JP3148854B2 - 新規創傷治癒剤 - Google Patents

新規創傷治癒剤

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JP3148854B2
JP3148854B2 JP02001696A JP2001696A JP3148854B2 JP 3148854 B2 JP3148854 B2 JP 3148854B2 JP 02001696 A JP02001696 A JP 02001696A JP 2001696 A JP2001696 A JP 2001696A JP 3148854 B2 JP3148854 B2 JP 3148854B2
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ppm
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昭彦 藤原
佳子 阿部
澄 栗山
孝司 稲垣
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Sekisui Chemical Co Ltd
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  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は新規ペプチドを有
成分として含む創傷治癒剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】創傷は、外科的切開、消化管潰瘍、火
傷、裂傷または皮膚潰瘍(褥瘡など)などの表面組織の
損傷である。創傷の治療法としては、受傷部を応急処置
したのち、生体の自然の回復力によって受傷部が治癒す
るのを待つのが常法である。しかしながら、回復までに
長期間を要し、痛みをはじめとした患者の苦痛は並大抵
のものではない。そこで、自然治癒に頼ることなく、積
極的かつ直接的に治癒を促進させることが望まれてい
る。創傷の治癒は一般に細胞増殖による新しい結合組織
および上皮組織の形成に依存し、創傷の治癒に関与する
細胞の分化、増殖過程を刺激あるいは促進する薬剤が有
効であると考えられている。
【0003】従来、創傷治癒の促進作用を示すものとし
ては、幼牛血液抽出物(ソルコセリル)(応用薬理、2
2巻、565〜579頁、1981年)、塩化リゾチー
ムなどが報告されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の創傷
(表面組織の損傷)は、概して難治性であり、既存薬で
は充分な臨床効果が認められないことが多い。
【0005】本発明の目的は、この点に鑑み、有用性の
高い新規創傷治癒物質を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、
【化3】 で示される新規ペプチド(以下、本発明ペプチドとい
う)からなる創傷治癒物質(以下、本発明創傷治癒物質
という)、および本発明ペプチドを有効成分として含む
創傷治癒剤を提供することによって、上記目的を達成す
るものである。
【0007】本発明創傷治癒物質は、ストレプトマイセ
ス属に属する本発明創傷治癒物質生産菌株、例えば、放
線菌ストレプトマイセス・ノビリス(Streptomyces nob
ilis、以下「S.ノビリス」と略記する)を培養し、得
られた培養液または同液の乾固物もしくは培養菌体から
有機溶剤によって抽出された抽出物を、各種カラムクロ
マトグラフィーに付し、目的物を含むカラムクロマトグ
ラフィー画分を再結晶処理することにより得られる。
【0008】本発明創傷治癒物質を生産する放線菌S.
ノビリスは、公的保存機関から入手可能であり、たとえ
ば理化学研究所の保存菌(JCM4274)(これは米
国においてATCC19252およびオランダにおいて
CBS198.65としても保存)などの菌が使用でき
る。
【0009】放線菌S.ノビリスの培養は、然るべき栄
養物を含んだ培地を用いて行う。液体培養の場合、その
培地の成分としてはブドウ糖などの糖類、ペプトンや麦
芽エキスなどのタンパク質類、ビタミン類、核酸類、ア
ミノ酸類、複合糖質類の一種または数種を含んだ水溶液
が好適に用いられる。代表的な培地例としては、澱粉・
アンモニウム系の液体培地(可溶性澱粉、K2 HP
4 、NH4 Clを含む)が挙げられる。液体培地のp
Hは2〜9が好ましく、培養温度は15〜42℃が好ま
しい。また液体培養の好ましい培養時間は1〜14日で
ある。こうして得たS.ノビリスの培養液またはその乾
固物もしくは菌体自体から溶剤を用いて本発明ペプチド
を抽出する。
【0010】S.ノビリスの培養液またはその乾固物も
しくは菌体自体の抽出液を硫酸アンモニウム(硫安)処
理し、得られた沈殿物を溶媒抽出してもよい。硫安処理
に際しては、培養液またはその乾固物もしくは菌体自体
の抽出液に添加する硫安は、固体のままの状態でもよい
し、溶液状態のものでもよい。硫安の添加量は好ましく
は飽和濃度の30〜90重量%の範囲である。処理時間
は特に限定されないが、好ましくは30分〜5時間の範
囲である。沈殿物を得るための遠心分離に際しては、遠
心力が3,000G〜20,000Gであることが好ま
しく、遠心時間は2〜60分であることが好ましい。
【0011】抽出に用いる溶剤としては有機溶剤が好ま
しく、その代表例としては、酢酸エチルなどのエステル
類、メタノール、エタノール、プロパノールなどのアル
コール類、エチルエーテル、ジオキサンなどのエーテル
類、アセトン、メチルエチルケトンなどのケトン類のほ
かジクロロメタン、クロロホルムなどが挙げられるが、
使用可能な溶剤はこれらに限定されない。また、上記溶
剤の混合物を用いることもできる。特に好適な溶剤は酢
酸エチル、ジクロロメタン、アセトンなどである。抽出
時間は溶剤の種類や抽出温度などによっても異なるが、
好ましくは3〜120分の範囲である。また抽出中は液
を静置してもまたは攪拌してもよい。好ましくは、同一
試料に対して抽出操作を複数回繰り返す。抽出温度は特
に制限されない。
【0012】次に、溶剤抽出物に対するカラムクロマト
グラフィーについて述べる。
【0013】カラムクロマトグラフィーの充填剤として
は、ODS(オクタデシルジメチルクロロシランのよう
なオクタデシルシラン類)が好ましい。充填量は特に限
定されないが、チャージする溶剤抽出物に対する重量比
10〜500倍量を充填することが好ましい。溶剤抽出
物をカラムにチャージする際はまずODSに吸着させる
ことが好ましい。このときODSの量は特に限定されな
いが、好ましくは吸着させる溶剤抽出物に対する重量比
0.5〜20倍量のODSを用いてこれに抽出物を吸着
させた後、この抽出物吸着ODSを少量の溶剤に懸濁し
てからカラムにチャージする。溶出溶媒は特に限定され
ないが、好ましくは極性がメタノール:アセトニトリル
=1:1混合溶剤を80%(v/v)含む水溶液からメ
タノールの間にある溶剤を用いる。
【0014】次に、本発明ペプチドの再結晶による精製
について述べる。
【0015】再結晶に用いる溶剤は、本発明ペプチドを
溶かす溶剤であれば特に限定されないが、好ましくはメ
タノール、エタノールなどである。再結晶の方法として
は、当該物質を含有するカラム溶出画分を加熱下で少量
の溶剤に溶かし、得られた溶液を徐々に冷やしてこの物
質を再結晶させてもよいし、当該物質を含有するカラム
溶出画分を当該物質の溶解性の高い溶剤に溶かし、そこ
に当該物質の溶解性の低い液(例えば水)を徐々に加え
てこの物質を再結晶させてもよい。
【0016】本発明創傷治癒物質を製剤化するには、通
常はこれを製剤用担体とともに製剤組成物の形態とす
る。担体としては剤形に応じた薬剤を調製するのに通常
使用される充填剤、崩壊剤、増量剤、結合剤、着色剤、
矯味矯臭剤、pH調整剤、可溶化剤、懸濁化剤、緩衝
剤、安定化剤、保存剤、付質剤、界面活性剤、滑沢剤、
賦形剤、抗酸化剤、分散剤、噴射剤、溶解剤、溶解補助
剤が例示される。また適当な溶剤を選定することによ
り、得られた本発明ペプチドをそのままの形態で液剤と
して使用することもできる。
【0017】本発明創傷治癒物質を用いて製剤化される
創傷治癒剤の投与単位形態としては、上記のごとき液剤
のほか、錠剤、丸剤、飲用液剤、リモナーゼ剤、注入
剤、散剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、エキス剤、細粒剤、
シロップ剤、浸剤、煎剤、点眼剤、トローチ剤、パップ
剤、リニメント剤、ローション剤、エリキシル剤、眼軟
膏剤、硬膏剤、カプセル剤、坐剤、浣腸剤、注射剤(液
剤、懸濁剤など)、貼付剤、軟膏剤、ゼリー剤、パスタ
剤、吸入剤、クリーム剤、スプレー剤、点鼻剤、エアゾ
ール剤などが例示される。
【0018】創傷治癒剤中に含有すべき本発明創傷治癒
物質の量は、特に限定されず広範囲に適宜選択される
が、好ましくは創傷治癒剤中に10-7〜10重量%の範
囲である。
【0019】本発明創傷治癒物質より得られた創傷治癒
剤は、その使用に際し各種形態に応じた方法で投与され
る。たとえば外用剤の場合には、これを皮膚ないしは粘
膜などの所要部位に直接噴霧、貼付または塗布し、錠
剤、丸剤、飲用液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤およびカプ
セル剤の場合には経口投与され、注射剤の場合には静脈
内、筋肉内、皮内、皮下、関節腔内もしくは腹腔内投与
され、坐剤の場合には直腸内投与される。
【0020】本発明創傷治癒物質より得られた創傷治癒
剤の投与量は、使用目的、症状などにより適宜選択され
るが、通常は1日当り本発明創傷治癒物質として10p
g/kg〜10mg/kg程度の範囲である。また上記
製剤組成物を1〜4回/日に分けて投与することももち
ろん差し支えない。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明ペプチドの製造例 実施例1 理化学研究所から入手した放線菌S.ノビリス(JCM
4274)を、酵母エキス0.2%(w/v)添加澱粉
・アンモニウム培地100ml中で40時間振盪培養
(前々培養)し、続いて同培地3リットルに前々培養菌
液60mlを接種し、25時間振盪培養(種培養)し
た。さらに澱粉・アンモニウム培地(蒸留水100ml
中に可溶性澱粉を1g、リン酸水素二カリウムを0.0
5g、塩化アンモニウムを0.05g含む)285リッ
トルに種培養した全量を接種し、約30℃で8日間振盪
培養した。この培養液を遠心分離し、得られた上清液2
50リットルに硫酸アンモニウムを上清1リットル当た
り662g添加し、1時間攪拌した。続いて20,00
0G(流速360−500リットル/時間)で連続的に
遠心分離を行い、約1.2kgの沈殿物を得た。
【0022】上記により得られた沈殿物1.2kgに水
3.6リットルを添加し、80℃で30分間攪拌した。
次に等量の酢酸エチルを添加し、10分間振盪後、全体
を5,000Gで10分間遠心した。酢酸エチル相を分
離後、水相について本操作を数回繰り返し、溶剤抽出物
を得た。
【0023】次に、上記により得られた溶剤抽出物を、
ODS(オクタデシルジメチルクロロシラン)担体25
gに吸着させた。ついで、ODS担体275gを充填し
た径3.2cmのカラム内の上記担体上に上記抽出物吸
着担体をチャージし、ODSカラムを作成した。このO
DSカラムを用いて下記の条件で精製を行なった。溶出
溶剤としてa)メタノール:アセトニトリル:水=7:
7:6を1.5リットル、b)メタノール:アセトニト
リル:水=8:8:4を1.2リットル、c)メタノー
ル:アセトニトリル:水=9:9:2を150ml、
d)メタノール:アセトニトリル:水=19:19:2
を1リットル、e)メタノールを1リットル、この順に
流速10.5ml/分で流した。分画は、溶剤組成を変
更する毎に行い、特にメタノール:アセトニトリル:水
=19:19:2の溶出画分は、適宜フラクションコレ
クターを用いて少量ずつ(2分間ずつ)分画した。各溶
出画分について、ODS−80TM、内径4.6mm×
長さ25.0cmの東ソー社製のカラムを用いたHPL
C(日立社製、ポンプL−6000、L−6200、検
出器L−3000、カラムオープン655A−52)に
おいて、検出波長210nm、カラム温度40℃、流速
1ml/分の条件で、溶離液として水:アセトニトリ
ル:メタノール=6:7:7(0分)〜0:1:1(3
0分)を用いて分析を行った。上記画分のうちリテンシ
ョンタイムが18〜20分のピークを含むもののみを集
め、同一画分とし(100mg)、メタノール−水を用
いて繰り返し再結晶を行い、針状結晶45mgを得た。
【0024】この物質の構造は、種々の機器分析データ
より式[I]であると決定した。
【0025】実施例2 実施例1と同様にして培養を行い、得られた菌体215
g(湿重量)にジクロロメタン2.15リットルを加
え、30分間超音波処理をした後、さらにジクロロメタ
ン8.6リットルを添加し、全体を室温で1時間攪拌し
た。菌体を濾別後、得られた濾液を濃縮乾固した。この
抽出物の乾固物を少量のヘキサンに溶解した後、ヘキサ
ン相をメタノールで3回抽出処理した。ヘキサン不溶物
とメタノール抽出物をメタノールに再溶解した。
【0026】次に、上記により得られた溶剤抽出物を、
ODS担体28gに吸着させた。ついで、ODS担体2
75gを充填した径3.2cmのカラム内の上記担体上
に上記抽出物吸着担体約30gをチャージし、ODSカ
ラムを作成した。このODSカラムを用いて下記の条件
で精製を行なった。溶出溶剤としてa)メタノール:ア
セトニトリル:水=7:7:6を1.5リットル、b)
メタノール:アセトニトリル:水=8:8:4を1.2
リットル、c)メタノール:アセトニトリル:水=9:
9:2を200ml、d)メタノール:アセトニトリ
ル:水=19:19:2を1リットル、e)メタノール
を500ml、この順に流速10.5ml/分で流し
た。分画は、溶剤組成を変更する毎に行い、特にメタノ
ール:アセトニトリル:水=19:19:2の溶出画分
は、適宜フラクションコレクターを用いて少量ずつ(2
分間ずつ)分画した。各溶出画分について、ODS−8
0TM、内径4.6mm×長さ25.0cmの東ソー社
製のカラムを用いたHPLC(日立社製、ポンプL−6
000、L−6200、検出器L−3000、カラムオ
ープン655A−52)において、検出波長210n
m、カラム温度40℃、流速1ml/分の条件で、溶離
液として水:アセトニトリル:メタノール=6:7:7
(0分)〜0:1:1(30分)を用いて分析を行っ
た。上記画分のうちリテンションタイムが18〜20分
のピークを含むもののみを集め、同一画分とし(840
mg)、メタノール−水を用いて繰り返し再結晶を行
い、針状結晶の本発明ペプチド330mgを得た。
【0027】この物質の構造は、実施例1と同様にして
種々の機器分析データより式[I]であると決定した。
【0028】構造分析データ 実施例1および2で得られた物質の機器分析データを以
下に示す。
【0029】1.MS ・ESI−MS:m/z=913.6(M+H−H
2 O)+ ,931.6(M+H)+ ,953.6(M+
Na)+ ・HRFAB−MS Found : m/z=913.5079(M+H−H2
O)+ ,m/z=913,953,931(913がメ
イン,931は非常に小さい) Calcd for : C45698 12 m/z=913.5053
【0030】
【0031】3.アミノ酸分析 加水分解物としてD−セリン、L−アラニンおよびD−
N−メチル−フェニルアラニンが認められた。
【0032】4.組成式 質量分析と後述するNMRのデータから新規ペプチドの
組成式はC4570813であることが分かった。
【0033】5.NMR a)部分構造Aについて HMBCスペクトル測定の結果、アラニン(Ala)の
カルボニル炭素(173.6ppm)とN−CH3 −フ
ェニルアラニン(Phe)のCH3 (3.04ppm)
とにロングレンジの相関が観測されたことにより、Aの
部分構造が推定された。
【0034】b)部分構造B、Cについて1 H− 1H COSY,HOHAHA から同様のスピン系を持つ2
つの成分が推定された。
【0035】 i) NH(4.38ppm) CH2 (46.1 , 2.89 , 3.15ppm ) CH2 (21.3 , 1.45 , 1.63ppm ) CH2 (24.2 , 1.93 , 2.25ppm ) CH(51.7 , 4.90ppm) ii) NH(3.93ppm ) CH2 (47.9 , 2.56 , 3.30ppm ) CH2 (21.5 , 1.55 , 1.66ppm ) CH2 (24.4 , 1.67 , 2.58ppm ) CH(52.5 , 5.18ppm)
【0036】両者の13Cシフトはよく一致しているので
同じ構造のもの(残基)と考えられる。さらに、CH2
プロトンが非等価であることから環状構造と推定でき
る。
【0037】このシフトはモナマイシン(Monamycin )
に含まれれるPiperazic acid(Pip)のものに合うことか
ら、この成分はPip(部分構造Bの左の部分と部分構
造C)と推定された。
【0038】 α β γ δ Pip1) 49.8 24.1 21.0 47.0 (CDCl3 溶液) 実測値 52-53 24-25 21 46-48 (CDCl3 溶液)
【0039】また、セリン(Ser)の6.40ppm
のNHとPipの168.9ppmのカルボニルの間に
ロングレンジが観測されたことにより、部分構造Bが推
定された。
【0040】1) C.H.Hassall, W.A.Thomas, M.C.Mosch
idis,J.Chem.Soc.,Perkin Trans.I, 1977, 2371(1977)
【0041】c)部分構造Dについて1 H− 1Hスピン結合から(CH3 2 −CH−CH−
CH−NH−なる部分構造が導かれ、ロングレンジの 1
H−13C結合によりこの部分構造が確認され、また、1
70.6ppmのカルボニルと4.88ppmのCHと
のスピン結合から、β−OH−ロイシン(Leu)の構
造がわかり、5.46ppmのCHからβ−OH−Le
uがそのβ位でエステル結合していることが推定され
た。
【0042】1H− 1Hスピン結合、ロングレンジの 1
H−13C結合およびNOE(NuclearOverhauser Effect)
の測定結果より、部分構造Dの側鎖部(左)の部分構
造がわかった。
【0043】ロングレンジの 1H−13C結合から、β−
OH−Leuの4.88ppmのCHおよび8.34p
pmのNHと側鎖部の177ppmのカルボニルとにロ
ングレンジの相関が観測されたことにより部分構造Dが
推定された。
【0044】d)新規ペプチドの化学構造について ロングレンジの 1H−13C結合から、Serの170.
2ppmのカルボニルとβ−OH−Leuの5.46p
pmのCHとにロングレンジ相関が観測されたことによ
り、部分構造Bと部分構造DがSerとβ−OH−Le
uの間でエステル結合していることがわかった。また、
β−OH−Leuの5.46ppmのCHとPip(部
分構造C)の4.38ppmのNH、β−OH−Leu
の8.34ppmのNHとPip(部分構造C)の2.
89ppmのCH2 ,4.90ppmのCHとにNOE
が観測されたことから、部分構造Cがβ−OH−Leu
の170.6ppmのカルボニル基に結合していること
がわかった。残る部分構造Aの結合方法は一通りであ
り、新規ペプチドの化学構造を決定した。
【0045】また、Serの6.40ppmとNHとN
−CH3 −Pheの3.04ppmのCH3 の間にもN
OEが観測されていることから、上記構造が正しいこと
が示唆されている。
【0046】e)NMRの測定結果は下記の通りであ
る。
【0047】表1と表2は13Cシフトと炭素タイプ、お
よび直接結合する 1Hを示し、表3〜表5は 1Hシフ
ト、スピン結合する 1H、13C、およびロングレンジ結
合する 13Cを示し、表6と表7はNOE測定結果を示
し、表8〜表11は13Cおよび 1Hの帰属を示す。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】
【表5】
【0053】
【表6】
【0054】
【表7】
【0055】
【表8】
【0056】
【表9】
【0057】
【表10】
【0058】
【表11】
【0059】
【化4】
【0060】
【化5】
【0061】
【化6】
【0062】
【化7】
【0063】
【化8】
【0064】
【化9】
【0065】製剤の調製例 製剤例1(軟膏剤) 本発明ペプチド 1mg プラスチベース(大正製薬社製) 1g 本発明ペプチド1mgを乳鉢を用いて細かく粉砕した
後、プラスチベース1gを添加し、これらを乳鉢上でよ
く混合して、軟膏剤を調製した。
【0066】製剤例2(軟膏剤) 本発明ペプチド 0.2mg メタノール 12.5μl プラスチベース(大正製薬社製) 1g 本発明ペプチド0.8mgをメタノール50μlに溶解
した後、得られた本発明ペプチド含有メタノールのうち
12.5μlを乳鉢上でプラスチベース1gとよく混合
して軟膏剤を調製した。
【0067】製剤例3(液剤) 本発明ペプチド 0.5mg DMSO 0.1ml 5重量%アラビアゴム水溶液 1.9ml 本発明ペプチド0.5mgにDMSO 0.1mlを添
加して前者を溶解させた後、得られた本発明ペプチド含
有DMSO溶液0.1mlを少量ずつ攪拌しながら5重
量%アラビアゴム溶液1.9mlに添加し、均一に懸濁
した液剤を調製した。
【0068】製剤例4(液剤) 本発明ペプチド 0.5mg 生理食塩水 2ml 本発明ペプチド0.5mgに少量の生理食塩水を添加
し、超音波を用いて均一な懸濁液にした後、生理食塩水
を添加して溶液量を2mlとし、液剤を調製した。
【0069】製剤例5(液剤) 本発明ペプチド 25mg エタノール 2.5ml ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60 1g 生理食塩水 96.5ml 本発明ペプチド25mgをエタノール2.5mlに溶解
した後、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60を1gを
加えた。得られた溶液を少量ずつ攪拌しながら生理食塩
水96.5mlに添加し、液剤を調製した。
【0070】製剤例6(液剤) 本発明ペプチド 10mg マクロゴール400 50ml 生理食塩水 適量 本発明ペプチド10mgをマクロゴール50mlに溶解
した後、これに生理食塩水を加えて100mlにし、液
剤を調製した。
【0071】薬理試験 試験例1 肉芽増殖作用 本発明ペプチドを、最終濃度がそれぞれ5μg/ml、
50μg/ml、500μg/mlおよび5000μg
/mlになるようにメタノールに溶解した。各濃度のメ
タノール溶液の20μl(本発明ペプチド0.1μg/
ディスク〜100μg/ディスク)を直径8mmのペー
パーディスク(アドバンテック社製の抗生物質検定用濾
紙)に2回に分けて染み込ませた後、風乾によりメタノ
ールを除去した。
【0072】被験動物としては体重120〜200gの
ウイスター雄性ラットを用いた。
【0073】ラットをエーテル麻酔下で剃毛し、背部正
中線に沿ってメスで約3cmの切創部を作成した。作成
した切創部より上記ペーパーディスクを皮下に埋め込ん
だ後、切創部を縫合した。1週間後、ラットをエーテル
麻酔下にて安楽死させ、皮下からペーパーディスクを取
り出し、形成された肉芽の湿重量を測定した。コントロ
ールとしては、本発明ペプチドを含まないメタノール2
0μlをペーパーディスクに染み込ませついで風乾した
ものを用いた。
【0074】また、対照薬としてソルコセリル注射液
(大鵬薬品社製)25μl(ソリコセリル1mg/ディ
スク)をペーパーディスクに染み込ませたものを用い、
その他の点は、上記と同様に操作した。なお、コントロ
ールとしては、生理食塩液25μlをペーパーディスク
に染み込ませたものを用いた。
【0075】本試験はそれぞれ5匹のラットを用いて行
い、肉芽湿重量はこれらラットについて得られた値の平
均値を取った。
【0076】この試験結果を図1に示す。
【0077】図1から判るように、本発明ペプチド1μ
g/ディスク以上を含有するディスクを埋め込んだ群で
は、コントロール群に比べて明らかに肉芽湿重量が増加
し、ソルコセリル投与群に比べても肉芽湿重量の著しい
増加が認められた。したがって、本発明ペプチドは細胞
増殖作用を有し、その作用は本発明ペプチド1μg/デ
ィスクでソルコセリル1mg/ディスクを上回るもので
あることが認められる。
【0078】試験例2 ラット切創モデルに対する作用 本発明ペプチドを最終濃度が5μg/ml、20μg/
mlおよび50μg/mlになるように生理食塩液に懸
濁し、本発明ペプチドの供試液を調製した。
【0079】被験動物としては体重250〜300gの
ウイスター雄性ラットを用いた。
【0080】ラットをエーテル麻酔下で剃毛し、背部正
中線に垂直な方向にメスで3cmの切創部を作成した。
この切創部を等間隔で3ケ所で縫合し、3時間後に上記
供試液0.5ml(本発明ペプチド2.5μg/創、1
0μg/創および25μg/創)を切創部周辺に皮下投
与した。切創翌日より3日間、用時調製した供試液0.
5ml(本発明ペプチド2.5μg/創、10μg/創
および25μg/創)を1日1回切創部皮下に投与し
た。切創4日後にラットをエーテル麻酔下にて安楽死さ
せ、抜糸後、切創中央部2cmを含む短冊状の皮膚切片
を切り取った。皮膚切片の結合組織を除去した後、レオ
メーターを用いて切創部の耐創張力(g/cm)を測定
した。
【0081】コントロールとしては、生理食塩液を用い
た。
【0082】また、対照薬としては、ソルコセリル注射
液0.5ml(ソルコセリル20mg/創)(大鵬薬品
社製)を用いた。
【0083】本試験はそれぞれ15匹のラットを用いて
行い、耐創張力(g/cm)はこれらラットについて得
られた値の平均値を取った。
【0084】この試験結果を図2に示す。
【0085】図2から判るように、本発明ペプチドを投
与した群では、コントロール群に比べ、明らかに耐創張
力が増加し、また、対照薬のソルコセリル注射液よりも
さらに耐創張力が増加した。すなわち、本発明ペプチド
は、ソルコセリル注射液よりも強力な創傷治癒促進効果
を示すことが認められた。
【0086】試験例3 ラット皮膚欠損モデルに対する
作用 本発明ペプチドと軟膏基剤(大正製薬社製のプラスチベ
ース)を混合し、本発明ペプチドを0.02%含む軟膏
を作成した。
【0087】被験動物としては体重250〜300gの
ウイスター雄性ラットを用いた。
【0088】欠損作成2日前から3日間、デキサメサゾ
ン(1mg/kg)を腹腔投与したラットをエーテル麻
酔下で剃毛し、横臥させて引っ張り、ポンチ(内径16
mm)を用いて背部の正中線に対照の部位に皮膚欠損部
を作成した。用時調製した軟膏50mg(本発明ペプチ
ド10μg含有)を塗布した滅菌濾紙(25×25m
m)を皮膚欠損部あたり1枚貼付し、上からテガダーム
(3M、ドレッシング材)で覆い、さらに粘着性伸縮包
帯で覆い固定した。軟膏の投与は、1日1回治癒するま
で毎日行った。創傷治癒効果は、ノギスを用いて欠損部
の短径、長径を測定し、欠損部を楕円とみなして欠損部
の面積(短径×長径×3.14÷4)を求め、初期の
(0日目)欠損部面積に対する、測定日の欠損部面積の
割合(これを、面積率という)を求めることにより評価
した。
【0089】コントロールとしては、軟膏基剤(大正製
薬社製のプラスチベース)を用い、その他の点は上記操
作と同様に行った。
【0090】また、対照薬としては、オルセノン軟膏5
0mg(トコレチナート125μg/欠損創)(日本レ
ダリー社製)を用いた。
【0091】本試験はそれぞれ7匹のラットを用いて行
い、欠損部面積はこれらラットについて得られた計14
ケ所の欠損部の面積の平均値を取った。この試験の面積
率の経時変化および治癒日数を図3、図4および表12
に示す。
【0092】
【表12】
【0093】図3、図4および表12から判るように、
本発明ペプチドを投与した群では、コントロール群に比
べて有意な欠損部面積縮小効果および平均治癒日数短縮
が認められた。また、本発明ペプチドを投与した群で
は、対照薬のオルセノン軟膏に比べても顕著な欠損部面
積縮小効果および平均治癒日数の短縮が認められた。こ
のように、本発明ペプチドは、顕著な創傷治癒促進効果
を示すことが認められた。
【0094】試験例4 糖尿病マウス皮膚欠損モデルに
対する作用 本発明ペプチドを最終濃度が50μg/mlになるよう
に生理食塩液に懸濁し、本発明ペプチドの供試液を調製
した。
【0095】被験動物としては体重30〜45gの雌性
糖尿病マウス(db/db)を用いた。
【0096】欠損作成3日前に剃毛したマウスをエーテ
ル麻酔下で背部正中線を中心に肩甲部にまたがる直径1
6mmの欠損部を眼科用ハサミを用いて作成した。供試
液20μl(本発明ペプチド1μg)を創面(2c
2 )に滴下し、上からポリウレタンフィルム材(ジョ
ンソン社製、商品名 バイオクーシブ)で覆った。投与
は、欠損作成日を0日目として、0、2、4日目に1日
1回ずつ行った。創傷治癒効果は、ノギスを用いて欠損
部の短径、長径を測定し、欠損部を楕円とみなして欠損
部の面積(短径×長径×3.14÷4)を求め、初期の
(0日目)欠損部面積に対する、測定日の欠損部面積の
割合(これを、面積率という)を求めることにより評価
した。
【0097】コントロールとしては、生理食塩液のみを
用い、その他の点は上記操作と同様に行った。
【0098】また、対照薬としては、塩基性線維芽細胞
増殖因子(b−FGF)(Progen社製)を10μ
g/mlになるように生理食塩液に溶解して用い、その
他の点は上記操作と同様に行った。
【0099】本試験はそれぞれ5頭のマウスを用いて行
い、欠損部面積はこれらのマウスについて得られた欠損
部面積の平均値を取った。この試験の面積率の経時変化
を図5に、および欠損作成14日目の面積率を表13に
示す。
【0100】
【表13】
【0101】図5および表13から判るように、本発明
ペプチドを投与した群では、コントロール群に比べて欠
損作成14日目の面積率が約半分まで縮小した。また、
本発明ペプチドを投与した群では、対照薬のb−FGF
とほぼ同等の欠損部面積縮小効果を示した。このよう
に、本発明ペプチドは、顕著な創傷治癒促進効果を示す
ことが認められた。
【0102】試験例5 毒性試験 次の方法でラットに対する本発明ペプチドの毒性を調べ
た。まず、本発明ペプチドを、5重量%アラビアゴム水
溶液にジメチルスルホキサイドを5重量%添加して成る
溶液に懸濁し、供試液とした。被験動物としては体重1
20g〜200gのウイスター雄性ラットを用いた。
【0103】上記供試液をラットに皮下投与し、死亡状
況を確認した。その結果、20mg/kg投与でも死亡
しなかった。
【0104】
【発明の効果】本発明によれば、顕著な創傷治癒効果を
示す新規創傷治癒物質およびこれを含む新規創傷治癒剤
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明ペプチド、コントロールおよび対照薬の
濃度と肉芽湿重量との関係を示すグラフである。
【図2】本発明ペプチド、コントロールおよび対照薬の
濃度と耐創張力との関係を示すグラフである。
【図3】本発明ペプチド含有軟膏剤およびコントロール
軟膏についての欠損作成日からの日数と面積率との関係
を示すグラフである。
【図4】本発明ペプチド含有軟膏剤および対照薬軟膏に
ついての欠損作成日からの日数と面積率との関係を示す
グラフである。
【図5】本発明ペプチド含有剤およびコントロールにつ
いての欠損作成日からの日数と面積率との関係を示すグ
ラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C12R 1:465) (72)発明者 稲垣 孝司 大阪府三島郡島本町百山2−1 積水化 学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−25053(JP,A) 特開 平6−172194(JP,A) 特開 平6−247863(JP,A) 特開 平6−305975(JP,A) 特開 平6−305974(JP,A) Japanese Journal of Pharmacology (1994)Vol.64,SUPPL 1, p.95P,O−49 Japanese Journal of Pharmacology (1995)Vol.67,SUPPL 1, p.282P,P3−143 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 38/00 A61P 43/00 107 C12P 21/00 - 21/02 CA(STN) REGISTRY(STN) BIOSIS(DIALOG) WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 で示されるペプチドを有効成分として含む創傷治癒剤
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