JP3148741U - 取付け部材 - Google Patents
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Abstract
【課題】電子装置筐体内に周辺装置を取付け、該周辺装置と熱交換を行うための取付け部材を提供する。【解決手段】本取付け部材は支持板30と一対の側板40とを備える。この一対の側板40は、周辺装置50を支持する支持板30の両縁上に設けられている。これらの側板40を電子装置筐体に取付けることができる。支持板30は、周辺装置50が発生する熱を該電子装置筐体に伝導し熱交換を行うために該電子装置筐体に接触する複数の熱伝導性接続片322を有している。【選択図】図2
Description
本考案は、取付け部材、特に熱交換を行うことができる取付け部材に関する。
現在、市場で入手可能な電子装置内の中央演算ユニット(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の熱発生ユニットの動作がますます高速になり、単位時間当りのデータ処理量も増大している。従って、長時間使用する場合、電子装置内の動作周囲温度は極めて高くなり、該電子装置の動作に影響し、故障及び損傷可能性を増加させる。
上記熱発生ユニットが発生する熱によって電子装置の動作周囲温度が異常になるのを防ぐために、ファンが電子装置筐体に追加・装着され、該熱発生ユニットは放熱管に接続され、熱発生ユニットが発生する熱が該放熱管を介して該ファンに伝導され、ファンの動作により電子装置外部に放散される。これにより過度の高温状態となるのを防ぐ。
しかし、ノートパソコンの従来のハードディスクドライブ(HDD)用放熱システムは、次の欠点を有している。通常、HDDは電子装置筐体内の隅に装着される。熱放散のために放熱管だけを使用する場合、その効率はRAMやCPUの熱放散効率より低い。従って、熱放散効率を向上させるために、通常、放熱フィン、ファン等の追加のモジュールをHDDの筐体に装着する。しかし、ノートパソコン内のスペースは限られているので、追加のHDD放熱モジュールを収容するためにノートパソコンの体積を増加させなければならない。追加のHDD放熱モジュールの配置は、組立て及び取り外しをより困難にするだけでなく、労働力及び作業時間の点で組立てコストを増加させる。また、該HDD放熱モジュールを製造するために追加の費用も必要となる。
上述したように、従来のハードディスクドライブ(HDD)用放熱システムでは、ノートパソコン内のスペースが限られている状態で放熱フィン、ファン等の追加のモジュールをHDDの筐体に装着する場合、このスペースはかなり混雑する。また、ノートパソコンの重量が増加して、持ち運び時の便利さを失う。更にまた、組立て及び製造においてより多くの時間と費用が必要となる。
このため、本考案は、電子装置筐体内に周辺装置を取付け、該周辺装置と熱交換を行うために使用される取付け部材を提供する。この取付け部材は支持板と一対の側板とを備える。これらの側板は、該支持板の両縁上に設けられている。該支持板はこれらの側板を介して電子装置筐体に取付けられる。該支持板は内面と外面とを有する。該内面とこれらの側板は周辺装置を支持するための支持範囲を画定する。該外面には複数の熱伝導性接続片が配置され、該熱伝導性接続片は該電子装置筐体と接触し、これにより該周辺装置が発生する熱は該支持板を介して該電子装置筐体に伝導される。
本考案は次の効能を有する。周辺装置は該支持板の内面と該支持板の両縁上に設けられた該側板とにより画定された支持範囲内に配置され、該支持板はこれらの側板を介して電子装置筐体内に取付けられる。該支持板の外面には複数の熱伝導性接続片が配置され、該熱伝導性接続片は該電子装置筐体と接触し、これにより該周辺装置が発生する熱は該支持板と熱伝導性接続片を介して該電子装置筐体に伝導され、該周辺装置の熱放散が実現される。
本考案を適用しうる追加の範囲は下記の詳細な説明から明らかとなるであろう。本考案の詳細な説明と具体的な例としての好適な実施形態を、例示のために提示するが、本考案の思想と範囲に入る様々な変更と変形が、この詳細な説明から当業者に明らかとなるであろう。下記の実施形態は本考案をより詳細に記載するよう意図されているが、本考案の範囲を限定する意図では全くない。
本考案の取付け部材は、熱交換により周辺装置の熱を放散するために、これらに限定されないがノートパソコン、卓上型コンピュータ、タブレット型パソコン、ウルトラモバイルパソコン(UMPC)等の電子装置に適用可能である。
図1〜図5は本考案の概略図である。図1〜図5を参照すると、本考案の取付け部材20は支持板30と一対の側板40とを備える。
ノートパソコン10は電子装置筐体11と、液晶表示器(不図示)とを備える。電子装置筐体11において、底面と底面に垂直な複数の壁板とは、異なる周辺装置50の構成に対応する異なるサイズの複数の収容スペースを画成する。周辺装置50は、ハードディスクドライブ(HDD)、ブルートゥースモジュール、光ディスクドライブ等である。本実施形態では、HDDを例として説明する。
電子装置筐体11内に放熱器12が設けられている。放熱器12はファン121とフィン管122とを備える。フィン管122はノートパソコン10内に配管され、中央演算ユニット(CPU)、ランダムアクセスメモリ(RAM)等の電子構成要素(不図示)と接触する。これにより電子構成要素が発生する熱はファン121に伝導され、ファン121によって電子装置筐体11から外へ放散される。しかし、これらの電子構成要素は本考案の説明すべき技術的特徴ではないので、本明細書において詳細な説明は省略する。
支持板30は接続基部33に接続される。接続基部33は保持部331と、複数の突起332と、2つのロック穴333とを備える。支持板30には、突起332に対応する位置に貫通孔34が設けられている。支持板30の突起332を貫通孔34に貫通させた後、突起332の先端を溶接又は熱溶融により溶かして、冷却後の突起332の直径が貫通孔34の直径より大きくなるようにする。これにより支持板30は接続基部33に取付けられる。電子装置筐体11には、2つのロック穴333に対応する位置にそれぞれ貫通孔115が設けられている。貫通孔115と接続基部33のロック穴333にねじを螺合することで、接続基部33は支持板30と共に電子装置筐体11内に固定することができる。保持部331はユーザが取付け部材20を保持するのを容易にする。取付け部材20が電子装置筐体11内に配置される時、保持部331は電子装置筐体11にぴったりと結合できる。
支持板30は内面31と外面32とを有する。側板40は支持板30の両縁上にそれぞれ設けられている。周辺装置50は支持板30と側板40とによって画定された支持範囲内に配置され、内面31と接触する。支持板30と側板40は両方ともアルミニウム、合金等の熱伝導性材料でできている。周辺装置50は、その片側にロック穴51が設けられている。側板40はロック穴51に対応する貫通孔41が設けられている。ねじを貫通孔41に通しロック穴51内にロックされることで、周辺装置50を支持板30に取付ける。内面31と周辺装置50との間に放熱ペースト層311(図3)が配置されるか、又は熱伝導パッド312(図4)が配置される。周辺装置50で発生した熱は放熱ペースト層311または熱伝導パッド312を介して内面31に均一に伝導される。もし熱伝導媒体としての放熱ペースト層311または熱伝導パッド312が配置されていなければ、周辺装置50の筐体は内面31と接触した時、内面31に完全には付着することができない。その結果、幾つかの箇所における熱蓄積が生じ、周辺装置50が過度に熱くなる。外面32には複数の熱伝導性接続片321と熱伝導性接続片322とが配置され、外面32から突出している。熱伝導性接続片321、322はブレードばねとして設計され、熱伝導性接続片321の曲率は熱伝導性接続片322より大きい。図示のように3つの部分に分割されているが、熱伝導性接続片321、322は一体で構成されてもよい。
図6A、図6Bを参照すると、本考案の熱伝導性接続片321、322の概略の両側面図がそれぞれ示されている。取付け部材20が電子装置筐体11内に装着された時、熱伝導性接続片321は、その大きな曲率のために電子装置筐体11に接触することができる。熱伝導性接続片322は、その小さな曲率のために電子装置筐体11に接触せず、フィン管122に接触する。熱伝導性接続片321、322はブレードばねであるので、それぞれ電子装置筐体11とフィン管122に密接できる。電子装置筐体11が熱伝導性材料でできている場合、周辺装置50で発生した熱は放熱ペースト層311または熱伝導パッド312を介して支持板30に伝導された後、その熱は熱伝導性接続片321を介して電子装置筐体11に伝導され、次に電子装置筐体11から放散されるだけでなく、熱伝導性接続片322を介してフィン管122に伝導され、次にファン121によって放散される。電子装置筐体11が熱伝導性材料でできていない場合、周辺装置50で発生した熱は熱伝導性接続片322を介してフィン管122に伝導され、次にファン121によって放散されることで周辺装置50の熱放散を実現する。
本考案の取付け部材は次の効能を有する。周辺装置は該支持板と該側板とによって画定された支持範囲内に配置され、該支持板の内面と接触する。該支持板の外面には該電子装置筐体と接触する熱伝導性接続片が配置されている。従って、該周辺装置で発生した熱は該支持板と該熱伝導性接続片を介して該電子装置筐体に伝導されることで、該周辺装置の熱放散を実現することができる。このように、放熱フィン、ファン等の追加のモジュールを周辺装置に装着する必要がない。単に該熱伝導性接続片を使用することで、周辺装置の温度を電子装置筐体を介して効果的に下げることができる。また、本考案は容易に製造でき、容易に組立て及び取り外しができるので、労働力及び作業時間の点で組立てコストを低減できる。
10 ノートパソコン
11 電子装置筐体
12 放熱器
20 取付け部材
30 支持板
31 内面
32 外面
40 側板
50 周辺装置
121 ファン
122 フィン管
11 電子装置筐体
12 放熱器
20 取付け部材
30 支持板
31 内面
32 外面
40 側板
50 周辺装置
121 ファン
122 フィン管
Claims (5)
- 電子装置筐体内に周辺装置を取付け、該周辺装置と熱交換を行うための取付け部材であって、
内面と外面とを有する支持板と、
該支持板の両縁上に設けられ、該周辺装置を装着するための支持範囲を画定する一対の側板と
を備え、
該内面は該周辺装置と接触し、該外面には複数の熱伝導性接続片が配置され、該熱伝導性接続片は該電子装置筐体と接触し、これにより該周辺装置の熱は該支持板を介して該電子装置筐体に伝導され、該支持板は該一対の側板を介して該電子装置筐体に接続及び取付けられる取付け部材。 - 放熱ペースト層が前記内面と前記周辺装置との間に配置されている請求項1に記載の取付け部材。
- 熱伝導パッドが前記内面と前記周辺装置との間に配置されている請求項1に記載の取付け部材。
- 前記熱伝導性接続片は前記外面から突出しているブレードばねである請求項1に記載の取付け部材。
- 前記熱伝導性接続片は前記電子装置筐体内に装着された放熱器と接触する請求項1に記載の取付け部材。
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|---|---|---|---|
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