JP3155708U - 屋根板 - Google Patents
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Abstract
【課題】両方向に配列可能な屋根体を提供する。【解決手段】屋根板100の本体101の両縁101a、101bに接合構造110を形成する。接合構造110は第一接合部分111と第二接合部分112とからなり、全体としてS字型の構造をなしている。一の屋根板の第二接合部分112を他方の屋根板の第二接合部分112の上に重ね合わせることにより、双方の屋根板を連結することができる。【選択図】図1
Description
本考案は屋根板に関する。
通常、屋根板は一方向に連続して配列される。
図2(A)は従来の屋根板1000の平面図、図2(B)は屋根板1000の縦断面図である。
図2(B)に示すように、従来の屋根板1000は、相互に対向する一対の縁1010a、1010bを有する平板状の本体1010を備えており、一対の縁1010a、1010bの各々には、隣接する屋根板と接合を行うための接合構造1100(破線で囲まれた部分)が形成されている。
接合構造1100は、本体1010の下方に位置し、本体1010との間に間隔を空けて本体1010の縁1010aから本体1010の内側方向に延びる第一接合部分1011と、第一接合部分1011の先端から、第一接合部分1011との間に間隔を空けて本体1010の外側方向に延びる第二接合部分1012と、から構成されている。
さらに、一方の縁(例えば、図2(A)の右側の縁1010a)においては、第二接合部分1012の先端が内側上方に曲がっており、U字型のフック1013a(破線の円で囲まれた部分)が形成されており、他方の縁(図2(A)の左側の縁1010b)においては、第二接合部分1012の先端が内側下方に曲がっており、U字型のフック1013b(破線の円で囲まれた部分)が形成されている。
図2(C)は従来の屋根板1000の接合状況を示す部分的な縦断面図である。
隣接する二つの屋根板1000を相互に接合する際には、二つの屋根板1000の本体1010を同一平面上に配置し、一方の屋根板1000(図2(C)の左側の屋根板1000)のフック1013aと他方の屋根板1000(図2(C)の右側の屋根板1000)のフック1013bとを相互に引っ掛け合わせる。
以上の様に、従来の屋根板1000の配列は、一の屋根板1000のフック1013aを隣接する屋根板1000のフック1013bに引っ掛け合わせることにより行われる。
このため、屋根板1000の配列は一つの方向においてのみ行うことが可能であった。例えば、図2(C)に示した接合例においては、屋根板1000は、図2(C)の右側の方向に延びるようにして、次々に既設の屋根板1000に接合される。
建築現場にはスペース上の制約があることが多く、屋根板を配列させる方向もそのようなスペース上の制約により制限されることがある。このため、従来の屋根板1000のように、一つの方向(例えば、図2(C)では右側の方向)にしか配列できない屋根板を用いる場合には、屋根板の配列施工に支障を来たすことがあった。
本考案はこのような従来の屋根板における問題点に鑑みてなされたものであり、屋根板の配列方向における制約をなくすことができる屋根板を提供することを目的とする。
以下に、「考案の実施の形態」において使用される参照符号を用いて、上述の課題を解決するための手段を説明する。これらの参照符号は、「実用新案登録請求の範囲」の記載と「考案の実施の形態」の記載との間の対応関係を明らかにするためにのみ付加されたものであり、「実用新案登録請求の範囲」に記載されている考案の技術的範囲の解釈に用いるべきものではない。
上記の目的を達成するため、本考案は、一の屋根板に隣接して他の一の屋根板を接合可能な屋根板(100)であって、前記屋根板(100)は対向する一対の縁(101a、101b)を有する平板状の本体(101)を備え、前記一対の縁(101a、101b)のうちの少なくとも一方には、隣接する屋根板と接合するための接合構造(110)が形成されており、前記接合構造(110)は、前記本体(101)との間に間隔を空けて前記本体(101)の内側方向に延びる第一接合部分(111)と、前記第一接合部分(111)の端部から、前記第一接合部分(111)との間に間隔を空けて前記本体(101)の外側方向に延びる平板状の第二接合部分(112)と、からなり、前記第二接合部分(112)の先端は前記本体(101)の前記縁(101a、101b)よりも外側に位置しているものであることを特徴とする屋根板(100)を提供する。
本考案に係る上記の屋根板(100)は、例えば、一枚の板を折り曲げて成形することができる。
上述のように、従来の屋根板においては、一つの方向(例えば、図2(C)では右側の方向)にしか屋根板を配列できなかったため、建築現場のスペースに制約がある場合には、屋根板の配列施工に支障を来たすことがあった。
本考案に係る屋根板によれば、一の屋根板の第二接合部分を他の屋根板の第二接合部分の上に重ね合わせることにより、これら二つの屋根板を連結させることが可能である。すなわち、一の屋根板の第二接合部分を、他の屋根板の第一接合部分と第二接合部分との間の隙間に挿入させるだけで、これら二つの屋根板を連結させることができる。このように、本考案に係る屋根板によれば、一つの屋根板の両方向に他の屋根板を配列させることが可能であるため、建築現場のスペースの制約上、一の方向(例えば、右方向)に屋根板を配列させることが困難である場合には、他の方向(左方向)に屋根板を配列させることが可能であり、建築現場のスペースの制約を受けずに、屋根板を順次配列させることが可能である。
図1(A)は本考案の一実施形態に係る屋根板100の平面図、図1(B)は屋根板100の縦断面図である。
図1(A)及び図1(B)に示すように、本実施形態に係る屋根板100は、相互に対向する一対の縁101a、101bを有する平板状の本体101を備えており、本体101の一対の縁101a、101bの各々には、隣接する屋根板と接合を行うための接合構造110(破線で囲まれた部分)が形成されている。
接合構造110は、本体101の下方に位置し、本体101との間に間隔を空けて本体101の縁101aから本体101の内側方向に延びる第一接合部分111と、第一接合部分111の先端から、第一接合部分111との間に間隔を空けて本体101の外側方向に延びる平板状の第二接合部分112と、から構成されている。
本実施形態に係る屋根板100は、例えば、一枚の金属板を折り曲げ成形することにより、つくられている。
このため、本体101と第一接合部分111との結合部分はU字型の曲線状になっており、同様に、第一接合部分111と第二接合部分112との結合部分もU字型の曲線状になっている。すなわち、接合構造110の縦断面は全体としてはS字型の形状をなしている。
図1(B)に示すように、第二接合部分112は本体101よりも外側に延びている。すなわち、第二接合部分112の先端(自由端)は本体101の縁101a、101bよりも外側に位置している。
図1(C)は本実施形態に係る屋根板100の接合状況を示す部分的な縦断面図である。
隣接する二つの屋根板100を相互に接合する際には、二つの屋根板100の本体101を同一平面上に配置し、一方の屋根板100(例えば、図1(C)の左側の屋根板100)の第二接合部分112を他方の屋根板100(図1(C)の右側の屋根板100)の第二接合部分112の上に重ね合わせる。
以後、同様にして、既設されている屋根板100に隣接して一の屋根板100を接合することにより、複数の屋根板100を一方向に配列する。
以上のように、本実施形態に係る屋根板100によれば、一の屋根板100の両方向において屋根板100を隣接させて接合させることが可能である。すなわち、図1(A)に示す屋根板100の右側にも他の屋根板100を順次配列させることが可能であり、同様に、図1(A)に示す屋根板100の左側にも他の屋根板100を順次配列させることが可能である。
従来の屋根板1000においては、一つの方向(例えば、図2(C)では右側の方向)にしか屋根板を配列できなかったため、建築現場のスペースに制約がある場合には、屋根板の配列施工に支障を来たすことがあった。
これに対して、本実施形態に係る屋根板100によれば、一の屋根板100の第二接合部分112を他の屋根板100の第二接合部分112の上に重ね合わせることにより、これら二つの屋根板を連結させることが可能である。すなわち、一の屋根板100の第二接合部分112を、他の屋根板100の第一接合部分111と第二接合部分112との間の隙間に挿入させるだけで、これら二つの屋根板を連結させることができる。
すなわち、本実施形態に係る屋根板100によれば、一つの屋根板の両方向に他の屋根板を配列させることが可能であるため、建築現場のスペースの制約上、一の方向(例えば、右方向)に屋根板を配列させることが困難である場合には、他の方向(左方向)に屋根板を配列させることが可能であり、建築現場のスペースの制約を受けずに、屋根板を順次配列させることが可能である。
なお、本実施形態に係る屋根板100は上記の構造に限定されるものではなく、種々の改変が可能である。
例えば、本実施形態に係る屋根板100においては、本体101の両側の縁101a、101bに接合構造110が形成されているが、何れか一方の縁101aまたは101bにのみ接合構造110を形成することも可能である。
また、本実施形態に係る屋根板100は一枚の板を折り曲げて形成することができるが、例えば、第一接合部分111及び第二接合部分112を本体101とは別個に作製し、第一接合部分111及び第二接合部分112を本体101に、例えば、溶接により、接合させることも可能である。
また、本体101の上下の縁(図1(A)の左右方向に延びる縁)にも、縁101a、101bに形成されている接合構造110と干渉しない範囲内において、接合構造110を形成することが可能である。このように本体101の上下の縁にも接合構造110を形成することにより、本体101の左右上下の四つの方向の何れの方向にも屋根板を順次配列させることが可能になる。
100 本考案の一実施形態に係る屋根板
101 本体
101a、101b 縁
110 接合構造
111 第一接合部分
112 第二接合部分
101 本体
101a、101b 縁
110 接合構造
111 第一接合部分
112 第二接合部分
Claims (2)
- 一の屋根板に隣接して他の一の屋根板を接合可能な屋根板であって、
前記屋根板は対向する一対の縁を有する平板状の本体を備え、前記一対の縁のうちの少なくとも一方には、隣接する屋根板と接合するための接合構造が形成されており、
前記接合構造は、
前記本体との間に間隔を空けて前記本体の内側方向に延びる第一接合部分と、
前記第一接合部分の端部から、前記第一接合部分との間に間隔を空けて前記本体の外側方向に延びる平板状の第二接合部分と、
からなり、
前記第二接合部分の先端は前記本体の前記縁よりも外側に位置しているものであることを特徴とする屋根板。 - 前記屋根板は一枚の板を折り曲げて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の屋根板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2009006628U JP3155708U (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 屋根板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009006628U JP3155708U (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 屋根板 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3155708U true JP3155708U (ja) | 2009-11-26 |
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Family Applications (1)
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| JP2009006628U Expired - Fee Related JP3155708U (ja) | 2009-09-16 | 2009-09-16 | 屋根板 |
Country Status (1)
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2009
- 2009-09-16 JP JP2009006628U patent/JP3155708U/ja not_active Expired - Fee Related
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