JP3175295B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3175295B2 JP12979292A JP12979292A JP3175295B2 JP 3175295 B2 JP3175295 B2 JP 3175295B2 JP 12979292 A JP12979292 A JP 12979292A JP 12979292 A JP12979292 A JP 12979292A JP 3175295 B2 JP3175295 B2 JP 3175295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置に関す
るものであり、特に、トレーニング信号により、正常な
等化のための初期化を行う手段を有するファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図7のシーケンス図を参照して一般的な
ファクシミリ通信の手順を説明する。同図において、被
呼側は、発呼側からの呼出信号CNGに応答して非標準
機能信号NSFを送出する。発呼側はこの非標準機能信
号NSFを検出すると非標準機能設定信号NSSを送出
する。
【0003】さらに、発呼側は予定のパターンを有する
トレーニング信号を発し、続けてトレーニングチェック
TCFを送出する。被呼側は、トレーニング信号および
トレーニングチェックTCFを検出したならば受信準備
確認信号CFRを送出する。以上がフェーズA,Bの手
順である。
【0004】続いて、発呼側は再びトレーニング信号を
送出した後、画情報PIXを送出する。画情報の受信が
終了したならば発呼側はマルチページ信号MPSを送出
し、被呼側はこれに応答してメッセージ確認信号MCF
を送出する。
【0005】そして、すべてのページを送出し終わった
ならば、発呼側は手順終了信号EOPを送出し、被呼側
はメッセージ確認信号MCFを送出する。最後に発呼側
が回線切断命令DCNを出して通信を終了する。
【0006】上記の手順において、トレーニング信号に
よって回線状況が確認され、モデムの正常な等化のため
の初期化が行われる。
【0007】ところで、非標準機能設定信号NSSを送
出した後の最初のトレーニング信号が回線のノイズ等に
よって取れない場合、被呼側はフェーズBに戻って再び
トレーニング信号を待つことができる。しかしながら、
画情報の直前に配置されるトレーニング信号に回線ノイ
ズ等が発生し、そのために受信準備確認信号CFRの送
出後予定時間が経過しても画情報を検出できない場合
は、通信の中断手順に移行するため、画情報を受信でき
ないという問題点があった。
【0008】このような不具合に対し、最初のトレーニ
ング信号によって正常な等化のための初期化が行われた
場合にモデム内に設定される各タップ係数を固定し、画
情報前のトレーニング信号では等化のための初期化を行
わず、前記固定されたタップ係数を使用して画情報の受
信を開始するようにしたモデム制御方式が提案されてい
る(特公平3−76628号公報)。
【0009】さらにこのモデム制御方式では、画情報受
信中における回線のゆるやかな変動に追従できるよう
に、画情報受信が始まると前記タップ係数の固定を解除
して自動等化器が回線変動に追従できるようにしてい
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来装置では次
のような問題点があった。例えば複数ページからなる画
情報を送信する場合を考えると、画情報のデータ伝送速
度は9600bpsであり、各画情報間のプロトコル信
号のデータ伝送速度は300bpsである。そして、こ
のデータ伝送速度の違いに応じてモデムのタップ係数が
更新されるので、次ページの画情報の直前に配置される
トレーニング信号(データ伝送速度9600bps)に
よって画情報受信のための正常な等化のための初期化が
再び行われる。したがって、このときのトレーニング信
号に回線ノイズ等が発生すると画情報が受信できないと
うことになる。
【0011】このような技術背景において、上記のモデ
ム制御方式では、画情報の受信が開始されるとタップ係
数の固定を解除しているため、2ページ以降の画情報直
前のトレーニング信号に発生するノイズの影響を受けて
しまうという問題点があった。すなわち、上記のモデム
制御方式では、一旦タップ係数の固定を解除したあと、
これを再び次ページの受信のために固定するという策が
とられていない。換言すれば、複数ページの受信に対し
て配慮がなされていないという問題点があった。
【0012】本発明の目的は、上記の問題点を解消し、
各ページの画情報直前に配置されたトレーニング信号に
発生するノイズの影響を受けず、複数ページからなる画
情報を確実に受信できるファクシミリ装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決し、目
的を達成するための本発明は、各ページ毎に受信画情報
の先頭を検知するための画情報先頭検知手段と、各ペー
ジ毎に受信画情報の最後部を検知する画情報終了検知手
段と、フェーズBのトレーニングによって正常な等化の
ための初期化が行われたときに自動等化器のタップ係数
を固定させ、かつ前記画情報先頭検知手段から出力され
る検知信号に応答して前記タップ係数の固定を解除さ
せ、さらに画情報終了検知手段から出力される検知信号
に応答して前記タップ係数を再び固定させる指示をモデ
ムのタップ更新制御手段に供給する手段とを具備した点
に第1の特徴がある。
【0014】また、本発明は、フェーズBのトレーニン
グによって正常な等化のための初期化が行われたときに
自動等化器のタップ係数を固定させる指示をモデムのタ
ップ係数更新制御手段に供給する手段と、各ページ毎に
受信画情報の最後部を検知する画情報終了検知手段の検
知信号に応答して制御手順をフェーズBに移行させる手
順変更手段と、前記手順変更手段によってフェーズBに
移行したときに、前記タップ係数の固定を解除して正常
な等化のための前記初期化を行った後、前記タップ係数
を再び固定する手段とを具備した点に第2の特徴があ
る。
【0015】
【作用】上記第1の特徴を有する本発明によれば、最初
のトレーニングによって正常な等化のための初期化が行
われたときにタップ係数が固定され、このタップ係数の
固定は画情報受信が開始されると解除される。そして、
画情報の各ページの最後で前記タップ係数は再び固定さ
れる。
【0016】また、第2の特徴を有する本発明によれ
ば、最初のトレーニングによって正常な等化のための初
期化が行われたときにタップ係数が固定され、このタッ
プ係数の固定は画情報受信中も保持される。そして、画
情報のページ間でフェーズBに戻り、そこでのトレーニ
ングによって正常な等化のための初期化が再度行われ、
そのときのタップ係数のもとで次ページの画情報が受信
される。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2はファクシミリ装置のハード構成を示す要部
ブロック図である。同図において、回線の末端には網制
御装置(NCU)1が接続され、このNCU1にはモデ
ム2が接続される。さらに、モデム2は、ファクシミリ
装置本体のシステム制御装置3に接続される。このシス
テム制御装置3は、CPU5や、ROM6,RAM7な
どの記憶装置から構成されるマイクロコンピュータのバ
ス4に接続される。前記バス4には読取装置8やプリン
タ9が接続されていて、送信原稿の読取りや、受信原稿
の印字出力が行われる。
【0018】上記の構成を有するファクシミリ装置の受
信動作を以下に説明する。まず、図3のフローチャート
を参照して第1実施例の受信動作を説明する。同図にお
いて、ステップS1では、発呼側からの呼出信号CNG
を検知したか否かによって着信の有無を判断する。着信
が検知されたならばステップS2に進み、被呼局識別信
号CEDを送出し、続けてステップS3で非標準機能信
号NSFまたはデジタル識別信号DISを送出する。ス
テップS4では、非標準機能設定信号NSSまたはデジ
タル命令信号DCSの受信を待つ。
【0019】ステップS4の判断が肯定となれば、ステ
ップS5に進んでモデム内の各タップ係数を解除する。
ステップS6ではトレーニング信号を受信できたか否か
を判断する。トレーニング信号が取れたならばステップ
S7に進み、トレーニングチェック信号TCFを受信で
きたか否かを判断する。トレーニング信号およびトレー
ニングチェック信号TCFが受信できたならば、ステッ
プS8においてそのときの各タップ係数を固定する。各
タップ係数を固定した後、ステップS9で受信準備確認
信号CFRを送出する。
【0020】なお、トレーニング信号またはトレーニン
グチェック信号TCFが受信されなかった場合は、ステ
ップS6およびステップS7からステップS10に進ん
でトレーニング失敗信号FTTを送出してステップS4
に戻る。なお、発呼側では、このトレーニング失敗信号
FTTに応答してフォールバックをすることができる。
【0021】以上示したフェーズA,Bの動作は、後述
の第2,第3実施例にも共通する部分である。
【0022】受信準備確認信号CFRを送出した後、図
4のステップS11では、画情報の先頭部を検知できた
か否かを判断する。この判断は最初の1ラインを検知し
たか否かによって行う。ECMモードの場合は最初の1
フレームを検知したか否かによって判断する。画情報の
先頭部が検知されたならば、ステップS12に進んで各
タップ係数の固定を解除する。
【0023】ステップS13では、画情報を受信する。
ステップS14では、画情報の最後を検知できたか否か
を判断する。この判断は制御復帰符号RTCを検知した
か否かによって行う。ECMモードの場合はRCPフレ
ームを検知したか否かによって判断する。
【0024】画情報の終了を検知できた場合は、ステッ
プS15に進み、次ページの受信のため、各タップ係数
を固定する。ステップS16では、所定のフラグを
“0”にして、画情報の終了を検知して各タップ係数が
固定されたことを記憶する。
【0025】一方、画情報の終了を検知できない場合
は、ステップS17に進み、キャリアが検知できなくな
った(無音になった)か否かによってドロップアウト発
生か否かを判断する。ドロップアウトでない場合は、ス
テップS13に戻って画情報の受信を続け、ドロップア
ウトが発生したと判断されればステップS18に進み、
フラグに“1”をセットして画情報の終了が検知できな
かったことを記憶する。この場合、各タップ係数の固定
は解除されたままである。
【0026】ステップS19では、Qコマンドすなわち
マルチページ信号MPS,メッセージ終了信号EOM,
手順終了信号EOP等を待つ。これらの信号の1つが検
知されたならばステップS20に進み、前記フラグが
“0”か否か、すなわち画情報の終了を検知して各タッ
プ係数が固定されているか否かを判断する。
【0027】前記フラグが“0”ならばステップS20
の判断は肯定となってステップS21に進み、受信した
画情報の品質が良好か否かを判断する。品質が良好なら
ばステップS22に進んでメッセージ確認信号MCFを
送出し、ステップS11に戻る。受信した画情報の品質
が不良の場合は、ステップS23に進んでリトレーニン
グ否定信号RTNを送出する。このリトレーニング否定
信号RTNはトレーニング信号が送信されれば画情報を
受信できることを示す。
【0028】一方、前記フラグが“1”ならばステップ
S24に進み、受信した画情報の品質が良好か否かを判
断する。品質が良好ならばステップS25に進んでリト
レーニング肯定信号RTPを送出し、受信した画情報の
品質が不良の場合は、ステップS26に進んでリトレー
ニング否定信号RTNを送出する。なお、前記リトレー
ニング肯定信号RTPはフェーズBの初めから手順を開
始しない限り通信を継続できないことを示す。
【0029】リトレーニング否定信号RTNおよびリト
レーニング肯定信号RTPを送出した後、前記Qコマン
ドがメッセージ終了信号EOMならばステップS3に戻
り、マルチページ信号MPSならばステップS4に戻
り、手順終了信号EOPならば通信終了手順へ進む。
【0030】次に、図5のフローチャートを参照して第
2実施例について説明する。この第2実施例では、画情
報受信中はタップ係数の固定は解除させないで、最初の
トレーニング信号およびトレーニングチェック信号TC
Fで決定されたタップ係数を保持して画情報を受信する
ようにした。すなわち、画情報を1ページ受信する毎に
フェーズBに戻ってタップ係数を更新するようにした。
【0031】図5には、前記ステップS9に続く処理を
示した。同図において、ステップS30では、画情報を
受信する。ステップS31では、画情報の最後を検知で
きたか否かを制御復帰符号RTCを検知したか否かによ
って行う。ECMモードの場合はRCPフレームを検知
したか否かによって判断する。画情報の終了を検知でき
た場合は、ステップS32に進んでQコマンドを待つ。
【0032】一方、画情報の終了を検知できない場合
は、ステップS33に進み、ドロップアウト発生か否か
を判断する。ドロップアウトでない場合は、ステップS
30に戻って画情報の受信を続け、ドロップアウトが発
生したと判断されればステップS32に進む。
【0033】ステップS34では、受信画情報の品質が
良好か否かを判断する。品質が良好ならばステップS3
5に進んでリトレーニング肯定信号RTPを送出し、受
信した画情報の品質が不良の場合は、ステップS36に
進んでリトレーニング否定信号RTNを送出する。リト
レーニング否定信号RTNおよびリトレーニング肯定信
号RTPを送出した後、前記Qコマンドがメッセージ終
了信号EOMならば図3のステップS3に戻り、マルチ
ページ信号MPSならばステップS4に戻り、手順終了
信号EOPならば、通信終了手順へ進む。
【0034】次に、図6のフローチャートを参照して第
3実施例について説明する。上述の第2実施例では、1
ページ終了毎にフェーズBに戻すようにしたので、時間
がかかりすぎるきらいがある。したがって、この第3実
施例では、予定ページだけ画情報を終了する毎にフェー
ズBに戻るようにした。
【0035】図6には、前記ステップS9に続く処理を
示した。同図において、ステップS40では、画情報の
ページ数を計数するカウンタの値をクリアする。ステッ
プS41では最初の1ラインを検知したか否かによって
画情報の先頭部を検知できたか否かを判断する。この判
断はECMモードの場合は最初の1フレームを検知した
か否かによって行う。画情報の先頭部が検知されたなら
ば、ステップS42に進んで前記カウンタの値をインク
リメントする。
【0036】ステップS43では、画情報を受信する。
ステップS44では、画情報の最後を検知できたか否か
を制御復帰符号RTCを検知したか否かによって行う。
ECMモードの場合はRCPフレームを検知したか否か
によって判断する。画情報の終了を検知できた場合は、
ステップS45に進んでQコマンドを待つ。
【0037】一方、画情報の終了を検知できない場合
は、ステップS46に進み、ドロップアウト発生か否か
を判断する。ドロップアウトでない場合は、ステップS
43に戻って画情報の受信を続け、ドロップアウトが発
生したと判断されればステップS45に進む。
【0038】ステップS47では、前記カウンタの値が
予定の比較値と等しいか否かによって、フェーズBに戻
ってタップ係数を更新する時期か否か判断する。カウン
タの値と予定の比較値とが等しい場合は、ステップS4
9に進み、両者が等しくない場合は、ステップS48に
進む。ステップS48〜ステップS53の処理は前記ス
テップS21〜ステップS26の処理と同一であるた
め、説明は省略する。
【0039】なお、この第3実施例では、タップ係数を
更新する時期になったか否かを、予定ページ数の画情報
を受信したか否かによって判断し、この判断結果に従っ
てプロトコル手順を変更してフェーズBに戻るようにし
たが、これに代えて予定時間を経過したか否かの判断に
基づいて行うようにしてもよい。例えば、受信準備確認
信号CFR送出後にタイマを起動し、1ページの画情報
を受信する毎にこのタイマをチェックして予定の時間が
経過したか否かを検知し、その検知結果に従ってプロト
コル手順を変更してフェーズBに戻るようにすればよ
い。
【0040】次に、上述の第1〜第3実施例の動作を行
わせるための機能を説明する。図1は第1〜第3実施例
の動作を行わせるための要部機能を示すブロック図であ
る。なお、このブロック図は、第1〜第3実施例の動作
を行わせるための機能をまとめて図示してあり、この中
から必要な部分のみを抽出して第1〜第3実施例の各々
の動作を実行できる。
【0041】同図において、モデム2には自動等化器1
0が設けられ、この自動等化器10のタップ係数はタッ
プ更新制御部11からの指示に従い、回線の状況に合わ
せて更新される。本実施例では、このタップ更新制御部
11からの指示信号を固定してタップ係数を固定させる
か、この固定を解除してタップ係数の更新を回線の状況
に追従させるかを、画情報先頭部の検知または画情報終
了部の検知結果に基づいて判断し、選択するようにして
いる。
【0042】回線状況判断部12は入力ラインIから取
込まれた信号の状態によって回線状況を判断する。プロ
トコル制御部13は予定の手順に従ってプロトコル制御
を行う。画情報先頭検知部14は、入力ラインIから取
込んだ信号によって画情報先頭部を検知する。画情報終
了検知部15は入力ラインから取込んだ信号によって画
情報終了部を検知する。検知結果記憶部16には、画情
報終了部が検知されたことが記憶される。手順変更判定
部17はプロトコル制御の手順をフェーズBまで強制的
に戻す動作を行うか、通常のプロトコル手順を実行する
かを判定する。カウンタ18またはタイマ19は前記手
順変更を行うか否かの判定基準を提供するために設けら
れている。画情報先頭部を検出する毎にカウンタ18の
値はインクリメントされ、タイマ19は、フェーズCの
処理を始めたときからの経過時間を計測する。
【0043】この構成により、まず回線状況判断部12
は、トレーニング信号を受信し、トレーニングチェック
信号TCFを正常に受信したと判断した場合は、タップ
更新制御部11に信号s1を送出して各タップ係数を固
定させる。また、この信号s1はプロトコル制御部13
にも供給され、該プロトコル制御部13は出力ラインO
に受信準備確認信号CFRを出力する。一方、正常な等
化のための初期化が行われない場合は、回線状況判断部
12は信号s2をプロトコル制御部13に出力する。該
プロトコル制御部13はこの信号s2に応答して出力ラ
インにトレーニング失敗信号FTTを出力する。
【0044】画情報先頭検知部14では、画情報の1ラ
インや1フレームを検出して画情報先頭部を検知する
と、タップ更新制御部11に信号s3を送出して各タッ
プ係数の固定を解除させる。そして、画情報終了検知部
15において制御復帰符号RTCを検出して画情報の最
後部分が検出されると、その検出信号s4によってタッ
プ係数が再びその時の値に固定される。検知結果記憶部
16には画情報の最後部分が検出されたか、またはノイ
ズなどによって制御復帰符号RTCが検出されず画情報
の最後部分が認識できなかったかが記憶される。
【0045】手順変更判定部17は、前記検知結果記憶
部16のデータに基づき、画情報の最後部分が検出され
ていなかった場合は、通常のプロトコル制御手順を変更
して強制的にフェーズBの処理に戻すための指示信号s
5を、プロトコル制御部13に出力する。
【0046】また、画情報の最後を検出したか否かを手
順変更判定部17における判定基準とするのではなく、
予定枚数の画情報を受信したか、または予定時間経過し
たかを判断基準としてもよい。すなわちカウンタ18ま
たはタイマ19の値が比較値と合ったか否かによって手
順変更を行うか否かを判断する。この場合は画情報の最
後を検出したか否かにかかわらず、カウンタ18または
タイマ19の値のみによって判断する。
【0047】カウンタ18の値と比較する比較値を
“1”としておけば、1ページ毎に手順は変更され、フ
ェーズBに戻すことができる。すなわち、タップ係数
は、画情報受信中はフェーズBにおけるトレーニング信
号によって決定されたまま固定し、毎ページ間において
この固定を解除し回線の変動に追従させる。
【0048】なお、手順変更判定部17における判定
は、画情報終了後のQコマンドすなわちポストメッセー
ジコマンドを検出した直後に行うようにする。
【0049】以上説明したように、本実施例では、画情
報の受信開始と共にタップ係数の固定を解除して回線の
変動に追従できるようにし、画情報の受信終了時に再び
このタップ係数を固定して次ページの受信に備えるよう
にしている。
【0050】また、画情報の受信終了を示す制御復帰符
号RTCがノイズの影響で取れない場合のことを考慮し
て、画情報受信中はタップ係数の更新を行わないように
した例も示した。すなわち、画情報の受信をフェーズB
の処理から開始するようにし、このフェーズBでのトレ
ーニング信号およびトレーニングチェック信号TCFに
よるトレーニングによって決定されたタップ係数をその
まま固定してフェーズCに進むようにした。
【0051】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、フェーズBでタップ係数を固定し、画情報受
信開始後には、この固定を解除したので画情報直前のト
レーニング信号に回線のノイズ等が発生した場合にも正
常に画情報を受信でき、画情報受信中にも回線の変動に
追従できる。そして、複数ページの画情報を受信する場
合にもこの正常な画情報の受信は実現できる。
【0052】また、画情報受信中は固定されているタッ
プ係数を各ページ間または複数ページ毎のページ間では
更新するようにしたので、画情報の最後を示す制御復帰
符号RTCが検出されない場合にも次ページの画情報受
信を正常に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
要部機能を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例を示すファクシミリ装置の
ハード構成を示すブロック図である。
【図3】 第1実施例の動作を示すフローチャート(そ
の1)である。
【図4】 第1実施例の動作を示すフローチャート(そ
の2)である。
【図5】 第2実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】 第3実施例の動作を示すフローチャートであ
る。
【図7】 ファクシミリ通信のプロトコル例を示すシー
ケンス図である。
【符号の説明】 1…NCU、 2…モデム、 3…システム制御部、
10…自動等化器、 11…タップ更新制御部、 12
…回線状況判断部、 14…画情報先頭検知部、15…
画情報終了検知部、 17…手順変更判定部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動等化器、およびこの自動等化器のタ
    ップ係数を回線状況の変動に追従させて更新させるタッ
    プ係数更新制御手段を有するモデムを介して画情報を受
    信するファクシミリ装置において、 各ページ毎に受信画情報の先頭を検知するための画情報
    先頭検知手段と、 各ページ毎に受信画情報の最後部を検知する画情報終了
    検知手段と、 フェーズBのトレーニングによって正常な等化のための
    初期化が行われたときに前記タップ係数を固定させ、か
    つ前記画情報先頭検知手段から出力される検知信号に応
    答して前記タップ係数の固定を解除させ、さらに画情報
    終了検知手段から出力される検知信号に応答して前記タ
    ップ係数を再び固定させる指示を前記タップ係数更新制
    御手段に供給する手段とを具備したことを特徴とするフ
    ァクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 自動等化器、およびこの自動等化器のタ
    ップ係数を回線状況の変動に追従させて更新させるタッ
    プ係数更新制御手段を有するモデムを介して画情報を受
    信するファクシミリ装置において、 各ページ毎に受信画情報の最後部を検知する画情報終了
    検知手段と、 フェーズBのトレーニングによって正常な等化のための
    初期化が行われたときに前記タップ係数を固定させる指
    示を前記タップ係数更新制御手段に供給する手段と、 前記画情報終了検知手段の検知信号に応答して制御手順
    をフェーズBに移行させる手順変更手段と 前記手順変更手段によってフェーズBに移行したとき
    に、前記タップ係数の固定を解除して正常な等化のため
    の前記初期化を行った後、前記タップ係数を再び固定す
    る手段と を具備したことを特徴とするファクシミリ装
    置。
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