JP3149837U - 箸 - Google Patents

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山本 将一
将一 山本
まり子 相沢
まり子 相沢
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株式会社シティライズ
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Abstract

【課題】使い勝手を向上させた箸を提供する。【解決手段】2本の棒状の箸本体11、11を組み合わせ、各箸本体11の一端に人の手を模して形成する立体部分11bを設ける。2本1組の箸本体の立体部分は、たとえばじゃんけんの手の形や、握手や指切りをしている形など一定の観念を表す形状に形成することにより、格別な興趣を引き起こすことができる。【選択図】図1

Description

この考案は、食事などの際に使用する箸に関する。
箸は、日本人の生活習慣に広く定着しているが、それを上手に使用することは、必ずしも簡単ではない。殊に、滑りやすい物や、柔い物などを箸で食べるときは、格別な注意が必要である。
そこで、箸を使い易くするための提案が知られている。たとえば、箸の先端に膨出部を設け(特許文献1)、箸の上端部にスプーンやフォークの頭部を設け(特許文献2)、あるいは、箸の先端部を二股に形成することにより(特許文献3)、箸の使い勝手を向上させることができる。
特開2005−348768号公報 実用新案登録第3144969号公報 実開平7−27377号公報
かかる従来技術によるときは、箸に付設する膨出部などの形状が格別な興趣を引き起すものでないため、単なる実用性の追求のみに留まり、いわゆる心のゆとりを感じさせるものになり得ないという問題があった。
そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、箸の一端に人の手を模して形成する立体部分を設けることによって、箸の使い勝手の向上と併せて、独特の興趣を引き起すことができる箸を提供することにある。
かかる目的を達成するための請求項1の考案の構成は、1本の棒状の箸本体からなり、箸本体の一端には、人の片手を模して形成する立体部分を設けることをその要旨とする。
請求項2の考案の構成は、2本の棒状の箸本体を組み合わせてなり、箸本体の一端には、それぞれ人の右手、左手を模して形成する立体部分を設けることをその要旨とする。
なお、各箸本体の立体部分は、互いに対称形に形成してもよく、互いに組み合わせて一定の観念を表わす形状に形成してもよい。
また、立体部分は、箸本体の延長方向に向けて形成することができる。
かかる考案の構成によるときは、人の手を模して形成する立体部分は、看者の興味をそそり、自分の手で立体部分と同じ形状をまねて運動したり、立体部分の形状に関連する物語を創作したりするなど、格別な興趣を引き起すことができる。なお、請求項1の考案によれば、1本の箸の一端の片手を模した立体部分は、たとえば蟹の身を捌いたり、煮魚の身をほぐしたりするときなどに、便利に使用することができる。また、片手の形状は、多種多様に変形可能であるから、デザイン上の選択範囲が広く、バラ売りの他、好みの本数のセット売りも可能である。請求項2の考案によれば、2本1組の箸本体の右手、左手を模して形成する立体部分を組み合わせて使用することにより、あらゆる物を簡単に取り扱うことができ、全体としての使い勝手を大きく向上させることができる。
2本1組の箸本体の立体部分は、互いに同形の対称形に形成することにより、両者を対向させるようにして便利に使用することができる。なお、このときの各立体部分の形状は、全部の指を開いてもよく、親指以外の1〜4本の任意の数の指を開いてもよい。
また、2本1組の箸本体の立体部分は、たとえば「じゃんけん」の石、紙、はさみの任意の2種類の形や、握手や指切りをしている両手の形など、一定の観念を表わす形状に形成することにより、格別な興趣を引き起すことができる。
なお、請求項1、2の各考案において、立体部分は、箸本体の延長方向に向けて形成することにより、箸本体を人の腕に見立てることができ、違和感を生じるおそれがない。
全体構成正面図 他の実施の形態を示す構成説明図(1) 他の実施の形態を示す構成説明図(2) 他の実施の形態を示す構成説明図(3) 他の実施の形態を示す構成説明図(4) 他の実施の形態を示す構成説明図(5) 他の実施の形態を示す構成説明図(6) 他の実施の形態を示す構成説明図(7)
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
箸は、2本の棒状の箸本体11、11を組み合わせてなる(図1)。
各箸本体11は、プラスチック、金属、木、竹などの材料により、断面円形の棒状に形成されている。箸本体11は、一端から他端にかけて径を一様に変化させ、一端を太径側に、他端を細径側に形成されている。箸本体11の太径側の先端部には、任意の文字、図形等による加飾11aが施され、細径側の先端には、人の片手を模して形成する立体部分11bが設けられている。なお、一方の箸本体11の立体部分11bは、右手を模しており、他方の箸本体11の立体部分11bは、左手を模している。また、立体部分11b、11bは、それぞれ箸本体11の延長方向に向けて形成され、両掌を開いた形に互いに対称形に形成されている。
かかる箸は、箸本体11、11の太径側を保持し、細径側の立体部分11b、11bを対向させることにより、たとえば滑り易い物であっても、立体部分11b、11bの間に簡単に挟むことができる。
箸本体11、11の立体部分11b、11bは、それぞれ右手、左手の任意の形を模して形成することができる(図2)。たとえば、じゃんけんの石、はさみの形状にしてもよく(同図(A))、全部の指を離して掌を開いた形と、人差指を立てた形にしてもよく(同図(B))、親指、人差指を立てた形と、全部の指を接して掌を拡げた形にしてもよい(同図(C))。また、図1、図2(A)〜(C)の各種の立体部分11b、11b…は、任意の2本の箸本体11、11を組み合わせて箸としてもよく、任意の1本の箸本体11だけを箸として使用することもできる。ただし、2本の箸本体11、11を組み合わせるときは、右手、左手を模して形成する立体部分11b、11bの組合せを選択するものとする。
他の実施の形態
各箸本体11の細径側の先端には、立体部分11bを着脱可能に設けてもよい(図3(A))。
図3(A)において、各立体部分11bは、箸本体11の先端に装着され、必要に応じて箸本体11から分離させることができる。立体部分11bは、ねじ式または雌雄の差込形式により箸本体11と結合させる。また、立体部分11bは、任意の手の形状を準備し(たとえば図3(B)〜(M))、適宜交換して使用することができる。なお、図3の立体部分11bは、子供の手の形に形成されており、幼児の興味を引き、幼児の教育訓練用などに有効に活用することができる。
立体部分11b、11bは、手の形を適当にデフォルメして形成してもよい(図4)。図4(A)〜(D)の各立体部分11bは、それぞれ片手の1〜5本の指を順に開いた形にして、開いた指を極端に長く変形して形成されている。調理用の箸として、調理材料に応じて適宜便利に使い分けることができる。なお、図4(A)〜(E)において、2本1組の箸本体11、11の立体部分11b、11bは、互いに対称形の右手、左手の形に形成されている。
2本1組の箸本体11、11の立体部分11b、11bは、互いに組み合わせて一定の観念を表わす形状に形成することができる(図5)。すなわち、立体部分11b、11bは、たとえば両手で水などを掬う形(図5(A)、(D))、じゃんけんの2種類の形(同図(B)、(E))、ピストルと制止の形(同図(C)、(F))などに形成することができる。ただし、図5(D)〜(F)は、それぞれ同図(A)〜(C)の部分拡大図である。
なお、図5の各箸本体11は、中間の接合部12を介して太径側、細径側に分割し、再結合することができる。接合部12には、細径側の雄ねじ12aに適合する図示しない雌ねじが形成されている(図6)。ただし、図6(A)は、細径部の先端に立体部分11bを形成しない場合の図5(A)〜(C)相当図であり、図6(B)は、同図(A)の接合部12を分離させた状態を図示している。そこで、図5(A)〜(C)の細径側は、図6の細径側と自在に交換して使用することができる。
立体部分11b、11bは、箸本体11の太径側の先端に形成してもよい(図7)。なお、立体部分11b、11bは、指切りの形(図7(A)、(D))、OKマークの形(同図(B)、(E))、手に手を添える形(同図(C)、(F))などに形成することができる。ただし、同図(D)〜(F)は、それぞれ同図(A)〜(C)の要部拡大図である。
また、箸本体11、11の太径側の立体部分11b、11bは、互いに単純な対称形に形成してもよい(図8(A)〜(C))。なお、図7、図8において、各箸本体11の加飾11aは、箸本体11の中間部に施されている。
以上の説明において、立体部分11b、11bを有する2本1組の箸本体11、11の箸は、そのうちの任意の1本の箸本体11を別の箸として使用可能である。
この考案は、箸の使い勝手を向上させ、独特の興趣を引き起すので、いわゆる「マイ箸」としても有用に使用することができる。
11…箸本体
11b…立体部分

実用新案登録出願人 株式会社 シティライズ
代理人 弁理士 松 田 忠 秋

Claims (5)

  1. 1本の棒状の箸本体からなり、該箸本体の一端には、人の片手を模して形成する立体部分を設けることを特徴とする箸。
  2. 2本の棒状の箸本体を組み合わせてなり、該箸本体の一端には、それぞれ人の右手、左手を模して形成する立体部分を設けることを特徴とする箸。
  3. 前記各箸本体の立体部分は、互いに対称形に形成することを特徴とする請求項2記載の箸。
  4. 前記各箸本体の立体部分は、互いに組み合わせて一定の観念を表わす形状に形成することを特徴とする請求項2記載の箸。
  5. 前記立体部分は、前記箸本体の延長方向に向けて形成することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記載の箸。
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