JP3149087B2 - 内装材用の積層体 - Google Patents
内装材用の積層体Info
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シート,カーペッ
ト,ソファーなどの内装材に使用される軟質ポリウレタ
ンフォームと表皮材および/または裏地材との積層体に
関するものである。
ト,ソファーなどの内装材に使用される軟質ポリウレタ
ンフォームと表皮材および/または裏地材との積層体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来例えば車両用シートカバー用材料と
して軟質ポリウレタンフォームを、表皮材,裏地材と積
層する場合、 ア.フレームラミネート、 イ.液状の接着剤を用いる、いわゆる糊ラミ、 ウ.ホットメルトフィルムやホットメルト樹脂を加熱溶
融し塗工する方法、 エ.特開平3−247446号公報記載の粉末状ホット
メルト接着剤を使用する方法も用いられる。
して軟質ポリウレタンフォームを、表皮材,裏地材と積
層する場合、 ア.フレームラミネート、 イ.液状の接着剤を用いる、いわゆる糊ラミ、 ウ.ホットメルトフィルムやホットメルト樹脂を加熱溶
融し塗工する方法、 エ.特開平3−247446号公報記載の粉末状ホット
メルト接着剤を使用する方法も用いられる。
【0003】
ア.の従来技術は、高速かつ連続的に積層しうるという
特徴を有するが、皮革や裁断,打ち抜きされた布地等非
連続な表皮材,裏地材を貼り合せることができない。
イ.の従来技術は、接着剤層の硬さにより表面材の風合
いが損なわれる。また、接着剤の塗工量が多いと、接着
剤層によって通気性が損なわれる。さらに、皮革や裁
断,打ち抜きした布地など非連続な表皮材,裏地材との
貼り合せは能率が悪く、皺等も入りやすい。ウ.の従来
技術は、ポリウレタンフォームにホットメルトフィルム
やホットメルト樹脂を用いてオンラインで連続的に表皮
材や裏地材を積層することも、オフラインで再加熱し皮
革や裁断,打ち抜きした布地などの非連続な表皮材,裏
地材を貼り合せることもできる。しかしながら、ホット
メルト接着剤層によって表面材の風合いや通気性が損な
われるという問題がある。さらに、エ.の従来方法は、
上記諸問題を解決するための発明であって、粒子径30
0〜500μmの粉末状ホットメルト接着剤を使用する
方法であり軟質ポリウレタンフォームと布地や皮革など
通気性を有する表皮材,裏地材とオンラインまたはオフ
ラインにて貼り合せ通気性を保持し、風合い良好でかつ
表皮材側から触った際、ホットメルト接着剤粒子の存在
を感じさせない積層材料の製造が可能となった。ところ
が、本発明によっても、特に表皮材として比較的薄手で
柔軟性の高い布地や皮革を用いた場合表皮材側から触っ
た際ホットメルト接着剤粒子の存在を感じたり、光線に
よって微妙な陰影が発現することが判明した。これは特
に自動車用内装材のように微妙な風合いや外観を重視す
る用途では、対策すべき問題である。
特徴を有するが、皮革や裁断,打ち抜きされた布地等非
連続な表皮材,裏地材を貼り合せることができない。
イ.の従来技術は、接着剤層の硬さにより表面材の風合
いが損なわれる。また、接着剤の塗工量が多いと、接着
剤層によって通気性が損なわれる。さらに、皮革や裁
断,打ち抜きした布地など非連続な表皮材,裏地材との
貼り合せは能率が悪く、皺等も入りやすい。ウ.の従来
技術は、ポリウレタンフォームにホットメルトフィルム
やホットメルト樹脂を用いてオンラインで連続的に表皮
材や裏地材を積層することも、オフラインで再加熱し皮
革や裁断,打ち抜きした布地などの非連続な表皮材,裏
地材を貼り合せることもできる。しかしながら、ホット
メルト接着剤層によって表面材の風合いや通気性が損な
われるという問題がある。さらに、エ.の従来方法は、
上記諸問題を解決するための発明であって、粒子径30
0〜500μmの粉末状ホットメルト接着剤を使用する
方法であり軟質ポリウレタンフォームと布地や皮革など
通気性を有する表皮材,裏地材とオンラインまたはオフ
ラインにて貼り合せ通気性を保持し、風合い良好でかつ
表皮材側から触った際、ホットメルト接着剤粒子の存在
を感じさせない積層材料の製造が可能となった。ところ
が、本発明によっても、特に表皮材として比較的薄手で
柔軟性の高い布地や皮革を用いた場合表皮材側から触っ
た際ホットメルト接着剤粒子の存在を感じたり、光線に
よって微妙な陰影が発現することが判明した。これは特
に自動車用内装材のように微妙な風合いや外観を重視す
る用途では、対策すべき問題である。
【0004】そこで、この発明は、風合い良好でかつ通
気性材料側から触った際にホットメルト接着剤の粒子の
存在を感じさせたり、光線による陰影を発現させない内
装材用の積層体を提供することを目的とする。
気性材料側から触った際にホットメルト接着剤の粒子の
存在を感じさせたり、光線による陰影を発現させない内
装材用の積層体を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、この発明は、軟質ポリウレタンフォームの通気性が
フラジール型試験機による通過空気量で50〜120cm
3 /cm2 /sec であり、かつセル数が45個/25mm以
上であるとともに、粉末状ホットメルト接着剤の粒子径
が200μm以上300μm未満であり、かつ散布量が
10〜50g/m2 であるように構成したものである。
め、この発明は、軟質ポリウレタンフォームの通気性が
フラジール型試験機による通過空気量で50〜120cm
3 /cm2 /sec であり、かつセル数が45個/25mm以
上であるとともに、粉末状ホットメルト接着剤の粒子径
が200μm以上300μm未満であり、かつ散布量が
10〜50g/m2 であるように構成したものである。
【0006】
【作用】この発明では、使用される軟質ポリウレタンフ
ォームと粉末状ホットメルト接着剤との最適の組合せに
より、風合いが良好となり、接着剤の粒子が手触りとし
て感ずることなく、光線による陰影を発現させることは
ない。
ォームと粉末状ホットメルト接着剤との最適の組合せに
より、風合いが良好となり、接着剤の粒子が手触りとし
て感ずることなく、光線による陰影を発現させることは
ない。
【0007】
【実施例】以下に、この発明の好適な実施例を図面を参
照にして説明する。図1に示す実施例では、軟質ポリウ
レタンフォーム1の片面が粉末状ホットメルト接着剤を
不規則な配列でかつ単位面積当り大略均一になるように
塗布して接着層2を形成し、この接着層2に布地や皮革
等の通気性を有する通気性材料3を貼り合せてある。接
着層2を形成する粉末状ホットメルト接着剤の粒子径
は、通気性材料3側から触った際に粒子の存在を感じさ
せず、また光線による陰影を発現させないために、20
0μm以上300μm未満とする。この範囲外の粒子が
存在しても混入率を10%以下とし、粒子径が200μ
m以上300μm未満となるようにする。
照にして説明する。図1に示す実施例では、軟質ポリウ
レタンフォーム1の片面が粉末状ホットメルト接着剤を
不規則な配列でかつ単位面積当り大略均一になるように
塗布して接着層2を形成し、この接着層2に布地や皮革
等の通気性を有する通気性材料3を貼り合せてある。接
着層2を形成する粉末状ホットメルト接着剤の粒子径
は、通気性材料3側から触った際に粒子の存在を感じさ
せず、また光線による陰影を発現させないために、20
0μm以上300μm未満とする。この範囲外の粒子が
存在しても混入率を10%以下とし、粒子径が200μ
m以上300μm未満となるようにする。
【0008】粉末状ホットメルト接着剤の粒子径を20
0μm以上300μm未満とすることにより、300〜
500μmの場合と異なり、セル数30個/25mm〜4
0個/25mm程度の軟質ポリウレタンフォームの表面に
とどまっている物が少なくなることを意味し、コスト的
に不利である。また、より重大な問題点としてフォーム
中に埋没した接着剤が、オンラインまたはオフラインで
の表皮材や裏地材との接着の際接着のための圧着によっ
て、ポリウレタンフォーム自体の内部で接着剤として働
きポリウレタンフォームの正常な復元を妨げてしまう。
この意味から散布した粉末状ホットメルト接着剤の90
%以上がフォーム表面およびフォーム表面から1mm以内
にあることが好ましい。従って本発明に用いられる軟質
ポリウレタンフォームは、JIS−L1004−197
2の綿織物試験方法に基づくフラジール型試験機による
通過空気量が50〜120cm3 /cm2 /sec であり、ま
たセル数が45個/25mm以上であることが重要とな
る。ポリウレタンフォームのセル数が大きいことは、フ
ォームのセル間隔距離が短いことを意味し、200μm
以上300μm未満の粉末でもフォーム内部に落ち込み
難くなる。そのためにはフォームのセル数が45個/2
5mm以上であることが望ましい。ただしこれだけでは不
十分でありフォームの残存セル膜が多いことが必要であ
る。セル数と残存セル膜程度を見る代用特性値として通
過空気量をとることができるが、これが大きい場合粉末
の落ち込みが多くなるため120cm3 /cm2 /sec 以下
であることが必要である。ただしあまりに残存セル膜が
多いとフォームのクッション性が悪く、へたり易い。ま
た通過空気量が低すぎることは内装材の通気性にとって
も不利であるため、50cm3 /cm2 /sec 以上であるこ
とが好ましい。なお、粒子径が200μmより小なる場
合は上記軟質ポリウレタンフォーム1を使用してもフォ
ーム中への埋没率が高くなる。粉末状ホットメルト接着
剤の散布量は対象とする表皮材や裏地材等の通気性材料
3の種類,圧着条件,目標とする接着強度などによって
選択されるが、10〜50g/m2 の範囲が良い。少な
すぎる場合十分な接着強度が得られず、多すぎる場合は
通気性材料3側から触った際の風合いが損なわれる。
0μm以上300μm未満とすることにより、300〜
500μmの場合と異なり、セル数30個/25mm〜4
0個/25mm程度の軟質ポリウレタンフォームの表面に
とどまっている物が少なくなることを意味し、コスト的
に不利である。また、より重大な問題点としてフォーム
中に埋没した接着剤が、オンラインまたはオフラインで
の表皮材や裏地材との接着の際接着のための圧着によっ
て、ポリウレタンフォーム自体の内部で接着剤として働
きポリウレタンフォームの正常な復元を妨げてしまう。
この意味から散布した粉末状ホットメルト接着剤の90
%以上がフォーム表面およびフォーム表面から1mm以内
にあることが好ましい。従って本発明に用いられる軟質
ポリウレタンフォームは、JIS−L1004−197
2の綿織物試験方法に基づくフラジール型試験機による
通過空気量が50〜120cm3 /cm2 /sec であり、ま
たセル数が45個/25mm以上であることが重要とな
る。ポリウレタンフォームのセル数が大きいことは、フ
ォームのセル間隔距離が短いことを意味し、200μm
以上300μm未満の粉末でもフォーム内部に落ち込み
難くなる。そのためにはフォームのセル数が45個/2
5mm以上であることが望ましい。ただしこれだけでは不
十分でありフォームの残存セル膜が多いことが必要であ
る。セル数と残存セル膜程度を見る代用特性値として通
過空気量をとることができるが、これが大きい場合粉末
の落ち込みが多くなるため120cm3 /cm2 /sec 以下
であることが必要である。ただしあまりに残存セル膜が
多いとフォームのクッション性が悪く、へたり易い。ま
た通過空気量が低すぎることは内装材の通気性にとって
も不利であるため、50cm3 /cm2 /sec 以上であるこ
とが好ましい。なお、粒子径が200μmより小なる場
合は上記軟質ポリウレタンフォーム1を使用してもフォ
ーム中への埋没率が高くなる。粉末状ホットメルト接着
剤の散布量は対象とする表皮材や裏地材等の通気性材料
3の種類,圧着条件,目標とする接着強度などによって
選択されるが、10〜50g/m2 の範囲が良い。少な
すぎる場合十分な接着強度が得られず、多すぎる場合は
通気性材料3側から触った際の風合いが損なわれる。
【0009】粉末状ホットメルト接着剤としてはポリア
ミド系,ポリエステル系,ポリビニルアルコール系等が
用いられ、特にその種類を限定する必要はないが、表皮
材,裏地材との接着性の良い物を選択すると良い。ま
た、特に自動車用内装材用途の場合耐熱性を要求される
ため軟化温度が100℃以上であることが必要である。
また軟質ポリウレタンフォーム1上に散布し加熱してフ
ォーム表面に固着せしめるため、あまりに軟化温度が高
いと軟化のための加熱によってフォームが劣化する問題
がででくる。さらに、オフラインで表面材や裏地材と接
着する場合、接着方法として熱プレスも好適な方法の一
つであるが、この場合も接着剤の軟化温度が高すぎる
と、必然的に熱プレス温度を高めざるを得ず、フォーム
の劣化につながる。従って本発明に使用する粉末状ホッ
トメルト接着剤の軟化温度は100〜230℃の間から
選ぶと良い。粉末状ホットメルト接着剤の散布方法とし
てはランダムコーティングとかシンター加工と称される
図2に示した方法が好適に用いられる。すなわち、軟質
ポリウレタンフォーム1に散布機4から粉末状ホットメ
ルト接着剤をランダムに散布し、遠赤外線ヒータ5で加
熱した後にフォーム1を巻取る。表皮材や裏地材との接
着はランダムコーティング後オンラインにてロールで連
続圧着するなどして行ってもよく、また、オフラインに
て再加熱し表皮材や裏地材と連続圧着して貼り合せても
よい。オフラインにて表皮材や裏地材と重ね合せ熱プレ
スにて貼り合すことも優れた方法であり、軟質ポリウレ
タンフォームの特性を利用して、熱プレスによる型付け
成型と、貼り合せを同時に行うこともできる。
ミド系,ポリエステル系,ポリビニルアルコール系等が
用いられ、特にその種類を限定する必要はないが、表皮
材,裏地材との接着性の良い物を選択すると良い。ま
た、特に自動車用内装材用途の場合耐熱性を要求される
ため軟化温度が100℃以上であることが必要である。
また軟質ポリウレタンフォーム1上に散布し加熱してフ
ォーム表面に固着せしめるため、あまりに軟化温度が高
いと軟化のための加熱によってフォームが劣化する問題
がででくる。さらに、オフラインで表面材や裏地材と接
着する場合、接着方法として熱プレスも好適な方法の一
つであるが、この場合も接着剤の軟化温度が高すぎる
と、必然的に熱プレス温度を高めざるを得ず、フォーム
の劣化につながる。従って本発明に使用する粉末状ホッ
トメルト接着剤の軟化温度は100〜230℃の間から
選ぶと良い。粉末状ホットメルト接着剤の散布方法とし
てはランダムコーティングとかシンター加工と称される
図2に示した方法が好適に用いられる。すなわち、軟質
ポリウレタンフォーム1に散布機4から粉末状ホットメ
ルト接着剤をランダムに散布し、遠赤外線ヒータ5で加
熱した後にフォーム1を巻取る。表皮材や裏地材との接
着はランダムコーティング後オンラインにてロールで連
続圧着するなどして行ってもよく、また、オフラインに
て再加熱し表皮材や裏地材と連続圧着して貼り合せても
よい。オフラインにて表皮材や裏地材と重ね合せ熱プレ
スにて貼り合すことも優れた方法であり、軟質ポリウレ
タンフォームの特性を利用して、熱プレスによる型付け
成型と、貼り合せを同時に行うこともできる。
【0010】軟質ポリウレタンフォーム1としては、シ
ート状の物が適しており、3mm〜30mm厚さ程度の物が
好適に使用される。作業性からは、長尺シートが適して
いる。
ート状の物が適しており、3mm〜30mm厚さ程度の物が
好適に使用される。作業性からは、長尺シートが適して
いる。
【0011】通気性材料3としては皮革や通気性のある
織物,編み物,植毛品等が用いられる。通気性は、特に
自動車用内装材のように長時間連続して着座使用される
場合、重要な特性である。
織物,編み物,植毛品等が用いられる。通気性は、特に
自動車用内装材のように長時間連続して着座使用される
場合、重要な特性である。
【0012】次表には粉末状ホットメルト接着剤の粒子
径を変えたI(300μm以上500μm未満)、II
(200μm以上300μm未満)、III (80μm以
上200μm未満)を比較した結果を示す。
径を変えたI(300μm以上500μm未満)、II
(200μm以上300μm未満)、III (80μm以
上200μm未満)を比較した結果を示す。
【0013】
【表1】
【0014】上記表中軟質ポリウレタンフォーム1のセ
ル数35のものとして「エバーライトMJ」(密度0.
023、株式会社ブリヂストン製)、セル数50のもの
として「エバーライトCZ」(密度0.027、株式会
社ブリヂストン製)をベースとし、これらのフォームを
表中の通過空気量となるように調整した。また、通気性
材料3として用いた布地Aは、セーレン株式会社製の2
mm厚のポリエステル織物(グレーRシーバース,A5L
VNC81V9)を用い、布地Bは住江織物株式会社製
の1mm厚のポリエステル起毛トリコット織物(H015
XAK)を用いた。粉末状ホットメルト接着剤として
は、日東紡績株式会社のポリアミド系パウダー状接着剤
(No.9411)を使用した。
ル数35のものとして「エバーライトMJ」(密度0.
023、株式会社ブリヂストン製)、セル数50のもの
として「エバーライトCZ」(密度0.027、株式会
社ブリヂストン製)をベースとし、これらのフォームを
表中の通過空気量となるように調整した。また、通気性
材料3として用いた布地Aは、セーレン株式会社製の2
mm厚のポリエステル織物(グレーRシーバース,A5L
VNC81V9)を用い、布地Bは住江織物株式会社製
の1mm厚のポリエステル起毛トリコット織物(H015
XAK)を用いた。粉末状ホットメルト接着剤として
は、日東紡績株式会社のポリアミド系パウダー状接着剤
(No.9411)を使用した。
【0015】上述の軟質ポリウレタンフォーム1、粉末
状ホットメルト接着剤、通気性材料3を使用し、図2に
示す方法で軟質ポリウレタンフォーム1の片面に接着剤
を散布し、加熱し、冷却して接着層2を形成した。その
後、布A,Bを接着層2上に重ねて上下の熱盤でプレス
して種々のサンプルを得た。プレス時の温度条件は14
0℃×1分、圧縮率30%とした。
状ホットメルト接着剤、通気性材料3を使用し、図2に
示す方法で軟質ポリウレタンフォーム1の片面に接着剤
を散布し、加熱し、冷却して接着層2を形成した。その
後、布A,Bを接着層2上に重ねて上下の熱盤でプレス
して種々のサンプルを得た。プレス時の温度条件は14
0℃×1分、圧縮率30%とした。
【0016】表中の評価方法は次の通りである。 表面への残存率:貼り合せ用サンプル作成とは別に、1
mmの厚さにすいた各フォームをセル数10の網状化ウレ
タンフォーム(10mm)の上にのせ、シンター加工機に
て、30g/m2 散布し、加熱し、仮固着する。1mmフ
ォームの重量増を秤量し、表面への残存率を計算する。 残存率=(重量増g/30g)×100(%) 復元性:フォームと布地を熱プレスで貼り合せたものを
目視評価する。 ○:フォーム全体が元厚通り復元しており、局部的な表
面の凹凸が全く見られない。 △:局部的に、わずかに凹凸が見られる。 ×:局部的に、はっきりとした凹凸が見られる。 感触(ゴツゴツ感):布地との貼り合せサンプルを、布
地側から指の腹でそっと撫で、異物感,違和感を評価す
る。 ○:感じない。 △:粒子の存在を、異物感,違和感として、やや感じと
れる。 ×:はっきりと感じる。 光線による陰影:蛍光灯下で、布地との貼り合せサンプ
ルを斜め方向より角度を変えながら観察する。 ○:全く違和感なし。 △:わずかな凹凸を陰影として感じる。 ×:明らかに感じる。 剥離強度:インストロン型引張り試験機にてT字状にフ
ォームと布地を引剥がし、応力を読みとる。 テストピース巾:25mm 引張り速度:300mm/分
mmの厚さにすいた各フォームをセル数10の網状化ウレ
タンフォーム(10mm)の上にのせ、シンター加工機に
て、30g/m2 散布し、加熱し、仮固着する。1mmフ
ォームの重量増を秤量し、表面への残存率を計算する。 残存率=(重量増g/30g)×100(%) 復元性:フォームと布地を熱プレスで貼り合せたものを
目視評価する。 ○:フォーム全体が元厚通り復元しており、局部的な表
面の凹凸が全く見られない。 △:局部的に、わずかに凹凸が見られる。 ×:局部的に、はっきりとした凹凸が見られる。 感触(ゴツゴツ感):布地との貼り合せサンプルを、布
地側から指の腹でそっと撫で、異物感,違和感を評価す
る。 ○:感じない。 △:粒子の存在を、異物感,違和感として、やや感じと
れる。 ×:はっきりと感じる。 光線による陰影:蛍光灯下で、布地との貼り合せサンプ
ルを斜め方向より角度を変えながら観察する。 ○:全く違和感なし。 △:わずかな凹凸を陰影として感じる。 ×:明らかに感じる。 剥離強度:インストロン型引張り試験機にてT字状にフ
ォームと布地を引剥がし、応力を読みとる。 テストピース巾:25mm 引張り速度:300mm/分
【0017】表中この発明の実施例は、セル数50、通
過空気量83、布地A、粒子径IIのものであり、復元性
に優れ、ゴツゴツ感もなく、光線による陰影も見られな
かった。
過空気量83、布地A、粒子径IIのものであり、復元性
に優れ、ゴツゴツ感もなく、光線による陰影も見られな
かった。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、軟質ポリウレタンフォームの通気性がフラジール型
試験機による通過空気量で50〜120cm3 /cm2 /se
c であり、かつセル数が45個/25mm以上であるとと
もに、粉末状ホットメルト接着剤の粒子径が200μm
以上300μm未満であり、かつ散布量が10〜50g
/m2 であるので、接着剤がフォーム中に埋没すること
も少なく、通気性材料を接着した後において、風合い良
好でかつ手触りも粒子のゴツゴツ感を感じさせないもの
となる。また光線による陰影を発現させることもない。
ば、軟質ポリウレタンフォームの通気性がフラジール型
試験機による通過空気量で50〜120cm3 /cm2 /se
c であり、かつセル数が45個/25mm以上であるとと
もに、粉末状ホットメルト接着剤の粒子径が200μm
以上300μm未満であり、かつ散布量が10〜50g
/m2 であるので、接着剤がフォーム中に埋没すること
も少なく、通気性材料を接着した後において、風合い良
好でかつ手触りも粒子のゴツゴツ感を感じさせないもの
となる。また光線による陰影を発現させることもない。
【図1】拡大断面図。
【図2】軟質ポリウレタンフォームに粉末状ホットメル
ト接着剤を散布し、加熱し、かつ固着させる手段の一例
を示す正面図。
ト接着剤を散布し、加熱し、かつ固着させる手段の一例
を示す正面図。
1 軟質ポリウレタンフォーム 2 接着層 3 通気性材料
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B32B 1/00 - 35/00
Claims (1)
- 【請求項1】 軟質ポリウレタンフォームの片面または
両面に粉末状ホットメルト接着剤を、単位面積当りほぼ
一定になるように散布,加熱,固着させて接着層を形成
し、この接着層を溶融させて布地や皮革等の通気性を有
する表皮材や裏地材等の通気性材料を軟質ポリウレタン
フォームに貼り合せた内装材用の積層体において、 軟質ポリウレタンフォームの通気性がフラジール型試験
機による通過空気量で50〜120cm3 /cm2 /sec で
あり、かつセル数が45個/25mm以上であるととも
に、 粉末状ホットメルト接着剤の粒子径が200μm以上3
00μm未満であり、かつ散布量が10〜50g/m2
であることを特徴とする内装材用の積層体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26316892A JP3149087B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 内装材用の積層体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26316892A JP3149087B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 内装材用の積層体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0687182A JPH0687182A (ja) | 1994-03-29 |
| JP3149087B2 true JP3149087B2 (ja) | 2001-03-26 |
Family
ID=17385727
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26316892A Expired - Fee Related JP3149087B2 (ja) | 1992-09-04 | 1992-09-04 | 内装材用の積層体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3149087B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005192634A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | T S Tec Kk | 車両用座席の表皮一体発泡成形品 |
| JP2005192633A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | T S Tec Kk | 車両用座席の表皮一体発泡成形品 |
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|---|---|---|---|---|
| JP4761221B2 (ja) * | 2007-04-27 | 2011-08-31 | 株式会社ニシ・スポーツ | 陸上競技用マット |
| JP5192803B2 (ja) * | 2007-12-28 | 2013-05-08 | ミドリホクヨー株式会社 | 皮革と樹脂フォームの接着方法および皮革積層体の製造方法 |
| KR101974469B1 (ko) * | 2011-10-24 | 2019-05-02 | 한화 아즈델 인코포레이티드 | 딥 드로우 복합물 및 이를 사용하는 방법 |
| KR102600159B1 (ko) * | 2022-10-18 | 2023-11-09 | 주식회사 비엠산업 | 차량용 헤드 레스트 및 그 제조방법 |
| KR102864442B1 (ko) * | 2023-01-31 | 2025-09-25 | 김금회 | 차량용 헤드레스트 및 그의 제조방법 |
-
1992
- 1992-09-04 JP JP26316892A patent/JP3149087B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2005192634A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | T S Tec Kk | 車両用座席の表皮一体発泡成形品 |
| JP2005192633A (ja) * | 2003-12-26 | 2005-07-21 | T S Tec Kk | 車両用座席の表皮一体発泡成形品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0687182A (ja) | 1994-03-29 |
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