型スピーカであって、振動板
(11)の任意の位置にボイスコイル(12)と結合す
るための穴(11a)が複数個設けられ、各穴(11
a)の内周側にボイスコイル(12)の外周部若しくは
該ボイスコイル(12)を構成するボイスコイルボビン
(12a)がそれぞれ接合配置され、各ボイスコイル
(12)に対応するようにボイスコイル(12)の内周
側若しくはボイスコイルボビン(12a)の内周側には
該ボイスコイル(12)を駆動するための磁気回路がそ
れぞれ配置され、該磁気回路は2個のマグネット(8
2)を同極同士が対向するように配置すると共に両マグ
ネット間にセンタープレート(81)を挟持させた反発
磁気回路であり、 各ボイスコイル(12)間は振動板面
を這わせた配線用リード線(41)で接続され、入力側
の接続は錦糸線の端部をエッジ(15)の面の上側をジ
ャンピングさせて直接端子ラグ(9)に接続配線されて
いることを特徴とするスピーカ構造。 - 【請求項11】 一つの振動版を複数個のボイスコイル
によって駆動する多点駆動型スピーカであって、振動板
(11)の任意の位置にボイスコイル(12)と結合す
るための穴(11a)が複数個設けられ、各穴(11
a)の内周側にボイスコイル(12)の外周部若しくは
該ボイスコイル(12)を構成するボイスコイルボビン
(12a)がそれぞれ接合配置され、各ボイスコイル
(12)に対応するようにボイスコイル(12)の内周
側若しくはボイスコイルボビン(12a)の内周側には
該ボイスコイル(12)を駆動するための磁気回路がそ
れぞれ配置され、該磁気回路は2個のマグネット(8
2)を同極同士が対向するように配置すると共に両マグ
ネット間にセンタープレート(81)を挟持させた反発
磁気回路であり、 ボイスコイル(12)間は振動板面を
這わせた配線用リード線(41)で接続され、振動板
(11)の表面又は裏面には導電材からなる配線用パタ
ーン(42)が設けられ、該パターン(42)の端部と
ボイスコイル(12)の線端末又はボイスコイル(1
2)の外周部に設けられた導電材を介して接続配線さ
れ、入力側の接続はエッジ(15)のコルゲーションに
沿って装着した導電体に接続配線されていることを特徴
とするスピーカ構造。 - 【請求項12】 絶縁フィルム(43)の表面に導電材
からなる配線用パターン(42)を形成し、該フィルム
(43)を振動板(11)に貼り付けたことを特徴とす
る請求項11記載のスピーカ構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14704694A JP3148520B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | スピーカ構造 |
| US08/451,497 US5682436A (en) | 1994-06-06 | 1995-05-26 | Multipoint driving loudspeaker having repulsion magnetic-type driving unit |
| CN95106050A CN1041487C (zh) | 1994-06-06 | 1995-05-29 | 扬声器的结构 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14704694A JP3148520B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | スピーカ構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07336795A JPH07336795A (ja) | 1995-12-22 |
| JP3148520B2 true JP3148520B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=15421289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14704694A Expired - Fee Related JP3148520B2 (ja) | 1994-06-06 | 1994-06-06 | スピーカ構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5682436A (ja) |
| JP (1) | JP3148520B2 (ja) |
| CN (1) | CN1041487C (ja) |
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