JP3176403U - 帆立貝養殖用の係止ピン - Google Patents

帆立貝養殖用の係止ピン Download PDF

Info

Publication number
JP3176403U
JP3176403U JP2012001825U JP2012001825U JP3176403U JP 3176403 U JP3176403 U JP 3176403U JP 2012001825 U JP2012001825 U JP 2012001825U JP 2012001825 U JP2012001825 U JP 2012001825U JP 3176403 U JP3176403 U JP 3176403U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
scallop
locking pin
shaft
runner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2012001825U
Other languages
English (en)
Inventor
聖也 工藤
Original Assignee
株式会社東北総合研究社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社東北総合研究社 filed Critical 株式会社東北総合研究社
Priority to JP2012001825U priority Critical patent/JP3176403U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3176403U publication Critical patent/JP3176403U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/80Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
    • Y02A40/81Aquaculture, e.g. of fish

Landscapes

  • Farming Of Fish And Shellfish (AREA)

Abstract

【課題】稚貝耳片に設ける掛止孔への係止ピンの挿入を円滑、容易化し、帆立貝養殖作業における係止ピンの装着作業の円滑、容易化、効率化を図り得るようにした帆立貝養殖用の係止ピンを提供する
【解決手段】全体が樹脂形成され、棒状のランナ部3と、このランナ部3から直角に分岐し、ランナ部の径よりも小径のゲート部4と、このゲート部4の先に設けられる成品部2とからなる。成品部2が、軸部21の両端部に帆立貝耳片に穿孔した耳吊り孔への先部挿入部5a,6aと、軸部の先部挿入部5,6の各軸内方部に周方向に突出する一対の帆立貝係止部7,8と、軸部の長さ方向中間部に周方向に突出するロープ抜止係止部9,10を有する。ランナ部3は一条であり、ゲート部4を、成品部2との境界部で切断することで、養殖帆立貝の係止具が得られる。
【選択図】図3

Description

本考案は、帆立貝の養殖に用いる係止ピンの改良に関するものである。
帆立貝の養殖に際し、係止ピンをロープに通し、係止ピンの先端部に設けた係止部に帆立貝の稚貝の耳片の穿孔部に通し、海中にロープを垂らし、帆立貝を養殖する係止ピンは実用に供されている。
特開2003−052270号公報
図15及び図16は、特許文献1の図1、図2に示した従来の係止ピンを示し、符号は付り直した。
図16は、帯状に成形した係止ピンの一部を示した正面図、図17は、図15の一部の拡大図である。
帯状体100は、両側のランナ部101,102、この間に左右のゲート部103,104で連結された多数の係止ピン105…(…は複数を表す。以下同じ)からなり、係止ピン105…は、ランナ部101,102間に所定ピッチで相互に平行に設けられている。
係止ピン105…は、細長い軸部106の両端部に挿入部107,108を有し、挿入部107,108の内方部位に図の上方に帆立貝の耳部を係止する係止片109,110を備える。
軸部106の長さ方向中間部には、係止片109,110と同方向に突出する、ロープ抜止片111,112を「ハ」字形に突設し、ロープ抜止片111,112の先端部と隣接する係止ピンの軸部とが連結部113,114で連結されている。
以上の帯状体100は、ランナ部101,102、ゲート部103,104、軸部106…を平行とした多数の係止ピン105…を含んで樹脂の射出成形により全一体に成形されている。
帯状体100は、特許文献1の図3のように巻回し、ロール状係止ピンとし、両側のランナ部101,102をゲート部103,104から切り離して係止ピン単体を得る。
図17〜図19は、係止ピン単体を得る工程を示す。
図17に示すように、例えばランナ部の一方101の外側面101aを基準座115に当て、外側面101aを基準面とし、或いは、他方のランナ部102の外側面をも基準面とし、左右のカッター116,117でゲート部103,104を切断し、係止ピン単体を切り離す。
その状態を図17で示し、図18では、切断作業を拡大して示した。
ところで、係止ピンの本体を構成する軸部106はある程度可撓性を有する樹脂であり、軸部106の両端部のゲート部103,104をランナ101,102から切り離す際、軸部106の両端部のゲート部103,104に直角にカッター116,117が侵入し、切り離し作業を行う。
この切断作業に際し、カッター116,117の押付力で軸部106を含む係止ピン105が撓む。
例えば、図12に示すように、一方のランナ部101の外側面101aを基準面とした例では、一方のゲート部103は、基準座115に押し付けられているので撓みは少ないが、他方のゲート部104は軸部106を含んでカッター117の侵入方向に撓み、軸部106のこの側の先端部の挿入部108を内側から切断することとなる。
図19は、切断された係止ピン105の単体を示し、軸部106の両端部に挿入部107,108を備え、軸方向内側の先部に係止片109,110を備え、中間部に「ハ」字形にロープ抜止片111,112を備え、他の係止ピンとは、ロープ抜止片111,112の連結部113,114で切り離し、係止ピン単体を構成する。
ところで、係止ピン105の両端部の挿入部107,108の先端部は、帆立貝の稚貝の耳片の設けた掛止孔に挿入し、係止片109,110で、両端部に通した2個の稚貝の耳片部分を掛止するものである。
帯状体100から切り離した係止ピン105は、例えば全長が65〜67mmであり、最も径が大きい軸部の直径は1.4〜1.8mmである。
帯状体から切り離した係止ピン105の両端部を夫々丸くし、ゲート部103,104でランナ部101,102に連結したとしても、一方の挿入部107の先端部107aは略々丸い状態を維持して切り離しが可能であるが、他方の先端部108aはゲート部104から軸内方に偏寄して切断され、角張った端面形状となる。
図20及び図21は、本考案が解決しようとする課題を示した説明図である。
図20は、二枚通し穿孔の例で、帆立貝の稚貝150の左殻、右殻151,152の耳片部分151a,152aの上下に重ね合わされて穿孔する。これにより、上下に掛止孔153,154を設けられるが、耳片部分151a,152aの上からドリルで二枚通しで穿孔する際、稚貝の殻が外方に膨出した形状であること、表面に凹凸条を有すること等から、穿孔に際し姿勢が変化し、上下の掛止孔153,154の位置がズレて不一致となることが多い。
ところで、稚貝の耳片の掛止孔は、例えば1.5〜1.9mmであって、極小径である。
この状態で、係止ピン105の角張った端面形状の挿入部108の先端部108aを掛止孔153,154に上から挿入する。
図では,上の掛止孔153に先端部1108aを挿入され、次に、下の掛止孔154に先端部108aを挿入する。この下側の掛止孔154への矢印aのように上からの挿入に際し、上側の掛止孔153の位置と下側の掛止孔154の位置が一致しないため、角張った先端部181aが掛止孔154の周辺部に当接し、孔周辺部に当たって掛止孔154に挿入することができない。
このため、挿入部108を含んで係止ピン105を矢印b,cのように揺すったり、曲げ方向に変形させ、先端部108aを無理に掛止孔105に挿入している。
このため、稚貝への係止ピンの挿入作業の円滑を阻害し、作業効率が低下する。
帆立貝の養殖は、海中に縦向きに吊り下げられるロープに、これと直交するように貫通・横断するように、多数の係止ピンをロープの長さ方向に所定間隔で係止・保持させ、係止ピンの両端部に、帆立貝を、その耳片を貫通させて係止することで係止、保持させて行われる。
帆立貝の養殖は、例えば径が6〜8mm、長さが例えば10〜15mのロープを用い、例えば64〜70mm長の係止ピンを、100〜130mmピッチで、ロープの長さ方向に直交する方向に貫通・保持させ、係止ピンの両端部に稚貝の耳片を貫通させ、海中に縦向きにロープを吊り下げ、なされるものである。
従って、1本のロープに100本以上の係止ピンを係止し、各係止ピンの先端部に稚貝を掛止するので、角張った端面形状の先端部を有する従来の係止ピンでは、稚貝耳片の掛止孔への係止ピン挿入部の挿入作業(係止作業)に多大の労力と、多くの時間を必要とし、能率が極めて悪い。
図21は、一枚通し穿孔の例で、稚貝の耳片150aに穿設された掛止孔155に、上から角張った端面形状の先端部108aを挿入する際、先端部108aが掛止孔155と一致しない場合は、掛止孔155への先端部108aへの矢印a方向からの挿入がスムーズになされず、前記したと同様に、係止ピン105を矢印b,cのように揺すったり、曲げ方向に変形させ、先端部108aを掛止孔155に無理に挿入し、これ亦、稚貝への係止ピンの挿入作業の円滑を阻害し、作業効率が低下する。
本考案は、帆立貝の稚貝耳片への係止ピンの係止、従って掛止孔へ係止ピン挿入部の挿入を円滑、容易化し、帆立貝養殖作業における係止ピンの装着作業の円滑、容易化、効率化を図り得るようにした帆立貝養殖用の係止ピンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る考案は、棒状のランナ部と、このランナ部から直角に分岐し、前記ランナ部の径よりも小径のゲート部と、このゲート部の先に設けられる成品部とからなり、この成品部が、軸部の両端部に帆立貝耳片に穿孔した耳吊り孔への先部挿入部を有し、軸部の先部挿入部の各軸内方部に周方向に突出する一対の帆立貝係止部を有し、軸部の長さ方向中間部に周方向に突出するロープ抜止係止部を有し、全一体に樹脂成形された帆立貝養殖用の係止ピンであって、ランナ部は一条であり、ゲート部を、成品部との境界部で切断することで、養殖帆立貝の係止具が得られるようにしたことを特徴とする。
請求項2に係る考案は、請求項1において、帆立貝係止部は、軸部の両端の各先部挿入部の各軸方向内方に周方向に突出する各一つの係止片からなる「∠」形、または各軸方向内方に周方向に対称的に突出する二つの係止片からなる「<」形であることを特徴とする。
請求項3に係る考案は、請求項1又は請求項2において、成品部の両端部が、略々半球状を呈することを特徴とする。
請求項4に係る考案は、成品部の多数並列された軸部の相互間を、連結部で繋ぐようにしたことを特徴とする。
請求項5に係る考案は、軸部間を繋ぐ連結部は、軸部の長さ方向中間部に周方向に突出させたロープ抜止係止部の先端部を介して隣接する軸部と繋げるようにした連結部であることを特徴とする。
請求項1に係る考案では、棒状のランナ部と、このランナ部から直角に分岐し、ランナ部の径よりも小径のゲート部と、このゲート部の先に設けられる成品部とからなり、この成品部が、軸部の両端部に帆立貝耳片に穿孔した耳吊り孔への先部挿入部を有し、軸部の先部挿入部の各軸内方部に周方向に突出する一対の帆立貝係止部を有し、軸部の長さ方向中間部に周方向に突出するロープ抜止係止部を有し、全一体に樹脂成形された帆立貝養殖用の係止ピンであって、ランナ部は一条であり、ゲート部を、成品部との境界部で切断することで、養殖帆立貝の係止具が得られるようにしたので、係止ピンの成形品からの切り出しに際し、一条のランナ部の外側面を基準とし、ランナ部側のゲート部で切断するので、係止ピンのこの側(一方)の先端部は、半球状等とした形状を維持しつつ、ゲート部から正確に切断することができ、係止ピンの他の側(他方)は切断しないので、成形時の半球状等の形状は保持され、係止ピンの両端部ともに角張った端面が形成されず、二枚通し掛止孔、一枚通し掛止孔に拘わらず、係止ピンのどの側の先端部も、稚貝耳片の掛止孔に円滑、容易に挿入することができ、係止ピンへの稚貝に装着作業を円滑、容易に、効率良く行うことができる。
請求項2に係る考案は、帆立貝係止部は、軸部の両端の各先部挿入部の各軸方向内方に周方向に突出する各一つの係止片からなる「∠」形、または各軸方向内方に周方向に対称的に突出する二つの係止片からなる「<」形であるので、請求項1の効果に加えるに、帆立貝の掛止作業に際し、帆立貝の掛止孔への挿入が円滑、容易であり、また、係止後においては、帆立貝の掛止、保持を確実に行うことができる。
請求項3に係る考案では、成品部の両端部が、略々半球状を呈するので、請求項1の効果に加えるに、係止ピンの両端部ともに半球状なので、上下で位置が不一致の可能性が高い二枚通し掛止孔でも、また、係止ピンの先端部と必ずしも軸心位置が一致するとは限らない一枚通し掛止孔に拘わらず、係止ピンの先端部の稚貝耳片の掛止孔に円滑、容易に挿入することができ、係止ピンへの稚貝に装着作業を一層円滑、容易に、効率良く行うことができる。
請求項4に係る考案では、成品部の多数並列された軸部の相互間を、連結部で繋ぐようにしたので、請求項1の効果に加えるに、連結部で軸部相互間が確実に連結され、ロール状に巻回された係止ピンの成形上有利である。
請求項5に係る考案では、軸部間を繋ぐ連結部は、軸部の長さ方向中間部に周方向に突出させたロープ抜止係止部の先端部を介して隣接する軸部と繋げるようにしたものなので、連結部をロープ抜止係止部を利用して最少の余片で軸部相互間が確実に連結することができ、ロール状に巻回された係止ピンの成形上有利である。
本考案に係る係止ピンのロール状成形品の正面図である。 図1の要部拡大図である。 ロール状成形品から係止ピンを切断(切り離し)作業の説明図である。 図3のA部の拡大図である。 切り離された係止ピン単体(成品部)を示す図である。 稚貝の掛止孔に係止ピンの先端部を挿入する説明図で、二枚通し掛止孔の例を示す図であり、上側の耳片の掛止孔への挿入を示す図である。 図6の状態から、下側の掛止孔へ先端部が挿入する図である。 一枚通し掛止孔の例を示す図であり、一枚の耳片に設けた掛止孔への先端部の挿入を示す図である。 本考案の他の実施例の図2と同様の図である。 図9の実施例の切り離された係止ピン単体(成品部)を示す図である。 本考案の第2の実施形態の図2と同様の図である。 図11の実施形態の切り離された係止ピン単体(成品部)を示す図である。 本考案の第3の実施形態の図2と同様の図である。 図13の実施形態の切り離された係止ピン単体(成品部)を示す図である。 従来の係止ピンを示す説明図である。 図9の要部拡大図である。 図11は、図9の樹脂成形品を切断し、係止ピンを得る工程を示す説明図である。 図11の要部拡大図である。 切断して得られた係止ピンの正面図である。 稚貝の掛止孔に係止ピンの先端部を挿入する際の、課題を示した説明図で、二枚通し掛止孔の例を示す図である。 稚貝の掛止孔に係止ピンの先端部を挿入する際の、課題を示した説明図で、一枚通し掛止孔の例を示す図である。
本考案の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は、本考案に係る係止ピンのロール状成形品1の正面図で、ロール状成形品1は、係止ピンの単体を構成する成品部2…と、この成品部2…の一端部に成品部2と直交する方向に配置された直線帯状のランナ部3と、このランナ部3と各成品部2…とを繋ぐゲート部4…とからなる。ゲート部4…はランナ部3から分岐して設けられている。
ランナ部3は、成品部2…の一端側に一条設けられる。
以上のロール状成形品1は、樹脂で各部全一体に成形し、素材は、例えば、66ナイロンを用いた。
66ナイロンは、係止ピンとして用いた場合、帆立貝を係止して海中に侵浸した際、海中で水分を吸収し、これにより少し柔らかくなり、また、伸ばすと約3倍程度延伸するためである。
図2は、図1の要部の拡大図であり、ランナ部3は幅ある帯状で直線状であり、外側面(外側縁)3aは直線状で、カッターによる切断時の基準面を構成する。
成品部2…は、一端部をゲート部4…でランナ部3と連結した軸部21…を有し、軸部21…は、ランナ3の長さ方向に、所定ピッチ開けて平行に多数本繋がって設けられている。
成品部2の軸部21の両端部には、半球体からなる先端部5a,6aが形成されている。一方の先端部6aは、半球体のまま成形されており、この側の端面6bにはランナ部は形成されてない。他方の先端部5aは、半球体の端面5bが細いゲート部4でランナ部3に連結されている。
以上の半球体からなる先端部5a,6aにより、軸方向に短い長さを有する挿入部5,6を形成する。
軸部21の両端先端部の挿入部5,6の軸方向内方には、夫々軸方向に、対称的に径方向外方に斜めに突出する係止片(帆立貝係止部)7,8が設けられている。
軸部21の長さ方向の中間には、対称的に「ハ」字形に、径方向外方で、係止片7,8と同方向に突出するロープ抜止片(ロープ抜止係止部)9,10が設けられている。
ロープ抜止片9,10は、平行に設けられる隣接する成品部2の軸部のロープ抜止片を有しない側の軸周に連結部11,12により連結されている。
図3は、ロール状成形品から係止ピンを切断(切り離し)作業の説明図であり、図4は、図3のA部の拡大図である。
ロール状成形品1から成品部2を切り離す作業は以下の通りである。
ロール状成形品1は、ランナ部3の外側面3aを基準座14の座面14aに当接するように保持し、ランナ部3の内側面3bに沿ってカッター15によりゲート部4を切断する。
ゲート部4の切断に際し、ランナ部3が、その外側面3aを基準面として、基準座14の座面14aとの当接により、カッター15の刃先の侵入のゲート部4に対する直角方向の移動が保持される。また、カッター15は、成品部2の半球体からなる端面5bとランナ部3の内側面3b間のゲート部4の位置に正確に侵入し、半球体からなる端面5bにかかることなく、ゲート部4を切断することができる。
この状態を図4で示した。
以上により単体の係止ピン(養殖帆立貝の掛止具)20を得る。
得られた係止ピン20は、両端部の挿入部5,6の先端部5a,6aは、半球体からなる端面5b,6bが半球状の状態で維持され、ゲート部4から切断した側の端面5bは、半球体の中心部に切断痕が残るが、これの周辺部は半球状の球面部を構成している。
図5で、得られた係止ピン20の単体を示した。
尚、他端側の挿入部6は、図1〜図3で示した通りランナ部が無く、係止ピンの成品部としてこの側の先端部6aが端面6bを含んで半球体として形成されているので、一端側の挿入部5の先端部5aと同様、より以上の半球体として構成されている。
図6は、稚貝の掛止孔に係止ピンの先端部を挿入する説明図で、二枚通し掛止孔の例を示す図であり、上側の耳片の掛止孔への挿入を示す図であり、図7は、図6の状態から、下側の掛止孔へ先端部が挿入する図である。
帆立貝の稚貝50は、図の上下に示した殻51,52(右殻、左殻)からなり、図の上下の殻51,52の耳片51a,52aに掛止孔(耳吊り孔)を穿設する。
図6、図7の実施例では、稚貝50の生育が遅く、外形が小さいものの例で、この例では、上下の耳片51a,52aを通して掛止孔53.54を穿設する。
上側の耳片51aに設けた掛止孔53の上方から、係止ピン20を、その軸線が直交する方向で臨ませ、挿入部5の先端部5aを挿入する。
挿入部5の先端部5aの挿入時に、掛止孔53と先端部5aとのセンターが、完全に一致せず、掛止孔周辺部近くに侵入したとしても、先端部5aが掛止孔53に半球体のガイド作用により無理なく、円滑に侵入することとなる。
続いて、下の耳片52aの掛止孔54に係止ピン20の先端部5aが侵入するが、掛止孔54が、上の掛止孔53に対して完全に一致せず、孔間にズレがあったとしても、先端部5aが半球体なので、掛止孔54に半球体のガイド作用により無理なく、円滑に侵入することとなる。
以上の通り、両端の挿入部5,6の先端部5a,6aが半球体なので、双方も共に同様に掛止孔53,54に、無理なく、円滑に挿入することができる。
従って、係止ピンへの稚貝に係止、装着作業が円滑、容易に、短時間でなされることとなる。
図8は、一枚通し掛止孔の例を示す図であり、一枚の耳片に設けた掛止孔への先端部の挿入を示す図である。
稚貝の生育がある程度進み、外形がある程度大きい場合は、一方の耳片に生成される排泄部により、他方の耳片に、外方に突出する部分が形成され、この耳片55のこの成長部分55aのみに掛止孔56を設け、これにより係止ピンに係止、装着して帆立貝養殖時に保持することができる。
この場合は、耳片55の成長部分55aに掛止孔56を穿設することができる(一枚通し)。
この場合においても、掛止孔56に係止ピン14の挿入部5の先端部5aが半球体なので、上記と同様に、掛止孔と先端部とが、完全に一致せず、ズレがあったとしても、無理なく、円滑に掛止孔に先端部が侵入し、耳片に係止ピンを係止、装着することができる。
尚、係止ピンによる一枚通し係止においては、経時的に他方に耳片に形成されている排泄部位(耳片の欠損部)の相当部が成長し、係止ピンを含んで外側から覆い、一枚通し係止部位に係止された係止ピンを強固に保持することとなる。
図9は、本考案の他の実施例の図2と同様の図であり、図10は、同実施例の切り離された係止ピン単体(成品部)を示す図である。
基本的な構成は前記実施例と同様であり、同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施例は、係止ピンの単体を構成する成品部2…相互は、一端側に設けた一条のランナ部3とゲート部4…のみで連結されており、成品部2…相互は連結されていない構造である。
前記実施例では、成品部2…は、ロープ抜止片(ロープ抜止係止部)9,10の部分で、隣接する成品部2の軸部のロープ抜止片を有しない側の軸周に、連結部11,12により連結したが、本実施例は、図9で明示した通り、隣接する成品部2の軸部とは連結されていない構造としたものである。
その他の構成は、前記実施例と同様である。
図11は、本考案の第2の実施形態の図2と同様の図であり、図12は、図11の実施形態の切り離された係止ピン単体(成品部)を示す図である。
基本的な構成は前記実施例と同様であり、同一部分には同一符号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態においても、係止ピンの単体を構成する成品部2…相互は、一端側に設けた一条のランナ部3とゲート部4…のみで連結されており、成品部2…相互は連結されていない構造であるが、前記実施の形態のように、ロープ抜止片(ロープ抜止係止部)9,10の部分で、隣接する成品部2の軸部のロープ抜止片を有しない側の軸周に、連結部11,12により連結してもよい。
本実施の形態では、挿入部5,6の軸方向内側に設けられる帆立貝係止部37,38を、周方向に対称的に突出する二つの係止片で構成したもので、前記実施の形態の係止部を「∠」形としたのに対し、本実施の形態では、軸端の周方向外方に対称的に「<」形に突出させたものである。
その他の構成は、前期実施の形態と同じである。
図13及び図14は係止ピンの参考例を示す図で、図13は図2と同様の図、図14はランナ部から切断した状態の拡大図であり、連結部相互で未だ連結状態にある図である。
ロール状成形品61のランナ部63は、係止ピンを構成する成品部62…の一端部に一条設けられており、成品部62…のランナ部63とは反対側の挿入部65の先端は半球状であり、挿入部65の軸方向内方部位に、対称的に周方向に突出する二つの係止片からなる帆立貝係止部67が「<」形に設けられている。
軸部67の前記挿入部65の反対側の軸端部は、所定長さに亘り太径の抜止部66が夫々形成されており、太径の抜止部66は、隣接するもの相互が連結部69,69で連結されている。
∠成品部62…の各抜止部66…の端部は、ランナ部62にゲート部64…で連結されている。図14は、ランナ部63からゲート部64を切断して成品部62…を切り離した状態で、成品部62…は、連結部69…で未だ連結されており、連結部69…を切り離すことで、係止ピンを得ることができる。
本考案は、吊り下げ式帆立貝の養殖に利用することができる。
1…ロール状成形品、 2…成品部、 3…ランナ部、 4…ゲート部、 5,6…挿入部、 5a,6a…半球体からなる先端部、 7,8…係止片(帆立貝係止部)、 9,10…ロープ抜止部(ロープ抜止係止部)、 11,12…連結部、 15カッター、 20…係止ピン(養殖帆立貝の掛止具)、 21…軸部、 50…帆立貝、 51a,52a,55…耳片、 53,54,56…掛止孔(耳吊り孔)。

Claims (5)

  1. 棒状のランナ部と、このランナ部から直角に分岐し、前記ランナ部の径よりも小径のゲート部と、このゲート部の先に設けられる成品部とからなり、
    この成品部が、軸部の両端部に帆立貝耳片に穿孔した耳吊り孔への先部挿入部を有し、軸部の先部挿入部の各軸内方部に、周方向に突出する一対の帆立貝係止部を有し、軸部の長さ方向中間部に周方向に突出するロープ抜止係止部を有し、全一体に樹脂成形された帆立貝養殖用の係止ピンであって、
    前記ランナ部は一条であり、前記ゲート部を、前記成品部との境界部で切断することで、前記養殖帆立貝の係止具が得られるようにした、
    ことを特徴とする帆立貝養殖用の係止ピン。
  2. 前記帆立貝係止部は、軸部の両端の各先部挿入部の各軸方向内方に周方向に突出する各一つの係止片からなる「∠」形、または、各軸方向内方に周方向に対称的に突出する二つの係止片からなる「<」形であることを特徴とする帆立貝養殖用の係止ピン。
  3. 前記成品部の両端部が、略々半球状を呈することを特徴とする請求項1又は2記載の帆立貝養殖用の係止ピン。
  4. 前記成品部の多数並列された軸部の相互間を、連結部で繋ぐようにしたことを特徴とする請求項1記載の帆立貝養殖用の係止ピン。
  5. 前記軸部間を繋ぐ連結部は、前記軸部の長さ方向中間部に周方向に突出させたロープ抜止係止部の先端部を介して隣接する軸部と繋げるようにした連結部であることを特徴とする請求項4記載の帆立貝養殖用の係止ピン。
JP2012001825U 2012-03-30 2012-03-30 帆立貝養殖用の係止ピン Expired - Lifetime JP3176403U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001825U JP3176403U (ja) 2012-03-30 2012-03-30 帆立貝養殖用の係止ピン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012001825U JP3176403U (ja) 2012-03-30 2012-03-30 帆立貝養殖用の係止ピン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3176403U true JP3176403U (ja) 2012-06-21

Family

ID=48003350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012001825U Expired - Lifetime JP3176403U (ja) 2012-03-30 2012-03-30 帆立貝養殖用の係止ピン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3176403U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20100067646A (ko) 제물낚시나 미끼의 고정용 매트
JP2008167754A (ja) 釣り具
KR200485442Y1 (ko) 문어 낚싯바늘 유닛
KR102075116B1 (ko) 낚시용 루어
KR101872513B1 (ko) 다중도래 낚시채비
JP3176403U (ja) 帆立貝養殖用の係止ピン
CN204014811U (zh) 一种高钓率自动弹簧鱼钩
US20120216442A1 (en) Bait holder for fishing hook
JP6436411B2 (ja) 連続貝係止具とロール状連続貝係止具
JP3185844U (ja) 養殖用帆立貝係止具
JP2011223880A (ja) 農園芸用シート止着具
JP3212240U (ja) ルアー用コネクタ及びルアー
KR20160002940U (ko) 3바늘 결합형 루어 채비
JP3520218B2 (ja) 帆立貝育成用吊下げ係止ピン
JP3182122U (ja) 帆立貝養殖用の係止ピン及び樹脂成形品
JP7246122B2 (ja) 魚釣用ルアー
JP4907570B2 (ja) ルアー
KR20180001557U (ko) 웜루어 낚시의 웜루어 이탈방지장치
JP3151875U (ja) 帆立貝養殖用の係止ピン
JP3890064B2 (ja) 釣り用仕掛け
TWM379328U (en) Improved structure of ear tag
JP2014018171A (ja) 帆立貝養殖用の係止ピンの切断方法及び帆立貝養殖用の係止ピン
KR20100087057A (ko) 루어낚시용 드롭샷 리그의 웜 손실 방지용 웜 고정도구
KR200405900Y1 (ko) 쌍 미늘
JP3917544B2 (ja) ルアー及びルアー本体

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3176403

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150530

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term