JP3175687U - ガードレール設置補助具 - Google Patents

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欽一 井手上
皇二 中畑
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西日本高速道路メンテナンス九州株式会社
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Abstract

【課題】ユニック車を使用せずにガードレールを設置でき、吊り荷の落下防止も同時に可能な器具を提供する。
【解決手段】ガードレール設置補助具10は、ガードレールの支柱Pの側面に取り付けられるガードレール固定用のブラケット20に着脱可能な垂直の第1のフレーム11と、この第1のフレーム11の下部に連設されて前方に水平に延びる第2のフレーム12と、この第2のフレーム12の前端に連設されて垂直上方に延びる第3のフレーム13とを有する。第1のフレーム11は、ブラケット20の下方からブラケット20の背面の空隙を通して上方に装着可能な2本のアーム11a,11bを有しており、これらの2本のアームの上部には、ブラケット20の上方において側部から固定キー14を装着するフレーム抜け止め用穴11c,11dが設けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、一般道路、高速道路、駐車場等におけるガードレールの設置作業を容易にするための補助具に関する。
各種道路に設置されたガードレールの事故復旧作業においては、ユニック車と言われるクレーン搭載車によりレールや支柱を吊り上げて作業を行なっている(例えば、特許文献1参照。)。
ガードレールの取り替え工事の一例を次に示す。
1.損傷したガードレール、支柱を撤去する。
取り外すガードレールの両サイドをベルト等で仮止めし、ボルトナット(片側10本×2箇所=20本)を外す。(図4)
2.支柱を打ち込む。
3.支柱にブラケットを取り付ける。
4.新たなレール(72Kg/枚)をユニック車のクレーンで吊って、所定の位置に持っていく。(図5)
5.片側を、既設(取替えなかった)のレールと重ねて8本のボルトで締めて一体化(連続化)する。続いて2本のボルトでブラケットに取り付ける。(図5)
6.反対側をベルト等で仮押さえする。
7.次のレールをユニックで吊り、所定の位置に持っていく。(図6)
8.反対側を、次のレールに重ねてボルトでブラケットに取り付ける。(図6)
特開2004−176382号公報
しかし、従来のユニック車を使用した事故復旧作業においては、広範囲の事故の場合、前掲の図4に示す支柱修正工事、図5に示す支柱取替工事、図6に示すガードレール設置工事など、ユニック車一台では作業に限界がある。
すなわち、先に付けたレール穴と新レールの穴を合わせ、ブラケット穴に合わせるのがかなり煩雑な作業になる。特に、ほとんどの箇所では、道路がカーブしており、それに合わせて、レールもカーブして設置しなければならないため、強い力で、場合によってはチルホールドを使用して、押し付けながら左右及び上下の穴の位置が合うように調整しなければならない。
そこで、本考案は、ユニック車を使用せずにガードレールを設置でき、吊り荷の落下防止も同時に可能な器具を提供することを目的とする。
本考案のガードレール設置補助具の要件としては、容易に持ち運びのできる重量および大きさであること、ガードレールの重量に耐えられる強度を有すること、取り扱いが容易であること、が挙げられる。これらの要件を満たすために次の構成を有するものとした。
すなわち、本考案の第1の構成に係るガードレール設置補助具は、ガードレールの支柱の側面に取り付けられるガードレール固定用のブラケットに着脱可能な垂直の第1のフレームと、この第1のフレームの下部に連設されて前方に水平に延びる第2のフレームと、この第2のフレームの前端に連設されて垂直上方に延びる第3のフレームとを有することを特徴とする。
この第1の構成において、ガードレール設置補助具は、ガードレールの支柱とガードレールを結合・固定するブラケットに第1のフレームを取り付け、ガードレールを積載しているユニック車の荷台からクレーンでガードレールを吊り上げて第2のフレームに載せる。ガードレール設置補助具は、少なくとも2本の支柱に取り付けられるので、長尺のガードレールは、ガードレール設置補助具により、支柱近辺の高さに、水平に仮置きされる。ガードレールは、第2のフレーム上で、第3のフレームにより保持されるため、不意に地面に落下することはない。
本考案の第2の構成は、前記第1のフレームは、前記ブラケットの下方からブラケットの背面の空隙を通して上方に装着可能な2本のアームを有しており、これらの2本のアームの上部には、前記ブラケットの上方において側部から固定キーを装着するフレーム抜け止め用穴が設けられていることを特徴とする。
この第2の構成により、ガードレール設置作業終了後に第1のフレームをブラケットの上方において固定している固定キーを抜くことによって第1のフレームとブラケットの係合が解除され、第1のフレームを取り外すことができる。これにより、ガードレール設置補助具をガードレールから取り外すことができる。
本考案によれば、ガードレールの支柱の側面に取り付けられるガードレール固定用のブラケットに着脱可能な垂直の第1のフレームと、この第1のフレームの下部に連設されて前方に水平に延びる第2のフレームと、この第2のフレームの前端に連設されて垂直上方に延びる第3のフレームとを有することにより、ユニック車を使用せずにガードレールを設置でき、吊り荷の落下防止も同時に可能なガードレール設置補助具を提供することができる。
本考案の実施の形態に係るガードレール設置補助具を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係るガードレール設置補助具の使用状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係るガードレール設置補助具の使用状態を示す正面図である。 従来のガードレール設置工事の例を示す説明図である。 従来の支柱修正工事の例を示す説明図である。 従来の支柱取替工事の例を示す説明図である。
以下、本考案の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、本考案の実施の形態に係るガードレール設置補助具10は、ガードレールの支柱Pの側面に取り付けられるガードレール固定用のブラケット20に着脱自在に取り付けられる。本例では、ブラケット20は中央の支柱固定部21と段差を設けてガードレール固定部22が左右に形成されている。ブラケット20は、支柱固定部21と支柱PとをボルトBにより締め付け固定することによって支柱Pに固定されている。ガードレール固定部22には、後述のガードレール30を固定するためのボルト穴22aが開けられている。
ガードレール設置補助具10は、ブラケット20の支柱固定部21の両側部とガードレール固定部22の裏側のスペースに上部が差し込まれる第1のフレーム11と、この第1のフレーム11の下部に連設されて前方に水平に延びる第2のフレーム12と、この第2のフレーム12の前端に連設されて垂直上方に延びる第3のフレーム13とを有する。これらのフレーム11〜13は、図示したアングル材のほか、円パイプ、角パイプ、棒材等の金属材料で作られ、第2のフレーム12にガードレールを載せたときに荷重に耐える強度を持つものとする。第1のフレーム11を構成する並行した2本のアーム11a,11bの上部には、1本の固定キー14を挿入できるフレーム抜け止め用穴11c,11dが設けられており、固定キー14を挿入することによってガードレール設置補助具10を支柱Pに取り付けることができる。
このガイドレール設置補助具10を用いたガイドレール30の取り付けの手順について、以下に説明する。
1.損傷したガードレール30、支柱Pを撤去する。
取り外すガードレール30の両サイドをベルト等で仮止めし、ボルトナット(片側10本×2箇所=20本)を外す。
2.新たな支柱Pを打ち込む。
3.支柱Pにブラケット20を取り付ける。
4.ガードレール設置補助具10を両側の支柱ブラケット20に取り付ける。
5.新たなガードレール30をユニックで吊って、ガードレール設置補助具10の上に置く。(図2、図3)
ガードレール30は72Kg/枚なので、場合によっては人力(2人)で乗せることもできる。
6.新たなガードレール30の片側を、取り替えなかった既設のガードレールと重ねて8本のボルトで締めて一体化、すなわち連続化する。続いて2本のボルトでブラケット20に取り付ける。
このとき、ガードレール設置補助具10に既設ガードレールと新ガードレールを乗せるので、ボルト穴が合わせ易い。ガードレール30の穴とブラケット20の穴が同じ高さになるようにしてあるので、ブラケット20への取り付け高さの調整が不要となる。
7.次のガードレール30をユニックで吊り、ガードレール設置補助具10の上に置く。
8.既に設置したガードレール30の反対側を、次のガードレール30に重ねてボルトでブラケット20に取り付ける。
ガードレール設置補助具10の第2フレーム12の幅がカーブによる支柱Pとの離れに対応してくれるので、押さえもまっすぐ押すだけでよく、高さ調整が不要である。
上述したように、本実施の形態のガードレール設置補助具10によれば、ガードレール30の支柱Pの側面に取り付けられるガードレール固定用のブラケット20に着脱可能な垂直の第1のフレーム11と、第1のフレーム11の下部に連設されて前方に水平に延びる第2のフレーム12と、第2のフレーム12の前端に連設されて垂直上方に延びる第3のフレーム13とを有することにより、ユニック車を使用せずにガードレール30を設置でき、吊り荷の落下防止も同時に可能となる。
本考案は、ユニック車を使用せずにガードレールを設置でき、吊り荷の落下防止も同時に可能なガードレール設置補助具として、高速道路、一般道路、駐車場等のガードレール設置工事、補修工事に好適に利用することができる。
P 支柱
B ボルト
10 ガードレール設置補助具
11 第1のフレーム
11a,11b アーム
11c,11d フレーム抜け止め用穴
12 第2のフレーム
13 第3のフレーム
20 ブラケット
21 支柱固定部
22 ガードレール固定部
22a ボルト穴
30 ガードレール

Claims (2)

  1. ガードレールの支柱の側面に取り付けられるガードレール固定用のブラケットに着脱可能な垂直の第1のフレームと、この第1のフレームの下部に連設されて前方に水平に延びる第2のフレームと、この第2のフレームの前端に連設されて垂直上方に延びる第3のフレームとを有することを特徴とするガードレール設置補助具。
  2. 前記第1のフレームは、前記ブラケットの下方からブラケットの背面の空隙を通して上方に装着可能な2本のアームを有しており、これらの2本のアームの上部には、前記ブラケットの上方において側部から固定キーを装着するフレーム抜け止め用穴が設けられている、請求項1記載のガードレール設置補助具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114855674A (zh) * 2022-05-23 2022-08-05 武汉中交交通工程有限责任公司 一种适应路面加铺的可抬升四(sb)级波形梁钢护栏
CN114855674B (zh) * 2022-05-23 2024-05-31 武汉中交交通工程有限责任公司 一种适应路面加铺的可抬升四级波形梁钢护栏

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