JP3149237B2 - ろ過材のリサイクル装置 - Google Patents

ろ過材のリサイクル装置

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JP3149237B2
JP3149237B2 JP34665291A JP34665291A JP3149237B2 JP 3149237 B2 JP3149237 B2 JP 3149237B2 JP 34665291 A JP34665291 A JP 34665291A JP 34665291 A JP34665291 A JP 34665291A JP 3149237 B2 JP3149237 B2 JP 3149237B2
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▲でん▼二郎 廣橋
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新泉産業株式会社
望月 ▲たく▼夫
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ろ過材のリサイクル装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ろ過塔のろ過材が古くなると、ろ過機能
が低下するので、ろ過材を入れ替える必要が生じる。し
かし、古いろ過材は、法律上産業廃棄物とみなされ、そ
れを処理するのに多額の捨場費用が必要となり、また、
新しいろ過材の購入コストも高くなるという問題があっ
た。
【0003】そこで、ろ過材を洗浄して再利用すること
も考えらるが、ろ過材のリサイクル装置については何ら
の提案もされていなかった。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところはろ過塔から取り出し
たろ過材を洗浄して再利用することにより、古いろ過材
の廃棄を不要とすると共に、新たに補給するろ過材の量
を最小限に押さえ、更には省力化、工期の短縮を図るこ
とができるろ過材のリサイクル装置を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するために
提案された本発明のろ過剤のリサイクル装置は、先端に
吐出口を有する負圧形成管の管壁に空気導入孔およびろ
過材導入孔を形成し、ノズル部の噴射口を負圧形成管内
に配設するとともに、ノズル部と負圧形成管のそれぞれ
の中心軸が一致するように構成されるジェットポンプ
と、ジェットポンプのろ過材吸引孔に接続されるろ過材
吸引ホースと、上面の開口部に細目スクリーンを配設し
たホッパーと、上面の開口部に網目寸法が異なる数種の
荒目スクリーンを配設したホッパーを網目寸法が小さい
順に運搬自動車の荷台に配設し、上記ホッパーが排出管
を運搬自動車の側方から突出させたものであるろ過材分
級手段と、ジェットポンプの負圧形成管の吐出口からろ
過材分級手段にろ過材を搬送する管路とを具備すること
を特徴とし、運搬自動車に搭載して用いるものである。
【0006】
【作用】本発明のろ過材のリサイクル装置によれば、ノ
ズル部から噴射水を噴射させると、負圧形成管内に圧力
差が生じ、この圧力差によって大気に連通した空気導入
孔から空気が吸入されるので、上記噴射水は上記空気に
よって囲まれて噴射時の速度をそのまま維持して高速で
負圧形成管内を走る。したがって、従来のジェットポン
プの欠点であったキャビテーション現象を解消して超高
圧による駆動が可能となり、ろ過塔内の古いろ過材を短
時間で吸い上げることができる。
【0007】そして、吸い上げられたろ過材は、吸引と
同時に噴射水と激突とでろ過材に付着したごみ等がろ過
材から分離して、ろ過材が洗浄される。その後、洗浄さ
れたろ過材は分級手段にて径別に分級される。このよう
にして洗浄され、かつ分級されたろ過材は、再びろ過塔
に戻す。
【0008】
【実施例】図1はろ過材のリサイクル装置の概略図を示
している。ろ過材の洗浄・分級装置は、図1に示すよう
に、ろ過塔Xからろ過材aを吸い上げるジェットポンプ
1と、ろ過材搬送管路2と、ろ過材aを径別に分級する
ろ過材分級手段3などから成っている。
【0009】ジェットポンプ1は、図2に示すように、
小径管11の先端開口部を大径屈曲管12の管壁の取付
孔13にそれぞれ管11,12の中心軸が合致するよう
に接続して負圧形成管1Aを形成し、この負圧形成管1
Aの小径管11の管壁に空気導入孔17を穿孔し、負圧
形成管1A内にノズル部14の噴射口15をノズル部1
4と大径屈曲管12の吐出管18及び小径管11のそれ
ぞれの中心軸が一致するように配設して構成されてい
る。
【0010】また、大径屈曲管12のろ過材吸引管部1
6にはろ過材吸引ホース4が接続されている。そして、
ノズル部14から噴射される駆動水Wは、図1に示すよ
うに駆動ポンプP1から駆動水供給管5を通って供給さ
れるものである。
【0011】ジェットポンプ1の吐出口にはろ過材搬送
管路2の基端が接続されており、ろ過材搬送管路2の先
端はろ過材分級手段3の第1ホッパー31の上方に開口
している。ろ過材搬送管路3の途中には逆噴射弁Vが取
り付けられている。
【0012】ろ過材分級手段3は、複数のホッパー3
1,32,33,34(図示では4個)を列設し、これ
らのホッパー31,32,33,34の上面の開口部に
は1次スクリーンを配設して構成されている。すなわ
ち、細目スクリーン31Aと網目寸法が異なる数種の荒
目スクリーン32A,33A,34Aが、網目寸法が小
さい順に上段から下段にかけてそれぞれ配設し、最下段
には最大径の粗ろ過材aを回収するホッパー35が配設
され、ホッパー35の下部からは排出管39が導出され
ている。
【0013】各ホッパー31,32,33,34の上面
の開口部は傾斜して形成され、これらホッパー31,3
2,33,34の上面開口部の傾斜面は同一傾斜面上に
位置しており、細目スクリーン31Aと荒目スクリーン
32A,33A,34Aもホッパー31,32,33,
34の上面開口部に対応するように傾斜して配設されて
いる。
【0014】また、細目スクリーン31Aと荒目スクリ
ーン32A,33A,34Aは一体的に構成されていて
バイブレータ3Bにて振動するように構成されており、
ろ過材aが細目スクリーン31Aと荒目スクリーン32
A,33A,34A上を移動する過程でろ過材aが分級
される。各ホッパー32,33,34,35の底部には
排出管36,37,38,39が取り付けられており、
ホッパー31の排出管35の下端は後述する最小細ろ材
分離装置7の分離体71内に開口している。
【0015】他のホッパー31〜35の排出管36〜3
9の下端の下方には、コンテナバック3Cがそれぞれ配
置されている。なお、細ろ過材aの径は0.6mm程度
で、粗ろ過材の径は3mm〜25mm程度のものであ
る。
【0016】6はろ過材最終洗浄手段であって、後述す
るろ過材分級手段3の第1ホッパー31の上方に清水噴
射ノズル61を配設して構成されており、この清水噴射
ノズル61は清水供給管62の先端に取付けられてお
り、清水供給管62の途中に接続されるスプレーポンプ
P2にて圧送されてくる清水をろ過材aに噴き付けて最
終洗浄を行うものである。
【0017】7は細ろ過材分離装置であって、分離体7
1等にて細ろ過材aと泥水W1とを分離するように構成
されている。すなわち、分離体71は細ろ過材aが通過
してい程度の網目寸法を有する2次スクリーン材にて形
成された横筒状で両端面を閉塞して形成されており、分
離体71内には分離体71の中心軸と一致するようにし
て清水噴射管72が導入されており、分離体71の外周
部には分離体71の中心軸と平行に清水噴射管73が配
設されている。分離体71の端面部の中心部からは回転
軸71aが突設されており、この回転軸71aと分離体
71の近傍のモータMの駆動軸との間には伝動ベルトが
掛け渡されている。分離体71の中心軸71aの中心に
は細ろ過材導入口71bが設けられ、この細ろ過材導入
口71bにはホッパー31の底部から導出される排出管
31aの下端が分離体71が回転自在となるように接続
されている。細ろ過材導入口71bとは反対側の分離室
71の端部にはろ過材排出管71cが導出されており、
ろ過材排出管71cの排出口の下方にはコンテナバック
3Cが配置されている。清水噴射管72,73の下部側
には略全長にわたってノズル孔が設けられており、これ
ら清水噴射管72,73と清水供給管62にそれぞれ接
続されている。
【0018】なお、砂、砂利分離用の1次スクリーンと
しては、東洋スクリーン工業(株)のウレタンシーブ
(型式TSVー0208型)を使用し、砂、洗浄脱水用
の2次スクリーンとしては、同社のUーTROMスクリ
ーン(TSUR 1207S型)を使用している。
【0019】8はポンプピットであって、細ろ過材分離
装置7の分離体71から出る泥水W1はこのポンプピッ
ト8に一旦溜めておき、その上澄水をジェットポンプ1
の駆動水Wとして用いるようにしている。81はドレー
ン部、82オーバーフロー部である。
【0020】9はポンプの発電機であり、100ろ過材
のリサイクル装置の制御盤である。
【0021】次に、以上のようにして構成されるろ過材
のリサイクル装置Aの動作を説明する。 まず、ろ過材吸引ホース4の先端をろ過塔Xの上部
開口部X1から塔内に挿入する。 次に、ジェットポンプ1のノズル部14から噴射水
Wを噴射すると、上記作用で述べたように、キャビテー
ション現象を防いで超高圧で駆動させ、ろ過材aを短時
間で吸引する。 吸引されたろ過材aは、噴射水Wと衝突してろ過材
aに付着したごみ等をろ過材aから分離すると共に噴射
水Wによってろ過材aが洗浄される。 このようにして、ろ過材aは洗浄されながらろ過材
搬送管路2を通って搬送される。 次に、ろ過材aはろ過材搬送管路2の終端の排出口
から排出されて、ろ過材分級手段3の第1ホッパー31
の上に細目スクリーン31Aに落下し、落下したろ過材
aは清水噴射ノズル61から噴射する清水にて洗われ
る。 最細ろ過材aを含んだ泥水W1は、細目スクリーン
31Aを通って、ホッパー31の底部に落下した後、排
出管31aを通って最小細ろ材分離装置7の分離体71
内に入る。
【0022】そして、この最小細ろ材分離装置7におい
ては、清水噴射管72,73から分離体71内の細ろ過
材aに清水を吹き付けるながら分離体71を回転させ
て、細ろ過材aと付着物やごみを含んだ泥水W1とを分
離する。そして細ろ過材aは排出管71cからコンテナ
バック3Cに回収され、汚水W1は分離体71の網目部
からポンプピット8に流入する。 一方、粗ろ過材aは、バイブレーター3Bにて振動
するスクリーン31A〜34Aに沿って下方に移動す
る。そして、移動中に第2〜第4スクリーン32A〜3
4Aの網目部を通って各ホッパー32〜34に径の異な
るろ過材aが落下して、各ホッパー32〜34からコン
テナバック3Cに溜まり、最大径の粗ろ過材aはホッパ
ー35を介してコンテナバック3Cに回収される。この
ようにして、ろ過材aを径別(径3mm〜5mm、径5
mm〜10mm、径10mm〜15mm、径15mm〜
25mmのろ過材a)に分級される。
【0023】このようにして洗浄され、分級されたろ過
材aは、再びろ過塔に戻される。
【0024】なお、ジェットポンプ1がろ過材aで詰ま
った場合には、逆噴射弁Vを閉じてジェットポンプ1を
駆動させると、図3に示すように、噴射水Wの噴射圧で
詰まり物イを取り除くことができる。
【0025】図5は、ろ過材のリサイクル装置Aを運搬
自動車Cに搭載した状態を示しており、運搬自動車Cの
側方からろ過材分級手段3はホッパーの排出管を突出さ
せている。したがって、ろ過材のリサイクル装置Aをろ
過塔Xまで搬送し、現場においてすぐに洗浄作業を行う
ことができて、工期の短縮化を図ることができる。
【0026】
【発明の効果】上記説明からも明らかなように、本発明
のろ過材のリサイクルシステムによれば、ろ過材を洗浄
・分級して再びろ過塔に戻すことができるので、新たに
補給するろ過材の量を減らすことができて省資源化およ
び低コスト化を図ることができる。
【0027】しかも、キャビテーション現象を解消して
超高圧による駆動でろ過塔内の古いろ過材を吸い上げる
ことができるので、工期の短縮化・省力化を図ることが
できる。また、ろ過材吸引ホースでろ過材を吸引するの
で、地下室などのように大型機器の入り込めない場所で
あっても、吸引作業が可能となる。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のろ過材のリサイクル装置の概略図
【図2】本発明のろ過材のリサイクル装置に使用される
ジェットポンプの断面図
【図3】本発明のろ過材のリサイクル装置に使用される
ジェットポンプの断面図
【図4】本発明のろ過材のリサイクル装置を搭載した自
動車を示す平面図
【符号の説明】
1 ジェットポンプ 2 ろ過材搬送管路 3 ろ過材分級手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−28787(JP,A) 特開 昭54−143970(JP,A) 特開 昭54−143971(JP,A) 特開 昭57−81811(JP,A) 実開 昭59−138416(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 41/02 B01D 24/46

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端に吐出口を有する負圧形成管の管壁に
    空気導入孔およびろ過材導入孔を形成し、ノズル部の噴
    射口を負圧形成管内に配設するとともに、ノズル部と負
    圧形成管のそれぞれの中心軸が一致するように構成され
    るジェットポンプと、 ジェットポンプのろ過材吸引孔に接続されるろ過材吸引
    ホースと、上面の開口部に細目スクリーンを配設したホッパーと、
    上面の開口部に網目寸法が異なる数種の荒目スクリーン
    を配設したホッパーを網目寸法が小さい順に運搬自動車
    の荷台に配設し、上記ホッパーが排出管を運搬自動車の
    側方から突出させたものである ろ過材分級手段と、 ジェットポンプの負圧形成管の吐出口からろ過材分級手
    段にろ過材を搬送する管路とを具備することを特徴とす
    運搬自動車に搭載して用いるろ過材のリサイクル装置
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