JP3149657B2 - 生産ライン情報自動作成装置 - Google Patents

生産ライン情報自動作成装置

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JP3149657B2
JP3149657B2 JP32291993A JP32291993A JP3149657B2 JP 3149657 B2 JP3149657 B2 JP 3149657B2 JP 32291993 A JP32291993 A JP 32291993A JP 32291993 A JP32291993 A JP 32291993A JP 3149657 B2 JP3149657 B2 JP 3149657B2
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    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/30—Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • General Factory Administration (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD/CAMシステ
ムにおいて生産対象物(加工・組立ワーク)の生産ライ
ンを自動的に構築しうる生産ライン情報自動作成装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータやグラフィックディ
スプレイならびにそれらの周辺技術の発展により、設計
者等が図形情報を媒介として計算機(コンピュータ)を
使いながら設計から生産までを行うCAD(コンピュー
タ援用設計)/CAM(コンピュータ援用生産)システ
ムが実用化され、その適用範囲を拡大しつつある。
【0003】その一適用例として、例えば、機械加工の
加工工程を検討するための機械加工設備用ツーリングC
ADシステムがある。ところが、従来のツーリングCA
Dシステムでは、ある生産対象物(加工・組立ワーク)
を素材から最終形状に至るまでどのような生産工程によ
り生産(加工、組立)するかを考える際に、オペレータ
が指示を出しながら工程検討をしなければならない部分
が多かった。
【0004】具体的には、例えば、対象となるワークの
類似ワークを見つけて相違点を検討し、類似ワークを生
産しているラインをどのように変更すれば対象となるワ
ークの生産が可能であるかを考え、大体の必要マシン台
数、コストなどを計算し、設備計画を作成していた(図
13参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のやり方では、対象となるワークと類似ワーク
とはやはり異なるため、短期間で終了する計画段階に対
し設計段階で細かい検討を行うと相違点の影響が大き
く、計画段階のコストと設計段階のコストとが大きく異
なってくる。
【0006】また、対象となるワークと類似ワークとで
生産台数(サイクルタイム)が異なると、全くラインの
構成も変わってしまう。例えば、大量生産を行う場合に
はマシンの台数が多く、1台のマシンで加工する数量は
少なくなる。
【0007】さらに、従来は、計画途中段階でワーク形
状が変更されると、もう一度最初から工程検討をやり直
さなければならず、一般に工程検討の工数が多いことと
相俟って、非常に手間がかかる。
【0008】また、オペレータの判断・指示による部分
が多いため、工程検討を行うオペレータの熟練性や能力
などによってライン構成に差が出てしまう。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、工程検討工数を低減しかつ
工程検討精度を向上させながら生産対象物の生産ライン
を自動的に構築しうる生産ライン情報自動作成装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、一つの生産対象物を生産するため一連の作
業工程を分割した中間作業工程のおのおのに割り付けら
れた作業内容を示す作業割付情報、および中間作業工程
内での作業内容の順序を示す作業順序データを中間作業
工程ごとに記憶する第1記憶手段と、中間作業工程自体
の順序を示す工程順序データを記憶する第2記憶手段
と、前記生産対象物に関する入力情報から、前記第1記
憶手段に記憶されている作業割付情報および作業順序デ
ータに基づいて、前記生産対象物に対する作業内容を抽
出し、抽出した作業内容および前記生産対象物の生産情
報から、各中間作業工程における生産マシンを割り付
け、各中間作業工程内での該作業内容の工程順序を決定
し、各中間作業工程ごとのコスト計算を行なう第1割付
手段と、前記第1割付手段の処理結果から、前記第2記
憶手段に記憶されている工程順序データに基づいて、前
記生産対象物に対するすべての作業内容の生産ライン全
体内での順序を決定し、生産ライン全体のコストを計算
する第2割付手段と、を有することを特徴とする。
【0011】
【作用】このように構成した本発明にあっては、あらか
じめ、第1記憶手段は、生産対象物の生産ラインを構成
する複数の中間作業工程のおのおのに割り付けられた作
業内容を示す作業割付情報および中間作業工程内での作
業内容の順序を示す作業順序データを中間作業工程ごと
に記憶し、また、第2記憶手段は、中間作業工程自体の
順序を示す工程順序データを記憶している。生産対象物
に対する全作業の順序を決定してその生産対象物の生産
ラインを構築する場合、第1割付手段は、生産対象物に
関する入力情報から、第1記憶手段に記憶されている作
業割付情報および作業順序データに基づいて、生産対象
物に対する作業内容を抽出し、抽出した作業内容を各中
間作業工程に割り付け、各中間作業工程に割り付けた作
業内容のその中間作業工程内での順序を決定する。そし
て、第2割付手段は、第1割付手段の処理結果から、第
2記憶手段に記憶されている工程順序データに基づい
て、生産対象物に対するすべての作業内容の生産ライン
全体内での順序を決定する。こうして、生産対象物の生
産ラインが自動的に構築されることになる。その際、中
間作業工程自体の順序データ(工程順序データ)と中間
作業工程内での作業順序データとをいわば上位と下位の
階層関係を有するごとくに記憶しておき、上位(工程相
互)と下位(各工程内)とでそれぞれ個別に順序付けを
行うことで、生産工程全体の順序付けが効率的に行われ
る。また、中間作業工程が作業割付情報を持つことか
ら、所定の専用マシンを使用する特殊加工等の割付けに
あたっては工程検討が不要となり、工程検討の工数が低
減される。また、中間作業工程ごとに順序を設定するこ
とで、各工程ごとのコストを上限値内に収めたり、各工
程でのコストのバラツキを減少させることができ、コス
トの低減と工程検討精度の向上が図られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本発明の生産ライン情報自動作成装置の一
実施例の機能ブロック図、図2は登録作業情報のデータ
構造の一例を示す図、図3はシリンダヘッドの工順の一
例を示す工程図、図4は工程分割情報の一例を示す図、
図5は入力作業情報のデータ構造の一例を示す図、図6
は生産情報のデータ構造の一例を示す図、図7は装置情
報のデータ構造の一例を示す図、図8は概念の説明に供
する図、図9は全体の処理手順を示すフローチャート、
図10は図9のサブルーチンの内容を示すフローチャー
ト、図11は図9の他のサブルーチンの内容を示すフロ
ーチャート、図12は図11の続きのフローチャートで
ある。
【0013】図1に示す生産ライン情報自動作成装置
は、従来のツーリングCADシステムにおいてオペレー
タが指示を出しながら加工工程検討を行っている部分の
自動化を図ったものであって、各部間のデータの受け渡
しを管理する入出力インタフェース10を有している。
この入出力インタフェース10には、内部側に、作業情
報登録処理部11と、作業情報入力処理部12と、生産
情報入力処理部13と、装置情報登録処理部14と、作
業工程割付処理部15と、関連帳票作成処理部16とが
それぞれ接続されている。作業情報入力処理部12には
作業条件割付部17があり、生産情報入力処理部13に
はマシン種類選択部18があり、作業工程割付処理部1
5には特殊作業割付部19と残作業割付部20とコスト
計算部21とがある。また、前記各処理部11〜16に
は専用のファイル22、23、24、25、26、27
がそれぞれ接続されており、入出力インタフェース10
を介して自由に読出しができるようになっている。一
方、入出力インタフェース10の外部側には、例えばタ
ブレットやキーボードなどの入力装置28と、例えば高
解像度のグラフィックディスプレイなどのディスプレイ
装置29と、プリンタ30とがそれぞれ接続されてい
る。なお、第1記憶手段と第2記憶手段はファイル22
により、第1割付手段と第2割付手段は作業工程割付処
理部15によりそれぞれ構成されている。
【0014】作業情報登録処理部11は、入力装置28
からの入力データなどから、あらかじめ生産対象物(加
工・組立ワーク)ごとに各種の作業情報を設定し、ファ
イル22に登録する機能を有している。登録される作業
情報のデータ構造の一例は図2に示すとおりである。こ
こに、中間作業工程とは、あるワークに対する一連の生
産工程を適当な方法で分割してできるそれぞれの工程の
ことであって、例えばシリンダヘッドの製造を例にとる
と、図3に示すように、素材投入工程、加工基準加工工
程、上下面面加工工程、左右前後面面加工工程、左面穴
加工工程、バルブ穴加工工程、最終検査工程、搬出工程
などの複数の中間作業工程からなっている。それぞれの
中間作業工程には名称と番号が設定されている。また、
図3中、それぞれの中間作業工程につけられた順番
((1) 〜(20))は中間作業工程の順序であり(これを中
間作業工程工順という)、あらかじめいくつかのパター
ンを優先順位をつけて登録しておく。
【0015】また、中間作業工程として加工工程を例に
とると、加工工程ごとに、あらかじめ、例えば加工穴
数、加工穴名称、加工穴番号、加工工程分割データ、加
工条件などが設定登録されている。図4はフロントカバ
ー取付穴を例にとった工程分割および加工情報の一例を
示したものである。工程分割方法は優先順位のついた何
パターンかが設定されており、分割後の各工程の加工形
状は変数で定義されている(パラメトリック形状)。図
4中の加工情報は後で入力された数値である。また、加
工穴番号は、上記の例で言えば、フロントカバー取付穴
の個数の最大値を考慮したある範囲の形で設定されてい
る。例えば、フロントカバー取付穴の最大個数を10個
とすれば、加工穴番号は、921〜930という範囲の
形で設定される。ここで、加工穴番号の上1桁の数字
「9」は、属する中間作業工程の番号であり、これによ
って、中間作業工程との関係づけを行っている。また、
加工条件には切削条件や特殊加工識別フラグなどがあ
り、切削条件はツール仕様などを考慮して優先順位をつ
けて登録されている。特殊加工識別フラグは、専ら専用
機で加工すべきものかどうかの情報である。さらには、
加工工程(中間作業工程)ごとに、あらかじめ、その加
工工程の中において加工穴を加工する順序(加工穴加工
順序)を優先順位をつけて何パターンか設定登録してあ
る。例えば、1つのパターンとして、取付穴、ガイ
ド穴、水穴という順序が同一の加工工程の中で設定さ
れている。
【0016】作業情報入力処理部12は、実際に工程検
討を行おうとする生産対象物(ワーク)に関する各種の
作業情報を入力し、ファイル23に保存する機能を有し
ている。情報の入力は入力装置28を介して行われる。
入力される作業情報のデータ構造の一例は図5に示すと
おりであって、同じく加工工程を例にとると、加工穴名
称、加工穴情報などが入力されるようになっている。加
工穴情報には、加工穴の基準位置・方向、ならびに最終
加工形状寸法・精度などが含まれている。入力された最
終加工形状寸法・精度は、これをもとにして工程分割後
の加工形状寸法・精度(加工情報)を自動設定するのに
提供される(図4参照)。また、作業情報入力処理部1
2内の作業条件割付部17は、入力した情報から、前記
登録ファイル22をルックアップしながら加工条件(切
削条件)を自動的に割り付ける機能を有している。この
割付結果はファイル23内の所定の場所に格納される
(図5参照)。
【0017】生産情報入力処理部13は、入力装置28
を介してラインの生産計画に関する情報を入力し、ファ
イル24に保存する機能を有している。入力される生産
計画情報には、図6に示すように、毎月の生産台数、サ
イクルタイム、コストの上限値、敷地面積などの情報が
含まれている。また、生産情報入力処理部13内のマシ
ン種類選択部18は、入力した情報(例えば毎月の生産
台数)から、使用するマシンの種類(マシニングセン
タ、タレットマシン、専用機)を自動的に選択し、ファ
イル24内の所定の場所に格納する(図6参照)機能を
有している。マシン種類の選択基準は、例えば、毎月の
生産台数が3000台未満ならマシニングセンタ、30
00台以上10000台未満ならタレットマシン、10
000台以上なら専用機というようにあらかじめ設定し
ておく。
【0018】装置情報登録処理部14は、生産ラインを
構成する各種の装置に関する情報を設定し、ファイル2
5に登録する機能を有している。この装置情報は入力装
置28を介してあらかじめ設定登録しておく。登録され
る装置情報には、図7に示すように、マシンや治工具、
付帯設備などの費用を装置ごとに登録したコスト情報
と、マシンタイプや制御軸数、ストローク範囲、加工軸
方向、加工軸配置エリア、送り速度、回転速度などの仕
様情報を登録した装置仕様データとがある。ここに、加
工軸配置エリアとは、加工軸をマシンの加工ヘッドに配
置するときの枠であって、ある程度自由に変更可能であ
る。例えば、図8中、「W」は被加工物(ワーク)、
「35」は加工穴、「R」は加工軸配置エリア、「G」
は後述する細分化グループである。後述するように、加
工軸配置エリアRを1つの基準として割付処理が行われ
るようになっている。
【0019】また、作業工程割付処理部15は、入力さ
れたワーク情報と生産情報とから、ファイル22〜25
内の各種情報をルックアップしながら、自動的に、作業
内容を抽出し、抽出した作業をあらかじめ設定されたロ
ジックに従ってマシン等に割り付け、それらの順序を決
定する機能を有している。そのうち、特殊作業割付部1
9は、入力された対象ワークに対する各種作業の中から
特殊作業(特殊加工)を抽出し、マシンを選定、割り付
ける機能を有し、また、残作業割付部20は、特殊作業
(特殊加工)以外の作業(加工)の割付けを自動的に行
う機能を有し、さらに、コスト計算部21は、マシンご
と、中間作業工程ごと、ライン全体の各コスト計算を自
動的に行う機能を有している。作業工程割付処理部15
の処理結果はファイル26に保存される。
【0020】関連帳票作成処理部16は、割付結果に基
づいて、関連帳票(例えば工程表、作業表、ツーリング
図、サイクルチャート図、NCデータなど)を自動的に
作成し、ファイル27に格納する機能を有している。こ
うした関連帳票は必要に応じてディスプレイ装置29や
プリンタ30に出力されるようになっている。
【0021】次に、このように構成された本装置の動作
の概略を、加工の場合を例にとり、図9に示すフローチ
ャートに従って説明する。
【0022】まず、入力装置28を介して作業情報入力
処理部12に加工穴名称と加工穴情報(図5参照)を入
力すると(S1)、作業情報入力処理部12は、登録フ
ァイル22をルックアップして、加工工程情報(例え
ば、どの中間作業工程に属するか、加工工程分割方法は
何か、加工順序は何番か、加工条件(切削条件)は何か
など)を検索し(S2)、加工穴番号の割付けを自動的
に行うとともに、検索した情報をディスプレイ装置29
やプリンタ30に表示させる(S3)。表示された加工
工程情報に修正や変更がある場合には、それらの処理を
行う(S4)。以上の処理を、すべての加工穴について
実行する(S5)。
【0023】すべての加工穴に関する情報入力が終了し
た後、入力装置28を介して生産情報入力処理部13に
生産台数やサイクルタイムなどの生産計画情報(図6参
照)を入力すると(S6)、マシン種類選択部18は、
毎月の生産台数に基づいてマシンの種類を自動的に選択
する(S7)。例えば、前述したように、毎月の生産台
数が3000台未満ならマシニングセンタ、3000台
以上10000台未満ならタレットマシン、10000
台以上なら専用機をそれぞれ選択する。
【0024】それから、作業工程割付処理部15は、登
録ファイル25をルックアップして、装置仕様データを
入力し、適当な仕様を設定する(S8)。それから、特
殊作業割付部19と残作業割付部20にてそれぞれ特殊
加工の割付けと残加工の割付けとを順次自動的に行って
加工ラインを構築した後(S9、S10)、コスト計算
部21にて中間作業工程ごと、全ラインのコスト計算を
それぞれ行う(S11)。そして、計算したコストがコ
スト条件(上限値)を満たしていれば(S12)、関連
帳票作成処理部16は、ステップ9、10の結果に基づ
いて、関連帳票(例えば工程表、作業表、ツーリング
図、サイクルチャート図、NCデータなど)を自動的に
作成し、ディスプレイ装置29やプリンタ30から出力
する(S13)。これに対し、ステップ12の判断の結
果としてコスト条件を満たしてなければ、例えばオペレ
ータの指示に従ってステップ4、ステップ6、ステップ
8、ステップ10のいずれかのステップに戻って、工程
検討をやり直す。
【0025】前記ステップ9のサブルーチンの内容は図
10のフローチャートに示すとおりである。まず、特殊
作業割付部19は、登録ファイル22をルックアップし
て、工程検討対象となるワークに対応した中間作業工程
群を読み出し(S14)、それぞれの中間作業工程にお
いて、特殊加工識別フラグをもとにして特殊加工を必要
とする加工穴(特殊加工穴)を抽出し(S15)、特殊
加工用のマシンを選定して、その特殊加工工程を当該中
間加工工程に割り付ける(S16)。このように、特殊
加工については工程検討を行わない。これが可能なの
は、特殊加工は所定の専用マシンで行われるため、その
割付けについてはあらためて工程検討を行うまでもない
からである。
【0026】また、前記ステップ10のサブルーチンの
内容は図11と図12のフローチャートに示すとおりで
ある。まず、残作業割付部20は、ステップ6で入力さ
れた生産台数、サイクルタイムから、登録ファイル25
をルックアップしながらマシン仕様(例えばマシンタイ
プ、制御軸数、ストローク範囲、加工軸配置エリア(変
更可能)、送り速度範囲、回転速度範囲など)を読み出
した後(S17)、精度上同時加工を必要とする穴を抽
出し、グループ化し(S18)、さらに、中間作業工程
ごとに同一角度穴を抽出し(S19)、抽出した同一角
度穴について穴名称ごとまたは加工種類ごとにグループ
化した後(S20)、さらに、加工軸配置エリア、軸間
ピッチ、加工深さなどに基づいてグループの細分化を行
う(図8参照)(S21)。細分化の項目としては、他
に、例えば位置的要素(近すぎないこと)や加工径など
が考えられる。
【0027】それから、多軸ヘッドの成立性のチェック
を行う(S22)。具体的には、例えば、ベアリング段
差を考慮した軸間ピッチチェック、切削動力計算・多軸
ヘッド送り速度(切削条件)チェック、サイクルタイム
計算チェックなどを行う。ただし、マシニングセンタに
ついてはサイクルタイムのチェックのみを行う。それか
ら、ステップ22のチェックの結果に基づいて多軸ヘッ
ドが成立するかどうかを判断し(S23)、この判断の
結果として多軸ヘッドが成立しなければ、その原因を判
断し(S24)、軸間ピッチ不成立による場合には、軸
間ピッチが成り立たない軸どうしの対応フラグを立てて
(S25)ステップ21に戻ってグループの細分化をや
り直す。これに対し、切削動力の超過が原因の場合に
は、切削動力を満たすように適当に軸をグループからは
ずした後、また、サイクルタイムの超過が原因の場合に
は、切削条件が高い軸または加工深さが長い軸をグルー
プからはずした後(S26)、どちらの場合もステップ
22に戻って、再度、多軸ヘッドが成立するかどうかを
チェックする。
【0028】ステップ23の判断の結果として多軸ヘッ
ドが成立すれば、すべてのグループについて割付けが終
了したかどうかを判断し(S27)、すべてのグループ
について割付けが終わるまでステップ21〜25の処理
を繰り返す。そして、すべてのグループについて割付け
が終了すると、引き続いて、すべての加工の割付けが終
了したかどうかを判断し(S28)、終了してなけれ
ば、さらに、シフト加工が可能かどうかを判断する(S
29)。シフト加工が可能かどうかは、例えば、同じ形
状寸法の穴が存在することを前提に、穴相互の相対位置
をそのまま移動して加工できる穴が存在し、または、存
在しないが干渉しない穴が存在する場合には、シフト加
工が可能であると判断する。ステップ29の判断の結果
としてシフト加工が可能であれば、残加工工程(加工種
類、加工径、精度が同じ加工工程)をシフト加工を考慮
した多軸ヘッドに割り付けて(S30)ステップ22に
戻り、再度、多軸ヘッド成立性のチェックを行う。これ
に対し、シフト加工ができなければ、残加工工程のグル
ープ化を行って(S31)同じくステップ22に戻り、
多軸ヘッド成立性のチェックを行う。
【0029】ステップ28の判断の結果としてすべての
加工の割付けが終了していれば、多軸ヘッドごとにツー
リング干渉の検討を行って(S32)、干渉があるかど
うかを判断する(S33)。この判断の結果として干渉
があれば、ツーリング情報(例えばツール突出長、ホル
ダ・スピンドル、治具形状など)を変更して(S34)
ステップ32に戻り、再度、ツーリング干渉の検討を行
う。
【0030】これに対し、干渉がなければ、さらに、シ
フト加工が可能かどうかを判断し(S35)、この判断
の結果としてシフト加工が可能であれば、加工種類、加
工径、精度を考慮して各多軸ヘッドごとにシフト加工で
加工できる他の多軸ヘッドを検索し(S36)、また、
シフト加工が可能でなければ、多軸ヘッドどうしの組合
せを検討した後(S37)、どちらの場合も、多軸ヘッ
ド成立性のチェックを行う(S38)。このように、シ
フト加工の可能性を追求し、また、多軸ヘッドの軸数が
できるだけ多くなるようにすることによって、コストの
より一層の低下が図られる。ステップ38の検討が終わ
ると、登録ファイル22内の加工穴加工順序データおよ
び中間作業工程工順データをルックアップしながら、工
程の逆転が発生しないように多軸ヘッドの順序を設定す
る(S39)。こうして、一連のワーク加工ライン構築
処理が終了する。
【0031】したがって、本実施例によれば、それぞれ
の中間作業工程に割付情報およびその順序データを設定
するとともに、中間作業工程間の順序データをも設定し
たので、これらの情報をもとにして所定のロジックに従
って工程の割付けを自動的に行うことができるようにな
り、システム効率が向上する。
【0032】また、本実施例では、それぞれの中間作業
工程に割付情報を持たせて、特殊加工等の割付けにあた
っては工程検討を行わないようにしたので、従来に比べ
て工程検討の工数を大幅に低減することができる。
【0033】さらに、本実施例では、残工程に対する工
程検討にあたっては、緻密な割付基準を用いて割付けを
行い、コスト計算を行ってその割付結果を評価するよう
にしたので、コストのばらつきが減少し、工程検討精度
が向上する。
【0034】また、割付けの自動化により、工程検討を
行うオペレータ熟練性や能力などに左右されないライン
構成の構築が可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、生産
対象物の生産ラインを自動的に構築することができ、そ
の際、同時に、生産工程全体の順序付けを効率的に行う
ことができ、かつ、特殊加工等の割付けにあたっては工
程検討が不要となり、工程検討工数の低減を図ることが
でき、かつ、各中間作業工程ごとのコストを上限値内に
収めたり、各工程でのコストのバラツキを減少させて、
コストの低減と工程検討精度の向上を図ることができ
る、生産ライン情報自動作成装置を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の生産ライン情報自動作成装置の一実
施例の機能ブロック図
【図2】 登録作業情報のデータ構造の一例を示す図
【図3】 シリンダヘッドの工順の一例を示す工程図
【図4】 工程分割情報の一例を示す図
【図5】 入力作業情報のデータ構造の一例を示す図
【図6】 生産情報のデータ構造の一例を示す図
【図7】 装置情報のデータ構造の一例を示す図
【図8】 概念の説明に供する図
【図9】 全体の処理手順を示すフローチャート
【図10】 図9のサブルーチンの内容を示すフローチ
ャート
【図11】 図9の他のサブルーチンの内容を示すフロ
ーチャート
【図12】 図11の続きのフローチャート
【図13】 従来の設備計画作成手順を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
10…入出力インタフェース 11…作業情報登録処理部 12…作業情報入力処理部 13…生産情報入力処理部 14…装置情報登録処理部 15…作業工程割付処理部(第1割付手段、第2割付手
段) 16…関連帳票作成処理部 17…作業条件割付部 18…マシン種類選択部 19…特殊作業割付部 20…残作業割付部 21…コスト計算部 22…ファイル(第1記憶手段、第2記憶手段) 23、24、25、26、27…ファイル 28…入力装置 29…ディスプレイ装置 30…プリンタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの生産対象物を生産するため一連の
    作業工程を分割した中間作業工程のおのおのに割り付け
    られた作業内容を示す作業割付情報、および中間作業工
    程内での作業内容の順序を示す作業順序データを中間作
    業工程ごとに記憶する第1記憶手段と、 中間作業工程自体の順序を示す工程順序データを記憶す
    る第2記憶手段と、前記 生産対象物に関する入力情報から、前記第1記憶手
    段に記憶されている作業割付情報および作業順序データ
    に基づいて、前記生産対象物に対する作業内容を抽出
    し、抽出した作業内容および前記生産対象物の生産情報
    から、各中間作業工程における生産マシンを割り付け、
    各中間作業工程内での該作業内容の工程順序を決定し、
    各中間作業工程ごとのコスト計算を行なう第1割付手段
    と、 前記第1割付手段の処理結果から、前記第2記憶手段に
    記憶されている工程順序データに基づいて、前記生産対
    象物に対するすべての作業内容の生産ライン全体内での
    順序を決定し、生産ライン全体のコストを計算する第2
    割付手段と、 を有することを特徴とする生産ライン情報自動作成装
    置。
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