JP3148568U - カラー発光ダイオード - Google Patents

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Abstract

【課題】青色系可視光を発光するLEDチップと黄緑色系蛍光体を備えたLEDにおいて、白色光のみならず、所望の色の高輝度な可視光を容易に得ることのできるカラー発光ダイオードを実現する。【解決手段】LEDチップ搭載用の第1のリードフレーム12に、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ14形成し、該リフレクタ14の底面上に、青色系可視光を発光するLEDチップ16をダイボンドにより接続固定し、また、上記LEDチップ16を透光性材料より成るコーティング材22で被覆・封止すると共に、黄緑色系蛍光体の表面に、着色剤としての赤色系顔料を付着して成る顔料付蛍光体24を上記コーティング材22中に分散状態で多数混入した。【選択図】図1

Description

この考案は、青色系可視光を発光する発光ダイオードチップ(LEDチップ)と、該LEDチップの発光を黄緑色系可視光に変換する黄緑色系蛍光体を備えた発光ダイオードにおいて、白色光のみならず、所望の色の高輝度な可視光を容易に得ることのできるカラー発光ダイオード(カラーLED)に関する。
LEDチップから発せられる青色系可視光と、YAG蛍光体等の黄緑色系蛍光体から発せられる黄緑色系可視光とを混色させて白色光を放射することのできるLEDが従来より用いられている。
しかしながら、上記LEDで得られる白色光には、青色系可視光中の青色成分と、黄緑色系可視光中の黄緑色成分しか含まれていないため、白色光の表現範囲が非常に狭かった。
例えば、上記LEDが照明として用いられる場合、赤色成分の入った電球色等の暖色系白色光が消費者には好まれているが、LEDチップの青色系可視光と黄緑色系蛍光体の黄緑色系可視光とを混色して得られる白色光には赤色成分が含まれていない。
そこで、本出願人は、先に、赤色成分の不足を補うことができるよう、青色系の可視光を発光するLEDチップと、黄緑色系の可視光を発光するYAG蛍光体と、赤色系の可視光を発光する赤色蛍光体とを備え、上記青色系可視光、黄緑色系可視光、赤色系可視光とを混色させて白色光を放射するよう構成した発光ダイオードを提案した(特開2004−152993号)。
この発光ダイオード60は、図6に示すように、発光ダイオードチップ搭載用の第1のリードフレーム62に、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ64を形成し、該リフレクタ64の底面に、青色系の可視光を発光する発光ダイオードチップ(以下、LEDチップと称する)66をダイボンドすることにより、上記第1のリードフレーム62と、LEDチップ66底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続している。また、第2のリードフレーム68と、上記LEDチップ66上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ70を介して電気的に接続して成る。
上記LEDチップ66の上面及び側面は、リフレクタ64内に充填された透光性エポキシ樹脂等のコーティング材72によって被覆・封止されている。
また、上記コーティング材72中には、LEDチップ66の発光を黄緑色系の可視光に変換するYAG蛍光体73と、LEDチップ66の発光を赤色系の可視光に変換する赤色系蛍光体74が分散状態で多数混入されている。
さらに、コーティング材72で被覆された上記LEDチップ66、第1のリードフレーム62の先端部62a及び端子部62bの上端、第2のリードフレーム68の先端部68a及び端子部68bの上端は、先端に凸レンズ部76を有する透光性の外囲器78によって被覆・封止されている。
而して、上記第1のリードフレーム62及び第2のリードフレーム68を介してLEDチップ66に電圧が印加されると、LEDチップ66が発光して青色系可視光が放射される。また、LEDチップ66の発光を受けてYAG蛍光体73から黄緑色系可視光が放射されると共に、赤色系蛍光体74から赤色系可視光が放射される。
そして、LEDチップ66から放射された青色系可視光、YAG蛍光体73から放射された黄緑色系可視光、赤色系蛍光体74から放射された赤色系可視光が混色することにより白色光が得られ、該白色光が透光性樹脂材78の凸レンズ部76によって集光されて外部へ放射されるようになっている。
上記LED60は、YAG蛍光体73と共に赤色系蛍光体74を備えているので、上記赤色系蛍光体74から放射される赤色系可視光によって、赤色成分の不足を補うことができ、暖色系白色光を得ることができる。
特開2004−152993号
上記の如く、青色系可視光を発光するLEDチップと黄緑色系蛍光体を備えた白色発光のLEDにおいて、白色光の表現範囲を広げるためには、赤色等の所定色の可視光を放射する蛍光体を用いれば良いが、この場合、赤色等の所定色の可視光を放射する蛍光体を相当量用いる必要があり、その分、黄緑色系蛍光体の量が減少するため高輝度な白色光を得ることができなかった。
例えば、上記した従来のLED60において、赤色系蛍光体74として(Zn,Cd)S:Ag、(Zn,Cd)S:Ag,Cl、ZnS:Mn、CaS:Eu等の硫化物系蛍光体を用いた場合、赤色成分の不足を補って暖色系白色光を得るためには、赤色系蛍光体74をYAG蛍光体73に対する重量比で20〜30重量%程度も用いる必要があるが、その分コーティング材72中に混入されるYAG蛍光体73の量が減少するため高輝度な暖色系白色光を実現することができなかった。
また、青色系可視光を発光するLEDチップと黄緑色系蛍光体を備えた白色発光のLEDにおいて、白色光の範囲以外の所望の色の可視光を得ようとする場合には、上記した白色光の表現範囲を広げる場合以上に、赤色等の所定色の可視光を放射する蛍光体を多量に用いる必要があるが、黄緑色系蛍光体の量が著しく減少して輝度低下をもたらすため、実用に耐えないものであった。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、青色系可視光を発光するLEDチップと黄緑色系蛍光体を備えたLEDにおいて、白色光のみならず、所望の色の高輝度な可視光を容易に得ることのできるカラー発光ダイオードを実現することにある。
上記の目的を達成するため、本考案に係るカラー発光ダイオードは、青色系可視光を発光するLEDチップと、黄緑色系可視光を発光する黄緑色系蛍光体と、所定色の着色剤とを備え、上記青色系可視光、黄緑色系可視光、着色剤の色成分とを混色させて、所望の色の可視光を放射するよう構成されていることを特徴とする。
上記着色剤の量は、黄緑色系蛍光体に対する重量比で0.01〜15重量%と成すのが好ましい。
上記着色剤としては、例えば顔料が該当する。顔料を着色剤として用いる場合、LEDチップを透光性材料より成るコーティング材で封止すると共に、黄緑色系蛍光体の表面に上記顔料を付着して成る顔料付蛍光体を上記コーティング材中に混入するようにしても良い。
本考案のカラー発光ダイオードは、青色系可視光を発光するLEDチップ、黄緑色系可視光を発光する黄緑色系蛍光体と共に、所定色の着色剤を備えているので、当該着色剤の色成分を白色光に混色させることにより、所望の色の可視光を得ることができる。
上記着色剤の量を、黄緑色系蛍光体に対する重量比で0.01〜15重量%と成すことにより、当該着色剤の色成分を十分に白色光中に加えて所望の色の可視光を得ることができると共に、輝度低下を生じることのない高輝度な色の可視光を得ることができる。
LEDチップを透光性材料より成るコーティング材で封止すると共に、黄緑色系蛍光体の表面に顔料を付着して成る顔料付蛍光体を上記コーティング材中に混入すれば、黄緑色系蛍光体と顔料とが偏在することなく略均一に分散させることができ、色ムラの発生を抑制できる。
以下、図面に基づき、本考案に係るカラーLEDの実施形態を説明する。
図1は、本考案に係るカラーLED10を模式的に示す概略断面図であり、このカラーLED10は、LEDチップ搭載用の第1のリードフレーム12の先端部12aに、その底面から上方に向かって孔径が徐々に拡大する略漏斗形状の凹部を設けると共に該凹部内面を反射面と成してリフレクタ14を形成し、該リフレクタ14の底面上に、青色系の可視光を発光するLEDチップ16をAgペースト等を介してダイボンドにより接続固定し、以て、上記第1のリードフレーム12と、LEDチップ16底面の一方の電極(図示せず)とを電気的に接続している。また、第2のリードフレーム18の先端部18aと、上記LEDチップ16上面の他方の電極(図示せず)とをボンディングワイヤ20を介して電気的に接続して成る。
上記LEDチップ16は、約430nm〜500nmの波長の青色又は青紫等の青色系の可視光(以下、青色系可視光と称する)を発光し、例えば、窒化ガリウム系半導体結晶で構成されている。
上記LEDチップ16の上面及び側面は、リフレクタ14内に充填されたエポキシ樹脂等の透光性材料より成るコーティング材22によって被覆・封止されている。
また、上記コーティング材22中には、顔料付蛍光体24が分散状態で多数混入されている。該顔料付蛍光体24は、図2に示すように、LEDチップ16の発光を黄緑色系可視光に変換する粒子状の黄緑色系蛍光体24aの表面に、着色剤としての赤色系顔料24bが付着されて成る。
上記黄緑色系蛍光体24aは、例えば、LEDチップ16の発光を約560nm〜約590nm程度の黄緑色系可視光に変換する(Y,Gd)3Al5O12:Ce、Y3Al5O12:Ce等のYAG蛍光体(アルミン酸イットリウム系蛍光体)が該当する。
また、ZnS:Cu、(Zn,Cd)S:Cu,Al等の硫化物系蛍光体、稀土類元素を付活させたCa(Si,Al)12(N,O)16等のサイアロン蛍光体で代表される酸窒化物系蛍光体、稀土類元素を付活させたCaGa2S4等の硫化物系蛍光体、稀土類元素を付活させたCa3SC2Si3O12等のシリケート系蛍光体等を用いることができる。これらの各種蛍光体は、使用する着色剤の種類、得ようとするカラーLED10の発光色に応じて、一種、又は2種以上組み合わせて使用される。
上記赤色系顔料24bとしては、無機顔料である弁柄赤(Fe2O3)、カドミウムレッド(CdS+CdSe)、アンチモン赤(2Sb2S3・Sb2O3)、鉛丹(Pb3O4)等、有機顔料であるキナクリドン系顔料、ジオキサン系顔料等を用いることができる。
本考案に使用可能な着色剤は着色力が大きく出来るだけ光透過性のものが良く、また耐久力に優れたものが好ましい。
上記顔料付蛍光体24は、例えば以下の方法で作製することができる。水中に粉末状の黄緑色系蛍光体24aを分散させた蛍光体分散液と、水中に赤色系顔料24bを分散した顔料分散液とを混合・撹拌した後、ゼラチンを添加して撹拌を続ける。その後、酢酸等を添加してpH4に調整すると、黄緑色系蛍光体24aの表面に赤色系顔料24bが付着し、その後、濾過、脱水することにより、上記顔料付蛍光体24が得られる。
上記コーティング材22で被覆されたLEDチップ16、第1のリードフレーム12の先端部12a及び端子部12bの上端、第2のリードフレーム18の先端部18a及び端子部18bの上端は、先端に凸レンズ部28を有するエポキシ樹脂、シリコーン樹脂等より成る透光性の外囲器30によって被覆・封止されている。
而して、第1のリードフレーム12及び第2のリードフレーム18を介してLEDチップ16に電圧が印加されると、LEDチップ16が発光して青色系可視光が放射される。また、LEDチップ16の発光を受けて、黄緑色系蛍光体24aから黄緑色系可視光が放射される。さらに、LEDチップ16から放射された青色系可視光及び黄緑色系蛍光体24aから放射された黄緑色系可視光が、赤色系顔料24bで反射したり、赤色系顔料24bを透過することにより赤色成分が生成される。
そして、LEDチップ16から放射された青色系可視光、黄緑色系蛍光体24aから放射された黄緑色系可視光、及び、赤色系顔料24bの赤色成分が混色することにより赤色系可視光が得られ、該赤色系可視光が外囲器30の凸レンズ部28によって集光されて外部へ放射されるようになっている。
本考案のカラーLED10にあっては、赤色系顔料24bによって赤色成分を加えることができ、赤色系可視光を容易に得ることができる。
上記赤色系顔料24bの量は、黄緑色系蛍光体24aに対する重量比で0.01〜15重量%、好ましくは0.01〜5重量%と成される。すなわち、0.01重量%の赤色系顔料24bの量で赤色系可視光を実現できると共に、カラーLED10の輝度低下を生じないよう赤色系顔料24bの量は15重量%以下とするのが適当である。このように、赤色系顔料24bの量を、黄緑色系蛍光体24aに対する重量比で0.01〜15重量%と成すことにより、黄緑色系蛍光体24aの量を十分に確保することができ、高輝度なカラーLED10を実現できる。また、0.01〜5重量%とした場合には、赤色系顔料24bの色成分をより十分に加えることができると共に、黄緑色系蛍光体24aの量を一層確保することができ、輝度の低下を殆ど生じることのないカラーLED10を得ることができる。
図3は、赤色系可視光を放射するよう構成した本考案のカラーLED10の色度図である。
本考案のカラーLED10は、黄緑色系蛍光体24aとして、希土類元素を付活させたCa(Si,Al)12(N,O)16より成るサイアロン蛍光体、赤色系顔料24bとして弁柄赤(Fe2O3)を用い、図3において、(1)は黄緑色系蛍光体24aに対する赤色系顔料24bの割合が2重量%の場合の色度、(2)は黄緑色系蛍光体24aに対する赤色系顔料24bの割合が1重量%の場合の色度、(3)は黄緑色系蛍光体24aに対する赤色系顔料24bの割合が0.5重量%の場合の色度、(4)は黄緑色系蛍光体24aに対する赤色系顔料24bの割合が0.2重量%の場合の色度、(5)は比較例として、黄緑色系蛍光体24aのみ使用した場合の色度を示している。
図3に示される通り、本考案のカラーLED10の場合には、0.2〜2重量%の範囲の少量の赤色系顔料24bを用いるだけで、赤色系可視光が得られている。
また、図4は、緑色系可視光を放射するよう構成した本考案のカラーLED10の色度図である。
本考案のカラーLED10は、黄緑色系蛍光体24aとして、希土類元素を付活させたCa(Si,Al)12(N,O)16より成るサイアロン蛍光体、緑色系顔料として複合無機顔料であるダイピロキサイドTMグリーンを用い、図4において、(1)は黄緑色系蛍光体24aに対する緑色系顔料の割合が2重量%、(2)は黄緑色系蛍光体24aに対する緑色系顔料の割合が1重量%、(3)は黄緑色系蛍光体24aに対する緑色系顔料の割合が0.5重量%、(4)は黄緑色系蛍光体24aに対する緑色系顔料の割合が0.2重量%、(5)は比較例として、黄緑色系蛍光体24aのみ使用した場合の色度を示している。
図4に示される通り、本考案のカラーLED10の場合には、0.2〜2重量%の範囲の少量の緑色系顔料を用いるだけで、緑色系可視光が得られている。
上記においては、コーティング材22中に顔料付蛍光体24(図2)を混入した場合を例に挙げて説明したが、本考案はこれに限定されるものではなく、粒子状の黄緑色系蛍光体24aと粒子状の赤色系顔料24bとを混合状態でコーティング材22中に分散させても良い。
但し、黄緑色系蛍光体24aと赤色系顔料24bとは粒径や比重が異なるため、これらをコーティング材22中にそのまま混入すると、コーティング材22中に均一に分布せず、黄緑色系蛍光体24aと赤色系顔料24bとが偏在してしまうことがある。この場合、黄緑色系蛍光体24aの発光色と赤色系顔料24bの赤色成分とが十分に混色せず、色ムラを生じる原因となる。これに対し、黄緑系蛍光体24aの表面に赤色系顔料24bを付着して構成した上記顔料付蛍光体24をコーティング材22中に混入した場合には、黄緑色系蛍光体24aと赤色系顔料24bとが偏在することなく略均一に分散させることができるので、顔料付蛍光体24を用いるのが好ましい。
また、コーティング材22中に、透明無機材料であるシリカ25で被覆された顔料付き蛍光体24(図5)を混入するようにしても良い。
このシリカ25で被覆された顔料付き蛍光体24は、以下の方法で作製できる。先ず、水硝子水中に黄緑色系蛍光体24a粉末を均一に分散させた液中に、予め乳化剤と共に非水溶剤中等に所定量の赤色系顔料24bを均一分散させた着色液を入れ、高速攪拌しで微細な乳化分散液を作成する。その後、水硝子の硬化剤又はPH調整等を行うことにより、黄緑色系蛍光体24a表面に赤色系顔料24bが均一に付着すると共に、黄緑色系蛍光体24a及び赤色系顔料24bが水硝子のシリカ成分によって被覆(カプセル化)された顔料付蛍光体24が得られる。
上記顔料付き蛍光体24は、シリカ25で被覆されているのでカラーLED10内部に浸入してきた水分が黄緑色系蛍光体24aや赤色系顔料24bに付着することを防止でき、耐湿性に優れている。
また、上記においては、青色系可視光を発光するLEDチップ12と黄緑色系蛍光体24aを備えたLEDにおいて、着色剤としての赤色系顔料24bにより赤色成分を加えて赤色系可視光を得る場合を例に挙げて説明したが、本考案はこれに限定されるものではない。
すなわち、所定色の顔料(着色剤)を用いることにより、当該顔料(着色剤)の色成分が加わり、カラーLED10から放射される光の色の表現範囲を広げることができる。
例えば、緑系色の無機顔料である酸化クロム(Cr2O3)、ピリジアン(Cr2O(OH)4)、コバルトグリーン(CoO・ZnO・MgO)等、緑系色の有機顔料であるフタロシアニングリーン等を用いれば、緑色系可視光等の緑色成分の含まれた色の光を得ることができる。
また、青系色の無機顔料である群青(3NaAl・SiO4・Na2S2)、 紺青(Fe4[Fe(CN)6]3・nH2O)、コバルトブルー(CoO・nAl2O3)、セルリアンブルー(CoO・nSnO2・MgO)等、有機顔料であるフタロシアニンブルーを用いれば、青色系可視光等の青色成分の含まれた色の光を得ることができる。
尚、所定色の顔料(着色剤)の量は、上記赤色系顔料24bの場合と同様に、黄緑色系蛍光体に対する重量比で0.01〜15重量%と成される。
すなわち、0.01重量%の顔料(着色剤)の量で、当該顔料(着色剤)の色成分を十分に加えることができると共に、カラーLED10の輝度低下を生じないよう顔料(着色剤)の量は15重量%以下とするのが適当である。
着色剤としては、上記した各色顔料24b等の他に、耐候性を有する染料、蛍光染料等を用いることもできる。
また、有機ELに用いられる色変換材料である非共役系高分子(ポリイミド系、ポリビニールカルバゾール誘導体)、共役系高分子等を用いることもできる。さらに、雲母扁平表面にチタンを被覆した各色顔料も有用である。これら着色剤は、色成分を加えることができると共に、カラーLED10の更なる輝度向上も図ることができる。
本考案に係るカラーLEDを模式的に示す概略断面図である。 顔料付蛍光体を模式的に示す断面図である。 赤色系可視光を放射するよう構成した本考案のカラーLEDの色度図である。 緑色系可視光を放射するよう構成した本考案のカラーLEDの色度図である。 シリカで被覆された顔料付き蛍光体を模式的に示す断面図である。 従来のLEDの概略断面図である。
符号の説明
10 カラーLED
12 第1のリードフレーム
14 リフレクタ
16 LEDチップ
18 第2のリードフレーム
22 コーティング材
24 顔料付蛍光体
24a 黄緑色系蛍光体
24b 赤色系顔料
28 外囲器

Claims (4)

  1. 青色系可視光を発光するLEDチップと、黄緑色系可視光を発光する黄緑色系蛍光体と、所定色の着色剤とを備え、上記青色系可視光、黄緑色系可視光、着色剤の色成分とを混色させて、所望の色の可視光を放射するよう構成されていることを特徴とするカラー発光ダイオード。
  2. 上記着色剤の量は、黄緑色系蛍光体に対する重量比で0.01〜15重量%であることを特徴とする請求項1に記載のカラー発光ダイオード
  3. 上記着色剤が顔料であることを特徴とする請求項1又は2に記載のカラー発光ダイオード。
  4. 上記LEDチップを透光性材料より成るコーティング材で封止すると共に、黄緑色系蛍光体の表面に上記顔料を付着して成る顔料付蛍光体を上記コーティング材中に混入したことを特徴とする請求項3に記載のカラー発光ダイオード。
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