JP3148524B2 - スタッド固定具 - Google Patents
スタッド固定具Info
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- JP3148524B2 JP3148524B2 JP16225294A JP16225294A JP3148524B2 JP 3148524 B2 JP3148524 B2 JP 3148524B2 JP 16225294 A JP16225294 A JP 16225294A JP 16225294 A JP16225294 A JP 16225294A JP 3148524 B2 JP3148524 B2 JP 3148524B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stud
- clip
- clamp
- fixing device
- locking
- Prior art date
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- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L3/00—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets
- F16L3/08—Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets substantially surrounding the pipe, cable or protective tubing
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外周面にねじまたは周
溝が形成されたスタッドに係止することによりスタッド
が固着されている部材に取付部品を取付けるスタッド固
定具に関し、特に、自動車の燃料パイプやブレーキパイ
プ等の長尺物を自動車の車体等のパネルに保持させるの
に適したスタッド固定具に関する。
溝が形成されたスタッドに係止することによりスタッド
が固着されている部材に取付部品を取付けるスタッド固
定具に関し、特に、自動車の燃料パイプやブレーキパイ
プ等の長尺物を自動車の車体等のパネルに保持させるの
に適したスタッド固定具に関する。
【0002】
【従来の技術】ねじスタッド等に係止することによりス
タッドが固着されている部材に取付部品を取付けるスタ
ッド固定具はよく知られており、例えば、自動車の燃料
パイプやブレーキパイプを車体等のパネルに保持させる
スタッド固定具は、パネルへの穴穿けを不要にするので
多用されている。その従来の代表的な例を図1及び図2
に示す。図1のスタッド固定具は、例えば実開平4−5
6282号公報に示されており、クランプ1とナット2
とから成る。クランプ1にはパイプ4を保持させて、パ
ネル5に固着されたねじスタッド6に、クランプ1を押
込んで、更にナット2をインパクドライバ等の専用工具
を用いてねじスタッドにねじ込む。これによりパイプ4
がパネル5に取付けられる。また、図2のスタッド固定
具は、クランプ7にパイプ4を保持させ、クランプ7を
ねじスタッド6に押込んで、パイプ4をパネル5に取付
けている。
タッドが固着されている部材に取付部品を取付けるスタ
ッド固定具はよく知られており、例えば、自動車の燃料
パイプやブレーキパイプを車体等のパネルに保持させる
スタッド固定具は、パネルへの穴穿けを不要にするので
多用されている。その従来の代表的な例を図1及び図2
に示す。図1のスタッド固定具は、例えば実開平4−5
6282号公報に示されており、クランプ1とナット2
とから成る。クランプ1にはパイプ4を保持させて、パ
ネル5に固着されたねじスタッド6に、クランプ1を押
込んで、更にナット2をインパクドライバ等の専用工具
を用いてねじスタッドにねじ込む。これによりパイプ4
がパネル5に取付けられる。また、図2のスタッド固定
具は、クランプ7にパイプ4を保持させ、クランプ7を
ねじスタッド6に押込んで、パイプ4をパネル5に取付
けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来のスタッド
固定具のうち、図1のものは、パイプはパネルに固く取
付けられるが、取付けの際に専用工具を必要としてお
り、パイプの取付け作業に手間がかかるという欠点があ
った。また、図2のスタッド固定具は、スタッドへの押
込みが手作業でできパイプの取付け作業に手間はかから
ないが、スタッドに対して弾性係止爪によって係止する
構成であるので、クランプのスタッドからの引抜き抵抗
が低く、車体の振動等によってパイプの取付けが外れる
惧れがある。また、スタッドに車体の塗装時に塩化ビニ
ールゾルが被覆された場合に、図2のスタッド固定具で
は、クランプをスタッドへ押込むのが困難であった。被
覆がある場合、図1のスタッド固定具でも、ナットのね
じ込みに大きな力を必要とし、パイプの取付け作業に更
に手間がかかった。
固定具のうち、図1のものは、パイプはパネルに固く取
付けられるが、取付けの際に専用工具を必要としてお
り、パイプの取付け作業に手間がかかるという欠点があ
った。また、図2のスタッド固定具は、スタッドへの押
込みが手作業でできパイプの取付け作業に手間はかから
ないが、スタッドに対して弾性係止爪によって係止する
構成であるので、クランプのスタッドからの引抜き抵抗
が低く、車体の振動等によってパイプの取付けが外れる
惧れがある。また、スタッドに車体の塗装時に塩化ビニ
ールゾルが被覆された場合に、図2のスタッド固定具で
は、クランプをスタッドへ押込むのが困難であった。被
覆がある場合、図1のスタッド固定具でも、ナットのね
じ込みに大きな力を必要とし、パイプの取付け作業に更
に手間がかかった。
【0004】従って、本発明の目的は、専用工具を必要
とせずに簡単に取付けでき、取付け後の引抜き抵抗も高
くされ、スタッドへの被覆物があっても簡単に取付けで
き、更に、取り外しも簡単にできるスタッド固定具を提
供することにある。
とせずに簡単に取付けでき、取付け後の引抜き抵抗も高
くされ、スタッドへの被覆物があっても簡単に取付けで
き、更に、取り外しも簡単にできるスタッド固定具を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、本発明によれば、外周面にねじまたは周溝が形成さ
れたスタッドに係止することによって、該スタッドが固
着されている部材に取付部品を取付けるスタッド固定具
であって、前記スタッドを受入れるスタッド受入穴を有
し、前記取付部品を保持するクランプと、該クランプの
スタッド受入穴の側面に形成された開口部から挿入され
る構成にされ、該受入穴にあるスタッドに係止して前記
クランプを前記部材に固定するクリップとから成ること
を特徴とするスタッド固定具が提供され、これにより、
クランプを取付部品を部材に取付ける状態でスタッド受
入穴をスタッドに押込み、スタッド受入穴の開口部から
クリップをスタッドの側面を抱持するように指等で押込
むと、クランプが部材に取付けられて取付部品が部材に
取付けられる。
め、本発明によれば、外周面にねじまたは周溝が形成さ
れたスタッドに係止することによって、該スタッドが固
着されている部材に取付部品を取付けるスタッド固定具
であって、前記スタッドを受入れるスタッド受入穴を有
し、前記取付部品を保持するクランプと、該クランプの
スタッド受入穴の側面に形成された開口部から挿入され
る構成にされ、該受入穴にあるスタッドに係止して前記
クランプを前記部材に固定するクリップとから成ること
を特徴とするスタッド固定具が提供され、これにより、
クランプを取付部品を部材に取付ける状態でスタッド受
入穴をスタッドに押込み、スタッド受入穴の開口部から
クリップをスタッドの側面を抱持するように指等で押込
むと、クランプが部材に取付けられて取付部品が部材に
取付けられる。
【0006】本発明において、クランプを、スタッド受
入穴が形成された基体と、該基体から側方に一体的に延
び且つ押し込みによりパイプを保持するパイプ保持部と
を有するように構成して、パイプの保持具として利用で
きる。クランプのスタッド受入穴は、前記クリップの挿
入方向においてスタッドの直径の2倍以上の大きさに形
成することによって、多数のスタッドにスタッド固定具
を取付けてパイプ等を保持する場合、スタッドの打点間
隔の誤差を吸収できる。クランプのパイプ保持部の背面
に、保持したパイプを保護するプロテクタが係止する一
対のプロテクタ係止爪を形成し、プロテクタ係止爪の間
に、プロテクタをパイプ保持部に沿ってスライドさせる
ことによりプロテクタをロックする係止片を設ければ、
プロテクタをクランプに強固に取付けることができる。
入穴が形成された基体と、該基体から側方に一体的に延
び且つ押し込みによりパイプを保持するパイプ保持部と
を有するように構成して、パイプの保持具として利用で
きる。クランプのスタッド受入穴は、前記クリップの挿
入方向においてスタッドの直径の2倍以上の大きさに形
成することによって、多数のスタッドにスタッド固定具
を取付けてパイプ等を保持する場合、スタッドの打点間
隔の誤差を吸収できる。クランプのパイプ保持部の背面
に、保持したパイプを保護するプロテクタが係止する一
対のプロテクタ係止爪を形成し、プロテクタ係止爪の間
に、プロテクタをパイプ保持部に沿ってスライドさせる
ことによりプロテクタをロックする係止片を設ければ、
プロテクタをクランプに強固に取付けることができる。
【0007】また、クリップをフォーク形状に形成し、
該フォーク形状の二股部分にスタッドへの押込みによっ
てスタッドの側面を半周以上にわたって抱持するスタッ
ド係止部を形成して、クリップのスタッドへの係止力を
高く維持できる。この場合、クリップのスタッド係止部
に、ねじスタッドのねじピッチ及びリード角に等しい雌
ねじを形成すれば、その係止力を一層高くできる。クリ
ップのフォーク形状の先端部分を、前記クランプの開口
部から挿入されてスタッド係止部がスタッドを抱持して
いるとき、クランプから突き出る長さに形成することに
より、スタッドへの係止状態を目視できる。クリップの
フォーク形状の先端側に、前記クランプの開口部に係止
する仮止め用係止爪を形成すれば、組付け作業が楽にで
きる。この場合、クランプの開口部に、スタッド係止部
がスタッドから外されるように移動するとき該クリップ
がクランプから外れないようにその移動を停止させるた
めのクリップの仮止め用係止爪に係止する突部を設ける
ことができ、これにより、取り外しの際にクリップがク
ランプから外れないようにできる。
該フォーク形状の二股部分にスタッドへの押込みによっ
てスタッドの側面を半周以上にわたって抱持するスタッ
ド係止部を形成して、クリップのスタッドへの係止力を
高く維持できる。この場合、クリップのスタッド係止部
に、ねじスタッドのねじピッチ及びリード角に等しい雌
ねじを形成すれば、その係止力を一層高くできる。クリ
ップのフォーク形状の先端部分を、前記クランプの開口
部から挿入されてスタッド係止部がスタッドを抱持して
いるとき、クランプから突き出る長さに形成することに
より、スタッドへの係止状態を目視できる。クリップの
フォーク形状の先端側に、前記クランプの開口部に係止
する仮止め用係止爪を形成すれば、組付け作業が楽にで
きる。この場合、クランプの開口部に、スタッド係止部
がスタッドから外されるように移動するとき該クリップ
がクランプから外れないようにその移動を停止させるた
めのクリップの仮止め用係止爪に係止する突部を設ける
ことができ、これにより、取り外しの際にクリップがク
ランプから外れないようにできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図面には、本発明のスタッド固定具の
代表的な例として、パイプ保持用のスタッド固定具が示
されている。以下、このパイプ保持用のスタッド固定具
について説明する。スタッド固定具10は、図3〜図9
に示すクランプ11と、図10〜図14に示すクリップ
12とから成る。スタッド固定具10は、図15〜図1
8に示すように、クランプ11には、パイプ4を保持さ
せ、背面にはプロテクタ8が取付けられ、更に、クリッ
プ12が仮止めされた状態で、図19に示すように、ス
タッド6へ固定される。図20〜図22は、クリップ1
2によってクランプ11をスタッド6に本止めさせる様
子を、また、図23は、クリップ12を引抜いてクラン
プ11を取り外しできる状態を示す。
ながら説明する。図面には、本発明のスタッド固定具の
代表的な例として、パイプ保持用のスタッド固定具が示
されている。以下、このパイプ保持用のスタッド固定具
について説明する。スタッド固定具10は、図3〜図9
に示すクランプ11と、図10〜図14に示すクリップ
12とから成る。スタッド固定具10は、図15〜図1
8に示すように、クランプ11には、パイプ4を保持さ
せ、背面にはプロテクタ8が取付けられ、更に、クリッ
プ12が仮止めされた状態で、図19に示すように、ス
タッド6へ固定される。図20〜図22は、クリップ1
2によってクランプ11をスタッド6に本止めさせる様
子を、また、図23は、クリップ12を引抜いてクラン
プ11を取り外しできる状態を示す。
【0009】図3〜図9を参照して、クランプ11につ
いて説明する。クランプ11は、スタッドを受入れるス
タッド受入穴15が形成された基体13と、この基体1
3から両側に一体的に延び且つ押し込みによりパイプを
保持するパイプ保持部14、14とを有する。基体13
のスタッド受入穴15は、図3及び図5に図示のよう
に、上下の方向(すなわちクリップ12の挿入方向)に
おいてスタッドの直径の2倍以上の大きさに形成されて
いる。これによって、多数のスタッドにスタッド固定具
を取付けてパイプ等を保持する場合、スタッドの打点間
隔の誤差を吸収できる。基体13は、その側面が大きく
開口しており、この開口部17にクリップ12が挿入さ
れる。この開口部17は、図7に図示のように、パイプ
保持部14と直交する方向に貫通してクリップ12を受
入れるように形成されている。開口部17の下方側の基
体には、クリップ12を案内するための溝18が形成さ
れている。
いて説明する。クランプ11は、スタッドを受入れるス
タッド受入穴15が形成された基体13と、この基体1
3から両側に一体的に延び且つ押し込みによりパイプを
保持するパイプ保持部14、14とを有する。基体13
のスタッド受入穴15は、図3及び図5に図示のよう
に、上下の方向(すなわちクリップ12の挿入方向)に
おいてスタッドの直径の2倍以上の大きさに形成されて
いる。これによって、多数のスタッドにスタッド固定具
を取付けてパイプ等を保持する場合、スタッドの打点間
隔の誤差を吸収できる。基体13は、その側面が大きく
開口しており、この開口部17にクリップ12が挿入さ
れる。この開口部17は、図7に図示のように、パイプ
保持部14と直交する方向に貫通してクリップ12を受
入れるように形成されている。開口部17の下方側の基
体には、クリップ12を案内するための溝18が形成さ
れている。
【0010】開口部17には、その入口部(図7の右
側、図8の上側)に、クリップ12を抜けないように仮
止めするための第1突部19が形成されている。この第
1突部19より奥の側(入口部と反対の側)には、第2
の突部20が形成されている。この第2突部20は、ク
リップ12がスタッドから外されるように移動するとき
クランプから外れないようにその移動を停止させる機能
を有する。
側、図8の上側)に、クリップ12を抜けないように仮
止めするための第1突部19が形成されている。この第
1突部19より奥の側(入口部と反対の側)には、第2
の突部20が形成されている。この第2突部20は、ク
リップ12がスタッドから外されるように移動するとき
クランプから外れないようにその移動を停止させる機能
を有する。
【0011】クランプ11のパイプ保持部14の背面に
は、保持したパイプを保護するプロテクタ8(図15参
照)が係止する一対のプロテクタ係止爪22、22が形
成されている。そして、プロテクタ係止爪22、22の
間には、プロテクタをパイプ保持部14の長手方向と直
交する方向に沿ってスライドさせることによりプロテク
タ8をロックする係止片23が設けられており、プロテ
クタ8をクランプ11に強固に取付けることができる。
なお、プロテクタ8は、図15に示すように、幅がクラ
ンプ11のパイプ保持部14、14を覆う長さにされ、
パイプの長手方向の長さはクランプ11の幅を大きく越
える長さに形成されて、パイプ4を広い範囲にわたって
覆って、パイプやスタッド固定具を保護する。
は、保持したパイプを保護するプロテクタ8(図15参
照)が係止する一対のプロテクタ係止爪22、22が形
成されている。そして、プロテクタ係止爪22、22の
間には、プロテクタをパイプ保持部14の長手方向と直
交する方向に沿ってスライドさせることによりプロテク
タ8をロックする係止片23が設けられており、プロテ
クタ8をクランプ11に強固に取付けることができる。
なお、プロテクタ8は、図15に示すように、幅がクラ
ンプ11のパイプ保持部14、14を覆う長さにされ、
パイプの長手方向の長さはクランプ11の幅を大きく越
える長さに形成されて、パイプ4を広い範囲にわたって
覆って、パイプやスタッド固定具を保護する。
【0012】図10〜図14を参照して、クリップ12
について説明する。クリップ12はクランプ11の基体
13の側面に形成された開口部17から挿入される構成
にされ、受入穴15を貫通したスタッドに係止する。こ
のため、クリップ12は、柄形状の基部25と、二股に
分かれた先端部26、27とから成るフォーク形状に形
成されている。クリップ12の高さは、図11及び図1
4に示すように、スタッド6への係止長さを多くして係
止力を高く維持するため、クランプ基体13の開口部1
7を埋める高さにされている。二股に分かれた先端部2
6、27が、基部25の根元部分28をヒンジ中心とし
て、矢印29の方向に拡がるように、根元部分28に溝
30が形成されている。基部25の端部には、指等で押
すためのフランジ32が形成されている。基部25は、
フランジ32と根元部分28の間に穴33が形成されて
おり、この穴33にワイヤを通してそのワイヤを引っ張
るとクリップ12を引抜くことができる。
について説明する。クリップ12はクランプ11の基体
13の側面に形成された開口部17から挿入される構成
にされ、受入穴15を貫通したスタッドに係止する。こ
のため、クリップ12は、柄形状の基部25と、二股に
分かれた先端部26、27とから成るフォーク形状に形
成されている。クリップ12の高さは、図11及び図1
4に示すように、スタッド6への係止長さを多くして係
止力を高く維持するため、クランプ基体13の開口部1
7を埋める高さにされている。二股に分かれた先端部2
6、27が、基部25の根元部分28をヒンジ中心とし
て、矢印29の方向に拡がるように、根元部分28に溝
30が形成されている。基部25の端部には、指等で押
すためのフランジ32が形成されている。基部25は、
フランジ32と根元部分28の間に穴33が形成されて
おり、この穴33にワイヤを通してそのワイヤを引っ張
るとクリップ12を引抜くことができる。
【0013】二股に分かれた先端部26及び27の、基
部25の根元部分28に隣接する部分には、クリップ1
2をスタッドへ押込んだとき、スタッドの側面を半周以
上にわたって抱持するように係合するスタッド係止部3
4が、溝30を挟んで一対形成されている。各スタッド
係止部34には、図11及び図14に図示のように、ス
タッド6のねじのピッチ及びリード角に等しい雌ねじ3
5が形成されている。かかるスタッド係止部34は、一
定の剛性を有するので、スタッドに対して半周以上に渡
って係合することにより、スタッドに対して強く係止す
る。前記のように、スタッド係止部34は一定の高さに
渡ってスタッドに係止できるので、その係止力が一層高
くなる。更に、スタッドのねじピッチ及びリード角に等
しい雌ねじ35が形成されているので、その係止力は極
めて高く安定したものとなる。
部25の根元部分28に隣接する部分には、クリップ1
2をスタッドへ押込んだとき、スタッドの側面を半周以
上にわたって抱持するように係合するスタッド係止部3
4が、溝30を挟んで一対形成されている。各スタッド
係止部34には、図11及び図14に図示のように、ス
タッド6のねじのピッチ及びリード角に等しい雌ねじ3
5が形成されている。かかるスタッド係止部34は、一
定の剛性を有するので、スタッドに対して半周以上に渡
って係合することにより、スタッドに対して強く係止す
る。前記のように、スタッド係止部34は一定の高さに
渡ってスタッドに係止できるので、その係止力が一層高
くなる。更に、スタッドのねじピッチ及びリード角に等
しい雌ねじ35が形成されているので、その係止力は極
めて高く安定したものとなる。
【0014】クリップ12の先端部26、27の突出部
分37、38は、クリップ12がクランプ11の開口部
17から挿入されてスタッド係止部34がスタッドを抱
持しているとき、クランプ11から突き出るものであ
る。この突出部分37、38はスタッド係止部34がス
タッドへ係止した状態を目視するのに利用する。この突
出部分37、38はクリップ12の全体高さより低く形
成され、クリップ12の上下を定めるのに利用される。
また、突出部分37と38の高さを違えることによっ
て、クリップ12をクランプ11の開口部17に挿入す
る場合の方向を定めることができる。この場合、クラン
プ11の開口部17を、図4に示すように、非対称に形
成して、高さの違う突出部分37と38の受入れを一方
向からの挿入しか受入れないようにすることにより、挿
入ミスを防止できる。
分37、38は、クリップ12がクランプ11の開口部
17から挿入されてスタッド係止部34がスタッドを抱
持しているとき、クランプ11から突き出るものであ
る。この突出部分37、38はスタッド係止部34がス
タッドへ係止した状態を目視するのに利用する。この突
出部分37、38はクリップ12の全体高さより低く形
成され、クリップ12の上下を定めるのに利用される。
また、突出部分37と38の高さを違えることによっ
て、クリップ12をクランプ11の開口部17に挿入す
る場合の方向を定めることができる。この場合、クラン
プ11の開口部17を、図4に示すように、非対称に形
成して、高さの違う突出部分37と38の受入れを一方
向からの挿入しか受入れないようにすることにより、挿
入ミスを防止できる。
【0015】クリップ12の各先端部26(27)に
は、クランプ11の基体13の開口部17の入口部に形
成された第1突部19に係止して仮止めをする係止爪3
9が形成されている。この係止爪39は、基体13の開
口部17の奥の側に形成された第2突部20にも係止で
き、クリップのスタッド係止部がスタッドから外される
ように移動するとき、クリップがクランプから外れない
ようにその移動を停止させる。更に、係止爪39と基部
25との間の各先端部の側面には突起40が設けられて
おり、この突起40は、仮止めの際にクリップ12をク
ランプ11の開口部17に必要以上に押込まないよう
に、第1突部19に係合する。
は、クランプ11の基体13の開口部17の入口部に形
成された第1突部19に係止して仮止めをする係止爪3
9が形成されている。この係止爪39は、基体13の開
口部17の奥の側に形成された第2突部20にも係止で
き、クリップのスタッド係止部がスタッドから外される
ように移動するとき、クリップがクランプから外れない
ようにその移動を停止させる。更に、係止爪39と基部
25との間の各先端部の側面には突起40が設けられて
おり、この突起40は、仮止めの際にクリップ12をク
ランプ11の開口部17に必要以上に押込まないよう
に、第1突部19に係合する。
【0016】クランプ11とクリップ12で成るスタッ
ド固定具10を用いて、パイプ4をパネル5に取付ける
操作について、図15〜図22を参照して説明する。先
ず、図15に図示のように、複数のパイプ4がパイプ保
持部14に押し込められる。他方、プロテクタ8が、パ
イプ保持部14の背面の係止爪22に長穴41を合わせ
て押上げられる。プロテクタ8には、クランプ11のロ
ック用の係止片23を受入れ、スタッド受入穴15を邪
魔しないように中央穴42が形成されている。プロテク
タ8をクランプ11の背面に接面させた後、図18に示
すように、プロテクタまたはクランプをパイプの長手方
向にスライドさせると、プロテクタ8はロック用係止片
23にロックされて、しっかりとクランプ11に固定さ
れる。更に、クリップ12が、図17(a)及び(b)
に示すように仮止めされる。すなわち、クリップ12の
先端の突出部分37、38を開口部17に合わせてフラ
ンジ32を指等で押してクリップ12を開口部17に挿
入し、突起40が第1突部19に係止するまで押込む。
このとき、係止爪39が第1突部19に係止して抜止め
がなされる。これにより、クリップ12がクランプ11
に仮止めされたスタッド固定具10には、パイプ4とプ
ロテクタ8とが保持される。これらの組付けは、自動車
の組立てラインの外側で行われるの普通である。
ド固定具10を用いて、パイプ4をパネル5に取付ける
操作について、図15〜図22を参照して説明する。先
ず、図15に図示のように、複数のパイプ4がパイプ保
持部14に押し込められる。他方、プロテクタ8が、パ
イプ保持部14の背面の係止爪22に長穴41を合わせ
て押上げられる。プロテクタ8には、クランプ11のロ
ック用の係止片23を受入れ、スタッド受入穴15を邪
魔しないように中央穴42が形成されている。プロテク
タ8をクランプ11の背面に接面させた後、図18に示
すように、プロテクタまたはクランプをパイプの長手方
向にスライドさせると、プロテクタ8はロック用係止片
23にロックされて、しっかりとクランプ11に固定さ
れる。更に、クリップ12が、図17(a)及び(b)
に示すように仮止めされる。すなわち、クリップ12の
先端の突出部分37、38を開口部17に合わせてフラ
ンジ32を指等で押してクリップ12を開口部17に挿
入し、突起40が第1突部19に係止するまで押込む。
このとき、係止爪39が第1突部19に係止して抜止め
がなされる。これにより、クリップ12がクランプ11
に仮止めされたスタッド固定具10には、パイプ4とプ
ロテクタ8とが保持される。これらの組付けは、自動車
の組立てラインの外側で行われるの普通である。
【0017】上記の組付け後、自動車の組立てラインに
搬入される。組立てラインでは、図19の矢印44に図
示のように、パイプ4及びプロテクタ8を保持したスタ
ッド固定具10が、そのまま、パネル5に固着されたね
じスタッド6をスタッド受入穴15が受入れるように押
しつけられる。この押付け状態で、図20の矢印45に
示すように、指等によってクリップ12のフランジ32
を押してクリップ12をクランプ11の開口部17に押
込み、クリップ12のスタッド係止部34をスタッド6
の側面に当接させる。この当接後、図21に示すよう
に、クリップ12を、先端部26、27を拡げつつ更に
押込んで、図22に図示のように、スタッド係止部34
がスタッド6を抱持する位置にまで押込み、クリップ1
2をスタッドに係止させる。スタッド6への係止が完全
であるかどうかは、突出部分37、38の突出によって
目で確認できる。このスタッドへの係止により、クリッ
プ12は、スタッド6に堅く取付けられ且つクランプ1
1に開口部17を介して連結されているので、クランプ
12に保持されたパイプ4はスタッド6が固着されたパ
ネル5に取付けられる。
搬入される。組立てラインでは、図19の矢印44に図
示のように、パイプ4及びプロテクタ8を保持したスタ
ッド固定具10が、そのまま、パネル5に固着されたね
じスタッド6をスタッド受入穴15が受入れるように押
しつけられる。この押付け状態で、図20の矢印45に
示すように、指等によってクリップ12のフランジ32
を押してクリップ12をクランプ11の開口部17に押
込み、クリップ12のスタッド係止部34をスタッド6
の側面に当接させる。この当接後、図21に示すよう
に、クリップ12を、先端部26、27を拡げつつ更に
押込んで、図22に図示のように、スタッド係止部34
がスタッド6を抱持する位置にまで押込み、クリップ1
2をスタッドに係止させる。スタッド6への係止が完全
であるかどうかは、突出部分37、38の突出によって
目で確認できる。このスタッドへの係止により、クリッ
プ12は、スタッド6に堅く取付けられ且つクランプ1
1に開口部17を介して連結されているので、クランプ
12に保持されたパイプ4はスタッド6が固着されたパ
ネル5に取付けられる。
【0018】クリップ12のスタッド6への取付けは、
スタッド6の側面にスタッドの軸線と直交する方向にク
リップ12を押込むので、工具等の必要なく指等による
弱い力で行うことができる。この押込みは、スタッドに
塩化ビニールゾルが被覆された場合でも、工具を使用す
る程の強い力を必要とせずにかつその被覆を削りつつ行
えるので係止不良はない。取付け後のスタッドの引抜き
に対する抵抗力も、クリップ12のスタッド係止部34
の剛性が高いので、スタッドに対して半周以上に渡って
係合することにより、スタッドに対して強い。更に、ス
タッドのねじピッチ及びリード角に等しい雌ねじ35が
形成されているため、その係止力は極めて高く安定した
ものとなる。なお、スタッド受入穴15は、図20等に
示すように、クリップ12の挿入方向においてスタッド
の直径の2倍以上の大きさに形成されているので、該穴
の長さaの範囲内であれば、どこの位置でもクリップ1
2はスタッド6に係止できる。従って、多数のスタッド
にスタッド固定具を取付けてパイプ等を保持する場合、
スタッドの打点間隔の誤差を吸収できる。
スタッド6の側面にスタッドの軸線と直交する方向にク
リップ12を押込むので、工具等の必要なく指等による
弱い力で行うことができる。この押込みは、スタッドに
塩化ビニールゾルが被覆された場合でも、工具を使用す
る程の強い力を必要とせずにかつその被覆を削りつつ行
えるので係止不良はない。取付け後のスタッドの引抜き
に対する抵抗力も、クリップ12のスタッド係止部34
の剛性が高いので、スタッドに対して半周以上に渡って
係合することにより、スタッドに対して強い。更に、ス
タッドのねじピッチ及びリード角に等しい雌ねじ35が
形成されているため、その係止力は極めて高く安定した
ものとなる。なお、スタッド受入穴15は、図20等に
示すように、クリップ12の挿入方向においてスタッド
の直径の2倍以上の大きさに形成されているので、該穴
の長さaの範囲内であれば、どこの位置でもクリップ1
2はスタッド6に係止できる。従って、多数のスタッド
にスタッド固定具を取付けてパイプ等を保持する場合、
スタッドの打点間隔の誤差を吸収できる。
【0019】位置の修正やプロテクタあるいはパイプ等
の交換のために取り外す場合、フランジ32をもってク
リップ12を引抜けばよい。この場合、フランジ32が
押込まれているので、フランジの把持が困難であれば、
クリップ12の基部25に形成された穴33にワイヤを
通し、そのワイヤを引っ張ることによって、図23に図
示のように、スタッド係止部34をスタッド6から簡単
に取り外すことができる。また、取り外しは、穴33に
スクリュードライバの先端をあてがって回転または起こ
すことによっても可能である。クリップ12の引抜き動
作は、図23に図示のように、クリップ12の係止爪3
9がクランプ11の開口部17の第2突部20に係止す
ることによって停止させられ、これにより、クリップ1
2がクランプ11から外れるのを防止する。
の交換のために取り外す場合、フランジ32をもってク
リップ12を引抜けばよい。この場合、フランジ32が
押込まれているので、フランジの把持が困難であれば、
クリップ12の基部25に形成された穴33にワイヤを
通し、そのワイヤを引っ張ることによって、図23に図
示のように、スタッド係止部34をスタッド6から簡単
に取り外すことができる。また、取り外しは、穴33に
スクリュードライバの先端をあてがって回転または起こ
すことによっても可能である。クリップ12の引抜き動
作は、図23に図示のように、クリップ12の係止爪3
9がクランプ11の開口部17の第2突部20に係止す
ることによって停止させられ、これにより、クリップ1
2がクランプ11から外れるのを防止する。
【0020】図24ないし図26は、本発明によるスタ
ッド固定具を構成するクリップの他の実施例を示すもの
である。この実施例において、クリップ50は、一対の
間隔をもって配置された側壁51a、51bと、該側壁
51a、51bの端部間を接続する端壁51cからなる
ほぼコ字形の形状を有する。図26に示すように、端壁
51cは中央部で高さが変化しており、その結果、側壁
51aが側壁51bより高さが大きく形成される。側壁
51a、51bの各々の下縁部には、端壁51cとは反
対方向に向かって延び先端に係止爪53を有する脚部5
2が形成されている。
ッド固定具を構成するクリップの他の実施例を示すもの
である。この実施例において、クリップ50は、一対の
間隔をもって配置された側壁51a、51bと、該側壁
51a、51bの端部間を接続する端壁51cからなる
ほぼコ字形の形状を有する。図26に示すように、端壁
51cは中央部で高さが変化しており、その結果、側壁
51aが側壁51bより高さが大きく形成される。側壁
51a、51bの各々の下縁部には、端壁51cとは反
対方向に向かって延び先端に係止爪53を有する脚部5
2が形成されている。
【0021】側壁51a、51bの内面には、クリップ
50の高さ方向に間隔をもって複数の係止爪54a、5
4bが、それぞれ形成されている。これら係止爪54
a、54bは直線状で、水平方向すなわちクリップ50
の挿入方向に、かつ互いに平行に延びる。図26に示す
ように、側壁51aに形成される係止爪54aと側壁5
1bに形成される係止爪54bは、異なる高さの位置
に、すなわち互い違いの位置に形成される。係止爪54
a、54bの高さの差は、スタッドのねじのピッチに対
応して定められる。
50の高さ方向に間隔をもって複数の係止爪54a、5
4bが、それぞれ形成されている。これら係止爪54
a、54bは直線状で、水平方向すなわちクリップ50
の挿入方向に、かつ互いに平行に延びる。図26に示す
ように、側壁51aに形成される係止爪54aと側壁5
1bに形成される係止爪54bは、異なる高さの位置
に、すなわち互い違いの位置に形成される。係止爪54
a、54bの高さの差は、スタッドのねじのピッチに対
応して定められる。
【0022】図29を参照すると、先の実施例における
基体13に対応するクランプの基体60の一部が断面で
示されている。基体60は、スタッド受入穴61を有す
る。基体60の側面には、図26に示すクリップ50の
正面形状に対応するように、中央部で高さ方向に段がつ
いた形状の開口62が形成されている。クリップ50は
この開口62から基体60のスタッド受入穴61内に挿
入される。このとき、クリップ50の側壁51a、51
bの外側面が開口62の側縁により案内され、クリップ
50が基体60にしっかりと嵌め込まれる。
基体13に対応するクランプの基体60の一部が断面で
示されている。基体60は、スタッド受入穴61を有す
る。基体60の側面には、図26に示すクリップ50の
正面形状に対応するように、中央部で高さ方向に段がつ
いた形状の開口62が形成されている。クリップ50は
この開口62から基体60のスタッド受入穴61内に挿
入される。このとき、クリップ50の側壁51a、51
bの外側面が開口62の側縁により案内され、クリップ
50が基体60にしっかりと嵌め込まれる。
【0023】図27及び図28を参照すると、基体60
には、クリップ50の挿入方向にみて途中の位置に、ク
リップ50の脚部52の先端に形成される係止爪53に
係合するための係止凹部63が形成されている。クリッ
プ50は、図27に示すように、係止爪53がこの係止
凹部63に係合する状態で基体60に仮止めすることが
できる。さらに係止凹部63より奥の位置において、基
体60の内壁には、クリップ50の脚部52の先端の係
止爪53に係合する係止突起64が形成されている。ク
リップ50は、完全に挿入された状態で、係止爪53が
基体60の係止突起64に係合して、該基体60に固定
される。この状態では、図28に示すように、クリップ
50の直線状係止爪54a、54bがスタッド6に係合
してクランプをスタッド6に固定する。係止爪54a、
54bとスタッド6との間のこの係合は、クリップ50
の側壁51a、51b及び脚部52を押し開くように作
用するので、脚52の先端の係止爪53は、しっかりと
基体60の係止突起64に係合する。
には、クリップ50の挿入方向にみて途中の位置に、ク
リップ50の脚部52の先端に形成される係止爪53に
係合するための係止凹部63が形成されている。クリッ
プ50は、図27に示すように、係止爪53がこの係止
凹部63に係合する状態で基体60に仮止めすることが
できる。さらに係止凹部63より奥の位置において、基
体60の内壁には、クリップ50の脚部52の先端の係
止爪53に係合する係止突起64が形成されている。ク
リップ50は、完全に挿入された状態で、係止爪53が
基体60の係止突起64に係合して、該基体60に固定
される。この状態では、図28に示すように、クリップ
50の直線状係止爪54a、54bがスタッド6に係合
してクランプをスタッド6に固定する。係止爪54a、
54bとスタッド6との間のこの係合は、クリップ50
の側壁51a、51b及び脚部52を押し開くように作
用するので、脚52の先端の係止爪53は、しっかりと
基体60の係止突起64に係合する。
【0024】クリップ50の側壁51a、51bに形成
される係止爪54a、54bは直線状であるので、スタ
ッド6の溶接位置が矢印65方向に変位しても支障なく
取り付けを行うことができる。
される係止爪54a、54bは直線状であるので、スタ
ッド6の溶接位置が矢印65方向に変位しても支障なく
取り付けを行うことができる。
【0025】再び図29を参照すると、基体60のスタ
ッド受入穴61には、上端部に内向きに突出するように
仮止め爪66が形成されている。この仮止め爪66は、
図に示すように、スタッド6に係合してクランプをスタ
ッドに仮止めするのを可能にする。この仮止め爪66を
設けることにより、クランプをスタッドに取り付ける作
業が容易になる。特に自動車の車体床下面にスタッドが
取り付けられている場合には、クランプの取り付けは下
方から上向きに行われるため、取り付け作業が困難で、
クランプを取り落とすこともあるが、仮止め爪66を基
体60のスタッド受入穴61に形成することにより、数
個所に取り付けられたスタッドに対してそれぞれのクラ
ンプを仮止めし、位置決めを行ったのちに最終の取り付
けを行うことができ、作業の遂行が容易になる。
ッド受入穴61には、上端部に内向きに突出するように
仮止め爪66が形成されている。この仮止め爪66は、
図に示すように、スタッド6に係合してクランプをスタ
ッドに仮止めするのを可能にする。この仮止め爪66を
設けることにより、クランプをスタッドに取り付ける作
業が容易になる。特に自動車の車体床下面にスタッドが
取り付けられている場合には、クランプの取り付けは下
方から上向きに行われるため、取り付け作業が困難で、
クランプを取り落とすこともあるが、仮止め爪66を基
体60のスタッド受入穴61に形成することにより、数
個所に取り付けられたスタッドに対してそれぞれのクラ
ンプを仮止めし、位置決めを行ったのちに最終の取り付
けを行うことができ、作業の遂行が容易になる。
【0026】以上の実施例においては、スタッド固定具
は、パイプを取付ける固定具として例示したが、他の部
品を取付けるものでもよい。例として、クランプが、装
飾部品を保持して自動車の車体パネルに取付けるものが
あり、他には、クランプがパネルに対して他のパネルを
押さえ付けるように保持するものもある。また、実施例
では、スタッドは外周面にねじが形成されたねじスタッ
ドとして説明したが、周溝が形成されたスタッドでもよ
い。この場合には、クリップのスタッド係止部には周溝
と相補形状の溝が形成される。
は、パイプを取付ける固定具として例示したが、他の部
品を取付けるものでもよい。例として、クランプが、装
飾部品を保持して自動車の車体パネルに取付けるものが
あり、他には、クランプがパネルに対して他のパネルを
押さえ付けるように保持するものもある。また、実施例
では、スタッドは外周面にねじが形成されたねじスタッ
ドとして説明したが、周溝が形成されたスタッドでもよ
い。この場合には、クリップのスタッド係止部には周溝
と相補形状の溝が形成される。
【0027】
【発明の効果】本発明のスタッド固定具は、取付部品を
保持するクランプと、クランプのスタッド受入穴の開口
部から挿入されてスタッド側面に係止してクランプをパ
ネル等の部材に固定するクリップとから成るので、取付
部品を保持したクランプをスタッドに押込み、スタッド
受入穴の開口部からクリップをスタッドの側面を抱持す
るように指等で押込むだけの簡単な作業で取付けでき、
専用工具を必要とせずに簡単に作業ができる。特に、ク
リップはスタッドに対してスタッドの軸線に直交する方
向から押込むので、スタッドへの被覆物があっても簡単
に取付けでき、開口部の中でのクリップはスタッドの回
りには回転できないので、取付け後の引抜き抵抗も高く
され、更に、クリップを引抜くだけの簡単な作業で取り
外しも簡単にできる。
保持するクランプと、クランプのスタッド受入穴の開口
部から挿入されてスタッド側面に係止してクランプをパ
ネル等の部材に固定するクリップとから成るので、取付
部品を保持したクランプをスタッドに押込み、スタッド
受入穴の開口部からクリップをスタッドの側面を抱持す
るように指等で押込むだけの簡単な作業で取付けでき、
専用工具を必要とせずに簡単に作業ができる。特に、ク
リップはスタッドに対してスタッドの軸線に直交する方
向から押込むので、スタッドへの被覆物があっても簡単
に取付けでき、開口部の中でのクリップはスタッドの回
りには回転できないので、取付け後の引抜き抵抗も高く
され、更に、クリップを引抜くだけの簡単な作業で取り
外しも簡単にできる。
【0028】また、クランプのスタッド受入穴を、クリ
ップの挿入方向においてスタッドの直径より大きく形成
することによって、多数のスタッドにスタッド固定具を
取付けてパイプ等を保持する場合、スタッドの打点間隔
の誤差を吸収できる。クリップをフォーク形状に形成
し、該フォーク形状の二股部分にスタッドへの押込みに
よってスタッドの側面を半周以上にわたって抱持するス
タッド係止部を形成し、クリップのスタッドへの係止力
を高く維持でき、クリップのスタッド係止部に、ねじス
タッドのねじピッチ及びリード角に等しい雌ねじを形成
して、その係止力を一層高くできる。クリップのフォー
ク形状の先端部分を、前記クランプのスタッド受入穴の
側面開口から挿入されてスタッド係止部がスタッドを抱
持しているとき、クランプから突き出る長さに形成し
て、スタッドへの係止状態を目視できる。クリップのフ
ォーク形状の先端側にクランプの開口部に係止する仮止
め用係止爪を形成すれば、組付け作業が楽にでき、クラ
ンプの開口部に突部を設けてクリップがクランプから外
れないようにできる。
ップの挿入方向においてスタッドの直径より大きく形成
することによって、多数のスタッドにスタッド固定具を
取付けてパイプ等を保持する場合、スタッドの打点間隔
の誤差を吸収できる。クリップをフォーク形状に形成
し、該フォーク形状の二股部分にスタッドへの押込みに
よってスタッドの側面を半周以上にわたって抱持するス
タッド係止部を形成し、クリップのスタッドへの係止力
を高く維持でき、クリップのスタッド係止部に、ねじス
タッドのねじピッチ及びリード角に等しい雌ねじを形成
して、その係止力を一層高くできる。クリップのフォー
ク形状の先端部分を、前記クランプのスタッド受入穴の
側面開口から挿入されてスタッド係止部がスタッドを抱
持しているとき、クランプから突き出る長さに形成し
て、スタッドへの係止状態を目視できる。クリップのフ
ォーク形状の先端側にクランプの開口部に係止する仮止
め用係止爪を形成すれば、組付け作業が楽にでき、クラ
ンプの開口部に突部を設けてクリップがクランプから外
れないようにできる。
【0029】クランプの基体のスタッド受入穴に仮止め
爪を設けた構造では、クリップを仮止め位置に挿入した
状態のクランプをスタッドに仮止めすることができ、取
り付け作業が非常に便利になる。また、クリップに設け
る係止爪を該クリップの挿入方向に延びる直線状とする
構造では、スタッドの溶接位置の多少の変位に関係な
く、確実な取り付けが可能になる。
爪を設けた構造では、クリップを仮止め位置に挿入した
状態のクランプをスタッドに仮止めすることができ、取
り付け作業が非常に便利になる。また、クリップに設け
る係止爪を該クリップの挿入方向に延びる直線状とする
構造では、スタッドの溶接位置の多少の変位に関係な
く、確実な取り付けが可能になる。
【図1】従来のスタッド固定具の例を示す図である。
【図2】従来のスタッド固定具の他の例を示す図であ
る。
る。
【図3】本発明に係るスタッド固定具のクランプの平面
図である。
図である。
【図4】図3のクランプの正面図である。
【図5】図3のクランプの底面図である。
【図6】図3のクランプの側面図である。
【図7】図4のA−A線で切断したクランプの断面斜視
図である。
図である。
【図8】図4のB−B線断面図である。
【図9】図4のC−C線断面図である。
【図10】本発明に係るスタッド固定具のクリップの平
面図である。
面図である。
【図11】図10のクリップの正面図である。
【図12】図10のクリップの側面図である。
【図13】図11のD−D線断面図である。
【図14】図11のE−E線で切断したクリップの断面
斜視図である。
斜視図である。
【図15】パイプ及びプロテクタを取付ける前の状態に
ある本発明に係るスタッド固定具の正面図である。
ある本発明に係るスタッド固定具の正面図である。
【図16】プロテクタを取付ける前の状態にある本発明
に係るスタッド固定具の底面図である。
に係るスタッド固定具の底面図である。
【図17】クリップを挿入してクランプの開口部に仮止
めする状態を示す図8と同様の図である。
めする状態を示す図8と同様の図である。
【図18】プロテクタを係止片によってロックする状態
を示す図である。
を示す図である。
【図19】パイプ及びプロテクタを取付けた後スタッド
に取付ける前の状態にある本発明に係るスタッド固定具
の正面図である。
に取付ける前の状態にある本発明に係るスタッド固定具
の正面図である。
【図20】クリップを仮止め状態から挿入した状態を示
す図17と同様の図である。
す図17と同様の図である。
【図21】クリップを更に押込んでスタッドへの抱持の
途中を示す図17と同様の図である。
途中を示す図17と同様の図である。
【図22】クリップを完全に押込んでスタッドに係止し
た状態を示す図17と同様の図である。
た状態を示す図17と同様の図である。
【図23】クリップを引抜いて、スタッド固定具を取り
外しできる状態を示す図17と同様の図である。
外しできる状態を示す図17と同様の図である。
【図24】本発明の他の実施例におけるクリップの形状
を示す一部切欠斜視図である。
を示す一部切欠斜視図である。
【図25】図24に示すクリップの平面図である。
【図26】図24に示すクリップの正面図である。
【図27】図24に示すクリップをクランプの基体に仮
止めした状態で示す水平断面図である。
止めした状態で示す水平断面図である。
【図28】図24に示すクリップをクランプの基体に完
全に挿入した状態で示す図27と同様な断面図である。
全に挿入した状態で示す図27と同様な断面図である。
【図29】図27及び図28に示すクランプの基体を示
す垂直断面図である。
す垂直断面図である。
1 従来のスタッド固定具のクランプ 2 ナット 4 パイプ(取付部品) 5 パネル(スタッドが固着された部材) 6 スタッド 7 従来のスタッドのクランプ 8 プロテクタ 10 本発明のスタッド固定具 11 クランプ 12 クリップ 13 基体 14 パイプ保持部 15 スタッド受入穴 17 開口部 18 溝 19 第1突部 20 第2突部 22 プロテクタ係止爪 23 係止片 25 クリップの基部 26、27 先端部 28 根元部分 32 フランジ 34 スタッド係止部 35 雌ねじ 37、38 突出部分(クリップのフォーク形状の先端
部分) 39 係止爪 40 突起(突部) 50 本発明によるスタッド固定具を構成する第2実施
例に係るクリップ 51a、51b、51c 壁 52 脚部 53 係止爪 54a、54b 係止爪 60 クランプの基体 61 スタッド受入穴 62 開口 63 係止凹部 64 係止突起64 66 仮止め爪
部分) 39 係止爪 40 突起(突部) 50 本発明によるスタッド固定具を構成する第2実施
例に係るクリップ 51a、51b、51c 壁 52 脚部 53 係止爪 54a、54b 係止爪 60 クランプの基体 61 スタッド受入穴 62 開口 63 係止凹部 64 係止突起64 66 仮止め爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−280909(JP,A) 実開 平4−56282(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 5/00 - 5/12 F16B 37/02 - 37/08 F16L 3/00 - 3/24
Claims (12)
- 【請求項1】 外周面にねじまたは周溝が形成されたス
タッドに係止することによって、該スタッドが固着され
ている部材に取付部品を取付けるスタッド固定具におい
て、 前記スタッドを受入れるスタッド受入穴を有し、前記取
付部品を保持するクランプと、 該クランプのスタッド受入穴の側面に形成された開口部
から挿入される構成にされ、該受入穴にあるスタッドに
係止して前記クランプを前記部材に固定するクリップと
からなることを特徴とするスタッド固定具。 - 【請求項2】 請求項1に記載のスタッド固定具におい
て、前記クランプは前記スタッド受入穴が形成された基
体と該基体から側方に一体的に延び且つ押し込みにより
パイプを保持するパイプ保持部とを有することを特徴と
するスタッド固定具。 - 【請求項3】 請求項2に記載のスタッド固定具におい
て、前記クランプのパイプ保持部の背面には、保持した
パイプを保護するプロテクタが係止する一対のプロテク
タ係止爪が形成され、更に、該プロテクタ係止爪の間に
は、プロテクタをパイプ保持部に沿ってスライドさせる
ことによりプロテクタをロックする係止片が設けられて
いることを特徴とするスタッド固定具。 - 【請求項4】 請求項1に記載のスタッド固定具におい
て、前記クランプのスタッド受入穴は、前記クリップの
挿入方向においてスタッドの直径の2倍以上の大きさに
形成されていることを特徴とするスタッド固定具。 - 【請求項5】 請求項1に記載のスタッド固定具におい
て、前記クリップはフォーク形状に形成され、該フォー
ク形状の二股部分には、スタッドへの押込みによってス
タッドの側面を半周以上にわたって抱持するスタッド係
止部が形成されていることを特徴とするスタッド固定
具。 - 【請求項6】 請求項5に記載のスタッド固定具におい
て、前記クリップのスタッド係止部には、ねじスタッド
のねじピッチ及びリード角に等しい雌ねじが形成されて
いることを特徴とするスタッド固定具。 - 【請求項7】 請求項5に記載のスタッド固定具におい
て、前記クリップのフォーク形状の先端部分は、前記ク
ランプの開口部から挿入されて前記スタッド係止部がス
タッドを抱持しているとき、前記クランプから突き出る
長さに形成され、スタッドへの係止状態を目視できるこ
とを特徴とするスタッド固定具。 - 【請求項8】 請求項5に記載のスタッド固定具におい
て、前記クリップのフォーク形状の先端側には、前記ク
ランプの開口部に係止する仮止め用係止爪を有すること
を特徴とするスタッド固定具。 - 【請求項9】 請求項8に記載のスタッド固定具におい
て、前記クランプの開口部には、前記クリップのスタッ
ド係止部がスタッドから外されるように移動するとき該
クリップがクランプから外れないようにその移動を停止
させるため、前記クリップの仮止め用係止爪に係止する
突部が設けられていることを特徴とするスタッド固定
具。 - 【請求項10】 請求項1に記載のスタッド固定具にお
いて、前記クリップのスタッド係止部は、クリップの挿
入方向に平行に配置された一対の壁に該クリップの挿入
方向に直線状に延びクリップの高さ方向に間隔をもって
形成された複数の係止爪を備えることを特徴とするスタ
ッド固定具。 - 【請求項11】 請求項10に記載のスタッド固定具に
おいて、前記一対の壁の一方に形成した前記係止爪と他
方に形成した前記係止爪とは、前記クリップの高さ方向
にみて互い違いに高さをずらして位置することを特徴と
するスタッド固定具。 - 【請求項12】 請求項1ないし請求項11のいずれか
1項に記載のスタッド固定具において、前記クランプの
スタッド受入穴に、該クランプをスタッドに仮止めする
ための仮止め爪が設けられたことを特徴とするスタッド
固定具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16225294A JP3148524B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-07-14 | スタッド固定具 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6-2645 | 1994-01-14 | ||
| JP264594 | 1994-01-14 | ||
| JP16225294A JP3148524B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-07-14 | スタッド固定具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07243416A JPH07243416A (ja) | 1995-09-19 |
| JP3148524B2 true JP3148524B2 (ja) | 2001-03-19 |
Family
ID=26336089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16225294A Expired - Fee Related JP3148524B2 (ja) | 1994-01-14 | 1994-07-14 | スタッド固定具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3148524B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6376172B2 (ja) * | 2016-05-26 | 2018-08-22 | マツダ株式会社 | 自動車の配索体ホルダ構造 |
| FR3070742B1 (fr) * | 2017-09-06 | 2020-01-10 | Renault S.A.S. | Agrafe demontable pour la fixation d'elements allonges sur un support a bord d'un vehicule automobile |
-
1994
- 1994-07-14 JP JP16225294A patent/JP3148524B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07243416A (ja) | 1995-09-19 |
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