JP3148966U - 段ボール箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】内容物を箱詰めた後、重合フラップ片で閉蓋すると、二度と開蓋する虞のない段ボール箱を提供する。【解決手段】箱本体5を構成するための前面壁1,左側面壁2,後面壁3,右側面壁4の4つの面壁を折り曲げ可能に連設するとともに、上側フラップ蓋A及び下側フラップ蓋Bを折畳み可能に設け、上側フラップ蓋Aは、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線を介して連設される2つの重合フラップ片A1,A3と、箱本体5の左側面壁2及び右側面壁4に折目線を介して連設される内折フラップ片A2,A4を設け、重合フラップ片A1の幅方向の両側縁部には一対の係止孔12を設け、内折フラップ片A2,A4には係止フラップ10,11を設け、この係止フラップ10,11には重合フラップ片A1の係止孔12に挿入したとき抜け止め係止される係止部10b,11bを設けたことを特徴とする。【選択図】 図1
Description
本考案は、例えば、機密文書等を収容し、閉蓋することにより、その蓋が二度と開かないようにした段ボール箱に関する。
例えば、機密文書等を収容する段ボール箱は、特許文献1等で知られている。一般的な段ボール箱は、図7及び図8に示すように、折畳み可能な箱本体5を備え、この箱本体5に上下端開口部を閉塞するフラップ蓋A,Bが設けられている。
このフラップ蓋A,Bのうち、上側フラップ蓋Aは、箱本体5の左側面壁2及び右側面壁4に折目線を介して連設される短寸方形状の内折フラップ片A2,A4と、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線を介して連設される長寸方形状の重合フラップ片A1,A3との4枚フラップ片で構成されている。
さらに、一方の重合フラップ片A1の先端部には折目線を介して挿入片13が設けられ、他方の重合フラップ片A3と後面壁3と結合部には折目線に沿って挿入孔14が設けられている。そして、一方の重合フラップ片A1を他方の重合フラップ片A3に重ねた状態で、挿入片13を挿入孔14に挿入して閉蓋するようになっている。
すなわち、上側フラップ蓋Aは内容物(機密文書等)が満杯となった場合は、最後の蓋閉じ時作業として、内折フラップ片A2,A4を内方に折り曲げ、その外側に重合フラップ片A1,A3を折曲重合させて閉蓋される。
実用新案登録第3107170号公報
しかし、図7及び図8に示す従来の段ボール箱の重合フラップ片A1は、一方の重合フラップ片A1を他方の重合フラップ片A3に重ねた状態で、挿入片13を挿入孔14に挿入して閉蓋するだけである。したがって、重合フラップ片A1を閉蓋した状態であっても、重合フラップ片A1と左側面壁2及び右側面壁4の上端縁部との間に隙間Gができてしまい、隙間Gから内部の機密文書等の一部が露出してしまうという問題がある。このため、輸送、取り扱い時に開蓋してしまう虞があり、最終的に重合フラップ片A1と左側面壁2及び右側面壁4を粘着テープ等で閉塞する必要がある。
本考案は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、内容物を箱詰めた後、重合フラップ片で閉蓋すると、係止孔に係止部が係止してロック状態となり、二度と開蓋する虞のない段ボール箱を提供することにある。
本考案の請求項1は、箱本体5を構成するための前面壁1,左側面壁2,後面壁3,右側面壁4の4つの面壁を折り曲げ可能に連設し、さらに前記4つの各面壁の上下には開閉可能な上側フラップ蓋A及び下側フラップ蓋Bを折畳み可能に設け、
前記上側フラップ蓋Aは、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線i,kを介して連設される2つの重合フラップ片A1,A3と、箱本体5の左側面壁2及び右側面壁4に折目線j,lを介して連設される内折フラップ片A2,A4との、合計4枚のフラップ片で構成し、
前記一方の重合フラップ片A1の幅方向の両側縁部には一対の係止孔12を設けるとともに先端部に挿入片13を設け、他方の重合フラップ片A3の折目線kには前記挿入片13が挿入される挿入孔14を設け、
前記内折フラップ片A2,A4には、その折目線j,lを基端部とする係止フラップ10,11を設け、この係止フラップ10,11には前記重合フラップ片A1の係止孔12に挿入したとき抜け止め係止される係止部10b,11bを設けたことを特徴とする段ボール箱にある。
前記上側フラップ蓋Aは、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線i,kを介して連設される2つの重合フラップ片A1,A3と、箱本体5の左側面壁2及び右側面壁4に折目線j,lを介して連設される内折フラップ片A2,A4との、合計4枚のフラップ片で構成し、
前記一方の重合フラップ片A1の幅方向の両側縁部には一対の係止孔12を設けるとともに先端部に挿入片13を設け、他方の重合フラップ片A3の折目線kには前記挿入片13が挿入される挿入孔14を設け、
前記内折フラップ片A2,A4には、その折目線j,lを基端部とする係止フラップ10,11を設け、この係止フラップ10,11には前記重合フラップ片A1の係止孔12に挿入したとき抜け止め係止される係止部10b,11bを設けたことを特徴とする段ボール箱にある。
請求項2は、請求項1の前記内折フラップ片A2、A4の係止部10b,11bは、両側部に前記重合フラップ片A1の係止孔12の両端部に抜け止め係止される係止爪10a、11aを有することを特徴とする。
請求項3は、請求項1の前記重合フラップ片A1の係止孔12は、該重合フラップ片A1の両側外方に向かって突出する円弧状であることを特徴とする。
本考案の構成によれば、段ボール箱の上側フラップ蓋の重合フラップ片で閉蓋すると、係止フラップが係止孔に係止して二度と開蓋できない状態にロックされる。したがって、内部に機密文書等を収容して溶解処理する場合においても、輸送中や取り扱い時に開蓋の虞はなく、また係止フラップを係止孔に挿入するだけで簡単に係止されるという効果がある。
以下、本考案の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1〜図4に示すように、段ボール箱は、前面壁1と左側面壁2と後面壁3と右側面壁4とを縦方向の折目線a,b,cを介して連設し、前面壁1に折目線dを介して連設される糊付片1aを右側面壁4の遊端側内面糊付部4aに接着した構成の菱形扁平に折畳み可能な箱本体5を備え、この箱本体5に該箱本体の上下端開口部を閉塞するフラップ蓋A,Bを設けている。
図1〜図4に示すように、段ボール箱は、前面壁1と左側面壁2と後面壁3と右側面壁4とを縦方向の折目線a,b,cを介して連設し、前面壁1に折目線dを介して連設される糊付片1aを右側面壁4の遊端側内面糊付部4aに接着した構成の菱形扁平に折畳み可能な箱本体5を備え、この箱本体5に該箱本体の上下端開口部を閉塞するフラップ蓋A,Bを設けている。
この上下フラップ蓋A,Bの一方のフラップ蓋の下側のフラップ蓋Bは、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線e,gを介して連設される掛合フラップ片6,7と、左側面壁2及び右側面壁4に折目線f,hを介して連設される貼着フラップ片8,9との4枚のフラップ片で構成されている。一方の掛合フラップ片7の側面壁側7dは、折目線gの左端から先端中央部に向けて滑らかな円弧状に形成されている。
前記掛合フラップ片6と掛合フラップ片7には、その先端縁中央部に位置して互いに掛合可能なフラップ片掛止め用の切欠部6a(6A),7a(7A)が設けられている。この切欠き部は、この掛合フラップ片6,7の先端縁からほぼ直角に内側に切り込んだ状態の直状切り線rと、この直状切り線rの内側先端から、掛合フラップ片6,7の外側先端縁に向けて約45度の角度を開けて設けた傾斜切り線tで画定されるレ字形の切欠部6A、7Aで、その外形はほぼ直角三角形である。
掛合フラップ片6,7には、折目線e,gの一端とフラップ片6,7の一側縁6b,7bの基端とがなす各コーナー部Pと、掛合フラップ片6,7の先端手前まであるレ形状切欠部6A,7Aの頂部との間に傾斜折目線m,nが前記フラップ片の折目線e,gに対してほぼ45度の傾斜角度で設けられている。
この傾斜折目線m、nとフラップ片一側縁6b,7bとで挟まれた領域、つまり傾斜折目線m,nと、フラップ片一側縁6b,7bと、傾斜折目線m,nの先端から掛合フラップ片一側縁6,7の延長線方向に向けた線で囲まれた部分は貼着舌片部6c,7cとなっている。この貼着舌片部6c,7cの内面には左右両側の面壁と連なっている貼着フラップ8,9の外面部が接着される。
また、掛合フラップ片6,7に設けたレ字状の切欠部6a(6A),7a(7A)を互いに対向する粘着フラップ8,9の先端部に掛合して、左側面壁2及び右側面壁4が、前面壁1及び後面壁3に対してほぼ直角に箱組できる位置関係をもって接着して段ボール箱を構成するようにするものである。
前記掛合フラップ片6の切欠部6aと前記掛合フラップ片7の切欠部7aを、掛合フラップ片6,7の先端縁からほぼ直角に切込んだ直状切り線r(ほぼ4cm位の切込み深さを有する)と掛合フラップ片6,7の先端縁から直状切り線rの内端に達するようにほぼ45度の傾斜角度で切込んだ傾斜切り線tとで画定されるレ形状切欠部6A,7Aで形成する。
掛合フラップ片6,7のレ形状切欠部6A,7Aはフラップ蓋Bを閉じると互いに掛合する。さらに、掛合フラップ片6,7には、レ形状切欠部6A,7Aの直状切り線r側の角部がせり上がり抑止片16,17が形成されている。
つまり、掛合フラップ片6,7の前記傾斜折目線m,nの延長線m´,n´と、前記直状切り線rと、掛合フラップ片6,7の端縁とで囲まれる部分がせり上がり抑止片16,17に形成されている。
なお、掛合フラップ片6,7の幅寸法が大きくなった場合、せり上がり抑止片16,17を画定する一辺は傾斜折目線m,nの延長線m´,n´からずれてくる。したがって、その場合、せり上がり抑止片16,17は直状切り線rと、掛合フラップ片6,7の端縁とで囲まれる部分となる。
このように、掛合フラップ片6,7にレ形状切欠部6A,7Aを形成し、レ形状切欠部6A,7Aの直状切り線r側の角部をせり上がり抑止片16,17としたものである。そのため、掛合フラップ片6,7の互いのレ形状切欠部6A,7Aを掛合させたとき、せり上がり抑止片16,17はそれぞれの掛合相手の掛合フラップ6,7の内面に掛合することになる。
これによって、せり上がり抑止片16,17は、フラップ蓋Bを内方へ押込んだときに、それぞれ相手側の掛合フラップ片6,7に掛合してフラップ蓋Bの開蓋を阻止する閉蓋ストッパとして作用するように構成されている。
また、一方のフラップ片7の側面壁側7を、折目線gから先端中央部に向けて滑らかな円弧状に形成している点においても特徴を有するものである。これによってフラップ片の組立てを迅速に行うことができるものである。
次に、上側のフラップ蓋Aについて説明すると、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線i,kを介して連設される箱本体5の左側面壁2及び右側面壁4に折目線j,lを介して連設される短寸方形状の内折フラップ片A2,A4と、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線i,kを介して連設される長寸方形状の重合フラップ片A1,A3との4枚のフラップ片で構成されている。
内折フラップ片A2,A4について説明すると、先端部は内折り時に隣接する重合フラップ片A3と干渉しないように円弧状部2a,4aが形成されている。さらに、内折フラップ片A2,A4の幅方向の中央部には折目線j,lを基端部とする係止フラップ10,11が切込みによって形成されている。係止フラップ10,11は基端部より先端部が幅広く形成されたほぼT字形状で、両肩部に抜け止め用の係止爪10a、11aを有する係止部10b,11bが設けられている。さらに、係止フラップ10,11は基端部には係止部10b,11bを後述する係止孔12に挿入しやすくするように横方向に折目線sが設けられている。
次に、一方の重合フラップ片A1について説明すると、重合フラップ片A1は内折フラップ片A2,A4の幅と同一長さに形成され、中間部には折目線iと平行に折目線uが設けられている。さらに、重合フラップ片A1の両側縁部には折目線iを中間として重合フラップ片A1の長さ方向に延長する一対の係止孔12が設けられている。この係止孔12は内折フラップ片A2,A4の係止部10b,11bが挿入しやすいように円弧状に形成され、その幅長は係止部10b,11bの幅長とほぼ同一で、係止爪10a、11aが係止孔12の両端縁部に係止して抜け止めされるようになっている。すなわち、係止部10b,11bを係止孔12にいったん挿入すると、係止爪10a、11aが係止孔12の両端縁部に係止して係止部10b,11bが抜けないようになっている。
さらに、一方の重合フラップ片A1の先端部には折目線vを介して挿入片13が設けられ、他方の重合フラップ片A3と後面壁3と結合部には折目線kに沿って挿入孔14が設けられている。そして、一方の重合フラップ片A1を他方の重合フラップ片A3に重ねた状態で、挿入片13を挿入孔14に挿入できるようになっている。
次に、段ボール箱に例えば機密文書等の書類を収納した後、上側のフラップ蓋Aを閉蓋する手順について説明する。図5に示すように、まず、重合フラップ片A3を折目線kから箱本体5の内側に折り込むとともに、内折フラップ片A2,A4を折目線j,lから箱本体5の内側に折り込むと、係止フラップ10,11は左側面壁2及び右側面壁4の面延長方向に起立する。
次に、重合フラップ片A1を折目線iから箱本体5の開口を塞ぐように内側に折り込み、挿入片13を挿入孔14に挿入すると、重合フラップ片A1は重合フラップ片A3及び内折フラップ片A2,A4の上面に重なる。次に、係止フラップ10,11を折目線j,lを支点として重合フラップ片A1の上面に重ねる。さらに、係止フラップ10,11を折目線sを支点として下側に折りながら係止部10b,11bを係止孔12に挿入する。
係止部10b,11bが係止孔12に挿入されると、図6に示すように、係止爪10a、11aが係止孔12の両端縁部に係止して係止部10b,11bが抜けない状態となり、重合フラップ片A1は左側面壁2と後面壁3と右側面壁4の上端縁部に隙間なく密着し、粘着テープ等を用いることなく、段ボール箱は上側のフラップ蓋Aを閉蓋される。つまり、重合フラップ片A1をいったん閉蓋すると、二度と開蓋できない状態にロックされる。
したがって、例えば機密文書等の書類を収納した段ボール箱が輸送、取り扱い時に開蓋することはなく、段ボール箱とともに機密文書等の書類を溶解処理することができる。
なお、本考案は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せを行っても良い。
1…前面壁、2…左側面壁、3…後面壁、4…右側面壁、5…箱本体、A,B…上下のフラップ蓋、10、11…係止フラップ、10a,11a…係止爪、10b,11b…係止部、12…係止孔、13…挿入片、14…挿入孔
Claims (3)
- 箱本体5を構成するための前面壁1,左側面壁2,後面壁3,右側面壁4の4つの面壁を折り曲げ可能に連設し、さらに前記4つの各面壁の上下には開閉可能な上側フラップ蓋A及び下側フラップ蓋Bを折畳み可能に設け、
前記上側フラップ蓋Aは、箱本体5の前面壁1及び後面壁3に折目線i,kを介して連設される2つの重合フラップ片A1,A3と、箱本体5の左側面壁2及び右側面壁4に折目線j,lを介して連設される内折フラップ片A2,A4との、合計4枚のフラップ片で構成し、
前記一方の重合フラップ片A1の幅方向の両側縁部には一対の係止孔12を設けるとともに先端部に挿入片13を設け、他方の重合フラップ片A3の折目線kには前記挿入片13が挿入される挿入孔14を設け、
前記内折フラップ片A2,A4には、その折目線j,lを基端部とする係止フラップ10,11を設け、この係止フラップ10,11には前記重合フラップ片A1の係止孔12に挿入したとき抜け止め係止される係止部10b,11bを設けたことを特徴とする段ボール箱。 - 前記内折フラップ片A2、A4の係止部10b,11bは、両側部に前記重合フラップ片A1の係止孔12の両端部に抜け止め係止される係止爪10a、11aを有することを特徴とする請求項1記載の段ボール箱。
- 前記重合フラップ片A1の係止孔12は、該重合フラップ片A1の両側外方に向かって突出する円弧状であることを特徴とする請求項1記載の段ボール箱。
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| JP2014001010A (ja) * | 2012-05-24 | 2014-01-09 | Mitsubishi Electric Corp | 包装箱および換気扇 |
| CN108438415A (zh) * | 2018-03-26 | 2018-08-24 | 浙江新振印刷科技有限公司 | 新型一体扣合式异形盒 |
| IT202300009519A1 (it) * | 2023-05-12 | 2024-11-12 | Valtenna Srl | Box in materiale cartaceo e/o plastico con chiusura di tipo migliorato |
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